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JPH1175118A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

Info

Publication number
JPH1175118A
JPH1175118A JP9234417A JP23441797A JPH1175118A JP H1175118 A JPH1175118 A JP H1175118A JP 9234417 A JP9234417 A JP 9234417A JP 23441797 A JP23441797 A JP 23441797A JP H1175118 A JPH1175118 A JP H1175118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
time exposure
long
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9234417A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yoneyama
匡幸 米山
Masaaki Nakayama
正明 中山
Yasutoshi Yamamoto
靖利 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9234417A priority Critical patent/JPH1175118A/ja
Publication of JPH1175118A publication Critical patent/JPH1175118A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 順次走査CCDを備えたビデオカメラにおい
て、ダイナミックレンジ拡大の低倍率化と、本来の順次
走査モードとダイナミックレンジ拡大モードとを選択可
能にする。 【解決手段】 ダイナミックレンジ拡大モードに応じ
て、順次走査CCD11から出力される長時間露光信号
および短時間露光信号を分離する第1のスイッチ12
と、長時間露光信号を短時間露光信号の露光時間分だけ
遅延する遅延手段13と、長時間露光信号および短時間
露光信号の各1ライン分が1水平走査期間にわたって出
力されるようにする各走査変換手段15,16と、出力
される各露光信号を合成する信号合成手段18と、順次
走査モードに応じて、垂直方向に隣接する2ライン分の
長時間露光信号を画素単位で互いに加算する信号加算手
段171と、ダイナミックレンジ拡大モードでは合成手
段18の出力を、順次走査モードでは加算手段171
出力を選択するスイッチ19とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオムービー等
のダイナミックレンジの拡大および順次走査出力を行え
るビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、露光量の異なる2つの信号を
合成して、ダイナミックレンジを拡大するとともに、S
/N比の優れた映像信号を得るビデオカメラとして、た
とえば、特開平6−113207号公報に開示されたも
のがある。
【0003】以下、この種の従来のビデオカメラについ
て、図9および図10を参照して説明する。
【0004】このビデオカメラは、図9に示すように、
撮像レンズ10、順次走査CCD11、スイッチ12、
信号合成手段18、およびカメラ信号処理部20から構
成されている。
【0005】順次走査CCD11は、図10に示すよう
に、光電変換部50と、この光電変換部50から転送さ
れる各電荷を垂直方向に転送する垂直転送部52と、こ
の垂直転送部52から転送されてくる電荷をシリアルで
水平方向に出力する一つの水平転送部54と、この水平
転送部54の出力を増幅する出力アンプ56とからな
る。
【0006】そして、光電変換部50は、画素数に応じ
た数のフォトダイオード51を配置してなり、また、垂
直転送部52は、各フォトダイオード51に対応してC
CD53を個別に縦列配置して構成されている。
【0007】なお、図9では、模式的に画素数として横
4画素×縦6画素で構成された場合を示しているが、実
際には、たとえばVGA(Video Graphics Array)で
使用されるものでは、横640画素×縦484画素とい
うような構成が採られる。
【0008】この構成のビデオカメラにおいて、撮像レ
ンズ21を経て入射した入射光は、順次走査CCD22
において光電変換される。
【0009】すなわち、この順次走査CCD11におい
ては、図11に示すように、1フィールドの期間(1V)
内に、図示しない電子シャッタなどを用いて、光電変換
部50に対する露光量が異なるように露光時間をT1'と
2'の長短にそれぞれ切り換える。
【0010】この場合、従来技術では、長時間側と短時
間側の各露光時間T1',T2'は、それぞれT1'=1/6
0秒、T2'=1/1000秒程度に設定されている。そ
