JPH10228766A - マイクロコンピュータ - Google Patents
マイクロコンピュータInfo
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- JPH10228766A JPH10228766A JP9032065A JP3206597A JPH10228766A JP H10228766 A JPH10228766 A JP H10228766A JP 9032065 A JP9032065 A JP 9032065A JP 3206597 A JP3206597 A JP 3206597A JP H10228766 A JPH10228766 A JP H10228766A
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- Dram (AREA)
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Abstract
DRAMを高速にする。 【解決手段】DRAM101の複数のセンスアンプ列2
11を領域的の局在させ、それらといずれかのメモリセ
ルアレー221の記憶信号を読み出すときに、その中の
複数のローカルビット線を、複数のメモリセルアレー2
21に共通のグローバルビット線に接続し、読み出され
た複数の記憶信号を複数のセンスアンプ列211の一つ
により検出させ、そのセンスアンプ列により記憶させ
る。検出されたメモリ記憶信号を複数のブロックに分
け、その一つをメインアンプ部231にグローバルビッ
ト線の数より少ないデータ線を介して伝達させる。後の
リードアクセスがヒットした場合、そのヒットしたデー
タブロックを、それ保持するセンスアンプ列211から
メインアンプ部231へ送る。
Description
し、特にセンスアンプをキャッシュとして用いることが
できるダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(D
RAM)をオンチップに設けたマイクロコンピュータの
構成に係るものである。
は、通常階層構造を有している。たとえば、スタティッ
ク・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)で通常構
成される高速で小容量のキャッシュ部と、DRAMで通
常構成される中速で大容量の主記憶部の構成である。こ
の階層構造は、SRAMの高速性とDRAMの低ビット
コストとをうまく組み合わせた結果である。さらに、近
年の微細化技術の進歩に伴い、図15のブロック図に示
すように、内部バス905に接続されたマイクロコンピ
ュータ部901、キャッシュ部902、DRAM903
および内部バス905および外部バス906に接続され
た外部バスインタフェース904をすべて一つの半導体
チップ900に搭載したコンピュータシステムの開発も
行われている。この様な例は、たとえば1996年国際
固体回路会議、技術論文ダイジェスト第216頁から2
17頁(1996 IEEE Internation
alSolid−State Circuits Co
nference,pp.216−217)に示されて
いる。
と同じ構成なので、これをキャッシュ部として活用する
DRAMが、たとえば特開平07−211062号に示
されている。ここに示されたDRAMは、図16に示す
ように、離散的に配置された複数のメモリセルアレー9
21と離散的に配置された複数のセンスアンプ列911
からなり、各メモリセルアレー921の両側に二つのセ
ンスアンプ列911が位置する。カラムデコーダ907
は、複数のメモリセルアレー921および複数のセンス
アンプ列911の組の一端に近接して配置されている。
上記複数のセンスアンプ列911を選択するためのカラ
ム選択線908は、図示されるように、カラムデコーダ
907から複数のメモリセルアレー911および複数の
センスアンプ列911を横断するように設けられてい
る。
めに、外部からのメモリアクセスに応答してあるメモリ
セル列をアクセスしたときに、そのメモリセル列に保持
された一群の記憶信号の検出に、そのメモリセル列の両
側に位置する二つのセンスアンプ列のいずれか一つを使
用する。そのセンスアンプ列にそのメモリセル列から読
み出された一群の記憶信号を保持させる。このような動
作を、いずれのセンスアンプ列に対しても実行する。い
ずれかの新たなメモリアクセスが発生したときに、その
アクセスが要求するメモリセル列に保持された一群の記
憶信号がいずれかのセンスアンプ列に保持されているか
を検出し、もしその一群の記憶信号がいずれかのセンス
アンプ列に保持されているときには、その特定のセンス
アンプ列に保持された一群の記憶信号を読み出し信号と
して出力し、そのメモリセル列にはアクセスしない。各
メモリセル列から読み出した一群の記憶信号は、そのメ
モリセル列の両側のセンスアンプ列のいずれかに保持さ
せることができるので、これらの両側のセンスアンプ列
が、2ウエイのセットアソシアティブキャッシュとして
