JPH11248810A - 核磁気共鳴装置 - Google Patents
核磁気共鳴装置Info
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Abstract
の高い核磁気共鳴装置を提供する。 【解決手段】 高温超伝導体を用いた超伝導バルク17
を真空断熱容器16内で冷却し且つ着磁コイル19で着
磁させ、被測定物体11を分析する。超伝導永久磁石と
して働く高温超伝導体はその主成分がRE−Ba−Cu
−Oで表せる酸化物超伝導体であり、いわゆる溶融法で
合成される成形体で超伝導バルクと呼ばれる。REはイ
ットリウム(元素記号Y)、サマリウム(Sm)、ラン
タン(La)、ネオジム(Nd)、ユーロピウム(E
u)、ガドリニウム(Gd)、エルビウム(Er)、イ
ッテルビウム(Yb)を表し、そのうち少なくとも1種
または2種以上を合わせてなるものである。
Description
ear Magnetic Resonance:NMR)信号を用い、特に医
療分野、工業用素材や農作物等の成分及び構造分析に利
用できる核磁気共鳴装置に関する。
ce)装置は、各原子の化学シフト量や、スピン−スピン
結合定数などのあらゆる有機化合物の構造解析上有用な
データを得ることができ、且つ強磁界を使うほど詳細で
情報量の多い分析が可能なことから、超伝導材料を用い
た磁石がNMRのため利用される。NMR装置は、基本
的には静磁場を作る磁石、別の高周波磁場パルスを発生
し、NMR信号を検出するコイル、NMR信号を受ける
受信器、システムコントローラ等から構成され、磁石と
しては、超伝導磁石が磁場の強度及び安定性と均一性の
点から優位である。NMR現象を利用して、網胸や組
織、器官の中で起きている化学反応をそのままの状態で
追跡し、例えば脳透視断層図を得る磁気共鳴イメージン
グ装置は、このNMRの医療への応用の代表例である。
ce Imaging)装置として知られるMRI装置は、静磁場
発生手段である磁石、空間情報を信号に与えるための傾
斜磁場、高周波電磁波照射系、NMR信号検出系、人体
等の検査対象を取り巻き、実際に高周波電磁波照射、信
号検出を行うプローブコイル、これらを制御し且つ得ら
れた信号を処理するコントローラから少なくともなり、
静磁場存在下に置かれた検査対象に高周波電磁波を照射
することにより得られるNMR(Nuclear Magnetic Res
onance)信号により、信号を発生している核種の空間分
布を映像化するものである。このMRI装置は、放射線
を使用しないことから安全であり、十分な解像力が得ら
れるので、実用価値がきわめて高い。
用MRI装置ではその多くが、その主磁場の形成に、ニ
オブ・チタンなどの金属系超伝導線材による超伝導コイ
ルを使った超伝導磁石を用いている。このコイルは液体
ヘリウムを使って極低温に冷却して利用するため、高価
な液体ヘリウムが多量に必要で、運転コストが高いとい
う問題があった。ニオブ・チタンなどの金属系超伝導線
材は、実際、複雑な製造工程と熱処理で生産されてい
る。このために超伝導コイルは銅線で作られた通常の電
磁石のコイルよりも遙かに高価であり、装置本体は極め
て高価である。しかも超伝導磁石の運転に不可欠な寒剤
(液体ヘリウム及び液体窒素)の利用は特殊な技術を要
するため、技術的に複雑且つ煩雑であり、決して簡便な
技術とは言い難かった。これらのことは、高性能なNM
RやMRI装置の普及を制限している大きな問題点であ
った。
型の超伝導マグネットに代わって、直冷式超伝導マグネ
ットを用い、小型で簡易的なNMR装置の例が、特開平
9−135823号公報に提案される。この提案は、従
来の大型NMR装置に比較して簡便な医療装置としての
NMR装置を構成するものである。この方式は従来のヘ
リウム冷却の超伝導マグネットに比較して簡便である
が、主磁場の形成は超伝導線材による超伝導コイルが用
