JPH11289513A - 映像記録再生装置 - Google Patents
映像記録再生装置Info
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- JPH11289513A JPH11289513A JP10106995A JP10699598A JPH11289513A JP H11289513 A JPH11289513 A JP H11289513A JP 10106995 A JP10106995 A JP 10106995A JP 10699598 A JP10699598 A JP 10699598A JP H11289513 A JPH11289513 A JP H11289513A
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- Japan
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- recording
- video recording
- video
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】既でに録画された録画データのデータ管理を行
うことができなかった。 【解決手段】映像情報に圧縮処理を施した現フレームと
1つ前のフレームとの差分データを録画データとして出
力する録画ブロックと、録画データを一定量記憶するメ
インメモリと、録画データに付加する時間情報及び録画
データの保存期間の管理に用いる時間情報を提供するタ
イマと、記録管理情報が付加された録画データを記録媒
体に記録し、また、再生要求に基づいて録画データを再
生すると共に、保存期間が経過した録画データを削除す
るハードディスクドライブと、再生する録画データに伸
張処理を施し映像情報として出力する再生ブロックと、
録画データに時間情報を記録管理情報に付加してメイン
メモリに転送する制御を行うと共に、記録された録画デ
ータの時間情報とタイマとを監視して差分データに基づ
いて保存期間が経過した録画データを削除する制御を行
うCPUとを具備する。
うことができなかった。 【解決手段】映像情報に圧縮処理を施した現フレームと
1つ前のフレームとの差分データを録画データとして出
力する録画ブロックと、録画データを一定量記憶するメ
インメモリと、録画データに付加する時間情報及び録画
データの保存期間の管理に用いる時間情報を提供するタ
イマと、記録管理情報が付加された録画データを記録媒
体に記録し、また、再生要求に基づいて録画データを再
生すると共に、保存期間が経過した録画データを削除す
るハードディスクドライブと、再生する録画データに伸
張処理を施し映像情報として出力する再生ブロックと、
録画データに時間情報を記録管理情報に付加してメイン
メモリに転送する制御を行うと共に、記録された録画デ
ータの時間情報とタイマとを監視して差分データに基づ
いて保存期間が経過した録画データを削除する制御を行
うCPUとを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長時間にわたり映
像を記録し、再生することが可能な映像記録再生装置に
関する。
像を記録し、再生することが可能な映像記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、店頭、現金自動支払機や倉庫等に
は、防犯のための監視システムとして、その場所の映像
を長時間に亘って記録し、また、その映像を再生するこ
とが可能な映像記録再生装置が設置されている。当該映
像記録再生装置は、ビデオカセットテープに監視カメラ
で撮影された映像を長時間にわたり記録していた。
は、防犯のための監視システムとして、その場所の映像
を長時間に亘って記録し、また、その映像を再生するこ
とが可能な映像記録再生装置が設置されている。当該映
像記録再生装置は、ビデオカセットテープに監視カメラ
で撮影された映像を長時間にわたり記録していた。
【0003】図8は、従来の映像記録再生装置の概略構
成を示す模式図である。図8において、映像記録再生装
置801は、同期分離回路802、サーボコントローラ
803、録画ブロック804、再生ブロック805、切
換部806、ドラムヘッド807、ピンチローラ80
8、キャプスタン809を備えている。録画ブロック8
04は、YC分離回路810、周波数変調回路811、
加算部812、記録アンプ813、スイッチ部814を
備えている。再生ブロック805は、再生アンプ81
5、ハイパスフィルタ(HPF:High Pass Filter)8
16、ローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)
817、周波数復調回路818、加算部819を備えて
いる。また、映像を記録する記録媒体はビデオカセット
テープ820である。
成を示す模式図である。図8において、映像記録再生装
置801は、同期分離回路802、サーボコントローラ
803、録画ブロック804、再生ブロック805、切
換部806、ドラムヘッド807、ピンチローラ80
8、キャプスタン809を備えている。録画ブロック8
04は、YC分離回路810、周波数変調回路811、
加算部812、記録アンプ813、スイッチ部814を
備えている。再生ブロック805は、再生アンプ81
5、ハイパスフィルタ(HPF:High Pass Filter)8
16、ローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)
817、周波数復調回路818、加算部819を備えて
いる。また、映像を記録する記録媒体はビデオカセット
テープ820である。
【0004】図8において、録画動作は、監視カメラで
撮影された映像が映像記録再生装置801に入力する
と、映像信号は、録画ブロック804のYC分離回路8
10によりYC分離され、Y信号は、周波数変調回路8
11で周波数変調され、加算部812でC信号と加算さ
れる。この信号は、記録アンプ813で増幅された後、
スイッチ部814及び切換部806を経由し、ドラムヘ
ッド807によってビデオカセットテープ820にヘリ
カルスキャン方式で記録される。このとき、入力それた
映像信号から同期分離回路802により分離された同期
信号をもとに、サーボコントローラ803によって、ド
ラムヘッド807のスピンドル制御、ピンチローラ80
8、キャプスタン809の制御及びテープリールの回転
制御等が行われる。
撮影された映像が映像記録再生装置801に入力する
と、映像信号は、録画ブロック804のYC分離回路8
10によりYC分離され、Y信号は、周波数変調回路8
11で周波数変調され、加算部812でC信号と加算さ
れる。この信号は、記録アンプ813で増幅された後、
スイッチ部814及び切換部806を経由し、ドラムヘ
ッド807によってビデオカセットテープ820にヘリ
カルスキャン方式で記録される。このとき、入力それた
映像信号から同期分離回路802により分離された同期
信号をもとに、サーボコントローラ803によって、ド
ラムヘッド807のスピンドル制御、ピンチローラ80
