JPS5829294B2 - ロイシンおよびイソロイシンの混合物からイソロイシンを精製する方法 - Google Patents
ロイシンおよびイソロイシンの混合物からイソロイシンを精製する方法Info
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- JPS5829294B2 JPS5829294B2 JP55125229A JP12522980A JPS5829294B2 JP S5829294 B2 JPS5829294 B2 JP S5829294B2 JP 55125229 A JP55125229 A JP 55125229A JP 12522980 A JP12522980 A JP 12522980A JP S5829294 B2 JPS5829294 B2 JP S5829294B2
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- leucine
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- sulfuric acid
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C7/00—Purification; Separation; Use of additives
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C227/00—Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
- C07C227/38—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C227/40—Separation; Purification
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C7/00—Purification; Separation; Use of additives
- C07C7/10—Purification; Separation; Use of additives by extraction, i.e. purification or separation of liquid hydrocarbons with the aid of liquids
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はロイシンおよびイソロイシンの混合物からイソ
ロイシンを精製する方法に関する。
ロイシンを精製する方法に関する。
ロイシンおよびイソロイシンの銅複合物もしくは塩のメ
タノール中における溶解度の差に基づき、そしてその収
量はきわめて不十分であるそれらを分離する常法の他に
、酸性範囲の種々のpH値におけるロイシンおよびイソ
ロイシンの銅塩の分別結晶に基づきイソロイシンを濃厚
化する工業的に運用できる方法もある。
タノール中における溶解度の差に基づき、そしてその収
量はきわめて不十分であるそれらを分離する常法の他に
、酸性範囲の種々のpH値におけるロイシンおよびイソ
ロイシンの銅塩の分別結晶に基づきイソロイシンを濃厚
化する工業的に運用できる方法もある。
しかし、この既知方法により得たイソロイシンの純度は
80%を超えない。
80%を超えない。
本発明方法はイソロイシンをロイシンから一層有効に分
離し、そして高純度を得、一方間時に工業的に有利な収
量を維持することができる。
離し、そして高純度を得、一方間時に工業的に有利な収
量を維持することができる。
本発明方法はイソロイシンが濃硫酸を使用する脂肪族ケ
トン中で沈澱し、その沈澱は分離され、次に硫酸を除去
することを特徴とする。
トン中で沈澱し、その沈澱は分離され、次に硫酸を除去
することを特徴とする。
第一ニイソロイシンおよびロイシンは硫酸により2種の
異るタイプの複合物、すなわち式2AA−H2SO4の
硫酸および式3AA−H2SO4のセスキ硫酸塩を形成
しうろこと、および第二に、遊離硫酸はロイシンセスキ
硫酸塩の溶解度を選択的に増加させ、こうして固形相は
イソロイシンを濃厚化することがわかった。
異るタイプの複合物、すなわち式2AA−H2SO4の
硫酸および式3AA−H2SO4のセスキ硫酸塩を形成
しうろこと、および第二に、遊離硫酸はロイシンセスキ
硫酸塩の溶解度を選択的に増加させ、こうして固形相は
イソロイシンを濃厚化することがわかった。
本発明方法は高収量で、そしてロイシンを尚多く含む混
合物から少数の簡単な操作で高純度イソロイシンを得る
ことができる。
合物から少数の簡単な操作で高純度イソロイシンを得る
ことができる。
従って本発明方法H特K、イソロイシンおよびロイシン
を含むフラクションを単離することが必要な各種の動物
もしくは植物材料からアミノ酸を抽出する工業的方法を
補足する。
を含むフラクションを単離することが必要な各種の動物
もしくは植物材料からアミノ酸を抽出する工業的方法を
補足する。
本発明方法を行なうために、このタイプのフラクション
から大部分インロイシンおよびロイシンを含む乾燥混合