いられている。この超伝導線材は極めて高価であること
から装置全体の価格は高価となっている。また、冷凍機
を用いて真空容器内部の超伝導コイルを冷却するため
に、コイル部分が大型になり、装置として小型で簡便で
ある利点を生かし切れない。しかも超伝導コイルの熱容
量が大きいために、冷凍機で所定の温度に冷却するのに
必要な時間が長く、冷却をはじめてから測定開始までの
時間が長いという問題があった。
来技術の問題点を解決することを解決すべき課題とす
る。
解決のため、超伝導コイルや従来の永久磁石、電磁石を
用いる代わりに、高温超伝導体を用いた超伝導永久磁石
を用いて主磁場の形成を行うことを特徴とするNMR
(MRI)分析装置であって、真空断熱容器内で冷却さ
れた高温超伝導体が磁場を印加され、超伝導電流が内部
を流れることで磁場を捕捉して磁場供給部材となり、そ
の磁場を主磁場とし、この磁場内に置かれた被試験物体
のNMR信号を隣接した検出コイルで検出する構成の核
磁気共鳴装置を提供するものである。
その主成分がRE―Ba―Cu―Oで表せる酸化物超伝
導体であり、いわゆる溶融法で合成される成形体で超伝
導バルクと呼ばれる。REはイットリウム(元素記号
Y)、サマリウム(Sm)、ランタン(La)、ネオジ
ム(Nd)、ユーロピウム(Eu)、ガドリニウム(G
d)、エルビウム(Er)、イッテルビウム(Yb)を
表し、そのうち少なくとも1種または2種以上を合わせ
てなるものである。
導遷移温度Tcをもつイットリウム系、ネオジム系、サ
マリウム系などの高温超伝導体を合成する際、原料を一
旦融点よりも高く過熱して溶融し、再び凝固させるいわ
ゆる溶融法で合成すると、粗大な結晶が成長した成形体
が得られる。これを超伝導バルクと呼ぶ。その超伝導と
なる母相には絶縁相が微細に分散した組織が得られ、こ
の分散相の存在に起因するピン止め点が磁束を捕捉し
て、超伝導バルクは擬似的な永久磁石として働く。溶融
法で合成した超伝導バルクは絶対温度90度(K)乃至
96Kの超伝導遷移温度をもち、超伝導相からなる1m
m以上100mm以下の大型結晶と、その内部にあって
同素体の絶縁相を50μm以下(望ましくは10μm以
下)の粒度で分散した組織を含むことを特徴とする。R
E―Ba―Cu―Oで表される超伝導相におけるRe:
Ba:Cuのモル比は、相互の置換はあるが、概ね1:
2:3であり、絶縁相は概ね2:1:1である。超伝導
バルク内でのこれらのモル比は10:1乃至1:1が望
ましい。絶縁相が9%以下(即ち10:1以下)では溶
融時の試料の変形が大きく、熱処理前の形状を保ちにく
くなるため、成形性に劣る。また、絶縁相が50%以上
(1:1以上)では絶縁相が主となるため、超伝導特性
が劣るからである。超伝導バルクの合成時には、その絶
縁相を微細に分散することを目的として、0.1%乃至
10%の白金(元素記号Pt)が添加されることがあ
る。このことで50μm(望ましくは10μm)以下の
絶縁相が得られる。また、超伝導バルクの合成には50
%以下の銀(Ag)が添加されることもある。銀は超伝
導相の性能を大きく損なうことなく組織中に分散し、試
料中の亀裂の伝播を抑制して機械的強度を向上したり、
融点を降下して結晶成長を速くしたり、種結晶との温度
差を与えてその溶融を抑制して結晶方位に寄与する。超
伝導体は、その結晶方位によって超伝導特性に異方性が
あり、結晶軸のc軸に垂直な方向の臨界電流密度が他の
結晶方位に比べて高い。このため結晶軸のc軸を一方向
に配向すると優秀な磁場の捕捉ができる。従って超伝導
バルクをその着磁する方向にc軸を配向することで優れ
た捕捉磁場性能が得られる。
冷却部分で超伝導遷移温度以下に冷却される。冷凍機は
小型冷凍機が主に使われる。これらはパルス管冷凍機、
GMサイクル冷凍機、ソルベーサイクル冷凍機、スター
リング冷凍機のうち1種が用いられ、寒剤(液体ヘリウ
ム及び液体窒素)の煩わしい作業なく、超伝導バルクを
