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JPH11139014A - 熱転写受像シート及びその製造方法 - Google Patents

熱転写受像シート及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11139014A
JPH11139014A JP9320569A JP32056997A JPH11139014A JP H11139014 A JPH11139014 A JP H11139014A JP 9320569 A JP9320569 A JP 9320569A JP 32056997 A JP32056997 A JP 32056997A JP H11139014 A JPH11139014 A JP H11139014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thermal transfer
receiving sheet
transfer image
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9320569A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Shirai
孝一 白井
Atsushi Tachibana
敦司 舘花
Katsuyuki Oshima
克之 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP9320569A priority Critical patent/JPH11139014A/ja
Publication of JPH11139014A publication Critical patent/JPH11139014A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンターでの排出時に詰まりが生じたり、
画像形成後のカールが発生することを防止した熱転写受
像シートを提供することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも受容層4、シール基材5、粘
着剤層8がこの順に積層されたシール部2と、離型層
9、紙基材10、裏面層11からなる剥離部3とからな
り、該粘着剤層8と該離型層9とが剥離可能に貼合され
た熱転写受像シート1において、該シール基材5として
基材内部にミクロボイドを有するプラスチックフィルム
6を使用し、該プラスチックフィルム6の粘着剤層8側
に、支持体7を積層した構成にしているため、画像形成
時の加熱により、上記プラスチックフィルム6の加熱さ
れた面側で収縮が起こることを、支持体7がくい止め
て、熱転写受像シート1のカールを発生させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写により画像が
形成される、少なくとも受容層、基材及び粘着剤層から
なるシール部と、離型層、紙基材及び裏面層からなる剥
離部とからなり、その粘着剤層と離型層とが剥離可能に
貼合された熱転写受像シートにおいて、カールが防止さ
れ、プリンターでの搬送性に優れ、高濃度、高解像度の
画像が得られる熱転写受像シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が知られている
が、この方法は、基材シート上に着色転写層を形成した
熱転写シートにおいて、その背面からサーマルヘッドな
どにより、画像状に加熱して、上記の着色転写層を熱転
写受像シートの表面に熱転写して、画像形成するもので
ある。この熱転写方法は、その着色転写層の構成によっ
て、昇華転写型と熱溶融転写型の二方式に大別される。
両方式ともに、フルカラー画像の形成が可能であり、例
えば、イエロー、マゼンタ、シアンさらに必要に応じ
て、ブラックの三色ないし四色の熱転写シートを用意
し、同一の熱転写受像シートの表面に各色の画像を重ね
て熱転写して、フルカラー画像を形成するものである。
マルチメディアに関連した様々なハードおよびソフトの
発達により、この熱転写方法は、コンピューターグラフ
ィックス、衛星通信による静止画像そしてCDROMそ
の他に代表されるデジタル画像およびビデオ等のアナロ
グ画像のフルカラーハードコピーシステムとして、その
市場を拡大している。
【0003】この熱転写方法による熱転写受像シートの
具体的な用途は、多岐にわたっている。代表的なものと
しては、印刷の校正刷り、画像の出力、CAD/CAM
などの設計およびデザインなどの出力、CTスキャンや
内視鏡カメラなどの各種医療用分析機器、測定機器の出
力用途そしてインスタント写真の代替として、また身分
