JPH08331461A - 固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents
固体撮像装置の駆動方法Info
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- JPH08331461A JPH08331461A JP7136376A JP13637695A JPH08331461A JP H08331461 A JPH08331461 A JP H08331461A JP 7136376 A JP7136376 A JP 7136376A JP 13637695 A JP13637695 A JP 13637695A JP H08331461 A JPH08331461 A JP H08331461A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 14
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/14—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by means of electrically scanned solid-state devices
- H04N3/15—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by means of electrically scanned solid-state devices for picture signal generation
- H04N3/155—Control of the image-sensor operation, e.g. image processing within the image-sensor
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- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/40—Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
- H04N25/44—Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by partially reading an SSIS array
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/50—Control of the SSIS exposure
- H04N25/57—Control of the dynamic range
- H04N25/58—Control of the dynamic range involving two or more exposures
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- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/70—SSIS architectures; Circuits associated therewith
- H04N25/71—Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
- H04N25/73—Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors using interline transfer [IT]
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に高速で動いている被写体の撮像時にも再
生画に不自然さを生ずることなく、高ダイナミックレン
ジ読み出しを実現可能な固体撮像装置の駆動方法を提供
する。 【構成】 垂直ブランキング期間で先ず、垂直方向奇
数ラインの画素(センサ部1)の主信号電荷Q1をCC
D垂直転送レジスタ2に読み出しかつその直後にCCD
垂直転送レジスタ2を1画素分だけシフトし、次に垂
直方向偶数ラインの画素の主信号電荷Q2をCCD垂直
転送レジスタ2に読み出す。そして、所定の露光時間が
経過した後に、垂直方向奇数ラインの画素の副信号電
荷Q1′をCCD垂直転送レジスタ2の空のパケット2
1aに読み出し、かつその直後にCCD垂直転送レジス
タ2を1画素分だけシフトし、しかる後、垂直方向偶
数ラインの画素の副信号電荷Q2′をCCD垂直転送レ
ジスタ2に読み出す。
生画に不自然さを生ずることなく、高ダイナミックレン
ジ読み出しを実現可能な固体撮像装置の駆動方法を提供
する。 【構成】 垂直ブランキング期間で先ず、垂直方向奇
数ラインの画素(センサ部1)の主信号電荷Q1をCC
D垂直転送レジスタ2に読み出しかつその直後にCCD
垂直転送レジスタ2を1画素分だけシフトし、次に垂
直方向偶数ラインの画素の主信号電荷Q2をCCD垂直
転送レジスタ2に読み出す。そして、所定の露光時間が
経過した後に、垂直方向奇数ラインの画素の副信号電
荷Q1′をCCD垂直転送レジスタ2の空のパケット2
1aに読み出し、かつその直後にCCD垂直転送レジス
タ2を1画素分だけシフトし、しかる後、垂直方向偶
数ラインの画素の副信号電荷Q2′をCCD垂直転送レ
ジスタ2に読み出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置の駆動方
法に関し、特に画素が2次元配列されるとともに、画素
の垂直列ごとに配された垂直転送レジスタが各画素ごと
に対応して設けられたパケットの集合からなり、全画素
の信号電荷を独立に読み出すことが可能ないわゆる全画
素読み出し方式固体撮像装置の駆動方法に関する。
法に関し、特に画素が2次元配列されるとともに、画素
の垂直列ごとに配された垂直転送レジスタが各画素ごと
に対応して設けられたパケットの集合からなり、全画素
の信号電荷を独立に読み出すことが可能ないわゆる全画
素読み出し方式固体撮像装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、水平画素数の多画素化および小型
