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JPH10298046A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

Info

Publication number
JPH10298046A
JPH10298046A JP9126399A JP12639997A JPH10298046A JP H10298046 A JPH10298046 A JP H10298046A JP 9126399 A JP9126399 A JP 9126399A JP 12639997 A JP12639997 A JP 12639997A JP H10298046 A JPH10298046 A JP H10298046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isopropylacrylamide
sodium
oral cavity
composition
oral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9126399A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Oniki
隆行 鬼木
Hiroshi Sano
浩史 佐野
Takashi Watanabe
貴史 渡辺
Akiko Terai
明子 寺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP9126399A priority Critical patent/JPH10298046A/ja
Publication of JPH10298046A publication Critical patent/JPH10298046A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 高分子鎖中に単量体単位としてイソプロ
ピルアクリルアミドを含む高分子化合物を配合したこと
を特徴とする口腔用組成物。 【効果】 本発明の口腔用組成物は、薬用成分の口腔内
組織への吸着、滞留に優れたものである。更に、本発明
品は優れた歯牙からの歯垢除去作用も有していることを
見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口腔衛生に有効な
薬用成分を口腔内組織に長時間滞留させるのに優れた口
腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在の
口腔衛生品、即ち歯磨、洗口液等には疾病予防、治癒を
促進すべく種々の薬用成分が配合されている。しかしな
がら、従来これらの薬用成分を口腔内に長時間滞留さ
せ、その機能を充分に発揮させることは困難であった。
それは、唾液によって薬用成分が希釈及び洗い流された
り、飲み込んだり又はすすぎで吐き出されてしまうため
である。
【0003】これらの対応策として薬用成分の配合量を
増し、1回の口中への投与量を増やすことも考えられる
が、この場合粘膜は吸収が速いため、短時間で多くの薬
剤が消費され、逆に身体に悪い影響を及ぼすおそれもあ
る。
【0004】従来、滞留性を向上する手段としては、水
溶性高分子を用いて粘膜付着性を高める手法(特開平1
−96117号、同4−134178号、同7−267
839号公報)が取られてきた。しかしながら、これら
の方法は、異物感による嗜好性の低下及び製剤中での安
定性が悪くなるという問題があった。また、低級アルキ
ルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体及びその誘
導体とトリクロサンを組み合わせることで、トリクロサ
ンの粘膜への滞留性を向上させることができるという報
告(特開平3−83911号公報)がなされているが、
特殊な薬剤に限定され、応用範囲が狭く、実効もまた充
分ではない。
【0005】本発明は上記事情を改善するためになされ
たもので、これまで不充分であった薬用成分の口腔内組
織への滞留性を向上させた口腔用組成物を提供すること
を目的とする。
【0006】本発明者らは、上記目的を達成するため鋭
意検討を行った結果、単量体単位としてイソプロピルア
クリルアミドを含有する高分子化合物を配合すること
で、製剤中の薬用成分をより多く口腔内組織に滞留でき
ることを見出した。また、このイソプロピルアクリルア
ミドに歯牙からの優れた歯垢除去作用を有していること
も見出したものである。
【0007】以下、更に詳細に本発明について説明す
る。本発明の口腔用組成物は、上述したように、単量体
単位としてイソプロピルアクリルアミドを含有する高分
子化合物を配合したものである。
【0008】ここで、上記イソプロピルアクリルアミド
を単量体単位として含有する高分子化合物としては、ポ
リイソプロピルアクリルアミド、イソプロピルアクリル
アミドとこれと共重合し得る単量体との共重合体、例え
ば下記式(1)又は(2) CH2=CR1−COOR2 (1) CH2=CR1−CONR23 (2) (式中、R1は水素原子又はメチル基、R2、R3はそれ
ぞれ水素原子又は炭素数1〜20、特に1〜5のアルキ
ル基である。)で示される単量体との共重合体、イソプ
ロピルアクリルアミド−ブチルメタクリレート共重合
体、イソプロピルアクリルアミド−ジメチルアクリルア
ミド共重合体などが挙げられる。
【0009】この場合、この高分子化合物は、イソプロ
ピルアクリルアミドが単量体単位として30〜100モ