冷却する。この後超伝導バルクにはパルス磁場によって
着磁がされ、超伝導永久磁石として機能するようにな
る。この着磁は静磁場を印加しながら、超伝導遷移温度
以下に冷却することによっても行われる。このように着
磁された超伝導バルクは真空容器内部から磁場を発生し
ており、この磁場中に被測定物体を設置して磁場を与え
る。この被測定物体の周りには近接してコイルが設置さ
れ、発振検波器を通じてNMR信号が検出される構成で
ある。
はその周りに巻かれた検出コイル12の内部にあり、周
波数掃印をするロビンソン型発振検波器13とロックイ
ンアンプ14を通じてレコーダ15に繋がっており、主
磁場内部のNMR信号を検出して、レコーダに記録す
る。レコーダはパソコンにつながり、入力信号は同時に
データ処理されてNMRの分析結果として表示される、
あるいはMRIとしてマッピングされた情報となる。被
測定物体11は、真空断熱容器16内の超伝導バルク1
7と対向し、該超伝導バルク17は冷凍機の冷却部18
に固定され且つ着磁コイル19により極低温超伝導条件
下で着磁される。
用する。真空容器内の超伝導バルクを冷却して、その際
または冷却後に着磁を行って超伝導バルクを永久磁石に
する。この超伝導バルクの発生する磁場は臨界電流密度
に依存し、これは従来の永久磁石とは異なった原理であ
る。発生する最大の磁場はその冷却する温度によるが、
液体窒素温度(77K)で約1テスラ(T)、30Kで
約5Tに達し、従来の永久磁石を遙かに超え、30Kで
は従来の大型電磁石の達成できる磁場(2.5T)をも
遙かに超える。これは従来の超伝導磁石に匹敵する。N
MRやMRIの感度や空間分解能は磁場の強さに依存す
るため、本発明の核磁気共鳴装置は永久磁石や電磁石で
は得られない、超伝導磁石に匹敵する性能が出せる。高
価な液体ヘリウムを用いず、冷凍機を使うため操作が簡
単で特殊な技術を要することもない。従って装置の運転
コストが安く、冷媒に関する特殊な技術を必要としない
簡便で普及しやすい、医療現場や生産現場で使える装置
である。また安価な液体窒素を使用する場合も、ヘリウ
ムのような煩雑な操作はなく、安価であるためやはり簡
便で普及型の装置である。
長い工程を経ず、巻線などの工程もなく、焼結法で比較
的安価に製造できる。このため超伝導コイルより遙かに
安価に構成できる。また線材を用いたコイルに特有のク
エンチ現象が原理的に起きない。このためコイルで見積
もる安全率を全く気にせず、磁場の発生が設計できる。
このことからも超伝導コイルに比べて安価にできる。超
伝導バルクは永久磁石と同じ振る舞いをするから、磁場
発生用のコイルがなく、磁極だけの形状で磁場が発生で
きる。従ってシステムを極めてコンパクト軽量に構成で
きる効果がある。しかも冷却に必要な熱容量は、コイル
と異なり、磁極部分だけで決まるから、熱容量が極めて
小さいことも大きな特長である。この結果、冷凍出力の
小さな小型冷凍機を使っても、液体窒素を使っても、極
めて短時間に所定の温度まで冷却できる。この時間は通
常1〜2時間であり、直冷式超伝導コイルの冷却に必要
な時間(数十時間)に比べて遙かに速い。このことは電
力の節約や操作性に優れることを示すし、使用中の熱擾
乱によって起こる安定性にも優れることを意味する。ま
た冷凍機を小型化できることに繋がるから、装置全体の
小型化、省エネルギーに貢献する。
す超伝導コイルはなく、簡便な着磁コイルだけで着磁で
きるため、大型のコイルが必要ない。このため電磁石、
超伝導磁石に比べて重量が遙かに軽くできる。しかも磁
路を形成する鉄心が不要である。電磁石の場合はコイル
の他に鉄心も必要なため、これに比べてはるかに軽量化
できる。超伝導バルクは永久磁石よりも遙かに強力な磁
場が発生できるため、永久磁石に比べても遙かに超伝導
バルクが少なくて済むため、軽くできる。
多くは冷却水は必要ないし、大型冷凍機に必要として
も、冷凍機の圧縮機の冷却に少量使うだけですむ。コイ
