JPH10263261A - ドラム式回転処理装置 - Google Patents
ドラム式回転処理装置Info
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- JPH10263261A JPH10263261A JP9072521A JP7252197A JPH10263261A JP H10263261 A JPH10263261 A JP H10263261A JP 9072521 A JP9072521 A JP 9072521A JP 7252197 A JP7252197 A JP 7252197A JP H10263261 A JPH10263261 A JP H10263261A
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- Japan
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- drum
- rotation
- speed
- vibration
- processing apparatus
- Prior art date
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンバランスの状態を検知することによっ
て、速やかに判定、立ち上げることができず、しかも、
アンバランスが大きい場合は、そのまま長く被処理物を
ドラムに張り付け続け、このアンバランスに起因する大
きな振動も短時間に止めることができなかった。 【解決手段】 ドラム3内における被処理物の偏在を検
知するアンバランス検知手段とを備えたドラム式洗濯機
において、所定の低速回転数N1を目標に該ドラムの回
転数を上げて行き、まさに被処理物がドラムに張り付こ
うとするとき前後のアンバランス検知手段の出力信号を
捕らえて、その値が所定値α1以下の場合にドラムの回
転を第2の目標回転数へ加速するものである。
て、速やかに判定、立ち上げることができず、しかも、
アンバランスが大きい場合は、そのまま長く被処理物を
ドラムに張り付け続け、このアンバランスに起因する大
きな振動も短時間に止めることができなかった。 【解決手段】 ドラム3内における被処理物の偏在を検
知するアンバランス検知手段とを備えたドラム式洗濯機
において、所定の低速回転数N1を目標に該ドラムの回
転数を上げて行き、まさに被処理物がドラムに張り付こ
うとするとき前後のアンバランス検知手段の出力信号を
捕らえて、その値が所定値α1以下の場合にドラムの回
転を第2の目標回転数へ加速するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等の布製品の
洗濯、脱水を行う(更に乾燥まで行う場合もある)ドラ
ム式洗濯機や単に乾燥のみを行うドラム式乾燥機等のド
ラム式で洗濯物を回転処理するドラム式回転処理装置に
関するものである。
洗濯、脱水を行う(更に乾燥まで行う場合もある)ドラ
ム式洗濯機や単に乾燥のみを行うドラム式乾燥機等のド
ラム式で洗濯物を回転処理するドラム式回転処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、この種のドラム式回転処
理装置例えばドラム式洗濯機では、洗濯時にはドラムを
被処理物が動く速度で低速回転させ、脱水時にはドラム
を被処理物がドラムの周壁内面に張り付いて落ちない速
度で高速回転させる制御が行われているが、高速回転時
にドラム内の被処理物が偏在していると異常振動が発生
するという問題があり、この問題を解消するためにこれ
までに多くの提案がなされている。
理装置例えばドラム式洗濯機では、洗濯時にはドラムを
被処理物が動く速度で低速回転させ、脱水時にはドラム
を被処理物がドラムの周壁内面に張り付いて落ちない速
度で高速回転させる制御が行われているが、高速回転時
にドラム内の被処理物が偏在していると異常振動が発生
するという問題があり、この問題を解消するためにこれ
までに多くの提案がなされている。
【0003】例えば、特公昭50−16099号公報に
は、ドラムの水平方向の振幅を検出する検出装置を有
し、低速回転時にこの検出装置でドラムを含む水槽の振
幅を検出し、その振幅の大きさが所定値以下で、ドラム
の一周期(一回転)以上持続する場合にのみドラムを高
速回転に移行せしめるようにしたドラム式洗濯機が開示
されている。
は、ドラムの水平方向の振幅を検出する検出装置を有
し、低速回転時にこの検出装置でドラムを含む水槽の振
幅を検出し、その振幅の大きさが所定値以下で、ドラム
の一周期(一回転)以上持続する場合にのみドラムを高
速回転に移行せしめるようにしたドラム式洗濯機が開示
されている。
【0004】また、特公昭49−9506号公報には、
洗濯物が転動する回転数で、ドラムの水平方向の振動振
幅が所定値以下で、かつ洗濯物が偏在している位置が所
定位置に来た時すなわち垂直方向の振動振幅が所定値以
上の時にドラムを高速回転に移行せしめるようにしたド
ラム式洗濯機が開示されている。
洗濯物が転動する回転数で、ドラムの水平方向の振動振
幅が所定値以下で、かつ洗濯物が偏在している位置が所
定位置に来た時すなわち垂直方向の振動振幅が所定値以
上の時にドラムを高速回転に移行せしめるようにしたド
ラム式洗濯機が開示されている。
【0005】そして、特開昭51−144077号公報
には、水槽のアンバランスの検知をモータの特性の測定
で行い、かつ測定時の回転数よりも大きくすること、実
際的には洗濯物がドラム回転中にドラムの表面に付着し
た状態となる最小回転数よりも大きい値である75〜9
5rpmであることが開示されている。
には、水槽のアンバランスの検知をモータの特性の測定
で行い、かつ測定時の回転数よりも大きくすること、実
際的には洗濯物がドラム回転中にドラムの表面に付着し
た状態となる最小回転数よりも大きい値である75〜9
5rpmであることが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなドラム式
洗濯機であれば、特公昭50−16099号公報に記載
のものでは、低速回転時に被処理物がドラム内で絶えず
転動しており、ドラムの振幅は安定することなく、一回