ル%、特に50〜100モル%含有していることが好ま
しく、30モル%未満であると薬用成分が充分に滞留し
ない場合がある。
【0010】また、この高分子化合物は、重量平均分子
量が1000〜1000000であることが好ましい。
【0011】上記高分子化合物の口腔用組成物への配合
量は0.1〜5重量%が好ましく、更に好ましくは2〜
4重量%が良い。0.1重量%未満では充分な滞留効果
を発揮することができず、5重量%を超えると使用感に
問題が出てくる場合がある。
【0012】本発明の口腔用組成物には、薬用成分が配
合され、この薬用成分は、上記イソプロピルアクリルア
ミドを単量体単位として含有する高分子化合物により口
腔内組織への滞留性が向上し、その効果を持続して有効
に発揮する。
【0013】ここで用いられる薬用成分としては、口腔
用組成物成分として一般に使用されるものであれば特に
限定されるものでないが、例えばでデキストラナーゼ、
ムタナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リゾチーム、
溶菌酵素、スーパーオキサイドディスムターゼ等の酵
素、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン
酸カリウム等のアルカリ金属モノフルオロフォスフェー
ト、フッ化ナトリウムやフッ化第一錫等のフッ化物、ト
リクロサン、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコ
ニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、
トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、グリチ
ルリチン酸類、β−グリチルレチン酸、グリセロフォス
フェート、ビサボロール、イソプロピルメチルフェノー
ル、アズレン、スルホン酸ナトリウム、アルミニウムク
ロルヒドロキシアラントイン、ジヒドロコレスタノー
ル、アスコルビン酸ナトリウム、酢酸dl−α−トコフ
ェロール、ゼオライト、水溶性無機リン酸化合物、クロ
ロフィル、グルコン酸銅、塩化ナトリウム等が挙げら
れ、これらの1種又は2種以上を配合し得る。
【0014】本発明の口腔用組成物は、練歯磨、液状歯
磨等の歯磨類、マウスウォッシュ、液状や固形状の口中
清涼剤、口腔薬品などとして適用され、その種類等に応
じて公知の成分を常用量用いて調製することができ、例
えば粘結剤、界面活性剤、研磨剤、湿潤剤、色素・着色
剤、香料、甘味剤などを適宜選定して配合することがで
きる。
【0015】更に具体的には、本発明の口腔用組成物に
用いられる粘結剤としては、カラゲナン、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、トラガ
ントガム、カラヤガム、アラビアガムなどのガム類、ポ
リビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、ポリ
ビニルピロリドンなどの合成粘結剤、シリカゲル、アル
ミニウムシリカゲル、ビーガム、ラポナイトなどの無機
粘結剤等があり、これらの1種又は2種以上を配合し得
る。
【0016】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、ノニオン界面活性剤及び両性イオン界面活性剤が用
いられる。
【0017】アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫
酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウムなどのアルキ
ル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシン酸ナトリ
ウム、N−ミリストイルザルコシン酸ナトリウムなどの
N−アシルザルコシン酸ナトリウム、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノ
グリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナ
トリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリウムな
どのN−アシルグルタミン酸塩、N−メチル−N−アシ
ルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルアラニ
ンナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等
が用いられる。
【0018】ノニオン界面活性剤としては、ショ糖脂肪
酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂
肪酸エステルなどの糖脂肪酸エステル、マルチトール脂
肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステルなどの糖ア
ルコール脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンソルビタ
ンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ステアレートなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などのポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ラウリン酸モノ又は