化により高性能の固体撮像装置が開発されている。とこ
ろが、垂直解像度は、NTSC放送方式に対応したフィ
ールド蓄積読み出し方式で350TV本、機械式シャッ
タを使用しない静止画で240TV本しか得られない。
これは、262.5本の走査線からなる2つのフィール
ドを2:1インターレースさせて1つのフレームを作る
NTSC放送方式に対応する必要があり、かつ垂直解像
度よりも被写体の動きが滑らかに見えることを重視した
ため、従来、図7(A)に示すように、隣りあった垂直
2ラインの各センサ部(画素)71の信号電荷Q1,Q
2を、垂直転送レジスタ72に2画素に対して1つずつ
設けられたパケット73中に読み出すことによって混合
し、次のフィールドでは異なる2ラインの組合せによっ
て信号電荷Q2,Q1を混合し、1フィールドあたり、
即ち1回の露光で262.5本の信号を出力するように
設計されているからである。図7(B)に、センサ部7
1内の電荷量の変化の様子を示す。
化により高性能の固体撮像装置が開発されている。とこ
ろが、垂直解像度は、NTSC放送方式に対応したフィ
ールド蓄積読み出し方式で350TV本、機械式シャッ
タを使用しない静止画で240TV本しか得られない。
これは、262.5本の走査線からなる2つのフィール
ドを2:1インターレースさせて1つのフレームを作る
NTSC放送方式に対応する必要があり、かつ垂直解像
度よりも被写体の動きが滑らかに見えることを重視した
ため、従来、図7(A)に示すように、隣りあった垂直
2ラインの各センサ部(画素)71の信号電荷Q1,Q
2を、垂直転送レジスタ72に2画素に対して1つずつ
設けられたパケット73中に読み出すことによって混合
し、次のフィールドでは異なる2ラインの組合せによっ
て信号電荷Q2,Q1を混合し、1フィールドあたり、
即ち1回の露光で262.5本の信号を出力するように
設計されているからである。図7(B)に、センサ部7
1内の電荷量の変化の様子を示す。
【0003】しかし、ノンインターレース方式や静止画
の分野で用いるには、水平解像度に比べて垂直解像度が
不十分である。これらの分野では、水平解像度並みの垂
直解像度が1回の露光で得られることが必要である。こ
の解決策として、図8(A)に示すように、垂直転送レ
ジスタ82に各画素(センサ部81)に対して1:1の
関係でパケット83を設けることにより、各画素から読
み出した信号電荷を垂直転送レジスタ82中で混合する
ことなく、全画素独立に読み出すようにした全画素読み
出し方式の固体撮像装置がある。ところが、この全画素
読み出し方式固体撮像装置では、各センサ部81で光電
変換され、かつ蓄積された信号電荷がセンサ部81から
溢れた後は信号出力が一定となるため、それ以上の入射
光量に対応する信号出力が得られなく、光入力に対する
ダイナミックレンジが狭いという問題があった。このこ
とは、図7に示したフィールド蓄積読み出し方式の固体
撮像装置の場合にも言える。図8(B)に、センサ部8
1内の電荷量の変化の様子を示す。
の分野で用いるには、水平解像度に比べて垂直解像度が
不十分である。これらの分野では、水平解像度並みの垂
直解像度が1回の露光で得られることが必要である。こ
の解決策として、図8(A)に示すように、垂直転送レ
ジスタ82に各画素(センサ部81)に対して1:1の
関係でパケット83を設けることにより、各画素から読
み出した信号電荷を垂直転送レジスタ82中で混合する
ことなく、全画素独立に読み出すようにした全画素読み
出し方式の固体撮像装置がある。ところが、この全画素
読み出し方式固体撮像装置では、各センサ部81で光電
変換され、かつ蓄積された信号電荷がセンサ部81から
溢れた後は信号出力が一定となるため、それ以上の入射
光量に対応する信号出力が得られなく、光入力に対する
ダイナミックレンジが狭いという問題があった。このこ
とは、図7に示したフィールド蓄積読み出し方式の固体
撮像装置の場合にも言える。図8(B)に、センサ部8
1内の電荷量の変化の様子を示す。
【0004】これに対し、垂直転送レジスタに各画素と
1:1の関係でパケットを設け、全画素読み出しを可能
とした構成の固体撮像装置において、垂直方向の有効期
間の信号電荷を読み出した後、垂直ブランキング期間内
にもう一度短い露光期間を設けて光電変換し、この信号
電荷を再度読み出し、各露光時間の長い方の信号電荷と
短い方の信号電荷の各信号出力を信号処理系で加算する
ことによって光入力に対するダイナミックレンジを広げ
たいわゆる高ダイナミックレンジ読み出し方式の固体撮
像装置が知られている。
1:1の関係でパケットを設け、全画素読み出しを可能
とした構成の固体撮像装置において、垂直方向の有効期
間の信号電荷を読み出した後、垂直ブランキング期間内
にもう一度短い露光期間を設けて光電変換し、この信号
電荷を再度読み出し、各露光時間の長い方の信号電荷と
短い方の信号電荷の各信号出力を信号処理系で加算する
ことによって光入力に対するダイナミックレンジを広げ
たいわゆる高ダイナミックレンジ読み出し方式の固体撮
像装置が知られている。
【0005】この高ダイナミックレンジ読み出し方式固
体撮像装置においては、図9(A)に示すように、先
ず、奇数ラインの画素(センサ部91)の主信号電荷
Q1を読み出しかつその直後に垂直転送レジスタ92を
1画素分だけシフトし、次に奇数ラインの画素に再び短
い露光期間にて副信号電荷Q1′を蓄積した後、偶数
ラインの画素の主信号電荷Q2を副信号電荷Q1′と同
時に読み出す。これにより、主信号電荷Q2は主信号電
荷Q1と混合され、副信号電荷Q1′は空のパケット9
3に読み出される。続いて、垂直転送レジスタ92を1
画素分だけシフトし、次いで偶数ラインの画素に再び短
い露光期間にて副信号電荷Q2′を蓄積した後、この
副信号電荷Q2′を読み出す。これにより、副信号電荷
Q2′は副信号電荷Q1′と混合される。図9(B)
に、センサ部91内の電荷量の変化の様子を示す。
体撮像装置においては、図9(A)に示すように、先
ず、奇数ラインの画素(センサ部91)の主信号電荷
Q1を読み出しかつその直後に垂直転送レジスタ92を
1画素分だけシフトし、次に奇数ラインの画素に再び短