ルに定常電流を流さないことは、運転に大電力が必要な
く、水、電力といったコストがかからないという利点が
ある。
は、その設置条件が緩和されることである。従来10ト
ン以上もあるMRI装置では、床面強度が必要なために
設置場所が制限された。また強力な磁場発生の範囲が広
いために磁気遮蔽の防壁が大きく、重いという問題もあ
った。これらの制限は小型軽量な本発明では不要とな
り、安価で手軽、省スペースな分析装置の設置が可能と
なった。
昇すると、超伝導状態から常伝導に戻って磁石としての
機能が消える。このため例えば災害等で非常時に磁場を
停止したいとき、速やかな停止ができる。また、数テス
ラの強磁場を常時発生させておくことは危険でもある。
磁場を停止できる永久磁石としての機能は、装置の保管
や不使用時のスタンバイなど、必要な時だけに磁場を発
生できることから、操作上の安全性が保てることでもあ
る。
できるのが本発明の大きな特長のひとつである。超伝導
バルクから放射される、いわば片側の磁場だけでも使う
ことができるため、検出コイルを含めた測定系全体を自
由に設計できる。従って必要に応じて、対象となる被測
定物体の形態などによって、最も適したコイル形状が設
計できる。これは本発明が適用できる用途の広さを示
す。本発明によれば、広い空間に均一な磁場を必要とし
た従来のMRI装置などと異なり、狭い空間で、局所的
なMRIとしての新しい分析装置が構成できる。この超
伝導マイクロイメージング装置によれば、小型動物や、
身体を含む動物に指や手、足などの部分的な構造や病体
の解析、工業材料に対してもその内部構造の分析などが
できる。
す。円柱形状に合成した超伝導バルク21を真空断熱容
器22の内部に設置し、これを冷凍機の冷却部23(コ
ールドヘッド)に接触させて固定する。本例では、冷凍
機は小型のGMサイクル冷凍機を用いてシステムを構成
した。このシステム本体の重量は50kg程度であり、
従来の超伝導磁石や電磁石の数百kgに比べて遙かに軽
い。真空ポンプ24で容器22を減圧して断熱状態に
し、冷凍機25とその圧縮機26を作動させて超伝導バ
ルクの温度を下げて超伝導状態にする。これに真空容器
22の外部から磁場を印加して着磁する。容器22の外
側に小型の着磁コイル28を設置し、コンデンサからの
放電電流を着磁コイル28に導いてパルス磁場で着磁し
た。着磁のもう一つの方法は、最大10Tの従来のヘリ
ウム冷却の超伝導マグネットを用い、その静磁場中で超
伝導バルクを冷却することでも着磁できた。このように
着磁した超伝導バルクが捕捉し、発生する磁場はその超
伝導バルク表面で最大5テスラに達してバルクが磁石と
して極めて強力な磁場を発生できることを示した。一例
としてY系とSm系超伝導バルクについて、静磁場とパ
ルス磁場で着磁した場合について示す。Y系バルクはφ
35×15、Sm系バルクはφ32×15の円柱形状で
ある。Y系バルクの静磁場による捕捉磁場は、77Kで
0.6Tであった。温度の低下とともに捕捉磁場は、J
cの増加を反映して飛躍的に向上し、15Kでの性能は
5Tを超える。一方パルス着磁では、30Kで2.1
T、15Kでは2.5Tを超える。Sm系超伝導バルク
ではY系より小型であるにもかかわらず、77Kで1T
の磁場性能をもつ。
ルクは、上述したY系、Sm系のほか、希土類系である
La(ランタン)系、Nd(ネオジム)系、Eu(ユー
ロピウム)系、Gd(ガドリニウム)系、Er(エルビ
ウム)系、Yb(イッテルビウム)系を用いてもよい。
場中に被測定物体29が置かれ、その周りにソレノイド
コイル30が巻かれている。被測定物体中に鉛直に印加
される主磁場に対して直交する方向の高周波磁場を印加
し、その方向の磁化の変化を検出してNMR信号を測定
することがその役割である。ここでは超伝導体から発生
する磁場は従来の永久磁石で得られる磁場の10倍もあ
り、極めて性能のよいNMR信号が検出できる。