転の間でも絶えず変化しているため、所定値以下の振幅
になった時にドラムを高速回転に立ち上げたとしても、
被処理物がドラムに張り付くまでに動き、アンバランス
状態が変化するということがあった。また、大きな異常
振動だけを防止するためにはそれなりの効果があった
が、より低振動化を図る場合には適用できなかった。
洗濯機であれば、特公昭50−16099号公報に記載
のものでは、低速回転時に被処理物がドラム内で絶えず
転動しており、ドラムの振幅は安定することなく、一回
転の間でも絶えず変化しているため、所定値以下の振幅
になった時にドラムを高速回転に立ち上げたとしても、
被処理物がドラムに張り付くまでに動き、アンバランス
状態が変化するということがあった。また、大きな異常
振動だけを防止するためにはそれなりの効果があった
が、より低振動化を図る場合には適用できなかった。
【0007】また、特公昭49−9506号公報に記載
のものでは、洗濯物が転動する回転数で立ち上げ判定す
るため上記と同様の課題がある。しかも、正側の出力だ
けで判断した場合、正側は小さい出力でも負側に大きな
出力が出ることがあり、誤った判定をすることがあっ
た。また、別の実施の形態のように正側の出力のいくつ
かの平均値で判断する場合には、転動する回転数で検知
するため出力が安定せず、所定の条件を満足する状態が
なかなか得られないということがあった。
のものでは、洗濯物が転動する回転数で立ち上げ判定す
るため上記と同様の課題がある。しかも、正側の出力だ
けで判断した場合、正側は小さい出力でも負側に大きな
出力が出ることがあり、誤った判定をすることがあっ
た。また、別の実施の形態のように正側の出力のいくつ
かの平均値で判断する場合には、転動する回転数で検知
するため出力が安定せず、所定の条件を満足する状態が
なかなか得られないということがあった。
【0008】そして、特開昭51−144077号公報
に記載のものでは、所定の回転数になってから、所定時
間後にアンバランスに起因するモータ特性を測定し、そ
の測定値から判定するものであるが、所定の回転数が7
5〜95rpmであっても洗濯物に比べて回転数が低す
ぎれば、洗濯物が動くため、測定値が安定せず、上記の
例と同じことになる。一方、75〜95rpmの範囲で
所定の回転数を高めに設定し、洗濯物がドラムに付着し
た状態にしてから測定すれば、洗濯物も動かないが、測
定値の変動もなくなるため、時間をかけて判定すること
は時間の無駄になる。
に記載のものでは、所定の回転数になってから、所定時
間後にアンバランスに起因するモータ特性を測定し、そ
の測定値から判定するものであるが、所定の回転数が7
5〜95rpmであっても洗濯物に比べて回転数が低す
ぎれば、洗濯物が動くため、測定値が安定せず、上記の
例と同じことになる。一方、75〜95rpmの範囲で
所定の回転数を高めに設定し、洗濯物がドラムに付着し
た状態にしてから測定すれば、洗濯物も動かないが、測
定値の変動もなくなるため、時間をかけて判定すること
は時間の無駄になる。
【0009】なお、上記の問題はドラム式洗濯機に限ら
れるものではなく、単に乾燥のみを行うドラム式乾燥機
やその他のドラム式回転処理装置にも同様の問題があっ
た。
れるものではなく、単に乾燥のみを行うドラム式乾燥機
やその他のドラム式回転処理装置にも同様の問題があっ
た。
【0010】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、その目的は、ドラムを意図した振動
レベルで高速回転に立ち上げることができるようにした
ドラム式洗濯機等のドラム式回転処理装置を提供するこ
とにある。要は洗濯物がドラムに張り付く瞬間にアンバ
ランス状態が固定されることから、この時のアンバラン
スの状態を検知し、ドラムの回転を加速するかどうか判
定するようにしたものである。
になされたもので、その目的は、ドラムを意図した振動
レベルで高速回転に立ち上げることができるようにした
ドラム式洗濯機等のドラム式回転処理装置を提供するこ
とにある。要は洗濯物がドラムに張り付く瞬間にアンバ
ランス状態が固定されることから、この時のアンバラン
スの状態を検知し、ドラムの回転を加速するかどうか判
定するようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のドラム式回転処
理装置は上記の目的を達成するためになされたもので、
請求項1記載の発明は、所定の低速回転数N1を目標に
該ドラムの回転数を上げて行き、まさに被処理物がドラ
ムに張り付こうとするとき前後のアンバランス検知手段
の出力信号を捕らえて、その値が所定値α1以下の場合
でかつその状態が所定時間t10続いた時にドラムの回転
を第2の目標回転数へ加速するようにしたものである。
理装置は上記の目的を達成するためになされたもので、
請求項1記載の発明は、所定の低速回転数N1を目標に
該ドラムの回転数を上げて行き、まさに被処理物がドラ
ムに張り付こうとするとき前後のアンバランス検知手段
の出力信号を捕らえて、その値が所定値α1以下の場合
でかつその状態が所定時間t10続いた時にドラムの回転
を第2の目標回転数へ加速するようにしたものである。
【0012】また、請求項2記載の発明は、アンバラン
スが大きい場合の対応に関するもので、請求項1記載の
発明において、所定値α1を超えた場合、直ちにドラム
の回転を停止し、被処理物がタンブリングできる低速の
回転数N0で反対方向に回転させ、バランス修正を行っ
た後、再び正回転で請求項1記載の如く判定するように
したものである。
スが大きい場合の対応に関するもので、請求項1記載の
発明において、所定値α1を超えた場合、直ちにドラム
の回転を停止し、被処理物がタンブリングできる低速の
回転数N0で反対方向に回転させ、バランス修正を行っ
た後、再び正回転で請求項1記載の如く判定するように
したものである。
【0013】そして、請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明において、共振点以下のドラム回転数N2で
共振点以上に回転数を上げるかどうか判定するようにし
たものである。そしてまた、請求項4記載の発明は、請