8、キャプスタン809の制御及びテープリールの回転
制御等が行われる。
【0005】また、記録された映像情報を再生する場
合、ドラムヘッド807によってビデオカセットテープ
820から読み出された映像信号は、切換部806を通
り、再生ブロック805に入力され、再生アンプ815
で増幅された後、HPF816及びLPF817によ
り、Y信号成分とC信号成分とに分離される。Y信号成
分は、周波数復調回路818で復調され、加算部819
でC信号成分と加算され、再生信号として出力される。
合、ドラムヘッド807によってビデオカセットテープ
820から読み出された映像信号は、切換部806を通
り、再生ブロック805に入力され、再生アンプ815
で増幅された後、HPF816及びLPF817によ
り、Y信号成分とC信号成分とに分離される。Y信号成
分は、周波数復調回路818で復調され、加算部819
でC信号成分と加算され、再生信号として出力される。
【0006】このような監視システムに用いる映像記録
再生装置の場合、長時間の映像信号を記録しなければな
らない。したがって、従来の映像記録再生装置では、録
画時間を稼ぐために、図に示すスイッチ部を数十フレー
ムに1回ONすると共に、前記キャプスタン等の回路を
制御して1秒間に1フレーム記録や5秒間に1フレーム
記録といった、コマ落としで記録を行っている。
再生装置の場合、長時間の映像信号を記録しなければな
らない。したがって、従来の映像記録再生装置では、録
画時間を稼ぐために、図に示すスイッチ部を数十フレー
ムに1回ONすると共に、前記キャプスタン等の回路を
制御して1秒間に1フレーム記録や5秒間に1フレーム
記録といった、コマ落としで記録を行っている。
【0007】また、通常はポーズ状態とし、赤外線セン
サ等の外部センサにより、スイッチ部及び回転駆動系を
制御し、撮影している場所に何らかの変化が発生した場
合に映像の記録を行うように制御している場合もある。
サ等の外部センサにより、スイッチ部及び回転駆動系を
制御し、撮影している場所に何らかの変化が発生した場
合に映像の記録を行うように制御している場合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た映像記録再生装置においては、録画データの記録実行
中、そのテープ媒体から、既に記録されている録画デー
タを再生する場合、記録動作を一時中断しなければなら
ないため、必要とする映像の録画ができないという欠点
がある。
た映像記録再生装置においては、録画データの記録実行
中、そのテープ媒体から、既に記録されている録画デー
タを再生する場合、記録動作を一時中断しなければなら
ないため、必要とする映像の録画ができないという欠点
がある。
【0009】また、録画時間を稼ぐために、コマ落とし
数を多くした場合、動きの早い変化を撮り逃す場合があ
る。逆に、動きの早い変化を撮り逃さないようにコマ落
とし数を少なくすると、1つの記録媒体における録画時
間が短くなり、記録媒体(テープ状媒体)の交換の回数
が多くなるという欠点がある。
数を多くした場合、動きの早い変化を撮り逃す場合があ
る。逆に、動きの早い変化を撮り逃さないようにコマ落
とし数を少なくすると、1つの記録媒体における録画時
間が短くなり、記録媒体(テープ状媒体)の交換の回数
が多くなるという欠点がある。
【0010】本発明は、録画中に記録動作を中断するこ
となく、高速サーチにより所望する録画データの再生を
行うことができ、既に録画された録画データのうち、不
要な録画データを判別して、当該不要な録画データを削
除する等のデータ管理を行うことができる映像記録再生
装置を提供することを目的としてる。
となく、高速サーチにより所望する録画データの再生を
行うことができ、既に録画された録画データのうち、不
要な録画データを判別して、当該不要な録画データを削
除する等のデータ管理を行うことができる映像記録再生
装置を提供することを目的としてる。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1記載の
本発明は、入力される映像情報に圧縮処理を施した圧縮
データの現フレームと、現フレームの1つ前のフレーム
との差分データとを録画データとして出力する録画ブロ
ックと、録画ブロックから転送された録画データを一定
量記憶するメインメモリと、録画データに付加する記録
管理情報における時間情報及び録画データの保存期間の
管理に用いる時間情報を提供するタイマと、記録管理情
報が付加された録画データを記録媒体に記録し、再生要
求に基づいて録画データを再生すると共に、保存期間が
経過した録画データを削除するハードディスクドライブ
と、ハードディスクドライブから転送された録画データ
に伸張処理を施し映像情報として出力する再生ブロック
と、録画ブロックから読み出した録画データにタイマか
らの時間情報を記録管理情報に付加してメインメモリに
転送する制御を行うと共に、ハードディスクドライブに
記録された録画データの記録管理情報における時間情報
とタイマからの時間情報とを監視して差分データに基づ
いて保存期間が経過した録画データを削除する制御を行
うCPUとを具備することを特徴としている。
本発明は、入力される映像情報に圧縮処理を施した圧縮
データの現フレームと、現フレームの1つ前のフレーム
との差分データとを録画データとして出力する録画ブロ
ックと、録画ブロックから転送された録画データを一定
量記憶するメインメモリと、録画データに付加する記録
管理情報における時間情報及び録画データの保存期間の
管理に用いる時間情報を提供するタイマと、記録管理情
報が付加された録画データを記録媒体に記録し、再生要
求に基づいて録画データを再生すると共に、保存期間が
経過した録画データを削除するハードディスクドライブ
と、ハードディスクドライブから転送された録画データ
に伸張処理を施し映像情報として出力する再生ブロック
と、録画ブロックから読み出した録画データにタイマか
らの時間情報を記録管理情報に付加してメインメモリに
転送する制御を行うと共に、ハードディスクドライブに
記録された録画データの記録管理情報における時間情報
とタイマからの時間情報とを監視して差分データに基づ
いて保存期間が経過した録画データを削除する制御を行
うCPUとを具備することを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の映像記録再生装置において、CPUは、差分デー
タに基づいて録画データの保存期間を変更することを特
徴としている。
記載の映像記録再生装置において、CPUは、差分デー
タに基づいて録画データの保存期間を変更することを特
徴としている。
【0013】また、請求項3記載の本発明は、請求項1
及び2記載の映像記録再生装置において、保存期間は、
隣り合うフレームの保存期間が異なることを特徴として
いる。
及び2記載の映像記録再生装置において、保存期間は、
隣り合うフレームの保存期間が異なることを特徴として
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の映像記録再生装置の一実
