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JPH1151226A - プロセスガス供給ユニット - Google Patents

プロセスガス供給ユニット

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Publication number
JPH1151226A
JPH1151226A JP13021098A JP13021098A JPH1151226A JP H1151226 A JPH1151226 A JP H1151226A JP 13021098 A JP13021098 A JP 13021098A JP 13021098 A JP13021098 A JP 13021098A JP H1151226 A JPH1151226 A JP H1151226A
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JP
Japan
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process gas
supply unit
gas supply
base plate
block
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Application number
JP13021098A
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English (en)
Other versions
JP3871438B2 (ja
Inventor
Masato Ito
正人 伊藤
Toshiyasu Inagaki
俊康 稲垣
Minoru Ueda
稔 植田
Masahiko Yada
雅彦 矢田
Hiroshi Bandou
寛 板藤
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP13021098A priority Critical patent/JP3871438B2/ja
Publication of JPH1151226A publication Critical patent/JPH1151226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化・集積化されると共に、全ての機器を
同じ方向から取外し及び取付け可能なプロセスガス供給
ユニットを提供すること。 【解決手段】 マスフローコントローラ8、入力弁5、
出力弁10、パージ弁6、真空弁9、逆止弁7、レギュ
レータ3、フィルタ13のうちの少なくとも2つの機器
を有し、プロセスガスを供給するプロセスガス供給ユニ
ットにおいて、(a)機器のうちの少なくとも1つが所
定方向からボルト止めされるモジュールブロック42〜
50と、(b)モジュールブロック42〜50が前記所
定方向と同じ方向からボルト止めされるベースプレート
21〜28と、(c)ベースプレート21〜28が前記
所定方向と同じ方向からボルト止めされる取付パネル1
2とが備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程で
使用されるプロセスガス供給ユニットに関し、さらに詳
細には、プロセスガス供給弁、パージ弁、逆止弁、真空
弁、マスフローコントローラ、レギュレータ、フィルタ
等を備えるプロセスガス供給ユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造工程において、エッチ
ングガス等のプロセスガスを供給するためのプロセスガ
ス供給ユニットが開発されている。そして、半導体製造
工程が、複数枚のウェハをバッチ処理する方法から、ウ
ェハを1枚づつ処理する枚葉処理方法に移行するように
なり、プロセスガス供給ユニットの小型化がより強く要
求されている。プロセスガス供給ユニットを小型化する
ために、本出願人は、特許第2568365号公報によ
り、マニホールドであるモジュールブロックに供給弁、
パージ弁、真空弁を上からボルトにより連結するプロセ
スガス供給ユニットを提案している。
【0003】図15に上記マニホールドを用いたプロセ
スガス供給ユニットの構成を示す。このユニットは、図
16の回路図を具体化したものである。先ず図16の回
路図を説明する。プロセスガスは、図において左端から
入り、右端から出る。手動弁1に逆止弁2が接続し、逆
止弁2にレギュレータ3が接続している。レギュレータ
3は、入力弁5に接続している。レギュレータ3と入力
弁5との流路の途中に圧力計4が接続している。入力弁
5は、マスフローコントローラ8の入力ポートに接続し
ている。また、マスフローコントローラ8の入力ポート
には、パージ弁6、逆止弁7を介してパージガス源が接
続している。マスフローコントローラ8の出力ポート
は、出力弁10に接続している。また、マスフローコン
トローラ8の出力ポートには、真空弁9を介して真空源
である真空ポンプが接続している。出力弁10は、手動
弁11に接続している。手動弁11の出口が、半導体製
造工程の真空チャンバに接続している。
【0004】次に、図15により、図16の回路を具体
化した構成を説明する。全ての機器は、取付パネル12
上にボルト止めされている。手動弁1は、ブラケットB
1により取付パネル12に固定されている。手動弁1の
両端には、配管1a,1b及び継手Mが接続している。
下流側の配管1b、継手Mには、逆止弁2が接続してい
る。逆止弁2は、継手M、配管3aを介してレギュレー
タ3に接続している。レギュレータ3は、ブラケットB