最大で周辺部ほど低くなる直線的な磁場勾配があるた
め、これを傾斜磁場としてそのまま利用して、各部分で
の位置を割り出し、MRIとしても応用できる。被測定
物体としては人体の一部、指や手足が適用できるが、馬
などの身体の一部でもよい。MRIとして水素やリン等
の分布状態から、スポーツ医療や整形外科的な欠陥や病
床の診断ができる。生理学の動物実験として小動物の組
織の変化も非破壊のまま詳細に観察できる。例えば工業
材料としての有機物や有機膜、無機物内の水分検出や化
学元素の分散状態が非破壊のまま検査できる。特に管や
棒状の有機材料、農作物の内部にある欠陥や構造が簡便
に評価できる。これは、従来の高価な超伝導磁石を使っ
ていたのでは採算が全く合わなかった一般工業の分野
に、極めて安価でコンパクトな本発明を適用することで
広がる効果である。
導バルク21を冷却する場合の実施例を示す。超伝導バ
ルク21はパルス管冷凍機の冷却部31に固定される。
真空ポンプ(記載していない)で容器を減圧したのち、
冷凍機の圧縮機26を作動して冷却を開始する。圧縮機
26は連結管27でバルブ部32と冷却部31が繋が
る。冷却が完了すると着磁コイル33で超伝導バルクを
着磁する。パルス管冷凍機ではバルブ部分が独立になる
ため、冷却部分の振動が抑制でき、磁極である超伝導バ
ルクが振動しにくい利点がある。このため高精度の位置
検出が可能となり、MRIとしての性能は向上する。ま
た冷凍能力が優れるため、30Kよりも低温への冷却も
可能である。このため超伝導バルクの発生する磁場性能
を向上して、システムの性能を向上できる。
をヘルムホルツ型コイル42によって行う場合の例を示
す。GMサイクル冷凍機を用いて冷却した超伝導バルク
21の上方に被測定物体43を置いて、その近傍にヘル
ムホルツコイル42をその軸を主磁場方向に直交して配
置する。コイルにはバリコンを組み合わせて10〜30
MHzで共振させる。基本同調回路にバリキャップをか
ませ、その両端の電圧を変化させることにより、周波数
掃引を可能とし、試料の位置情報を得る。更に磁場変調
コイル44を周囲に配し、低周波で変調をかける。この
低周波は35Hz、80Hz、400Hzのいずれかを
使う。この配置では、例えば人体では口蓋や歯科診断も
主磁場中に持ち込むことができるし、長尺なシート状の
有機材料や無機材料のマクロ組織がMRIとして検査で
きるし、実施例1、2と同様、NMR分析機として有機
溶液やタンパクの分子構造が測定できる。
ら発生する磁場を組み合わせた例を示す。冷凍機は同軸
型のパルス管冷凍機を用い、その冷却部51に超伝導バ
ルク21が固定される。極低温まで冷却されたのちに着
磁コイル52で着磁されて永久磁石として磁場を被測定
物体11に印加し、ソレノイドコイル12で主磁場に垂
直方向のNMR信号を収集する。磁極が対向しているた
め、磁場の重畳によって、より強磁場での高感度な検出
が可能である。しかも被測定物体の中央を中心として磁
場は対称に分布しており、従ってNMRとしてのより精
巧な材料分析、構造解析が可能となる。MRIとしての
性能も向上する。空間に放射される磁場の分布を調節す
るために、鉄製のヨーク53を用いることも可能であ
り、これを第5図に付記する。2テスラ以下での応用
で、空間磁場の均一性が必要な場合にヨーク間には均一
性に優れる磁場を発生することもできる。これにより、
分析用のNMR装置も可能となる。なお、これらパルス
管冷凍機の本体は1台で5kg以下の重量しかなく、こ
れで数テスラの磁場の発生を可能にしており、従来の強
磁場発生装置(ヘリウム冷却超伝導マグネットや電磁
石)に比較して遙かに小型軽量でコンパクトな、しかも
性能のよい装置である。
図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 真空断熱容器内で冷却され且つ磁場を印
加された高温超伝導体が、超伝導電流が内部を流れるこ