い露光期間にて副信号電荷Q1′を蓄積した後、偶数
ラインの画素の主信号電荷Q2を副信号電荷Q1′と同
時に読み出す。これにより、主信号電荷Q2は主信号電
荷Q1と混合され、副信号電荷Q1′は空のパケット9
3に読み出される。続いて、垂直転送レジスタ92を1
画素分だけシフトし、次いで偶数ラインの画素に再び短
い露光期間にて副信号電荷Q2′を蓄積した後、この
副信号電荷Q2′を読み出す。これにより、副信号電荷
Q2′は副信号電荷Q1′と混合される。図9(B)
に、センサ部91内の電荷量の変化の様子を示す。
【0006】このように、高ダイナミックレンジ読み出
し方式の固体撮像装置では、フィールド蓄積読み出し方
式の固体撮像装置の場合と同様に、信号電荷を垂直転送
レジスタ中で混合するが、露光時間の長い方の主信号電
荷Q1,Q2と短い方の副信号電荷Q1′,Q2′とで
垂直転送レジスタ92を半々に使用することになる。そ
して、(Q1+Q2)の主信号電荷に基づく信号出力
と、(Q1′+Q2′)の副信号電荷に基づく信号出力
とが信号処理系で加算される。その結果、図6に示す入
射光量‐信号出力の特性から明らかなように、センサ部
で信号電荷が溢れた後も入射光量に対する信号出力を得
ることができるため、光入力に対するダイナミックレン
ジを広げることができる。
し方式の固体撮像装置では、フィールド蓄積読み出し方
式の固体撮像装置の場合と同様に、信号電荷を垂直転送
レジスタ中で混合するが、露光時間の長い方の主信号電
荷Q1,Q2と短い方の副信号電荷Q1′,Q2′とで
垂直転送レジスタ92を半々に使用することになる。そ
して、(Q1+Q2)の主信号電荷に基づく信号出力
と、(Q1′+Q2′)の副信号電荷に基づく信号出力
とが信号処理系で加算される。その結果、図6に示す入
射光量‐信号出力の特性から明らかなように、センサ部
で信号電荷が溢れた後も入射光量に対する信号出力を得
ることができるため、光入力に対するダイナミックレン
ジを広げることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の高ダイナミックレンジ読み出し方式の固体撮像装置
では、副信号電荷Q1′の蓄積期間が経過した後に主信
号電荷Q2を読み出し、その後に副信号電荷Q2′の蓄
積を行うようにしていることから、副信号電荷Q1′の
読み出しタイミングと副信号電荷Q2′の読み出しタイ
ミングとに垂直ブランキング期間の約半分の時間ずれが
生じる。副信号電荷Q1′,Q2′の露光時間は主信号
電荷Q1,Q2の露光時間に比べて極めて短いことか
ら、副信号電荷Q1′,Q2′の読み出しタイミングに
垂直ブランキング期間の約半分の時間ずれがあると、特
に高速で動いている被写体の撮像時には、副信号電荷Q
1′,Q2′はそれぞれ違う像に関する情報となるた
め、副信号電荷(Q1+Q2′)に基づく再生画は不自
然なものになるという問題があった。
成の高ダイナミックレンジ読み出し方式の固体撮像装置
では、副信号電荷Q1′の蓄積期間が経過した後に主信
号電荷Q2を読み出し、その後に副信号電荷Q2′の蓄
積を行うようにしていることから、副信号電荷Q1′の
読み出しタイミングと副信号電荷Q2′の読み出しタイ
ミングとに垂直ブランキング期間の約半分の時間ずれが
生じる。副信号電荷Q1′,Q2′の露光時間は主信号
電荷Q1,Q2の露光時間に比べて極めて短いことか
ら、副信号電荷Q1′,Q2′の読み出しタイミングに
垂直ブランキング期間の約半分の時間ずれがあると、特
に高速で動いている被写体の撮像時には、副信号電荷Q
1′,Q2′はそれぞれ違う像に関する情報となるた
め、副信号電荷(Q1+Q2′)に基づく再生画は不自
然なものになるという問題があった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、特に高速で動いてい
る被写体の撮像時にも再生画に不自然さを生ずることな
く、高ダイナミックレンジ読み出しを実現可能とした固
体撮像装置の駆動方法を提供することにある。
であり、その目的とするところは、特に高速で動いてい
る被写体の撮像時にも再生画に不自然さを生ずることな
く、高ダイナミックレンジ読み出しを実現可能とした固
体撮像装置の駆動方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、画素が2次元配列されるとともに、画
素の垂直列ごとに配された垂直転送レジスタが各画素ご
とに対応して設けられたパケットの集合からなり、全画
素の信号電荷を独立に読み出すことが可能な固体撮像装
置において、垂直ブランキング期間で先ず、垂直方向に
おける2ラインのうちの一方のラインの画素の主信号電
荷を垂直転送レジスタに読み出しかつその直後に垂直転
送レジスタを1画素分だけシフトし、次いで2ラインの
うちの他方のラインの画素の主信号電荷を垂直転送レジ
スタに読み出し、続いて所定の露光時間が経過した後に
一方のラインの画素の副信号電荷を垂直転送レジスタの
空のパケットに読み出し、かつその直後に垂直転送レジ
スタを1画素分だけシフトし、しかる後他方のラインの
画素の副信号電荷を垂直転送レジスタに読み出すように
している。ここに、各画素に蓄積される信号電荷のう
ち、露光時間の長い方の信号電荷を主信号電荷、露光時
間の短い方の信号電荷を副信号電荷と称するものとし、
以下同様とする。
に、本発明では、画素が2次元配列されるとともに、画
素の垂直列ごとに配された垂直転送レジスタが各画素ご
とに対応して設けられたパケットの集合からなり、全画
素の信号電荷を独立に読み出すことが可能な固体撮像装
置において、垂直ブランキング期間で先ず、垂直方向に
おける2ラインのうちの一方のラインの画素の主信号電
荷を垂直転送レジスタに読み出しかつその直後に垂直転
送レジスタを1画素分だけシフトし、次いで2ラインの
うちの他方のラインの画素の主信号電荷を垂直転送レジ
スタに読み出し、続いて所定の露光時間が経過した後に
一方のラインの画素の副信号電荷を垂直転送レジスタの
空のパケットに読み出し、かつその直後に垂直転送レジ
スタを1画素分だけシフトし、しかる後他方のラインの
画素の副信号電荷を垂直転送レジスタに読み出すように
