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JPH11289596A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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Publication number
JPH11289596A
JPH11289596A JP10091565A JP9156598A JPH11289596A JP H11289596 A JPH11289596 A JP H11289596A JP 10091565 A JP10091565 A JP 10091565A JP 9156598 A JP9156598 A JP 9156598A JP H11289596 A JPH11289596 A JP H11289596A
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JP
Japan
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secondary coil
equation
coil
speaker device
primary coil
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JP10091565A
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JP3835649B2 (ja
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Yoshio Ohashi
芳雄 大橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to KR19997011258A priority patent/KR20010013266A/ko
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Priority to DE19980741T priority patent/DE19980741T1/de
Publication of JPH11289596A publication Critical patent/JPH11289596A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 20kHz以上の高周波数域で、十分な音響
再生能力を持つスピーカ装置を提供する。 【解決手段】 電磁誘導型のスピーカ装置の構造とす
る。1次コイル15の直流抵抗値をR1、インダクタン
スをL1、巻き数をNとし、2次コイル18の直流抵抗
値をR2とするとともに、1次コイル15と2次コイル
18の結合係数をkとすると、それらの定数の関係が、
以下の(式1)を満足するように、各定数を設定する。 N×(R1×R2)1/2 /(2π×L1×(1−k2
1/2 )≧20000……(式1)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、周波数が20k
Hz以上の帯域の音響信号を再生できるスピーカ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的なスピーカ装置は、図5に
示すような構成とされている。これは、ダイナミック型
スピーカと呼ばれているもので、このスピーカ装置の磁
気回路は、ドーナツ形状のマグネット1と、鉄などの磁
性材料からなる第1および第2の磁気ヨーク2、3と、
空隙(ギャップ)4とを含んで構成される。第1の磁気
ヨーク2は、円柱状のポールピース2aと、このセンタ
ーポール部2aに対して直交する円板状のフランジ部2
bとからなっている。第2の磁気ヨーク3はプレートと
呼ばれるもので、その内径が、ポールピース2aの外周
径よりも、空隙4の分だけ大きい径とされたドーナツ形
状とされている。
【0003】そして、マグネット1の内周中空部および
プレート3の内周中空部内に、ポールピース2aが挿入
される状態で、第1の磁気ヨーク2のフランジ部2bの
前面と、プレート3とにより、マグネット1が挟まれて
取り付けられている。フランジ部2bの前面およびプレ
ート3の面と、マグネット1との接触部は接着されてい
る。
【0004】そして、非導電体で構成されるボイスコイ
ルボビン5に巻回されたボイスコイル6が、プレート3
とポールピース2aとの間の空隙4内に位置するよう
に、配される。また、ボイスコイルボビン5には、音響
振動板7、例えばコーン紙が接着されて取り付けられて
いる。音響振動板7は、そのエッジ部において、スピー
カフレーム8に、取り付けられて固定されている。ボイ
スコイル6からは、信号入力線(リード線)9が導出さ
れる。
【0005】この図5のスピーカ装置においては、ボイ
スコイル6に音響信号による電流Iが流れることによ
り、磁気空隙4の磁束Bとの相互作用によって、音響振
動板7を振動させる駆動力Fが生じる。この駆動力F
は、 F=B×I×D …(式3) と表すことができる。ここで、Dは、磁界中のボイスコ
イル6の長さである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、レコ
