JPH11266035A - 光源装置 - Google Patents
光源装置Info
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- JPH11266035A JPH11266035A JP10089409A JP8940998A JPH11266035A JP H11266035 A JPH11266035 A JP H11266035A JP 10089409 A JP10089409 A JP 10089409A JP 8940998 A JP8940998 A JP 8940998A JP H11266035 A JPH11266035 A JP H11266035A
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- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
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- Liquid Crystal (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Abstract
光源装置を提供する。 【解決手段】 透光性基板12の一主面には、複数のL
ED素子14が形成され、透光性基板12の一主面側に
は、金属板18が配置される。金属板18は、LED素
子14に対応する位置に形成される凹面鏡22を有し、
透光性基板14と凹面鏡22とによって形成される空間
は、透明樹脂16で充填されている。LED素子14の
表面側から出射された光は凹面鏡22によって略平行光
化され、透光性基板12を透過して出射される。また、
LED素子14で発生した熱は、透明樹脂16を介して
金属板18に伝導され、放熱される。
Description
特にたとえば発光素子を用いた光源装置に関する。
源のフラット化、平行光化が特に重要となり、従来にお
いて画像表示用光源として一般に用いられてきたハロゲ
ンランプに代わり、LED素子を用いた平面光源が注目
されている。
て実用化するには、輝度の向上と出射光の平行化が課題
となる。LED素子を用いた光源であって平行光を出射
する平行光光源装置として、たとえば、反射鏡を用いた
ものがある(特開平9−90355)。この平行光光源
装置1は、図12の模式断面図に示すように、基板2
と、LED3と、透明部材4とを備え、LED3は、リ
ードフレーム5と、反射鏡6と、LED素子7と、透明
樹脂8とを備える。ここで、LED3は、リードフレー
ム5によって基板2に接続されている。また、LED3
は、反射鏡6の焦点付近にLED素子7を透明樹脂8で
固定したものである。この構造では、LED素子7から
出射された光は、反射鏡6で反射されることによって略
平行光となって透明部材4から出射される。
行光光源装置としては、個別に反射鏡等を含むLED
を、基板等に並列して配置することにより、平行光光源
装置とするものがあった。
では、出射光の平行光化は達成されるが、実用的に十分
な輝度を得ることが困難であった。すなわち、輝度の向
上にはLED素子の実装密度を上げることが必要とされ
るが、上記従来技術では、個別に形成したLEDを並列
して配置することによって平行光光源装置とするため、
LEDのサイズによって高密度化が制限されてしまうと
いう問題があった。たとえば、図12の平行光光源装置
1では、LED3のサイズがリードフレーム5や反射鏡
6等の加工限界等によって制限されるため、LED3の
サイズを一定限度以上に小さくすることができず、LE
D素子7の実装密度を上げることができなかった。従っ
て、従来技術では、LEDを用いた平行光光源装置にお
いて、十分な輝度を得ることが困難であるという問題が
あった。
プ等に比べて低いため、LED素子の実装密度が低い場
合は大きな問題とならないが、実装密度を高くする場合
には、LED素子の発熱が大きくなり、LED素子の発
光強度や寿命が低下してしまう。
ことによって、光源の輝度を向上させる場合には、同時