している。ここに、各画素に蓄積される信号電荷のう
ち、露光時間の長い方の信号電荷を主信号電荷、露光時
間の短い方の信号電荷を副信号電荷と称するものとし、
以下同様とする。
【0010】
【作用】全画素読み出し可能な構成の固体撮像装置にお
いて、垂直ブランキング期間で先ず、垂直2ラインのう
ちの一方のラインの画素の主信号電荷を垂直転送レジス
タに読み出し、その直後に垂直転送レジスタを1画素分
だけシフトし、続いて他方のラインの画素の主信号電荷
を垂直転送レジスタに読み出すことで、垂直方向におい
て隣り合う2つの画素の主信号電荷を混合する。次い
で、所定の露光時間が経た後、一方のラインの画素の副
信号電荷を垂直転送レジスタの空のパケットに読み出
し、その直後に垂直転送レジスタを1画素分だけシフト
する。そして、他方のラインの画素の副信号電荷を垂直
転送レジスタに読み出すことで、垂直方向において隣り
合う2つの画素の副信号電荷を混合する。
いて、垂直ブランキング期間で先ず、垂直2ラインのう
ちの一方のラインの画素の主信号電荷を垂直転送レジス
タに読み出し、その直後に垂直転送レジスタを1画素分
だけシフトし、続いて他方のラインの画素の主信号電荷
を垂直転送レジスタに読み出すことで、垂直方向におい
て隣り合う2つの画素の主信号電荷を混合する。次い
で、所定の露光時間が経た後、一方のラインの画素の副
信号電荷を垂直転送レジスタの空のパケットに読み出
し、その直後に垂直転送レジスタを1画素分だけシフト
する。そして、他方のラインの画素の副信号電荷を垂直
転送レジスタに読み出すことで、垂直方向において隣り
合う2つの画素の副信号電荷を混合する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。図1は、本発明に係る高ダイナミ
ックレンジ読み出し方式固体撮像装置の一実施例を示す
構成図である。図1において、入射光をその光量に応じ
た電荷量の信号電荷に変換して蓄積する複数個のセンサ
部(画素)1が垂直方向および水平方向にマトリクス状
に配列されている。これらのセンサ部1に対し、その垂
直列ごとにCCD垂直転送レジスタ2が配されている。
このCCD垂直転送レジスタ2は、図2に示すように、
各センサ部1に対して1:1の関係をもって設けられた
パケット21の集合からなり、各センサ部1から画素単
位で読み出された信号電荷を、水平ブランキング期間の
一部にて1画素分ずつ順にシフトしつつ垂直方向に転送
する。
つつ詳細に説明する。図1は、本発明に係る高ダイナミ
ックレンジ読み出し方式固体撮像装置の一実施例を示す
構成図である。図1において、入射光をその光量に応じ
た電荷量の信号電荷に変換して蓄積する複数個のセンサ
部(画素)1が垂直方向および水平方向にマトリクス状
に配列されている。これらのセンサ部1に対し、その垂
直列ごとにCCD垂直転送レジスタ2が配されている。
このCCD垂直転送レジスタ2は、図2に示すように、
各センサ部1に対して1:1の関係をもって設けられた
パケット21の集合からなり、各センサ部1から画素単
位で読み出された信号電荷を、水平ブランキング期間の
一部にて1画素分ずつ順にシフトしつつ垂直方向に転送
する。
【0012】CCD垂直転送レジスタ2によって垂直転
送された信号電荷は、1ライン分ずつ順にCCD水平転
送レジスタ3に移される。CCD水平転送レジスタ3
は、この1ライン分の信号電荷を水平ブランキング期間
後の水平走査期間において順次水平方向に転送する。C
CD水平転送レジスタ3の転送先の端部には、例えばフ
ローティング・ディフュージョン・アンプ(FDA;Flo
ating Diffusion Amplifier)構成の電荷検出部4が設け
られている。この電荷検出部4は、CCD水平転送レジ
スタ3にて水平転送された信号電荷を検出して信号電圧
に変換する。この信号電圧は、ソースフォロワ回路など
からなる出力回路5を経た後、出力端子6を介してCC
D出力信号として導出される。以上により、CCD固体
撮像素子10が構成されている。
送された信号電荷は、1ライン分ずつ順にCCD水平転
送レジスタ3に移される。CCD水平転送レジスタ3
は、この1ライン分の信号電荷を水平ブランキング期間
後の水平走査期間において順次水平方向に転送する。C
CD水平転送レジスタ3の転送先の端部には、例えばフ
ローティング・ディフュージョン・アンプ(FDA;Flo
ating Diffusion Amplifier)構成の電荷検出部4が設け
られている。この電荷検出部4は、CCD水平転送レジ
スタ3にて水平転送された信号電荷を検出して信号電圧
に変換する。この信号電圧は、ソースフォロワ回路など
からなる出力回路5を経た後、出力端子6を介してCC
D出力信号として導出される。以上により、CCD固体
撮像素子10が構成されている。
【0013】なお、本例では、一例として、図2に示す
ように、CCD垂直転送レジスタ2の各パケット21上
には3個ずつ転送電極が配置され、隣り合う2つのパケ
ット21,21上の6個の転送電極221 〜223 ,2
31 〜233 に対して垂直転送クロックVφ1〜Vφ6
が印加されることによってCCD垂直転送レジスタ2が
6相にて駆動され、さらに垂直転送クロックVφ1〜V
φ6のうちのVφ1,Vφ2およびVφ4,Vφ5が3
値をとり、その3値目のレベルでセンサ部1から垂直転
送レジスタ2のパケット21に信号電荷が読み出される
ものとする。ただし、垂直転送時は、後述するタイミン
グ波形から明らかなように3相駆動となる。また、CC
D水平転送レジスタ3は、例えば水平転送クロックHφ
1,Hφ2によって2相にて駆動されるものとする。垂
直転送クロックVφ1〜Vφ6および水平転送クロック
Hφ1,Hφ2は、他の各種のタイミング信号などと共
にタイミングジェネレータ11で生成される。
ように、CCD垂直転送レジスタ2の各パケット21上
には3個ずつ転送電極が配置され、隣り合う2つのパケ
ット21,21上の6個の転送電極221 〜223 ,2
31 〜233 に対して垂直転送クロックVφ1〜Vφ6
が印加されることによってCCD垂直転送レジスタ2が
6相にて駆動され、さらに垂直転送クロックVφ1〜V
φ6のうちのVφ1,Vφ2およびVφ4,Vφ5が3
