JPH11336902A - メタルシリンダーヘッドガスケット - Google Patents
メタルシリンダーヘッドガスケットInfo
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- JPH11336902A JPH11336902A JP16151298A JP16151298A JPH11336902A JP H11336902 A JPH11336902 A JP H11336902A JP 16151298 A JP16151298 A JP 16151298A JP 16151298 A JP16151298 A JP 16151298A JP H11336902 A JPH11336902 A JP H11336902A
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- cylinder head
- metal
- gasket
- sealing material
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/062—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces characterised by the geometry of the seat
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/14—Sealings between relatively-stationary surfaces by means of granular or plastic material, or fluid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリンダーヘッドとシリンダーブロックとフ
ロントカバーの各接合面が相互に隣接する3面合わせ部
に対応する端部位における寸法精度を考慮することなし
に、3面合わせ部におけるシールを確実に行うことので
きるメタルシリンダーヘッドガスケットを提供すること
にある。 【解決手段】 少なくとも1枚の金属薄板により構成さ
れ、この金属薄板の3面合わせ部に隣接する部位に設け
られた受容空間に付着された軟質のシール材が、エンジ
ンに装着したときの圧縮力によって3面合わせ部側に押
し出され、それにより、3面合わせ部における隙間を充
填する。
ロントカバーの各接合面が相互に隣接する3面合わせ部
に対応する端部位における寸法精度を考慮することなし
に、3面合わせ部におけるシールを確実に行うことので
きるメタルシリンダーヘッドガスケットを提供すること
にある。 【解決手段】 少なくとも1枚の金属薄板により構成さ
れ、この金属薄板の3面合わせ部に隣接する部位に設け
られた受容空間に付着された軟質のシール材が、エンジ
ンに装着したときの圧縮力によって3面合わせ部側に押
し出され、それにより、3面合わせ部における隙間を充
填する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一体フロントカバ
ーを有するエンジン、特に、図1〜3に示すように、エ
ンジンのシリンダーヘッドHとシリンダーブロックBと
の間の接合面と、シリンダーヘッドHおよびシリンダー
ブロックBとフロントカバーCとの間の接合面とが、相
互に隣接する部分A(以下、これを「3面合わせ部」と
いう。)におけるシールを行うためのメタルシリンダー
ヘッドガスケットに関する。
ーを有するエンジン、特に、図1〜3に示すように、エ
ンジンのシリンダーヘッドHとシリンダーブロックBと
の間の接合面と、シリンダーヘッドHおよびシリンダー
ブロックBとフロントカバーCとの間の接合面とが、相
互に隣接する部分A(以下、これを「3面合わせ部」と
いう。)におけるシールを行うためのメタルシリンダー
ヘッドガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、シリンダーヘッドHとシリ
ンダーブロックBとの間は両者間に装着されたシリンダ
ーヘッドガスケットによってシールされる一方、シリン
ダーヘッドHおよびシリンダーブロックBとの間でタイ
ミングチェーンケースTを形成するフロントカバーCと
シリンダーヘッドHおよびシリンダーブロックBとの間
は両者間に塗布された液状ガスケットLによってシール
されている。
ンダーブロックBとの間は両者間に装着されたシリンダ
ーヘッドガスケットによってシールされる一方、シリン
ダーヘッドHおよびシリンダーブロックBとの間でタイ
ミングチェーンケースTを形成するフロントカバーCと
シリンダーヘッドHおよびシリンダーブロックBとの間
は両者間に塗布された液状ガスケットLによってシール
されている。
【0003】一方、3面合わせ部Aにおけるシールは、
例えば、図2に示すように、シリンダーヘッドガスケッ
トGのフロントカバーCに対向する端縁部がシリンダー
ヘッドHおよび/またはシリンダーブロックBの接合面
に対してその内方に位置している場合、フロントカバー
CとシリンダーヘッドガスケットGとの間に隙間S1が
でき、これに対し、例えば、図3に示すように、シリン
ダーヘッドガスケットGのフロントカバーCに対向する
