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JPH11231915A - モーション制御装置の軸の定義方法 - Google Patents

モーション制御装置の軸の定義方法

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Publication number
JPH11231915A
JPH11231915A JP2980098A JP2980098A JPH11231915A JP H11231915 A JPH11231915 A JP H11231915A JP 2980098 A JP2980098 A JP 2980098A JP 2980098 A JP2980098 A JP 2980098A JP H11231915 A JPH11231915 A JP H11231915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
motion
motion control
group
axes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2980098A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Oba
賀津男 大庭
Giichi Ishikawa
儀一 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2980098A priority Critical patent/JPH11231915A/ja
Publication of JPH11231915A publication Critical patent/JPH11231915A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのCPUで複数の機器をモーション制御
する場合のハードウェア構成の無駄やプログラミングの
効率の悪さを解消し、設計時間を短縮する。 【解決手段】 モーションコントローラ1は、2つのモ
ーションコントロールモジュール11,12を有してお
り、1つのCPUモジュール14により制御対象の軸の
定義を行ってモーション制御を行う。このとき、モーシ
ョンコントロールモジュール11及び12における複数
の軸を、物理的構成に依らずに第1グループ25と第2
グループ26のように任意の仮想的な集合としてグルー
プ化して定義する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用機械などの
制御対象機器のモーションを制御するモーション制御装
置に関し、特に1軸以上のモーション制御を行うモーシ
ョン制御装置の軸の定義方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、モーションプログラムに基づ
いてサーボアンプ等を制御し、産業用機械などの位置決
め制御等を行うモーション制御装置が種々提案されてい
る。図7は複数の軸を制御するモーション制御装置の第
1の例を示したものである。この第1の例は、アナログ
出力方式のモーションコントロールモジュールを有する
モジュラー構成型モーションコントローラである。図7
のモーションコントローラ50は、2つのモーションコ
ントロールモジュール51,52を備えると共に、電源
モジュール53、制御モジュールであるCPU54、入
出力用のI/Oモジュール55を備えている。このよう
なモーション制御装置において、一つのCPUで複数の
機器をモーションプログラムにて制御する場合、制御単
位である軸の論理名称の定義は、モーションコントロー
ルモジュール単位で定義するか、あるいは全ての軸を通
し番号または重複しない名称として定義する方法が採ら
れていた。図7の構成では、軸の論理名称の定義は、図
8に示すようにモーションコントロールモジュール単位
で定義するのが一般的であり、モーションプログラムに
て機器を制御する場合は、モジュールと制御対象機器と
を1対1に対応させる必要があった。この定義方法で
は、制御対象機器の軸構成が各モジュールの最大軸数よ
り少ない場合、モジュール内に空き軸ができるという無
駄がある。また、逆に制御対象機器の軸構成が各モジュ
ールの最大軸数を越える場合は、モーションプログラム
ではなくラダープログラムにより軸を制御しなければな
らず、モーション制御するためのプログラミングが難し
く作成に時間がかかるという問題点がある。図9は複数
の軸を制御するモーション制御装置の第2の例を示した
ものである。この第2の例は、デジタル通信方式により
複数のサーボドライバに指令してモーション制御するモ
ーションコントローラである。図9のモーションコント
ローラ61は、CPU及びモーションコントロールモジ
ュールを備えており、複数のサーボドライバ62が通信
