JPH11153986A - 映像伝言板システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】公共空間に設置され且つインターネットなどの
通信回線網に接続され、手書文字、イメージ、音声など
の伝言を大型ＰＤＰ等を利用して掲示すると共に遠隔地
より通信接続可能な映像伝言板システムの構築を目的と
する。 【解決手段】伝言などを表示する映像表示部２と、映像
表示部の表示面に付設され手書き文字や手操作の伝言を
受け付けるデジタイザ入力部３と、伝言入力者の顔など
を撮像入力するカメラ部４と、入力データをテキストデ
ータに変換する手段と該テキストデータを記憶する手段
と映像データに変換し映像データとして記憶する手段と
テキストデータおよび映像データに基づいて表示画像信
号を生成する手段と通信接続する手段と記憶したテキス
トデータおよび映像データを検索し送信出力する手段と
を有する伝言板制御装置１と、伝言板装置と複数のリモ
ート端末装置７を通信接続する通信回線網ＮＴとで構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【本発明の技術分野】手書文字、イメージ、音声などの
伝言を大型パネルに検索表示すると共に、リモート端末
装置が通信接続可能な映像伝言板システムの構築に係わ
る。

【０００２】

【従来の技術】駅、ショッピングセンター、ショー会場
などの公共空間に設置されている伝言板は、白板もしく
は黒板などに筆記具で、日時、伝言内容などを手書きす
るものである。限られたスペースであり掲示件数は極少
量である。利用は設置場所に行き見る以外の方法は無
い。掲示件数が限られているので、第三者により時間経
過や掲示項目数で古い方から消去され、必要な伝言が伝
わらない場合もある。一方、通信ネットワークに接続可
能な伝言板は、同ネットワークに加入している特定の人
が特定の端末装置を用いて、テキスト、イメージ、音声
などによる伝言を受け取ることが出来る。不特定多数の
人々が利用する、テキスト、イメージ、音声などによる
伝言を掲示し、且つ遠隔地からの伝言を受け取ることが
可能な映像伝言板が求めれている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点に鑑み、公共空間に設置され且つインターネットなど
の通信回線網に接続され、手書文字、イメージ、音声な
どの伝言を大型ＰＤＰ等を利用して掲示すると共に遠隔
地より通信接続可能な映像伝言板システムの構築を目的
とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】駅、ショッピングセンタ
ー、ショー会場などの公共空間に設置され、伝言などを
表示する大型のＰＤＰなどのマトリックス型映像表示部
と、映像表示部の表示面に付設され手書き文字や手操作
の伝言を受け付けるデジタイザ入力部と、映像表示部に
付設され伝言入力者の顔などを撮像入力するカメラ部
と、デジタイザ入力部よりの入力データをテキストデー
タに変換する手段と該テキストデータを記憶する手段と
撮像入力した映像信号を映像データに変換し映像データ
として記憶する手段と前記テキストデータおよび映像デ
ータに基づいて映像表示部に表示出力する表示画像信号
を生成する手段と通信回線網と通信接続する手段とリモ
ート端末装置よりの要求により記憶したテキストデータ
および映像データを検索し送信出力する手段とを有する
伝言板制御装置と、伝言板装置と複数のリモート端末装
置を通信接続する通信回線網とで構成する。

【０００５】さらに、伝言板制御装置を、カメラ部より
入力した映像信号をデイジタル映像信号に変換するＡ／
Ｄと、デイジタル映像信号を圧縮などの手段を用いて映
像データを生成する映像データ生成部と、該映像データ
に所定の情報を付加して記憶する映像データメモリと、
デジタイザ入力部よりの手書き文字や記号などより所定
の文字および記号を読取るＯＣＲと、該ＯＣＲよりの文
字および記号に基づいて所定の書式のテキストデータを
生成するテキストデータ生成部と、テキストデータに所
定の情報を付加して記憶するデータメモリと、デジタイ
ザ入力部のボタン操作を入力するボタン入力部と、映像
表示部に表示する画像の表示形式を記憶している表示形
式メモリと、前記映像データおよびテキストデータから
前記表示形式メモリに記憶している表示形式の画像信号
を前記表示部に生成出力する画像生成部と、通信回線網
と通信接続し、データの送受信を制御する通信制御部
と、通信制御部が受信したデータをテキストデータ、イ
メージデータなど所定のデータに分離入力する受信デー
タ分離部と、前記受信データによる送信要求のデータを
作成し前記通信制御部経由で通信出力する送信データ作
成部と、時刻データを発生する時計部と、デジタイザ入
力部もしくはリモート端末装置からの検索要求に基づき
映像データメモリ、データメモリなどの記憶データを検
索出力する検索部とで構成する。