2(構成はブラケットB1と同じ)により取付パネル1
2に固定されている。レギュレータ3の右端には、継手
Mを介して三叉配管5a,4aが接続している。三叉配
管4aには圧力計4が接続している。三叉配管5aに
は、継手Mを介してマニホールドC1に接続している。
マニホールドC1の上面には入力弁5及びパージ弁6が
取り付けられている。またマニホールドC1のパージ弁
6のポートには、配管6a、継手Mを介して逆止弁7が
接続している。逆止弁7は、継手Mを介して図示しない
パージガス源に接続されている。ここで、逆止弁7から
配管6aまでの流路は、プレートA1に形成されてい
る。
【0005】マニホールドC1は、プレートA1により
取付パネル12に固定されている。また、マニホールド
C1には、マスフローコントローラブロックDが接続さ
れている。マスフローコントローラブロックDの上面に
は、マスフローコントローラ8が付設されている。マス
フローコントローラブロックDの右端は、真空弁9及び
出力弁10が上面に取り付けられたマニホールドC2
(構成はマニホールドC1と同じ)にに接続している。
マニホールドC2は、プレートA2により取付パネル1
2に固定されている。真空弁9は、真空源である真空ポ
ンプに接続している。ここで、逆止弁7からの流路は、
プレートA2(構成はプレートA1と同じ)に形成され
ている。マニホールドC2は、継手M、配管11aを介
して手動弁11に接続している。手動弁11は、ブラケ
ットB3(構成はブラケットB1と同じ)により取付パ
ネル12に固定されている。手動弁11の右端は、配管
11b、継手Mを介して真空チャンバへと接続してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プロセスガス供給ユニットには次のような問題があっ
た。 (1)入力弁5やパージ弁6を上面から取付ボルトによ
り一体的に取り付けるマニホールドC1が採用されたこ
とにより、全ての機器を配管で接続していた時代と比較
して小型化されたが、近年のプロセスガス供給ユニット
に対する小型化・集積化の要求から見ると、未だ不十分
であった。すなわち、配管及び継手がなお多く存在する
ため、スペースが大きくなると同時に、配管のつなぎ部
の溶接等からパーティクルが発生する問題があった。パ
ーティクルの発生は、半導体の歩留まりに影響を与える
ため大きな問題であった。
【0007】(2)取付パネル12から入力弁5及びパ
ージ弁6の取り付けられているマニホールドC1及びプ
レートA1を取り外したいときに、取付パネル12に対
してプレートAが下面からボルトにより固定されている
ので、取付パネル12をひっくり返す必要が有り、取付
パネル12に取り付けられている全ての機器を取り外さ
なければならず、極めて不便であった。一般的に、半導
体製造工程では、取付スペースを狭くするために、取付
パネル12が壁等に密着させて固定されているからであ
る。これは真空弁9、出力弁10が取り付けられている
マニホールドC2及びA2についても同様である。
【0008】本発明は上記問題点を解決し、小型化・集
積化されると共に、全ての機器を同じ方向から取り外し
及び取り付け可能なプロセスガス供給ユニットを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプロセスガス供給ユニットは、次のような構
成を有している。 (1)(a)プロセスガス供給に使用されるコンポーネ
ント部品の1つ又は2つ以上がボルト止めされるモジュ
ールブロックと、(b)モジュールブロックがボルト止
めされるベースプレートと、(c)ベースプレートがボ
ルト止めされる取付パネルとを有している。従って、前
記プロセスガス流路に、前記コンポーネントを接続する
ためのパイプを有しない。
【0010】(2)前記(1)に記載のプロセスガス供
給ユニットにおいて、前記モジュールブロックと前記ベ
ースプレートとが面接触した状態で前記ボルト止めによ
り接合されていることを特徴とする。 (3)前記(1)に記載のプロセスガス供給ユニットに
おいて、前記コンポーネント部品、モジュールブロッ
ク、及び前記ベースプレートが、いずれも同じ所定方向
からボルト止めされていることを特徴とする。 (4)前記(3)に記載のプロセスガス供給ユニットに
おいて、前記コンポーネント部品が、マスフローコント
ローラ、供給弁、パージ弁、真空弁、逆止弁、レギュレ
ータ、フィルタのうちの1つ又は2つ以上の機器である
ことを特徴とする。
【0011】(5)前記(1)又は(3)に記載のプロ
セスガス供給ユニットにおいて、前記ベースプレートに
略V字形の流路が形成されていることを特徴とする。 (6)前記(1)又は(3)に記載のプロセスガス供給
ユニットにおいて、前記供給するプロセスガスの種類が
2以上であって、前記モジュールブロックの2つ以上が
一直線上に配置されて構成されるモジュールブロック列
の2以上が並列に配置されているとき、前記ベースプレ
ートが、前記モジュールブロック列に交差して配置さ
れ、2つ以上の前記モジュールブロックと接続されるこ
とを特徴とする。 (7)前記(1)又は(3)に記載のプロセスガス供給
ユニットにおいて、前記ベースプレート及び前記取付パ
ネルが、相互に位置決め手段を有することを特徴とす
る。 (8)前記(7)に記載のプロセスガス供給ユニットに
おいて、前記位置決め手段が、位置決めピン及び位置決
め孔の組合せであることを特徴とする。 (9)前記(1)又は(3)に記載のプロセスガス供給
ユニットにおいて、前記ベースプレートを前記取付パネ
ルに連結するためのボルト頭が、前記ベースプレートに
形成された座ぐり孔に入り、前記モジュールブロックの
