JPH1036696A - 反応性染料、それらの製造及びそれらの用途 - Google Patents
反応性染料、それらの製造及びそれらの用途Info
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- JPH1036696A JPH1036696A JP9100055A JP10005597A JPH1036696A JP H1036696 A JPH1036696 A JP H1036696A JP 9100055 A JP9100055 A JP 9100055A JP 10005597 A JP10005597 A JP 10005597A JP H1036696 A JPH1036696 A JP H1036696A
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Abstract
を有し、光−及び湿潤堅牢性を有する染色物を得ること
のできる新規な染料を提供すること。 【解決手段】 式(1): 【化26】 (式中、Bは、脂肪族架橋員;(R)nは、C1 −C4 ア
ルキル、ハロゲン、スルホなどの同一又は異なるn個の
基;nは、0、1又は2;R1 、R1 ′、R2 及びR
2 ′は、水素又は置換若しくは非置換C1 −C4 アルキ
ル;X1 及びX2 は、ハロゲン、3−カルボキシピリジ
ン−1−イルなど;Zは、基:−CHX−CH2 −X又
は−CX=CH2 ;Xは、ハロゲン;Dは、ベンゼン又
はナフタレン系列のジアゾ成分の基;p、q及びtは、
0又は1の数)の化合物。
Description
料、それらの製造方法及び織物繊維材料を染色又は捺染
するためのそれらの用途に関する。
染色物の品質及び染色工程の有効性に関する要求が増大
している。したがって、適用に関して特に改善された特
性を有する新規な染料への要求が依然として存在してい
る。
の良好な易洗い落し性を示す反応性染料が、染色のため
に現在必要とされている。それらは、良好な着色収率を
示すべきであり、高い反応性を有すべきであり、特に高
い固着度を有する染色物を製造すべきである。これらの
必要性は、既知の染料によりすべての特性については達
成されていない。
程度に有する、新規な、改善された反応性染料を見い出
す目的に基づいている。特に、この新規な染料は、高い
固着収率及び高い繊維−染料結合安定性、及び更に繊維
に固着していない部分は容易に洗い落とせるべきであ
る。それらは、更に全般的な特性、例えば光−及び湿潤
堅牢性を有する染色物を製造すべきである。
反応性染料により十分に達成されることが見い出されて
いる。
(R)nは、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
シ、ハロゲン及びスルホよりなる群からの同一又は異な
るn個の基であり、nは、0、1又は2の数であり、R
1 、R1 ′、R2 及びR2 ′は、互いに独立して、それ
ぞれ水素又は置換若しくは非置換C1 −C4 アルキルで
あり、X1 及びX2 は、互いに独立して、それぞれハロ
ゲン、3−カルボキシピリジン−1−イル又は3−カル
バモイルピリジン−1−イルであり、Zは、基:−CH
X−CH2 −X又は−CX=CH2 であり、ここでX
は、ハロゲンであり、Dは、ベンゼン又はナフタレン系
列のジアゾ成分の基であり、そしてp、q及びtは、互
いに独立して、それぞれ0又は1の数である)で示され
る化合物に関する。
適には2〜8個のスルホ基を含み、そのそれぞれは、そ
の遊離の酸の形態、又は好適にはその塩の形態かで存在
している。塩は、例えばアルカリ金属、アルカリ土類金
属若しくはアンモニウム塩、有機アミンの塩、又はそれ
らの混合物である。例は、ナトリウム、リチウム、カリ
ウム若しくはアンモニウム塩、モノ−、ジ−若しくはト
リエタノールアミン又はNa/Li若しくはNa/Li
/NH4 混合塩である。
C2 −C12アルキレン(これは、非置換であるか、又は
ヒドロキシル、C1 −C4 アルコキシ、スルファト若し
くはスルホで置換されており、及び/又は−O−若しく
は−NR3 −(ここで、R3は、水素又はC1 −C4 ア
ルキル、好適には水素、メチル又はエチル、特に好適に
は水素である)で、1か所又は数か所で中断されてい
る)である。Bは、好適には直鎖又は分岐のC2 −C6
アルキレン(これは、非置換であるか、又はヒドロキシ
ル、スルホ若しくはスルファトで置換されている)、特
に好適には非置換の直鎖又は分岐のC2 −C6 アルキレ
ンである。特に好適な基:Bの例は、1,2−エチレ
ン、1,3−プロピレン、2−ヒドロキシ−1,3−プ
ロピレン、1,4−ブチレン、2−メチル−1,5−ペ
ンチレン、1,6−ヘキシレン、特に1,2−プロピレ
ンである。
には0の数であり、好適な実施態様ではtは、0であ
り、別の好適な実施態様では1の数である。
R1 ′、R2 及びR2 ′は、例えばメチル、エチル、n
−若しくはイソプロピル又はn−、 sec−、tert−若し
くはイソブチル(これらは、非置換であるか、又は例え
ばヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシル、
シアノ、ハロゲン、C1 −C4 アルコキシカルボニル若