インタ−フェース63を介して接続されている。図9の
構成では、モーションコントロールモジュール機能は内
蔵であり、形態としては1モジュール構成と同じにな
る。従って、軸の論理名称の定義は、図10に示すよう
にモーションコントロールモジュール単位となり、論理
名称は重複しないよう定義する必要がある。この定義方
法では、一つのCPUで複数の機器を制御する場合にお
いて、図7の構成と同様の問題点が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のモーション制御装置の軸の定義方法では、物理的な構
成に応じて、モーションコントロールモジュール単位や
モーションコントロールモジュールを通して重複を許さ
ない一次元的な定義を行う必要があった。このため、一
つのCPUで複数の機器をモーション制御しようとする
場合に、制御対象機器の軸構成とモーションコントロー
ルモジュールのハードウェア構成とがうまく適合しない
場合は、モジュール内に空き軸ができたり、モジュール
の最大軸数を越えてしまってモーションプログラムでは
なくラダープログラムにより軸を制御しなければならな
いなど、ハードウェア構成の無駄やプログラミングの効
率の悪さによる設計時間の増加などが生じるという問題
点を有していた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、一つのCPUで複数の機器をモーション制御する場
合に生じる、ハードウェア構成の無駄やプログラミング
の効率の悪さを解消でき、設計時間を短縮することが可
能なモーション制御装置の軸の定義方法を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
モーション制御装置の軸の定義方法は、サーボ制御手段
を有する一つ以上の制御単位をそれぞれ軸として定義
し、この軸の名称をモーションプログラム上で指令して
これらの軸をモーション制御するモーション制御装置に
おいて、前記軸を任意の仮想的な軸の集合単位となるよ
う論理的にグループ化して定義することを特徴とする。
また、請求項2によるモーション制御装置の軸の定義方
法は、前記仮想的な軸の集合単位をそれぞれグループと
して定義するグループ定義テーブルと、前記各グループ
毎の軸定義テーブルとを設け、グループ単位の仮想的論
理的な軸定義を行うことを特徴とする。本発明では、軸
の定義パラメータを仮想的なグループという単位で設け
てテーブルを形成し、各グループ内で使用する軸数とそ
の軸の物理的な番号、及びその軸に対する論理名称を任
意に設定可能とし、さらにグループ単位にてモーション
プログラムの作成を可能として、軸の定義及びモーショ
ンプログラムの作成を行う。これにより、制御単位とし
ての軸をハードウェア構成に則したモーションコントロ
ールモジュール単位または一次元的な通し番号として定
義できるだけでなく、任意の仮想的なグループ単位に定
義することができ、モーション制御装置のハードウェア
構成によらないフレキシブルなモーション制御が可能と
なる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
モーション制御装置の機能構成を示すブロック図、図2
はモーションコントローラの外観構成を示す正面図であ
る。モーション制御装置は、複数の制御単位20を軸と
して定義してモーション制御するモーションコントロー
ラ1を有して構成される。このモーションコントローラ
1は、アナログ出力方式のモーションコントロールモジ
ュールを2個有するモジュラー構成型のモーションコン
トローラである。モーションコントローラ1は、装置筐
体としてのマウントベース10に、2つのモーションコ
ントロールモジュール11,12、各部に電源を供給す
る電源モジュール13、モーションコントロールモジュ
ール11,12を制御する制御モジュールであるCPU
モジュール14、CPUモジュール14内およびCPU
モジュール14とモーションコントロールモジュール1
1,12との間で信号のやり取りを行う入出力用のI/
Oモジュール15を搭載して構成される。モーションコ
ントロールモジュール11,12には、制御用のアナロ
グ電圧を出力するインターフェースとして出力コネクタ
16がそれぞれ複数(ここでは4つずつ)設けられてい
る。各々の制御単位20は、モーションコントロールモ
ジュール11,12からのアナログ電圧を入力する入力
部21と、入力部21への入力電圧を基にサーボモータ
23を駆動制御するサーボ制御部22とを有しており、
それぞれがモーションコントロールモジュール11,1
2の出力コネクタ16に接続されている。そして、サー
ボモータ23の回転情報を示すエンコーダ等の位置検出
器24からの出力信号がサーボ制御部22に返されるよ
うに速度制御フィードバックループが構成されている。
これにより、産業用機械などの制御対象機器における各
制御単位20のモーション制御が行われるようになって