値をとり、その3値目のレベルでセンサ部1から垂直転
送レジスタ2のパケット21に信号電荷が読み出される
ものとする。ただし、垂直転送時は、後述するタイミン
グ波形から明らかなように3相駆動となる。また、CC
D水平転送レジスタ3は、例えば水平転送クロックHφ
1,Hφ2によって2相にて駆動されるものとする。垂
直転送クロックVφ1〜Vφ6および水平転送クロック
Hφ1,Hφ2は、他の各種のタイミング信号などと共
にタイミングジェネレータ11で生成される。
【0014】次に、上記構成のCCD固体撮像素子10
において、各センサ部1に信号電荷を蓄積し、これをC
CD垂直転送レジスタ2に読み出しかつ転送する際の駆
動方法について、図2の要部拡大図を参照しつつ図3の
タイミングチャートに基づいて説明する。
において、各センサ部1に信号電荷を蓄積し、これをC
CD垂直転送レジスタ2に読み出しかつ転送する際の駆
動方法について、図2の要部拡大図を参照しつつ図3の
タイミングチャートに基づいて説明する。
【0015】先ず、CCD垂直転送レジスタ2におい
て、水平ブランキング期間では、垂直転送クロックVφ
1〜Vφ3,Vφ4〜Vφ6がマスタクロックMCKに
同期して順に“H”レベル(Vφ1,Vφ2,Vφ4,
Vφ5の場合には、3値の中間レベル)になることで各
パケット21の信号電荷が1パケット(画素)分だけシ
フトされる。そして、時刻t1で垂直転送クロックVφ
1,Vφ2が3値目のレベルをとることで、垂直方向奇
数ラインのセンサ部1に蓄積された主信号電荷Q1が転
送電極221 ,222 の下のパケット21に読み出され
る。この読み出された主信号電荷Q1は、時点t2で垂
直転送クロックVφ3が“H”レベルになり、以降垂直
転送クロックVφ4,Vφ5がマスタクロックMCKに
同期して順に“H”レベル(3値の中間レベル)になる
ことで、1画素分だけシフトされて次のラインのパケッ
ト21に垂直転送される。
て、水平ブランキング期間では、垂直転送クロックVφ
1〜Vφ3,Vφ4〜Vφ6がマスタクロックMCKに
同期して順に“H”レベル(Vφ1,Vφ2,Vφ4,
Vφ5の場合には、3値の中間レベル)になることで各
パケット21の信号電荷が1パケット(画素)分だけシ
フトされる。そして、時刻t1で垂直転送クロックVφ
1,Vφ2が3値目のレベルをとることで、垂直方向奇
数ラインのセンサ部1に蓄積された主信号電荷Q1が転
送電極221 ,222 の下のパケット21に読み出され
る。この読み出された主信号電荷Q1は、時点t2で垂
直転送クロックVφ3が“H”レベルになり、以降垂直
転送クロックVφ4,Vφ5がマスタクロックMCKに
同期して順に“H”レベル(3値の中間レベル)になる
ことで、1画素分だけシフトされて次のラインのパケッ
ト21に垂直転送される。
【0016】次いで、時点t3で垂直転送クロックVφ
4,Vφ5が3値目のレベルをとることで、垂直方向偶
数ラインのセンサ部1に蓄積された主信号電荷Q2が転
送電極231 ,232 の下のパケット21に読み出され
る。これにより、奇数ラインの画素の主信号電荷Q1
と、偶数ラインの画素の副信号電荷Q2とが混合される
(Q1+Q2)。その後、所定の短い露光時間を設定す
る。そして、この短い露光時間が経過した後、時刻t4
で垂直転送クロックVφ1,Vφ2が3値目のレベルを
とることで、垂直方向奇数ラインのセンサ部1に蓄積さ
れた副信号電荷Q1′が転送電極221 ,222 の下の
空のパケット21に読み出される。
4,Vφ5が3値目のレベルをとることで、垂直方向偶
数ラインのセンサ部1に蓄積された主信号電荷Q2が転
送電極231 ,232 の下のパケット21に読み出され
る。これにより、奇数ラインの画素の主信号電荷Q1
と、偶数ラインの画素の副信号電荷Q2とが混合される
(Q1+Q2)。その後、所定の短い露光時間を設定す
る。そして、この短い露光時間が経過した後、時刻t4
で垂直転送クロックVφ1,Vφ2が3値目のレベルを
とることで、垂直方向奇数ラインのセンサ部1に蓄積さ
れた副信号電荷Q1′が転送電極221 ,222 の下の
空のパケット21に読み出される。
【0017】この読み出された副信号電荷Q1′および
次のラインの主信号電荷(Q1+Q2)は、時点t5で
垂直転送クロックVφ3,Vφ5が“H”レベルにな
り、以降垂直転送クロックVφ4,Vφ5およびVφ
1,Vφ2がマスタクロックMCKに同期して順に
“H”レベル(3値の中間レベル)になることで、1画
素分だけシフトされてそれぞれ次のラインのパケット2
1に垂直転送される。次いで、時点t6で垂直転送クロ
ックVφ4,Vφ5が3値目のレベルをとることで、垂
直方向偶数ラインのセンサ部1に蓄積された副信号電荷
Q2′が転送電極231,232 の下のパケット21に
読み出される。これにより、奇数ラインの画素に蓄積さ
れた副信号電荷Q1′と偶数ラインの画素に蓄積された
副信号電荷Q2′とが混合される(Q1′+Q2′)。
次のラインの主信号電荷(Q1+Q2)は、時点t5で
垂直転送クロックVφ3,Vφ5が“H”レベルにな
り、以降垂直転送クロックVφ4,Vφ5およびVφ
1,Vφ2がマスタクロックMCKに同期して順に
“H”レベル(3値の中間レベル)になることで、1画
素分だけシフトされてそれぞれ次のラインのパケット2
1に垂直転送される。次いで、時点t6で垂直転送クロ
ックVφ4,Vφ5が3値目のレベルをとることで、垂
直方向偶数ラインのセンサ部1に蓄積された副信号電荷
Q2′が転送電極231,232 の下のパケット21に
読み出される。これにより、奇数ラインの画素に蓄積さ
れた副信号電荷Q1′と偶数ラインの画素に蓄積された
副信号電荷Q2′とが混合される(Q1′+Q2′)。
【0018】以上の動作を繰り返すことにより、長い露
光時間の主信号電荷Q1,Q2および短い露光時間の副
信号電荷Q1′,Q2′の読み出し、混合および垂直転
送が行われる。その概念図を図4に示す。図4におい
て、は主信号電荷Q1の読み出し時を、は主信号電
荷Q2の読み出し時を、は副信号電荷Q1′の読み出
し時を、は副信号電荷Q2′の読み出し時をそれぞれ
示している。
光時間の主信号電荷Q1,Q2および短い露光時間の副