にLED素子の発熱を効果的に放熱することが出来なけ
れば、光源の輝度および信頼性が低下するという問題が
あった。
行光を出射する、高輝度で信頼性の高い光源装置を提供
することである。
に、請求項1に記載の光源装置は、発光素子を用いた光
源装置であって、透光性基板と、透光性基板の一主面に
配置された複数の発光素子と、透光性基板の一主面側に
配置され、発光素子から出射される光を略平行光化する
第1平行光化手段と、透光性基板の一主面側に配置さ
れ、発光素子から発生する熱を放熱する放熱手段とを備
えることを特徴とする。
記載の光源装置において、放熱手段が、発光素子のそれ
ぞれに対応する位置に形成された凹面鏡を有する金属板
を備え、第1平行光化手段が凹面鏡であることを特徴と
する。
記載の光源装置において、放熱手段が、成形樹脂と成形
樹脂の一部に形成された放熱板とを備え、成形樹脂は、
発光素子のそれぞれに対応する位置に凹部を備え、第1
平行光化手段が、凹部上に形成された凹面鏡であること
を特徴とする。
いし3のいずれかに記載の光源装置において、透光性基
板と凹面鏡とによって形成される空間が、透明樹脂によ
って充填されていることを特徴とする。
記載の光源装置において、透光性基板と凹面鏡とによっ
て形成される空間が、透明樹脂によって充填されてお
り、金属板が、すべての凹面鏡を一括して包囲するよう
に形成された溝を備えることを特徴とする。
記載の光源装置において、透光性基板と凹面鏡とによっ
て形成される空間が、透明樹脂によって充填されてお
り、成形樹脂が、すべての凹面鏡を一括して包囲するよ
うに形成された溝を備えることを特徴とする。
いし6のいずれかに記載の光源装置において、透光性基
板の他主面に複数の発光素子をさらに備え、複数の発光
素子がそれぞれ略半球状の透明樹脂でモールドされてい
ることを特徴とする。
いし6のいずれかに記載の光源装置において、透光性基
板の他主面側に、出射光を集光するためのマイクロレン
ズアレイをさらに含むことを特徴とする。
いし6のいずれかに記載の光源装置において、透光性基
板の他主面側に、出射光を略平行光化するための第2平
行光化手段をさらに含むことを特徴とする。
に記載の光源装置において、第2平行光化手段は、発光
素子のそれぞれに対応するように配置された複数のフレ
ネルレンズを含むことを特徴とする。
に記載の光源装置において、第2平行光化手段は、発光
素子のそれぞれに対応するように配置された複数のボー
ルレンズを含むことを特徴とする。
から出射される光が第1平行光化手段によって略平行光
化され、また、発光素子から発生する熱が放熱手段によ
って放熱される。また、透光性基板に直接発光素子が配
置されるため、高密度で発光素子を実装するすることが
できる。従って、請求項1に記載の光源装置では、略平
行光を出射する、高輝度で信頼性の高い光源装置が得ら
れる。
板の一主面上に配置された金属板によって、発光素子で
発生した熱が速やかに放出されるため、透明基板上に高
い密度で発光素子を形成した場合であっても発光素子が
高温になるのを防止することができる。また、発光素子
から出射される光は、金属板が備える凹面鏡によって略
平行光化される。従って、平行光を出射する、高輝度で
信頼性の高い光源装置が得られる。
板の一主面側に配置された成形樹脂と放熱板とによっ
て、発光素子で発生した熱が速やかに放出される。従っ
て、高い密度で発光素子を形成した場合であっても発光
素子が高温になるのを防止することができる。また、発
光素子から出射される光は、成形樹脂の凹部上に形成さ
れた凹面鏡によって略平行光化される。従って、平行光
を出射する、高輝度で信頼性の高い光源装置が得られ
る。
が透明樹脂によって覆われているため、発光素子で発生
した熱が速やかに放熱手段に伝えられる。
率が空気よりも大きいため、発光素子とその周囲との屈
折率差が小さくなる。従って、発光素子界面での反射が
減少し、より多くの光を発光素子から取り出すことがで
きる。従って、高輝度で信頼性が高い光源装置が得られ
る。
を製造する場合において、発光素子を透明樹脂でモール
ドする際に、透明樹脂材料内の気泡が、金属板の溝を介