しくはカルバモイルにより置換されている)であってよ
い。
ぞれ好適には水素又はC1 −C4 アルキル、特に好適に
は水素、メチル、又はエチル、特に好適には水素であ
る。
ぞれ好適には水素又はC1 −C4 アルキル(これは、非
置換であるか、又はヒドロキシルにより置換されてい
る)、特に水素、メチル、エチル又はβ−ヒドロキシエ
チル、特に好適には水素である。
れ好適にはフルオロ又はクロロである。X1 及びX2
は、同一又は異なることができる。X1 は、特に好適に
はクロロである。
適にはブロモである。
又はスルホ、特に好適にはスルホ、メチル又はメトキシ
である。
好適には1の数である。
スルホよりなる群からの1又は2個の同一又は異なる基
であり、特に好適には1又は2個のスルホ基である。
は、非置換であるか、又は染料中の慣用の基により更に
置換されている)である。
は、例えば:C1 −C12アルキル、特にC1 −C4 アル
キル(これは、一般的にメチル、エチル、n−若しくは
イソプロピル又はn−、イソ−、 sec−若しくはtert−
ブチルを含む)、C1 −C8アルコキシ、特にC1 −
C4 アルコキシ(これは、一般的にメトキシ、エトキ
シ、n−若しくはイソプロポキシ又はn−、イソプロポ
キシ又はn−、イソ−、 sec−若しくはtert−ブトキシ
を意味するとして理解される)、C1 −C4 アルコキシ
(これは、アルキル部分が、例えばヒドロキシル、C1
−C4 アルコキシ又はスルファト、例えば2−ヒドロキ
シエトキシ、3−ヒドロキシプロポキシ、2−スルファ
トエトキシ、2−メトキシエトキシ若しくは2−エトキ
シエトキシで置換されている)、アセチルアミノ若しく
はプロピオニルアミノのような2〜8個の炭素原子を含
むアシルアミノ、特にC2 −C4 アルカノイルアミノ
基、ベンゾイルアミノ又はメトキシカルボニルアミノ若
しくはエトキシカルボニルアミノのようなC2 −C4 ア
ルコキシカルボニルアミノ基、2〜8個、特に2〜4個
の炭素原子を含むアルカノイル基、例えばアセチル又は
プロピオニル、ベンゾイル、C1 −C4 アルコキシカル
ボニル(これは、一般的に例えばメトキシカルボニル又
はエトキシカルボニルを含む)、メチルスルホニル又は
エチルスルホニルのようなC1 −C4 アルキルスルホニ
ル、フェニル−又はナフチルスルホニル、トリフルオロ
メチル、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、ハロゲン(こ
れは、一般的にフルオロ、ブロモ又は特にクロロを含
む)、カルバモイル、N−メチルカルバモイル又はN−
エチルカルバモイルのようなN−C1 −C4 アルキルカ
ルバモイル、スルファモイル、N−メチルスルファモイ
ル、N−エチルスルファモイル、N−プロピルスルファ
モイル、N−イソプロピルスルファモイル又はN−ブチ
ルスルファモイルのようなN−C1 −C4 アルキルスル
ファモイル、N−(β−ヒドロキシエチル)スルファモ
イル、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチル)スルファモ
イル、N−フェニルスルファモイル、ウレイド、カルボ
キシル、スルホメチル、スルホ、スルファト又は式
(2)〜(6):
置換C1 −C4 アルキルであり、Yは、ビニル又は基−
CH2 −CH2 −U(ここで、Uはアルカリ条件下で開
裂されることができる基である)であり、rは、1〜6
の整数であり、Zは、上記と同義であり、X′は、アニ
オンとして開裂することができる基であり、V1 は、フ
ルオロ又はクロロであり、V2 は、クロロ、ニトロ、シ
アノ、C1 −C4 アルキルスルホニル、カルボキシル、
ヒドロキシル、C1 −C4 アルコキシスルホニル、C1
−C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルコキシカ
ルボニル又はC2 −C4 アルカノイルであり、そしてV
は、アニオンとして開裂することができる基、非−反応
性置換基又は式(7a)〜(7b):
非置換C1 −C4 アルキルであり、arylene は、フェニ
レン又はナフチレン基(これらは、非置換であるか、又
はスルホ、カルボキシル、C1 −C4 アルキル、C1 −
C4 アルコキシ又はハロゲンで置換されている)であ
り、そしてZ及びYは、上記と同義であり、好適なもの
も同義である)の基のいずれかである)である。
びR4 ′は、例えばメチル、エチル、n−若しくはイソ
プロピル又はn−、 sec−、tert−若しくはイソブチル
(これは、非置換であるか、又は例えばヒドロキシル、
スルホ、スルファト、カルボキシル、シアノ、ハロゲ
ン、C1 −C4 アルコキシカルボニル又はカルバモイル
で置換されている)である。
ぞれ水素又はC1 −C4 アルキル、特に好適には水素、
メチル又はエチルであり、特に好適には水素である。
脱離基Uが、例えば−Cl、−Br、−F、−OSO3
H、−SSO3 H、−OCO−CH3 、−OPO3 H
2 、−OCO−C6 H5 、−OSO2 −C1 −C4 アル
キル又は−OSO2 −N(C1−C4 アルキル)2である
ことができる。Uは、好適には式−Cl、−OSO3
H、−SSO3 H、−OCO−CH3 、−OCO−C6
H5 又は−OPO3 H2 、特に−Cl又は−OSO3