上面からは見えないことを特徴とする。
【0012】上記構成を有するプロセスガス供給ユニッ
トの作用を説明する。本発明に係るプロセスガス供給ユ
ニットにおいては、マスフローコントローラ、供給弁、
パージ弁、真空弁、逆止弁、レギュレータ、フィルタの
うちの1つの機器が、所定方向である上方向からモジュ
ールブロックに対してボルト止めされている。そして、
複数のモジュールブロックが所定の方向と同じ方向であ
る上方向からベースプレートに対してボルト止めされて
いる。さらに、ベースプレートが前記所定の方向と同じ
方向である上方向から取付パネルに対してボルト止めさ
れている。従って、全てのコンポーネント部品が、パイ
プを用いることなく、モジュールブロック、ベースブロ
ックに直接取り付けられているので、全体を集積化して
コンパクト化することができる。また、パイプから発生
するパーティクルの恐れがなくなった。
【0013】全てのコンポーネント部品がモジュールブ
ロックに対して、また、全てのモジュールブロックがベ
ースプレートに対して、さらに、全てのベースプレート
が取付パネルに対して、それぞれ同じ所定方向からボル
ト止めされているので、取付パネルが機械や壁に密着し
て取り付けられている場合でも、取付パネルを取り外す
ことなく、全ての機器、モジュールブロック、及びベー
スプレートを取り外し又は取り付けることが可能であ
る。なお、使用する全てのボルトの径及び長さを統一す
れば、取り外し・取り付け作業を行うときに、ボルトを
特別に仕分けする必要がなく、作業効率を高めることが
できる。
【0014】ベースプレートに形成されたV字形流路に
よれば、余分な止め栓を必要とせず、また、余分な空間
がないため、プロセスガスをパージするときに、プロセ
スガスが滞留することがなく、プロセスガスにより配管
内部が腐食されてパーティクルが発生するという恐れが
低減される。また、ベースプレートに設けられた位置決
めピンと取付パネルに設けられた位置決め孔とが嵌合さ
れて、ベースプレートの位置決めがなされるため、複数
のプロセスガスラインが並列に配置されたときに、複数
のベースプレートが各プロセスガスラインを構成するモ
ジュールブロック列に対して交差して配置されていて
も、各々の位置関係が正確であるため、漏れ等が発生す
る恐れを低減することができる。
【0015】また、全体のユニットが組み付けられてい
る状態で、ベースプレートを取付パネルに取り付けてい
る取付ボルトの頭が座ぐり孔に隠れていて、外側から見
えないため、誤ってベースプレートを取付パネルから取
り外してしまう恐れがない。また、余分なボルト頭が隠
れているため、作業者に余分な確認作業を行わせる必要
がなく、メインテナンス作業の効率を高めることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電磁弁の取付
構造及びその取付用部材を具体化した実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の第1の実施の形態
であるプロセスガス供給ユニットを図1乃至図5に示
す。図1乃至図4は、プロセスガス供給ユニットの具体
的構成を分解した状態で示す斜視図であり、図5は回路
図である。図1は、プロセスガス供給ユニットで用いら
れるベースプレート21,22,23,24,25,2
6,27,28のみを抜き出した斜視図である。また、
図2は、取付パネル12の斜視図である。また、図3
は、モジュールブロック並びにその上に取り付けられて
いるレギュレータ、圧力計、フィルタ、逆止弁、マスフ
ローコントローラの斜視図である。また、図4は、図3
のモジュールブロック上に取り付けられる手動弁、自動
開閉弁などの斜視図である。
【0017】先ず、図5に示される回路を説明する。本
実施の形態では、2種類のプロセスガスA,Bが供給さ
れるプロセスガス供給ユニットの回路が構成されてい
る。なお、大文字のA,B,Cは、プロセスガスA,B
及びパージガスC供給用のガス供給ラインにそれぞれ対
応している。ここで、2つのプロセスガス供給ラインに
おいては、各プロセスガス源に入力ポートが接続する手
動弁1A,1Bにレギュレータ3A,3Bが接続してい
る。レギュレータ3A,3Bには、フィルタ13A,1
3Bが接続している。また、レギュレータ3A,3Bと
フィルタ13A,13Bを連通する流路には、圧力計4
A,4Bが接続されている。フィルタ13A,13B
は、自動開閉弁である入力弁5A,5Bに接続してい
る。入力弁5A,5Bは、マスフローコントローラ8
A,8Bに接続している。また、入力弁5A,5Bとマ
スフローコントローラ8A,8Bを連通する流路には、
自動開閉弁であるパージ弁6A,6Bが接続している。
マスフローコントローラ8A,8Bには、自動開閉弁で
ある出力弁10A,10Bが接続している。出力弁10
A,10Bの出力ポートは、真空チャンバに接続してい
る。
【0018】パージ弁6A,6Bの入力ポートには、自
動開閉弁であるパージガス元弁14が接続している。ま
た、パージガス元弁14は、逆止弁7を介してフィルタ
13Cに接続している。フィルタ13Cは、レギュレー
タ3Cに接続している。また、フィルタ13Cとレギュ
レータ3Cを連通する流路には、圧力計4Cが接続され
ている。レギュレータ3Cは、手動弁1Cを介してパー
ジガスである窒素ガスのタンクに接続している。また、
パージガス元弁14の出力ポートは、パージ弁6Cを介
して、出力弁10A,10Bの出力ポート側に接続して
いる。
【0019】次に、上記回路に基づくプロセスガス供給
ユニットの具体的構成について説明する。図1におい
て、ベースプレート21,22,23,24,25,2
