JPS5820007B2 - レトロフオ−カスガタコウカクレンズ - Google Patents
レトロフオ−カスガタコウカクレンズInfo
- Publication number
- JPS5820007B2 JPS5820007B2 JP50123272A JP12327275A JPS5820007B2 JP S5820007 B2 JPS5820007 B2 JP S5820007B2 JP 50123272 A JP50123272 A JP 50123272A JP 12327275 A JP12327275 A JP 12327275A JP S5820007 B2 JPS5820007 B2 JP S5820007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- object side
- condition
- retrofocus
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一眼レフ用のレトロフォーカス型広角レンズで
、特に口径比が1:2.8、画角が75度以上でバック
フォーカスの長いレトロフォーカス型広角レンズに関す
るものである。
、特に口径比が1:2.8、画角が75度以上でバック
フォーカスの長いレトロフォーカス型広角レンズに関す
るものである。
従来レトロフォーカス型広角レンズにおいては、前群発
散系の後に極めて厚いレンズが使用されることが多く、
これによって、収差の良好なレンズ系が設計し得たもの
でこの点に特徴の一つを有するものであった。
散系の後に極めて厚いレンズが使用されることが多く、
これによって、収差の良好なレンズ系が設計し得たもの
でこの点に特徴の一つを有するものであった。
しかしながらこのように厚いレンズをレンズ系中に配置
することは、レンズ間隔を狭くする結果となり、鏡筒の
構造上に無理が起り易い。
することは、レンズ間隔を狭くする結果となり、鏡筒の
構造上に無理が起り易い。
また厚いレンズを使用した場合には偏心による性能の低
下をまねく危険性も存在する。
下をまねく危険性も存在する。
本発明は以上の点に鑑み、前群発散系の後に薄いレンズ
を配置して空気間隔を十分設け、しかも非点収差等の収
差の良好に補正されたレトロフォーカス型広角レンズを
提供するものである。
を配置して空気間隔を十分設け、しかも非点収差等の収
差の良好に補正されたレトロフォーカス型広角レンズを
提供するものである。
本発明のレンズ系は物体側に凸面を向けた正のメニスカ
スレンズの第ルンズと、いずれも物体側に凸面を向けた
負のメニスカスレンズの第2レンズおよび第3レンズと
よりなる前群発散系と、その後に配置された両凸レンズ
の第4レンズと、更に両凹レンズの第5レンズ、物体側
に凹面を向けた正のメニスカスレンズの第6レンズ、両
凸レンズの第7レンズの7群7枚構成のレンズ系である
。
スレンズの第ルンズと、いずれも物体側に凸面を向けた
負のメニスカスレンズの第2レンズおよび第3レンズと
よりなる前群発散系と、その後に配置された両凸レンズ
の第4レンズと、更に両凹レンズの第5レンズ、物体側
に凹面を向けた正のメニスカスレンズの第6レンズ、両
凸レンズの第7レンズの7群7枚構成のレンズ系である
。
そして第ルンズの像側の面、第2レンズの物体側の面、
第3レンズの両面、第5レンズの両面の曲率半径を夫々
r2 、r3 tr5 tr6 yrg +rlQ+第
3レンズと第4レンズの間隔をd6 、第4レンズの肉
厚をd7.第4レンズの屈折率をn4とする時、次の各
条件を満足することを特徴とするものである。
第3レンズの両面、第5レンズの両面の曲率半径を夫々
r2 、r3 tr5 tr6 yrg +rlQ+第
3レンズと第4レンズの間隔をd6 、第4レンズの肉
厚をd7.第4レンズの屈折率をn4とする時、次の各
条件を満足することを特徴とするものである。
これらの条件中条件(4)が本発明の特徴の一つである
第4レンズを薄くする点に関するもので、しかもレンズ
系のバックフォーカスを長く保ったままで良好な収差補
正が行ない得るようにしたものである。
第4レンズを薄くする点に関するもので、しかもレンズ
系のバックフォーカスを長く保ったままで良好な収差補
正が行ない得るようにしたものである。
つまりd6/d7が条件の下限を越えた場合には上述の
第4レンズを薄くし空気間隔を犬にする特徴が得られな
くなる。
第4レンズを薄くし空気間隔を犬にする特徴が得られな
くなる。
またその上限を越えると正弦条件が悪化する。
更にd6イ に関する条件を満足した場合でもd7が
0.28fよりも小になると、バックフォーカスを長く
保った上で収差を良好にすることが不可能になる。
0.28fよりも小になると、バックフォーカスを長く
保った上で収差を良好にすることが不可能になる。
又条件(5)はこの第4レンズの屈折率を規定するもの
で、第4レンズを上述の条件(4)を満足するようにし
た時に、この条件(5)の上限を越えた場合には、コマ
収差が悪化する。
で、第4レンズを上述の条件(4)を満足するようにし
た時に、この条件(5)の上限を越えた場合には、コマ
収差が悪化する。
また下限を越えるとペッツバールの和にとって好ましく
ない。
ない。
次に条件(1)は第ルンズと第2レンズ間に形成される
空気レンズの形状を規定する条件であって、前述のよう
に第4レンズに薄いレンズを用いた場合には、この空気
レンズを形成する両面の曲率半径の差を比較的大きくし
た方が好ましい。
空気レンズの形状を規定する条件であって、前述のよう
に第4レンズに薄いレンズを用いた場合には、この空気
レンズを形成する両面の曲率半径の差を比較的大きくし
た方が好ましい。
つまり条件(1)の下限を越えて両回面の曲率半径が近
い値になると中間画角における子午面が大きくマイナス
側に偏位する。
い値になると中間画角における子午面が大きくマイナス
側に偏位する。
しかし、その差があまり太きすぎて、条件の上限を越え
ると球欠像面の曲がりが強くなり周辺部の性能が著しく
悪化する。
ると球欠像面の曲がりが強くなり周辺部の性能が著しく
悪化する。
又条件(2)は第3レンズの形状を規定するもので。
これが上限を越えると負のパワーが強くなるためバック