証明書やIDカード、クレジットカード、その他カード
類への顔写真などの出力、さらに遊園地、ゲームセンタ
ー、博物館、水族館などのアミューズメント施設におけ
る合成写真、記念写真、絵ハガキや、他にメッセージカ
ード、カレンダー、システム手帳等の用途をあげること
ができる。さらに、上記のような用途の多様化に伴い、
任意の対象物に貼り付けられるもので、例えば、図2の
ように画像12が形成される受容層4とシール基材5
が、粘着剤層8を介して、剥離部3と剥離可能な構成の
熱転写受像シート1が使用されている。いわゆる、ラベ
ルやシールタイプと言われているものである。この熱転
写受像シート1は、受容層4に所望の画像12を形成
後、該受容層4、シール基材5、粘着剤層8の順に構成
されたシール部2を、剥離部3から剥離して任意の対象
物に貼着する用途のものである。
【0004】図2は、上記の用途に使用されている熱転
写受像シートの1例を示すものである。熱転写受像シー
トは、図示していない熱転写シートがその表面に重ねら
れ、該熱転写シートをその背面からサーマルヘッド等に
より画像状に加熱して、熱転写シートの着色転写層を熱
転写受像シートの受容層に転写させ、熱転写受像シート
の表面に任意の画像12を形成するものである。形成さ
れた画像12、例えば、顔写真画像は、その粘着剤層8
とともに剥離部3から剥離され、剥離されたシール部2
は、図3に示すように任意の物品13、例えば、ノー
ト、手帳、鞄、その他の物品に貼着される。上記のよう
なシールタイプの熱転写受像シートにおいて、シール基
材をプラスチックフィルムにする用途が多く、提案され
ている。それに対し、高濃度、高解像度の画像品質を確
保するために、プラスチックフィルムとして、基材内部
にミクロボイドを有するプラスチックフィルムが、クッ
ション性、断熱性に優れるため、好ましく使用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のシー
ル基材として、内部にミクロボイドを有するプラスチッ
クフィルムを使用した場合に、画像形成時の加熱によ
り、上記プラスチックフィルムの加熱された面側で収縮
が起こり、熱転写受像シートにカールが生じて、プリン
ターでの排出時に詰まりが生じたり、得られた画像形成
物がカールし、商品価値が低下するという問題がある。
【0006】したがって、上記の問題を解決するため、
本発明は、少なくとも受容層、シール基材、粘着剤層が
この順に積層されたシール部と、離型層、紙基材、裏面
層からなる剥離部とからなり、該粘着剤層と該離型層と
が剥離可能に貼合された熱転写受像シートで、シール基
材として基材内部にミクロボイドを有するプラスチック
フィルムを使用したもので、プリンターでの排出時に詰
まりが生じたり、画像形成後のカールを防止した熱転写
受像シートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくとも受容層、シール基材、粘着剤
層がこの順に積層されたシール部と、離型層、紙基材、
裏面層からなる剥離部とからなり、該粘着剤層と該離型
層とが剥離可能に貼合された熱転写受像シートにおい
て、該シール基材として基材内部にミクロボイドを有す
るプラスチックフィルムを使用し、該プラスチックフィ
ルムの粘着剤層側に、支持体を積層したことを特徴とし
ている。また、前記のシール基材が、基材内部にミクロ
ボイドを有するポリプロピレンフィルムであることが好
ましい。また、前記の支持体が、110℃下で60秒放
置後の収縮率が0〜0.5%であることが好ましい。
【0008】さらに、前記の剥離部の離型層と裏面層
を、紙基材に押し出しコーティングにより形成すること
が好ましい。また、前記の剥離部の離型層と裏面層の厚
さが、裏面層の方が離型層よりも多いことが好ましい。
また、前記の受容層面がロールの外側となるように巻か
れた形状であることが好ましい。基材内部にミクロボイ
ドを有するプラスチックフィルムと支持体を積層したシ
ール基材の該プラスチックフィルム側に受容層を設け、
離型層、紙基材、裏面層からなる剥離部と、該離型層の
上に粘着剤層を形成し、または該シール基材の支持体上
に粘着剤層を形成し、支持体、粘着剤層、離型層の順に
積層するように貼合して熱転写受像シートを製造する方
法において、該剥離部側の貼合する時の張力が、該シー
ル基材の貼合時の張力よりも大きいことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】本発明は、少なくとも受容層、シール基材、粘
着剤層がこの順に積層されたシール部と、離型層、紙基
材、裏面層からなる剥離部とからなり、該粘着剤層と該
離型層とが剥離可能に貼合された熱転写受像シートにお