6,27,28は、内部に形成された流路を示すために
部分断面図で示されている。すなわち、各ベースプレー
トにおいて手前側に形成された流路の中心線で切断され
ている。例えば、ベースプレート21は直方体状のブロ
ックであり、上面に座ぐり付空孔31a,31b、入力
ポート32A,32B,32C、出力ポート33A,3
3B,33Cが形成されている。また、入力ポート32
A,32B,32C及び出力ポート33A,33B,3
3Cの両側には、ボルト用の雌ネジが切られたネジ孔3
4が形成されている。なお、本実施例では、集積化を容
易にするために、直方体状ブロックによりベースプレー
トを形成しているが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0020】入力ポート32A(32B,32C)と出
力ポート33A(33B,33C)とは、断面図に示す
ように、V字形流路38Aにより連通されている。ま
た、入力ポート32A(32B,32C)及び出力ポー
ト33A(33B,33C)には、接続部における漏れ
を防止するためのリングガスケットを収納する座32a
(32b,32c),33a(33b,33c)がそれ
ぞれ形成されている。また、ベースプレート21,2
2,23,24,25,26,27,28の裏面には、
図示しない位置決め用孔が形成されている。一方、図2
に示すように、取付パネル12の上面には、位置決め用
ピン36が埋め込まれている。また、ベースプレート取
付ボルト35用の雌ネジが形成されたネジ孔37a,3
7bが形成されている。尚、本実施の形態においては、
ベースプレート取付ボルト35は、ねじサイズ5mmの
六角穴付ボルトが使用されている。
【0021】次に、ベースプレート21,22,23,
24,25,26,27,28を取付パネル12に取り
付ける方法について説明する。取付パネル12の上面
に、図1に示すベースプレート21,22,23,2
4,25,26,27,28が、ベースプレート取付ボ
ルト35により上方向から取り付けられる。一例を説明
すれば、ベースプレート21は、裏面に形成された図示
しない位置決め孔と取付パネル12上面に設けられた位
置決め用ピン36を嵌合させた状態で、ベースプレート
取付ボルト35a、35bを、座ぐり付空孔31a,3
1bを通して、ネジ孔37a,37bにねじ込むことに
より、取付パネル12に取り付けられる。この取り付け
られた状態で、ベースプレート取付ボルト35a,35
bのボルト頭は完全にベースプレート21の上面より下
側に位置する。他のベースプレート22,23,24,
25,26,27,28も同様にして、取付パネル12
に取り付けられる。
【0022】他のベースプレートの例として、ベースプ
レート25は、2本の位置決めピン36を位置決め孔に
嵌合させた状態で、4本のベースプレート取付ボルト3
5により、取付パネル12に取り付けられる。また、ベ
ースプレートの長手方向に沿って貫通孔39が形成され
ており、両端がエンドプレート41により密閉されてい
る。ベースプレート25の上面には、貫通孔39に連通
するパージガスポート40A,40B,40Cが形成さ
れている。ベースプレート25のベースプレート取付ボ
ルト35の位置は、貫通孔39を避けるために貫通孔3
9の両側に2カ所ずつ配置されている。本実施の形態で
は、ベースプレートとしては、ベースプレート21タイ
プとベースプレート25タイプとの2種類がある。ここ
では、ベースプレート22〜24,26及び27がベー
スプレート21と同じタイプとされ、ベースプレート2
8がベースプレート25と同じタイプとされている。
【0023】次に、図3によりモジュールブロックにつ
いて説明する。なお、集積化を容易にするため、本実施
例におけるモジュールブロックは、好適には直方体状ブ
ロックにより構成されているが、本発明はこれに何ら限
定されるものではない。図3において、手前側からプロ
セスガスAの供給ライン、プロセスガスBの供給ライ
ン、パージガスの供給ラインである。プロセスガスAの
供給ラインにおいては、X方向からプロセスガスAが入
力され、Y方向へ出力される。上記供給ラインは、それ
ぞれモジュールブロック列L1,L2,L3から構成さ
れている。そして各モジュールブロック列は、ガス入力
側から手動弁ブロック42、レギュレータブロック4
3、圧力計ブロック44、フィルタブロック45、入力
弁ブロック46、入力弁第2ブロック47、マスフロー
コントローラ入力ブロック48、マスフローコントロー
ラ8(但し、モジュールブロック列L3には設けられて
いない)、マスフローコントローラ出力ブロック49、
出力弁ブロック50から構成されている。
【0024】手動弁ブロック42には、図4に示す手動
弁1が取り付けられて手動弁モジュールを構成してい
る。かかる手動弁モジュールの構成を図6に示す。
(a)が上面図であり、(b)が側面図である。手動弁
1は、4本の機器取付ボルト52により、上方向から手
動弁ブロック42に取り付けられている。手動弁ブロッ
ク42の左端面には入力継手51が取り付けられてい
る。手動弁ブロック42には、入力継手51と手動弁1
の入力ポートとを連通する直角流路42aが形成されて
いる。また、手動弁1の出力ポートとベースプレート2
1の入力ポート32(A、B又はC)とを連通する斜め
流路42bが形成されている。また、手動弁ブロック4
2は、2本のモジュール取付ボルト53によりベースプ
レート21に取り付けられている。尚、本実施の形態に
おいては、機器取付ボルト52及びモジュール取付ボル
ト53として、ねじサイズ5mmの六角穴付ボルトが使
用されている。
【0025】レギュレータブロック43には、レギュレ