して排出される。従って、透明樹脂に気泡が混入するこ
とを防止することができ、気泡での乱反射による輝度の
低下を防止し、気泡による放熱性の低下を防止すること
ができる。
に記載の光源装置と同様に、透明樹脂に気泡が混入する
ことを防止することができる。
板の一主面と他主面の両面に発光素子が配置されるた
め、発光素子の数を略2倍とすることができる。従っ
て、より高い輝度の光源装置が得られる。
よって略平行光化された光は、透光性基板の他主面側
(第1平行光化手段が形成されていない側)に存在する
マイクロレンズによって所定の焦点に収束する。従っ
て、投影型の液晶表示装置用光源として有用である。
から出射された光が、第1平行光化手段と、透光性基板
の他主面側に存在する第2平行光化手段とによって平行
光化される。従って、出射光をより平行光化することが
できる光源装置が得られる。
子から出射された光が、凹面鏡とフレネルレンズとによ
って略平行光化される。
子から出射された光が、凹面鏡とボールレンズとによっ
て略平行光化される。
いて、図面を参照して説明する。
熱手段として、凹面鏡が形成された金属板を用いる、反
射型の平面光源装置として用いられるものである。
発明の実施の形態の光源装置10は、透光性基板12
と、透光性基板12に透明樹脂(図示せず)で接着され
た複数のLED素子14と、透明樹脂16と、金属板1
8とを備える。透明樹脂16は、透光性基板12と凹面
鏡22とによって形成される空間を充填するように形成
されLED素子14を覆っており、たとえば、エポキシ
樹脂からなる。
明絶縁体からなり、LED素子14が接着された透光性
基板12の一主面には、LED素子14を駆動するため
の電気回路24aおよび24b(図1(b)参照)が形
成されている。そして、電気回路24aおよび24bと
LED素子14とはワイヤ20によって電気的に接続さ
れている。
LED、青色LED、緑色LED等が用いられる。ま
た、LED素子14の構造はいかなるものでも良いが、
この実施形態で説明するLED素子14は、p側電極お
よびn側電極をともにLED素子14の表面側(ワイヤ
20が接続されている側)に有し、基板としてサファイ
ア等の透明基板を用いたものである。従って、LED素
子14からは全方位に光が出射される。
部分に凹面鏡22を有する。なお、LED素子14で発
生した熱を速やかに放熱するため、金属板18には熱伝
導性の良いアルミニウムや銅等を用いることが望まし
い。
D素子14に位置するように放物面形状に形成される。
べての光を凹面鏡で平行光化する場合は、凹面鏡の焦点
が点光源に位置するように凹面鏡を配置すればよいが、
LED素子14は面発光素子であるため、すべての光を
平行光化することは不可能である。そこで、凹面鏡22
の形状は、面発光によって発光し配光特性を有するLE
D素子14の特性を考慮して形成することが好ましい。
たとえば、凹面鏡22として、複数の微小な凹面鏡を放
物曲面上に配置したものを用いても良い。この場合、微
小な凹面鏡のそれぞれの焦点を最適化することによっ
て、出射光の平行光化をより促進することが可能であ
る。
す。図1(b)に示すように、LED素子14は、凹面
鏡22の曲面底部の法線上に位置している。
えば0.3mm角であり、隣接するLED素子14との
距離は、たとえば2.5mmである。
の一例を説明する。
板12にLED素子14の裏面側(ワイヤ20が接続さ
れていない側)を透明樹脂で接着し、透光性基板上12
上の電気回路24aおよび24b(図1(b)参照)と
LED素子14とをワイヤ20によって電気的に接続す
る。
2が形成された金属板18上に凹面鏡22を満たすよう
に透明樹脂材料16aを滴下した後、金属板18の上方
から、LED素子14が接着された透光性基板12を、
透明樹脂材料16aが硬化するまで金属板18上に固定
する。この際、余分な透明樹脂材料16aは、透光性基
板12と金属板18の間から流出する。
回路24aおよび24bと金属板18とが短絡しないよ
うにする必要があるが、電気回路24aおよび24bを
絶縁体でカバーするか、あるいは電気回路24aおよび