いて、該シール基材として基材内部にミクロボイドを有
するプラスチックフィルムを使用し、該プラスチックフ
ィルムの粘着剤層側に、支持体を積層した構成にしてい
るため、画像形成時の加熱により、上記プラスチックフ
ィルムの加熱された面側で収縮が起こることを、支持体
がくい止めて、熱転写受像シートのカールを発生させな
い。また、特に、シール基材に、基材内部にミクロボイ
ドを有するポリプロピレンフィルムを用いた場合、ポリ
プロピレンフィルムが受容層側に凹カールしやすく(図
4(b))、支持体がそのカールをくい止めるととも
に、熱転写受像シートの剥離部において、離型層と裏面
層の厚さを、裏面層の方が離型層よりも多くすることに
より、剥離部の紙基材は、厚さが多い裏面層側により収
縮して、剥離部を離型層側に凸カールにして(図4
(c))、熱転写受像シート全体のカール防止をより確
実にする。
【0010】また、熱転写受像シートにおいて、受容層
面がロールの外側となるように巻いた形状にすることに
より、受容層側に凸カールにして(図4(a))、画像
形成後のカールが発生することをより確実に防止するこ
とができる。さらに、基材内部にミクロボイドを有する
プラスチックフィルムと支持体を積層したシール基材の
該プラスチックフィルム側に受容層を設け、離型層、紙
基材、裏面層からなる剥離部と、該離型層の上に粘着剤
層を形成し、または該シール基材の支持体上に粘着剤層
を形成し、支持体、粘着剤層、離型層の順に積層するよ
うに貼合して熱転写受像シートを製造する方法におい
て、該剥離部側の貼合する時の張力が、該シール基材の
貼合時の張力よりも大きくすることにより、張力の大き
い剥離部側に凹カール、すなわち受容層側に凸カールに
して(図4(a))、画像形成後のカールが発生するこ
とをより確実に防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、好ましい実施の形態を挙
げて、本発明を更に詳しく説明する。図1は、本発明の
熱転写受像シートの一つの実施形態を示す断面図であ
る。受容層4、基材内部にミクロボイドを有するプラス
チックフィルム6と支持体7からなるシール基材5、粘
着剤層8がこの順に積層されたシール部2と、離型層
9、紙基材10、裏面層11がこの順に積層された剥離
部3とからなり、該粘着剤層8と該離型層9とが剥離可
能に貼合された熱転写受像シート1である。
【0012】(剥離部)本発明において使用する剥離部
3は、紙基材10の一方の面に離型層9を形成し、該紙
基材10の他方の面に裏面層11を形成したものであ
る。紙基材10は、例えば、上質紙、アート紙、軽量コ
ート紙、微塗工紙、コート紙、キャストコート紙、合成
樹脂またはエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含
浸紙、合成樹脂内添紙等が挙げられる。この中でも、安
価なコート紙が好ましく用いられる。紙基材10の厚み
は、10〜200μm程度である。
【0013】離型層3は、上記の紙基材10の上に、シ
リコーン系剥離剤やワックス系剥離剤を塗布して形成し
たり、ポリエチレン樹脂等を押し出しコーティングして
形成することができる。離型層3を均一に薄膜で形成す
るために、本発明ではポリエチレン樹脂の押し出しコー
ティングが好ましく行われる。使用するポリエチレン樹
脂の密度は0.935g/m3 以上が好ましく、その厚
さは5〜30μm程度である。また、離型層の最表面に
は粘着剤層との剥離性を向上させるため、シリコーン系
剥離剤やワックス系剥離剤を塗布しておくことが好まし
い。
【0014】また、紙基材10の他方の面に設ける裏面
層11は、プリンター搬送性の向上や、剥離部のカール
制御のために形成するものであり、樹脂塗工液にフィラ
ーを添加して、塗工して形成したり、ポリプロピレン樹
脂等を押し出しコーティングして形成することができ
る。裏面層11を均一に薄膜で形成するために、本発明
ではポリプロピレン樹脂の押し出しコーティングが好ま
しく行われる。裏面層の厚さは、裏面層の方が離型層よ
りも多くすることにより、図4(c)に示すように剥離
部を離型層側に凸カールにして、シール部の受容層側に
凹カールしやすい点(図4(b)参照)を相殺させる働
きがあり、好ましい。具体的には、裏面層の厚さは、1
0〜50μm程度である。このように熱転写受像シート
の剥離部において、離型層と裏面層の厚さは、裏面層の
方が離型層よりも多くすることにより、剥離部の紙基材
は、厚さが多い裏面層側により収縮して、剥離部を離型
層側に凸カールにして、画像形成後の熱転写受像シート
にカールが発生することをより確実に防止することがで
きる。
【0015】(粘着剤層)上記の本発明において使用す
る粘着剤層8は、従来公知の溶剤系及び水系のいずれの