ータ3が取り付けられてレギュレータモジュールを構成
している。レギュレータモジュールの構成を図7に示
す。(a)が上面図であり、(b)が側面図である。図
7(b)に示すように、レギュレータ3は、キャップタ
イプの取付ナット3aにより、レギュレータブロック4
3に取り付けられている。レギュレータブロック43
は、4本のモジュール取付ボルト53により、ベースプ
レート21,22に取り付けられている。レギュレータ
ブロック43には、レギュレータ3の入力ポートとベー
スプレート21の出力ポート33(A、B又はC)とを
連通させる斜め流路43aが形成されている。また、レ
ギュレータ3の出力ポートとベースプレート22の入力
ポート32(A、B又はC)とを連通させる斜め流路4
3bが形成されている。
【0026】圧力計ブロック44には、圧力計4が取り
付けられて圧力計モジュールを構成している。圧力計モ
ジュールの構成を図8に示す。(a)が上面図であり、
(b)が側面図である。図8(b)に示すように、圧力
計4は、継手4aにより圧力計ブロック44に取り付け
られている。圧力計ブロック44は、4本のモジュール
取付ボルト53により、ベースプレート22,23に取
り付けられている。圧力計ブロック44には、逆V字形
の逆V字流路44aが形成されている。逆V字流路44
aの頂点に圧力計4が接続している。逆V字流路44a
は、ベースプレート22の出力ポート33とベースプレ
ート23の入力ポート32とに連通している。
【0027】フィルタブロック45には、フィルタ13
が取り付けられてレギュレータモジュールを構成してい
る。レギュレータモジュールの構成を図9に示す。
(a)が上面図であり、(b)が側面図である。図9
(b)に示すように、メタルフィルタであるフィルタ1
3は、フィルタブロック45に圧入により取り付けられ
ている。フィルタブロック45は、4本のモジュール取
付ボルト53により、ベースプレート23,24に取り
付けられている。フィルタブロック45には、フィルタ
13の入力ポートとベースプレート23の出力ポート3
3とを連通させる斜め流路45aが形成されている。ま
た、フィルタ13の出力ポートとベースプレート24の
入力ポート32とを連通させる斜め流路45bが形成さ
れている。
【0028】入力弁ブロック46及び入力弁第2ブロッ
ク47の構成を図10に示す。モジュールブロック列L
1及びL2における入力弁ブロック46A,46Bに
は、入力弁5A,5B及びパージ弁6A,6Bが取り付
けられている。また、モジュールブロック列L3におけ
る入力弁ブロック46Cには、パージガス元弁14及び
逆止弁7が取り付けられている(図5参照)。入力弁5
及びパージ弁6は、各々4本の機器取付ボルト52によ
り、上方向から入力弁ブロック46に取り付けられてい
る。また、入力弁第2ブロック47と入力弁ブロック4
6とは、図示しない取付ボルトにより図10(b)の右
方向から一体的に固設されている。そして、入力弁ブロ
ック46と入力弁第2ブロック47とは、ベースプレー
ト24、ベースプレート25、ベースプレート26に対
して、一体的に上方向から各々2本のモジュール取付ボ
ルト53により取り付けられている。
【0029】入力弁ブロック46A,46Bには、ベー
スプレート24の出力ポート33(A,B)と入力弁5
の入力ポートとを連通させる斜め流路46a、直線流路
46b、入力弁5の出力ポートと直線流路46bとを連
通させる流路46c、パージ弁6の出力ポートと直線流
路46bとを連通させる流路46dが形成されている。
【0030】一方、入力弁ブロック46Cにおいては、
入力弁5の代わりに逆止弁7が取り付けられ、パージ弁
6の代わりにパージガス元弁14が取り付けられてい
る。そして、流路は、直線流路46bがなく、逆止弁7
の出力ポートがパージガス元弁14の入力ポートに連通
し、パージガス元弁14の出力ポートは、図10に図示
する流路46eにより、ベースプレート25のパージガ
スポート40Cを介して貫通孔39に連通している。
【0031】マスフローコントローラ8の入力側には、
マスフローコントローラ入力ブロック48が横方向から
固設され、出力側には、マスフローコントローラ出力ブ
ロック49が横方向から固設されている。マスフローコ
ントローラ8とマスフローコントローラ入力ブロック4
8とマスフローコントローラ出力ブロック49とは、一
体的に、モジュール取付ボルト53により、上方向から
ベースプレート26,27に取り付けられている。ベー
スプレート26のV字流路26aが、入力弁第2ブロッ
ク47とマスフローコントローラ入力ブロック48の各
々の流路を連通している。また、ベースプレート27の
V字流路27aが、マスフローコントローラ出力ブロッ
ク49と出力弁ブロック50の各々の流路を連通してい
る。
【0032】出力弁ブロック50には、図4に示す出力
弁10が取り付けられて出力弁モジュールを構成してい
る。出力弁モジュールの構成を図11に示す。(a)が
上面図であり、(b)が側面図である。出力弁10は、
4本の機器取付ボルト52により、上方向から出力弁ブ
ロック50に取り付けられている。図11において、出
力弁ブロック50の左端面には出力継手54が取り付け
られている。出力弁ブロック50には、出力継手54と
出力弁10の出力ポートとを連通する直角流路50bが
形成されている。また、出力弁10の入力ポートとベー
スプレート27の出力ポートとを連通する斜め流路50
aが形成されている。また、出力弁ブロック50は、2
本のモジュール取付ボルト53によりベースプレート2
8に取り付けられている。
【0033】一方、出力弁ブロック50Cにおいては、
出力弁10の代わりにパージ弁6Cが取り付けられてい