ジエタノールアミド、ミリスチン酸モノ又はジエタノー
ルアミドなどの脂肪酸ジエタノールアミド、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高級アルコールエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重
合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸
エステル等が用いられる。
【0019】両性イオン界面活性剤としては、N−ラウ
リルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミノ
エチルグリシンなどのN−アルキルジアミノエチルグリ
シン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウ
ムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリンベタインナトリウムなどが用いられる。
【0020】研磨剤としては、沈降性シリカ、シリカゲ
ル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリ
カ系研磨剤、第2リン酸カルシウム・2水和物及び無水
物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸
マグネシウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、不溶性メ
タリン酸カリウム、酸化チタン、ゼオライト、ケイ酸ア
ルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂系研磨剤が
挙げられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて使
用することができる。
【0021】湿潤剤としては、ソルビット、グリセリ
ン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、キシリトール、マルチトー
ル、ラクチトール等の1種又は2種以上を配合し得る。
【0022】色素・着色剤としては、種々のものが用い
られるが、例えば赤色2号、赤色3号、赤色226号、
黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、青色201
号、青色204号、緑色3号、雲母チタン、酸化チタン
等が用いられる。
【0023】本発明の口腔用組成物には、メントール、
アネトール、カルボン、オイゲノール、リモネン、n−
デシルアルコール、シトロネロール、α−テルピネオー
ル、シトロネリルアセテート、シネオール、リナロー
ル、エチルリナロール、ワニリン、チモール、スペアミ
ント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セー
ジ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、桂葉油、
シソ油、冬緑油、丁字油、ユーカリ油等の香料を単独で
又は組み合わせて配合し得るほか、サッカリンナトリウ
ム、ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコ
ン、グリチルリチン、ペリラルチン、ソーマチン、アス
パラチルフェニルアラニンメチルエステル、p−メトキ
シシンナミックアルデヒドなどの甘味剤等を配合し得
る。
【0024】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、薬用成分の口
腔内組織への吸着、滞留に優れたものである。
【0025】更に、本発明品は優れた歯牙からの歯垢除
去作用も有していることを見出した。
【0026】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるも
のではない。なお、実施例及び比較例における評価法・
評価基準は以下の通りである。 〈評価法〉ハムスターを二酸化炭素で屠殺後、口腔粘膜
を採取し、余剰の脂肪を除去した後生理食塩水で洗浄す
る。これを10mmφに切断後、図1の拡散セル(1)
に装着する。そして、上部の混合セル(2)中にポリイ
ソプロピルアクリルアミドと薬用成分を含む製剤(実施
例1〜5、比較例1〜5)1gに生理食塩水を2ml加
え分散したサンプルをのせる。37℃恒温槽(3)中で
5分間接触後、粘膜(4)を取り出し、表面を37℃の
生理食塩水5mlで3回洗い、粘膜(4)に滞留した薬
用成分をホモジナイズ抽出後、トリクロサン、塩化セチ
ルピリジニウム、グリチルリチン酸ジカリウム及びトラ
ネキサム酸は液体クロマトグラフィー(HPLC)を用
いて、フッ化ナトリウムはイオン電極法で測定した。そ
の結果(滞留率)を表1に示す。HLPC定量条件 トリクロサン カラム :TSK−GEL ODS−80Ts(4.
6mmφ×150mm、東ソー株式会社製) カラム温度:40℃付近の一定温度 移動相 :メタノール:水:リン酸=700:30
0:1 検出 :UV280nm 塩化セチルピリジニウム カラム :ステンレス管に液体クロマトグラフィー用
オクタデシルシリル化シリカゲルを充填したもの(4.
0mmφ×150mm) カラム温度:30℃ 移動相 :アセトニトリル・リン酸緩衝液混液(3:
1)1000mlにつきラウリル硫酸ナトリウム1.2
gを加えたもの 検出 :UV265nm グリチルリチン酸ジカリウム カラム :TSK−GEL ODS−80Tm(4.