粘着剤を用いて形成することができる。粘着剤として、
例えば、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル−
アクリル共重合体、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂や、
天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴムなどが挙げ
られる。粘着剤層8の塗工量は、約8〜30g/m2
(固形分)が一般的であり、従来公知の方法、すなわ
ち、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロール
コート等の方法で、紙基材の離型層上に塗布し、乾燥し
て粘着剤層8を形成する。また、粘着剤層8の粘着力
は、離型層3と粘着剤層6との剥離強度で、JISZ0
237準拠の180°による剥離方法において、100
〜1,700gの範囲、好ましくは700〜1,400
gの範囲にすることが望ましい。以上の如き粘着剤の種
類や、塗工量は、前記剥離基材の離型層上に粘着剤層8
を形成する際に、その剥離強度が前記範囲になるよう
に、選択して使用することが好ましい。
【0016】(シール基材)本発明の熱転写受像シート
におけるシール基材5としては、基材内部にミクロボイ
ドを有するプラスチックフィルム6と支持体7の積層体
である。シール基材は、高濃度、高解像度の画像品質を
確保するために、クッション性、断熱性を有する、基材
内部にミクロボイドを有するプラスチックフィルムを受
容層側に使用し、該プラスチックフィルムの粘着剤層側
に、支持体を積層して、画像形成時の加熱により、該プ
ラスチックフィルムの加熱された面側で収縮が起こるこ
とを、支持体がくい止めて、熱転写受像シートのカール
を防止するものである。
【0017】シール基材は、支持体の上に、ミクロボイ
ドを有する層を調整された塗工液を塗工して、形成する
こともできるが、ミクロボイドを有するプラスチックフ
ィルムを、予め二軸延伸法等により成膜して用意してお
き、そのプラスチックフィルムを支持体上にラミネート
して形成したり、ミクロボイドを有するプラスチックフ
ィルムを支持体に押し出しコーティングにより形成する
ことが好ましい。
【0018】ミクロボイドを有するプラスチックフィル
ム6としては、ポリオレフィン、特にポリプロピレンを
主体として、それに無機顔料及び/またはポリプロピレ
ンと非相溶なポリマーをブレンドし、これを発泡開始剤
として用い、これらの材料を延伸、成膜したプラスチッ
クフィルムが使用される。また、ミクロボイドを有する
プラスチックフィルムは、通常、二軸延伸で成膜され、
クッション性や熱収縮性を有している。このようなミク
ロボイドを有するプラスチックフィルムの熱収縮性は、
具体的には110℃下で60秒放置で、0.5〜2.5
%程度の収縮率である。
【0019】次に、支持体7としては、ミクロボイドを
有するプラスチックフィルムよりも熱収縮率等の熱的安
定性に優れたものが好ましく、具体的にはコート紙、ア
ート紙、グラシン紙、上質紙、キャストコート紙、その
他のセルロース繊維を主体とした紙や、PETフィル
ム、支持体内部にミクロボイドを有するPETフィル
ム、白色PETフィルム、アクリルフィルム等が挙げら
れる。このような支持体の熱収縮率は、110℃下で6
0秒放置で、0〜0.5%程度であり、ミクロボイドを
有するプラスチックフィルムの熱収縮率よりも低く、熱
的安定性に優れたものである。
【0020】上記のミクロボイドを有するプラスチック
フィルムと、支持体との積層方法としては、例えば、ド
ライラミネーション、ノンソルベント(ホットメルト)
ラミネーション、ECラミネーションすなわち押し出し
コーティング方法等の公知の積層方法が使用できるが、
好ましい方法はドライラミネーション及びノンソルベン
トラミネーション方法である。ノンソルベントラミネー
ション方法に好適な接着剤としては、例えば、武田薬品
工業株式会社製のタケネートA−720Lが挙げられ、
ドライラミネーションに好適な接着剤としては、例え
ば、武田薬品工業株式会社製のタケラックA969/タ
ケネートA−5(3/1)等が挙げられる。これらの接
着剤の使用量としては、固形分で約1〜8g/m2 、好
ましくは2〜6g/m2 の範囲である。
【0021】(受容層)上記のシール基材の上に形成さ
れる受容層4は、シール基材の上に直接または、プライ
マー層を介して、形成することができる。受容層4は、
熱溶融転写記録と昇華転写記録の各記録方式の違いによ
り、受容層の構成が異なる。また、熱溶融転写記録では
受容層を設けずに、シール基材に直接、熱転写シートか
ら着色転写層を熱転写することもできる。熱溶融転写記