物を抽出することができる。
から大部分インロイシンおよびロイシンを含む乾燥混合
物を抽出することができる。
イソロイシンおよびロイシンは少なくとも30ニア0の
重量比で含まれる出発混合物を使用することが得策であ
る。
重量比で含まれる出発混合物を使用することが得策であ
る。
より低い割合では、沈澱の濃厚化はイソロイシンが高収
量であるとしても余りに弱すぎる。
量であるとしても余りに弱すぎる。
この割合を超えると適量の硫酸を使用することによりか
なりの収量に対し強く濃厚化することができる。
なりの収量に対し強く濃厚化することができる。
本発明に関し、イソロイシンの収量は出発混合物に含ま
れるイソロイシン量について最終的に集められるイソロ
イシン量であると理解される。
れるイソロイシン量について最終的に集められるイソロ
イシン量であると理解される。
脂肪族ケトンは特にメチルエチルケトンである。
たとえばアセトンでは良結果が得られるが、メチルエチ
ルケトンはその沸点およびその引火点に関する技術的理
由のために好ましい。
ルケトンはその沸点およびその引火点に関する技術的理
由のために好ましい。
同じ理由のために環境温度すなわち20℃のオーダーの
温度で作業することが好ましい。
温度で作業することが好ましい。
たとえば30℃以上の温度は技術的困難および不必要な
コストの増加を生ずるが、一方環境温度以下の温度は純
度および収量間の関係に関し何らの改良をも生じない。
コストの増加を生ずるが、一方環境温度以下の温度は純
度および収量間の関係に関し何らの改良をも生じない。
ロイシンの混合物はサスペンションを規準にして約5〜
15重量%の量の溶媒にサスペンドすることができる。
15重量%の量の溶媒にサスペンドすることができる。
適度の妥協以外の何ものも表わさないこのおよその範囲
以下では、その濃度は本方法の工業的作業に対し、イソ
ロイシンの収量およびその純度の両者はより良いが余り
に低くなりすぎるので活力を保持できない。
以下では、その濃度は本方法の工業的作業に対し、イソ
ロイシンの収量およびその純度の両者はより良いが余り
に低くなりすぎるので活力を保持できない。
この範囲を超えると収量および純度は不十分である。
収量および純度間に存在する関係と正確に一致するには
、使用する硫酸量が重要である。
、使用する硫酸量が重要である。
ロイシン混合物のモル当量の約0.5〜1倍であること
ができる。
ができる。
より大量ではロイシンは何ら沈澱を形成せずに完全に溶
解する。
解する。
より少量では、硫酸はロイシンの完全な溶解を阻止し、
得た沈澱の濃化効果は収量は良いが2細である。
得た沈澱の濃化効果は収量は良いが2細である。
これらの制限間で使用酸量は決定的役割を演する。
高い値ではイソロイシン含量は高いが結晶収量は低い。
対比的に低い値では収量は改善されるがイソロイシン含
量は損なわれる。
量は損なわれる。
実際には、本発明による精製操作は所要純度が得られる
まで何度も反復することができる。
まで何度も反復することができる。
このために沈澱を分離し、任意には硫酸を除き、同じ次
の沈澱工程に再導入することができる。
の沈澱工程に再導入することができる。
従って各続く工程で使用される硫酸量は本方法を完べき
ならしめるために、特に最低収量以下に落すことなく、
所要純度に到達させるために要する工程数を最少にする
ために非常に注意深く選択することが好ましい。
ならしめるために、特に最低収量以下に落すことなく、
所要純度に到達させるために要する工程数を最少にする
ために非常に注意深く選択することが好ましい。
この適量は各工程で含まれるロイシン混合物を規準にし
て60〜75重量%の範囲で選択することが得策である
。
て60〜75重量%の範囲で選択することが得策である
。
たとえば50 二50〜90:10の重量比でイソロイ
シンおよびロイシンを含む出発混合物から、2〜5工程
で15〜45%イソロイシン収量で98%純度のインロ
イシンを得ることができる。
シンおよびロイシンを含む出発混合物から、2〜5工程
で15〜45%イソロイシン収量で98%純度のインロ
イシンを得ることができる。
r液から硫酸を除く操作は当業者には何らの困難をも与
えないであろうことをこの際指摘することができる。
えないであろうことをこの際指摘することができる。
たとえば溶媒の除去後に水酸化バリウムによる中和によ
り行なうことができる。
り行なうことができる。
イソロイシンおよびロイシンのそれぞれの含量により、
各工程からの母液は同じ方法の前の工程に再循環するこ
とができ。
各工程からの母液は同じ方法の前の工程に再循環するこ
とができ。
もしくはロイシンの抽出工程にたとえば塩酸塩として再
導入することができる。
導入することができる。
本発明は次側により例示される。
例中引用%および割合は重量による。
例1
4二1の割合のイソロイシンおよびロイシン混合物をド
イツ特許第2417375号明細書記載の方法により得
る。
イツ特許第2417375号明細書記載の方法により得
る。
この混合物201を400m1のメチルエチルケトンに
カスペンドする。
カスペンドする。
14.81の97%H2SO4を添加し、その後サスペ
ンションは20’Cで3時間烈しく攪拌する。