ーディング技術や、記録媒体の進歩も相俟って、今ま
で、あまり問題にされなかった人間の耳の可聴周波数帯
域以上である20kHz以上の音響成分により、聴感上
の再生音響出力に影響が生じることが判明し、収音特性
が、100kHzもの広帯域のマイクロホンも登場して
きている。
【0007】そこで、これに対応して、スピーカ装置
も、可聴周波数帯域以上である20kHz以上の音響成
分も、良好に再生するようにするものが要望されてい
る。
【0008】ところで、上述した図5の従来の代表的な
スピーカ装置の場合、ボイスコイル6は、直流抵抗R1
とともにインダクタンス成分L1を持つために、スピー
カ装置の入力インピーダンスZinは、共振周波数f0以
上では、 Zin=R1+j・2・π・f・L1 …(式4) と表すことができる。
【0009】この(式4)からは、周波数fの増加とと
もに、入力インピーダンスZinが大きくなることが分か
る。このことから、周波数が高くなるとボイスコイル6
を流れる電流Iが減少し、図5の構成のスピーカ装置で
は、駆動力Fが減少することになる。このため、図5の
構成のスピーカ装置は、可聴周波数帯域以上である20
kHz以上の音響成分の再生には不適であった。
【0010】この発明は、以上の点にかんがみ、周波数
が20kHz以上の音響成分を、良好に再生可能なスピ
ーカ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるスピーカ装置は、磁気回路中の空隙
の近傍に設けられ、入力音声信号に応じた電流が供給さ
れる1次コイルと、前記空隙内に配されて、前記1次コ
イルに流れる電流に応じた電流が誘起される2次コイル
と、前記2次コイルに誘起される電流と前記空隙内の磁
束との相互作用により前記2次コイルが振動することに
より振動する振動板と、を備え、前記1次コイルの直流
抵抗値をR1、インダクタンスをL1、巻き数をNと
し、前記2次コイルの直流抵抗値をR2とするととも
に、前記1次コイルと前記2次コイルの結合係数kとし
たとき、それらの定数の関係が、前記(式1)を満足す
るようにしたことを特徴とする。
【0012】この請求項1の発明によれば、音響振動板
の駆動方法として、電磁誘導方式が用いられ、前記(式
1)を満足するように、前記各定数の関係が定められる
ことにより、入力インピーダンスのインダクタンス成分
は低下し、高い周波数域まで所定の電流を流すことが可
能となり、20kHz以上の高周波数帯域においても所
定の駆動力を得ることができる。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1のスピ
ーカ装置において、再生希望帯域の高域側の周波数fに
おいて、前記各定数R1,L1,N,R2,kが、前記
(式2)を満足することを特徴とする。
【0014】この請求項2の発明においては、前記(式
2)を満足するように各定数が定められることにより、
再生希望周波数fにおける誘導電流の大きさが、最大電
流の−10dB以内にすることができ、20kHz以上
の高周波数帯域においても所定の必要な駆動力を得るこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるスピーカ装
置の実施の形態について、図を参照しながら説明する。
この発明においては、音響振動板の駆動方式として電磁
誘導方式を用いる。
【0016】図1は、この実施の形態の電磁誘導方式の
スピーカ装置の構造を示すものである。この例のスピー
カ装置においても、磁気回路は、図5の例のスピーカ装
置と同様に構成され、円柱状のポールピース12aと円
板状のフランジ部12bとを備える第1のヨーク12
と、第2のヨークを構成するドーナツ形状のプレート1
3と、第1のヨーク12のフランジ部12bとプレート
13との間に配されるドーナツ形状のマグネット11
と、プレート13とポールピース12aとの間の空隙1
4により磁気回路が構成される。
【0017】そして、空隙14を挟んで互いに対向する
ポールピース12aの外周面部と、プレート13の内周
面部との、どちらか一方あるいは双方に、励磁用1次コ
イルとしての駆動コイルを配する。この実施例では、ポ
ールピース12aの外周面部に励磁用1次コイル15を
配する。この1次コイル15を配するため、ポールピー
ス12aの頂部近傍に、1次コイル15の巻幅分の長さ
の小径部を設けるようにしても良い。
【0018】1次コイル15から導出された信号入力線
(リード線)16は、第1の磁気ヨーク12のフランジ
部12bに設けられた貫通孔17を通って、フランジ部
12bの裏側にまで延長される。
【0019】そして、この実施の形態においては、空隙
14の中に、1次コイル15と電磁結合するショートコ
イルからなる2次コイル18が挿入される。この例の場
合、2次コイル18は、非磁性で、かつ導電性の材料、
例えばアルミニウムの筒状リングにより、1ターンのシ
ョートコイルとして構成される。そして、この2次コイ
ル18を構成するアルミニウムからなる導電性1ターン
リングは、ボビン19に接着固定される。ボビン19
は、非磁性、かつ非導電性の材料、例えば厚紙により構
成される。
【0020】2次コイル18の幅(1ターンリングの高
さに相当)は、空隙14の振動方向の長さよりも、この