H、特に好適には−OSO3 Hである。
ル、β−スルファトエチル、β−チオスルファトエチ
ル、β−アセトキシエチル、β−フェノキシエチル又は
β−ホスファトエチルであり、特に好適にはβ−スルフ
ァトエチル又はビニルである。
特に好適には2又は3の数であり、特に好適には2の数
である。
のも定義されている。
モ、スルホ、C1 −C4 アルキルスルホニルであり、好
適にはフルオロ又はクロロである。
の一つは、好適にはクロロである。
チルスルホニルである。V2 は、好適にはクロロであ
る。
り、特に1,3−又は1,4−フェニレン基(これら
は、非置換であるか、又は例えばスルホ、メチル、メト
キシ又はカルボキシルであ置換されている)である。
することができる)は、例えばフルオロ、クロロ、ブロ
モ、スルホ、C1 −C4 アルキルスルホニル又はフェニ
ルスルホニルであり、好適にはフルオロ又はクロロであ
る。
ル;C1 −C4 アルコキシ;C1 −C4 アルキルチオ;
アミノ(これは、C1 −C8 アルキルによりモノ−又は
ジ−置換されており、アルキルは非置換であるか、又は
例えばスルホ、スルファト、ヒドロキシル、カルボキシ
ル若しくはフェニルで、特にスルホ若しくはヒドロキシ
ルで更に置換されており、中断されていないか、又は基
−O−で中断されている);シクロヘキシルアミノ;モ
ルホリノ;N−C1 −C4 アルキル−N−フェニルアミ
ノ又はフェニルアミノ又はナフチルアミノ(ここで、フ
ェニル又はナフチルは、非置換であるか、又は例えばC
1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、カルボキシ
ル、スルホ又はハロゲンにより置換されている)である
ことができる。
ノ、メチルアミノ、エチルアミノ、β−ヒドロキシエチ
ルアミノ、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルアミノ、
β−スルファトエチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、
モルホリノ、o−、m−又はp−クロロフェニルアミ
ノ、o−、m−又はp−メチルフェニルアミノ、o−、
m−又はp−メトキシフェニルアミノ、o−、m−又は
p−スルホフェニルアミノ、ジスルホフェニルアミノ、
o−カルボキシフェニルアミノ、1−又は2−ナフチル
アミノ、1−スルホ−2−ナフチルアミノ、4,8,−
ジスルホ−2−ナフチルアミノ、N−エチル−N−フェ
ニルアミノ、N−メチル−N−フェニルアミノ、メトキ
シ、エトキシ、n−又はイソプロポキシ及びヒドロキシ
ルである。
N−モノ−又はN,N−ジ−C1 −C4 アルキルアミノ
(ここで、アルキル部分は非置換であるか、又はヒドロ
キシル、スルファト若しくはスルホ置換されており、中
断されていないか、又は基−O−で中断されている);
モルホリノ;フェニルアミノ又はN−C1 −C4 アルキ
ル−N−フェニルアミノ(ここで、フェニルは、それぞ
れの場合に、非置換であるか、又はスルホ、メチル又は
メトキシで置換されている)である。Vは、特に好適に
は、N−モノ−又はN,N−ジ−C1 −C4 アルキルア
ミノ(ここで、アルキル部分は非置換であるか、又はヒ
ドロキシル若しくはスルホ置換されており、中断されて
いないか、又は基−O−で中断されている)である。
b)のそれら、特に式(7a)のそれらである。これら
の中で、Zは、好適には基−CHBr−CH2 −Br又
は−CBr=CH2 であり、そしてYは、ビニル又はβ
−スルファトエチルである。
モノ−又はN,N−ジ−C1 −C4アルキルアミノ(こ
こで、アルキル部分は非置換であるか、又はヒドロキシ
ル若しくはスルホ置換されており、かつ中断されていな
いか、又は基−O−で中断されている);又は式(7
a)〜(7b)の反応性基である。
−ジ−C1 −C4 アルキルアミノ(ここで、アルキル部
分は非置換であるか、又はヒドロキシル若しくはスルホ
置換されており、かつ中断されていないか、又は基−O
−で中断されている);又は式(7a)又は(7b)の
反応性基である。
特に式(7a)の反応性基である。
(4)又は(5)、特に式(2)、(3)又は(5)、
好適には(2)又は(3)のそれらである。それらの中
で、Zは、好適には基CHBr−CH2 −Br又は−C
Br=CH2 であり、そしてYは、ビニル又はβ−スル
ファトエチルである。
ならば、それらは、好適にはスルホ、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ又はハロゲンであり、特に好
適にはスルホ、メチル又はメトキシである。
b)又は(8c):
アルキル、C1 −C4 アルコキシ及びハロゲンよりなる
群からの同一又は異なるv個の基であり、vは、0、
1、2又は3の数であり、sは、0又は1の数であり、
そしてY、X′及びVは、上記と同義であり、好適なも
のも同義である)で示される基である。上記に定義され
た(8a)及び(8b)の基Dが、好適である。特に好
適な基Dは、上記に定義した式(8a)を有し、ここで
は(R′)vはメチル、メトキシ及びスルホよりなる群か
らの同一又は異なるv個の基であり、Yはビニル又はβ
−スルファトエチルであり、vは0、1又は2の数であ