ンションは20’Cで3時間烈しく攪拌する。
14グの形成断固形相を沢過し、次に200rlLlの
水に溶解する。
水に溶解する。
生成溶液は水酸化バリウムで中和し、形成硫酸バリウム
は分離する。
は分離する。
1液は濃縮し、乾燥する。
尚5.8%のロイシンを含む9.25Pのイソロイシン
を得る。
を得る。
アミノ酸のこの断湿合物を200rrLlのメチルエチ
ルケトンにサスペンドする。
ルケトンにサスペンドする。
次に6,4りの97%硫酸を添加し、次いで20℃で3
時間烈しく攪拌する。
時間烈しく攪拌する。
9.510形戒結晶は沢過し、次に200Mの水に溶解
し、次いでB a (OH) 2 で中和する。
し、次いでB a (OH) 2 で中和する。
BaSO4の沢過および1液の濃縮後98%の純度を有
する6、11のL−インロイシンを得、381%の収量
に相当する。
する6、11のL−インロイシンを得、381%の収量
に相当する。
例2
50%のロイシンおよび50%のイソロイシンを含む1
00fの混合物を2000m1のメチルエチルケトンに
サスペンドする。
00fの混合物を2000m1のメチルエチルケトンに
サスペンドする。
次に702の97%H2SO4を添加し、次いで25℃
の温度で3時間烈しく攪拌する。
の温度で3時間烈しく攪拌する。
40.5 Pの形成結晶は沢過し、550m1のメチル
エチルケトンにサスペンドする。
エチルケトンにサスペンドする。
次K 5.5 Pの97%H2SO4をサスペンション
に添加し、次いで25℃で3時間攪拌する。
に添加し、次いで25℃で3時間攪拌する。
沢過後31.5グの結晶を得る。
これらの結晶は52097%H2SO4を含むメチルエ
チルケトン500m1にサスペンドする。
チルケトン500m1にサスペンドする。
生成サスペンションは25℃で3時間攪拌し次に濾過し
、20.8?の結晶を得る。
、20.8?の結晶を得る。
得た結晶ハ2.5 f ノH2SO4を含む250m1
のメチルエチルケトンにサスペンドする。
のメチルエチルケトンにサスペンドする。
生成サスペンションは25°Cで3時間攪拌し、沢過し
、15.81の結晶を得る。
、15.81の結晶を得る。
得た結晶は2.51の97%H2SO4を含む250m
1のメチルエチルケトンにサスペンドする。
1のメチルエチルケトンにサスペンドする。
生成サスペンションは25℃で3時間攪拌し、r過する
。
。
125グのインロイシンセスキ硫酸塩結晶を得、バリタ
を使用して硫酸を除き、純度982%のL−イソロイシ
ン8.25S’を得る。
を使用して硫酸を除き、純度982%のL−イソロイシ
ン8.25S’を得る。
収量は16.5%になる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ロイシンおよびイソロイシンの混合物からインロイ
シンを精製する方法において、イソロイシンを脂肪族ケ
トンで濃硫酸を使用して沈澱させ、その沈澱を分離し、
次に硫酸を除去することを特徴とする、上記方法。 2 脂肪族ケトンはメチルエチルケトンであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 混合物はサスペンションを規準にして約5〜15重
量%の量溶媒中にサスペンドすることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。 4 硫酸はロイシン混合物の約0.5〜1倍のモル当量
の量で使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の方法。 5 硫酸はロイシン混合物を規準にして60〜75重量
%の量で添加することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の方法。 6 イソロイシンおよびロイシンは少なくとも40:6
0の重量比で出発混合物中に含むことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。 7 沈澱は同じ次の沈澱工程に再導入することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 沈澱は次の工程に再導入する前に硫酸を除去するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH894979A CH641149A5 (fr) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | Procede de purification de l'isoleucine. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5651440A JPS5651440A (en) | 1981-05-09 |
JPS5829294B2 true JPS5829294B2 (ja) | 1983-06-22 |
Family