求項1記載の発明において、共振点以上のドラムの回転
数N3で振動の大きさから、このまま加速を続けるかど
うか判定するようにしたものである。
記載の発明において、共振点以下のドラム回転数N2で
共振点以上に回転数を上げるかどうか判定するようにし
たものである。そしてまた、請求項4記載の発明は、請
求項1記載の発明において、共振点以上のドラムの回転
数N3で振動の大きさから、このまま加速を続けるかど
うか判定するようにしたものである。
【0014】さらに、請求項5記載の発明は、回転数が
十分でない場合を除外するためのもので、請求項1記載
の発明において、ドラムの回転開始から所定時間t1の
範囲はアンバランス検知手段の信号を捕らえて、その値
が所定値α1以下であってもドラムの回転を第2の目標
回転数へ加速しないようにしたものである。さらにま
た、請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、ドラムの高速回転中の振動低減を図る液体バランサ
を設けたものである。
十分でない場合を除外するためのもので、請求項1記載
の発明において、ドラムの回転開始から所定時間t1の
範囲はアンバランス検知手段の信号を捕らえて、その値
が所定値α1以下であってもドラムの回転を第2の目標
回転数へ加速しないようにしたものである。さらにま
た、請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、ドラムの高速回転中の振動低減を図る液体バランサ
を設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のドラム式回転処理
装置をドラム式洗濯機に適用した実施の形態について図
面を参照しながら説明する。
装置をドラム式洗濯機に適用した実施の形態について図
面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明のドラム式洗濯機の概略構造
を示す側面断面図であり、このドラム式洗濯機は、箱型
の外枠1と、この外枠1内に配設され、洗濯用液やすす
ぎ水等を貯える水槽2と、この水槽2内に回転可能に支
持され、洗濯物を収容するドラム3とを備えている。ド
ラム3は直径が約46cmの円筒状のもので、その周壁
全体に多数の小孔3aを有し、奥壁から突出した水平軸
6を介して水槽2に設けられた軸受7に回転可能に支持
されている。
を示す側面断面図であり、このドラム式洗濯機は、箱型
の外枠1と、この外枠1内に配設され、洗濯用液やすす
ぎ水等を貯える水槽2と、この水槽2内に回転可能に支
持され、洗濯物を収容するドラム3とを備えている。ド
ラム3は直径が約46cmの円筒状のもので、その周壁
全体に多数の小孔3aを有し、奥壁から突出した水平軸
6を介して水槽2に設けられた軸受7に回転可能に支持
されている。
【0017】8はドラム3を回転させる回転駆動手段と
してのドラム用モータであり、その回転軸にはプーリ9
が固着されている。このプーリ9は駆動ベルト10を介
して水平軸6に固着されたドラム駆動プーリ11に連結
されている。12は外枠1の前面に設けられ、洗濯物を
出し入れするために開閉するドアである。
してのドラム用モータであり、その回転軸にはプーリ9
が固着されている。このプーリ9は駆動ベルト10を介
して水平軸6に固着されたドラム駆動プーリ11に連結
されている。12は外枠1の前面に設けられ、洗濯物を
出し入れするために開閉するドアである。
【0018】17はドラム3の回転数を検出するための
回転センサで、水槽の外面に固着されたリードスイッチ
18とこのリードスイッチ18と対向するようにドラム
駆動プーリ11に固着されたマグネット19とからな
る。この回転センサは公知のものであり、詳しい説明は
省略する。
回転センサで、水槽の外面に固着されたリードスイッチ
18とこのリードスイッチ18と対向するようにドラム
駆動プーリ11に固着されたマグネット19とからな
る。この回転センサは公知のものであり、詳しい説明は
省略する。
【0019】また、水槽2は水を供給する給水管41、
洗濯用液やすすぎ水を循環させる循環パイプ42、洗濯
用液やすすぎ水を循環貯水する貯水タンク43、洗濯用
液やすすぎ水を排出するための排出口44を有してい
る。また、外枠1の前面には、電源スイッチ、スタート
スイッチ等の操作パネル45が設けられている。
洗濯用液やすすぎ水を循環させる循環パイプ42、洗濯
用液やすすぎ水を循環貯水する貯水タンク43、洗濯用
液やすすぎ水を排出するための排出口44を有してい
る。また、外枠1の前面には、電源スイッチ、スタート
スイッチ等の操作パネル45が設けられている。
【0020】そして、このドラム式洗濯機は、水槽2の
振動を検知するための振動センサを有する振動検知手段
を備えている。該振動検知手段は上記のアンバランス検
知手段の一例を示すものである。アンバランスに起因す
る振動は、被処理物の偏在によって発生する。
振動を検知するための振動センサを有する振動検知手段
を備えている。該振動検知手段は上記のアンバランス検
知手段の一例を示すものである。アンバランスに起因す
る振動は、被処理物の偏在によって発生する。
【0021】ドラム3の回転に伴って偏在した被処理物
が回転するので、水平方向の水槽2の動きをみると左に
移動したときには水槽2が左へ振れ、右へ移動したとき
には右へ振れる。即ち、アンバランスがあれば、ドラム
3が一回転する間に、左右に一回づつ振れるので、これ
を振動波形として捉えることができる。
が回転するので、水平方向の水槽2の動きをみると左に
移動したときには水槽2が左へ振れ、右へ移動したとき
には右へ振れる。即ち、アンバランスがあれば、ドラム
3が一回転する間に、左右に一回づつ振れるので、これ
を振動波形として捉えることができる。
【0022】図2は振動検知手段の取り付け位置を示す
構成図であり、振動検知手段20は水槽2の振動のドラ
ム3の回転方向と平行な水平成分を検出するように取り
付けられたことを示している。また、図2には図1で表
すことができなかった、振動を緩衝するショックアブソ
ーバ4が水槽2の底面を支持し、さらに振動を緩衝する
バネ5が水槽2を吊り下げるように設けられている。こ
れらのショックアブソーバ4及びバネ5によって、水槽