【０００６】さらに、伝言板制御装置に、該装置の操作
方法の案内データを出力する操作案内部と、音声案内デ
ータなどを記憶している音声データメモリと、音声デー
タを再生しアナログ音声信号を変換出力する音声再生部
もしくは音声合成信号を出力する音声合成部とを追加設
置する。さらに、映像表示部に付設されたマイクなどよ
りのアナログ音声信号をデイジタル音声信号に変換する
Ａ／Ｄと、該デイジタル音声信号を圧縮などの手段を用
いて音声データを生成する音声データ生成部と、音声デ
ータに所定の情報を付加して記憶する音声データメモリ
と、音声データを再生しアナログ音声信号を変換出力す
る音声再生部とを追加設置する。

【０００７】さらに、伝言板制御装置に、発信者が設定
した特定のキーコードもしくはキーワードを記憶登録す
るキー登録部と、発信者が設定した特定のキーコードも
しくはキーワードの検索要求にのみに検索出力される秘
密データを記憶している秘密データメモリと、デジタイ
ザ入力またはリモート端末装置からのキーコードもしく
はキーワードが、キー登録部に登録されているデータと
一致するかを判断するキー判断部とを追加設置する。

【０００８】さらに、伝言板制御装置に、携帯端末など
と個別に外部データの入出力を行う外部データＩ／Ｏ部
を追加設置、もしくは、携帯端末などと個別に外部デー
タの入出力を行う赤外線通信制御部を追加設置する。

【０００９】さらに、映像表示部およびリモート端末装
置の表示部に表示出力する表示画像を、伝言の登録時に
自動生成する登録日時を表示する月日／時刻表示欄と、
伝言発信者の名前、イニシャル、記号などを表示する発
信者欄と、伝言の内容をテキスト表示する伝言欄と、映
像データを表示するイメージ表示欄と、表示画面のスク
ロール操作を入力する画面スクロール欄とで構成する。

【００１０】さらに、映像表示部に表示出力する表示画
像に、映像データ取込み用のイメージ取込ボタンを追加
配置、キーワードもしくはキーコードの取込み用のキー
ワード取込ボタンを追加配置する。

【００１１】さらに、映像表示部に表示出力する表示画
像に、メールアドレスもしくはキーコードを指定するメ
ールアドレス欄と、発信者の名前、イニシャル、もしく
は略号などを記入する発信者欄と、伝言を記入する伝言
欄とで構成される、伝言をメールもしくは秘密データ作
成用の画面モードを設置、加えて、映像データ取込み用
のイメージ取込ボタンを追加配置、並びに、音声データ
取込み用の音声メール取込ボタンを追加配置する。

【００１２】さらに、映像表示部に表示出力する表示画
像に、外部携帯端末などとの秘密データの送受を制御す
る外部Ｉ／Ｏボタンを追加配置する。

【００１３】さらに、通信回線網を、伝言板制御装置が
設置されている施設の構内ＬＡＮもしくは地域のＷＡＮ
とする、一般電話回線もしくはＩＳＤＮとする、該伝言
板制御装置が設置されている施設の構内無線ＬＡＮと
し、通信制御部に無線ＬＡＮ用送受信部を追加設置す
る、または、公衆無線データ回線とする。

【００１４】さらに、検索部が検索するための検索論理
式を、発信者の名前、イニシャル、略号など表示画面の
発信者欄に入力したデータとする、表示画面の月日／時
刻表示欄に自動生成された時間帯データとする、データ
メモリに記憶入力されたキーワードと一致する検索用入
力キーワードとする、または、キー登録部に記憶入力さ
れたキーワードと一致する検索用入力キーワードとす
る。