2次コイル18の振動の振幅分だけ長くしただけの長さ
として、必要最小限の長さにされる。
【0021】そして、ボビン19には、音響振動板2
0、例えばコーン紙が取り付けられる。音響振動板20
は、可撓性のエッジ(図示せず)を介して、スピーカフ
レーム21に取り付けられている。
【0022】以上のような構成の電磁誘導方式のスピー
カ装置において、励磁用1次コイル15に信号電流を流
すと、この1次コイルに対向して配置された2次コイル
18の1ターンリングに誘導電流が流れる。この2次コ
イル18に流れる誘導電流Iと、空隙14中の磁束密度
Bとから、2次コイル18をそのリングの高さ方向に駆
動する駆動力Fが生じ、これにより、音響振動板20が
信号電流に応じて振動する。
【0023】この場合に、2次コイル18としての1タ
ーンリングの長さ(リングの円周の長さ)をLとする
と、駆動力Fは、 F=B×I×L …(式5) と表される。
【0024】そして、この実施の形態では、1次コイル
15の、直流抵抗値をR1、インダクタンスをL1、巻
き数をNとし、2次コイル18の直流抵抗値をR2と
し、また、1次コイル15と2次コイル18の結合係数
をkとすると、以下の(式6)の関係を満足するよう
に、各定数R1,L1,R2,kが選定される。
【0025】 N×(R1×R2)1/2 /(2π×L1×(1−k2 1/2 )≧20000 ……(式6) また、次の(式7)を満足するように、各定数R1,L
1,R2,kが選定される。
【0026】 2π×f×L12 ×(N2 ×R2+R1)/(N2 ×X1/2 )≧0.3 ただし、 X=(2π×f)2 ×(L1×R2+L1×R1/N2 2 +{−R1×R2+(2π×f)2 ×L12 ×(1−k2 )/N2 2 ……(式7) このように各定数R1,L1,R2,kを選定したこと
により、20kHz以上の高周波数帯域においても、一
定の電流を流すことが可能となり、必要な駆動力を得る
ことが可能となる。特に、式7を満足するように、各定
数R1,L1,R2,kを設定することにより、希望す
る高周波数における誘導電流の減少値を最大誘導電流の
値に対して、10dB以内に抑えることができる。以
下、このことについて、さらに説明する。
【0027】上述した電磁誘導方式のスピーカ装置の電
磁誘導部の電気的等価回路は、図2に示すように表すこ
とができる。この図2において、前述したように、R
1,L1は、それぞれ励磁用1次コイル15の直流抵抗
値、インダクタンスであり、また、R2,L2は、それ
ぞれ2次コイル18の直流抵抗値、インダクタンスであ
る。そして、Mは相互誘導インダクタンス、Zinはスピ
ーカ装置の入力インピーダンスである。
【0028】この図2の等価回路から、スピーカ装置の
入力インピーダンスZinを求めると、 Zin=(R1+A2 ×R2)+jω(L1−A2 ×L2) ……(式8) ただし、 A2 =ω2 ×M2 /(ω2 ×L22 +R22 ) M2 =k2 ×L1×L2 となる。なお、ωは角周波数である。
【0029】周波数fが高い場合を考えると、 A2 =M2 /L22 =k2 ×L1/L2 となるので、前記(式8)は、 Zin=(R1+k2 ×R2×L1/L2)+jωL1(1−k2 ) …(式9) と表される。
【0030】また、励磁用1次コイル15のみの場合の
入力インピーダンスZinは、 Zin=R1+jωL1 …(式10) となる。
【0031】上記(式9)と、(式10)とを比較する
と、高周波数域においては、2次コイル18を取り付け
ることにより、インダクタンス成分が結合係数kによっ
て低下することが分かる。特に、結合係数kがk=1で
は、高周波数域ではインダクタンス成分が非常に小さく
なり、入力インピーダンスが周波数に対して一定となる
ことが分かる。
【0032】このように、励磁用1次コイル15のイン
ダクタンス成分を小さくしなくても、入力インピーダン
スZinのインダクタンス成分が小さくなることから、2
0kHz以上の高周波数域において、一定の電流を流す
ことが可能であり、一定の駆動力を得ることが可能とな
る。
【0033】今、この電磁誘導方式のスピーカ装置を定
電圧駆動した場合、駆動力として働く2次コイル18と
しての1ターンリングに流れる誘導電流の周波数特性は
次のようになる。
【0034】すなわち、駆動電圧をV1、2次コイル1
8の誘導電流をI2とすると、駆動電圧V1に対する誘
導電流I2の周波数特性は、 I2/V1=ω・k(L1×L2)1/2 /Y1/2 ただし、 Y=ω2 ×(L1×R2+L2×R1)2 +{−R1×R2+ω2 ×L1×L2×(1−k2 )}2 ……(式11) と表すことができる。
【0035】(式11)から、誘導電流I2が最大にな
る周波数f0は、 f0=N×(R1×R2)1/2 /{2π×L1×(1−k2 1/2 } ……(式12) となる。前記(式6)を満足することは、 f0≧20000 となり、20kHz以上の高周波数域において、誘導電
流を最大にすることができることを意味している。
【0036】そして、前記(式7)を満足することによ
り、20kHz以上の高周波数域の希望の周波数fにお
ける誘導電流の減少値を、最大電流の値に対して10d
B以内にすることができる。
【0037】[実施例]上述のような構成のスピーカ装
置の励磁用1次コイル15および2次コイル18の具体