2は外枠1内に振動可能に支持されている。
構成図であり、振動検知手段20は水槽2の振動のドラ
ム3の回転方向と平行な水平成分を検出するように取り
付けられたことを示している。また、図2には図1で表
すことができなかった、振動を緩衝するショックアブソ
ーバ4が水槽2の底面を支持し、さらに振動を緩衝する
バネ5が水槽2を吊り下げるように設けられている。こ
れらのショックアブソーバ4及びバネ5によって、水槽
2は外枠1内に振動可能に支持されている。
【0023】振動センサ20の例としては、水槽2の振
幅を直接検出する変位センサや、水槽2に加えられた加
速度に比例した電気信号を出力する水晶やセラミックの
圧電素子の圧電効果を利用した加速度センサが挙げられ
る。本実施形態では加速度センサを採用している。
幅を直接検出する変位センサや、水槽2に加えられた加
速度に比例した電気信号を出力する水晶やセラミックの
圧電素子の圧電効果を利用した加速度センサが挙げられ
る。本実施形態では加速度センサを採用している。
【0024】加速度センサの原理は次の通りである。振
動センサ20を構成するハウジング内の重りが外部から
の振動によって圧電素子に力を加え、該圧電素子はその
ストレスによって正イオンと負イオンのバランスが崩れ
電荷を発生する。電荷は電極に蓄積され最終的に回路を
通じて出力される。蓄積された電荷量は加えられた力に
比例し、その力は加速度に比例する。
動センサ20を構成するハウジング内の重りが外部から
の振動によって圧電素子に力を加え、該圧電素子はその
ストレスによって正イオンと負イオンのバランスが崩れ
電荷を発生する。電荷は電極に蓄積され最終的に回路を
通じて出力される。蓄積された電荷量は加えられた力に
比例し、その力は加速度に比例する。
【0025】図3は振動センサが加速度センサである場
合の振動検知回路のブロック図であり、同図において、
加速度センサ20から出力された信号は、増幅回路21
で増幅され、ローパスフィルタ22で変換された後、さ
らに増幅回路23で増幅され、振動波形として出力され
る。
合の振動検知回路のブロック図であり、同図において、
加速度センサ20から出力された信号は、増幅回路21
で増幅され、ローパスフィルタ22で変換された後、さ
らに増幅回路23で増幅され、振動波形として出力され
る。
【0026】図4はローパスフィルタの基本回路を示し
ている。同図において、24、25はセンサ20の出力
が与えられる入力端子であり、26は演算増幅器、R1
は抵抗、C1はコンデンサ、C2は帰還コンデンサ、2
7は出力端子である。なお、ローパスフィルタとしては
例えば、10Hz前後のものである。即ち、振動体の振
動特性の違い、例えばバネ定数や回転数や被処理物の早
い動き等の違いによって、振動波形が大きく異なるた
め、どのような振動系にも対応できるように波形処理を
してやればよい。
ている。同図において、24、25はセンサ20の出力
が与えられる入力端子であり、26は演算増幅器、R1
は抵抗、C1はコンデンサ、C2は帰還コンデンサ、2
7は出力端子である。なお、ローパスフィルタとしては
例えば、10Hz前後のものである。即ち、振動体の振
動特性の違い、例えばバネ定数や回転数や被処理物の早
い動き等の違いによって、振動波形が大きく異なるた
め、どのような振動系にも対応できるように波形処理を
してやればよい。
【0027】次に、本実施の形態のドラム式洗濯機の制
御手段である電子制御回路について説明する。図5に示
すように、電子制御回路は、制御部と演算部で構成され
るCPU100、データバス101、ROM、RAMの
メモリ102、I/Oインターフェース103、回転セ
ンサ17、回転センサ17の出力から回転数を検知する
回転数検知回路104、振動検知回路を含む振動検知手
段20、振動検知手段20の出力をデジタル量に変換す
るA/D変換器105、洗濯、すすぎ等の各種処理の設
定及び実行指示を行うためのキー入力部106、ドラム
用モータ8、このドラム用モータ8を駆動する駆動回路
107等を有している。
御手段である電子制御回路について説明する。図5に示
すように、電子制御回路は、制御部と演算部で構成され
るCPU100、データバス101、ROM、RAMの
メモリ102、I/Oインターフェース103、回転セ
ンサ17、回転センサ17の出力から回転数を検知する
回転数検知回路104、振動検知回路を含む振動検知手
段20、振動検知手段20の出力をデジタル量に変換す
るA/D変換器105、洗濯、すすぎ等の各種処理の設
定及び実行指示を行うためのキー入力部106、ドラム
用モータ8、このドラム用モータ8を駆動する駆動回路
107等を有している。
【0028】ここで、回転数N1について説明する。
今、内径46cmのドラムに被処理物(布)を入れて回
転させた場合を例にとると、被処理物をドラムの内周壁
に張り付かせるためには、ドラム3の周壁内面上の質点
の加速度αが少なくとも重力加速度以上になるようにド
ラム3を回転させなければならない。ドラム3の回転数
n、周速v、加速度αの関係は、ドラム3の半径をrで
表したとき、v=2πrn/60、α=v2/rとな
る。今、r=0.23m、α=9.8m/s2とする
と、回転数nは63rpmとなる。これは被処理物が厚
みをもたない場合に相当し現実的ではない。
今、内径46cmのドラムに被処理物(布)を入れて回
転させた場合を例にとると、被処理物をドラムの内周壁
に張り付かせるためには、ドラム3の周壁内面上の質点
の加速度αが少なくとも重力加速度以上になるようにド
ラム3を回転させなければならない。ドラム3の回転数
n、周速v、加速度αの関係は、ドラム3の半径をrで
表したとき、v=2πrn/60、α=v2/rとな
る。今、r=0.23m、α=9.8m/s2とする
と、回転数nは63rpmとなる。これは被処理物が厚
みをもたない場合に相当し現実的ではない。
【0029】次に、被処理物の厚みを考慮して説明す
る。ドラム3が回転し始めると被処理物は遠心力でドラ
ム3の周壁の方へ押し付けられ、ドラム3の中心部に空
洞ができる。従って、この空洞の内径の質点の加速度が
重力加速度以上の場合であれば、被処理物全体がドラム
3の周壁に張り付くことになる。もし、該質点の加速度