施例について説明する。図1は、本発明の映像記録再生
装置の一実施例の概略構成を示す模式図である。図2
は、本実施例の映像記録再生装置における差分データを
説明するための模式図である。図1において、映像記録
再生装置101は、録画ブロック102、再生ブロック
103、CPU104、メインメモリ105、タイマ1
06、ハードディスクドライブ107を備えている。
施例について説明する。図1は、本発明の映像記録再生
装置の一実施例の概略構成を示す模式図である。図2
は、本実施例の映像記録再生装置における差分データを
説明するための模式図である。図1において、映像記録
再生装置101は、録画ブロック102、再生ブロック
103、CPU104、メインメモリ105、タイマ1
06、ハードディスクドライブ107を備えている。
【0015】図1に示すように、録画ブロックは、複数
備えられており、各録画ブロックは、複数の撮影カメラ
に1つずつ接続されている。録画ブロックは、アナログ
/デジタル(A/D:Analog/Digital)コンバータ1
08、NTSCデコーダ109、画像圧縮器110、フ
レームメモリ111、FIFO(First In First Out)
メモリ112を備えている。
備えられており、各録画ブロックは、複数の撮影カメラ
に1つずつ接続されている。録画ブロックは、アナログ
/デジタル(A/D:Analog/Digital)コンバータ1
08、NTSCデコーダ109、画像圧縮器110、フ
レームメモリ111、FIFO(First In First Out)
メモリ112を備えている。
【0016】A/Dコンバータ108は、撮影カメラか
ら入力されるアナログ信号の映像信号をデジタル信号に
変換する。
ら入力されるアナログ信号の映像信号をデジタル信号に
変換する。
【0017】NTSC(National Television System C
ommittee)デコーダ109は、A/Dンバータ108か
らのコンポジットのデジタル信号を輝度(Y)信号と色
(C)信号とに分離し、色信号を色復調して2つの色差
信号(Cb、Cr)に変換して、輝度信号(Y)と共に
出力する。
ommittee)デコーダ109は、A/Dンバータ108か
らのコンポジットのデジタル信号を輝度(Y)信号と色
(C)信号とに分離し、色信号を色復調して2つの色差
信号(Cb、Cr)に変換して、輝度信号(Y)と共に
出力する。
【0018】画像圧縮器110は、入力された映像信号
(Y,Cb,Cr)をフレームメモリ111に書き込
み、フレームメモリ111に書き込まれた映像信号をブ
ロック単位(8×8)毎に画像圧縮処理を施して、再度
フレームメモリ111に書き込みを行う。それと同時
に、図2に示すように、1フレーム前のデータとの差分
をとり差分データを生成し、フレームメモリ111に書
き込む。これらの処理により、ブロック毎の圧縮データ
と差分データが1フレーム分フレームメモリに蓄えられ
ると、FIFOメモリ112に転送する。ここで、本実
施例の映像記録再生装置は、JPEG(Joint Photogra
phic cording Experts Group)方式若しくはMPEG
(Moving Picture Experts Group)方式による圧縮符号
化処理を用いる。
(Y,Cb,Cr)をフレームメモリ111に書き込
み、フレームメモリ111に書き込まれた映像信号をブ
ロック単位(8×8)毎に画像圧縮処理を施して、再度
フレームメモリ111に書き込みを行う。それと同時
に、図2に示すように、1フレーム前のデータとの差分
をとり差分データを生成し、フレームメモリ111に書
き込む。これらの処理により、ブロック毎の圧縮データ
と差分データが1フレーム分フレームメモリに蓄えられ
ると、FIFOメモリ112に転送する。ここで、本実
施例の映像記録再生装置は、JPEG(Joint Photogra
phic cording Experts Group)方式若しくはMPEG
(Moving Picture Experts Group)方式による圧縮符号
化処理を用いる。
【0019】フレームメモリ111は、画像圧縮器11
0に入力された映像信号(Y,Cb,Cr)を書き込む
第1メモリ(図示せず)と、画像圧縮処理が施された圧
縮データと差分データとを書き込む第2メモリ(図示せ
ず)とを備えている。
0に入力された映像信号(Y,Cb,Cr)を書き込む
第1メモリ(図示せず)と、画像圧縮処理が施された圧
縮データと差分データとを書き込む第2メモリ(図示せ
ず)とを備えている。
【0020】FIFOメモリ112は、画像圧縮器11
0から出力される圧縮データと差分データとからなる録
画データを一時記憶し、後述するCPU104の制御に
より、メインメモリ105に録画データを転送する。
0から出力される圧縮データと差分データとからなる録
画データを一時記憶し、後述するCPU104の制御に
より、メインメモリ105に録画データを転送する。
【0021】CPU104は、時分割的に各録画ブロッ
ク内のFIFOメモリ105にアクセスし、1フレーム
分の録画データを読み出し、メインメモリ105に転送
する制御を行う。また、CPU104は、録画データの
各フレーム毎に、そのフレームにおける全ブロックデー
タの差分データに基づいて相関レベルを判定し、後述す
る保存レベル、チャンネル情報、タイマ106からの時
間情報等の記録管理情報をフレーム毎に付加する。
ク内のFIFOメモリ105にアクセスし、1フレーム
分の録画データを読み出し、メインメモリ105に転送
する制御を行う。また、CPU104は、録画データの
各フレーム毎に、そのフレームにおける全ブロックデー
タの差分データに基づいて相関レベルを判定し、後述す
る保存レベル、チャンネル情報、タイマ106からの時
間情報等の記録管理情報をフレーム毎に付加する。
【0022】また、CPU104は、ハードディスクド
ライブ107内に記録された録画データの各保存レベル
を監視し、保存レベルとして設定されている保存期間が
経過した録画データを削除し、データを削除した部分に
新たに入力される録画データを上書きする制御を行う。
ライブ107内に記録された録画データの各保存レベル
を監視し、保存レベルとして設定されている保存期間が
経過した録画データを削除し、データを削除した部分に
新たに入力される録画データを上書きする制御を行う。
【0023】また、CPU104は、外部からの録画デ
ータの再生要求に基づいて、ハードディスクドライブ1
07内の録画データを検索し、指定された録画データを
後述する再生ブロック103に転送する制御を行う。
ータの再生要求に基づいて、ハードディスクドライブ1
07内の録画データを検索し、指定された録画データを
後述する再生ブロック103に転送する制御を行う。
【0024】メインメモリ105は、CPU104の制
御により、ある録画データが一定量に達すると、予め定
められたファイル形式としてハードディスクドライブ1
07に転送する。
御により、ある録画データが一定量に達すると、予め定
められたファイル形式としてハードディスクドライブ1
07に転送する。
【0025】タイマ106は、録画データに付加される