24bと金属板18とが密着しないように透光性基板1
2と金属板18との間にスペーサー等を挟めばよい。
置10が形成される。
に模式的に示す。図3に示すように、LED素子14の
表面側から出射された光は凹面鏡22によって反射さ
れ、略平行光となって、透光性基板12から、LED素
子14が形成されていない側に出射される。従って、光
源装置10では、LED素子14の表面側からの発光を
有効に平行光として利用することができる。
せず)によって透光性基板12に接着されているため、
図3に示すように、LED素子14の裏面側から出射さ
れた光は透光性基板12を透過して出射される。従っ
て、光源装置10では、従来利用効率の悪かったLED
素子14の裏面から出射される光も有効に活用すること
ができる。
樹脂モールドしたLEDを配列するのとは異なり、LE
D素子14を直接透光性基板12に接着するため、より
高密度にLED素子14を実装することが可能であり、
実装密度の向上による輝度の向上を図ることができる。
覆われており、空気よりも透明樹脂16の屈折率の方が
大きいため、LED素子14とその周囲との屈折率差が
小さくなる。従って、LED素子14の界面での光の反
射が減少し、LED素子14から取り出せる光量が大き
くなる。
従来よりも高輝度の光源装置が得られる。一例として、
光源装置10において、透明基板12上に2.5mm間
隔でLED素子14を配置(縦8列、横10列で80個
配置)してLED素子14を発光(駆動電流20mA)
させた場合、透光性基板12の光出射側の面直上中央部
の輝度は、LED素子14に赤色LED素子を用いた場
合に22,000ルクス、緑色LED素子を用いた場合
に110,000ルクス、青色LED素子を用いた場合
に32,000ルクスであった。
子14で発生した熱を速やかに放出することができるた
め、高輝度で信頼性の高い光源装置を得ることができ
る。すなわち、LED素子14で発生した熱は、透明樹
脂16を介して金属板18に伝導され、金属板18から
大気中に放熱されるため、LED素子14が高熱となる
のを防止することができる。また、金属板18に放熱フ
ィンや放熱ファン等の放熱促進手段を付加することによ
って、さらにLED素子14の温度上昇を防止すること
が可能である。
18に放熱フィンを取り付け、放熱フィンを蓄熱容積を
増すための冷却用溶液に浸漬した場合、透明基板12上
に2.5mm間隔でLED素子14を配置(縦8列、横
10列で80個配置)して最も消費電力が大きい青色L
ED素子を発光(駆動電圧3.84V、駆動電流20m
A)させても、透光性基板12の表面温度は略60℃で
冷却用溶液の温度とバランスしてほぼ一定となった。一
方、上記実施形態と異なり、同様の条件でLED素子1
4を透光性基板12上に配置し、放熱手段を形成しない
で(図2(a)の状態)発光させた場合では、透光性基
板12の表面温度は1分以内に100℃を超えてしま
い、LED素子14の発光強度および寿命が著しく低下
した。
よび放熱手段として、凹面鏡が形成された金属板を用い
たが、熱伝導率が高い金属やセラミクスに凹部を形成
し、凹部上に光反射率の高い銀やアルミニウム等からな
る金属薄膜を形成して凹面鏡としたものを用いてもよ
い。
実施の形態の一例を模式的に示したものであり、LED
素子14の数や配置は目的に合わせて任意に設定するこ
とができる(以下の実施形態において同様である。)。
D素子14を形成する場合の金属板18の形状の一例を
示す。図4に示す金属板18は、LED素子14に対応
する位置に形成された凹面鏡22と、すべての凹面鏡2
2を一括して包囲するように形成された溝26と、透光
性基板12を3方で支持する透光性基板固定面28とを
備える。この金属板18では、透光性基板固定面28
を、凹面鏡22が形成されている面よりも高い位置に設
けることによって、透光性基板12上に形成された電気
回路24aおよび24bが金属板18と接触して短絡す
ることを防止することができる。また、図2(b)に示
した光源装置10の製造過程において、透光性基板12
を金属板18に固定する際に、設計空隙以上に滴下され
た透明樹脂材料16a、および透明樹脂材料16aに存