り、sは0又は1の数であり、ここで(v+s)の合計
は≧1である。
定義した式(1)を有し、ここではBが直鎖又は分岐の
C2 −C6 アルキレン(これは、非置換であるか、又は
ヒドロキシル、スルホ又はスルファトで置換されてい
る)であり、(R)nが、C1 −C4 アルキル、C1 −C
4 アルコキシ及びスルホよりなる群からの同一又は異な
るn個の基であり、nが、0、1又は2の数であり、R
1 及びR1 ′が、互いに独立して、それぞれ水素又はC
1 −C4 アルキルであり、R2 及びR2 ′が、互いに独
立して、それぞれ水素又はC1 −C4 アルキル(これ
は、非置換であるか、又はヒドロキシルで置換されてい
る)であり、X1 及びX2 が、互いに独立して、それぞ
れクロロ又はフルオロであり、Zが、基:−CHX−C
H2 −X又は−CX=CH2 であり、Xが、クロロ又は
ブロモであり、Dが、フェニル又はナフチル基(これら
は、非置換であるか、又はスルホ、C1 −C4 アルキ
ル、C1−C4 アルコキシ、ハロゲン又は繊維−反応性
基:−SO2 −Yにより置換されている)であり、Y
が、ビニル又はβ−スルファトエチルであり、p、q及
びtが、互いに独立して、それぞれ0又は1の数であ
る。
又は−CX=CH2 であり、(R)nは、スルホ、メチル
及びメトキシよりなる群からの同一又は異なる0〜2個
の基であり、X1 は、クロロであり、R1 ′は、水素、
メチル又はエチルであり、qは、0又は1の数であり、
Dは、上記に定義され、好適なものも上記に定義されて
おり、特にDは、式(8a):
びスルホよりなる群からの同一又は異なるv個の基であ
り、Yは、ビニル又はβ−スルファトエチルであり、v
は、0、1又は2の数であり、sは、0又は1である
が、(v+s)の合計は≧1である)の基である)の化
合物である。
ホ基が、3位に結合しており; (iii)qが、0の数であり、基:−NR1 が、右側のア
ミノナフトールスルホン酸の6位に結合しており; (iv)Dが、フェニル基(これは、メチル、メトキシ及
びスルホよりなる群からの同一又は異なる1〜3個の基
であり、そして (V)Dが、フェニル基(これは基:−SO2 −Yによ
り置換されており、ここでYは上記に定義されており、
好適なものも定義されており、更なる基を有しないか、
又はメチル、メトキシ又はスルホにより更に置換されて
いる)であるそれらである。
b):
又は−CX=CH2 であり、(R)nは、スルホ、メチル
及びメトキシよりなる群からの同一又は異なる0〜2個
の基であり、X1 は、クロロであり、X2 は、クロロ又
はフルオロであり、R1 ′は、水素、メチル又はエチル
であり、R2 及びR2 ′は、互いに独立して、それぞれ
水素、メチル、エチル、β−ヒドロキシエチルであり、
qは、0又は1の数であり、Dは、上記に定義され、好
適なものも上記に定義されており、特にDは、式(8
a):
びスルホよりなる群からの同一又は異なるv個の基であ
り、Yは、ビニル又はβ−スルファトエチルであり、v
は、0、1又は2の数であり、sは、0又は1である
が、(v+s)の合計は≧1である)の基である)の化
合物である。
るための方法であって、それぞれの場合に、いかなる順
序においてもよく、式(9a)〜(11a):
が1の数の場合には、下記式(11b)及び(12)
1 ′、R2 、R2 ′、X1 、X2 、Z、p、q及びt
は、それぞれの場合に上記に定義されている)の化合物
約1モル当量を、付加的に反応させることを特徴とする
方法に関する。
化並びに式(10a)及び(10b)の化合物、又は式
(10a)及び(10b)の化合物の反応生成物、又は
適切ならば、式(10b)及び(11b)及び(12)
の化合物へのそれらのカップリングは、通常の方法、例
えば鉱酸中、例えば塩酸溶液中で式(9a)又は(9
b)の化合物を亜硝酸塩、例えば亜硝酸ナトリウムと、
低温、例えば0〜5℃でジアゾ化し、次いでその生成物
を相当するカップリング成分と、中性〜やや酸性の媒
体、例えばpH5〜6.5かつ低温、例えば0〜30℃で
カップリングさせることにより行われる。
(11b)及び(12)の化合物の間の縮合反応は、一
般的に既知の方法と類似に、一般に水性溶液中、例えば
0〜50℃、pH例えば4〜10で行われる。
に変えることができる。
(11b)及び(12)の化合物は、知られているか、
又は既知化合物と類似に調製することができる。
維−反応性化合物は、セルロースのヒドロキシル、羊毛
及びシルクの場合のアミノ、カルボキシル、ヒドロキシ
ル又はチオール、並びに合成ポリアミドのアミノ、適切
な場合にカルボキシル基と反応し、共有化学結合を形成
することができるそれらを意味すると理解されるべきで
ある。
窒素含有繊維材料のような広い範囲の材料を染色又は捺
染するために適切である。例は、絹、皮革、羊毛、ポリ
アミド繊維及びポリウレタン、特にセルロース性繊維材
料のすべてのタイプである。そのようなセルロース性繊
維材料は、例えば木綿、リネン及びヘンプのような天然
由来セルロース繊維、並びにセルロース及び再生セルロ
ースである。本発明の染料は、また配合繊維、例えば木
綿とポリエステル繊維又はポリアミド繊維との混合物に
含まれているヒドロキシル基を含む繊維を染色又は捺染
するのに適切である。本発明の染料混合物及び染料は、