動作する。
プのコンピュータシステムにおいては、キャッシュ部9
02の容量が大きいほどキャッシュヒット率が向上し、
速度の遅いDRAM903を動作させる頻度が減るの
で、コンピュータシステムは実効的に高速になる。一
方、オンチップ化したDRAM(以下オンチップDRA
M)903の容量が大きければ、チップ外部のDRAM
(図示せず)が不要となり、コンパクトなシステムを構
築できる。すなわち、キャッシュ部902、オンチップ
DRAM部903ともにできるだけ容量を大きくするこ
とが望ましい。そのためには、特開平07−21106
2号に記載された技術を考慮すると、オンチップDRA
M903内のセンスアンプ列をキャッシュとしても使用
し、キャッシュ902を削除することが考えられる。
を特開平07−211062号に記載されたように構成
すると、いくつかの問題が生じる。まず、このオンチッ
プDRAM内のキャッシュ部の動作速度が速くなる。す
なわち、図16においては、カラム選択線908が複数
のメモリセルアレー921および複数のセンスアンプ列
911を横断して配置されているので、この信号線の長
さが長くならざるを得ず、その信号線上の信号伝搬遅延
が大きくなる。このために、カラムデコーダ907から
遠方に位置するセンスアンプに保持された一群の記憶信
号を読み出す時間が長くなる。
ッシュヒット率を上げる上で問題がある。一般に、セッ
トアソシアティブキャッシュでは、ウエイ数が多いほど
キャッシュヒット率を向上できることが知られている。
しかしながら、図16の構成において、2ウエイより大
きくすることは不可能である。
をキャッシュ部として使用でき、キャッシュ部をより高
速に動作させるのに適したDRAMおよびそれを用いた
マイクロコンピュータを提供することである。
プ列をキャッシュ部として使用でき、キャッシュ部のウ
エイ数を増大するのに適したDRAMおよびそれを用い
たマイクロコンピュータを提供することである。
ンピュータの望ましい態様では、DRAMがオンチップ
に設けられ、該DRAMの複数のセンスアンプ列がキャ
ッシュとしても用いられる。すなわち、ワード線に平行
な方向に並ぶセンスアンプ列を複数列、領域的に集めて
センスアンプキャッシュ部が構成される。センスアンプ
キャッシュ部とDRAMセル部とは、複数のグローバル
ビット線により接続される。一本のグローバルビット線
には異なるセンスアンプ列に属する複数のセンスアンプ
がスイッチを介して接続され、さらに該グローバルビッ
ト線には、複数のDRAMセルが接続されたローカルビ
ット線が複数本、スイッチを介して接続される。
具体的な態様では、上記キャッシュ用センスアンプによ
り検出されたデータを読み出しマイクロコンピュータに
転送するためのメインアンプが、上記グローバルビット
線と異なるデータ線を介して上記複数のセンスアンプ列
に接続される。
より具体的な態様では、上記キャッシュ用センスアンプ
とそのデータを読み出すメインアンプとを接続するデー
タ線が、上記グローバルビット線で兼ねられる。
に他の望ましい態様では、上記グローバルビット線一本
に対して、DRAMセルのリフレッシュ動作を行うため
のセンスアンプがさらに接続され、該リフレッシュ動作
用のセンスアンプはDRAMセル部とキャッシュ用セン
スアンプ部の中間に配置され、グローバルビット線は二
つのスイッチ回路列によりDRAMセル部、リフレッシ
ュ用センスアンプ部、及びセンスアンプキャッシュ部の
3つに適宜分割される。読み出しにおけるキャッシュミ
スヒット時には、上記キャッシュ用センスアンプとリフ
レッシュ動作用センスアンプとが一体となって増幅動作
する。書き込み時には、上記キャッシュ用センスアンプ
とリフレッシュ動作用センスアンプとに同時に書き込み
が行われる。
に他の望ましい態様では、同一のグローバルビット線に
接続された複数のセンスアンプキャッシュのうち、マイ
クロコンピュータ部からのアクセスから最も遠ざかって
いるセンスアンプを記憶するLRU(Least Re
cently Used)回路を有したキャッシュコン
トローラがオンチップに設けられる。
ピュータ(以下、マイコンと呼ぶことがある)を図面に
示したいくつかの実施の形態を参照してさらに詳細に説
明する。なお、以下においては、同じ参照番号は同じも
のもしくは類似のものを表すものとする。また、第2の
実施の形態以降では、第1の実施の形態との相違点を主
に説明する。
導体チップ100はいわゆる1チップマイクロコンピュ
ータを実現する大規模集積回路が形成される。すなわ
ち、その上には、マイクロコンピュータ部(マイコン部
とも呼ぶことがある)102、オンチップDRAM10
1、外部バスインタフェース103が搭載される。マイ
クロコンピュータ部102は、内部バス106を介し
て、DRAM101、外部バスインタフェース103に
接続され、外部バスインタフェース103は、さらに外
部バス109を介して外部回路(図示せず)に接続され
る。マイクロコンピュータ部102には、CPU、プロ
グラムを記憶したROMその他の回路が含まれる。DR