【００１５】さらに、伝言板制御装置を、前記通信回線
網上に少なくとも１台以上を追加設置し、前記通信回線
網経由で、複数台の前記伝言板制御装置に記憶されてい
る伝言のデータを検索可能とする。

【００１６】

【発明の実施の形態】先ず本システムの概要を説明す
る。図１は本発明による映像伝言板システムの実施例の
システム構成図である。図２は本発明による伝言板制御
装置の実施例の要部ブロック図である。図１において、
ＮＴはインターネットのようにデータ、イメージ、音声
などの通信伝送が自在な通信回線網である。該通信回線
網には一般的通信端末が接続され、開かれた通信ネット
ワークを形成している。リモート端末装置７もその一例
でインターネットブラウザーがインストールされてお
り、データ、イメージ、音声データなどを、任意のサー
バー装置に送受信することが出来る。本発明による映像
伝言板は、４０〜６０型ＰＤＰのような薄型映像表示部
２と、この表示面にはタッチパネル形式のデジタイザ入
力部２が付設され、指もしくは入力ペンなどで、伝言が
手書き入力される。映像表示部２の周辺には伝言発信者
の顔像や必要とする映像情報を撮像する為のテレビジョ
ンカメラ部４が配設されている。またカメラ部４と同
様、音声入力ののためのマイク６や音声による操作説明
や音声伝言を音声出力するスピーカなどの音声出力部５
が付設されている。伝言板制御装置１はこれらの構成装
置を総合的に制御すると共に通信回線網ＮＴに接続され
遠隔地にあるリモート端末および他の伝言板制御装置
１’との通信接続制御を行う。さらに、前記デジタイザ
入力部よりの入力データをテキストデータに変換する手
段と該テキストデータを記憶する手段と該撮像入力した
映像信号を映像データに変換し映像データとして記憶す
る手段とテキストデータおよび映像データに基づいて映
像表示部２に表示出力する表示画像信号を生成する手段
とリモート端末装置よりの要求により記憶したテキスト
データおよび映像データを検索し送信出力する手段とを
有する。

【００１７】図２を用いて、伝言板制御装置１の詳細動
作の説明を行う。文字、記号、およびボタンの選択操作
による入力は、映像表示部２の表示面に付設された透明
操作パネルのデイタイザ入力部３を指もしくは入力ペン
などで手書きすることにより、イメージ入力される。こ
のイメージ入力はＯＣＲ１５により図形認識されテキス
トデータに変換される。一方ボタン選択操作入力は、ボ
タン入力部１８により所定の選択データに変換入力され
る。これらのテキストデータ並びに選択データは、時計
部３４で自動生成される月日／時刻データ、項番データ
などを付加してデータメモリ１７に記憶加算される。

【００１８】伝言発信者の姿や必要な映像情報は、カメ
ラ４により撮像されアナログ映像信号として入力され
る。該アナログ映像信号はＡ／Ｄ１１によりデイジタル
映像信号に変換される。このデイジタル映像信号は、映
像データ生成部１２で、ＪＰＥＧやＧＩＦなどの圧縮さ
れた映像データに変換生成される。該映像データは、前
述のデータメモリ１７に記憶されたデータとの相関情報
を付加して映像データメモリ１３に記憶加算される。

【００１９】音声による伝言入力は、マイク６より音声
入力されアナログ音声信号に変換入力される。該アナロ
ブ音声信号はＡ／Ｄ２８によりデイジタル音声信号に変
換される。このデイジタル音声信号は、音声データ生成
部２９で、間引き圧縮され、音声データに変換生成され
る。該音声データは、前述のデータメモリに記憶された
データとの相関情報を付加して音声データメモリ３０に
記憶加算される。

【００２０】画像生成部１９は、これら入力した映像デ
ータ、テキストデータ、選択データなどより、表示形式
メモリ２０に記憶されている表示形式データに基づいて
表示画像信号を生成し、映像表示部２に出力する。