とで磁場を捕捉して磁場供給部材となり、その磁場を主
磁場とし、この磁場内に置かれた被測定物体のNMR信
号を被測定物体に隣接した検出コイルと既存のスペクト
ロメータで検出する構成の核磁気共鳴装置。 - 【請求項2】 高温超伝導体は、その主成分がRE―B
a―Cu―Oで表せる酸化物超伝導体であり、REはイ
ットリウム(元素記号Y)、サマリウム(Sm)、ラン
タン(La)、ネオジム(Nd)、ユーロピウム(E
u)、ガドリニウム(Gd)、エルビウム(Er)、イ
ッテルビウム(Yb)のうち少なくとも1種または2種
以上を合わせてなるものであって、絶対温度90度
(K)乃至96Kの超伝導遷移温度をもつ超伝導相とそ
の内部にあって同素体の絶縁相を50μm以下の粒度で
分散した組織を含むことを特徴とする請求項1の核磁気
共鳴装置。 - 【請求項3】 高温超伝導体が主として超伝導相からな
る1mm以上100mm以下の結晶が単一または複数集
まって構成される成形体であることを特徴とする請求項
2の核磁気共鳴装置。 - 【請求項4】 上記超伝導体の着磁方向に対して結晶の
c軸方向が配向したことを特徴とする請求項3の核磁気
共鳴装置。 - 【請求項5】 超伝導体の冷却について、液体窒素中ま
たはパルス管冷凍機、GMサイクル冷凍機、ソルベーサ
イクル冷凍機、スターリングサイクル冷凍機のうちの一
種の小型冷凍機の冷却部分で超伝導遷移温度以下に冷却
されることを特徴とする請求項4の核磁気共鳴装置。 - 【請求項6】 超伝導体への磁場の印加をパルス磁場に
よって行うことを特徴とする請求項5の核磁気共鳴装
置。 - 【請求項7】 超伝導体への磁場の印加を静磁場で行う
ことを特徴とする請求項5の核磁気共鳴装置。 - 【請求項8】 冷凍機の冷却部に支持され且つ真空断熱
容器内に配された高温超伝導体からなる磁石と、該磁石
を囲む着磁コイルと、該磁石と対向して配される被測定
物体用空間、該空間の周りに配された検出コイルとを有
し、検出コイルに接続される発振検波器を通じてNMR
信号を検出する核磁気共鳴装置。 - 【請求項9】 高温超伝導体の主成分がRE―Ba―C
u―Oからなる酸化物超伝導体であり、REが、Y、S
m、La、Nd、Eu、Gd、Er、Ybのうち少なく
とも1種または2種以上からなる請求項8の核磁気共鳴
装置。 - 【請求項10】 着磁コイルと磁石との間に鉄製のヨー
クを配した請求項8の核磁気共鳴装置。 - 【請求項11】 着磁コイルを真空断熱容器内に配する
請求項8の核磁気共鳴装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10061895A JPH11248810A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 核磁気共鳴装置 |
GB9904099A GB2336682B (en) | 1998-02-27 | 1999-02-24 | Nuclear magnetic resonance spectrometer |
US09/257,192 US6169402B1 (en) | 1998-02-27 | 1999-02-25 | Nuclear magnetic resonance spectrometer |
DE19908433A DE19908433C2 (de) | 1998-02-27 | 1999-02-26 | Kernmagnetisches Resonanz-(NMR-)Vorrichtung und Verfahren zum Betreiben einer kernmagnetischen Resonanz-(NMR-)Vorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
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