いる。
【0007】本実施形態のモーションコントローラ1
は、図3に示す仮想的な軸の集合単位をグループとして
定義するグループ定義テーブル30と、図4に示すグル
ープ毎の軸定義テーブル31,32とを有している。こ
れにより、従来のようなモーションコントロールモジュ
ールの物理軸番号に対する論理名称の設定を行う軸の定
義ではなく、グループ単位という仮想的論理的な軸定義
を行うようにする。すなわち、2つのモーションコント
ロールモジュール11及び12における複数の軸を、モ
ジュールの物理的構成に依らずに図2に示す第1グルー
プ25と第2グループ26のように任意の仮想的な軸の
集合単位となるよう論理的にグループ化して定義する。
なお、前記各テーブルはソフトウェアにより構成され、
CPUモジュール14に設けられた図示しないメモリ等
に格納される。図1の構成のように一つのCPUで複数
の機器を制御する場合における軸の定義方法を説明す
る。ここでは、モーションコントロールモジュール11
及び12は最大4軸制御のモジュールであり、制御対象
機器として図5のように5軸構成の機械A35と3軸構
成の機械B36とをモーション制御する構成の場合を例
示する。まず、図3のようにグループ定義テーブル30
のグループ番号1と2へ任意のグループ名称(機械A,
機械B)を設定する。次に、図4のようにグループ番号
1の軸定義テーブル31へ機械A35の5つの軸を制御
するモーションコントロールモジュールの物理軸番号と
その論理名称を任意に設定する。物理軸番号の01.0
1は、ポイントの前がモジュール番号で後が軸番号を示
す。同様にグループ番号2の軸定義テーブル32へ機械
B36の3つの軸を定義する。そして、それぞれのグル
ープ単位において、図5に示すようにモーションプログ
ラムA33,B34を作成する。各機器のモーション制
御は、機械A35についてはモーションプログラムA3
3にて行い、機械B36についてはモーションプログラ
ムB34にて行う。このとき、各グループ単位でモーシ
ョンプログラムA33とB34は同時にまたは非同期に
実行される。
【0008】このように、制御対象機器の軸構成に応じ
て任意に仮想的論理的にグループ化して軸を定義し、そ
れぞれのグループ毎にモーションプログラムをもつこと
で、各機器(機械A35と機械B36)を独立的多系列
的に制御することができる。従って、モーションコント
ロールモジュールの最大軸数の制限などが無く、また空
き軸の発生などハードウェアの無駄が無い、フレキシブ
ルなモーション制御が可能となる。なお、上述したもの
はモーションコントロールモジュールが2個の例である
が、本実施形態の軸の定義方法は、モーションコントロ
ールモジュールが3つ以上の場合でも同様に行うことが
できる。また、軸の定義は、従来と同様のハードウェア
構成に則したモーションコントロールモジュール単位ま
たは一次元的な通し番号として定義できるばかりでな
く、前述のグループ単位の定義も可能なようにしてもよ
い。
【0009】図6はモーション制御装置の他の構成例を
示すブロック図である。図6のモーション制御装置は、
デジタル通信方式により複数のサーボドライバに指令し
てモーション制御するモーションコントローラ41を有
して構成される。このモーションコントローラ41は、
CPU及びモーションコントロールモジュールを備えて
おり、複数のサーボドライバ42が通信インタ−フェー
ス43を介して接続されている。このようなモーション
コントロールモジュール機能を内蔵したモーションコン
トローラ41においても、前述と同様に、第1グループ
45と第2グループ46のようにグループ単位で仮想的
論理的に複数のサーボドライバ42に対応する軸を定義
する。これにより、一つのCPUで複数の機器をモーシ
ョン制御する場合に、各機器を独立的多系列的に制御す
ることができるので、モーションコントロールモジュー
ルのハードウェア構成に関わらずフレキシブルなモーシ
ョン制御を行うことができる。
【0010】上述したように、本実施形態では、モーシ
ョンコントローラにおける軸の定義方法をハードウェア
構成に則したモーションコントロールモジュール単位や
モーションコントロールモジュールを通して重複を許さ
ない一次元的な定義のみではなく、グループ単位という
仮想的論理的な定義方法を用いたので、従来はモーショ
ンコントロールモジュールの最大軸数により制約されて
いた軸の定義を制御対象機器に適合した軸の定義とする
ことができる。これにより、一つのCPUで複数の機器
を制御する場合において、モーションコントロールモジ
ュールに空き軸が生じるなどのハードウェア構成上の無
駄が無くなる。また、複数の機器をモーションプログラ
ムにより独立的多系列的にフレキシブルに制御すること
ができるので、システムの簡素化とコストダウンおよび
モーション制御に関するアプリケーションプログラムの
効率化を図ることができ、設計時間の短縮が可能とな