端縁部がシリンダーヘッドHおよび/またはシリンダー
ブロックBの接合面に対して外方へ突出するように位置
している場合、シリンダーヘッドHおよび/またはシリ
ンダーブロックBとフロントカバーCとの間に隙間S2
ができてしまう。このような隙間の大きさが液状ガスケ
ットによって充填できる隙間許容限界を越えてしまう
と、液状ガスケットによるシール機能が発揮されず、油
漏れを発生してしまうものであった。それ故、3面合わ
せ部Aにおけるシールは、フロントカバーC、シリンダ
ーヘッドHおよびシリンダーブロックBの各接合面の加
工精度、ガスケットのフロントカバーC対向側端部にお
ける加工精度等によって大きく左右されてしまうもので
あった。
例えば、図2に示すように、シリンダーヘッドガスケッ
トGのフロントカバーCに対向する端縁部がシリンダー
ヘッドHおよび/またはシリンダーブロックBの接合面
に対してその内方に位置している場合、フロントカバー
CとシリンダーヘッドガスケットGとの間に隙間S1が
でき、これに対し、例えば、図3に示すように、シリン
ダーヘッドガスケットGのフロントカバーCに対向する
端縁部がシリンダーヘッドHおよび/またはシリンダー
ブロックBの接合面に対して外方へ突出するように位置
している場合、シリンダーヘッドHおよび/またはシリ
ンダーブロックBとフロントカバーCとの間に隙間S2
ができてしまう。このような隙間の大きさが液状ガスケ
ットによって充填できる隙間許容限界を越えてしまう
と、液状ガスケットによるシール機能が発揮されず、油
漏れを発生してしまうものであった。それ故、3面合わ
せ部Aにおけるシールは、フロントカバーC、シリンダ
ーヘッドHおよびシリンダーブロックBの各接合面の加
工精度、ガスケットのフロントカバーC対向側端部にお
ける加工精度等によって大きく左右されてしまうもので
あった。
【0004】更に、液状ガスケットLは、実働時におけ
るフロントカバーC、シリンダーヘッドHおよびシリン
ダーブロックBの熱膨張・熱収縮の繰り返しによってそ
のシール機能を喪失し易く、油漏れを生じ易いものであ
った。加えて、液状ガスケットLは、乾燥してシール機
能を発生するまでに時間を要するために作業効率が悪
く、また、エンジンの分解組立時には液状ガスケットの
剥離に手間が掛かるためにメインテナンス性が悪く、そ
のため、製造コストや維持コストを高騰する要因ともな
っていた。
るフロントカバーC、シリンダーヘッドHおよびシリン
ダーブロックBの熱膨張・熱収縮の繰り返しによってそ
のシール機能を喪失し易く、油漏れを生じ易いものであ
った。加えて、液状ガスケットLは、乾燥してシール機
能を発生するまでに時間を要するために作業効率が悪
く、また、エンジンの分解組立時には液状ガスケットの
剥離に手間が掛かるためにメインテナンス性が悪く、そ
のため、製造コストや維持コストを高騰する要因ともな
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ガスケット
の3面合わせ部に対応する端部位における寸法精度を考
慮することなしに、3面合わせ部におけるシールを確実
に行うことのできるメタルシリンダーヘッドガスケット
を提供しようとするものである。
の3面合わせ部に対応する端部位における寸法精度を考
慮することなしに、3面合わせ部におけるシールを確実
に行うことのできるメタルシリンダーヘッドガスケット
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による一体型フロ
ントカバーを有するエンジンに用いるためのメタルシリ
ンダーヘッドガスケットは、少なくとも1枚の金属薄板
により構成される。この金属薄板の3面合わせ部に隣接
する部位には軟質のシール材を付着するための受容空間
が設けられており、そして、このシール材が、本ガスケ
ットをエンジンに装着したときの圧縮力によって押し出
され、それにより、フロントカバーとシリンダーヘッド
とシリンダーブロックとの間の隙間を充填することによ
り上記課題を解決している。
ントカバーを有するエンジンに用いるためのメタルシリ
ンダーヘッドガスケットは、少なくとも1枚の金属薄板
により構成される。この金属薄板の3面合わせ部に隣接
する部位には軟質のシール材を付着するための受容空間
が設けられており、そして、このシール材が、本ガスケ
ットをエンジンに装着したときの圧縮力によって押し出
され、それにより、フロントカバーとシリンダーヘッド
とシリンダーブロックとの間の隙間を充填することによ
り上記課題を解決している。
【0007】従来のガスケットの3面合わせ部に対応す
る端部位における寸法精度によって左右されていた3面
合わせ部におけるシールをシール材が行うため、ガスケ
ットの寸法精度に対する要求を緩和させることが可能と
なる。
る端部位における寸法精度によって左右されていた3面
合わせ部におけるシールをシール材が行うため、ガスケ
ットの寸法精度に対する要求を緩和させることが可能と
なる。
【0008】また、本発明のガスケットは、金属薄板の
3面合わせ部に隣接する端縁から内方に向かって相互に
離間して延びる少なくとも1対の切込み間に画定される
部分を適当な角度で曲げ加工することにより、または、
金属薄板の3面合わせ部に隣接する端縁に開口を有する
ようにこの金属薄板の3面合わせ部の隣接端縁から内方