が重力の加速度以下となると動く(落下する)ことにな
る。
る。ドラム3が回転し始めると被処理物は遠心力でドラ
ム3の周壁の方へ押し付けられ、ドラム3の中心部に空
洞ができる。従って、この空洞の内径の質点の加速度が
重力加速度以上の場合であれば、被処理物全体がドラム
3の周壁に張り付くことになる。もし、該質点の加速度
が重力の加速度以下となると動く(落下する)ことにな
る。
【0030】従って、この質点を設定する位置によっ
て、ドラムの回転数を設定すればよいことになる。例え
ば、ドラム3内の内径24cmの質点の加速度を重力の
加速度と等しくなるようにするには、上式より、回転数
nは86rpmに、同じく22cmの場合には、回転数
nは90rpmに、同じく20cmの場合には、回転数
nは95rpmに、同じく18cmの場合には、回転数
nは100rpmになる。
て、ドラムの回転数を設定すればよいことになる。例え
ば、ドラム3内の内径24cmの質点の加速度を重力の
加速度と等しくなるようにするには、上式より、回転数
nは86rpmに、同じく22cmの場合には、回転数
nは90rpmに、同じく20cmの場合には、回転数
nは95rpmに、同じく18cmの場合には、回転数
nは100rpmになる。
【0031】この実施の形態では、ドラム3の内径を4
6cmとして、回転数N1を95rpmとした。回転開
始時のドラム3の回転数は図8に示したようにすぐに目
標回転数である95rpmで安定するわけでなく約90
rpmから徐々に95rpmへ移行して行くものであ
る。従って、設定回転数が95rpmであっても、実際
この範囲の回転数はカバーしていることになる。
6cmとして、回転数N1を95rpmとした。回転開
始時のドラム3の回転数は図8に示したようにすぐに目
標回転数である95rpmで安定するわけでなく約90
rpmから徐々に95rpmへ移行して行くものであ
る。従って、設定回転数が95rpmであっても、実際
この範囲の回転数はカバーしていることになる。
【0032】次に、回転数N2について説明する。回転
数N1の後に被処理物全体をドラム3の内壁に張り付け
た状態でアンバランスの大きさを検出することを狙いと
しているため、当然回転数N2はN1よりも高くするもの
である。一方、ドラムの回転数が振動体の振動特性に起
因する共振点になると、共振現象がおき、振動が特に大
きくなるため、この回転数近くまで上げないことが重要
である。従って、回転数N2は該共振回転数未満とする
ものである。この実施の形態では、図3に示したように
共振点は250rpmにあるため、回転数N2を220
rpmとした。
数N1の後に被処理物全体をドラム3の内壁に張り付け
た状態でアンバランスの大きさを検出することを狙いと
しているため、当然回転数N2はN1よりも高くするもの
である。一方、ドラムの回転数が振動体の振動特性に起
因する共振点になると、共振現象がおき、振動が特に大
きくなるため、この回転数近くまで上げないことが重要
である。従って、回転数N2は該共振回転数未満とする
ものである。この実施の形態では、図3に示したように
共振点は250rpmにあるため、回転数N2を220
rpmとした。
【0033】次に、このドラム式洗濯機の脱水工程時の
動作を図12のフローチャートを参照しながら説明す
る。
動作を図12のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0034】まず、ステップ#10で回転数N1を目標
にドラム3を回転加速させる。ステップ#20で回転開
始から所定時間t1経過したかどうか判断する。所定時
間t1はドラム3の回転が不十分な場合を排除するため
に設けた待ち時間である。例えば、図8のように回転開
始時のドラム3の回転数は所定の回転数近くまで上がる
のに4秒弱かかっている。従って、この期間を想定して
t1を決めてやる。
にドラム3を回転加速させる。ステップ#20で回転開
始から所定時間t1経過したかどうか判断する。所定時
間t1はドラム3の回転が不十分な場合を排除するため
に設けた待ち時間である。例えば、図8のように回転開
始時のドラム3の回転数は所定の回転数近くまで上がる
のに4秒弱かかっている。従って、この期間を想定して
t1を決めてやる。
【0035】この時の振動波形を図7で説明すると、約
1秒後に回転が始まり、約2秒後の大きな出力は被処理
物が落下したことによるものである。そしてそれがドラ
ム3周壁に分散しながら約4秒でほとんど張り付き、周
期的な振動波形になったものである。従って、この時前
後の波形状態から判定すれば、ちょうど張り付いた状態
の最初に判定できることになる。
1秒後に回転が始まり、約2秒後の大きな出力は被処理
物が落下したことによるものである。そしてそれがドラ
ム3周壁に分散しながら約4秒でほとんど張り付き、周
期的な振動波形になったものである。従って、この時前
後の波形状態から判定すれば、ちょうど張り付いた状態
の最初に判定できることになる。
【0036】ステップ#20で回転開始から所定時間t
1経過したならば、ステップ#30で振動検知手段20
の出力波形からその大きさが所定値α1以下でその状態
が所定時間t10続いたかどうか判断する。なお、所定時
間t10は例えばドラムが少なくとも1回転する時間であ
る。例えば、図9のように長方形の枠で囲まれた範囲な
らば、ステップ#40でドラム3を回転数N2を目標に
加速する。
1経過したならば、ステップ#30で振動検知手段20
の出力波形からその大きさが所定値α1以下でその状態
が所定時間t10続いたかどうか判断する。なお、所定時
間t10は例えばドラムが少なくとも1回転する時間であ
る。例えば、図9のように長方形の枠で囲まれた範囲な
らば、ステップ#40でドラム3を回転数N2を目標に
加速する。
【0037】そして、ステップ#50で加速開始から所
定時間t4経過したかどうか判断し、経過したならば、
ステップ#60で振動検知手段20の出力からその大き
さが所定値α2以下であるかどうか判定する。そして、
所定値α2以下であるならば、ステップ#70でドラム
3を回転数N3を目標に加速する。
定時間t4経過したかどうか判断し、経過したならば、
ステップ#60で振動検知手段20の出力からその大き
