JPH07111213A - 高温超伝導バルク体とコイル磁石の複合体 - Google Patents
高温超伝導バルク体とコイル磁石の複合体Info
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Abstract
伝導体(Rは希土類元素を示す。以下同じ)を芯とし、
その周りを常伝導又は超伝導コイルで包囲した構造、又
は、常伝導又は超伝導コイルを中心とし、その周りを溶
融法で得たリング状のR−Ba−Cu−O系バルク超伝
導体で包囲した構造の複合磁石。 【効果】 この発明は、発生磁場の制御が容易で、液体
窒素程度の高温度においても比較的強い磁場が得られ
る。
Description
高温超伝導バルク体と、常伝導又は超伝導コイルを組み
合わせることによって、自由に磁場強度を変化できるバ
ルク高温超伝導磁石に関するもので、従来の超伝導コイ
ルの安定化が可能であり、超伝導磁石のより広範な応用
を可能とするものである。本構造の磁石は、例えば、磁
気浮上列車の超伝導コイルの安定化などに利用できる。
Ba−Cu−O系(Rは希土類元素を示す。以下同じ)
を代表とする酸化物超伝導体の発見により、液体窒素を
超伝導体の冷却剤として使用することが可能となった。
しかし、超伝導体を実用化するためには、これを線やテ
ープなどに加工する必要があるが、この形態では、超伝
導体の実用上、最も重要である臨界電流が低く、実用レ
ベルに到達していないのが現状である。
伝導体では、比較的テープに加工しやすく、すでに10
0m を超える長さのものが作製されており、20Kで1
Tを超える磁場が発生するパンケーキコイルも作られて
いるが、液体窒素温度ではたかだか0.1T程度にすぎ
ない。Bi−Sr−Ca−Cu−O系材料の場合、結晶
構造に異方性が大きく、臨界電流も結晶のc軸に垂直に
磁場が印加された場合は比較的高いものの、平行の場合
は非常に低くなる。これが、液体窒素を用いる際の問題
点と考えられる。
O系超伝導体では、バルクの状態ではあるものの、ピン
止め制御が成功し、液体窒素温度でも実用レベルの非常
に高い臨界電流が達成されている。このようなバルク体
は、磁場との作用により大きな反発力や吸引力を示し、
ベアリングなどへの応用が検討されている。又、磁場を
捕捉することも可能で液体窒素温度で1Tを超える磁場
が得られている。
バルク体で使用しようとしても、小さな外乱で超伝導が
急に破れる、いわゆるクエンチ現象が起き、安定な状態
で利用することができなかった。現在、実用化が検討さ
れているリニアモーターカーにおいてもこのクエンチが
問題となっている。これに対し、高温超伝導体はバルク
でも安定に使用できるという利点を有している。
超伝導体単独では、高磁場を発生できるもののその発生
磁場の制御が困難であるという問題がある。又、高温超
伝導体のテープを用いた超伝導コイル単独では発生磁場
を電流量によって制御できるものの、液体窒素のような
高温度では発生する磁場が弱すぎるという問題がある。
生の可能な超伝導コイルが作製されており、磁石どうし
の反発を利用してリニアモーターカーへの応用が検討さ
れているが必ずしも実用性が高いとは言えない。
高温超伝導バルク磁石、高温超伝導コイル、および低温
超伝導コイルの夫々の持つ欠点を克服するために種々の
検討を行った結果、高温超伝導バルク体と常伝導又は超
伝導コイルとを適宜組み合わせて構成した複合体は、安
定した状態での利用が可能との知見を得て本発明を完成
した。
たR−Ba−Cu−O系バルク超伝導体を芯とし、その
周りを常伝導又は超伝導コイルで包囲した構造、又、第
二発明は、常伝導又は超伝導コイルを中心とし、その周
りを溶融法で製作したリング状のR−Ba−Cu−O系
バルク超伝導体で包囲した構造、さらに、第三発明は、
溶融法で製作したR−Ba−Cu−O系バルク超伝導体
を芯とし、その周りを常伝導又は超伝導コイルで包囲
し、さらにその外側に溶融法で製作したリング状のR−
Ba−Cu−O系バルク超伝導体を配した構造を有する
複合磁石に関するものである。
明する。図1〜3は、本発明の第一発明の、又、図4、
5は夫々第二、第三発明の一実施態様を示す図で、図中
1は超伝導バルク体、2a,2b,2cは常伝導又は超
伝導コイル、3は容器を示す。
1)は、R−Ba−Cu−O系超伝導体で、Rは希土類
元素を示し、好ましくは、Y,Sm,Eu,Gd,D
y,Ho,Erから選ばれる1種以上の元素からなる。