録と昇華転写記録の受容層は、加熱により熱転写シート
から転写される色材を受容する働きを有するもので、特
に昇華性染料の場合には、それを受容し、発色させると
同時に、一旦受容した染料を再昇華させないことが望ま
れる。
【0022】受容層4は、一般に熱可塑性樹脂を主体と
して構成される。受容層を形成する材料としては、例え
ば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、塩化ビ
ニル・酢酸ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重
合体、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマー、ポ
リ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のポリエステル
系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチ
レンやプロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマー
との共重合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセ
テート等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート系樹脂
等が挙げられ、中でも特に好ましいものはポリエステル
系樹脂及び塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体及びそれら
の混合物である。
【0023】画像形成時において、着色転写層を有する
熱転写シートと、熱転写受像シートの受容層との融着若
しくは印画感度の低下等を防ぐ目的で、昇華転写記録で
は、受容層に離型剤を混合することができる。混合して
使用する好ましい離型剤としては、シリコーンオイル、
リン酸エステル系界面活性剤、フッ素系界面活性剤等が
挙げられるが、中でもシリコーンオイルが望ましい。そ
のシリコーンオイルとしては、エポキシ変性、ビニル変
性、アルキル変性、アミノ変性、カルボキシル変性、ア
ルコール変性、フッ素変性、アルキルアラルキルポリエ
ーテル変性、エポキシ・ポリエーテル変性、ポリエーテ
ル変性等の変性シリコーンオイルが望ましい。
【0024】離型剤は1種若しくは2種以上のものが使
用される。また、離型剤の添加量は受容層形成用樹脂1
00重量部に対し、0.5〜30重量部が好ましい。こ
の添加量の範囲を満たさない場合は、昇華型熱転写シー
トと熱転写受像シートの受容層との融着若しくは印画感
度の低下等の問題が生じる場合がある。このような離型
剤を受容層に添加することによって、転写後の受容層の
表面に離型剤がブリードアウトして離型層が形成され
る。また、これらの離型剤は受容層に添加せず、受容層
上に別途塗工してもよい。
【0025】受容層は、シール基材の上に上記の如き樹
脂に離型剤等の必要な添加剤を加えたものを適当な有機
溶剤に溶解したり、或いは有機溶剤や水に分散した分散
体を従来公知の方法、すなわち、グラビアコート、グラ
ビアリバースコート、ロールコート等の方法で、シール
基材の上に塗布し、乾燥して受容層4を形成する。上記
受容層の形成に際しては、受容層の白色度を向上させて
転写画像の鮮明度を更に高める目的で、白色顔料や蛍光
増白剤等を添加することができる。以上のように形成さ
れる受容層は任意の厚さでよいが、一般的には乾燥状態
で1〜50μmの厚さである。
【0026】また、このような受容層は連続被覆である
のが好ましいが、樹脂エマルジョン若しくは水溶性樹脂
や樹脂分散液を使用して、不連続の被覆として形成して
もよい。更に、熱転写プリンターの搬送安定化を図るた
めに受容層の上に、帯電防止剤である、脂肪酸エステ
ル、硫酸エステル、リン酸エステル、アミド類、4級ア
ンモニウム塩、ベタイン類、アミノ酸類、アクリル系樹
脂、エチレンオキサイド付加物等を溶剤に溶解又は分散
させたものを、乾燥時0.001〜0.1g/m2 の塗
工量で、帯電防止層を形成することができる。
【0027】以上のシール基材の上に受容層を形成し、
離型層、紙基材、裏面層からなる剥離部の離型層の上に
形成した粘着剤層と、シール基材の支持体側とを貼合し
て、本発明の熱転写受像シートが得られる。その貼合方
法は前記のミクロボイドを有するプラスチックフィルム
と、支持体との積層方法と同様の方法が挙げられる。但
し、粘着剤の種類を、該粘着剤層と該離型層とが剥離可
能になるように選定する必要がある。本発明の熱転写受
像シートは、枚葉状の形態でも、巻き芯にロール状に巻
かれた形状でもよい。ロール状の熱転写受像シートは、