して各露光時間T1',T2'の間に1画面分の画像をそれ
ぞれ撮像する。なお、以下において、長時間露光に基づ
いて得られる信号をSlnog、短時間露光に基づいて得ら
れる信号をSshortと標記することとする。
【0011】光電変換部50の各フォトダイオード51
で光電変換して得られた各Slnog,Sshortは、垂直ブ
ランキング期間内において、図10の矢印で示すよう
に、隣接する上下の各フォトダイオード51の出力同士
が垂直転送部52に読み出されてそれぞれ加算される。
このため、垂直転送部52においては、図中、黒丸で示
されたCCD53の位置にSlongが、白丸で示されたC
CD53の位置にSshortが交互に蓄積される。
【0012】そして、垂直転送部52に蓄積された各S
lnog,Sshortは、1ライン分ずつ交互に水平転送部5
4に転送され、出力アンプ56を介して出力される。し
たがって、たとえば、順次走査CCD11が垂直方向に
484画素で構成されている場合には、1フィールドの
期間(1V)内にSlnogが242ライン分、Sshortが同
じく242ライン分、それぞれ出力される。
【0013】こうして、順次走査CCD11から1ライ
ン分ずつ交互にシリアル出力されるSlnog,Sshort
は、スイッチ12において、SlongおよびSshortに分
離された後、信号合成手段18において合成されて1系
統の信号として出力される。したがって、インタレース
方式の場合には、上記の例では、1フィールドの期間
(1V)内に242ライン分の合成信号Smixが得られ
る。
【0014】ここで、図12に示すように、上記のSlo
ngは、露光量が多いために、符号L1'で示す入射光量で
飽和するが、それ以下の入射光量では信号レベルの変化
が大きいので、S/N比が良くて低輝度部の階調を保存
している。一方、Sshortは露光量が少ないために、低
輝度部の階調が悪いが、逆に高輝度部まで飽和すること
なく階調を保存している。このため、両者を合成した信
号Smixの階調特性は、Slongのみの階調特性より拡大
されているため、見かけのダイナミックレンジが拡大し
ている。
【0015】このようにしてダイナミックレンジが拡大
された合成信号Smixは、次段のカメラ信号処理手段2
0でTV表示(たとえばNTSC方式など)に適合した映
像信号に加工処理されて出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種のビデオカメラにおいては、次の(1),(2)の問題が
ある。
【0017】(1) 上記のように、従来は、Slongの露
光時間T1'=1/60秒、Sshortの露光時間T2'=1
/1000秒に設定しているが、この場合のダイナミッ
クレンジの拡大倍率(=θl'/θs')は、約16倍[≒(1
/60)/(1/1000)]となっている。
【0018】しかしながら、Sshortについての露光時
間T2'が、1/1000秒のように極端に短時間である
と、Sshort自体のS/Nが不十分であると共に、階調
性が不十分である。
【0019】このため、図12において、たとえば入射
光量がL1'〜L2'の範囲にあるとき、Slnogが飽和して
いるにもかかわらず、未だSshortの信号レベルが低い
ために、S/N比が悪い状態となり、その結果、合成信
号Smixもノイズ成分の影響が大きく出てしまい、良好
な表示画像が得られない。
【0020】したがって、実用的なダイナミックレンジ
の拡大倍率としては、従来のような高倍率ではなく、例
えば2〜4倍程度の低倍率が要求されている。
【0021】(2) また、従来の構成においては、上記
のように、順次走査CCD11をダイナミックレンジ拡
大のために使用した場合には、順次走査CCD11とし
ての本来の目的、すなわち、順次走査出力(特に、垂直
高域強調して画質を高めた出力)を得ることができなか
った。
【0022】すなわち、順次走査CCD11からは、上
述の例では、1フィールドの期間内にSlnogが242ラ
イン分、Sshortが同じく242ライン分それぞれ出力
されるとしたが、信号合成手段18においては、両信号
が合成されて、結局、242ライン分の合成信号Smix
しか得られない。このため、たとえば、ノンインタレー
スでもって484ライン分の高画質の画像をプリントア
ウトするといった応用ができなかった。
【0023】本発明は、上記の問題点に鑑み、ビデオカ
メラにおいて、ダイナミックレンジ拡大の低倍率化を実
現するとともに、必要に応じて、本来の順次走査モード
とダイナミックレンジ拡大モードとを選択使用できるよ
うにすることを課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、順次走査CCDと、この順次走査CCD
の出力を画像表示に適合した映像信号に変換処理するカ
メラ信号処理部とを備えたビデオカメラにおいて、次の
構成を採用している。
【0025】すなわち、請求項1記載の発明では、ダイ
ナミックレンジ拡大モードに応じて、露光量を異ならせ
た場合に前記順次走査CCDから出力される長時間露光
信号および短時間露光信号を分離する第1のスイッチ