【００２１】本装置の操作方法のガイダンスは、操作案
内部２４が映像データメモリ１３、音声データメモリ３
０、およびデータメモリ１７に予め記憶されているデー
タを基に、画像表示と音声出力により行う。音声出力
は、２通りの方法が組み合わされる、第１は音声データ
メモリ３０の音声データを音声再生部２６でアナログ音
声信号にを再生出力する方法。第２はデータメモリ１７
に記憶されている音声合成のための説明データで、音声
合成部２５に組み込まれている合成音声データを組み合
わせ演算して、アナログ音声信号に合成出力する方法で
ある。これら２種類のアナログ音声信号は、混合器２７
で加算もしくは切替えられて、スピーカなどの音声出力
部５から音声出力される。

【００２２】次いで、伝言板の伝言を見る操作および検
索する動作について説明する。操作は、デジタイザ入力
部３のボタン選択操作とリモート端末装置７より通信回
線網ＮＴ経由で行う方法とがある。両者から検索および
表示要求があると、検索部３５は検索条件により、映像
データメモリ１３、音声データメモリ３０、およびデー
タメモリ１７に予め記憶されているデータから、所定の
検索出力データを検索出力する。映像データおよびテキ
ストデータは画像生成部１９で画像信号に変換され映像
表示部２に出力され、音声データは音声再生部２６でア
ナログ音声信号に再生される。

【００２３】リモート端末装置７との通信接続は、通信
制御部２３により制御され所定のデータ通信機能が確保
される。受信データ分離部２２は、通信制御部２３経由
で受信したデータを、制御データ、テキストデータ、映
像データ、音声データ等に分離受信する。送信データ作
成部２１は検索部３５が検索出力した各種データを所定
の通信フォーマットに変換作成し、通信制御部２３経由
で通信回線網に出力する。 さらに、本システムに用い
る通信回線網は、装置の設置条件および環境、対象とす
るリモート端末装置７の数と地域的分布などにより、伝
言板制御装置が設置されている施設の構内ＬＡＮもしく
は地域のＷＡＮ、一般電話回線もしくはＩＳＤＮ、設置
されている施設の構内無線ＬＡＮ、または、公衆無線デ
ータ回線などが選択可能である。

【００２４】本伝言板制御装置には、不特定多数の人に
公開したくないテキスト、映像、音声などの伝言を秘密
データメモリ３２に記憶させ、特定の人にのみ「鍵」に
相当する秘密キーワードもしくはキーコードを渡し、該
「鍵」により秘密データメモリ３２に記憶した秘密デー
タを見ることが出来る仕組みがある。秘密データの登録
に際しては、デジタイザ入力部３で秘密のキーワードも
しくはキーコードを入力するとキー登録部３１に記憶登
録され、秘密データに「鍵」が掛けられる。再生時にデ
ジタイザ入力部３もしくは受信データ分離部２２より秘
密のキーワードもしくはキーコードなどが入力される
と、キー判断部３３がキー登録部３１に予め登録された
キーワードもしくはキーコードと比較演算し、一致した
場合のみ秘密データメモリ３２のデータへのアクセスを
認める。

【００２５】携帯端末Ｋなどで予め作成された伝言デー
タの入力、および、本伝言板制御装置より伝言データを
受信する為に、外部データＩ／Ｏ部３６が設けられ、通
信回線網ＮＴ経由にによらず、直接外部データの送受信
を可能とした。さらに、赤外線通信制御部３７を追加設
置することにより、携帯端末Ｋとのインターフェイスが
無線接続が可能となった。

【００２６】装置の動作シーケンスプログラムは、シム
テムメモリ３８に記憶されており、制御部３９は該シー
ケンスプログラムに沿って装置の各部に制御指令を出
す。

【００２７】さらに、伝言板制御装置１’を、通信回線
網ＮＴに複数台接続し、連携運用すりことにより広域で
の伝言の伝達と利用が可能となる。例えば、Ａさんが東
京駅に約束の時間に到着出来ない場合、Ｂさんの伝言を
新宿駅に設置された伝言板制御装置１’の映像表示部２
で受け取ったり、逆に東京駅に設置された伝言板制御装
置１に伝言を伝送することが可能となる。