部位までを絞り加工することにより、シール材を所定位
置に保持するための受容空間を形成することもできる。
更に、締付面圧をより大きくするために金属薄板にハー
フまたはフルビードを形成し、このハーフまたはフルビ
ードの3面合わせ部に隣接する部分の内面側の空間をシ
ール材のための受容空間として用いることもできる。
3面合わせ部に隣接する端縁から内方に向かって相互に
離間して延びる少なくとも1対の切込み間に画定される
部分を適当な角度で曲げ加工することにより、または、
金属薄板の3面合わせ部に隣接する端縁に開口を有する
ようにこの金属薄板の3面合わせ部の隣接端縁から内方
部位までを絞り加工することにより、シール材を所定位
置に保持するための受容空間を形成することもできる。
更に、締付面圧をより大きくするために金属薄板にハー
フまたはフルビードを形成し、このハーフまたはフルビ
ードの3面合わせ部に隣接する部分の内面側の空間をシ
ール材のための受容空間として用いることもできる。
【0009】本発明のガスケットはまた、ガスケット装
着時にシール材を3面合わせ部の方向へ押し出すよう
に、ハーフまたはフルビードの金属薄板の3面合わせ部
に隣接する部位の高さをハーフまたはフルビードの全体
的な高さに比べて高く形成することもできる。
着時にシール材を3面合わせ部の方向へ押し出すよう
に、ハーフまたはフルビードの金属薄板の3面合わせ部
に隣接する部位の高さをハーフまたはフルビードの全体
的な高さに比べて高く形成することもできる。
【0010】更に、本発明のガスケットは、非装着時に
シール材が損傷されたり剥離されたりするのを防止する
ために、少なくとも金属薄板の受容空間の底部側に少な
くとも1枚の金属薄板を積層することもできる。
シール材が損傷されたり剥離されたりするのを防止する
ために、少なくとも金属薄板の受容空間の底部側に少な
くとも1枚の金属薄板を積層することもできる。
【0011】
【実施例1】本発明の実施例によるメタルシリンダーヘ
ッドガスケットは、図4に示すように、一体型フロント
カバーを有するエンジンに用いるためのメタルシリンダ
ーヘッドガスケットであり、そして、1枚の金属薄板1
により構成される。
ッドガスケットは、図4に示すように、一体型フロント
カバーを有するエンジンに用いるためのメタルシリンダ
ーヘッドガスケットであり、そして、1枚の金属薄板1
により構成される。
【0012】金属薄板1の3面合わせ部A(図6参照)
に隣接する部位には、その端縁から内方に向かって相互
に離間して延びる1対の切込み2,2が設けられ、1対
の切込み2,2間の部分3は金属薄板1の3面合わせ部
側の端縁において金属薄板1の全体的な面から離れるよ
うに曲げ加工されている。この曲げ加工部分3と金属薄
板1の全体的な面(より具体的には、金属薄板1の下面
または適用されるフランジ面の延長面S)との間に画定
される空間は軟質のシール材4を付着するための受容空
間として用いられる。
に隣接する部位には、その端縁から内方に向かって相互
に離間して延びる1対の切込み2,2が設けられ、1対
の切込み2,2間の部分3は金属薄板1の3面合わせ部
側の端縁において金属薄板1の全体的な面から離れるよ
うに曲げ加工されている。この曲げ加工部分3と金属薄
板1の全体的な面(より具体的には、金属薄板1の下面
または適用されるフランジ面の延長面S)との間に画定
される空間は軟質のシール材4を付着するための受容空
間として用いられる。
【0013】ここにおいて、切込み2は、金属薄板1の
3面合わせ部側の端縁に複数対で設け、各対の切込み
2,2間の部分に上述と同様に曲げ加工を施し、その曲
げ加工部分3内の受容空間にシール材4をそれぞれ付着
することもでき、それにより、相互に離間した複数の部
位でシールを行わせるように構成することもできる。
3面合わせ部側の端縁に複数対で設け、各対の切込み
2,2間の部分に上述と同様に曲げ加工を施し、その曲
げ加工部分3内の受容空間にシール材4をそれぞれ付着
することもでき、それにより、相互に離間した複数の部
位でシールを行わせるように構成することもできる。
【0014】シール材4は、金属薄板1に直接或いは適
当な付着手段を使用して付着させることができ、かつ、
後に図5および6を参照して説明するエンジンへの装着
時の圧縮力によって、フロントカバーCとシリンダーヘ
ッドHとシリンダーブロックBのフランジ面間の隙間を
充填してシールすることができるものであればどのよう
な部材も適用でき、例えば、シリコンゴム、NBR、フ
ッ素ゴム等の軟質ゴムを適用することができる。また、
シール材4の形成は、通常、液状のシール用材料をスク
リーン印刷やディスペンサ等の適当な手段によって受容
空間に塗布または注入して固形化することにより行われ
る。しかしながら、シール材4をあらかじめ受容空間に
対応した寸法形状に形成し、それを受容空間に化学的ま
たは物理的な付着手段を用いて付着させることもでき
る。
当な付着手段を使用して付着させることができ、かつ、
後に図5および6を参照して説明するエンジンへの装着
時の圧縮力によって、フロントカバーCとシリンダーヘ
ッドHとシリンダーブロックBのフランジ面間の隙間を
充填してシールすることができるものであればどのよう
な部材も適用でき、例えば、シリコンゴム、NBR、フ