AM101は、マイクロコンピュータ部102の主記憶
として使用されるが、外部回路として、この主記憶とし
て使用する外部RAM(図示せず)がさらに接続されて
もよい。その場合には、DRAM101は、この主記憶
に保持すべきデータの一部を保持する、それにより、マ
イクロコンピュータ部102から主記憶内のデータへの
アクセスを高速化できる。なお、内部バス106は、内
部アドレスバス106a、内部データバス106b、簡
単化のために図示してない内部制御バスとを有する。以
下の構造と動作の詳細説明においてもこの内部制御バス
上の信号に関する説明は省略する。なお、半導体チップ
100上の各回路は、N型MOSトランジスタにより構
成されるが、他の型のトランジスタまたは互いに異なる
型を有する複数のトランジスタにより構成されてもよ
い。
M101のキャッシュとして用いられるようにDRAM
101が構成されている。このために半導体チップ10
0にはDRAM101のための別のキャッシュは搭載さ
れていない。DRAMセル部203は、領域的に集めら
れた、複数の、例えば4つのメモリセルアレー(MCア
レー)221を含み、センスアンプキャッシュ部201
は、領域的に集められた複数の、例えば6つのセンスア
ンプ列(SA列)211を含む。これらのメモリセルア
レー221は互いに隣接して配置され、複数のセンスア
ンプ列211も同じである。センスアンプキャッシュ部
201はDRAMセル部203の片側に隣接して配置さ
れている。メインアンプ部231が、センスアンプキャ
ッシュ部201の、DRAMセル部203と反対側に隣
接して配置され、センスアンプキャッシュ部201に接
続されるとともに、内部バス106を介してマイクロコ
ンピュータ部102と外部バスインタフェース103と
に接続されている。センスアンプキャッシュ部201の
上側と下側に隣接してセンスアンプ/メインアンプ(S
A/MA)接続回路251とセンスアンプ/メモリセル
アレー(SA/MC)接続回路241Aが設けられ、D
RAMメモリセル部203の上側に隣接してメモリセル
デコーダ(MCデコーダ)241Bが設けられている。
アレー221を構成する複数のワード線の各々に接続さ
れた複数のメモリセルは、例えば256個からなり、そ
の数は、内部データバス106bのデータ幅、例えば6
4ビットの複数倍に設定されている。同一のワード線に
接続されたそれらのメモリセルに記憶された複数の信号
がセンスアンプキャッシュ部201へ一度に読み出さ
れ、いずれかのセンスアンプ列211に保持される。し
かし、センスアンプキャッシュ部201は、このように
一度に読み出された複数の信号の内、外部データバス幅
に等しい64ビットを選択し、メインアンプ部231に
供給し、メインアンプ部231はこの64ビットを外部
データバス106bに転送する。このように、外部デー
タバスとの間で一度に転送されるデータをデータブロッ
クと呼ぶ。したがって、各ワード線に接続された複数の
メモリセルにより4つのデータブロック(これをデータ
ブロック群と呼ぶことがある)が記憶され、各センスア
ンプ列211が一つのワード線に接続された複数のメモ
リセルから読み出されたデータブロック群を保持し、メ
インアンプ部231には、その内の一つのデータブロッ
クを選択して転送する。DRAMメモリセル部203の
いずれかのワード線に接続された複数のメモリセルから
読み出されたデータを保持すべき列211は、そのワー
ド線が属する列211に依存して定められている。より
具体的には、本実施の形態では、二つのメモリセルアレ
ー221のそれぞれに一つのセンスアンプ列211が割
り当てられ、他の二つのメモリセルアレー221の各々
の半分の領域に一つのセンスアンプ列211が割り当て
られている。
アクセスを実行するときには、内部アドレスバス106
aにメモリアドレスを出力すると共に、クロックCLKに
同期してオンチップDRAM選択信号DSを出力する。そのメ
モリアクセスがライトアクセスであるならば、線12に
ライトエネーブル信号WEをさらに出力する。なお、マ
イクロコンピュータ部102は線13を介してDRAM
101にクロックCLKを供給し続けている。アドレス
バッファ121は、アドレスバス106a上のメモリア
ドレスの内、DRAM101をアクセスするに必要なビ
ット部分A1〜ANを受信する。マイクロコンピュータ
部102が外部バス109に接続された外部RAMを必
要とする場合、このアドレスビットA1〜ANは、アド
レスバス106a上にマイクロコンピュータ部102が
送出したアドレスデータの一部である。マイクロコンピ
ュータ部102が外部RAMを必要としない場合、この
アドレスビットA1〜ANは、アドレスバス106a上
にマイクロコンピュータ部102が送出したアドレスの
全ビットに等しい。各メモリセルアレー221の容量が
16kビットで、DRAMメモリセル部203の容量が
64kビットとすると、このNの値は8となる。
レスビットA1〜ANをキャッシュコントローラ11に
供給し、さらに、そのアドレスの内、DRAMメモリセ
