JPS58176191A - 色彩エンボス図柄を有する硬化体の製造法 - Google Patents
色彩エンボス図柄を有する硬化体の製造法Info
- Publication number
- JPS58176191A JPS58176191A JP6066182A JP6066182A JPS58176191A JP S58176191 A JPS58176191 A JP S58176191A JP 6066182 A JP6066182 A JP 6066182A JP 6066182 A JP6066182 A JP 6066182A JP S58176191 A JPS58176191 A JP S58176191A
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- JP
- Japan
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- film
- embossed pattern
- pattern
- cured
- manufacture
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/4505—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements characterised by the method of application
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は色彩図柄とエンボス図柄が同調した無機系硬
化体の製造法に関する。
化体の製造法に関する。
近時、建材等の不燃化の要請と相俟フて、無機系の素材
に様々な装飾模様を施すことが各種試み隘 2 られている。それは大きく分けて色彩図柄を設けること
とエンボス図柄を設けることが挙げられるのであるが、
この両者が同調したものを無機系素材に於て低コストに
量産することは容易ではなく、僅かに特開昭58−89
317号等が提案せられているが、この場合も比較的大
まかなツートンカラー止りであり、複雑精緻で同調した
多色のエンボス図柄にすることは不可能であった。
に様々な装飾模様を施すことが各種試み隘 2 られている。それは大きく分けて色彩図柄を設けること
とエンボス図柄を設けることが挙げられるのであるが、
この両者が同調したものを無機系素材に於て低コストに
量産することは容易ではなく、僅かに特開昭58−89
317号等が提案せられているが、この場合も比較的大
まかなツートンカラー止りであり、複雑精緻で同調した
多色のエンボス図柄にすることは不可能であった。
本発明はこれを可能にすべくなされたものであって、そ
の構成は、先ず水によって膨潤して後に溶解するフィル
ムに造膜性インキを用いて色彩図柄を設け、これを泥状
の水性硬化素材の上面に載置して、フィルムを剥離せず
、そのまま溶解させ一体に硬化させて製品化するもので
ある。すなわち、例えば泥状の未硬化石膏或いはモルタ
ル等の上面に前記フィルム(1)を載置すると、先ずフ
ィルムは硬化素材(2)中の水分によって膨潤するが、
その際に発生する無数のシボ状皺(8)の通りに泥状の
硬化素材(2)の上面が変形し、その形状のまま硬化に
至る。しかしながらそれは図柄の非画線部に於隘8 てであって、画線部(4)に於ては、造膜性インキ(5
)の剛性により硬化素材(2)のシボ状変形が妨げられ
、第1図のように非画線部より凹んだ平坦面を形成した
!ll(インキ面を上にした場合)、或いは第2図のよ
うにデフォルメされた弧状凸面を形成する(インキ面を
下にした場合)ものである。
の構成は、先ず水によって膨潤して後に溶解するフィル
ムに造膜性インキを用いて色彩図柄を設け、これを泥状
の水性硬化素材の上面に載置して、フィルムを剥離せず
、そのまま溶解させ一体に硬化させて製品化するもので
ある。すなわち、例えば泥状の未硬化石膏或いはモルタ
ル等の上面に前記フィルム(1)を載置すると、先ずフ
ィルムは硬化素材(2)中の水分によって膨潤するが、
その際に発生する無数のシボ状皺(8)の通りに泥状の
硬化素材(2)の上面が変形し、その形状のまま硬化に
至る。しかしながらそれは図柄の非画線部に於隘8 てであって、画線部(4)に於ては、造膜性インキ(5
)の剛性により硬化素材(2)のシボ状変形が妨げられ
、第1図のように非画線部より凹んだ平坦面を形成した
!ll(インキ面を上にした場合)、或いは第2図のよ
うにデフォルメされた弧状凸面を形成する(インキ面を
下にした場合)ものである。
なお、使用するフィルムは水溶性のPVAフィルムが望
ましいが、図柄はそのフィルムに設けてもよいし、或い
は適当なシートにFVA溶液を塗布したものに設け、し
かる後にシートから剥離してもよい。後者の場合はシル
ク印刷や手描き等の場合に作業性が良く、フィルi−を