記録管理情報における時間情報を提供すると共に、ハー
ドディスクドライブ107で保存期間の管理される時に
用いる時間情報を提供する。
記録管理情報における時間情報を提供すると共に、ハー
ドディスクドライブ107で保存期間の管理される時に
用いる時間情報を提供する。
【0026】ハードディスクドライブ107は、CPU
104の制御により、メインメモリ105から転送され
る記録管理情報が付加された録画データを、それぞれの
録画データをファイルとして管理するためのディレクト
リ情報を付加して、ハードディスクドライブ107内の
記録媒体に書き込み、録画データを保存する。
104の制御により、メインメモリ105から転送され
る記録管理情報が付加された録画データを、それぞれの
録画データをファイルとして管理するためのディレクト
リ情報を付加して、ハードディスクドライブ107内の
記録媒体に書き込み、録画データを保存する。
【0027】また、CPU104の制御により、保存レ
ベルで設定された保存期間が経過した録画データ又は各
フレームのディレクトリ情報を消去しすることで録画デ
ータを削除する。更に、CPU104の制御により、指
定された録画データを再生して、再生ブロック103に
出力する。
ベルで設定された保存期間が経過した録画データ又は各
フレームのディレクトリ情報を消去しすることで録画デ
ータを削除する。更に、CPU104の制御により、指
定された録画データを再生して、再生ブロック103に
出力する。
【0028】図1において、再生ブロック103は、F
IFOメモリ113、画像伸張器114、フレームメモ
リ115、NTSCエンコーダ116、デジタル/アナ
ログ(D/A:Digital/Analog)コンバータ117を
備えている。
IFOメモリ113、画像伸張器114、フレームメモ
リ115、NTSCエンコーダ116、デジタル/アナ
ログ(D/A:Digital/Analog)コンバータ117を
備えている。
【0029】FIFOメモリ113は、CPU104の
制御により転送されてきた再生する録画データを蓄え
る。
制御により転送されてきた再生する録画データを蓄え
る。
【0030】画像伸張器114は、FIFOメモリ11
3に蓄えられた録画データを、一時フレームメモリ11
5に転送し、フレームメモリ115からブロック単位に
データを読み出し、画像伸張処理を施し、再生データと
してNTSCエンコーダ116へ出力する。
3に蓄えられた録画データを、一時フレームメモリ11
5に転送し、フレームメモリ115からブロック単位に
データを読み出し、画像伸張処理を施し、再生データと
してNTSCエンコーダ116へ出力する。
【0031】フレームメモリ115は、FIFOメモリ
113からの録画データを一時書き込む。
113からの録画データを一時書き込む。
【0032】NTSCエンコーダ116は、画像伸張器
114からの再生データに色変調を施し、コンポジット
のデジタル信号に変換して出力する。
114からの再生データに色変調を施し、コンポジット
のデジタル信号に変換して出力する。
【0033】デジタル/アナログ(D/A:Digital/A
nalog)コンバータ117は、NTSCエンコーダ11
6からのデジタル信号をアナログ信号に変換し、映像情
報として出力する。
nalog)コンバータ117は、NTSCエンコーダ11
6からのデジタル信号をアナログ信号に変換し、映像情
報として出力する。
【0034】録画動作について説明する。図1におい
て、録画ブロック102は、1〜nのチャンネル(C
H:Channel)の監視カメラが接続されており、それぞ
れの監視カメラで撮影された映像が入力信号として入力
される。入力した映像信号は、A/Dコンバータ108
により、アナログ信号からデジタル信号に変換された
後、NTSCデコーダ109に入力される。
て、録画ブロック102は、1〜nのチャンネル(C
H:Channel)の監視カメラが接続されており、それぞ
れの監視カメラで撮影された映像が入力信号として入力
される。入力した映像信号は、A/Dコンバータ108
により、アナログ信号からデジタル信号に変換された
後、NTSCデコーダ109に入力される。
【0035】NTSCデコーダ109に入力されたデジ
タル信号(コンポジット)は、輝度信号(Y信号)と色
信号(C信号)とに分離され、色信号は色復調して2つ
の色差信号Cb・Crに変換され、輝度信号と共に画像
圧縮器110に出力される。
タル信号(コンポジット)は、輝度信号(Y信号)と色
信号(C信号)とに分離され、色信号は色復調して2つ
の色差信号Cb・Crに変換され、輝度信号と共に画像
圧縮器110に出力される。
【0036】画像圧縮器110は、入力された映像信号
(Y,Cb,Cr)をフレームメモリ111の第1メモ
リに書き込み、第1メモリから映像信号を読み出して1
ブロック単位毎に圧縮処理を施しフレームメモリ111
の第2メモリに書き込むと同時に、現フレームと、現フ
レームの1フレーム前のフレームとの差分を取り差分デ
ータを生成し、フレームメモリ111の第2メモリに書
き込む。これらの処理により、ブロック毎の圧縮データ
と、その差分データが1フレーム分、フレームメモリ1
11に記憶されると、圧縮データと差分データとからな
る録画データとしてFIFOメモリ112に転送する。
(Y,Cb,Cr)をフレームメモリ111の第1メモ
リに書き込み、第1メモリから映像信号を読み出して1
ブロック単位毎に圧縮処理を施しフレームメモリ111
の第2メモリに書き込むと同時に、現フレームと、現フ
レームの1フレーム前のフレームとの差分を取り差分デ
ータを生成し、フレームメモリ111の第2メモリに書
き込む。これらの処理により、ブロック毎の圧縮データ
と、その差分データが1フレーム分、フレームメモリ1
11に記憶されると、圧縮データと差分データとからな
る録画データとしてFIFOメモリ112に転送する。
【0037】CPU104は、時分割的に各録画ブロッ
ク内のFIFOメモリ112にアクセスし、FIFOメ
モリ112に蓄えられた1フレーム分の録画データを読
み出し、メインメモリ105に転送する。このとき、C
PU104は、録画データの各フレーム毎に、そのフレ
ームにおける全ブロックデータの差分データに基づいて
相関レベルを判定し、保存レベル、チャンネルナンバー
情報、タイマからの日時情報等の記録管理情報をフレー
ムデータ毎に付加する。
ク内のFIFOメモリ112にアクセスし、FIFOメ
モリ112に蓄えられた1フレーム分の録画データを読
み出し、メインメモリ105に転送する。このとき、C
PU104は、録画データの各フレーム毎に、そのフレ
ームにおける全ブロックデータの差分データに基づいて
相関レベルを判定し、保存レベル、チャンネルナンバー
情報、タイマからの日時情報等の記録管理情報をフレー
ムデータ毎に付加する。
【0038】メインメモリ105中のデータが一定量に
達すると、CPU104の制御により、録画データは定
められたファイル形式としてハードディスクドライブ1
07に転送され、ハードディスクドライブ107内の記
録媒体に書き込まれる。このとき、録画データをファイ