ッ素ゴム等の軟質ゴムを適用することができる。また、
シール材4の形成は、通常、液状のシール用材料をスク
リーン印刷やディスペンサ等の適当な手段によって受容
空間に塗布または注入して固形化することにより行われ
る。しかしながら、シール材4をあらかじめ受容空間に
対応した寸法形状に形成し、それを受容空間に化学的ま
たは物理的な付着手段を用いて付着させることもでき
る。
【0015】上述の如く形成される本発明のガスケット
は、図5に示すように、シリンダーヘッドHとシリンダ
ーブロックBとの間に配置され、締付ボルト(図示な
し)を締め付けることにより取り付けられる。このと
き、シール材4は、曲げ加工部分3がシリンダーヘッド
HまたはシリンダーブロックB(図示の場合、シリンダ
ーブロックB)のフランジ面に押し付けられることによ
って、そのほとんどが3面合わせ部A側に押し出され
る。この状態でフロントカバーCをシリンダーヘッドH
およびシリンダーブロックBに装着すると、図6に示す
ように、シール材4はフロントカバーCとシリンダーヘ
ッドHとシリンダーブロックBとの間の隙間を充填し、
3面合わせ部Aにおけるシールを行う。ここにおいて、
本発明にとって必須の要件ではないが、3面合わせ部A
を除く部分におけるフロントカバーCとシリンダーヘッ
ドHとシリンダーブロックBとの間の隙間をシールする
ために、フロントカバーCのフランジ面にはその装着前
に慣用の液状ガスケット5が付着される。
は、図5に示すように、シリンダーヘッドHとシリンダ
ーブロックBとの間に配置され、締付ボルト(図示な
し)を締め付けることにより取り付けられる。このと
き、シール材4は、曲げ加工部分3がシリンダーヘッド
HまたはシリンダーブロックB(図示の場合、シリンダ
ーブロックB)のフランジ面に押し付けられることによ
って、そのほとんどが3面合わせ部A側に押し出され
る。この状態でフロントカバーCをシリンダーヘッドH
およびシリンダーブロックBに装着すると、図6に示す
ように、シール材4はフロントカバーCとシリンダーヘ
ッドHとシリンダーブロックBとの間の隙間を充填し、
3面合わせ部Aにおけるシールを行う。ここにおいて、
本発明にとって必須の要件ではないが、3面合わせ部A
を除く部分におけるフロントカバーCとシリンダーヘッ
ドHとシリンダーブロックBとの間の隙間をシールする
ために、フロントカバーCのフランジ面にはその装着前
に慣用の液状ガスケット5が付着される。
【0016】
【実施例2】図7は本発明の別の実施例を示す図で、シ
ール材4を付着するための受容空間が、金属薄板1の3
面合わせ部Aに隣接する端縁から内方部位までを部分的
に絞り加工することにより形成される、金属薄板1の3
面合わせ部に隣接する端縁に開口を有する絞り加工部分
6内に画定される点を除き、前記実施例と同様に構成さ
れる。
ール材4を付着するための受容空間が、金属薄板1の3
面合わせ部Aに隣接する端縁から内方部位までを部分的
に絞り加工することにより形成される、金属薄板1の3
面合わせ部に隣接する端縁に開口を有する絞り加工部分
6内に画定される点を除き、前記実施例と同様に構成さ
れる。
【0017】シール材4が絞り加工部分6内に付着され
ることにより、前記実施例ではエンジンへの装着時の圧
縮力によりシール材4が曲げ加工部分3と金属薄板1と
の間からも押し出される可能性があったのに対し、本実
施例では3面合わせ部A側にのみ指向されることにな
り、より少ないシール材4によって3面合わせ部Aにお
けるシールを行うことが可能となる利点を有する。
ることにより、前記実施例ではエンジンへの装着時の圧
縮力によりシール材4が曲げ加工部分3と金属薄板1と
の間からも押し出される可能性があったのに対し、本実
施例では3面合わせ部A側にのみ指向されることにな
り、より少ないシール材4によって3面合わせ部Aにお
けるシールを行うことが可能となる利点を有する。
【0018】
【実施例3】図8は本発明のまた別の実施例を示す図
で、フロントカバーCとシリンダーヘッドHおよびシリ
ンダーブロックBとの間に画定される内部空間(この空
間は一般的にギアケースとして用いられる。)に沿って
ハーフビード7を金属薄板1に形成し、このハーフビー
ド7の3面合わせ部Aに隣接する部分の内面側の空間
を、シール材4を付着するための受容空間として使用し
ている点を除き、前記実施例と同様に構成される。
で、フロントカバーCとシリンダーヘッドHおよびシリ
ンダーブロックBとの間に画定される内部空間(この空
間は一般的にギアケースとして用いられる。)に沿って
ハーフビード7を金属薄板1に形成し、このハーフビー
ド7の3面合わせ部Aに隣接する部分の内面側の空間
を、シール材4を付着するための受容空間として使用し
ている点を除き、前記実施例と同様に構成される。
【0019】金属薄板1がハーフビード7を有すること
により、前記内部空間、すなわち、ギアケース側の端縁
に沿って締付面圧を高くし、シリンダボア(図示なし)
からギアケースへのガスの通り抜けをより確実に防止す
ることができると同時に、シール材4を付着するために
のみ使用される受容空間を別途に加工形成する手間を省
くことが可能となる利点を有する。一方、ハーフビード
7がギアケース側にも開口した形状を有していることに
より、エンジンへの装着時の圧縮力によってシール材4