在する気泡を溝26によって容易に排出することがで
き、透明樹脂16に気泡が混入することを防止すること
ができる。
隣接するような最密充填配置としてもよい。その場合の
凹面鏡22の配置は図5のようになり、各凹面鏡22の
曲面底部の法線上にLED素子14が配置される。
形態について説明する。
示した光源装置10と同様の技術的効果を得ることがで
き、かつ、製造が容易なものである。
実施の形態の光源装置30は、透光性基板12と、透光
性基板12に透明樹脂(図示せず)で接着された複数の
LED素子14と、透明樹脂16と、金属薄膜32と、
成形樹脂34と、成形樹脂34の一主面に形成された放
熱板36とを備える。透光性基板12には、LED素子
14を駆動するための電気回路24aおよび24b(図
1(b)参照)が形成されており、LED素子14と電
気回路はワイヤ20によって電気的に接続されている。
れに対応する位置に凹部38を備える。
反射率の高い金属からなり、凹部38上の金属薄膜32
は凹面鏡40として機能する。そして、凹面鏡40の形
状は光源装置10の凹面鏡22と同様である。また、透
明樹脂16は、透光性基板12と凹面鏡40とによって
形成される空間を充填するように形成され、LED素子
14を覆っている。
ミクスであればよく、特にアルミニウムや銅等の金属が
好ましい。
装置30の製造方法の一例を説明する。
に凹部38を備え、他方主面に放熱板36が形成された
成形樹脂34上に、金属薄膜32を形成する。ここで、
凹部38は、成形樹脂34が硬化する際に凸部を有する
型を押圧すること等によって容易に形成することができ
る。また、金属薄膜32は、蒸着法やメッキ法によっ
て、容易に形成することができる。
0を満たすように透明樹脂材料16aを金属薄膜32上
に滴下し、その上方からLED素子14を接着した透光
性基板12を、透明樹脂材料16aが硬化するまで固定
することによって、光源装置30を形成することができ
る。ここで、LED14を接着した透光性基板12は、
図2で説明したものと同様のものであるので、重複する
説明は省略する。
10と同様の技術的効果を得ることができ、かつ、容易
に製造をすることができる。
のうち、凹面鏡22の部分は金属を加工して形成しなけ
ればならないのに対し、光源装置30では、凹面鏡40
は凹部38を形成した成形樹脂34上に金属薄膜32を
蒸着あるいはメッキ等することによって容易に形成でき
る。従って、生産性を向上させ、製造コストを低下させ
ることができる。
で発生した熱は、透明樹脂16および成形樹脂34を介
して放熱板36に伝導され、放熱される。従って、成形
樹脂34の熱伝導性はより高いことが好ましく、成形樹
脂34に、熱伝導性向上のための金属フィラーやセラミ
クスフィラーを混入することがより好ましい。
形態について説明する。
示した光源装置10と同様の技術的効果を得ることがで
き、かつ、製造が容易なものである。
装置50は、透光性基板12と、透光性基板12に透明
樹脂(図示せず)で接着された複数のLED素子14
と、透明樹脂16と、金属薄膜52と、成形樹脂54
と、放熱板56とを備える。
動するための電気回路24aおよび24b(図1(b)
参照)が形成されており、LED素子14と電気回路2
4aおよび24bとはワイヤ20によって電気的に接続
されている。
反射率の高い金属からなり、透明樹脂16に面している
部分は凹面鏡58として機能する。そして、凹面鏡58
の形状は光源装置10の凹面鏡22と同様である。ま
た、透明樹脂16は、透光性基板12と凹面鏡58とに
よって形成される空間を充填するように形成され、LE
D素子14を覆っている。
の良い、銅やアルミニウム等の金属やセラミクス等が用
いられる。
装置50の製造方法の一例を説明する。
板12に接着されたLED素子14を包むように平凸レ
ンズ状の透明樹脂16を形成し、さらに透光性基板12
上および透明樹脂16上に金属薄膜52を形成する。こ
こで、LED素子14を包むように平凸レンズ状の透明
樹脂16を形成する方法としては、たとえば図2(c)
に示した光源装置10の製造過程において、透明樹脂1