受容層面がロールの外側となるように巻かれた形状であ
ることが好ましく、図4(a)に示すように受容層側に
凸カールにして、画像形成後のカールが発生することを
確実に防止することができる。
【0028】(熱転写受像シートの製造方法)本発明の
熱転写受像シートの製造方法は、基材内部にミクロボイ
ドを有するプラスチックフィルムと支持体を積層したシ
ール基材の該プラスチックフィルム側に受容層を設け、
離型層、紙基材、裏面層からなる剥離部と、該離型層の
上に粘着剤層を形成し、または該シール基材の支持体上
に粘着剤層を形成し、支持体、粘着剤層、離型層の順に
積層するように貼合して熱転写受像シートを製造する方
法において、該剥離部側の貼合する時の張力が、該シー
ル基材の貼合時の張力よりも大きくすることにより、張
力の大きい剥離部側に凹カール、すなわち図4(a)に
示すように受容層側に凸カールにして、画像形成後に受
容層側に凹カール(図4(b))しやすい点を防止し
て、熱転写受像シート全体のカールが発生することをよ
り確実に防止することができる。
【0029】但し、上記の剥離部側の貼合する時の張力
と、シール基材の貼合時の張力とはどちらも、両者を貼
り合わす前のそれぞれの張力であり、貼り合わせた後は
一体となっているものである。上記の粘着剤層をシール
基材の支持体上に設けても、また離型層の上に設けても
いずれも良いが、支持体側に粘着剤層が密着し、最終形
態の熱転写受像シートで、剥離部を剥がした時に、粘着
剤層が離型層側でなく、支持体側に残れる必要がある。
それには、支持体側にコロナ放電処理や易接着処理を施
すことが好ましく行われる。また、離型層の最表面には
シリコーン系剥離剤やワックス系剥離剤を塗布しておく
ことが好ましい。
【0030】以上のように形成された本発明の熱転写受
像シートに画像を形成する方法は、従来公知の昇華型熱
転写方式または熱溶融型熱転写方式でよく、例えばイエ
ロー、シアン及びマゼンタの3色の着色転写層を面順次
に有する熱転写シートを用いて、公知のサーマルヘッド
方式の熱転写プリンターによって所望のフルカラー画像
を熱転写受像シートの受容層に形成する。次に、その画
像形成された受容層を含み、シール基材と粘着剤層も含
有したシール部を剥離部から剥離して、任意の物品に貼
着することができる。
【0031】
【実施例】以下に実施例及び比較例をあげて、本発明を
さらに具体的に説明する。尚、文中部または%とあるの
は重量基準である。 (実施例1)基材内部にミクロボイドを有するプラスチ
ックフィルムとして、2軸延伸ポリプロピレンフィルム
(東洋紡績(株)製 トヨパールSS P4255 3
5μm厚、110℃下で60秒放置後の熱収縮率0.8
%)を用い、支持体はPETフィルム(38μm厚、1
10℃下で60秒放置後の熱収縮率0%)を用い、該ミ
クロボイドを有するプラスチックフィルムと支持体を、
接着剤を固形分3.0〜4.0g/m2 で、ドライラミ
ネーション法により積層し、シール基材を作製した。そ
のシール基材のミクロボイドを有するプラスチックフィ
ルムの上に、下記組成の受容層をグラビアリバースコー
トで、固形分で塗工量4g/m2 で形成し、さらにシー
ル基材の支持体側に、下記組成の粘着剤層をグラビアコ
ートで、固形分で塗工量8g/m2 で形成し、シール部
を作製した。
【0032】受容層塗工液 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 12.0部 (電気化学工業(株)製、#1000A) エポキシ変性シリコーン 0.8部 (信越化学工業(株)製、X−22−3000T) アミノ変性シリコーン 0.24部 (信越化学工業(株)製、X−22−1660B−3) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 60.0部
【0033】粘着剤層塗工液 アクリル共重合体(綜研化学(株)製、SKダイン1310L) 48部 エポキシ樹脂(綜研化学(株)製、硬化剤E−AX) 0.36部 酢酸エチル 51.64部
【0034】一方、紙基材として、コート紙(日本加工
製紙(株)製、NKハイコート 坪量73.3g/
2 )を用い、その一方の面に押し出しコーティングに
より下記のポリエチレン樹脂層を厚さ15μmになるよ
うに形成し、さらにそのコート紙の他方の面に、裏面層
として、押し出しコーティングにより下記のポリプロピ
レン樹脂層を厚さ35μmとなるように形成し、剥離部
を作製した。但し、上記のポリエチレン樹脂層の上に、
下記組成のシリコーン塗工液をグラビアコートにより固
形分で0.1g/m2 で塗工し、離型層とした。シリコーン塗工液 付加重合型シリコーン(信越化学工業製、KS847H) 100部 トルエン 200部