ルとして管理するためのディレクトリ情報も同時に書き
込む。このようにして、録画データの記録が行われる。
達すると、CPU104の制御により、録画データは定
められたファイル形式としてハードディスクドライブ1
07に転送され、ハードディスクドライブ107内の記
録媒体に書き込まれる。このとき、録画データをファイ
ルとして管理するためのディレクトリ情報も同時に書き
込む。このようにして、録画データの記録が行われる。
【0039】次に、再生動作について説明する。図1に
おいて、チャンネルナンバー、日時情報に基づいて記録
されている録画データの再生要求があった場合、CPU
104は、1〜nチャンネルの録画ブロック102から
の録画データの転送の合間に、チャンネルナンバーや日
時情報に基づいてハードディスクドライブ107内の検
索を行い、所望する録画データをハードディスクドライ
ブ107から読み出す。
おいて、チャンネルナンバー、日時情報に基づいて記録
されている録画データの再生要求があった場合、CPU
104は、1〜nチャンネルの録画ブロック102から
の録画データの転送の合間に、チャンネルナンバーや日
時情報に基づいてハードディスクドライブ107内の検
索を行い、所望する録画データをハードディスクドライ
ブ107から読み出す。
【0040】読み出された録画データは、再生ブロック
103のFIFOメモリ113に転送される。FIFO
メモリ113に蓄えられた録画データは画像伸張器11
4を介してフレームメモリ115に転送される。画像伸
張器114は、フリームメモリ115からブロック単位
にデータを読み出し、画像伸張処理を施し、再生データ
として、NTSCエンコーダ116に出力する。
103のFIFOメモリ113に転送される。FIFO
メモリ113に蓄えられた録画データは画像伸張器11
4を介してフレームメモリ115に転送される。画像伸
張器114は、フリームメモリ115からブロック単位
にデータを読み出し、画像伸張処理を施し、再生データ
として、NTSCエンコーダ116に出力する。
【0041】NTSCエンコーダ116は、色変調を行
いコンポジットのデジタル信号に変換してD/Aコンバ
ータ117に出力する。D/Aコンバータ117は、デ
ジタル信号からアナログ信号に変換し、映像情報として
出力する。
いコンポジットのデジタル信号に変換してD/Aコンバ
ータ117に出力する。D/Aコンバータ117は、デ
ジタル信号からアナログ信号に変換し、映像情報として
出力する。
【0042】次に、ハードディスクドライブ107の記
録媒体に記録された録画データの管理処理について説明
する。先ず、録画データの保存レベルについて説明す
る。ここで、映像情報はJPEG方式により圧縮符号化
されたものとする。図3は、本実施例の映像記録再生装
置において録画データに付加される保存レベルを説明す
るための模式図である。図3において、録画データの保
存レベルは、録画時からハードディスクドライブに記録
した録画データを削除するまでの時間を示している。保
存レベルは、例えば、レベルAからレベルIまであり、
レベルAからレベルIにむかうにしたがって、録画デー
タの保存期間が短くなるように設定されている。図1に
おけるCPU104がタイマ106を参照し、各録画デ
ータの保存レベルを監視し、所定の期間が過ぎた録画デ
ータを削除する。
録媒体に記録された録画データの管理処理について説明
する。先ず、録画データの保存レベルについて説明す
る。ここで、映像情報はJPEG方式により圧縮符号化
されたものとする。図3は、本実施例の映像記録再生装
置において録画データに付加される保存レベルを説明す
るための模式図である。図3において、録画データの保
存レベルは、録画時からハードディスクドライブに記録
した録画データを削除するまでの時間を示している。保
存レベルは、例えば、レベルAからレベルIまであり、
レベルAからレベルIにむかうにしたがって、録画デー
タの保存期間が短くなるように設定されている。図1に
おけるCPU104がタイマ106を参照し、各録画デ
ータの保存レベルを監視し、所定の期間が過ぎた録画デ
ータを削除する。
【0043】例えば、レベルIは、録画時から6時間経
過した後、自動的にハードディスクドライブ107内の
記録媒体から録画データが削除される。また、レベルB
は、録画時から3ヶ月間ハードディスクライブ107内
に録画データを保存し、レベルAの場合は、ハードディ
スクドライブ107内に永久的に録画データを保存して
おく。換言すれば、レベルAは、後述する録画データの
管理において、録画データの削除の処理を行えないレベ
ルである。
過した後、自動的にハードディスクドライブ107内の
記録媒体から録画データが削除される。また、レベルB
は、録画時から3ヶ月間ハードディスクライブ107内
に録画データを保存し、レベルAの場合は、ハードディ
スクドライブ107内に永久的に録画データを保存して
おく。換言すれば、レベルAは、後述する録画データの
管理において、録画データの削除の処理を行えないレベ
ルである。
【0044】次に、前述した録画データの保存レベル
が、入力される録画データにどのように付加されるかに
ついて説明する。図4は、本実施例の映像記録再生装置
において録画データの保存レベルの付加について説明す
るための模式図である。図4において、初期状態におい
ては、録画データの各フレームに付加される保存レベル
の順序は予め設定されており、その順序にしたがって各
フレームに保存レベルが付加される。この初期状態と
は、前述した差分データが検出されない場合であり、入
力される録画データが静止画であると判断された場合で
ある。
が、入力される録画データにどのように付加されるかに
ついて説明する。図4は、本実施例の映像記録再生装置
において録画データの保存レベルの付加について説明す
るための模式図である。図4において、初期状態におい
ては、録画データの各フレームに付加される保存レベル
の順序は予め設定されており、その順序にしたがって各
フレームに保存レベルが付加される。この初期状態と
は、前述した差分データが検出されない場合であり、入
力される録画データが静止画であると判断された場合で
ある。
【0045】図4において、初期の状態においては、最
高の保存レベルをレベルE(3日間)とし、最低の保存
レベルをレベルI(6時間)とし、レベルE、F、G、
H、Iを設定する。そして、初期状態における保存レベ
ルは、例えば、レベルIのフレームの数に対して、1つ
上のレベルHのフレームの数が、1/2となるようにす
る。すなわち、図4において、レベルEのフレームから
次のレベルEのフレームの16フレーム中、レベルIが
8フレーム、レベルHが4フレーム、レベルGが2フレ
ーム、レベルFが1フレーム、レベルEが1フレームと
なる。
高の保存レベルをレベルE(3日間)とし、最低の保存
レベルをレベルI(6時間)とし、レベルE、F、G、
H、Iを設定する。そして、初期状態における保存レベ
ルは、例えば、レベルIのフレームの数に対して、1つ
上のレベルHのフレームの数が、1/2となるようにす
る。すなわち、図4において、レベルEのフレームから