る。そして、流路は、直線流路50bがなく、パージ弁
6Cの出力ポートは、図11に図示する流路50cによ
り、ベースプレート28の貫通孔39に連通している。
【0034】次に、上記構成を有するプロセスガス供給
ユニットの作用を説明する。プロセスガスAを真空チャ
ンバに供給する場合には、入力弁5A及び出力弁10A
を開けて、プロセスガスAを手動弁1A、フィルタ13
Aを介してマスフローコントローラ8Aに送り込む。こ
のとき、プロセスガスAの圧力は、レギュレータ3A、
圧力計4Aにより一定に保たれている。マスフローコン
トローラ8Aは、一定質量のプロセスガスAを出力弁1
0Aを介して真空チャンバに供給する。
【0035】プロセスガスAの供給を終える手順を説明
する。入力弁5A及び出力弁10Aを閉じる。そして、
パージ弁6A及びパージ弁6Cを開ける。このとき、パ
ージガス元弁14は開いている。従って、パージ弁6A
及びパージ弁6Cを介して、パージガスが各流路に流れ
込み、滞留しているプロセスガスAとパージガスとが置
換される。このとき、逆止弁7は、プロセスガスAがパ
ージガスラインに逆流することを防止している。プロセ
スガスBを供給する場合も、プロセスガスAの手順と同
じである。
【0036】プロセスガス供給ユニットにおいては、プ
ロセスガスとして腐食性の高いガス等が使用されるた
め、レギュレータ3、圧力計4、フィルタ13、入力弁
5、パージ弁6、逆止弁7、マスフローコントローラ
8、出力弁10等の機器の流路表面が経時的に腐食さ
れ、パーティクルを発生する恐れがある。これを防止す
るため、定期的にそれら機器を取り外して点検・交換を
行っている。本実施の形態のプロセスガス供給ユニット
によれば、手動弁ブロック42、レギュレータブロック
43、圧力計ブロック44、フィルタブロック45、入
力弁ブロック46、マスフローコントローラ入力ブロッ
ク48、マスフローコントローラ出力ブロック49、出
力弁ブロック50というモジュールブロックが、モジュ
ール取付ボルト53により、上方向からベースプレート
21,22,23,24,25,26,27,28に取
り付けられているので、上記のような点検・交換の際の
各部品の取り外し・取り付けが容易である。
【0037】さらに、ベースプレート21,22,2
3,24,25,26,27,28が、ベースプレート
取付ボルト35により、モジュール取付ボルト53と同
じ方向から取付パネル12に取り付けられているので、
モジュールブロックを外した後、そのままの作業でベー
スプレートを取り外すことができる。従って、ベースプ
レートに形成された流路も、プロセスガスと接触するた
め、腐食されパーティクルを発生する恐れがあり、定期
的な点検・交換が必要であるが、その際の作業効率が上
記構成により高くなる。ここで、ベースプレートを取付
パネル12に対して取り付けているベースプレート取付
ボルト35のボルト頭が、座ぐり付空孔31a,31b
の座ぐり部に隠れているため、モジュールブロックを取
り外すつもりで、モジュール取付ボルト53と間違えて
ベースプレート取付ボルト35を外す可能性がない。
【0038】さらに、ベースプレートの連通路としてV
字流路が形成されているので、流路にプロセスガスの滞
留する箇所がないため、ベースプレート流路の腐食を軽
減することができる。また、ベースプレートが、モジュ
ールブロック列に交差して配置され、2以上のモジュー
ルブロック列と接続されているので、ベースプレートを
取り付けるモジュール取付ボルト53の数を減らすこと
ができる。また、貫通孔39を形成することにより、パ
ージガス等を各ラインに供給する流路を形成することが
できる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態のプロセ
スガス供給ユニットを説明する。これは、従来技術で説
明した図16の回路を本発明の構成に従って実現化する
ためのものである。図12及び図13は、それぞれ、本
実施の形態におけるプロセスガス供給ユニットの部分斜
視図を示し、図12の右端に図13を接続させるとプロ
セスガス供給ユニット全体が構成される。図14はかか
るユニット全体の側面図を示す。尚、図12及び図13
において、モジュールブロックは、モジュールブロック
列の列方向中央線で切断した断面が示され、ベースプレ
ートも同様な断面が示されている。第1実施の形態と同
じモジュールブロックについては、同じ符号を付けて詳
細な説明を省略する。第1実施の形態と異なる構成のみ
説明する。逆止弁2が、逆止弁ブロック60に対して上
方向から4本の機器取付ボルト52により取り付けられ
ている。そして、逆止弁ブロック60は、ベースプレー
ト21に対して上方向から4本のモジュール取付ボルト
53により取り付けられている。尚、本実施の形態にお
いて、機器取付ボルト52及びモジュール取付ボルト5
3は、ねじサイズ5mmの六角穴付ボルトが使用されて
いる。
【0040】また、入力弁ブロック61には、入力弁
5、パージ弁6及び逆止弁7が、各々4本の機器取付ボ
ルト52により上方向から取り付けられている。入力弁
出口側ブロック63が、入力弁ブロック61に対して横
方向から取り付けボルトにより取り付けられている。入
力弁ブロック61及び入力弁出力側ブロック63は、4
本のモジュール取付ボルト53によりベースプレート2
1に対して上方向から取り付けられている。また、図1
3に示すように、出力弁ブロック64には、真空弁9及
び出力弁10が上方向から各々4本の機器取付ボルト5
2により取り付けられている。
【0041】出力弁ブロック64には、出力弁入口側ブ
ロック62が、横方向から取り付けボルトにより取り付