信号電荷Q1′,Q2′の読み出し、混合および垂直転
送が行われる。その概念図を図4に示す。図4におい
て、は主信号電荷Q1の読み出し時を、は主信号電
荷Q2の読み出し時を、は副信号電荷Q1′の読み出
し時を、は副信号電荷Q2′の読み出し時をそれぞれ
示している。
【0019】このように、垂直ブランキング期間におい
て先ず、垂直方向奇数ラインの画素の主信号電荷Q1を
CCD垂直転送レジスタ2に読み出しかつその直後にC
CD垂直転送レジスタ2を1画素分だけシフトし、次に
垂直方向偶数ラインの画素の主信号電荷Q2をCCD垂
直転送レジスタ2に読み出し、続いて所定の露光時間が
経過した後に垂直方向奇数ラインの画素の副信号電荷Q
1′をCCD垂直転送レジスタ2の空のパケット21a
に読み出し、かつその直後にCCD垂直転送レジスタ2
を1画素分だけシフトし、しかる後垂直方向偶数ライン
の画素の副信号電荷Q2′をCCD垂直転送レジスタ2
に読み出すことにより、主信号電荷Q1とQ2および副
信号電荷Q1′とQ2′の読み出しタイミングのずれ
を、短い方の露光時間とは関係なく設定できるので、大
幅な短縮が可能となる。
て先ず、垂直方向奇数ラインの画素の主信号電荷Q1を
CCD垂直転送レジスタ2に読み出しかつその直後にC
CD垂直転送レジスタ2を1画素分だけシフトし、次に
垂直方向偶数ラインの画素の主信号電荷Q2をCCD垂
直転送レジスタ2に読み出し、続いて所定の露光時間が
経過した後に垂直方向奇数ラインの画素の副信号電荷Q
1′をCCD垂直転送レジスタ2の空のパケット21a
に読み出し、かつその直後にCCD垂直転送レジスタ2
を1画素分だけシフトし、しかる後垂直方向偶数ライン
の画素の副信号電荷Q2′をCCD垂直転送レジスタ2
に読み出すことにより、主信号電荷Q1とQ2および副
信号電荷Q1′とQ2′の読み出しタイミングのずれ
を、短い方の露光時間とは関係なく設定できるので、大
幅な短縮が可能となる。
【0020】すなわち、先述した従来技術では、副信号
電荷Q1′の蓄積期間が経過した後に主信号電荷Q2を
読み出し、その後に副信号電荷Q2′の蓄積を行うよう
にしていることから、副信号電荷Q1′の読み出しタイ
ミングと副信号電荷Q2′の読み出しタイミングとに、
信号電荷Q2′の露光時間(垂直ブランキング期間の半
分)の時間ずれが生じていたのに対し、本実施例では、
図5に示すように、CCD垂直転送レジスタ2を1画素
分だけシフトする時間まで短縮できる。具体的には、マ
スタクロックMCKの周期を0.5μsec.〜0.8μse
c.程度と仮定すると、本実施例の場合、CCD垂直転送
レジスタ2を1画素分だけシフトするのに、9クロック
が必要となることから、4.5μsec.〜7.2μsec.程
度まで主信号電荷Q1とQ2および副信号電荷Q1′と
Q2′の読み出しタイミングのずれを短縮できる。
電荷Q1′の蓄積期間が経過した後に主信号電荷Q2を
読み出し、その後に副信号電荷Q2′の蓄積を行うよう
にしていることから、副信号電荷Q1′の読み出しタイ
ミングと副信号電荷Q2′の読み出しタイミングとに、
信号電荷Q2′の露光時間(垂直ブランキング期間の半
分)の時間ずれが生じていたのに対し、本実施例では、
図5に示すように、CCD垂直転送レジスタ2を1画素
分だけシフトする時間まで短縮できる。具体的には、マ
スタクロックMCKの周期を0.5μsec.〜0.8μse
c.程度と仮定すると、本実施例の場合、CCD垂直転送
レジスタ2を1画素分だけシフトするのに、9クロック
が必要となることから、4.5μsec.〜7.2μsec.程
度まで主信号電荷Q1とQ2および副信号電荷Q1′と
Q2′の読み出しタイミングのずれを短縮できる。
【0021】さらに、短い方の露光時間の設定範囲に対
して自由度を向上できることにもなる。すなわち、従来
技術の場合には、副信号電荷Q1′の蓄積期間が経過し
た後に主信号電荷Q2を読み出し、その後に副信号電荷
Q2′の蓄積を行うようにしていることから、短い方の
露光時間を垂直ブランキング期間の半分までしか設定で
きなかったのに対し、本実施例の場合には、垂直ブラン
キング期間の範囲内で任意に設定できることになる。実
際には、主信号電荷Q1,Q2と副信号電荷Q1′,Q
2′との電荷量の比をどのように設定するかによって短
い方の露光時間が決まる。
して自由度を向上できることにもなる。すなわち、従来
技術の場合には、副信号電荷Q1′の蓄積期間が経過し
た後に主信号電荷Q2を読み出し、その後に副信号電荷
Q2′の蓄積を行うようにしていることから、短い方の
露光時間を垂直ブランキング期間の半分までしか設定で
きなかったのに対し、本実施例の場合には、垂直ブラン
キング期間の範囲内で任意に設定できることになる。実
際には、主信号電荷Q1,Q2と副信号電荷Q1′,Q
2′との電荷量の比をどのように設定するかによって短
い方の露光時間が決まる。
【0022】具体的には、NTSC放送方式の場合は、
走査線が525本、そのうち有効走査線が485本であ
ることから、無効走査線は40本となる。インターレー
スが行われていることから、走査線が262.5本、有
効走査線が242.5本、無効走査線が20本となる。
主信号電荷Q1,Q2と副信号電荷Q1′,Q2′と
は、有効走査期間と無効走査期間とにそれぞれ対応する
ことから、その比は242.5:20、即ちほぼ12:
1となり、これが最大比である。一例として、20:1
に設定する場合には、短い方の露光時間を12ライン分
に相当する時間、即ち1H(1水平走査期間)が63.
5μsec.であることから、約762μsec.(=63.5
μsec.×12)に設定すれば良い。
走査線が525本、そのうち有効走査線が485本であ
ることから、無効走査線は40本となる。インターレー
スが行われていることから、走査線が262.5本、有
効走査線が242.5本、無効走査線が20本となる。
主信号電荷Q1,Q2と副信号電荷Q1′,Q2′と
は、有効走査期間と無効走査期間とにそれぞれ対応する
ことから、その比は242.5:20、即ちほぼ12:
1となり、これが最大比である。一例として、20:1
に設定する場合には、短い方の露光時間を12ライン分
に相当する時間、即ち1H(1水平走査期間)が63.