セルロース性繊維材料を染色又捺染するのに特に適切で
ある。それらは、更に天然由来又は合成ポリアミド繊維
材料を染色又は捺染するに特に適切である。
な手段、特に水性染料溶液の形態及び染色捺染糊料の形
態でそれは固着される。それらは、浸染法及びパッド染
色法による両方に適切であり、そこでは製品は、水性染
料溶液に浸され、適切ならばそれは塩を含み、次いでア
ルカリ処理した後、又はアルカリの存在下に、適切なら
ば熱の作用で、又は数時間の室温での貯蔵により染料は
固着される。固着した後、染色物又は捺染物は、適切な
らば、拡散作用を有し、非−固着部分の拡散を促進する
試剤を添加して冷及び熱水で十分に濯がれる。
能力及び非常に良好な付着能力で特徴づけられる。それ
らは、したがって、低い染色温度での浸染法により行う
ことができ、パッド−スチームでは短い蒸気時間を必要
とするに過ぎない。固着の程度は高く、非−固着部分
は、容易に洗い除くことができ、浸染の程度と固着の程
度の差は、顕著に低く、すなわち洗濯損失が非常に低
い。本発明の染料及び特に本発明の染料混合物は、木綿
の捺染に適切であるばかりではなく、窒素含有繊維、例
えば羊毛若しくは絹、又は羊毛若しくは絹を含む配合繊
維を捺染するに特に適切である。
は、酸性及びアルカリ範囲の両方で、高い色強度、高い
繊維−染料結合安定性、良好な光堅牢特性、及び水、海
水、交差染色又は発汗堅牢性のような良好な湿潤特性、
並びにシワに対する良好な特性、アイロン堅牢性及び摩
擦堅牢性を与える。
ものである。温度は℃で表され、部は重量部であり、特
に断らない限り、パーセントデータは、重量%である。
重量による部は、キログラム対するリットルのように、
容量による部と同じ関係にある。
及びリン酸水素2ナトリウム5部、並びに湿潤剤と共
に、十分に激しく混合した。1−アミノ−8−ヒドロキ
シナフタレン−3,6−ジスルホン酸(H酸)32部の
中性溶液を、この懸濁液に反応混合物がpH3を越えない
ように、滴下により加えた。その後、水酸化ナトリウム
を加えて、更に2時間このpHを3に維持した(反応混合
物1)。
チル水素スルファート28部を、水300部に懸濁し、
pH6で炭酸ナトリウム溶液で溶解し、この溶液を0℃に
冷却し、亜硝酸ナトリウム7部、氷50部及び濃HCl
の30部を加え、ジアゾ化を2時間行った。その後、過
剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で分解した(ジアゾ溶液
1)。
せ、3時間かけて酢酸ナトリウムでそのpHを3.5に上
昇させ、温度を0〜5℃に維持した。次いで、この溶液
を、30〜35℃に加熱し、水330部中のH酸32部
の中性溶液を、pH3を越えないように、滴下により加え
た(反応溶液2)。
ド)アニリン−2−スルホン酸40部を、水400部に
懸濁し、亜硝酸ナトリウム7部、氷50部及び濃HCl
の30部を加え、この混合物を3時間攪拌した。過剰の
亜硝酸塩は、スルファミン酸で分解し、得た懸濁液を上
記で調製した反応混合物2に加えた。希水酸化ナトリウ
ム溶液で、2時間かけてpHを7とし、次いで、この混合
物を内部温度30℃まで加熱し、pHを11に増大させ、
希水酸化ナトリウム溶液により30分間この値に維持し
た。最後に、この反応混合物を希釈HClでpHを7と
し、透析により脱塩し、真空下で溶媒を蒸発させた。下
記式:
調にセルロースを染色する粉末として得た。
氷/水50部及びリン酸水素2ナトリウム5部並びに湿
潤剤と共に、十分に激しく混合した。1−アミノ−8−
ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸(H酸)
32部の中性溶液を、この懸濁液に反応混合物がpH3を
越えないように、滴下により加えた。その後、水酸化ナ
トリウムを加えて、更に2時間このpHを3に維持した
(反応混合物3)。
ド)アニリン−2−スルホン酸40部を、水400部に
懸濁し、亜硝酸ナトリウム7部、氷50部及び濃HCl
の30部を加え、この混合物を3時間攪拌した。過剰の
亜硝酸塩は、スルファミン酸で分解し、得られた懸濁液
を上記で調製された反応混合物3に加えた。このpHを3
時間かけて酢酸ナトリウムで3.5へ上昇させ、この混
合物を30〜35℃まで加熱し、水250部中の2−ア
ミノ−5−ヒドロキシナフタレン−7−スルホン酸24
部の中性溶液を、pHが3.5を越えないように滴下で加
え、このpHを更に5時間の間維持した(反応溶液4)。
チル水素スルファート28部を、水300部に懸濁し、
炭酸ナトリウム溶液によりpH6で溶解し、この溶液を0
℃に冷却し、亜硝酸ナトリウム7部、氷50部及び濃H
Clの30部を加え、ジアゾ化を2時間行った。その
後、過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で分解した。この
ようにして得られたジアゾニウム溶液を、上記に調製し
た反応溶液4に滴下により加え、この間pHを、水酸化ナ
トリウム溶液の添加により7に維持した。次いで、この
混合物を内部温度30℃まで加熱し、pHを11に増大さ
せ、希水酸化ナトリウム溶液により30分間この値に維
持した。最後に、この反応混合物を希釈HClでpHを7
とし、透析により大規模に脱塩し、真空下で溶媒を蒸発
させた。下記式:
調にセルロースを染色する粉末として得た。
の色調にセルロースを染色する染料が、実施例1及び2
に記載されたそれと類似の方法で調製することができ
た。
物1に1時間かけて加え、3時間かけて飽和酢酸ナトリ
ウム溶液でこのpHを4.5に上昇させ、温度を0〜5℃
に保った。
中の1,2−ジアミノプロパン15部の、塩酸で中和さ
れた溶液を、この得られた溶液に加え、4N 水酸化ナト
リウムでpHを5に維持し、混合物を室温に暖まるにまか
せた。反応が終了したとき、カリウムクロリドを加えて
沈殿させ、濾別し、飽和食塩水で洗浄し、40℃で真空
下に乾燥して、下記式:
ルアミド)アニリン−2−スルホン酸を、水400部に
懸濁し、亜硝酸ナトリウム7部、氷50部及び濃塩酸3
0部を加え、この混合物を3時間攪拌した。過剰の亜硝
酸塩をスルファミン酸で分解した後、この懸濁液を、実
施例1の反応混合物の別のバッチに滴下により加え、2
時間かけて固体の酢酸ナトリウムでpHを4.5に増大さ
せ、カップリングを起こさせた後、下記式:
を、温水600部中に懸濁し、この懸濁液を、(ii)に
より調製した反応混合物にpH8.5で滴下により加え
た。縮合の間希水酸化ナトリウム溶液でこのpHを8.5
に保持し、次いでこの混合物を30℃に加熱し、pHを3
0分間30℃に保持した。希塩酸で中和した後、反応混
合物を大規模に脱塩し、真空下で濃縮した。下記式:
ロースを染色する化合物を得た。
的特性で赤色の色調にセルロースを染色する以下の染料
を、実施例26記載と類似の方法で得ることができた。
氷/水50部及びリン酸水素2ナトリウム5部、並びに
湿潤剤を添加して、十分に激しく混合した。1−アミノ
−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸3
2部の中性溶液を、この懸濁液に反応混合物がpH3を越
えないように、滴下により加えた。その後、水酸化ナト
リウムを加えて、更に2時間このpHを3に維持した(反
応混合物1)。
レンジアミン−スルホン酸19部を、シアヌル酸クロリ
ド19部を氷/水50部及びリン酸水素2ナトリウム5
部、並びに湿潤剤に添加した懸濁液に滴下により加え、
反応混合物のpHを、2.5の値を越えないようにした。
その後、水酸化ナトリウム水溶液を加えて、更に2時間
このpHを3に維持し、次いでエタノールアミン6部を加
え、pHを9に増大させ、水酸化ナトリウム水溶液により
この値に維持した。この方法の間、温度は、室温まで上
昇するにまかせた。縮合反応が終了したとき、反応混合
物を0℃まで冷却し、亜硝酸ナトリウム7部、氷50部
及び濃塩酸30部を加え、ジアゾ化を1.5時間行っ
た。過剰の亜硝酸塩は、スルファミン酸で分解した(反
応溶液2)。
合わせ、そのpHを3時間にわたり酢酸ナトリウムで3.
5へ上昇させ、温度を0〜5℃に維持した。次いで、こ
の混合物を30〜35℃まで加熱し、水300部中の1
−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスル
ホン酸32部の中性溶液を、pHが3.5を越えないよう
にして、滴下により加えた(反応溶液3)。
アニリン−2−スルホン酸40部を、水400部中に懸
濁し、亜硝酸ナトリウム7部、氷50部及び濃塩酸30
部が、加え、この混合物を、3時間攪拌した。過剰の亜
硝酸塩はスルファミン酸で分解し、得られた懸濁液を、
上記のように得られる反応溶液3に加えた。2時間にわ
たり、希水酸化ナトリウム溶液でpH7とし、次いでこの
混合物は、内部温度30℃まで加熱し、希水酸化ナトリ
ウム溶液でpHを11とし、30分間この値に維持した。
最後に、この反応混合物を希釈塩酸でpH7とし、透析で
脱塩し、真空下に溶媒を蒸発させた。下記式:
調にセルロースを染色する粉末として得た。
的特性で赤色の色調にセルロースを染色する以下の染料
を、実施例32記載と類似の方法で得ることができた。
示した。
を、水400部中に溶解した;リットル当たり食塩53
gを含む溶液1,500部を、この溶液に加えた。木綿
生地100部を40℃でこの染料浴に導入した。45分
後に、リットル当たり水酸化ナトリウム16g及びか焼
炭酸ナトリウム20gを含む溶液100部を加えた。染
料浴の温度を更に45分間40℃に維持した。その後、
染色された製品を、濯ぎ、4分の1時間ノニオン性洗剤
と共に沸騰で洗濯し、再度濯ぎ、乾燥した。
溶解した;リットル当たり食塩53gを含む溶液1,5
00部を、この溶液に加えた。木綿生地100部を35
℃でこの染料浴に導入した。20分後に、リットル当た
り水酸化ナトリウム16g及びか焼炭酸ナトリウム20
gを含む溶液100部を加えた。染料浴の温度を更に4
5分間35℃に維持した。その後、この温度を、20分
かけて60℃に上昇させた。この温度を、更に35分間
60℃に維持した。その後、この製品を、濯ぎ、4分の
1時間ノニオン性洗剤と共に沸騰で洗濯し、再度濯ぎ、
乾燥した。
た;リットル当たり硫酸ナトリウム100gを含む溶液
1,400部を、この溶液に加えた。木綿生地100部
を25℃でこの染料浴に導入した。20分後に、リット
ル当たりリン酸3ナトリウム150gを含む溶液200
部を加えた。その後、染料浴の温度を10分かけて60
℃に上昇させた。温度を更に90分維持した。その後、