次のレベルEのフレームの16フレーム中、レベルIが
8フレーム、レベルHが4フレーム、レベルGが2フレ
ーム、レベルFが1フレーム、レベルEが1フレームと
なる。
【0046】また、保存レベルの配列順序は、初期状態
における最高の保存レベルEのフレーム間に次の保存レ
ベルFのフレームが配置され、レベルEのフレームとレ
ベルFのフレーム、レベルFのフレームとレベルEのフ
レームの間に、レベルGのフレームが配置され、以下同
様にそれぞれのレベルの異なるフレーム間に、それらの
レベルより低いレベルのフレームが配置される。
における最高の保存レベルEのフレーム間に次の保存レ
ベルFのフレームが配置され、レベルEのフレームとレ
ベルFのフレーム、レベルFのフレームとレベルEのフ
レームの間に、レベルGのフレームが配置され、以下同
様にそれぞれのレベルの異なるフレーム間に、それらの
レベルより低いレベルのフレームが配置される。
【0047】前述したような保存レベルの順序及び配列
で録画データを記録することにより、録画データを再生
する場合に、平均的にフレームが削除された映像情報と
なり、ある時間の映像が飛んだような映像情報とならな
い。
で録画データを記録することにより、録画データを再生
する場合に、平均的にフレームが削除された映像情報と
なり、ある時間の映像が飛んだような映像情報とならな
い。
【0048】例えば、図4において、録画データを、フ
レームN+1から、フレームN+2、N+3・・の順序
で、フレームN+5まで削除すると、再生の場合、フレ
ームN、フレームN+6、N+7・・の順序で再生する
ことになり、途中で映像が抜けた状態となる。しかし、
前述した本実施例の削除方法によれば、録画データを、
フレームN+1、N+3、N+5・・の順次で削除する
ため、再生の場合には、フレームN、N+2、N+4、
N+6・・の順序で再生することになる。したがって、
映像情報は、途中の映像がまとまって削除されることが
ないため、コマ落としの状態で再生される。
レームN+1から、フレームN+2、N+3・・の順序
で、フレームN+5まで削除すると、再生の場合、フレ
ームN、フレームN+6、N+7・・の順序で再生する
ことになり、途中で映像が抜けた状態となる。しかし、
前述した本実施例の削除方法によれば、録画データを、
フレームN+1、N+3、N+5・・の順次で削除する
ため、再生の場合には、フレームN、N+2、N+4、
N+6・・の順序で再生することになる。したがって、
映像情報は、途中の映像がまとまって削除されることが
ないため、コマ落としの状態で再生される。
【0049】本実施例における映像記録再生装置は、映
像情報の圧縮符号化処理にMPEG方式を用いることも
可能である。図5は、本実施例の映像記録再生装置にお
いて、MPEG方式の圧縮符号化処理された録画データ
への保存レベルの付加について説明するための模式図で
ある。MPEG方式の圧縮符号化処理においては、映像
情報は、フレーム内符号化したIピクチャと、前方のフ
レームとの相関関係を用いて予測符号化したPピクチャ
と、前方及び後方の双方のフレームとの相関を用いて予
測符号化したBピクチャとがあり、1枚のIピクチャと
複数枚ずつのPピクチャ及びBピクチャとで1つのグル
ープ(GOP)を構成している。
像情報の圧縮符号化処理にMPEG方式を用いることも
可能である。図5は、本実施例の映像記録再生装置にお
いて、MPEG方式の圧縮符号化処理された録画データ
への保存レベルの付加について説明するための模式図で
ある。MPEG方式の圧縮符号化処理においては、映像
情報は、フレーム内符号化したIピクチャと、前方のフ
レームとの相関関係を用いて予測符号化したPピクチャ
と、前方及び後方の双方のフレームとの相関を用いて予
測符号化したBピクチャとがあり、1枚のIピクチャと
複数枚ずつのPピクチャ及びBピクチャとで1つのグル
ープ(GOP)を構成している。
【0050】図5において、フレーム内符号化したIピ
クチャのフレームを高い保存レベルEとし、前方のフレ
ームとの相関を用いて予測符号化されたPピクチャを保
存レベルFとし、双方向のフレームとの相関を用いて予
測符号化したBピクチャのうち、1つのBピクチャを保
存レベルGとし、もう一方の保存レベルを保存レベルH
とする。
クチャのフレームを高い保存レベルEとし、前方のフレ
ームとの相関を用いて予測符号化されたPピクチャを保
存レベルFとし、双方向のフレームとの相関を用いて予
測符号化したBピクチャのうち、1つのBピクチャを保
存レベルGとし、もう一方の保存レベルを保存レベルH
とする。
【0051】前述したように、映像情報の各フレームに
は自動的に保存期間が設定され、所定の時間が経過した
後、保存レベルの低いフレームから順に、録画データが
ハードディスクから削除される。
は自動的に保存期間が設定され、所定の時間が経過した
後、保存レベルの低いフレームから順に、録画データが
ハードディスクから削除される。
【0052】以上に説明した保存レベルの付加方法は、
図1に示す画像圧縮器において生成された差分データが
検出されない場合、すなわち、フレーム間において、映
像情報の変化がない静止した状態の場合である。差分デ
ータが検出された場合、すなわち、フレーム間において
映像情報としての変化がある場合は、設定される保存レ
ベルを映像情報の変化に応じて変換する。
図1に示す画像圧縮器において生成された差分データが
検出されない場合、すなわち、フレーム間において、映
像情報の変化がない静止した状態の場合である。差分デ
ータが検出された場合、すなわち、フレーム間において
映像情報としての変化がある場合は、設定される保存レ
ベルを映像情報の変化に応じて変換する。
【0053】次に、フレーム間の差分データが検出され
た場合、すなわち、撮影している映像に動きがある場合
につて説明する。図6は、本実施例の映像記録再生装置
において録画データの保存レベルの変換について説明す
るための模式図である。図1において、CPU104の
制御により、画像圧縮器110が生成した差分データが
録画データと共にメインメモリ105に転送されると、
CPU104は、差分データを監視し、差分データが検
出されると、録画データに付加する保存レベルを、高い
保存レベルに変換して付加する。
た場合、すなわち、撮影している映像に動きがある場合
につて説明する。図6は、本実施例の映像記録再生装置
において録画データの保存レベルの変換について説明す
るための模式図である。図1において、CPU104の
制御により、画像圧縮器110が生成した差分データが
録画データと共にメインメモリ105に転送されると、
CPU104は、差分データを監視し、差分データが検
出されると、録画データに付加する保存レベルを、高い
保存レベルに変換して付加する。
【0054】つまり、差分データが検出されたとき、録
画データの各フレーム間には変化が生じている映像情報
であり、監視カメラで撮影している場所に何らかの異変
がおきたものと判断し、その変化をより長い時間保存す
るために、保存レベルを高い保存レベルに変換して付加
する。
画データの各フレーム間には変化が生じている映像情報
であり、監視カメラで撮影している場所に何らかの異変