非常に薄くすることができるが、あまり薄く(15μ以
下)なるとシボ状変形力が弱くなり、エンボスが形成さ
れにくくなる。一般にフィルムが厚く材料のけん化度が
高いほど、又、硬化素材の流動性が高くその深さく層厚
)が犬なほどシボ変形は大きくなるが、フィルムが厚す
ぎると美的なエンボスにならないし、硬化素材の流動性
が高すぎるといったん生成したシボ変形がフィルムの溶
解と共に均されて平特開昭58−176191 (2) 坦になってしまうので、フィルムの厚さは20〜40μ
、硬化素材は泥状で1〜201’1位の深さが適当であ
る。但し適当な材質を選択することにより、この範囲外
のものを選定することは可能である。
ましいが、図柄はそのフィルムに設けてもよいし、或い
は適当なシートにFVA溶液を塗布したものに設け、し
かる後にシートから剥離してもよい。後者の場合はシル
ク印刷や手描き等の場合に作業性が良く、フィルi−を
非常に薄くすることができるが、あまり薄く(15μ以
下)なるとシボ状変形力が弱くなり、エンボスが形成さ
れにくくなる。一般にフィルムが厚く材料のけん化度が
高いほど、又、硬化素材の流動性が高くその深さく層厚
)が犬なほどシボ変形は大きくなるが、フィルムが厚す
ぎると美的なエンボスにならないし、硬化素材の流動性
が高すぎるといったん生成したシボ変形がフィルムの溶
解と共に均されて平特開昭58−176191 (2) 坦になってしまうので、フィルムの厚さは20〜40μ
、硬化素材は泥状で1〜201’1位の深さが適当であ
る。但し適当な材質を選択することにより、この範囲外
のものを選定することは可能である。
次に本発明の実施例を掲げる。
(その1) 厚さ1朋のポリプロピレンシートを用いて
縦横300問、深さ約15羽の容器状に真空成形し、そ
の中へ石膏をメラミン樹脂入り水で泥状に混練した硬化
素材を充填し、振動を加えて上面を均して後、ウレタン
もしくはセルロース系樹脂をベヒクルとし体質顔料を減
らしたインキで花柄を印刷し之20μ厚のPVAフィル
ム(商品名ツルプロンNA、アイセロ化学藷製)を載置
し、そのまま硬化させて脱型し、パリを除去して後、水
溶性メラミン樹脂(商品名アイカユリUM95)とアク
リルエマルジョン(商品名プライマルHA16)とを1
:1に混合した塗材をトップコートし、乾燥後、約13
0°Cで約15分間加熱し、甚だ美麗な色彩と約111
1のエンボスとが同調した図柄を非型枠面に有する壁装
タイルを得る。なお、このタイルは隘 6 裏面が型枠底面に該当する訳であるから、その型枠底面
に予め渦巻状もしくは迷路状の凹溝を形成しておけば、
製品は裏面に同形の凸条を有するものとなり、補強と接
着性にすぐれ、又、脱型テーパが逆テーパとなって貼着
後隣接部に隙間のできない目地不要のものが得られる。
縦横300問、深さ約15羽の容器状に真空成形し、そ
の中へ石膏をメラミン樹脂入り水で泥状に混練した硬化
素材を充填し、振動を加えて上面を均して後、ウレタン
もしくはセルロース系樹脂をベヒクルとし体質顔料を減
らしたインキで花柄を印刷し之20μ厚のPVAフィル
ム(商品名ツルプロンNA、アイセロ化学藷製)を載置
し、そのまま硬化させて脱型し、パリを除去して後、水
溶性メラミン樹脂(商品名アイカユリUM95)とアク
リルエマルジョン(商品名プライマルHA16)とを1
:1に混合した塗材をトップコートし、乾燥後、約13
0°Cで約15分間加熱し、甚だ美麗な色彩と約111
1のエンボスとが同調した図柄を非型枠面に有する壁装
タイルを得る。なお、このタイルは隘 6 裏面が型枠底面に該当する訳であるから、その型枠底面
に予め渦巻状もしくは迷路状の凹溝を形成しておけば、
製品は裏面に同形の凸条を有するものとなり、補強と接
着性にすぐれ、又、脱型テーパが逆テーパとなって貼着
後隣接部に隙間のできない目地不要のものが得られる。
(その2 ) 1,20omx600朋のシーラー処
理されたスレート、ロックウール板、石膏ボード、或い
はベニヤ等に、炭酸カルシウム微粉末をカチオン系合成
ゴムラテックス或いはアクリルエマルジョンで泥状に混
練した塗材を約I NIN厚に吹付塗布し、直ちにその
上に、カラーラッカーで図柄を描いた前記フィルム(気
泡抜は用の無数の貫通孔があけである)を載置して乾燥
硬化させ、アクリルウレタンクリヤーを塗布して、立体
感のあるカラー壁画を得る。
理されたスレート、ロックウール板、石膏ボード、或い
はベニヤ等に、炭酸カルシウム微粉末をカチオン系合成
ゴムラテックス或いはアクリルエマルジョンで泥状に混
練した塗材を約I NIN厚に吹付塗布し、直ちにその
上に、カラーラッカーで図柄を描いた前記フィルム(気
泡抜は用の無数の貫通孔があけである)を載置して乾燥
硬化させ、アクリルウレタンクリヤーを塗布して、立体
感のあるカラー壁画を得る。
(その3) 素焼その他のセラミックス基材に釉薬類を
塗布し、直ちに[(そのl)Jにおけるインキの顔料を