6mmφ×150mm、東ソー株式会社製) カラム温度:45℃ 移動相 :水:アセトニトリル:氷酢酸=50:3
0:1 検出 :UV250nm トラネキサム酸 カラム :ステンレス管にスルホン酸基を結合した陽
イオン交換樹脂を少量含むポリオキシメタクリル酸塩樹
脂を充填したもの(6.0mmφ×150mm) カラム温度:55℃付近の一定温度 反応槽温度:55℃付近の一定温度 移動相 :クエン酸5.38g及びクエン酸ナトリウ
ム4.24gに水を加えて1000mlとする 反応試薬 :オルトフタルアルデヒド0.8gを無水エ
タノール12mlに溶かす。これをホウ酸25.2g及
び水酸化ナトリウム12.8gを水1000mlに溶か
した液を加えて混和し、更に2−メルカプトエタノール
1gを加えて溶かす。 検出器 :蛍光光度計(励起波長:340nm、測
定波長:450nm) フッ化ナトリウム 電極 :96−09フッ素電極(複合)(オリオ
ンリサーチ社製) イオンメーター:Expandable ion An
alyzer EA920(オリオンリサーチ社製)
【0027】実験に供した製剤(口腔用組成物)の基本
組成を下記に示す。基本組成 無水ケイ酸 28.0% 70%ソルビット液 30.0 プロピレングリコール 3.0 カラゲナン 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.2 酸化チタン 0.5 香料 1.0精製水 バランス 合 計 100.0%
【0028】上記の基本組成に表1の実施例1〜5、比
較例1〜5の成分を配合した口腔用組成物を常法により
調製し、実験に用いた。
【0029】滞留率は次の式により求めた。 滞留率(%)=(粘膜に滞留した薬用成分量/製剤1g
中の薬用成分量)×100
【0030】
【表1】
【0031】 〔実施例6〕液状歯磨 ポリイソプロピルアクリルアミド 2.0% (分子量100万) トラネキサム酸 0.05 無水ケイ酸 17.0 70%ソルビット液 42.0 グリセリン 22.0 プロピレングリコール 3.0 キサンタンガム 0.3 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0精製水 バランス 合 計 100.0%
【0032】 〔実施例7〕練歯磨 ポリイソプロピルアクリルアミド 5.0% (分子量1000) フッ化ナトリウム 0.21 無水ケイ酸 28.0 70%ソルビット液 30.0 プロピレングリコール 3.0 キサンタンガム 0.9 ポリアクリル酸ナトリウム 0.3 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.2 酸化チタン 0.5 香料 1.0精製水 バランス 合 計 100.0%
【0033】 〔実施例8〕練歯磨 イソプロピルアクリルアミド−ブチルメタクリレート 3.0% 共重合体(モル比30:70、分子量10万) モノフルオロリン酸ナトリウム 0.21 リン酸水素カルシウム 40.0 無水ケイ酸 5.0 70%ソルビット液 26.0 プロピレングリコール 3.0 カルボキシメチルセルロース 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0精製水 バランス 合 計 100.0%
【0034】 〔実施例9〕口腔軟組織疾患用軟膏 イソプロピルアクリルアミド−ブチルメタクリレート 3.5% 共重合体(モル比70:30、分子量10万) 塩化セチルピリジニウム 0.05 グリチルリチン酸ジカリウム 0.4 アラントイン 0.3 ヒノキチオール 0.1 カルボキシビニルポリマー 1.0 水酸化ナトリウム 0.25 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.3 グリセリン 23.0 エタノール 7.0 モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.15 モノステアリン酸ソルビタン 0.1 軽質流動パラフィン 0.5 香料 1.0精製水 バランス 合 計 100.0%
【0035】 〔実施例10〕洗口剤 イソプロピルアクリルアミド−ブチルメタクリレート 2.5% 共重合体(モル比70:30、分子量10万) デキストラナーゼ 0.1 エタノール 10.0 85%グリセリン 10.0 クエン酸 3.0 クエン酸ナトリウム 6.0 キシリトール 3.0 フッ化ナトリウム 0.2 サッカリンナトリウム 0.1 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.0 香料 1.0精製水 バランス 合 計 100.0%
【図面の簡単な説明】
【図1】薬用成分の滞留率を測定する装置の概略図であ
る。
【符号の説明】 1 拡散セル 2 混合セル 3 恒温槽 4 粘膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明者らは、上記目的を達成するため鋭
意検討を行った結果、単量体単位としてイソプロピルア
クリルアミドを含有する高分子化合物を配合すること
で、製剤中の薬用成分をより多く口腔内組織に滞留でき
ることを見出した。また、このイソプロピルアクリルア
ミドを単量体単位として含有する高分子化合物に歯牙か
らの優れた歯垢除去作用を有していることも見出したも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺井 明子 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子鎖中に単量体単位としてイソプロ
    ピルアクリルアミドを含む高分子化合物を配合したこと
    を特徴とする口腔用組成物。
JP9126399A 1997-04-30 1997-04-30 口腔用組成物 Pending JPH10298046A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001041726A1 (fr) * 1999-12-08 2001-06-14 Lion Corporation Compositions de pate dentifrice
JP2009274967A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Lion Corp 口腔スプレー用組成物及び口腔用製剤
US8900556B2 (en) 2003-01-30 2014-12-02 3M Innovative Properties Company Hardenable thermally responsive compositions
WO2020218176A1 (ja) * 2019-04-24 2020-10-29 株式会社 資生堂 化粧料原料

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