さが所定値α2以下であるかどうか判定する。そして、
所定値α2以下であるならば、ステップ#70でドラム
3を回転数N3を目標に加速する。
【0038】そして、ステップ#80で振動検知手段2
0の出力からその大きさが所定値α3以下であるかどう
か判定する。そして、所定値α3以下であるならば、ス
テップ#90でドラム3を回転数N4を目標に加速す
る。この工程の概略を図示したのが図6の立ち上げ基本
チャートである。
0の出力からその大きさが所定値α3以下であるかどう
か判定する。そして、所定値α3以下であるならば、ス
テップ#90でドラム3を回転数N4を目標に加速す
る。この工程の概略を図示したのが図6の立ち上げ基本
チャートである。
【0039】なお、ステップ#30で振動検知手段20
の出力波形の大きさが例えば図10のように所定値α1
を超えているならば、ステップ#100で回転開始から
所定時間t2(例えば、6秒)が経過したかどうか判断
し、経過したならば、ステップ#110でドラム3の回
転を停止し、ステップ#120でドラム3を反対方向に
回転数N0を目標に回転させる。
の出力波形の大きさが例えば図10のように所定値α1
を超えているならば、ステップ#100で回転開始から
所定時間t2(例えば、6秒)が経過したかどうか判断
し、経過したならば、ステップ#110でドラム3の回
転を停止し、ステップ#120でドラム3を反対方向に
回転数N0を目標に回転させる。
【0040】目標回転数N0は被処理物がタンブリング
できる回転数である。例えば、60rpmである。ステ
ップ#130で反転開始から所定時間t3経過したかど
うか判断する。該所定時間t3は例えば5秒である。所
定時間t3が経過したならばステップ#140でドラム
の回転を停止させ、再びステップ#10に戻り前記と同
様の操作を繰り返す。この工程の概略を図示したのが図
11の立ち上げ繰り返しチャートである。
できる回転数である。例えば、60rpmである。ステ
ップ#130で反転開始から所定時間t3経過したかど
うか判断する。該所定時間t3は例えば5秒である。所
定時間t3が経過したならばステップ#140でドラム
の回転を停止させ、再びステップ#10に戻り前記と同
様の操作を繰り返す。この工程の概略を図示したのが図
11の立ち上げ繰り返しチャートである。
【0041】また、ステップ#60で所定値α2を超え
ていたならば、ステップ#110へ戻り前記と同様の操
作を繰り返す。さらに、ステップ#80で所定値α3を
超えていたならば、ステップ#110へ戻り前記と同様
の操作を繰り返す。
ていたならば、ステップ#110へ戻り前記と同様の操
作を繰り返す。さらに、ステップ#80で所定値α3を
超えていたならば、ステップ#110へ戻り前記と同様
の操作を繰り返す。
【0042】次に別の実施の形態として本発明のドラム
式洗濯機に液体バランサを付けた場合を説明する。
式洗濯機に液体バランサを付けた場合を説明する。
【0043】図1において、ドラム3の外周部には中空
環状の液体バランサ50が設けられている。液体バラン
サ50の内部には塩水、グリセリン等の液体51が流動
可能に適量例えば1[l]注入されている。該液体51
は中空環状の液体バランサ50の内部空間の一部を占め
ており、該液体バランサ50の内部に設けられた幾つか
の抵抗体の間を通って自由に流動することができる。
環状の液体バランサ50が設けられている。液体バラン
サ50の内部には塩水、グリセリン等の液体51が流動
可能に適量例えば1[l]注入されている。該液体51
は中空環状の液体バランサ50の内部空間の一部を占め
ており、該液体バランサ50の内部に設けられた幾つか
の抵抗体の間を通って自由に流動することができる。
【0044】そして、ドラム3の高速回転時には、ドラ
ム3内の偏荷重と180°位相が遅れ、偏荷重をキャン
セルするように作用し、高速回転時の振動を低減するこ
とができる。しかし、液体バランサを設けた時の課題は
共振点以下の低速回転数ではこのような作用は期待でき
ず、むしろドラム3の偏荷重を増大させることがある。
その結果、低速回転で被処理物に起因するアンバランス
を完全に見極めることが難しくなる。
ム3内の偏荷重と180°位相が遅れ、偏荷重をキャン
セルするように作用し、高速回転時の振動を低減するこ
とができる。しかし、液体バランサを設けた時の課題は
共振点以下の低速回転数ではこのような作用は期待でき
ず、むしろドラム3の偏荷重を増大させることがある。
その結果、低速回転で被処理物に起因するアンバランス
を完全に見極めることが難しくなる。
【0045】しかし、上記の実施の形態のように必ず回
転を停止させた後にドラム3を回転させて1次判定し、
かつ2次判定で液体バランサ内の液体が概ね均等に分散
するようにしたあと共振点以上に加速するかどうか判断
することにより液体バランサのないドラム式洗濯機と同
様に立ち上げ判定ができるようにしたものである。すな
わち、上記立ち上げ方式であれば、液体バランサの有無
に関わらず、立ち上げ判定が可能であった。
転を停止させた後にドラム3を回転させて1次判定し、
かつ2次判定で液体バランサ内の液体が概ね均等に分散
するようにしたあと共振点以上に加速するかどうか判断
することにより液体バランサのないドラム式洗濯機と同
様に立ち上げ判定ができるようにしたものである。すな
わち、上記立ち上げ方式であれば、液体バランサの有無
に関わらず、立ち上げ判定が可能であった。
【0046】本発明の実施の形態では、洗濯、脱水を行
うドラム式洗濯機の場合について説明したが、本発明
は、洗濯、脱水、乾燥を行うドラム式洗濯乾燥機、乾燥
のみを行うドラム式乾燥機、あるいはその他形式のドラ
ム式の回転処理装置に適用することもできる。
うドラム式洗濯機の場合について説明したが、本発明
は、洗濯、脱水、乾燥を行うドラム式洗濯乾燥機、乾燥
のみを行うドラム式乾燥機、あるいはその他形式のドラ
ム式の回転処理装置に適用することもできる。
【0047】また、本実施の形態では、1軸サポート、
フロントローディング型のドラム式回転処理装置の場合
について説明したが、本発明は、2軸サポート型のもの
やトップローディング型のものにも適用することができ
る。
フロントローディング型のドラム式回転処理装置の場合