この超伝導体の構成成分の割合は特に限定されるもので
なく、超伝導性を示す構成割合であれば良い。又、この
超伝導体は溶融法で製作されたもので、高磁場中でも高
い臨界電流が得られる。
は超伝導コイルは、例えば、銅などの常伝導性物質、B
i系、Nb−Ti系の超伝導物質等からなるものであ
る。
導又は超伝導コイルを、これらの中心軸を共有する形で
夫々配置する。
イルの周りに超伝導バルク体を配置したものであるが、
このようなコイルとバルク体との組み合わせによる相乗
効果をより向上させるために、これらの中心軸方向の厚
さにおいて超伝導バルク体の厚さを前記コイルの厚さよ
り大とすることが好ましい。
収容されるが、容器は通常ステンレスからなる。
造の複合体とすると、コイル電流の調整によって、バル
ク磁石の発生する磁場を能動的に制御することが可能と
なる。又、高温超伝導体(例えば、Bi−Sr−Ca−
Cu−O)で作製したコイルを高温超伝導(例えば、Y
−Ba−Cu−O)バルク体で囲むと、磁場の外縁部で
の曲りが抑制される。
方向による臨界電流の異方性が大きく、この材料を用い
たテープで作製したパンケーキ型コイルでは、優先方向
を利用できるが、磁場の曲りのために、結局、臨界電流
の小さな方位の影響が現れる。ところが上記のように該
コイルの周りをバルク体で覆えば、磁場の曲りが抑えら
れ優先方位のみの臨界電流が利用できるようになり発生
磁場を向上させることができる。
導バルクを配置すると、例えば、これを磁気浮上などに
利用した場合、低温超伝導体がクエンチしても、バルク
体が状態を保つため、急激な変化の緩和が可能となる。
る。
Oを、Y:Ba:Cuの比が1.8:2.4:3.4に
なるように混合し、900 ℃で24時間仮焼し、さらに1400
℃で20分加熱後、銅製ハンマーに挟んで急冷し、その後
乳鉢を用いて微粉砕した。粉砕粉は、直径約5cm、高さ
2cmの大きさにプレス成型し、1100℃で20分加熱後、10
00℃まで1時間で冷却し、毎時1℃の速度で900 ℃まで
冷却後室温まで炉冷した。その後1気圧の酸素中で500
℃で100 時間加熱した。
の周りに、最高10Aの電流を流すことができる銅線を10
00ターンに巻いた。その構成を図1に示す。図中(1)
はY−Ba−Cu−O超伝導体、(2a)は銅コイル、
(3)はステンレス容器を示す。このコイルでは、5A
の電流を流した状態で中心部で約1KGの磁場が発生す
る。
を液体窒素を用いて冷却し、コイルの電流を切断した。
ホール素子を用いて、超伝導体の中心部の磁場を測定し
た結果1KGであった。次に、コイルに逆向きの電流を
流すと、超伝導体の磁場は次第に小さくなり5Aで外周
部はほぼゼロになった。以上のように、超伝導体と銅コ
イルを用いると、バルク超伝導磁石の磁場を制御するこ
とが可能となる。
の方法でY−Ba−Cu−O超伝導体を作製し、その周
りを、パウダーインチューブ法で作製したPb−Bi−
Sr−Ca−Cu−O銀テープ(臨界温度105 K)をパ
ンケーキ型コイルに100 ターン巻いた。このテープは液
体窒素温度で約12Aの臨界電流を有し、コイルのみで50
0 Gの磁場が発生する。
Pb−Bi−Sr−Ca−Cu−O超伝導テープの複合
体を、液体窒素中に浸し、テープに10Aの電流を流した
が、内部の磁場はほぼゼロであった。これは、磁場がY
−Ba−Cu−O超伝導体にシールドされるためであ
る。
−Cu−O超伝導体(1)をステンレスの容器(3)に
入れPb−Bi−Sr−Ca−Cu−O超伝導テープコ
イル(2b)と分離した。この状態で、テープに10Aの
電流を流し、その後、Y−Ba−Cu−O超伝導体を液
体窒素で冷却した後、テープの電流を切断し、超伝導体
の中心部の磁場をホール素子で測定した結果500 Gであ
った。次に、テープに逆向きの電流を流すと、超伝導体
内の磁場は次第に低下し、10Aで、外周部の磁場はほぼ
ゼロとなった。このように、バルク超伝導体の周りを、
常伝導あるいは超伝導コイルで覆うことによって超伝導
体の磁場を可変とすることが可能となる。
イル(ボア径6cm、中心最大磁場5T)を用意した。ボ
アは室温空間となっている。このボアにステンレス製の
容器を挿入した。次に、実施例1の方法で作製したバル
クY−Ba−Cu−O超伝導体(1)をステンレス容器
(3)に入れた。その構成は図3に示した。NbTi超
伝導コイル(2c)で2Tを励起した状態で、超伝導体
を液体窒素で冷却した。次に、外部超伝導コイルを減磁
させても、バルク超伝導体には2Tの磁場がトラップさ