【0035】以上のシール部と剥離部を、粘着剤層と離
型層とを接するように、ドライラミネーション法にて、
貼り合わせて、外径165mmのコアに受容層がロール
の外側となるように巻き取り、ロール状の実施例1の熱
転写受像シートを作製した。但し、貼り合わせの時に、
剥離部側の貼合する時の張力が、シール部の貼合時の張
力よりも大きくした。(剥離部側の張力13.0kg/
300mm巾、シール部の張力3.0kg/300mm
巾)
【0036】(実施例2)実施例1で使用した支持体を
内部にミクロボイドを有するポリエチレンテレフタレー
トフィルム(38μm厚、110℃下で60秒放置後の
熱収縮率0.5%)に変更した以外は、実施例1と同様
にして、実施例2のロール状熱転写受像シートを作製し
た。
【0037】(比較例1)実施例1で使用した支持体を
省いた以外は、実施例1と同様にして、比較例1のロー
ル状熱転写受像シートを作製した。 (比較例2)実施例1で使用した裏面層を省いた以外
は、実施例1と同様にして、比較例2のロール状熱転写
受像シートを作製した。
【0038】以上の実施例と比較例の各ロール状熱転写
受像シートを、以下の条件にて熱転写による画像を形成
した。イエロー、マゼンタ、シアンの3色の染料層を面
順次に有する熱転写シート(三菱電機株式会社製CP−
700用)と上記の各ロール状熱転写受像シートとを用
いて、熱転写プリンター(三菱電機株式会社製CP−7
00)にて、一定のテストパターンの画像を形成した。
【0039】(評価方法)上記の熱転写プリンターでの
各熱転写受像シートの搬送性と、上記条件の画像形成前
と後の各熱転写受像シートのシート状態でのカール状況
と、得られた画像形成物の画像品質について、評価し
た。搬送性 熱転写プリンターでの各熱転写受像シートの搬送性、す
なわち搬送中に受像シートの端が擦れていないか(受像
シートのカールのため)、連続した受像シートをカッタ
ーで切断後、排出する時に詰まりが生じないかを調べ
た。評価の判断基準は以下の通りである。 ○:搬送中に受像シートの端が擦れたり、排出する時の
詰まりが全くなく、搬送性が良好である。 ×:搬送中に受像シートの端に擦れた部分があり、また
排出する時に詰まりが発生し、搬送性が悪い。
【0040】カール 画像形成前と後の各熱転写受像シートを、140mm×
110mmに切断し、但しロール状の連続した受像シー
トを流れ方向に140mmで、巾110mmに切断し、
図5(d)に示すように熱転写受像シートが受容層面が
凹カールの場合には、1枚ずつ受容層面を上にして、水
平な面に置いて、4隅または4辺の水平面からの高さを
JIS1級金尺にて測定し、その最大高さを評価値とし
て、数値は+(プラス)表記とする。一方、図5(e)
に示すように熱転写受像シートが受容層面が凸カールの
場合には、受容層面を下にして、水平な面に置いて、同
様に4隅または4辺の水平面からの最大高さを評価値と
して、数値は−(マイナス)表記とする。
【0041】上記のカール評価値をもとに、以下の判断
基準によりカール状況を評価する。 ○:画像形成前は、受容層面が凸カールで、カール評価
値が−20mm以上0mm(フラット)以下であり、画
像形成後は、カール評価値が−10mm以上0mm(フ
ラット)以下であり、良好である。 △:画像形成前は、受容層面が凸カールで、カール評価
値が−10mm以上0mm(フラット)以下であり、画
像形成後は、カール評価値が0mm(フラット)以上+
10mm以下であり、ほぼ良好である。 ×:画像形成前において、既に受容層面が凹カールで、
画像形成後は、さらにその凹カールが増大し、不良であ
る。
【0042】画像品質 上記の画像形成条件にて得られた画像物について、テス
トパターンの発色度合と画像再現性を目視して調べた。
評価の判断基準は以下の通りである。 ○:テストパターンの発色度合と画像再現性とも、良好
である。 △:テストパターンの部分的に発色が低下しているとこ
ろがある。
【0043】(評価結果)評価結果を下記表1に示す。
【表1】
【0044】
【発明の効果】以上の通り、本発明の熱転写受像シート
は、少なくとも受容層、シール基材、粘着剤層がこの順
に積層されたシール部と、離型層、紙基材、裏面層から
なる剥離部とからなり、該粘着剤層と該離型層とが剥離
可能に貼合されたもので、該シール基材として基材内部
にミクロボイドを有するプラスチックフィルムを使用
し、該プラスチックフィルムの粘着剤層側に、支持体を
積層した構成にしているため、画像形成時の加熱によ
り、上記プラスチックフィルムの加熱された面側で収縮
が起こることを、支持体がくい止めて、熱転写受像シー
トのカールを発生させない。
【0045】さらに、特に、シール基材に、基材内部に
ミクロボイドを有するポリプロピレンフィルムを用いた