5μsec.であることから、約762μsec.(=63.5
μsec.×12)に設定すれば良い。
【0023】主信号電荷(Q1+Q2)および副信号電
荷(Q1′+Q2′)は、CCD垂直転送レジスタ2か
らCCD水平転送レジスタ3に1ラインずつ移され、さ
らにCCD水平転送レジスタ3で水平方向に順次転送さ
れ、かつ電荷検出部4で信号電圧に変換された後、出力
回路5を経て出力端子6からCCD出力信号として出力
される。このCCD出力信号は、以下に説明する信号処
理回路12で信号処理される。
荷(Q1′+Q2′)は、CCD垂直転送レジスタ2か
らCCD水平転送レジスタ3に1ラインずつ移され、さ
らにCCD水平転送レジスタ3で水平方向に順次転送さ
れ、かつ電荷検出部4で信号電圧に変換された後、出力
回路5を経て出力端子6からCCD出力信号として出力
される。このCCD出力信号は、以下に説明する信号処
理回路12で信号処理される。
【0024】図1において、信号処理回路12は、CC
D出力信号をサンプルホールドするサンプルホールド
(S/H)回路13と、このサンプルホールド回路13
の出力信号をライン単位で交互に分離して出力する信号
分離回路14と、一方のラインの出力信号を1H(1ラ
イン)分だけ遅延させる1H遅延回路15と、この1H
遅延回路15の出力信号に対して所定レベル以上の信号
波形を切り取る(クリッピング)処理を行うクリップ回
路16と、このクリップ回路16でクリッピングされた
一方のラインの出力信号と他方のラインの出力信号とを
加算して映像信号として出力する加算回路17とから構
成されている。
D出力信号をサンプルホールドするサンプルホールド
(S/H)回路13と、このサンプルホールド回路13
の出力信号をライン単位で交互に分離して出力する信号
分離回路14と、一方のラインの出力信号を1H(1ラ
イン)分だけ遅延させる1H遅延回路15と、この1H
遅延回路15の出力信号に対して所定レベル以上の信号
波形を切り取る(クリッピング)処理を行うクリップ回
路16と、このクリップ回路16でクリッピングされた
一方のラインの出力信号と他方のラインの出力信号とを
加算して映像信号として出力する加算回路17とから構
成されている。
【0025】この信号処理回路12において、CCD固
体撮像素子10から出力されるCCD出力信号は、サン
プルホールド回路13でサンプルホールドされた後、信
号分離回路13に供給される。このCCD出力信号は、
先述したことから明らかなように、主信号電荷(Q1+
Q2)に基づく信号と副信号電荷(Q1′+Q2′)に
基づく信号とがライン単位で交互に連なる信号である。
したがって、信号分離回路14においては、主信号電荷
(Q1+Q2)に基づく出力信号と副信号電荷(Q1′
+Q2′)に基づく出力信号とに振り分けられる。主信
号電荷(Q1+Q2)に基づく出力信号は、1H遅延回
路15を経た後クリップ回路16に与えられる。このク
リップ回路16では、主信号電荷(Q1+Q2)の飽和
レベルよりも僅かに低い所定レベル以上の信号波形を切
り取ることで、オーバーフローむらを除去する処理が行
われる。
体撮像素子10から出力されるCCD出力信号は、サン
プルホールド回路13でサンプルホールドされた後、信
号分離回路13に供給される。このCCD出力信号は、
先述したことから明らかなように、主信号電荷(Q1+
Q2)に基づく信号と副信号電荷(Q1′+Q2′)に
基づく信号とがライン単位で交互に連なる信号である。
したがって、信号分離回路14においては、主信号電荷
(Q1+Q2)に基づく出力信号と副信号電荷(Q1′
+Q2′)に基づく出力信号とに振り分けられる。主信
号電荷(Q1+Q2)に基づく出力信号は、1H遅延回
路15を経た後クリップ回路16に与えられる。このク
リップ回路16では、主信号電荷(Q1+Q2)の飽和
レベルよりも僅かに低い所定レベル以上の信号波形を切
り取ることで、オーバーフローむらを除去する処理が行
われる。
【0026】そして、オーバーフローむらが除去された
主信号電荷(Q1+Q2)に基づく出力信号に対して、
副信号電荷(Q1′+Q2′)に基づく出力信号が加算
回路17で加算されることで、最終的に映像信号が得ら
れる。この映像信号出力の入射光量に対する特性を図6
に示す。この特性から明らかなように、長い露光時間の
主信号電荷Q1,Q2を得た後に、短い所定の露光時間
を設定して副信号電荷Q1′,Q2′を得、主信号電荷
(Q1+Q2)に基づく出力信号に対して副信号電荷
(Q1′+Q2′)に基づく出力信号を加算するように
したことにより、センサ部1で信号電荷が溢れた後も入
射光量に対する信号出力を得ることができるため、光入
力に対するダイナミックレンジを広げることができる。
以上により、主信号電荷Q1とQ2および副信号電荷Q
1′とQ2′の読み出しタイミングのずれが少なく、し
かも高ダイナミックレンジ読み出しが可能なCCD固体
撮像装置を実現できることになる。
主信号電荷(Q1+Q2)に基づく出力信号に対して、
副信号電荷(Q1′+Q2′)に基づく出力信号が加算
回路17で加算されることで、最終的に映像信号が得ら
れる。この映像信号出力の入射光量に対する特性を図6
に示す。この特性から明らかなように、長い露光時間の
主信号電荷Q1,Q2を得た後に、短い所定の露光時間
を設定して副信号電荷Q1′,Q2′を得、主信号電荷
(Q1+Q2)に基づく出力信号に対して副信号電荷
(Q1′+Q2′)に基づく出力信号を加算するように
したことにより、センサ部1で信号電荷が溢れた後も入
射光量に対する信号出力を得ることができるため、光入
力に対するダイナミックレンジを広げることができる。
以上により、主信号電荷Q1とQ2および副信号電荷Q
1′とQ2′の読み出しタイミングのずれが少なく、し
かも高ダイナミックレンジ読み出しが可能なCCD固体
撮像装置を実現できることになる。
【0027】なお、上記実施例では、CCD垂直転送レ
ジスタ2において、各パケット上に3つずつ転送電極を
配し、垂直転送時には3相駆動、読み出し・混合時には
6相駆動の場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、例えば各パケット上に4つずつ転送電極
を配し、垂直転送時には4相駆動、読み出し・混合時に
は8相駆動の駆動方式を採ることも可能である。
ジスタ2において、各パケット上に3つずつ転送電極を
配し、垂直転送時には3相駆動、読み出し・混合時には
6相駆動の場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、例えば各パケット上に4つずつ転送電極
を配し、垂直転送時には4相駆動、読み出し・混合時に