と、前記長時間露光信号を短時間露光信号の露光時間分
だけ遅延する遅延手段と、前記長時間露光信号および短
時間露光信号の各1ライン分が1水平走査期間に対応し
た時間にわたって出力されるように走査変換する第1、
第2の各走査変換手段と、前記第1、第2の各走査変換
手段で走査変換されて出力される長時間露光信号および
短時間露光信号を合成して合成信号を生成する信号合成
手段と、順次走査モードに応じて、垂直方向に隣接する
2ライン分の長時間露光信号を画素単位で互いに加算す
る信号加算手段と、ダイナミックレンジ拡大モードでは
前記信号合成手段の出力を、順次走査モードでは前記信
号加算手段の出力を、それぞれ選択して前記カメラ信号
処理部に与える第2のスイッチとを備え、ダイナミック
ッレンジ拡大モードと順次走査モードとを選択可能に構
成されている。
【0026】この構成により、2倍等の低倍率のダイナ
ミックレンジ拡大を実現するとともに、スイッチ切換に
より順次走査出力も得られるという作用を有する。
【0027】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明では、ダイナ
ミックレンジ拡大モードに応じて、露光量を異ならせた
場合に前記順次走査CCDから出力される長時間露光信
号および短時間露光信号を分離する第1のスイッチと、
前記長時間露光信号を短時間露光信号の露光時間分だけ
遅延する遅延手段と、前記長時間露光信号および短時間
露光信号の各1ライン分が1水平走査期間に対応した時
間にわたって出力されるように走査変換する第1、第2
の各走査変換手段と、前記第1、第2の各走査変換手段
で走査変換されて出力される長時間露光信号および短時
間露光信号を合成して合成信号を生成する信号合成手段
と、順次走査モードに応じて、垂直方向に隣接する2ラ
イン分の長時間露光信号を画素単位で互いに加算する信
号加算手段と、ダイナミックレンジ拡大モードでは前記
信号合成手段の出力を、順次走査モードでは前記信号加
算手段の出力を、それぞれ選択して前記カメラ信号処理
部に与える第2のスイッチとを備え、ダイナミックレン
ジ拡大モードと順次走査モードとを選択可能に構成され
ている。
【0028】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
構成において、順次走査モードに応じて、前記第1走査
変換手段が長時間露光信号を1水平走査期間分だけ遅延
する遅延素子として兼用され、この第1走査変換手段を
通過する前後の長時間露光信号が共に前記信号加算手段
に入力されるように構成されていることを特徴とする。
【0029】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の構成において、順次走査モードに応じ
て、垂直方向に隣接する少なくとも3ライン分の長時間
露光信号に基づいて垂直高域強調成分を抽出する垂直高
域強調手段を備えることを特徴とする。
【0030】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
構成において、順次走査モードに応じて、前記第1、第
2走査変換手段が共に長時間露光信号を1水平走査期間
分だけ遅延する遅延素子として兼用され、この第1、第
2走査変換手段をそれぞれ通過する前後の長時間露光信
号が共に前記垂直高域強調手段に入力されるように構成
されていることを特徴とする。
【0031】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
構成において、前記第1、第2走査変換手段に対して、
さらに長時間露光信号を1水平走査期間分だけ遅延する
1H遅延素子が少なくとも一つ付加され、前記1H遅延
素子をそれぞれ通過する前後の長時間露光信号が前記垂
直高域強調手段に入力されるように構成されていること
を特徴とする。
【0032】以下、本発明の具体的な実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0033】(実施の形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るビデオカメラの構成を示すブロック図であり、
図8の従来例に対応する部分には同一の符号を付す。
【0034】この実施形態1のビデオカメラ11は、撮
像レンズ10、順次走査CCD11、第1スイッチ1
2、遅延手段13、第1および第2の各走査変換手段1
5,16、信号加算手段171、信号合成手段18、第
2スイッチ19、およびカメラ信号処理部20から構成
されている。
【0035】順次走査CCD11は、ここでは、理解を
容易にするために縦方向に484画素で構成されている
ものとする。しかし、本発明は、このような画素数に限
定されるものではない。
【0036】また、この順次走査CCD11は、ダイナ
ミックレンジの拡大モードが選択された場合には、図2
に示すように、1フィールドの期間(1V)内に、図示し
ない電子シャッタなどを用いて、光電変換部50に対す
る露光量が異なるように露光時間をT1とT2の長短にそ
れぞれ切り換えるように構成されている。