がギアケース側にも押し出される可能性を秘めている。
そのため、シール材4はハーフビード7の内面側の空間
のビード立ち上がり側に部分的に付着させるのが望まし
い。
により、前記内部空間、すなわち、ギアケース側の端縁
に沿って締付面圧を高くし、シリンダボア(図示なし)
からギアケースへのガスの通り抜けをより確実に防止す
ることができると同時に、シール材4を付着するために
のみ使用される受容空間を別途に加工形成する手間を省
くことが可能となる利点を有する。一方、ハーフビード
7がギアケース側にも開口した形状を有していることに
より、エンジンへの装着時の圧縮力によってシール材4
がギアケース側にも押し出される可能性を秘めている。
そのため、シール材4はハーフビード7の内面側の空間
のビード立ち上がり側に部分的に付着させるのが望まし
い。
【0020】また、シール材4はハーフビード7内で3
面合わせ部A側に押し出されると共に、その逆方向へも
押し出される可能性がある。しかしながら、ハーフビー
ド7のシール材4のない部分がシール材4を有する部分
よりも相対的に早期にシリンダーヘッドHおよびシリン
ダーブロックB間で圧縮されるため、3面合わせ部A側
に十分な量のシール材4を押し出すことが可能である。
面合わせ部A側に押し出されると共に、その逆方向へも
押し出される可能性がある。しかしながら、ハーフビー
ド7のシール材4のない部分がシール材4を有する部分
よりも相対的に早期にシリンダーヘッドHおよびシリン
ダーブロックB間で圧縮されるため、3面合わせ部A側
に十分な量のシール材4を押し出すことが可能である。
【0021】しかしながら、図9に示すように、ハーフ
ビード7の3面合わせ部Aに隣接する部位の高さdをハ
ーフビード7の全体的な高さDに比べて高く形成するこ
とによって、このシール材4の3面合わせ部A側への押
出しをより確実に行わせることができる。
ビード7の3面合わせ部Aに隣接する部位の高さdをハ
ーフビード7の全体的な高さDに比べて高く形成するこ
とによって、このシール材4の3面合わせ部A側への押
出しをより確実に行わせることができる。
【0022】
【実施例4】図10は本発明の更に別の実施例を示す図
で、図8の実施例で述べたハーフビード7の代わりにフ
ルビード8がシール材4を付着するための受容空間とし
て用いられることを除き、前記実施例とまた同様に構成
される。
で、図8の実施例で述べたハーフビード7の代わりにフ
ルビード8がシール材4を付着するための受容空間とし
て用いられることを除き、前記実施例とまた同様に構成
される。
【0023】この実施例では、エンジンへの装着時の圧
縮力によるシール材4の押出し方向は、ビードの配設方
向にのみ制限され、図8の実施例において発生する虞の
あったシール材4のギアケース側への押出しの可能性を
排除している。このとき、シール材4は、図8の実施例
で述べたように、3面合わせ部A側と逆の方向(フルビ
ード8の内部側)へも押し出される可能性があるが、フ
ルビード8のシール材4のない部分が相対的に早期にシ
リンダーヘッドHおよびシリンダーブロックB間で圧縮
されるため、3面合わせ部A側に十分な量のシール材4
を押し出すことが可能である。
縮力によるシール材4の押出し方向は、ビードの配設方
向にのみ制限され、図8の実施例において発生する虞の
あったシール材4のギアケース側への押出しの可能性を
排除している。このとき、シール材4は、図8の実施例
で述べたように、3面合わせ部A側と逆の方向(フルビ
ード8の内部側)へも押し出される可能性があるが、フ
ルビード8のシール材4のない部分が相対的に早期にシ
リンダーヘッドHおよびシリンダーブロックB間で圧縮
されるため、3面合わせ部A側に十分な量のシール材4
を押し出すことが可能である。
【0024】また、図8の実施例で述べたと同様に、フ
ルビード8の高さを、図9に関連して説明したように、
3面合わせ部に隣接する部位の高さを全体的な高さに比
べて高く形成することにより、シール材4の3面合わせ
部A側への押出しをより確実にすることもできる。
ルビード8の高さを、図9に関連して説明したように、
3面合わせ部に隣接する部位の高さを全体的な高さに比
べて高く形成することにより、シール材4の3面合わせ
部A側への押出しをより確実にすることもできる。
【0025】
【実施例5】図11は本発明の更にまた別の実施例を示
す図で、この実施例におけるメタルシリンダーヘッドガ
スケットは相互に積層された複数枚の金属薄板(図示の
場合、2枚の金属薄板1,1a)により構成されてい
る。金属薄板の1枚(金属薄板1)は、前記各実施例で
述べたメタルシリンダーヘッドガスケット(図示の場
合、図4の実施例のメタルシリンダーヘッドガスケッ
ト)と同様に形成されており、別の1枚の金属薄板1a
は金属薄板1の受容空間に付着されたシール材4を金属
薄板1との間に挟持するような位置関係、すなわち、受
容空間の底部側に配設される。図示されていないが、3
枚以上の金属薄板を用いる場合、残りの金属薄板は金属
薄板1側および/または金属薄板1a側に積層する位置
関係で配設される。
す図で、この実施例におけるメタルシリンダーヘッドガ
スケットは相互に積層された複数枚の金属薄板(図示の
場合、2枚の金属薄板1,1a)により構成されてい
る。金属薄板の1枚(金属薄板1)は、前記各実施例で