について説明したが、本発明は、2軸サポート型のもの
やトップローディング型のものにも適用することができ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明のドラム式回転処理装置は上記の
ような構成であるから、請求項1記載の発明は、洗濯物
がドラムに張り付く瞬間にアンバランス状態が固定され
ることから、所定の低速回転数N1を目標に該ドラムの
回転数を上げて行き、まさに被処理物がドラムに張り付
こうとするときのアンバランスの状態を検知することに
よって、速やかに判定、立ち上げができる。しかも、ア
ンバランスが大きい場合、そのまま長く被処理物をドラ
ムに張り付け続けることがなくなるため、このアンバラ
ンスに起因する大きな振動も短時間で止めることができ
る。
ような構成であるから、請求項1記載の発明は、洗濯物
がドラムに張り付く瞬間にアンバランス状態が固定され
ることから、所定の低速回転数N1を目標に該ドラムの
回転数を上げて行き、まさに被処理物がドラムに張り付
こうとするときのアンバランスの状態を検知することに
よって、速やかに判定、立ち上げができる。しかも、ア
ンバランスが大きい場合、そのまま長く被処理物をドラ
ムに張り付け続けることがなくなるため、このアンバラ
ンスに起因する大きな振動も短時間で止めることができ
る。
【0049】また、請求項2記載の発明は、所定値α1
を超えた場合、直ちにドラムの回転を停止し、被処理物
がタンブリングできる低速の回転数N0で反対方向に回
転させ、バランス修正を行うため、アンバランスが大き
い場合、そのまま長く被処理物をドラムに張り付け続け
ることがなくなるため、このアンバランスに起因する大
きな振動も短時間で止めることができる。しかも、反転
によって被処理物の塊がほぐしやすくなり、アンバラン
スの解消に効果がある。
を超えた場合、直ちにドラムの回転を停止し、被処理物
がタンブリングできる低速の回転数N0で反対方向に回
転させ、バランス修正を行うため、アンバランスが大き
い場合、そのまま長く被処理物をドラムに張り付け続け
ることがなくなるため、このアンバランスに起因する大
きな振動も短時間で止めることができる。しかも、反転
によって被処理物の塊がほぐしやすくなり、アンバラン
スの解消に効果がある。
【0050】そして、請求項3記載の発明は、共振点以
下のドラム回転数N2で共振点以上に回転数を上げるか
どうか判定することによって、より確実に低振動で共振
点以上の高速に立ち上げることができるようにしたもの
である。
下のドラム回転数N2で共振点以上に回転数を上げるか
どうか判定することによって、より確実に低振動で共振
点以上の高速に立ち上げることができるようにしたもの
である。
【0051】そしてまた、請求項4記載の発明は、共振
点以上のドラムの回転数N3で振動の大きさから、この
まま加速を続けるかどうか判定することによって、被処
理物が脱水して行く過程でアンバランスが変化して振動
が大きくなったとしても、ドラムの回転を停止させる等
の対応が可能とするものである。
点以上のドラムの回転数N3で振動の大きさから、この
まま加速を続けるかどうか判定することによって、被処
理物が脱水して行く過程でアンバランスが変化して振動
が大きくなったとしても、ドラムの回転を停止させる等
の対応が可能とするものである。
【0052】さらに、請求項5記載の発明は、ドラムの
回転開始から所定時間t1の範囲はアンバランス検知手
段の信号を捕らえて、その値が所定値α1以下であって
もドラムの回転を第2の目標回転数へ加速しないことに
よって、ドラムの回転不足の期間を排除することがで
き、まさに被処理物がドラムに張り付こうとするとき前
後に1次判定できるようにしたものである。
回転開始から所定時間t1の範囲はアンバランス検知手
段の信号を捕らえて、その値が所定値α1以下であって
もドラムの回転を第2の目標回転数へ加速しないことに
よって、ドラムの回転不足の期間を排除することがで
き、まさに被処理物がドラムに張り付こうとするとき前
後に1次判定できるようにしたものである。
【0053】さらにまた、請求項6記載の発明は、高速
回転時のアンバランスをさらに低減させるためにドラム
に液体バランサを設け、それによって生じる低速時のア
ンバランス判定の課題を上記の手段で達成することによ
り、結果的に、高速回転時のアンバランスをさらに低減
させるようにしたものである。
回転時のアンバランスをさらに低減させるためにドラム
に液体バランサを設け、それによって生じる低速時のア
ンバランス判定の課題を上記の手段で達成することによ
り、結果的に、高速回転時のアンバランスをさらに低減
させるようにしたものである。
【図1】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機の概略構造の側面断面図である。
示すドラム式洗濯機の概略構造の側面断面図である。
【図2】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機の振動検知手段の取り付け位置の構
成図である。
示すドラム式洗濯機の振動検知手段の取り付け位置の構
成図である。
【図3】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機において、振動検知手段が加速度セ
ンサである場合の振動検知回路のブロック図である。
示すドラム式洗濯機において、振動検知手段が加速度セ
ンサである場合の振動検知回路のブロック図である。
【図4】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機のローパスフィルタの基本回路図で
ある。
示すドラム式洗濯機のローパスフィルタの基本回路図で
ある。
【図5】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機の電子制御回路のブロック図であ
る。
示すドラム式洗濯機の電子制御回路のブロック図であ
る。
【図6】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機の脱水工程時の立ち上げ工程の立ち
上げ基本チャートの概略図である。
示すドラム式洗濯機の脱水工程時の立ち上げ工程の立ち