【0037】この場合の露光時間T1,T2は、従来のも
のと異なり、ここでは、T1=1/90秒、T2=1/1
80秒程度に設定されている。つまり、Sshortを得る
ための露光時間T2が従来よりも十分長く(T2>>T2')
なるように設定されている。そして、ダイナミックレン
ジの拡大モードでは、従来と同様(図10参照)、光電変
換部50の隣接する上下の各フォトダイオード51から
出力されるSlnog同士、およびSshort同士が垂直転送
部52の各CCD53においてそれぞれ加算されるよう
になっている。
【0038】なお、ここでは、T1=1/90秒、T2
1/180秒に設定しているが、本発明は、これに限定
されるものではなく、ダイナミックレンジの拡大率に応
じてT1,T2を適宜設定することができる。また、この
実施形態1の場合、光電変換部50から垂直転送部52
にSlnogを読み出すタイミングは、従来の垂直ブランキ
ング期間内ではなく、1フィールドの期間(1V)の途中
になる。よって、その影響が出ないように、光電変換部
50から垂直転送部52にSlnogを読み出す際には、水
平転送部54における転送動作を一時的に停止するよう
にしている。
【0039】さらに、この順次走査CCD11は、順次
走査モードが選択された場合には、露光時間を長短切り
換えるようなことはせず、光電変換部50で1フィール
ド期間(1V)で1画面分の画像を撮像してSlnogを得
て、これを各フォトダイオード51に個別に対応する各
CCD53に読み出すように構成されている。よって、
ダイナミックレンジ拡大モード時のように、隣接する上
下の各フォトダイオード51の出力同士が加算されるこ
とはない。このため、順次走査モードでは、垂直転送部
52には、484ライン分のSlnogの信号電荷が蓄積さ
れるようになっている。
【0040】第1スイッチ12は、順次走査CCD11
から出力されるSlnog,Sshortの信号を選択して分離
出力するものである。
【0041】遅延手段13は、第1スイッチ12で選択
されたSlnogを、Sshortの転送終了時点の位相に合わ
せるために、所定の時間T2(=1/180秒)だけ遅延
するものである。
【0042】第1および第2の各走査変換手段15,1
6は、Slnog,Sshortの各1ライン分が水平走査期間
(1H)に対応した時間にわたって出力されるように調整
するためのものであって、たとえば書き込み速度と読み
出し速度とを独立して制御できるデュアルポートメモリ
などで構成されている。
【0043】そして、ダイナミックレンジ拡大モードで
は、読み出し速度が書き込み速度の1/2の速度に、順
次走査モードが選択された場合には、読み出し速度が書
き込み速度と同じ速度になるようにそれぞれ制御され
る。
【0044】信号合成手段18は、Slnog,Sshortを
合成して1系統の合成信号Smixとして出力するもので
ある。
【0045】信号加算手段171は、順次走査モードの
場合に使用されるもので、第1走査変換手段15の前後
のSlnogを取り込んで両者を加算する。これは、垂直方
向に互いに隣接する各画素のSlnog同士を加算すること
に相当している。
【0046】第2のスイッチ19は、ダイナミックレン
ジ拡大モードでは、信号合成手段18の出力を選択し、
順次走査モードでは信号加算手段171の出力を選択す
るように切り換えられるものである。
【0047】次に、上記構成において、ダイナミックレ
ンジ拡大モード時および順次走査モード時のそれぞれの
動作について説明する。
【0048】(1) ダイナミックレンジ拡大モード時 このモードが選択された場合には、図示しないコントロ
ーラによって、第2スイッチ19が信号合成手段18の
出力を選択するように切り換えられる。
【0049】一方、撮像レンズ10を経た入射光は、順
次走査CCD11において光電変換されてSlnog,Ssh
ortが出力される。
【0050】すなわち、順次走査CCD22において
は、図2に示すように、1フィールドの期間(1V)内
に、露光時間がT1(=1/90秒)とT2(=1/180
秒)の長短にそれぞれ切り換えられて、各露光時間T1
2の間に1画面分の画像がそれぞれ撮像される。
【0051】光電変換部50の各フォトダイオード51
で光電変換して得られたSlnogは、図2の一方の露光時
間T1の終了時点で、また、Sshortは、他方の露光時間
2の終了時点で、垂直転送部52に読み出され、それ
ぞれ隣接する上下の各フォトダイオード51の出力同士
が加算される。よって、垂直転送部52には、垂直方向
にSlnog,Sshortが交互に蓄積される。
【0052】そして、垂直転送部52に蓄積された各S
lnog,Sshortは、1ライン分ずつ交互に水平転送部5
4に転送され、出力アンプ56を介して出力される。
【0053】したがって、順次走査CCD11が本例の
ように垂直方向に484画素で構成されている場合に
は、図3に示すように、1フィールドの期間(1V)内に
Slnogが242ライン分、Sshortが同じく242ライ
ン分、それぞれ出力されるが、SlnogとSshortの出力