窯業用のものに置換えたフィルムを載置、乾燥後800
〜1000℃に焼成してフィルム本体をQ6 焼散させると共に顔料を定着させて、甚だ美麗なエンボ
ス花柄を有する化粧セラミックス板を得る。
塗布し、直ちに[(そのl)Jにおけるインキの顔料を
窯業用のものに置換えたフィルムを載置、乾燥後800
〜1000℃に焼成してフィルム本体をQ6 焼散させると共に顔料を定着させて、甚だ美麗なエンボ
ス花柄を有する化粧セラミックス板を得る。
(その4) 「(そのり」における硬化素材に於て、ア
ルミナセメント、マグネンアセメント、或いは普通白セ
メントであってもガラス質粉末を骨材に用いたモルタル
もしくはフレノ/ユコンクリートを用いて同格の型枠に
充填し、その上に「(その8)」と同格のフィルムを載
置して、硬化脱型後焼成し、大形のエンボス花柄付タイ
ルを得る。この際、釉薬層を設けることは自由である。
ルミナセメント、マグネンアセメント、或いは普通白セ
メントであってもガラス質粉末を骨材に用いたモルタル
もしくはフレノ/ユコンクリートを用いて同格の型枠に
充填し、その上に「(その8)」と同格のフィルムを載
置して、硬化脱型後焼成し、大形のエンボス花柄付タイ
ルを得る。この際、釉薬層を設けることは自由である。
このように本発明によれば、従来、無機系素材に於て不
可能であった複雑精緻な色彩とエンボスの同調した図柄
を低コストかつ省力的に設けることができる。
可能であった複雑精緻な色彩とエンボスの同調した図柄
を低コストかつ省力的に設けることができる。
第1図は本発明の一実施態様を示す断面図、第2図は本
発明の別の実施態様を示す断面図である(1) フィ
ルム (2)゛ 泥状硬化素材 (3) シボ状皺
(4)画線部 (5)“ 造膜性インキ (6)型
枠特許出願人 永 見 利 夫
発明の別の実施態様を示す断面図である(1) フィ
ルム (2)゛ 泥状硬化素材 (3) シボ状皺
(4)画線部 (5)“ 造膜性インキ (6)型
枠特許出願人 永 見 利 夫
Claims (2)
- (1)、水によって先ず膨潤して後に溶解するフィルム
に造膜性インキを用いて色彩図柄を設け、これを泥状の
水性硬化素材の上面に載置して硬化一体化させることを
特徴とする色彩エンボス図柄を有する硬化体の製造法。 - (2)、 r造膜性インキ」を「造膜性窯業用インキ
」、「水性硬化素材」を「釉薬もしくは耐火モルタル(
コンクリート)」、「載置して硬化させる」を1載置し
て適宜乾燥もしくは硬化後、焼成する」とした特許請求
の範@第り項に記載の色彩エンボス図柄を有する硬化体
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6066182A JPS58176191A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 色彩エンボス図柄を有する硬化体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6066182A JPS58176191A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 色彩エンボス図柄を有する硬化体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58176191A true JPS58176191A (ja) | 1983-10-15 |
Family
ID=13148740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6066182A Pending JPS58176191A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 色彩エンボス図柄を有する硬化体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58176191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017057099A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | アイカ工業株式会社 | 無機質化粧材及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP6066182A patent/JPS58176191A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017057099A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | アイカ工業株式会社 | 無機質化粧材及びその製造方法 |
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