れたままであった。
チさせた。その後、バルク超伝導体の磁場を測定した結
果2Tのままであった。このようにバルク超伝導体を芯
とした超伝導コイルでは、例え、低温超伝導コイルがク
エンチしても、高温超伝導体がその磁場をある程度保持
できるので磁場の急激な変化を妨げることが可能とな
る。
径10cm、高さ4cmのY−Ba−Cu−O超伝導体を2個
作製した。この中心部に直径8cmの穴を開けた。次に、
Pb−Bi−Sr−Ca−Cu−O超伝導テープを直径
約7.5 cmのパンケーキ型コイルに巻いたものを用意し
た。液体窒素温度におけるこのコイルの発生磁場は1K
Gであった。
超伝導体(1)のリング内にこのパンケーキコイル(2
b)を置いて電流を供給し、発生磁場を測定したとこ
ろ、磁場は2KGまで上昇した。これは、Y−Ba−C
u−O超伝導体リングによってコイルの外縁での磁場の
曲りが抑制されたためである。なおコイル(2b)の軸
方向の厚さは、超伝導体(1)の厚さより図4に示した
ように薄くした。
大きな異方性があり、テープ面に垂直に磁場が印加され
ると、臨界電流にとって有利な方向となるが、コイルか
ら出た磁場はすぐに曲がるため、外縁部ではテープ面に
平行な成分の磁場が発生する。これが原因で発生磁場が
小さくなる。ところが、コイルの周りをY−Ba−Cu
−O超伝導体リングで囲うと、この磁場の曲りが抑制さ
れ、結果として臨界電流が向上し発生磁場も上昇する。
径4cm高さ2cm、および直径10 cm 高さ3cmのY−Ba
−Cu−O超伝導体を作製した。次に、直径10 cm のY
−Ba−Cu−O超伝導体に直径8cmの穴を開けリング
状に加工した。そして図5に示すように直径4cmのY−
Ba−Cu−O超伝導体(1)をステンレスの容器
(3)に入れその周りを実施例2で用いたのと同質のP
b−Bi−Sr−Ca−Cu−O超伝導テープコイル
(2b)を巻き、さらにその周りを外径10cmのY−Ba
−Cu−O超伝導体リング(1)で囲んだ。
態でテープに電流を流すと、中心部で約2KGの磁場が
発生する。次に、最内部のY−Ba−Cu−O超伝導体
を液体窒素で冷やしテープの電源を切断した。この状態
で、最内部の超伝導体に2KGの磁場が発生した。この
ような構造では、最外部のY−Ba−Cu−O超伝導体
によって、Pb−Bi−Sr−Ca−Cu−O超伝導テ
ープコイルの磁場は有効に発生し、最内部のY−Ba−
Cu−O超伝導体が磁石として作用する。
−Ba−Cu−O(R:Sm,Eu,Gd,Dy,H
o,Er)超伝導体(直径4cm、高さ2cm)を作製し
た。ただし、最後の熱処理において、徐冷開始温度は、
Sm:1060℃,Eu:1050℃,Gd:1030℃,Dy:10
10℃,Ho:990 ℃,Er:980 ℃とした。これらを芯
として、これに実施例1と同様に銅コイルを巻きその特
性を調べたところ、すべてにおいて中心磁場約1KGを
記録し、電流を反転させると外周部の磁場がゼロとなる
ことを確認した。
り、液体窒素程度の高温度も比較的強い磁場が得られ
る。
施例1の複合磁石の構成を示す断面図。
施例2の複合磁石の構成を示す断面図。
施例3の複合磁石の構成を示す断面図。
施例4の複合磁石の構成を示す断面図。
施例5の複合磁石の構成を示す断面図。
コイル 2c NbTi超伝導コイル 3 ステンレス容器
Claims (5)
- 【請求項1】 溶融法で製作したR−Ba−Cu−O系
バルク超伝導体(Rは希土類元素を示す)を芯とし、そ
の周りを常伝導又は超伝導コイルで包囲した複合磁石。 - 【請求項2】 常伝導又は超伝導コイルを中心とし、そ
の周りを溶融法で製作したリング状のR−Ba−Cu−
O系バルク超伝導体(Rは希土類元素を示す)で包囲し
た複合磁石。 - 【請求項3】 軸方向の厚みが、常伝導又は超伝導コイ
ルより厚いリング状バルク超伝導体を用いる請求項2記
載の複合磁石。 - 【請求項4】 溶融法で製作したR−Ba−Cu−O系
バルク超伝導体(Rは希土類元素を示す)を芯とし、そ
の周りを常伝導又は超伝導コイルで包囲し、さらにその
外側にリング状の溶融法で製作したR−Ba−Cu−O
系バルク超伝導体(R:同前)を配した構造を有する複
合磁石。 - 【請求項5】 希土類元素が、Y,Sm,Eu,Gd,
Dy,Ho,Erから選ばれる1種以上の元素である請
求項1〜4いずれか記載の複合磁石。
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