けられている。出力弁ブロック64及び出力弁入口側ブ
ロック62は、4本のモジュール取付ボルト53により
ベースプレート21に対して上方向から取り付けられて
いる。出口側の手動弁11が取り付けられる手動弁ブロ
ック65は、入力側の手動弁ブロック42と同様な構成
を有し、反対向きに取り付けたものである。
【0042】第2の実施の形態のプロセスガス供給ユニ
ットにおいても、全てのモジュールブロックがベースプ
レートに対して上方向からモジュール取付ボルト53に
より取り付けられており、かつ全てのベースプレート
も、第1実施の形態と同様に取付パネル12に対してベ
ースプレート取付ボルト35により上方向から取り付け
られているので、モジュールブロックを外した後、その
ままの作業でベースプレートを取り外すことができるた
め、作業効率が高い。尚、本実施の形態においても、第
1実施の形態と同様に、ベースプレート取付ボルト35
としてねじサイズ5mmの六角穴付ボルトを使用してい
る。
【0043】また、第1及び第2実施の形態のプロセス
ガス供給ユニットによれば、ベースプレート及びモジュ
ールブロックの取り付けボルト個数及び位置をできる限
り一定とし、機器取付ボルト52、モジュール取付ボル
ト53、ベースプレート取付ボルト35をねじサイズ5
mmの六角穴付ボルトに統一しているので、メインテナ
ンスの適性が良い。また、複数のユニットを並列に並べ
たとき、マスフローコントローラ8等の位置が一定とな
り、メインテナンスの適性が良い。また、ベースプレー
トを各ユニットに対して、共通化することが可能であ
る。
【0044】なお、本発明は上記実施の形態に何ら限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて以下のように実施することもできる。例えば、上
記各実施の形態では、モジュールブロックに取付られる
機器として、マスフローコントローラ、供給弁、パージ
弁、真空弁、逆止弁、レギュレータ、フィルタを例示し
たが、必要に応じて他の気体用機器を使用してもよく、
同様の効果が得られる。また、本発明に係るプロセスガ
ス供給ユニットは、取付パネル12を用いずに、壁等を
構成する金属板に直接ベースプレート21を取り付ける
ことも可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明のプロセスガス供給ユニットによ
れば、(a)プロセスガス供給に使用されるコンポーネ
ント部品の1つ又は2つ以上がボルト止めされるモジュ
ールブロックと、(b)モジュールブロックがボルト止
めされるベースプレートと、(c)ベースプレートがボ
ルト止めされる取付パネルとを有しており、プロセスガ
ス流路に、コンポーネントを接続するためのパイプを有
しないので、プロセスガス供給ユニット全体を集積化し
てコンパクト化することができる。また、パイプ及びパ
イプの接続部から発生するパーティクルの恐れがなくな
った。
【0046】本発明のプロセスガス供給ユニットによれ
ば、マスフローコントローラ、供給弁、パージ弁、真空
弁、逆止弁、レギュレータ、フィルタのうちの1つまた
は2つ以上が所定方向からボルト止めされるモジュール
ブロックと、モジュールブロックが所定の方向と同じ方
向からボルト止めされるベースプレートと、ベースプレ
ートが所定の方向と同じ方向からボルト止めされる取付
パネルとを有しているので、モジュールブロック及びベ
ースプレートの取り外し及び取り付けが容易であり、作
業効率が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のプロセスガス供給
ユニットの具体的構成を分解した状態で示す第1斜視図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のプロセスガス供給
ユニットの具体的構成を分解した状態で示す第2斜視図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のプロセスガス供給
ユニットの具体的構成を分解した状態で示す第3斜視図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のプロセスガス供給
ユニットの具体的構成を分解した状態で示す第4斜視図
である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のプロセスガス供給
ユニットの回路図である。
【図6】手動弁モジュールの構成を示す図である。
【図7】レギュレータモジュールの構成を示す図であ
る。
【図8】圧力計モジュールの構成を示す図である。
【図9】フィルタモジュールの構成を示す図である。
【図10】入力弁ブロック及び入力弁第2ブロックの構
成を示す図である。
【図11】出力弁モジュールの構成を示す図である。
【図12】本発明の第2実施の形態のプロセスガス供給
ユニットの第1斜視図である。
【図13】本発明の第2実施の形態のプロセスガス供給
ユニットの第2斜視図である。
【図14】本発明の第2実施の形態のプロセスガス供給
ユニットの側面図である。
【図15】従来のプロセスガス供給ユニットの側面図で
ある。
【図16】プロセスガス供給ユニットの回路図である。
【符号の説明】
21〜28 ベースプレート 35 ベースプレート取付ボルト 42 手動弁ブロック 43 レギュレータブロック 44 圧力計ブロック 45 フィルタブロック 46 入力弁ブロック 47 入力弁第2ブロック 48 マスフローコントローラ入力ブロック 49 マスフローコントローラ出力ブロック 50 出力弁ブロック 52 機器取付ボルト 53 モジュール取付ボルト