タイミングは、露光時間T2(=1/180秒)の期間だ
けずれていている(1フィールド期間に限ると、Slnog
がSshortよりもT2だけ先行して出力される)。
【0054】こうして、順次走査CCD22から1ライ
ン分ずつ交互にシリアル出力されるSlnog,Sshort
は、第1スイッチ12において互いに分離され、一方の
Slnogは、遅延手段13でT2の時間分だけ遅延された
後、第1走査変換手段15に、また、他方のSshort
は、そのまま第2走査変換手段16にそれぞれ入力され
る。
【0055】各走査変換手段15,16において、1ラ
イン単位で格納されるSlnog,Sshortは、インタレー
ス方式の下での1水平走査期間(1H)に対応するよう
に、書き込み速度の1/2の読み出し速度でもって読み
出された後、次段の信号合成手段18に与えられて、S
lnog,Sshortが従来と同様に合成される。したがっ
て、インタレース方式の場合には、1垂直走査期間内に
242ライン分の合成信号Smixが得られる。
【0056】ここで、本例では、Slongの露光時間T1
=1/90秒、Sshortの露光時間T2=1/180秒に
設定しているので、この場合のダイナミックレンジの拡
大倍率(=θl/θs)は、約2倍[≒(1/90)/(1/1
80)]である。
【0057】このように、Sshortについての露光時間
2が、従来よりも十分長く確保されているので、Ssho
rt自体のS/Nが良好で、かつ、十分な階調性が得られ
る。
【0058】このため、図4において、たとえば入射光
量がL1〜L2の範囲にあるとき、Slnogは飽和している
が、Sshortの信号レベルは大きいので、従来(図12参
照)に比べて、S/N比が改善されており、その結果、
合成信号Smixもノイズ成分の影響が小さく、良好な表
示画像が得られることになる。
【0059】信号合成手段18からの合成出力Smix
は、第2スイッチ19を介してカメラ信号処理部20に
与えられ、所定の信号処理を施されて出力される。
【0060】(2) 順次走査モードが選択された場合 このモードが選択された場合には、図示しないコントロ
ーラによって、第2スイッチ19は、信号加算手段17
1の出力を選択するように切り換えられる。
【0061】一方、撮像レンズ10を経た入射光は、順
次走査CCD11において光電変換される。
【0062】この順次走査モードでは、露光時間を長短
切り換えるようなことはせず、1フィールド期間(1V)
で1画面分の画像を撮像してSlnogを得て、これを各フ
ォトダイオード51に個別に対応する各CCD53に読
み出すため、垂直転送部52には、484ライン分のS
lnogの信号電荷が蓄積され、ダイナミックレンジ拡大モ
ード時のように、隣接する上下の各フォトダイオード5
1の出力同士が加算されることはない。
【0063】こうして、順次走査CCD22から1ライ
ン分ずつ順次走査されて出力されるSlnogは、第1のス
イッチ12を介して遅延手段13に入力されてT2の時
間だけ遅延された後、第1の走査変換手段15に入力さ
れる。
【0064】この順次走査モードでは、第1の走査変換
手段15は、1水平走査期間(1H)分だけ遅延させる1
H遅延素子として作用する。すなわち、1ライン単位で
格納されるSlnogは、ノンインタレース方式の下での1
水平走査期間(1H)に対応するように、書き込み速度と
同じ読み出し速度でもって読み出されることにより、1
水平走査期間(1H)分だけ遅延して出力される。
【0065】第1の走査変換手段15に入力される前の
1ライン分のSlnog、および第1の走査変換手段15で
1水平走査期間(1H)分だけ遅延された1ライン分のS
lnogは、それぞれ信号加算手段17に入力される。
【0066】信号加算手段171は、垂直方向に隣接す
る2ラインのSlnogを画素単位で互いに加算する。この
信号加算により、後段のカメラ信号処理部20におい
て、従来通り、CCD53上で電荷加算された信号を処
理するのと同様の処理を行うことができる。
【0067】そして、この信号加算手段171の出力
は、第2スイッチ19を介してカメラ信号処理20に入
力され、所定の信号処理を施されてノンインタレース方
式の走査信号として出力される。
【0068】なお、遅延手段13と第1走査変換手段1
5の間にスイッチを設け、CCD11のSlnogを2フィ
ールドに分けて選択出力することにより、インタレース
処理を実現することも可能である。
【0069】(実施の形態2)図5は、本発明の実施形態
2に係るビデオカメラの構成を示すブロック図であり、
図1に示した実施形態1に対応する部分には、同一の符
号を付す。
【0070】この実施形態2のビデオカメラ12の特徴
は、図1に示した実施形態2の構成に対して、さらにス
イッチ23、および垂直高域強調手段242がそれぞれ
付加されていることである。
【0071】すなわち、第3スイッチ23は、ダイナミ
ックレンジ拡大モードでは、第1スイッチ12で選択さ
れたSshortを選択して出力し、順次走査モードでは第
1走査変換手段15から出力されるSshortを選択して
出力するように切り換えられるものである。