がおきたものと判断し、その変化をより長い時間保存す
るために、保存レベルを高い保存レベルに変換して付加
する。
【0055】図6に示すように、初期状態において、録
画データに付加される保存レベルがレベルFからレベル
Iとした場合、差分データの検出により、例えば、レベ
ルDからレベルGに変換する。また、録画データを削除
する間隔を長くするために、レベルA、レベルC、レベ
ルE、レベルGに変換するようにしてもよい。このよう
に、差分データを検出した場合に保存レベルを他の保存
レベルに変換し、録画データに付加することにより、映
像情報として変化があった録画データをより長い時間保
存することができる。
画データに付加される保存レベルがレベルFからレベル
Iとした場合、差分データの検出により、例えば、レベ
ルDからレベルGに変換する。また、録画データを削除
する間隔を長くするために、レベルA、レベルC、レベ
ルE、レベルGに変換するようにしてもよい。このよう
に、差分データを検出した場合に保存レベルを他の保存
レベルに変換し、録画データに付加することにより、映
像情報として変化があった録画データをより長い時間保
存することができる。
【0056】次に、CPU104が行うハードディスク
ドライブ107における録画データの削除の処理につい
て説明する。図7は、本実施例の映像記録再生装置にお
ける録画データの削除処理を示すフローチャートであ
る。図7において、CPUは、一定時間毎にハードディ
スクドライブの記録管理情報を読み取る(ステップ
1)。記録管理情報の各録画データの保存レベルで設定
されている保存期間と、タイマの時間情報とを比較する
(ステップ2)。記録時からの時間が有効期限を経過し
ていない場合は、次の録画データに処理を行い(ステッ
プ3)、有効期限を経過している場合、その録画データ
をディレクトリ情報を無効としてハードディスクドライ
ブ上から削除する(ステップ4)。前記処理をハードデ
ィスクドライブ内に記録されている録画データの全てに
行う(ステツプ5)。
ドライブ107における録画データの削除の処理につい
て説明する。図7は、本実施例の映像記録再生装置にお
ける録画データの削除処理を示すフローチャートであ
る。図7において、CPUは、一定時間毎にハードディ
スクドライブの記録管理情報を読み取る(ステップ
1)。記録管理情報の各録画データの保存レベルで設定
されている保存期間と、タイマの時間情報とを比較する
(ステップ2)。記録時からの時間が有効期限を経過し
ていない場合は、次の録画データに処理を行い(ステッ
プ3)、有効期限を経過している場合、その録画データ
をディレクトリ情報を無効としてハードディスクドライ
ブ上から削除する(ステップ4)。前記処理をハードデ
ィスクドライブ内に記録されている録画データの全てに
行う(ステツプ5)。
【0057】前述した処理を、CPUは、タイマを参照
しながら一定時間毎に繰り返し行う。このことにより、
ハードディスクドライブでは、保存期間が経過した録画
データを削除し、新たに入力される録画データを上書き
する。
しながら一定時間毎に繰り返し行う。このことにより、
ハードディスクドライブでは、保存期間が経過した録画
データを削除し、新たに入力される録画データを上書き
する。
【0058】以上のように、本実施例の映像記録再生装
置は、録画データをハードディスクドライブ内に保存し
ておく期間が自動的に設定され、所定の時間経過後、フ
レームを間引くように録画データを削除するため、その
削除部分に新たな録画データを上書きすることができ、
より多くの映像情報をハードディスクドライブに記録す
ることができる。
置は、録画データをハードディスクドライブ内に保存し
ておく期間が自動的に設定され、所定の時間経過後、フ
レームを間引くように録画データを削除するため、その
削除部分に新たな録画データを上書きすることができ、
より多くの映像情報をハードディスクドライブに記録す
ることができる。
【0059】また、前述した実施例においては、カラー
映像を記録しているが、それに限定されるものではな
く、白黒映像として記録するようにしてもよい。白黒映
像の場合は、カラー映像に比べて情報量が少ないため、
ハードディスクドライブにより多くの映像を記録するこ
とができる。
映像を記録しているが、それに限定されるものではな
く、白黒映像として記録するようにしてもよい。白黒映
像の場合は、カラー映像に比べて情報量が少ないため、
ハードディスクドライブにより多くの映像を記録するこ
とができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、入力される複数の映像
情報を録画中に記録動作を中断することなく、高速サー
チにより所望する録画データの再生を行うことができ
る。また、既でに録画された録画データのうち、不要な
録画データを判別して、不要な録画データを削除する録
画データの管理を行うことができる。
情報を録画中に記録動作を中断することなく、高速サー
チにより所望する録画データの再生を行うことができ
る。また、既でに録画された録画データのうち、不要な
録画データを判別して、不要な録画データを削除する録
画データの管理を行うことができる。
【図1】本発明の映像記録再生装置の一実施例の概略構
成を示す模式図である。
成を示す模式図である。
【図2】本実施例の映像記録再生装置における差分デー
タを説明するための模式図である。
タを説明するための模式図である。
【図3】本実施例の映像記録再生装置において録画デー
タに付加される保存レベルを説明するための模式図であ
る。
タに付加される保存レベルを説明するための模式図であ
る。
【図4】本実施例の映像記録再生装置において録画デー
タの保存レベルの付加について説明するための模式図で
ある。
タの保存レベルの付加について説明するための模式図で
ある。
【図5】本実施例の映像記録再生装置において、MPE
G方式の圧縮符号化処理された録画データへの保存レベ
ルの付加について説明するための模式図である。
G方式の圧縮符号化処理された録画データへの保存レベ
ルの付加について説明するための模式図である。
【図6】本実施例の映像記録再生装置において録画デー
タの保存レベルの変換について説明するための模式図で
ある。
タの保存レベルの変換について説明するための模式図で
ある。
【図7】本実施例の映像記録再生装置における録画デー
タの削除処理を示すフローチャートである。
タの削除処理を示すフローチャートである。
【図8】従来の映像記録再生装置の概略構成を示す模式
図である。
図である。
101・・映像記録再生装置、102・・録画ブロッ
ク、103・・再生ブロック、104・・CPU、10
5・・メインメモリ、106・・タイマ、107・・ハ
ードディスクドライブ、108・・A/Dコンバータ、
109・・NTSCデコーダ、110・・画像圧縮器、
111・・フレームメモリ、112・・FIFOメモ
リ、113・・FIFOメモリ、114・・画像伸張
器、115・・フレームメモリ、116・・NTSCエ
ンコーダ、117・・D/Aコンバータ801・・映像
記録再生装置、802・・同期分離回路、803・・サ