【００２８】図３は伝言板画面上の伝言の表示例を示す
説明図である。（イ）は公開された伝言の表示例を示
す。対辺４２〜５０型の縦長ＰＤＰ（映像表示部２）上
には、項目番号欄Ｌ０１、Ｌ１１、伝言の登録時に自動
生成する登録日時を表示する月日／時刻表示欄Ｌ０２、
Ｌ１２、伝言発信者の名前、イニシャル、記号などを表
示する発信者欄Ｌ０３、Ｌ１３、伝言の内容をテキスト
表示する伝言欄Ｌ０４、Ｌ１４、映像データを表示する
イメージ表示欄Ｌ１５、秘密データのキーワードなどを
入力するキーワード入力欄Ｌ２５、表示画面のスクロー
ル操作を入力する画面スクロール欄Ｃ０１等が設けられ
ている。さらに、操作入力の為、映像データ取込み用の
イメージ取込ボタンＬ０５ａ、キーワードもしくはキー
コードの取込み用のキーワード取込ボタンＬ０５ｂ、表
示画面のスクロール操作を行うアップボタンＣ０２ａ、
ダウンボタンＣ０２ｂなどが設けられている。秘密デー
タのキーワードなどは、入力されても画面上には、注釈
表示と共に＊＊＊＊＊のみが表示される。

【００２９】（ロ）は、秘密データの入力および出力画
面の表示例を示す。画面上には、メールアドレスもしく
はキーコードを指定するメールアドレス欄Ｍ０１、発信
者の名前、イニシャル、もしくは略号などを記入する発
信者欄Ｍ０４、伝言を記入する伝言欄Ｍ０２、映像デー
タを表示するイメージ表示欄Ｍ０３などが設けられてい
る。又秘密伝言の操作の為、映像データ取込み用のイメ
ージ取込ボタンＭ０３ａ、音声データ取込み用の音声メ
ール取込ボタンＭ０５ａ、外部携帯端末などとの秘密デ
ータの送受を制御する外部Ｉ／Ｏボタン欄Ｍ０６と外部
データ出力ボタンＭ０６ａおよび外部データ入力ボタン
Ｍ０６ｂなどが配置されている。

【００３０】検索部３５は、多数の伝言データより目的
とする検索データを得るため、表示画面の発信者欄に記
入した発信者名の論理一致、伝言登録時間帯別の一覧、
登録されたテキストデータ内のキーワードや登録目的種
別一致の一覧、または、秘密キーワードもしくはキーコ
ード一致などの検索方法を取る。

【００３１】

【発明の効果】本発明は、以上に説明した形態で実施さ
れ以下の述べる効果を奏する。デジタイザ入力部より入
力された手書き文字などをテキストデータに変換・記憶
し、カメラ部よりの撮像入力は映像データに変換・記憶
し、該テキストデータおよび映像データより映像表示部
への画像信号を生成するとともに、デジタイザ入力部及
びリモート端末装置からの要求に基づき記憶したテキス
トデータ並びに映像データを検索出力することが出来
た。さらに、秘密データの記憶登録と、デジタイザ入力
またはリモート端末装置からのキーコードもしくはキー
ワードが、キー登録部に登録した内容と一致した場合、
秘密データメモリ内の所定の秘密データを出力すること
が出来た。さらに、伝言板制御装置１’を、通信回線網
ＮＴに複数台接続し、連携運用すりことにより、広域で
の伝言の伝達と利用が可能と成った。以上の如く、本発
明により、公共空間に設置され且つインターネットなど
の通信回線網に接続され、手書文字、イメージ、音声な
どの伝言を大型ＰＤＰ等を利用して掲示すると共に遠隔
地より通信接続可能な映像伝言板システムの構築が出来
た。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による映像伝言板システムの実施例のシ
ステム構成図である。