ID=4346640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55125229A Expired JPS5829294B2 (ja) | 1979-10-04 | 1980-09-09 | ロイシンおよびイソロイシンの混合物からイソロイシンを精製する方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4307246A (ja) |
EP (1) | EP0026832B1 (ja) |
JP (1) | JPS5829294B2 (ja) |
KR (1) | KR830001465B1 (ja) |
AR (1) | AR221005A1 (ja) |
CH (1) | CH641149A5 (ja) |
DE (1) | DE3061109D1 (ja) |
ES (1) | ES8201127A1 (ja) |
MY (1) | MY8500884A (ja) |
OA (1) | OA06632A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5981748A (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-11 | Nec Corp | フアイル制御処理装置 |
DE3318933C1 (de) * | 1983-05-25 | 1984-06-07 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Trennung von L-Leucin und L-Isoleucin |
DE3318932C1 (de) * | 1983-05-25 | 1984-06-07 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Gewinnung von reinem L-Leucin |
JPS63170343A (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-14 | Ajinomoto Co Inc | ロイシンの分離方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2471053A (en) * | 1946-02-15 | 1949-05-24 | F E Booth Company Inc | Amino acid extraction |
CH580058A5 (ja) * | 1974-01-21 | 1976-09-30 | Maggi Ag |
-
1979
- 1979-10-04 CH CH894979A patent/CH641149A5/fr not_active IP Right Cessation
-
1980
- 1980-08-25 DE DE8080105030T patent/DE3061109D1/de not_active Expired
- 1980-08-25 EP EP80105030A patent/EP0026832B1/fr not_active Expired
- 1980-08-29 US US06/182,623 patent/US4307246A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-09-09 JP JP55125229A patent/JPS5829294B2/ja not_active Expired
- 1980-09-30 KR KR1019800003788A patent/KR830001465B1/ko active
- 1980-09-30 AR AR282718A patent/AR221005A1/es active
- 1980-10-03 OA OA57226A patent/OA06632A/xx unknown
- 1980-10-03 ES ES495597A patent/ES8201127A1/es not_active Expired
-
1985
- 1985-12-30 MY MY884/85A patent/MY8500884A/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
OA06632A (fr) | 1981-08-31 |
EP0026832A1 (fr) | 1981-04-15 |
DE3061109D1 (en) | 1982-12-23 |
JPS5651440A (en) | 1981-05-09 |
EP0026832B1 (fr) | 1982-11-17 |
MY8500884A (en) | 1985-12-31 |
KR830004206A (ko) | 1983-07-06 |
CH641149A5 (fr) | 1984-02-15 |
US4307246A (en) | 1981-12-22 |
KR830001465B1 (ko) | 1983-07-30 |
ES495597A0 (es) | 1981-12-16 |
ES8201127A1 (es) | 1981-12-16 |
AR221005A1 (es) | 1980-12-15 |
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