この製品を、濯ぎ、4分の1時間ノニオン性洗剤と共に
沸騰で洗濯し、再度濯ぎ、乾燥した。
解した;リットル当たり硫酸ナトリウム100gを含む
溶液1,400部を、この溶液に加えた。リットル当た
り水酸化ナトリウム5g及びか焼炭酸ナトリウム20g
を含む溶液50部を加えた。木綿生地100部を、その
重量が70%増大するようにこの得られた溶液でパジン
グして、次いでビーム上に巻き上げた。この木綿生地を
3時間この方法で保持した。その後、この製品を、濯
ぎ、4分の1時間ノニオン性洗剤と共に沸騰で洗濯し、
再度濯ぎ、乾燥した。
解した;リットル当たり硫酸ナトリウム100gを含む
溶液1,400部を、この溶液に加えた。リットル当た
り水酸化ナトリウム16g及び水−ガラス(38ボー
メ)0.04リットルを有する溶液50部を、この溶液
に加えた。木綿生地100部を、その重量が70%増大
するようにこの得られた溶液でパジングして、次いでビ
ーム上に巻き上げた。この木綿生地を10時間この方法
で保持した。その後、この製品を濯ぎ、4分の1時間ノ
ニオン性洗剤と共に沸騰で洗濯し、再度濯ぎ、乾燥し
た。
ゼンスルホン酸ナトリウム0.5部を添加して水100
部中に溶解した;木綿生地を、75%重量増大するよう
に得られた溶液で含浸させ、次いで乾燥した。次いで、
この生地をリットルあたり水酸化ナトリウム4g及び食
塩300gを含む溶液で含浸させ、75%重量増大まで
絞り、次いで染色物を、100〜102℃で30秒間蒸
気処理し、次いで、濯ぎ、4分の1時間ノニオン性洗剤
0.3%沸騰溶液中で洗濯し、再度濯ぎ、乾燥した。
0部中に溶解し、グラウバー塩0.5部、均染剤0.1
部及び酢酸ナトリウム0.5部を加えた。次いで、pHを
80%酢酸で5.5とした。この染料浴を10分間50
℃で加熱し、次いで羊毛生地10部を加えた。この染料
浴を約50分かけて100℃まで加熱し、染色を、この
温度で60分間行った。その後、染料浴を90℃まで冷
えるにまかせ、染色物を取り出した。羊毛生地を熱及び
冷水で濯ぎ、回転し、乾燥した。非常に良好な光−及び
湿潤特性を有する優れた染色物を得た。
リウム増粘剤50部、水27.8部、ウレア20部、m
−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1部及び重炭酸
ナトリウム1.2部を含む市販増粘剤100部中に、激
しく攪拌しながら散布した。木綿生地を、このようにし
て得た捺染糊料で捺染し、得られた捺染材料を、乾燥
し、102℃の飽和水蒸気中で2分間蒸気処理した。次
いでこの捺染物を濯ぎ、適切ならば沸騰で洗濯し、再度
濯ぎ、次いで乾燥した。
リウム増粘剤50部、水36.5部、ウレア10部、m
−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1部及び重炭酸
ナトリウム2.5部を含む市販増粘剤100部中に、激
しく攪拌しながら散布した。木綿生地をこのようにして
得た捺染糊料(この安定性は、工業的要求に合致してい
る)で捺染し、乾燥し、得られた捺染された材料を、1
02℃の飽和水蒸気中で8分間蒸気処理した。次いでこ
の捺染物を濯ぎ、適切ならば沸騰で洗濯し、再度濯ぎ、
次いで乾燥した。
Claims (17)
- 【請求項1】 式(1): 【化1】 (式中、 Bは、脂肪族架橋員であり、 (R)nは、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
シ、ハロゲン及びスルホよりなる群からの同一又は異な
るn個の基でありnは、0、1又は2の数であり、 R1 、R1 ′、R2 及びR2 ′は、互いに独立して、そ
れぞれ水素又は置換若しくは非置換C1 −C4 アルキル
であり、 X1 及びX2 は、互いに独立して、それぞれハロゲン、
3−カルボキシピリジン−1−イル又は3−カルバモイ
ルピリジン−1−イルであり、 Zは、基:−CHX−CH2 −X又は−CX=CH2 で
あり、ここでXは、ハロゲンであり、 Dは、ベンゼン又はナフタレン系列のジアゾ成分の基で
あり、そしてp、q及びtは、互いに独立して、それぞ
れ0又は1の数である)で示される化合物。 - 【請求項2】 (R)nが、メチル、メトキシ及びスルホ
よりなる群からの同一又は異なる0、1若しくは2個の
基である、請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 X1 が、クロロであり、そしてX2 が、
クロロ又はフルオロである、請求項1又は2記載の化合
物。 - 【請求項4】 R1 及びR1 ′が、互いに独立して、そ
れぞれ水素又はC1−C4 アルキルでである、請求項1
〜3のいずれか1項記載の化合物。 - 【請求項5】 R2 及びR2 ′が、互いに独立して、そ
れぞれ水素又はC1−C4 アルキル(これは、非置換で
あるか、又はヒドロキシルで置換されている)である、
請求項1〜4のいずれか1項記載の化合物。 - 【請求項6】 pが、1の数である、請求項1〜5のい
ずれか1項記載の化合物。 - 【請求項7】 Dが、フェニル基又はナフチル基(これ
らは、非置換であるか、又はスルホ、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ若しくはハロゲン、又は式