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
つ以上の制御単位をそれぞれ軸として定義し、この軸の
名称をモーションプログラム上で指令してこれらの軸を
モーション制御するモーション制御装置において、前記
軸を任意の仮想的な軸の集合単位となるよう論理的にグ
ループ化して定義するようにしたので、一つのCPUで
複数の機器をモーション制御する場合に生じる、ハード
ウェア構成の無駄やプログラミングの効率の悪さを解消
でき、設計時間を短縮することが可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るモーション制御装置
の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係るモーションコントローラの外
観構成を示す正面図である。
【図3】本実施形態に係るグループ定義テーブルを示す
図である。
【図4】本実施形態に係るグループ毎の軸定義テーブル
を示す図である。
【図5】各制御対象機器を制御するモーションプログラ
ムを示す図である。
【図6】本実施形態に係るモーション制御装置の他の構
成例を示すブロック図である。
【図7】従来のモーション制御装置の第1の例を示す正
面図である。
【図8】図7のモーション制御装置における軸定義テー
ブルを示す図である。
【図9】従来のモーション制御装置の第2の例を示すブ
ロック図である。
【図10】図9のモーション制御装置における軸定義テ
ーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 モーションコントローラ 10 マウントベース 11,12 モーションコントロールモジュール 13 電源モジュール 14 CPUモジュール 15 I/Oモジュール 16 出力コネクタ 20 制御単位 21 入力部 22 サーボ制御部 25 第1グループ 26 第2グループ 30 グループ定義テーブル 31 軸定義テーブル(グループ番号1) 32 軸定義テーブル(グループ番号2) 33 モーションプログラムA 34 モーションプログラムB 35 機械A 36 機械B
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
モーション制御装置の軸の定義方法は、サーボ制御手段
を有する一つ以上の制御単位を備えてなるモーションコ
ントロールモジュールを有し、前記制御単位をそれぞれ
軸として定義し、この軸の名称をモーションプログラム
上で指令してこれらの軸をモーション制御するモーショ
ン制御装置において、前記軸を前記モーションコントロ
ールモジュールの物理的な軸構成に依らずに任意の仮想
的な軸の集合単位となるよう論理的にグループ化して定
し、これらのグループ毎にモーションプログラムを作
することを特徴とする。また、請求項2によるモーシ
ョン制御装置の軸の定義方法は、前記仮想的な軸の集合
単位をそれぞれグループとして定義するグループ定義テ
ーブルと、前記各グループ毎の軸定義テーブルとを設
け、グループ単位の仮想的論理的な軸定義を行うことを
特徴とする。本発明では、軸の定義パラメータを仮想的
なグループという単位で設けてテーブルを形成し、各グ
ループ内で使用する軸数とその軸の物理的な番号、及び
その軸に対する論理名称を任意に設定可能とし、さらに
グループ単位にてモーションプログラムの作成を可能と
して、軸の定義及びモーションプログラムの作成を行
う。これにより、制御単位としての軸をハードウェア構
成に則したモーションコントロールモジュール単位また
は一次元的な通し番号として定義できるだけでなく、任
意の仮想的なグループ単位に定義することができ、モー
ション制御装置のハードウェア構成によらないフレキシ
ブルなモーション制御が可能となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボ制御手段を有する一つ以上の制御
    単位をそれぞれ軸として定義し、この軸の名称をモーシ
    ョンプログラム上で指令してこれらの軸をモーション制
    御するモーション制御装置において、 前記軸を任意の仮想的な軸の集合単位となるよう論理的
    にグループ化して定義することを特徴とするモーション
    制御装置の軸の定義方法。
  2. 【請求項2】 前記仮想的な軸の集合単位をそれぞれグ
    ループとして定義するグループ定義テーブルと、前記各
    グループ毎の軸定義テーブルとを設け、グループ単位の
    仮想的論理的な軸定義を行うことを特徴とする請求項1
    に記載のモーション制御装置の軸の定義方法。
JP2980098A 1998-02-12 1998-02-12 モーション制御装置の軸の定義方法 Pending JPH11231915A (ja)

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