【0072】また、垂直高域強調手段242は、垂直方
向の前後3ライン分のSlnogに基づいて垂直高域強調成
分を抽出するためのものであって、図6に示すように、
遅延手段13から出力されるSlnogと、第2走査変換手
段16で遅延されて出力されるSlnogとを加算する加算
器30、この加算器30の出力を1/2のレベルに減衰
するアッティネータ31、このアッティネータ31の出
力と第1走査変換手段で遅延されて出力されるSlnogと
を減算する減算器32、およびゲイン調整用の出力アン
プ33で構成されている。
【0073】その他の構成は、図1に示した実施形態1
の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略す
る。
【0074】次に、上記構成の動作について説明する。
【0075】(1) ダイナミックレンジ拡大モード時 このモードが選択された場合には、図示しないコントロ
ーラによって、第2スイッチ19は、信号合成手段18
の出力を選択するように、また、第3スイッチ23は、
第1スイッチ12からのSshortを選択するように、そ
れぞれ切り換えられる。
【0076】そして、順次走査CCD11から出力され
るSlnog,Sshortに基づいて合成信号Smixが得られる
までの基本的な動作は、実施形態1の場合と同様である
から、ここでは説明は省略する。
【0077】(2) 順次走査モードが選択された場合 このモードが選択された場合には、図示しないコントロ
ーラによって、第2スイッチ19は、信号加算手段17
1の出力を選択するように、また、第3スイッチ23は
第1走査変換手段15からのSlnogを選択するように、
それぞれ切り換えられる。
【0078】そして、第1、第2の各走査変換手段1
5,16は、それぞれ1水平走査期間(1H)分だけ遅延
する1H遅延素子として作用する。
【0079】したがって、垂直高域強調手段242
は、遅延手段13から出力されるSlnog、第1走査変換
手段15で1H分遅延されたSlnog、第1走査変換手段
15および第3スイッチ23を通り、第2走査変換手段
15でさらに1H分遅延されたSlnogの3つの信号、つ
まり、垂直方向に隣接する3ライン分のSlnogが共に入
力される。
【0080】垂直高域強調手段242は、その加算器3
0によって、遅延手段13から出力されるSlnogと、第
2走査変換手段16で遅延されて出力されるSlnogとを
加算した後、次のアイソレータ30で、この加算器30
の出力を1/2のレベルに減衰し、続いて、減算器32
でアッティネータ31の出力と第1走査変換手段15で
遅延されて出力されるSlnogとを減算することにより、
垂直高域強調成分が抽出され、その信号が出力アンプ3
3でゲイン調整された後に出力される。
【0081】そして、この垂直高域強調手段242で抽
出された垂直高域強調成分の信号が、遅延手段13から
出力されるSlnog、第1走査変換手段15で1H分遅延
されたSlnogとともに、信号加算手段172に与えられ
る。
【0082】信号加算手段172は、順次走査CCD1
1の垂直方向の隣接する2ラインのSlnogを画素単位で
加算するとともに、これにさらに垂直高域強調成分を加
算した後、第3のスイッチ19を介してカメラ信号処理
部20に入力され、所定の信号処理を施されて、ノンイ
ンタレース方式の走査信号として出力される。
【0083】このように、この実施形態2では、信号加
算手段172から出力される信号は、垂直方向において
高域強調されているので、実施形態1の場合に比較し
て、横縞発生を回避でき、垂直方向の高解像度化を図る
ことができる。
【0084】(実施の形態3)図7は、本発明の実施形態
3に係るビデオカメラの構成を示すブロック図であり、
図5に示した実施形態2に対応する部分には、同一の符
号を付す。
【0085】この実施形態3のビデオカメラ13の特徴
は、図5に示した実施形態2の構成に対して、さらに1
Hメモリ25が付加され、また、垂直高域強調手段24
3が図8に示すように構成されていることである。
【0086】つまり、上記の実施形態2では、垂直方向
に隣接する3ライン分のSlnogに基づいて垂直高域強調
成分を抽出するようにしたが、この実施形態3では、垂
直方向に隣接する4ライン分のSlnogに基づいて垂直高
域強調成分を抽出するようにしたことである。
【0087】ここで、1Hメモリ25は、1ライン分の
Slnogを1水平走査期間(1H)分だけ遅延するためのも
のである。
【0088】また、垂直高域強調手段243は、遅延手
段13から出力されるSlnogと1Hメモリ25で遅延さ
れて出力されるSlnogとを加算する第1加算器35、第
1走査変換手段15で遅延されて出力されるSlnogと第
2走査変換手段16で遅延されて出力されるSlnogとを
加算する第2の加算器、第2加算器36の出力から第1
加算器35の出力を減算する減算器37、この減算器3
9の出力を1/2のレベルに減衰するアッティネータ3
9、およびゲイン調整用の出力アンプ40で構成されて
いる。
【0089】その他の構成は、図5に示した実施形態2