ーボコントローラ、804・・録画ブロック、805・
・再生ブロック、806・・切換部、807・・ドラム
ヘッド、808・・ピンチローラ、809・・キャプス
タン、810・・YC分離回路、811・・周波数変調
回路、812・・加算部、813・・記録アンプ、81
4・・スイッチ部、815・・再生アンプ、816・・
HPF、817・・LPF、818・・周波数復調回
路、819・・加算部、820・・ビデオカセットテー
プ
ク、103・・再生ブロック、104・・CPU、10
5・・メインメモリ、106・・タイマ、107・・ハ
ードディスクドライブ、108・・A/Dコンバータ、
109・・NTSCデコーダ、110・・画像圧縮器、
111・・フレームメモリ、112・・FIFOメモ
リ、113・・FIFOメモリ、114・・画像伸張
器、115・・フレームメモリ、116・・NTSCエ
ンコーダ、117・・D/Aコンバータ801・・映像
記録再生装置、802・・同期分離回路、803・・サ
ーボコントローラ、804・・録画ブロック、805・
・再生ブロック、806・・切換部、807・・ドラム
ヘッド、808・・ピンチローラ、809・・キャプス
タン、810・・YC分離回路、811・・周波数変調
回路、812・・加算部、813・・記録アンプ、81
4・・スイッチ部、815・・再生アンプ、816・・
HPF、817・・LPF、818・・周波数復調回
路、819・・加算部、820・・ビデオカセットテー
プ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/92 H04N 5/92 H 7/18
Claims (3)
- 【請求項1】入力される映像情報に圧縮処理を施した圧
縮データの現フレームと前記現フレームの1つ前のフレ
ームとの差分データとを録画データとして出力する録画
ブロックと、該録画ブロックから転送された前記録画デ
ータを一定量記憶するメインメモリと、前記録画データ
に付加する記録管理情報における時間情報及び前記録画
データの保存期間の管理に用いる時間情報を提供するタ
イマと、前記記録管理情報が付加された前記録画データ
を記録媒体に記録し再生要求に基づいて前記録画データ
を再生すると共に前記保存期間が経過した前記録画デー
タを削除するハードディスクドライブと、該ハードディ
スクドライブから転送された前記録画データに伸張処理
を施し映像情報として出力する再生ブロックと、前記録
画ブロックから読み出した前記録画データに前記タイマ
からの時間情報を前記記録管理情報に付加して前記メイ
ンメモリに転送する制御を行うと共に、前記ハードディ
スクドライブに記録された前記録画データの前記記録管
理情報における前記時間情報と前記タイマとからの時間
情報とを監視して前記差分データに基づいて前記保存期
間が経過した前記録画データを削除する制御を行うCP
U(Central Processing Unit)とを具備することを特
徴とする映像記録再生装置。 - 【請求項2】請求項1記載の映像記録再生装置におい
て、前記CPUは、前記差分データに基づいて前記録画
データの保存期間を変更することを特徴とする映像記録
再生装置。 - 【請求項3】請求項1及び2記載の映像記録再生装置に
おいて、前記保存期間は、隣り合うフレームの保存期間
が異なることを特徴とする映像記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10106995A JPH11289513A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 映像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10106995A JPH11289513A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 映像記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11289513A true JPH11289513A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14447817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10106995A Withdrawn JPH11289513A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 映像記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11289513A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005122359A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Sanyo Electric Co Ltd | コンテンツ処理装置 |
KR100925206B1 (ko) | 2003-01-16 | 2009-11-06 | 엘지전자 주식회사 | 감시용 디지털 비디오 레코더에서의 삭제 예정 데이터정보 표시방법 |
US7734830B2 (en) | 2004-09-01 | 2010-06-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information storage device and information storage method |
CN102209231A (zh) * | 2010-03-29 | 2011-10-05 | 北京市电力公司 | 输出设备信息的方法与系统 |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP10106995A patent/JPH11289513A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100925206B1 (ko) | 2003-01-16 | 2009-11-06 | 엘지전자 주식회사 | 감시용 디지털 비디오 레코더에서의 삭제 예정 데이터정보 표시방법 |
JP2005122359A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Sanyo Electric Co Ltd | コンテンツ処理装置 |
US7734830B2 (en) | 2004-09-01 | 2010-06-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information storage device and information storage method |
CN102209231A (zh) * | 2010-03-29 | 2011-10-05 | 北京市电力公司 | 输出设备信息的方法与系统 |
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