は8相駆動の駆動方式を採ることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
全画素読み出しが可能な構成の固体撮像装置において、
垂直ブランキング期間で先ず、垂直方向において隣り合
う2ラインのうちの一方のラインの画素の主信号電荷を
垂直転送レジスタに読み出しかつその直後に垂直転送レ
ジスタを1画素分だけシフトし、次いで2ラインのうち
の他方のラインの画素の主信号電荷を垂直転送レジスタ
に読み出し、続いて所定の露光時間が経過した後に一方
のラインの画素の副信号電荷を垂直転送レジスタの空の
パケットに読み出しかつその直後に垂直転送レジスタを
1画素分だけシフトし、しかる後他方のラインの画素の
副信号電荷を垂直転送レジスタに読み出すようにしたこ
とにより、垂直方向において隣り合う2ラインの各画素
の主信号電荷相互間および副信号電荷相互間の読み出し
タイミングのずれを大幅に短縮できるので、特に高速で
動いている被写体の撮像時にも再生画に不自然さを生ず
ることなく、高ダイナミックレンジ読み出しを実現でき
ることになる。
全画素読み出しが可能な構成の固体撮像装置において、
垂直ブランキング期間で先ず、垂直方向において隣り合
う2ラインのうちの一方のラインの画素の主信号電荷を
垂直転送レジスタに読み出しかつその直後に垂直転送レ
ジスタを1画素分だけシフトし、次いで2ラインのうち
の他方のラインの画素の主信号電荷を垂直転送レジスタ
に読み出し、続いて所定の露光時間が経過した後に一方
のラインの画素の副信号電荷を垂直転送レジスタの空の
パケットに読み出しかつその直後に垂直転送レジスタを
1画素分だけシフトし、しかる後他方のラインの画素の
副信号電荷を垂直転送レジスタに読み出すようにしたこ
とにより、垂直方向において隣り合う2ラインの各画素
の主信号電荷相互間および副信号電荷相互間の読み出し
タイミングのずれを大幅に短縮できるので、特に高速で
動いている被写体の撮像時にも再生画に不自然さを生ず
ることなく、高ダイナミックレンジ読み出しを実現でき
ることになる。
【図1】本発明に係る高ダイナミックレンジ読み出し方
式固体撮像装置の一実施例を示す構成図である。
式固体撮像装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】信号電荷の読み出し、混合の動作説明のための
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図4】信号電荷の読み出し、混合の動作説明のための
概念図である。
概念図である。
【図5】センサ部内の電荷量の変化の様子を示す図であ
る。
る。
【図6】入力光量‐信号出力の特性図である。
【図7】フィールド読み出し方式の説明図である。
【図8】全画素読み出し方式の説明図である。
【図9】高ダイナミックレンジ読み出し方式の説明図で
ある。
ある。
1 センサ部 2 CCD垂直転送レジスタ 3 CCD水平転送レジスタ 4 電荷検出部 10 CCD固体撮像素子 11 タイミングジェネレータ 12 信号処理回路
Claims (2)
- 【請求項1】 画素が2次元配列されるとともに、画素
の垂直列ごとに配された垂直転送レジスタが各画素ごと
に対応して設けられたパケットの集合からなり、全画素
の信号電荷を独立に読み出すことが可能な固体撮像装置
において、 垂直ブランキング期間で先ず、垂直方向において隣り合
う2ラインのうちの一方のラインの画素の主信号電荷を
垂直転送レジスタに読み出しかつその直後に垂直転送レ
ジスタを1画素分だけシフトし、 次いで、前記2ラインのうちの他方のラインの画素の主
信号電荷を垂直転送レジスタに読み出し、 続いて、所定の露光時間が経過した後に前記一方のライ
ンの画素の副信号電荷を垂直転送レジスタの空のパケッ
トに読み出しかつその直後に垂直転送レジスタを1画素
分だけシフトし、 しかる後、前記他方のラインの画素の副信号電荷を垂直
転送レジスタに読み出すようにしたことを特徴とする固
体撮像装置の駆動方法。 - 【請求項2】 前記垂直転送レジスタから水平転送レジ
スタに移され、さらにこの水平転送レジスタで水平転送
して得られる信号電荷に基づく出力信号をライン単位で
分離し、 主信号電荷に基づく信号を1ライン相当時間だけ遅延し
た後所定のレベルでクリッピングし、 このクリッピングされた主信号電荷に基づく出力信号を
副信号電荷に基づく出力信号と加算して映像信号として
出力することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置
の駆動方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136376A JPH08331461A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 固体撮像装置の駆動方法 |
KR1019960019525A KR100388000B1 (ko) | 1995-06-02 | 1996-06-01 | 고체촬상장치의구동방법 |
US08/659,078 US5990952A (en) | 1995-06-02 | 1996-06-03 | Driving method of solid-state image pickup device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136376A JPH08331461A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 固体撮像装置の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331461A true JPH08331461A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15173721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7136376A Pending JPH08331461A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 固体撮像装置の駆動方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5990952A (ja) |
JP (1) | JPH08331461A (ja) |
KR (1) | KR100388000B1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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