の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略す
る。
【0090】次に、上記構成の動作について説明する。
【0091】(1) ダイナミックレンジ拡大モード時 このモードが選択された場合には、図示しないコントロ
ーラによって、第2スイッチ19は、信号合成手段18
の出力を選択するように、また、第3スイッチ23は、
第1スイッチ12から出力されるSshortを選択するよ
うに、それぞれ切り換えられる。
【0092】そして、順次走査CCD11から出力され
るSlnog,Sshortに基づいて合成信号Smixが得られる
までの基本的な動作は、実施形態1の場合と同様である
から、ここでは説明は省略する。
【0093】(2) 順次走査モードが選択された場合 このモードが選択された場合には、図示しないコントロ
ーラによって、第2スイッチ19は、信号加算手段17
1の出力を選択するように、また、第3スイッチ23
は、第1走査変換手段15からのSlnogを選択するよう
に、それぞれ切り換えられる。
【0094】そして、実施形態2の場合と同様に、第
1、第2の各走査変換手段15,16は、それぞれ1水
平走査期間(1H)分だけ遅延する1H遅延素子として作
用する。
【0095】したがって、垂直高域強調手段243
は、遅延手段13から出力されるSlnog、第1走査変換
手段15で1H分遅延されたSlnog、第1走査変換手段
15および第3スイッチ23を通り第2走査変換手段1
5でさらに1H分遅延されたSlnogの3つの信号、およ
び第2走査変換手段15からさらに1Hメモリ25を通
って遅延されたSlnog、つまり、垂直方向に隣接する4
ライン分のSlnogが共に入力される。
【0096】垂直高域強調手段242は、その加算器3
5において、遅延手段13から出力されるSlnogと1H
メモリ25で遅延されて出力されるSlnogとを加算する
一方、第2加算器36において、第1走査変換手段15
で遅延されて出力されるSlnogと第2走査変換手段16
で遅延されて出力されるSlnogとを加算する。そして、
減算器37は、第2加算器36の出力から第1加算器3
5の出力を減算し、引き続いて、アッティネータ39で
この減算器37の出力を1/2のレベルに減衰すること
により、垂直高域強調成分が抽出され、その信号が出力
アンプ40でゲイン調整された後、出力される。
【0097】そして、この垂直高域強調手段243で抽
出された垂直高域強調成分の信号が、遅延手段13から
出力されるSlnog、第1走査変換手段15で1H分遅延
されたSlnogとともに、信号加算手段173に与えられ
る。
【0098】信号加算手段173は、順次走査CCD1
1の垂直方向の隣接する2ラインのSlnogを画素単位で
加算し、さらにこれに垂直高域強調成分を加算した後、
第3のスイッチ19を介してカメラ信号処理部20に入
力され、所定の信号処理を施されて、ノンインタレース
方式の走査信号として出力される。
【0099】このように、この実施形態3では、垂直高
域強調手段243によって、順次走査CCD11の少な
くとも垂直方向の4ライン分のSlnogに対して垂直高域
強調を行うので、実施形態2の場合よりもさらに垂直高
域強調時の垂直高解像度化を図ることができ、画質を改
善することが可能となる。
【0100】なお、上記の実施形態3では、走査変換手
段15,16を2個、Hメモリ25を1個だけ使用する
場合を示したが、それ以上の個数を使用した構成とする
ことも可能である。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0102】(1) 請求項1記載の発明では、ダイナミ
ックレンジ拡大モードにおいては、ダイナミックレンジ
拡大率が従来よりも低倍率になるため、短時間露光信号
自体のS/Nが良好で、かつ、十分な階調性が得られ
る。したがって、従来に比べて、より一層良好な表示画
像が得られることになる。
【0103】さらに、必要に応じて順次走査モードを選
択することができ、このため、たとえば、ノンインタレ
ースでもって高画質の画像をプリントアウトするといっ
た応用が可能となる。
【0104】(2) 請求項2記載の発明では、遅延素子
として兼用されているので、遅延素子の数を徒に増加さ
せる必要がなく、コストダウンを図れる。
【0105】(3) 請求項3記載の発明では、順次走査
モードにおいて、垂直高域強調手段によって垂直高域強
調による垂直高解像度化を実現することが可能となる。
【0106】(4) 請求項4記載の発明では、垂直高域
強調手段によって、垂直方向の3ライン分から垂直高域
強調成分を抽出するので、横縞発生を回避でき垂直方向
の高解像度化を図ることができる。
【0107】(5) 請求項5記載の発明では、垂直高域
強調手段によって、少なくとも垂直方向の4ライン分か
ら垂直高域強調成分を抽出するので、請求項4の場合よ
りもさらに一層画質を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るビデオカメラの構成
を示すブロック図
【図2】図1の構成において、ダイナミックレンジ拡大