フォーカスを長くすることには有利であるが、球面収差
が悪化し、下限を越えると負のパワーが弱くなってバッ
クフォーカスを長(保つためには第2レンズに対する負
担が大きくなりすぎるために好ましくない。
フォーカスを長くすることには有利であるが、球面収差
が悪化し、下限を越えると負のパワーが弱くなってバッ
クフォーカスを長(保つためには第2レンズに対する負
担が大きくなりすぎるために好ましくない。
最後に条件(3)は第5レンズの形状を規定する条件で
そのうちrg <oは両凹レンズであることを示したも
ので、これが正になると軸外光線の屈折が強くなるため
に本発明のレンズ構成では収差補正が困難となる。
そのうちrg <oは両凹レンズであることを示したも
ので、これが正になると軸外光線の屈折が強くなるため
に本発明のレンズ構成では収差補正が困難となる。
又条件中”0/frglが下限を越えると球欠像画の曲
がりが犬になり、又上限を越えると子午像面がマイナス
側に偏位するほかコマ収差が悪化する。
がりが犬になり、又上限を越えると子午像面がマイナス
側に偏位するほかコマ収差が悪化する。
以上説明した本発明レンズ系の実施例を次に示す。
実施例 1
上述の実施例のように本発明レンズ系は口径比が1:2
.8、画角が75°以上でバックフォーカスが1.37
f〜1.43 fと1.37 f以上の極めて長いレ
ンズ系である。
.8、画角が75°以上でバックフォーカスが1.37
f〜1.43 fと1.37 f以上の極めて長いレ
ンズ系である。
又小型でしかもレンズ間隔が十分にあるレンズ系で、更
に第2図乃至第6図に夫々各実施例の収差状況を示すよ
うに高性能なレトロツーカス準広角レンズである。
に第2図乃至第6図に夫々各実施例の収差状況を示すよ
うに高性能なレトロツーカス準広角レンズである。
第1図は本発明広角レンズの断面図、第2図乃至第6図
は各実施例の収差曲線図である。
は各実施例の収差曲線図である。
Claims (1)
- 1 物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズの第ル
ンズと、いずれも物体側に凸面を向けた負のメニスカス
レンズの第2レンズおよび第3レンズと、両凸レンズの
第4レンズと、両凹レンズの第5レンズと、物体側に凹
面を向けた正のメニスカスレンズの第6レンズと、両凸
レンズの第7レンズとよりなり、次の各条件を満足する
ことを特徴とする小型なレトロフォーカス型広角レンズ
ただしr21 r3 、r5 Hr61 rg H珈は
夫々第3レンズの像側の面、第2レンズの物体側の面、
第3レンズの両面、第5レンズの両面の曲率半径、d6
td7は夫々第3レンズと第4レンズの間の空気間隙お
よび第4レンズの肉厚、n4は第4レンズの屈折率であ
る。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50123272A JPS5820007B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | レトロフオ−カスガタコウカクレンズ |
US05/732,182 US4145117A (en) | 1975-10-15 | 1976-10-13 | Retrofocus type wide angle lens system |
DE2646660A DE2646660C3 (de) | 1975-10-15 | 1976-10-15 | Weitwinkelobjektiv vom Typ umgekehrter Teleobjektive |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50123272A JPS5820007B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | レトロフオ−カスガタコウカクレンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5248315A JPS5248315A (en) | 1977-04-18 |
JPS5820007B2 true JPS5820007B2 (ja) | 1983-04-21 |
Family
ID=14856445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50123272A Expired JPS5820007B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | レトロフオ−カスガタコウカクレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820007B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5396888B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2014-01-22 | 株式会社ニコン | 広角レンズ、撮像装置、広角レンズの製造方法 |
JP5458586B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2014-04-02 | 株式会社ニコン | 広角レンズ、撮像装置、広角レンズの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028830A (ja) * | 1973-07-14 | 1975-03-24 |
-
1975
- 1975-10-15 JP JP50123272A patent/JPS5820007B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028830A (ja) * | 1973-07-14 | 1975-03-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5248315A (en) | 1977-04-18 |
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