的な実施例について、説明する。
【0038】この実施例では、励磁用1次コイル15お
よび2次コイル18としての1ターンリングの寸法およ
び特性は、以下の通りとした。
【0039】励磁用1次コイル15は、 直径:13mm、巻き幅:2.6mm、巻き層数:2、
総巻き数(N):33、直流抵抗(R1):3.22
Ω、インダクタンス(L1):34.5μH とした。
【0040】2次コイル18(1ターンリング)は、 直径(内径):13.36mm、幅:3.0mm、厚
さ:0.2mm、材質:アルミニウム、直流抵抗(R
2):0.00207Ω、インダクタンス(L2):
0.032μH とした。
【0041】この場合、インダクタンスL2は、ほぼL
1/N2 に等しい値になる。
【0042】この実施例のスピーカ装置の入力インピー
ダンスの周波数特性の測定結果例を図3に示す。この図
3において、「・」印のポイントは、2次コイル18が
無い場合の入力インピーダンスの周波数特性の測定例を
示している。また、「+」印のポイントは、2次コイル
18を取り付けた場合の入力インピーダンスの周波数特
性の測定例を示している。
【0043】この測定値から分かるように、電磁誘導型
スピーカ装置の入力インピーダンスのインダクタンス成
分は顕著に小さくなるものである。上記の各定数R1,
L1,N,R2の値を、前記(式6)((式1)と同
じ)の左辺に代入すると、その値は、22907とな
り、(式6)を満足する。なお、結合係数kの値は、測
定結果から、k=0.84である。
【0044】そして、これらの各定数R1,L1,N,
R2,kの値を、前記(式2)の左辺に代入すると、そ
の値は、0.67となり、(式7)((式2)と同じ)
の関係も満足するものとなる。
【0045】次に、前記各定数R1,L1,N,R2の
値と、前記(式12)から、誘導電流の相対値の周波数
特性を計算した例を図4に示す。前述したように、結合
係数k=0.84であるこの実施例では、100kHz
における誘導電流の減少は20kHzでの値に対して
3.5dBの減少になる。
【0046】他の例として、結合係数k=1.0にする
と、20kHzから100kHzまで一定の駆動電流
(誘導電流)を2次コイルに流すことが可能になる。ま
た、結合係数k=0.74の場合には、100kHzに
おける誘導電流の減少は20kHzでの値に対して6d
Bの減少になる。
【0047】以上のようにして、各定数R1,L1,
N,R2,kの値を、(式6)((式1)と同じ)、
(式7)((式2)と同じ)を満足するように、それぞ
れ設定することにより、20kHz以上の、希望する高
周波数まで誘導電流の減少を10dB以内にすることが
可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、20kHz以上の高周波数域においても、駆動電流
(誘導電流)の減少が非常に小さい、したがって、駆動
力低下が非常に小さいスピーカ装置を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるスピーカ装置の実施の形態の構
造例を示す図である。
【図2】実施の形態のスピーカ装置の電磁誘導部の電気
的等価回路図である。
【図3】実施の形態のスピーカ装置の入力インピーダン
スの測定例を示す図である。
【図4】実施の形態のスピーカ装置の誘導電流の周波数
特性を示す図である。
【図5】従来のダイナミック型スピーカ装置の構造例を
示す図である。
【符号の説明】
11…マグネット、12…第1のヨーク、12a…ポー
ルピース、13…プレート、14…空隙、15…励磁用
1次コイル、16…リード線、18…2次コイル、19
…ボビン、20…音響振動板、21…スピーカフレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気回路中の空隙の近傍に設けられ、入力
    音声信号に応じた電流が供給される1次コイルと、 前記空隙内に配されて、前記1次コイルに流れる電流に
    応じた電流が誘起される2次コイルと、 前記2次コイルに誘起される電流と前記空隙内の磁束と
    の相互作用により前記2次コイルが振動することにより
    振動する振動板と、 を備え、 前記1次コイルの直流抵抗値をR1、インダクタンスを
    L1、巻き数をNとし、前記2次コイルの直流抵抗値を
    R2とするとともに、前記1次コイルと前記2次コイル
    の結合係数をkとしたとき、それらの定数の関係が、以
    下の(式1)を満足するようにしたことを特徴とするス
    ピーカ装置。 N×(R1×R2)1/2 /(2π×L1×(1−k2 1/2 )≧20000 ……(式1)
  2. 【請求項2】請求項1に記載のスピーカ装置において、
    再生希望帯域の高域側の周波数fにおいて、前記各定数
    R1,L1,N,R2,kが、以下の(式2)を満足す
    ることを特徴とするスピーカ装置。 2π×f×L12 ×(N2 ×R2+R1)/(N2 ×X1/2 )≧0.3 ただし、 X=(2π×f)2 ×(L1×R2+L1×R1/N2 2 +{−R1×R2+(2π×f)2 ×L12 ×(1−k2 )/N2 2 ……(式2)
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