述べたメタルシリンダーヘッドガスケット(図示の場
合、図4の実施例のメタルシリンダーヘッドガスケッ
ト)と同様に形成されており、別の1枚の金属薄板1a
は金属薄板1の受容空間に付着されたシール材4を金属
薄板1との間に挟持するような位置関係、すなわち、受
容空間の底部側に配設される。図示されていないが、3
枚以上の金属薄板を用いる場合、残りの金属薄板は金属
薄板1側および/または金属薄板1a側に積層する位置
関係で配設される。
【0026】これにより、本実施例のガスケットは、シ
リンダーヘッドガスケットとしての要求に対して単板ガ
スケットでは対応できないような場合であっても、3面
合わせ部におけるシールを確実に行うことのできるガス
ケットとして対応させることができると共に、付着され
たシール材4を金属薄板1および金属薄板1aによって
取り囲むことで、輸送時や保管時や組込みのための取扱
い時等の非装着状態の間に、外的要因によってシール材
が損傷されたり剥離されたりしてしまうのを防止してい
る。
リンダーヘッドガスケットとしての要求に対して単板ガ
スケットでは対応できないような場合であっても、3面
合わせ部におけるシールを確実に行うことのできるガス
ケットとして対応させることができると共に、付着され
たシール材4を金属薄板1および金属薄板1aによって
取り囲むことで、輸送時や保管時や組込みのための取扱
い時等の非装着状態の間に、外的要因によってシール材
が損傷されたり剥離されたりしてしまうのを防止してい
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、金属薄板の3面合わせ
部Aに隣接する部位に設けられた受容空間に軟質のシー
ル材4が付着されていることにより、エンジンに装着し
たときの圧縮力によってシール材4が3面合わせ部A側
に押し出されることによってフロントカバーCとシリン
ダーヘッドHとシリンダーブロックBとの間の隙間を充
填して確実にシールすることができ、それにより、従来
のガスケットの3面合わせ部に対応する端部位における
寸法精度に依存していたシール性能をガスケットの寸法
精度に関係なく所要のシールを達成させることができ、
かつ、ガスケットの寸法精度に対する要求をも緩和させ
ることができる。
部Aに隣接する部位に設けられた受容空間に軟質のシー
ル材4が付着されていることにより、エンジンに装着し
たときの圧縮力によってシール材4が3面合わせ部A側
に押し出されることによってフロントカバーCとシリン
ダーヘッドHとシリンダーブロックBとの間の隙間を充
填して確実にシールすることができ、それにより、従来
のガスケットの3面合わせ部に対応する端部位における
寸法精度に依存していたシール性能をガスケットの寸法
精度に関係なく所要のシールを達成させることができ、
かつ、ガスケットの寸法精度に対する要求をも緩和させ
ることができる。
【0028】また、金属薄板1の3面合わせ部Aに隣接
する端縁に設けられた少なくとも1対の切込み2,2間
に形成される曲げ加工部分3内をシール材4のための受
容空間として用いることにより、シール材4の付着領域
を簡単に確実に画定でき、かつ、シール材4が不用意に
脱落してしまうのを防止できる。
する端縁に設けられた少なくとも1対の切込み2,2間
に形成される曲げ加工部分3内をシール材4のための受
容空間として用いることにより、シール材4の付着領域
を簡単に確実に画定でき、かつ、シール材4が不用意に
脱落してしまうのを防止できる。
【0029】更に、金属薄板1の3面合わせ部Aに隣接
する端縁に設けられた絞り加工部分6をシール材4のた
めの受容空間として用いることにより、エンジン装着時
におけるシール材4の3面合わせ部A側への押し出しを
より確実に遂行させることができる。
する端縁に設けられた絞り加工部分6をシール材4のた
めの受容空間として用いることにより、エンジン装着時
におけるシール材4の3面合わせ部A側への押し出しを
より確実に遂行させることができる。
【0030】更にまた、金属薄板1のギアケース側の端
縁に沿って形成されたハーフまたはフルビード7または
8の3面合わせ部Aに隣接する部分の空間をシール材4
のための受容空間として用いることにより、ギアケース
側の端縁における締付面圧を大きくすることができると
共に、シール材4のための受容空間を別途に形成する作
業を省略することができる。加えて、ハーフまたはフル
ビード7または8の3面合わせ部Aに隣接する部位の高
さをビードの全体的な高さに比べて高く形成することに
より、シール材4の3面合わせ部A側への押出しをより
確実にすることができる。
縁に沿って形成されたハーフまたはフルビード7または
8の3面合わせ部Aに隣接する部分の空間をシール材4
のための受容空間として用いることにより、ギアケース
側の端縁における締付面圧を大きくすることができると
共に、シール材4のための受容空間を別途に形成する作
業を省略することができる。加えて、ハーフまたはフル
ビード7または8の3面合わせ部Aに隣接する部位の高
さをビードの全体的な高さに比べて高く形成することに
より、シール材4の3面合わせ部A側への押出しをより
確実にすることができる。
【0031】また更に、相互に積層された複数枚の金属
薄板によって構成し、金属薄板1aを金属薄板1の受容