【図２】本発明による伝言板制御装置の実施例の要部ブ
ロック図である。

【図３】本発明による伝言板画面上の伝言の表示例を示
す説明図である。

【符号の説明】

ＮＴ 通信回線網 Ｋ 携帯端末 １、１’ 伝言板制御装置 ２ 映像表示部 ３ デジタイザ入力部 ４ カメラ部 ５ 音声出力部 ６ マイク ７ リモート端末装置 １１、２８ Ａ／Ｄ １２ 映像データ生成部 １３ 映像データメモリ １５ ＯＣＲ １６ テキストデータ生成部 １７ データメモリ １８ ボタン入力部 １９ 画像生成部 ２０ 表示形式メモリ ２１ 送信データ作成部 ２２ 受信データ分離部 ２３ 通信制御部 ２４ 操作案内部 ２５ 音声合成部 ２６ 音声再生部 ２９ 音声データ生成部 ３０ 音声データメモリ ３１ キー登録部 ３２ 秘密データメモリ ３３ キー判断部 ３４ 時計部 ３５ 検索部 ３６ 外部Ｉ／Ｏ部 ３７ 赤外線通信制御部 Ｃ０１ 画面スクロール欄 Ｌ０１ 項目番号欄 Ｌ０２ 月日／時刻表示欄 Ｌ０３、Ｍ０４ 発信者欄 Ｌ０４、Ｍ０２ 伝言欄 Ｌ１５、Ｍ０３ イメージ表示欄 Ｌ２５ キーワード入力欄 Ｌ０５ａ、Ｍ０３ａ イメージ取込ボタン Ｌ０５ｂ キーワード取込ボタン Ｍ０１ メールアドレス欄 Ｍ０５ａ 音声メール取込ボタン Ｍ０６ 外部Ｉ／Ｏ欄

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｍ 11/02 Ｈ０４Ｍ 11/02 // Ｈ０４Ｍ 3/42 3/42 Ｊ