6が硬化した後に、金属板18を透光性基板12および
透明樹脂16から剥離すればよい。また、金属薄膜52
は、蒸着法やメッキ法によって容易に形成することがで
きる。
56の凹部59を満たすように成形樹脂材料54aを滴
下し、放熱板56の上方から図7(b)に示した透光性
基板12を成形樹脂材料54aが硬化するまで固定す
る。
る。
に示した光源装置50では、図1に示した光源装置10
と同様の技術的効果を得ることができ、かつ、容易に製
造をすることができる。すなわち、光源装置50では、
凹面鏡58を容易に形成することが可能である。
30と同様に、成形樹脂54に熱伝導性向上のための金
属フィラーやセラミクスフィラーを混入することがより
好ましい。
の実施形態について説明する。
輝度が得られるものである。
装置60は、図1に示した光源装置10の透光性基板1
2上に、さらに、複数のLED素子62と、LED素子
62近傍を除く部分に形成されたマスキングパターン6
4と、LED素子62を覆うように略半球状に形成され
た透明樹脂66とを備えるものである。ここで、透光性
基板12のLED素子62が形成された一方主面には、
電気回路(図示せず)が他方主面と同様に形成され(図
1(b)参照)、LED素子62と電気回路とはワイヤ
68によって電気的に接続されている。また、LED素
子62は、透光性基板12を挟んでLED素子14と対
向する位置に配置されている。
とえば、まず、図1の光源装置10を形成した後、透光
性基板12上に電気回路パターンを形成し(図示せ
ず)、その後、透明樹脂66を形成する部分を除いて、
透光性基板12上にマスキングパターン64を形成す
る。ここで、マスキングパターン64には、透明樹脂6
6と親和性のない素材を用い、たとえば透明樹脂66に
エポキシ樹脂を用いた場合は、エポキシ樹脂と親和性の
ないシリコーン系の材料等を用いる。
挟んでLED素子14と対向する位置に透明樹脂(図示
せず)で接着し、LED素子62と透光性基板12上の
電気回路とをワイヤ68によって電気的に接続する。
6の材料を個別に滴下して硬化させることによって、L
ED素子62を覆うように透明樹脂66を形成する。こ
こで、マスキングパターン64には透明樹脂材料と親和
性がない材料が用いられるため、マスキングパターン6
4が透明樹脂材料の流れ出しを防止し、図8(a)に示
すような略半球状の透明樹脂66が形成される。
る。
すように、LED素子14の表面側から出射された光は
凹面鏡22によって略平行光化され、LED素子14の
裏面側から出射された光は透明樹脂66によって略平行
光化される。また、LED素子68の表面側から出射さ
れた光は透明樹脂66によって略平行光化され、LED
素子68の裏面側から出射された光は凹面鏡22によっ
て略平行光化される。
透光性基板12の両面にそれぞれLED素子14および
62が形成されるため、単位面積あたりのLED素子の
実装密度を略2倍とすることが可能であり、高輝度の光
源装置を得ることができる。さらに、LED素子14お
よび62によって発生した熱は、透光性基板12および
透明樹脂16を介して速やかに金属板18に伝導され、
放熱されるため、LED素子14および62の温度が高
温となるのを避けることができ、高輝度で信頼性の高い
光源装置を得ることができる。
を、透光性基板12を挟んでLED素子14と対向する
位置に形成する場合を示したが、LED素子62は透光
性基板12上の任意の位置に形成することができる。
て、LED素子62を接着せずに、マスキングパターン
64および透明樹脂66のみを形成した場合は、LED
素子14の表面側から出射された光は凹面鏡22によっ
て略平行光化され、LED素子14の裏面側から出射さ
れた光は透明樹脂66によって略平行光化される。従っ
て、光源装置10と同様の輝度で、かつ、光源装置10
よりも出射光を平行光化することが可能となる。
について説明する。
より高い平行光化を可能とするものである。
0は、図1に示した光源装置10と、光源装置10の光
出射側に配置したフレネルレンズアレイ72とを備え、
フレネルレンズアレイ72には、LED素子14の鉛直