空間の底部側に配置することにより、シール材4を金属
薄板1および1a間に挟持してシール材4を確実に保持
すると共に、非装着時にシール材4が不用意に損傷され
たり脱落したりするのを防止することができ、かつ、必
要に応じて積層ガスケットとしての利点を備えたガスケ
ットに形成することができる。
薄板によって構成し、金属薄板1aを金属薄板1の受容
空間の底部側に配置することにより、シール材4を金属
薄板1および1a間に挟持してシール材4を確実に保持
すると共に、非装着時にシール材4が不用意に損傷され
たり脱落したりするのを防止することができ、かつ、必
要に応じて積層ガスケットとしての利点を備えたガスケ
ットに形成することができる。
【図1】本発明のガスケットが適用される3面合わせ部
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図2】3面合わせ部におけるシールを説明するための
図である。
図である。
【図3】3面合わせ部におけるシールを説明するための
図2と同様な図である。
図2と同様な図である。
【図4】本発明の実施例によるメタルシリンダーヘッド
ガスケットを模式的に示す部分斜視図である。
ガスケットを模式的に示す部分斜視図である。
【図5】図4のメタルシリンダーヘッドガスケットの使
用状態を説明するための模式的な部分断面図である。
用状態を説明するための模式的な部分断面図である。
【図6】図4のメタルシリンダーヘッドガスケットの圧
縮使用状態を示す図5と同様な図である。
縮使用状態を示す図5と同様な図である。
【図7】本発明の別の実施例によるメタルシリンダーヘ
ッドガスケットを模式的に示す図4と同様な図である。
ッドガスケットを模式的に示す図4と同様な図である。
【図8】本発明の更に別の実施例によるメタルシリンダ
ーヘッドガスケットを模式的に示す図4と同様な図であ
る。
ーヘッドガスケットを模式的に示す図4と同様な図であ
る。
【図9】図8に示す実施例の変形例を模式的に示す部分
断面図である。
断面図である。
【図10】本発明の更に別の実施例によるメタルシリン
ダーヘッドガスケットを模式的に示す図4と同様な図で
ある。
ダーヘッドガスケットを模式的に示す図4と同様な図で
ある。
【図11】本発明の更に別の実施例によるメタルシリン
ダーヘッドガスケットを模式的に示す図4と同様な図で
ある。
ダーヘッドガスケットを模式的に示す図4と同様な図で
ある。
1 金属薄板 2 切込み 3 曲げ加工部分 4 シール材 6 絞り加工部分 7 ハーフビード 8 フルビード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 別役 重尚 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 大沢 浪益 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 村松 秀喜 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 一体型フロントカバーを有するエンジン
に用いるためのシリンダーヘッドガスケットであって、
少なくとも1枚の金属薄板により構成され、該金属薄板
の3面合わせ部に隣接する部位には軟質のシール材を付
着するための受容空間が設けられており、前記シール材
はエンジンに装着されたときの圧縮力によってフロント
カバーとシリンダーヘッドとシリンダーブロックとの間
の隙間を充填することを特徴とするメタルシリンダーヘ
ッドガスケット。 - 【請求項2】 前記受容空間は金属薄板の3面合わせ部
に隣接する端縁から内方に向かって相互に離間して延び
る少なくとも1対の切込み間に画定される部分を適当な
角度で曲げ加工することにより形成されることを特徴と
する請求項1記載のメタルシリンダーヘッドガスケッ
ト。 - 【請求項3】 前記受容空間は金属薄板の3面合わせ部
に隣接する端縁に開口を有するように前記金属薄板の3
面合わせ部の隣接端縁から内方部位までを絞り加工する
ことにより形成されることを特徴とする請求項1記載の
メタルシリンダーヘッドガスケット。 - 【請求項4】 前記受容空間は金属薄板に形成されたハ
ーフまたはフルビードの3面合わせ部に隣接する部分の
内面側の空間であることを特徴とする請求項1記載のメ
タルシリンダーヘッドガスケット。 - 【請求項5】 前記ハーフまたはフルビードの金属薄板
の3面合わせ部に隣接する部位の高さはハーフまたはフ
ルビードの全体的な高さに比べて高く形成されることを
特徴とする請求項4記載のメタルシリンダーヘッドガス
ケット。 - 【請求項6】 少なくとも前記金属薄板の受容空間の底
部側に積層される少なくとも1枚の金属薄板を備えてい
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載
のメタルシリンダーヘッドガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16151298A JPH11336902A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | メタルシリンダーヘッドガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16151298A JPH11336902A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | メタルシリンダーヘッドガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11336902A true JPH11336902A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15736481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16151298A Pending JPH11336902A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | メタルシリンダーヘッドガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11336902A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001271933A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-05 | Taiho Kogyo Co Ltd | シリンダヘッドガスケット |
DE10208438B4 (de) * | 2002-02-27 | 2004-07-08 | Federal-Mogul Sealing Systems Bretten Gmbh & Co. Kg | Zylinderkopfdichtung für Brennkraftmaschinen |
DE10112392B4 (de) * | 2001-03-15 | 2004-07-22 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Zylinderkopfdichtung |
JP2011012741A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Toyota Motor Corp | エンジンのシール構造及びそのシール構造に使用されるガスケット |
WO2013153570A1 (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-17 | 日本メタルガスケット株式会社 | 板状ガスケット及びシール構造 |
JPWO2017099206A1 (ja) * | 2015-12-11 | 2018-09-13 | Nok株式会社 | 金属ガスケット |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP16151298A patent/JPH11336902A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001271933A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-05 | Taiho Kogyo Co Ltd | シリンダヘッドガスケット |
JP4714958B2 (ja) * | 2000-03-28 | 2011-07-06 | 大豊工業株式会社 | シリンダヘッドガスケット |
DE10112392B4 (de) * | 2001-03-15 | 2004-07-22 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Zylinderkopfdichtung |
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WO2013153570A1 (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-17 | 日本メタルガスケット株式会社 | 板状ガスケット及びシール構造 |
CN104246320A (zh) * | 2012-04-09 | 2014-12-24 | 日本金属密封片株式会社 | 板状衬垫及密封结构 |
DE112012006207B4 (de) | 2012-04-09 | 2019-07-25 | Japan Metal Gasket Co., Ltd. | Plattenförmige Dichtung und Abdichtungsstruktur |
JPWO2017099206A1 (ja) * | 2015-12-11 | 2018-09-13 | Nok株式会社 | 金属ガスケット |
US11248704B2 (en) | 2015-12-11 | 2022-02-15 | Nok Corporation | Metal gasket |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041019 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041217 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050406 |