Claims (23)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】通信回線網に接続されテキスト、イメージ
   等のデータを記憶入力し、該データを検索表示すると共
   に該データを遠隔地にあるリモート端末装置より入手可
   能なインターネットのような通信システムを利用した伝
   言板システムにおいて、 駅、ショッピングセンター、ショー会場などの公共空間
   に設置され、伝言などを表示する大型のＰＤＰ（プラズ
   マディスプレイパネル）などのマトリックス型映像表示
   部と、前記映像表示部の表示面に付設され手書き文字や
   手操作の伝言を受け付けるデジタイザ入力部と、前記映
   像表示部に付設され伝言入力者の顔などを撮像入力する
   カメラ部と、前記デジタイザ入力部よりの入力データを
   テキストデータに変換する手段と該テキストデータを記
   憶する手段と前記撮像入力した映像信号を映像データに
   変換し映像データとして記憶する手段と前記テキストデ
   ータおよび映像データに基づいて前記映像表示部に表示
   出力する表示画像信号を生成する手段と前記通信回線網
   と通信接続する手段と前記リモート端末装置よりの要求
   により前記記憶したテキストデータおよび映像データを
   検索し送信出力する手段とを有する伝言板制御装置と、
   前記伝言板装置と複数の前記リモート端末装置を通信接
   続する通信回線網とで構成し、 前記デジタイザ入力部より入力された手書き文字などを
   テキストデータに変換記憶し、前記カメラ部よりの撮像
   入力は映像データに変換記憶し、前記テキストデータお
   よび映像データより前記映像表示部への画像信号を生成
   するとともに、前記デジタイザ入力部及び前記リモート
   端末装置からの要求に基づき前記記憶したテキストデー
   タ並びに映像データを検索出力することを特徴とする映
   像伝言板システム。
2. 【請求項２】前記伝言板制御装置を、 前記カメラ部より入力した映像信号をデイジタル映像信
   号に変換するＡ／Ｄ（Analog Digital Converter) と、
   前記デイジタル映像信号を圧縮などの手段を用いて映像
   データを生成する映像データ生成部と、前記映像データ
   に所定の情報を付加して記憶する映像データメモリと、
   前記デジタイザ入力部よりの手書き文字や記号などより
   所定の文字および記号を読取るＯＣＲ（Optical Charac
   ter Reader）と、前記ＯＣＲよりの文字および記号に基
   づいて所定の書式のテキストデータを生成するテキスト
   データ生成部と、前記テキストデータに所定の情報を付
   加して記憶するデータメモリと、前記デジタイザ入力部
   のボタン操作を入力するボタン入力部と、前記映像表示
   部に表示する画像の表示形式を記憶している表示形式メ
   モリと、前記映像データおよびテキストデータから前記
   表示形式メモリに記憶している表示形式の画像信号を前
   記表示部に生成出力する画像生成部と、前記通信回線網
   と通信接続し、データの送受信を制御する通信制御部
   と、前記通信制御部が受信したデータをテキストデー
   タ、イメージデータなど所定のデータに分離入力する受
   信データ分離部と、前記受信データによる送信要求のデ
   ータを作成し、前記通信制御部経由で通信出力する送信
   データ作成部と、時刻データを発生する時計部と、前記
   デジタイザ入力部もしくは前記リモート端末装置からの
   検索要求に基づき前記映像データメモリ、データメモリ
   などの記憶データを検索出力する検索部とで構成するこ
   とを特徴とする請求項１記載の映像伝言板システム。
3. 【請求項３】前記伝言板制御装置に、 該装置の操作方法の案内データを出力する操作案内部
   と、音声案内データなどを記憶している音声データメモ
   リと、前記音声データを再生しアナログ音声信号を変換
   出力する音声再生部もしくは音声合成信号を出力する音
   声合成部とを追加設置し、スピーカなどの音声出力部よ
   り該装置の操作案内を音声により行うことを特徴とする
   請求項２記載の映像伝言板システム。
4. 【請求項４】前記伝言板制御装置に、 前記映像表示部に付設されたマイクなどよりのアナログ
   音声信号をデイジタル音声信号に変換するＡ／Ｄと、前
   記デイジタル音声信号を圧縮などの手段を用いて音声デ
   ータを生成する音声データ生成部と、前記音声データに
   所定の情報を付加して記憶する音声データメモリと、前
   記音声データを再生しアナログ音声信号を変換出力する
   音声再生部とを追加設置し、音声にによる伝言を受付且
   つ音声出力することを特徴とする請求項２記載の映像伝
   言板システム。
5. 【請求項５】前記伝言板制御装置に、 発信者が設定した特定のキーコードもしくはキーワード
   を記憶登録するキー登録部と、前記発信者が設定した特
   定のキーコードもしくはキーワードの検索要求のみに、
   検索出力される秘密データを記憶している秘密データメ
   モリと、前記デジタイザ入力またはリモート端末装置か
   らのキーコードもしくはキーワードが、前記キー登録部
   に登録されているデータと一致するかを判断するキー判
   断部とを追加設置し、両者が一致した場合のみ前記秘密
   データメモリ内の所定の秘密データを出力することを特
   徴とする請求項２記載の映像伝言板システム。
6. 【請求項６】前記伝言板制御装置に、携帯端末などと個