場合、ポリプロピレンフィルムが受容層側に凹カールし
やすく、支持体がそのカールをくい止めるとともに、熱
転写受像シートの剥離部において、離型層と裏面層の厚
さを、裏面層の方が離型層よりも多くすることにより、
剥離部を離型層側に凸カールにして、熱転写受像シート
のカール防止をより確実にすることができる。したがっ
て、プリンターでの排出時に詰まりが生じたり、熱転写
受像シートのプリンター搬送中に端が擦れるようなこと
がなく、さらに、シール基材としてクッション性と断熱
性のある、基材内部にミクロボイドを有するプラスチッ
クフィルムを使用しているので、高濃度、高解像度の優
れた画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写受像シートの一つの実施形態を
示す断面図である。
【図2】熱転写画像が形成された従来の熱転写受像シー
トの断面図である。
【図3】剥離したシール部を他物品に貼着した状態を説
明する図である。
【図4】熱転写受像シート及び剥離部の凸カール、凹カ
ールを説明する概略図である。
【図5】熱転写受像シートのシート状態でのカール状況
を評価する際の測定方法と表記方法を説明する概略図で
ある。
【符号の説明】
1 熱転写受像シート 2 シール部 3 剥離部 4 受容層 5 シール基材 6 基材内部にミクロボイドを有するプラスチックフ
ィルム 7 支持体 8 粘着剤層 9 離型層 10 紙基材 11 裏面層 12 画像 13 物品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも受容層、シール基材、粘着剤
    層がこの順に積層されたシール部と、離型層、紙基材、
    裏面層からなる剥離部とからなり、該粘着剤層と該離型
    層とが剥離可能に貼合された熱転写受像シートにおい
    て、該シール基材が基材内部にミクロボイドを有するプ
    ラスチックフィルムを使用し、該プラスチックフィルム
    の粘着剤層側に、支持体を積層した構成であることを特
    徴とする熱転写受像シート。
  2. 【請求項2】 前記の基材内部にミクロボイドを有する
    プラスチックフィルムが、ポリプロピレンフィルムであ
    ることを特徴とする上記の請求項1に記載する熱転写受
    像シート。
  3. 【請求項3】 前記の支持体は、110℃下で60秒放
    置後の収縮率が0〜0.5%であることを特徴とする上
    記の請求項1に記載する熱転写受像シート。
  4. 【請求項4】 前記の剥離部の離型層と裏面層を、紙基
    材に押し出しコーティングにより形成したことを特徴と
    する上記の請求項1に記載する熱転写受像シート。
  5. 【請求項5】 前記の剥離部の離型層と裏面層の厚さ
    は、裏面層の方が離型層よりも多いことを特徴とする上
    記の請求項1に記載する熱転写受像シート。
  6. 【請求項6】 前記の受容層面がロールの外側となるよ
    うに巻かれた形状であることを特徴とする上記の請求項
    1に記載する熱転写受像シート。
  7. 【請求項7】 基材内部にミクロボイドを有するプラス
    チックフィルムと支持体を積層したシール基材の該プラ
    スチックフィルム側に受容層を設け、離型層、紙基材、
    裏面層からなる剥離部と、該離型層の上に粘着剤層を形
    成し、または該シール基材の支持体上に粘着剤層を形成
    し、支持体、粘着剤層、離型層の順に積層するように貼
    合して熱転写受像シートを製造する方法において、該剥
    離部側の貼合する時の張力が、該シール基材の貼合時の
    張力よりも大きいことを特徴とする熱転写受像シートの
    製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003335083A (ja) * 2002-05-23 2003-11-25 Dainippon Printing Co Ltd 印字記録媒体、定期券、及びその製造方法
JP2013123887A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シートと、印画物及びその印画物の製造方法
WO2019189365A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 大日本印刷株式会社 シール型熱転写受像シート
JP2020082560A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 株式会社巴川製紙所 熱転写受像シート

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