線上にその中心位置を有するフレネルレンズ74が、各
LED素子14に対応して形成されている。
信頼性の高い光源装置が得られるが、LED素子14
が、面発光素子であることから、凹面鏡22のみによっ
てLED素子14から出射される光をすべて平行化する
ことは困難である。また、LED素子14の裏面から出
射される光は、平行化されずに出射される。一方、図9
に示した光源装置70では、凹面鏡22とフレネルレン
ズ74とを組み合わせることによって、出射光をより平
行光化することができる。
10と同様に高輝度で信頼性が高く、さらに、出射光を
より平行光化できる光源装置が得られる。
施形態について説明する。
より高い平行光化を可能とするものである。
源装置80は、図1に示した光源装置10と光源装置1
0の光出射側に配置されたボールレンズアレイ82とを
備え、ボールレンズアレイ82はボールレンズ84を支
持枠86によって固定したものである。ここで、光源装
置80においては、金属板18の凹面鏡22は、略半球
状に形成されている。また、ボールレンズ84は、その
焦点がLED素子14の近傍に位置するように、支持枠
86でLED素子14の鉛直線上に固定されている。
に模式的に示す。
では、LED素子14の表面側から出射された光は、凹
面鏡22によって反射され、LED素子14近傍を通過
してボールレンズ84に入射するため、略平行光化され
る。また、LED素子14の裏面側から出射された光も
ボールレンズ84によって略平行光化されて出射され
る。
信頼性が高く、さらに、出射光の平行度が高い光源装置
が得られる。
を用いる場合を示したが、ボールレンズの代わりにその
他のレンズ、たとえば平凸レンズ等を用いてもよい。
他の実施形態について説明する。
型の液晶表示装置用光源として有用なものである。
源装置90は、図1に示した光源装置10と光源装置1
0の光出射側に配置されたマイクロレンズアレイ92と
を備え、マイクロレンズアレイ92は、透光性基板94
と透光性基板94の一主面に形成された複数のマイクロ
レンズ96とを備える。
0の機能を説明する。
して有用であるが、図11(b)に示すように、液晶表
示パネル98は、画素100の部分とブラックマトリク
ス102の部分とからなり、ブラックマトリクス102
の部分は画像表示に寄与しない。従って、ブラックマト
リクス102に入射した光は無駄な光となってしまうと
いう問題があった。
0から出射された略平行光は、マイクロレンズ96によ
って焦点Aに収束する。従って、光源装置90を液晶表
示装置の光源として用いる場合、図11(b)に示すよ
うに、液晶表示パネル98を焦点Aの位置に配置するこ
とによって、光源装置10から出射された略平行光が、
マイクロレンズ96によって画素100の部分に収束す
るため、ブラックマトリクス102による出射光の損失
を防止することができる。
液晶表示装置用光源として有用な光源装置を得ることが
できる。
ンズ96を透光性基板94上に形成した場合を示した
が、マイクロレンズ96を光源装置10の透光性基板1
2上に形成してもよく、また、液晶表示パネル98の光
源装置90側の主面上に形成してもよい。
げて説明したが、上記実施形態はこの発明を用いた場合
の一例にすぎず、この発明は上記実施形態に限定される
ものではない。
よび90の実施形態の説明では、それぞれが光源装置1
0を備える場合について説明したが、光源装置10の代
わりに光源装置30または50を用いてもよいことはい
うまでもない。
鏡によって形成される空間が透明樹脂で充填されている
場合を示したが、この透明樹脂がない場合であってもよ
い。この場合、LED素子14で発生した熱は、透明基
板と凹面鏡とによって形成される空間に存在する気体お
よび透明基板を介して金属板または放熱板に伝導され
る。
して、p側電極およびn側電極がともに素子表面側に形
成されているLED素子を用いる場合を示したが、いず
れか一方が素子表面側に形成されており、他方がLED
素子の裏面側に形成されているLED素子を用いてもよ
い。この場合、裏面側電極は透光性基板上に形成された
電気回路に金属ペーストで電気的かつ物理的に接続され