モードでのSlnog,Sshortを得るための露光量と露光
時間の関係を示す説明図
【図3】図1の構成において、ダイナミックレンジ拡大
モードでのSlnog,Sshortの各信号の転送タイミング
を示す説明図
【図4】図1の構成において、ダイナミックレンジ拡大
モードでのSlnog,Sshort、Smixの関係を示す特性図
【図5】本発明の実施形態2に係るビデオカメラの構成
を示すブロック図
【図6】図5のビデオカメラの垂直高域強調手段の具体
的な構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施形態3に係るビデオカメラの構成
を示すブロック図
【図8】図7のビデオカメラの垂直高域強調手段の具体
的な構成を示すブロック図
【図9】従来のビデオカメラの構成を示すブロック図
【図10】従来のビデオカメラにおいて、順次走査CC
Dで光電変換して得られるSlnog,Sshortの蓄積およ
び転送状況を示す模式図
【図11】従来の構成において、ダイナミックレンジ拡
大モードでのSlnog,Sshortを得るための露光量と露
光時間の関係を示す説明図
【図12】図10の構成において、ダイナミックレンジ
拡大モードでのSlnog,Sshort、Smixの関係を示す特
性図
【符号の説明】
10…撮像レンズ、11…順次走査CCD、12…第1
のスイッチ、13…遅延手段、15…第1の走査変換手
段、16…第2の走査変換手段、171,172,173
…信号加算手段、18…信号合成手段、19…第2のス
イッチ、20…カメラ信号処理部、23…第3のスイッ
チ、242,243…垂直高域強調手段、25…1Hメモ
リ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次走査CCDと、この順次走査CCD
    の出力を画像表示に適合した映像信号に変換処理するカ
    メラ信号処理部とを備えたビデオカメラにおいて、 ダイナミックレンジ拡大モードに応じて、露光量を異な
    らせた場合に前記順次走査CCDから出力される長時間
    露光信号および短時間露光信号を分離する第1のスイッ
    チと、 前記長時間露光信号を短時間露光信号の露光時間分だけ
    遅延する遅延手段と、 前記長時間露光信号および短時間露光信号の各1ライン
    分が1水平走査期間に対応した時間にわたって出力され
    るように走査変換する第1、第2の各走査変換手段と、 前記第1、第2の各走査変換手段で走査変換されて出力
    される長時間露光信号および短時間露光信号を合成して
    合成信号を生成する信号合成手段と、 順次走査モードに応じて、垂直方向に隣接する2ライン
    分の長時間露光信号を画素単位で互いに加算する信号加
    算手段と、 ダイナミックレンジ拡大モードでは前記信号合成手段の
    出力を、順次走査モードでは前記信号加算手段の出力
    を、それぞれ選択して前記カメラ信号処理部に与える第
    2のスイッチと、 を備え、ダイナミックレンジ拡大モードと順次走査モー
    ドとを選択可能に構成されていることを特徴とするビデ
    オカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビデオカメラにおいて、 順次走査モードに応じて、前記第1走査変換手段が長時
    間露光信号を1水平走査期間分だけ遅延する遅延素子と
    して兼用され、この第1走査変換手段を通過する前後の
    長時間露光信号が共に前記信号加算手段に入力されるよ
    うに構成されていることを特徴とするビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のビデオカ
    メラにおいて、 順次走査モードに応じて、垂直方向に隣接する少なくと
    も3ライン分の長時間露光信号に基づいて垂直高域強調
    成分を抽出する垂直高域強調手段を備えることを特徴と
    するビデオカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のビデオカメラにおいて、 順次走査モードに応じて、前記第1、第2走査変換手段
    が共に長時間露光信号を1水平走査期間分だけ遅延する
    遅延素子として兼用され、この第1、第2走査変換手段
    をそれぞれ通過する前後の長時間露光信号が共に前記垂
    直高域強調手段に入力されるように構成されていること
    を特徴とするビデオカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のビデオカメラにおいて、 前記第1、第2走査変換手段に対して、さらに長時間露
    光信号を1水平走査期間分だけ遅延する1H遅延素子が
    少なくとも一つ付加され、前記1H遅延素子を通過する
    前後の長時間露光信号が前記垂直高域強調手段に入力さ
    れるように構成されていることを特徴とするビデオカメ
    ラ。
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