   別に外部データの入出力を行う外部データＩ／Ｏ（入出
   力）部を追加設置し、前記携帯端末などと個別通信接続
   を可能とすることを特徴とする請求項２記載の映像伝言
   板システム。
7. 【請求項７】前記伝言板制御装置に、携帯端末などと個
   別に外部データの入出力を行う赤外線通信制御部を追加
   設置し、前記携帯端末などと個別赤外線通信接続を可能
   とすることを特徴とする請求項２記載の映像伝言板シス
   テム。
8. 【請求項８】前記映像表示部に表示出力する表示画像
   を、伝言の登録時に自動生成する登録日時を表示する月
   日／時刻表示欄と、伝言発信者の名前、イニシャル、記
   号などを表示する発信者欄と、伝言の内容をテキスト表
   示する伝言欄と、映像データを表示するイメージ表示欄
   と、表示画面のスクロール操作を入力する画面スクロー
   ル欄とで構成することを特徴とする請求項２記載の映像
   伝言板システム。
9. 【請求項９】前記映像表示部に表示出力する表示画像
   に、映像データ取込み用のイメージ取込ボタンを追加配
   置し、該イメージ取込ボタンが押された瞬間の映像デー
   タを取込むことを特徴とする請求項８記載の映像伝言板
   システム。
10. 【請求項１０】前記映像表示部に表示出力する表示画像
    に、キーワードもしくはキーコードの取込み用のキーワ
    ード取込ボタンを追加配置し、該キーワード取込ボタン
    が押されたキーワードもしくはキーコードを取込むと共
    に表示画面上にはシンボルのみを表示することを特徴と
    する請求項８記載の映像伝言板システム。
11. 【請求項１１】前記映像表示部およびリモート端末装置
    の表示部に表示出力する表示画像に、 メールアドレスもしくはキーコードを指定するメールア
    ドレス欄と、発信者の名前、イニシャル、もしくは略号
    などを記入する発信者欄と、伝言を記入する伝言欄とで
    構成される、伝言をメールもしくは秘密データ作成用の
    画面モードを設け、通常は表示枠のみが表示され、その
    内容はキーワードもしくはキーコードが登録済のデータ
    と一致した時のみ表示されることを特徴とする請求項２
    記載の映像伝言板システム。
12. 【請求項１２】前記映像表示部に表示出力する表示画像
    に、映像データ取込み用のイメージ取込ボタンを追加配
    置し、該イメージ取込ボタンが押された瞬間の映像デー
    タを取込み秘密データとして記憶入力されることを特徴
    とする請求項１１記載の映像伝言板システム。
13. 【請求項１３】前記映像表示部に表示出力する表示画像
    に、音声データ取込み用の音声メール取込ボタンを追加
    配置し、該音声メール取込ボタンが押された後所定の時
    間分の音声データを取込み秘密データとして記憶入力さ
    れることを特徴とする請求項１１記載の映像伝言板シス
    テム。
14. 【請求項１４】前記映像表示部に表示出力する表示画像
    に、外部携帯端末などとの秘密データの送受を制御する
    外部Ｉ／Ｏボタンを追加配置し、該外部携帯端末などと
    の秘密データの送受を可能とすることを特徴とする請求
    項１１記載の映像伝言板システム。
15. 【請求項１５】前記通信回線網を、前記伝言板制御装置
    が設置されている施設の構内ＬＡＮ（Local Area Netwo
    rk）もしくは地域のＷＡＮ（Wide Area Network ）とす
    ることを特徴とする請求項１記載の映像伝言板システ
    ム。
16. 【請求項１６】前記通信回線網を、一般電話回線もしく
    はＩＳＤＮ（Intgrated Service Digital Netowork）と
    することを特徴とする請求項１記載の映像伝言板システ
    ム。
17. 【請求項１７】前記通信回線網を、前記伝言板制御装置
    が設置されている施設の構内無線ＬＡＮとし、前記通信
    制御部に無線ＬＡＮ用送受信部を追加設置することをを
    特徴とする請求項１記載の映像伝言板システム。
18. 【請求項１８】前記通信回線網を、公衆無線データ回線
    とすることを特徴とする請求項１記載の映像伝言板シス
    テム。
19. 【請求項１９】前記検索部が検索するための検索論理式
    を、発信者の名前、イニシャル、略号など前記表示画面
    の発信者欄に入力したデータとすることを特徴とする請
    求項１もしくは２記載の映像伝言板システム。
20. 【請求項２０】前記検索部が検索するための検索論理
    を、前記表示画面の月日／時刻表示欄に自動生成された
    時間帯データとすることを特徴とする請求項１もしくは
    ２記載の映像伝言板システム。
21. 【請求項２１】前記検索部が検索するための検索論理
    を、前記データメモリに記憶入力されたキーワードと一
    致する検索用入力キーワードとすることを特徴とする請
    求項１記もしくは２記載の映像伝言板システム。
22. 【請求項２２】前記検索部が検索するための検索論理
    を、前記キー登録部に記憶入力されたキーワードと一致
    する検索用入力キーワードとすることを特徴とする請求
    項５記もしくは１１記載の映像伝言板システム。
23. 【請求項２３】前記伝言板制御装置を、前記通信回線網
    上に少なくとも１台以上を追加設置し、前記通信回線網
    経由で、複数台の前記伝言板制御装置に記憶されている
    伝言のデータを検索可能とすることを特徴とする請求項
    １記載の映像伝言板システム。