上げ基本チャートの概略図である。
【図7】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機において、1次判定時の振動波形の
例と立ち上げ判定範囲例の説明図である。
示すドラム式洗濯機において、1次判定時の振動波形の
例と立ち上げ判定範囲例の説明図である。
【図8】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機におけるドラムの回転開始時の回転
数の変化の一例の説明図である。
示すドラム式洗濯機におけるドラムの回転開始時の回転
数の変化の一例の説明図である。
【図9】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態を
示すドラム式洗濯機において、1次判定の立ち上げ可能
の場合とその振動波形の例の説明図である。
示すドラム式洗濯機において、1次判定の立ち上げ可能
の場合とその振動波形の例の説明図である。
【図10】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態
を示すドラム式洗濯機において、1次判定の立ち上げ不
可の場合とその振動波形の例の説明図である。
を示すドラム式洗濯機において、1次判定の立ち上げ不
可の場合とその振動波形の例の説明図である。
【図11】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態
を示すドラム式洗濯機において、1次判定で不可となっ
た場合の立ち上げ工程の繰り返しの基本チャートの概略
図である。
を示すドラム式洗濯機において、1次判定で不可となっ
た場合の立ち上げ工程の繰り返しの基本チャートの概略
図である。
【図12】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態
を示すドラム式洗濯機の脱水行程時の動作を示すフロー
チャートである。
を示すドラム式洗濯機の脱水行程時の動作を示すフロー
チャートである。
【図13】本発明のドラム式回転処理装置の実施の形態
を示すドラム式洗濯機の共振点を表すもので回転数と振
動加速度の関係を示した説明図である。
を示すドラム式洗濯機の共振点を表すもので回転数と振
動加速度の関係を示した説明図である。
2 水槽 3 ドラム 8 ドラム回転用モータ 17 回転センサ 20 振動検知手段 22 ローパスフィルタ 50 液体バランサ 51 液体
Claims (6)
- 【請求項1】 外枠内に振動可能に支持された支持体
と、この支持体に回転可能に支持され、被処理物を収容
するドラムと、低速回転から高速回転まで複数の回転数
が設定、制御できるドラムの回転数可変手段とドラム反
転手段と、ドラム内における被処理物の偏在を検知する
アンバランス検知手段とを備えたドラム式回転処理装置
において、所定の低速回転数N1を目標に該ドラムの回
転数を上げて行き、被処理物がドラムに張り付こうとす
るとき前後のアンバランス検知手段の出力信号を捕らえ
て、その値が所定値α1以下の場合にドラムの回転を第
2の目標回転数へ加速することを特徴とするドラム式回
転処理装置。 - 【請求項2】 上記請求項1記載のドラム式回転処理装
置において、所定値α1を超えた場合、直ちにドラムの
回転を停止し、被処理物がタンブリングできる低速の回
転数N0で反対方向に回転させ、バランス修正を行った
後、再び正回転で回転させることを特徴とするドラム式
回転処理装置。 - 【請求項3】 上記請求項1記載のドラム式回転処理装
置において、共振点以下のドラム回転数N2で共振点以
上に回転数を上げるかどうかを判定することを特徴とす
るドラム式回転処理装置。 - 【請求項4】 上記請求項1記載のドラム式回転処理装
置において、共振点以上のドラムの回転数N3で振動の
大きさから、このまま加速を続けるかどうか判定するこ
とを特徴とするドラム式回転処理装置。 - 【請求項5】 上記請求項1記載のドラム式回転処理装
置において、ドラムの回転開始から所定時間t1の範囲
はアンバランス検知手段の信号を捕らえて、その値が所
定値α1以下であってもドラムの回転を第2の目標回転
数へ加速しないことを特徴とするドラム式回転処理装
置。 - 【請求項6】 上記請求項1記載のドラム式回転処理装
置において、ドラムに振動低減用の液体バランサを設け
たことを特徴とするドラム式回転処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9072521A JPH10263261A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ドラム式回転処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9072521A JPH10263261A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ドラム式回転処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10263261A true JPH10263261A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13491727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9072521A Pending JPH10263261A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | ドラム式回転処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10263261A (ja) |
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-
1997
- 1997-03-26 JP JP9072521A patent/JPH10263261A/ja active Pending
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