フロントページの続き (72)発明者 矢田 雅彦 愛知県春日井市堀の内町850 シーケーデ ィ株式会社春日井事業所内 (72)発明者 板藤 寛 愛知県春日井市堀の内町850 シーケーデ ィ株式会社春日井事業所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスガス供給に使用されるコンポー
    ネント部品の1つ又は2つ以上がボルト止めされるモジ
    ュールブロックと、 前記モジュールブロックがボルト止めされるベースプレ
    ートと、 前記ベースプレートがボルト止めされる取付パネルとを
    有することを特徴とするプロセスガス供給ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するプロセスガス供給ユ
    ニットにおいて、 前記モジュールブロックと前記ベースプレートとが面接
    触した状態で前記ボルト止めにより接合されていること
    を特徴とするプロセスガス供給ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載するプロセスガス供給ユ
    ニットにおいて、 前記コンポーネント部品、モジュールブロック、及び前
    記ベースプレートが、いずれも同じ所定方向からボルト
    止めされていることを特徴とするプロセスガス供給ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載するプロセスガス供給ユ
    ニットにおいて、 前記コンポーネント部品が、マスフローコントローラ、
    供給弁、パージ弁、真空弁、逆止弁、レギュレータ、フ
    ィルタのうちの1つ又は2つ以上の機器であることを特
    徴とするプロセスガス供給ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載するプロセスガス供給ユ
    ニットにおいて、 前記ベースプレートに略V字形の流路が形成されている
    ことを特徴とするプロセスガス供給ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載するプロセスガス供給ユ
    ニットにおいて、 前記ベースプレートに略V字形の流路が形成されている
    ことを特徴とするプロセスガス供給ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載するプロセスガス供給ユ
    ニットにおいて、 前記供給するプロセスガスの種類が2以上であって、 前記モジュールブロックの2つ以上が一直線上に配置さ
    れて構成されるモジュールブロック列の2以上が並列に
    配置されているとき、 前記ベースプレートが、前記モジュールブロック列に交
    差して配置され、2つ以上の前記モジュールブロックと
    接続されることを特徴とするプロセスガス供給ユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載するプロセスガス供給ユ
    ニットにおいて、 前記供給するプロセスガスの種類が2以上であって、 前記モジュールブロックの2つ以上が一直線上に配置さ
    れて構成されるモジュールブロック列の2以上が並列に
    配置されているとき、 前記ベースプレートが、前記モジュールブロック列に交
    差して配置され、2つ以上の前記モジュールブロックと
    接続されることを特徴とするプロセスガス供給ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載するプロセスガス供給ユ
    ニットにおいて、 前記ベースプレート及び前記取付パネルが、相互に位置
    決め手段を有することを特徴とするプロセスガス供給ユ
    ニット。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載するプロセスガス供給
    ユニットにおいて、 前記位置決め手段が、位置決めピン及び位置決め孔の組
    合せであることを特徴とするプロセスガス供給ユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載するプロセスガス供給
    ユニットにおいて、 前記ベースプレート及び前記取付パネルが、相互に位置
    決め手段を有することを特徴とするプロセスガス供給ユ
    ニット。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載するプロセスガス供
    給ユニットにおいて、 前記位置決め手段が、位置決めピン及び位置決め孔の組
    合せであることを特徴とするプロセスガス供給ユニッ
    ト。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載するプロセスガス供給
    ユニットにおいて、 前記ベースプレートを前記取付パネルに連結するための
    ボルト頭が、前記ベースプレートに形成された座ぐり孔
    に入り、前記モジュールブロックの上面からは見えない
    ことを特徴とするプロセスガス供給ユニット。
  14. 【請求項14】 請求項3に記載するプロセスガス供給
    ユニットにおいて、 前記ベースプレートを前記取付パネルに連結するための
    ボルト頭が、前記ベースプレートに形成された座ぐり孔
    に入り、前記モジュールブロックの上面からは見えない
    ことを特徴とするプロセスガス供給ユニット。
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