るため、LED素子裏面側からは光が出射しない。従っ
て、この場合には、凹面鏡やフレネルレンズ等の平行光
化手段は、素子表面側からの光のみが最適に平行光化で
きるように形成される。
LED素子を用いる場合を示したが、その他の発光素子
を用いることも可能である。
ば、発光素子を高密度で実装すること、発光素子から出
射された光を略平行光化すること、および発光素子の温
度上昇を防止することができる。従って、略平行光を出
射する、高輝度で信頼性の高い光源装置を得ることがで
きる。
である。
示す図解図である。
る。
図である。
ある。
解図である。
ある。
装置 12 透光性基板 14、62 LED素子 16、66 透明樹脂 18 金属板 20、68 ワイヤ 22、40、58 凹面鏡 26 溝 32、52 金属薄膜 34、54 成形樹脂 36、56 放熱板 38、59 凹部 64 マスキングパターン 72 フレネルレンズアレイ 74 フレネルレンズ 82 ボールレンズアレイ 84 ボールレンズ 92 マイクロレンズアレイ 96 マイクロレンズ
Claims (11)
- 【請求項1】 発光素子を用いた光源装置であって、 透光性基板と、 前記透光性基板の一主面に配置された複数の前記発光素
子と、 前記透光性基板の前記一主面側に配置され、前記発光素
子から出射される光を略平行光化する第1平行光化手段
と、 前記透光性基板の前記一主面側に配置され、前記発光素
子から発生する熱を放熱する放熱手段とを備えることを
特徴とする光源装置。 - 【請求項2】 前記放熱手段が、前記発光素子のそれぞ
れに対応する位置に形成される凹面鏡を有する金属板を
含み、 前記第1平行光化手段が前記凹面鏡であることを特徴と
する、請求項1に記載の光源装置。 - 【請求項3】 前記放熱手段が、成形樹脂と成形樹脂の
一部に形成された放熱板とを備え、 前記成形樹脂は前記発光素子のそれぞれに対応する位置
に凹部を備え、 前記第1平行光化手段が、前記凹部上に形成された凹面
鏡であることを特徴とする、請求項1に記載の光源装
置。 - 【請求項4】 前記透光性基板と前記凹面鏡とによって
形成される空間が、透明樹脂によって充填されているこ
とを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の
光源装置。 - 【請求項5】 前記透光性基板と前記凹面鏡とによって
形成される空間が、透明樹脂によって充填されており、 前記金属板が、すべての前記凹面鏡を一括して包囲する
ように形成された溝を備えることを特徴とする、請求項
2に記載の光源装置。 - 【請求項6】 前記透光性基板と前記凹面鏡とによって
形成される空間が、透明樹脂によって充填されており、 前記成形樹脂が、すべての前記凹面鏡を一括して包囲す
るように形成された溝を備えることを特徴とする、請求
項3に記載の光源装置。 - 【請求項7】 前記透光性基板の他主面に複数の発光素
子をさらに備え、 前記複数の発光素子がそれぞれ略半球状の透明樹脂でモ
ールドされていることを特徴とする、請求項1ないし6
のいずれかに記載の光源装置。 - 【請求項8】 前記透光性基板の他主面側に、出射光を
集光するためのマイクロレンズアレイをさらに含むこと
を特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の光
源装置。 - 【請求項9】 前記透光性基板の他主面側に、出射光を
略平行光化するための第2平行光化手段をさらに含むこ
とを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の
光源装置。 - 【請求項10】 前記第2平行光化手段は、前記発光素
子のそれぞれに対応するように配置された複数のフレネ
ルレンズを含むことを特徴とする、請求項9に記載の光
源装置。 - 【請求項11】 前記第2平行光化手段は、前記発光素
子のそれぞれに対応するように配置された複数のボール
レンズを含むことを特徴とする、請求項9に記載の光源
装置。
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