(2)若しくは(3): 【化2】 (式中、 Yは、ビニル、β−クロロエチル、β−スルファトエチ
ル、β−チオスルファトエチル、β−アセトキシエチ
ル、β−フェノキシエチル又はβ−ホスファトエチルで
あり、そしてZは、請求項1と同義である)で示される
反応性基で置換されている)である、請求項1〜6のい
ずれか1項記載の化合物。 - 【請求項8】 Dが、式(8a)又は(8b): 【化3】 (式中、 (R′)vは、メチル、メトキシ及びスルホよりなる群か
らの同一又は異なるv個の基であり、 Yは、ビニル又はβ−スルファトエチルであり、 vは、0、1又は2の数であり、そしてsは、0又は1
の数であり、ここで(v+s)の合計は≧1である)で
示される基である、請求項1〜7のいずれか1項記載の
化合物。 - 【請求項9】 Bが、直鎖又は分岐のC2 −C12アルキ
レン(これは、非置換であるか、又はヒドロキシ、C1
−C4 アルコキシ、スルファト若しくはスルホで置換さ
れており、及び/又は−O−若しくは−NR3 (ここ
で、R3 は、水素又はC1 −C4 アルキルである)で1
か所又は数か所で中断されている)である、請求項1〜
8のいずれか1項記載の化合物。 - 【請求項10】 Bが、直鎖又は分岐のC2 −C6 アル
キレンである、請求項1〜9のいずれか1項記載の化合
物。 - 【請求項11】 Bが、直鎖又は分岐のC2 −C6 アル
キレン(これは、非置換であるか、又はヒドロキシ、ス
ルホ若しくはスルファトで置換されている)であり、
(R)nが、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ
及びスルホよりなる群からの同一又は異なるn個の基で
あり、nが、0、1又は2の数であり、R1 及びR1 ′
が、互いに独立して、それぞれ水素又はC1 −C4 アル
キルであり、R2 及びR2 ′が、互いに独立して、それ
ぞれ水素又はC1 −C4 アルキル(これは、非置換であ
るか、又はヒドロキシルにより置換されている)であ
り、X1 及びX2 が、互いに独立して、それぞれクロロ
又はフルオロであり、Zが、基:−CHX−CH2 −X
又は−CX=CH2 であり、ここでXは、クロロ又はブ
ロモであり、Dが、フェニル基又はナフチル基(これら
は、非置換であるか、又はスルホ、C1 −C4 アルキ
ル、C1 −C4 アルコキシ、ハロゲン、又は繊維−反応
性基:−SO2 −Y(ここで、Yは、ビニル又はβ−ス
ルファトエチルである)で置換されている)であり、そ
してp、q及びtが、互いに独立して、それぞれ0又は
1の数である、請求項1記載の化合物。 - 【請求項12】 tが、0の数である、請求項1〜11
のいずれか1項記載の化合物。 - 【請求項13】 式(1a): 【化4】 (式中、 Zは、基:−CHBr−CH2 Br又は−CBr=CH
2 であり、 (R)nは、スルホ、メチル及びメトキシよりなる群から
の同一又は異なる0〜2個の基であり、 X1 は、クロロであり、 R1 ′は、水素、メチル又はエチルであり、 qは、0又は1であり、 Dは、式(8a): 【化5】 (式中、 (R′)vは、メチル、メトキシ及びスルホよりなる群か
らの同一又は異なるv個の基であり、 Yは、ビニル又はβ−スルファトエチルであり、 vは、0、1又は2の数であり、そしてsは、0又は1
の数であり、ここで(v+s)の合計は≧1である)で
示される、請求項1記載の化合物。 - 【請求項14】 式(1b): 【化6】 (式中、 Zは、基:−CHBr−CH2 Br又は−CBr=CH
2 であり、 (R)nは、スルホ、メチル及びメトキシよりなる群から
の同一又は異なる0〜2個の基であり、 X1 は、クロロであり、 X2 は、クロロ又はフルオロであり、 R1 ′は、水素、メチル又はエチルであり、 R2 及びR2 ′は、互いに独立して、それぞれ水素、メ
チル、エチル、β−ヒドロキシエチルであり、 qは、0又は1であり、そしてDは、式(8a): 【化7】 (式中、 (R′)vは、メチル、メトキシ及びスルホよりなる群か
らの同一又は異なるv個の基であり、 Yは、ビニル又はβ−スルファトエチルであり、 vは、0、1又は2の数であり、そしてsは、0又は1
の数であり、ここで(v+s)の合計は≧1である)で
示される、請求項1記載の化合物。 - 【請求項15】 請求項1記載の式(1)の化合物を製
造するための方法であって、 それぞれの場合に、式(9a)、(9b)、(10
a)、(10b)及び(11a): 【化8】 の化合物約1モル当量、及び、もしtが1の数であるな
らば、それぞれの場合に、式(11b)及び(12): 【化9】 (上記式中、 B、D、(R)n、R1 、R1 ′、R2 、R2 ′、X1 、
X2 、Z、p、q及びtは、それぞれの場合に上記と同
義である)の化合物の付加的な約1モル当量を、いかな
る順序においてもよく、互いに反応させることを特徴と
する方法。 - 【請求項16】 ヒドロキシル基含有又は窒素含有繊維
材料を染色又は捺染するための、請求項1〜14のいず
れか1項記載の式(1)の化合物を含む染料。 - 【請求項17】 繊維材料が、セルロース性繊維材料、
特に木綿を含む材料である、請求項16記載の染料。
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