ル部203内のアクセスすべきワード線を選択するのに
必要な下位側のアドレス部分、ここではA3〜ANを、
線17を介してメモリセルデコーダ241Bに供給す
る。キャッシュコントローラ111は、アドレスバッフ
ァ121から与えられたアドレスA1〜ANに基づいて
キャッシュヒットチェックを行い、もしミスヒットが検
出されたときにはORゲート10にキャッシュミスヒッ
ト信号missを、線325を介して供給する。ORゲ
ート10は、キャッシュコントローラ111から与えら
れるキャッシュミスヒット信号missがハイとなる
と、線11を介して、センスアンプ/メモリセルアレー
(SA/MC)接続回路241A、メモリセルデコーダ
241B、センスアンプ/メインアンプ(SA/MA)
接続回路251に起動信号STARTを供給し、メモリ
読み出し動作を起動する。さらに、DRAM部203か
ら読み出されたデータブロック群を保持すべきセンスア
ンプ列を指定する選択信号SY1から6のいずれか一つ
をセンスアンプ列/メモリセルアレー接続回路241A
とセンスアンプ列/メインアンプ接続回路251とに線
14を介して供給する。さらに、そのデータブロック群
の内の読み出すべきデータブロックを指定するために、
メモリアドレスの上位2ビットA1,A2を、線15を
介してセンスアンプ列/メインアンプ接続回路251に
供給する。キャッシュコントローラ111は、キャッシ
ュヒットの場合にも、センスアンプ列選択信号SY1か
ら6のいずれか一つを供給し、さらに、ヒット信号hi
tをセンスアンプ/メインアンプ接続回路251に線3
27を介して供給する。この場合には、センスアンプキ
ャッシュ部201が起動され、DRAM部203は起動
されない。マイクロコンピュータ部102は、ライトア
クセスの場合には、ライトエネーブル信号WEを、線1
2を介してORゲート10に与え、ORゲート10は起
動信号STARTによりDRAM部203とセンスアン
プキャッシュ部201を駆動する。
203には、複数のメモリセルアレー221の他に、プ
リチャージ回路202が設けられる。各メモリセルアレ
ー221は、その中央に設けられたスイッチ回路列22
3と、その両側に配置された一対のメモリセルブロック
222L及び222Rからなる。これらの二つのメモリ
ブロックにまたがって図の水平方向に延長する複数のロ
ーカルビット線対BL1/BB1〜BL256/BB2
56が設けられている。 さらに、一つのローカルビッ
ト線対にそれぞれ対応する複数のグローバルビット線対
GBL1/GBB1〜GBL256/GBB256が図
の水平方向に延長して設けられている。これらのグロー
バルビット線対は二つのメモリブロック222L,22
2Rに接続される。複数のグローバルビット線対GBL
1/GBB1〜GBL256/GBB256は複数のメ
モリセルアレー221および複数のセンスアンプ列21
1に接続されるように水平方向に延長している。これら
のグローバルビット線対GBL1/GBB1〜GBL2
56/GBB256は、上記複数のメモリセルアレー2
21内の複数のローカルビット線対BL1/BB1〜B
L256/BB256が形成されている配線層とは異な
る配線層に形成される。本実施の形態では、グローバル
ビット線対および各メモリセルアレー221内のローカ
ルビット線対の数は256とする。
セルブロック222Lには、メモリセルデコーダ241
Bから図の垂直方向に延長するワード線X1L,X2
L,,が設けられ、同様に右側メモリセルブロック22
2Rには、メモリセルデコーダ241Bから図の垂直方
向に延長するワード線X1R,X2R,,が設けられて
いる。それぞれのメモリブロックでは、各ワード線と各
ローカルビット線対との間の一対の交点の一方におい
て、そのワード線およびそのローカルビット線対の一方
のローカルビット線に接続してメモリセルが設けられて
いる。したがって、複数のメモリセルの配列は、いわゆ
る折り返しビット線構成である。さらに、複数のローカ
ルビット線対と交差するように一対のダミーワード線
(図示せず)が設けられ、各ダミーワード線と各ローカ
ルビット線対との間の一対の交点の一方にダミーセル
(図示せず)が設けられている。いずれかのワード線に
接続された複数のメモリセルを読み出すときには、その
ワード線に接続されたメモリセルが接続されたローカル
ビット線に対して対をなす他のローカルビット線に接続
されたダミーセルを選択するように、上記一対のダミー
ワード線の一方を選択して駆動する。各メモリセルは、
それ自体公知の1トランジスタメモリセルで、一つのト
ランジスタQMCと信号蓄積用のキャパシタンスCから
なる。
グローバルビット線対に対応して設けられた256個の
スイッチ回路SWA1,,SWAn(但し、n=25
6)からなり、各スイッチ回路SWA1,,又はSWA
nは、それに対応する一つのグローバルビット線対を、
それにさらに対応する一つのローカルビット線対BLi
/BBi(i=1,,,または256)に接続するため
の一対のトランジスタQS1,QS2からなり、この一
対のトランジスタQS1,QS2は、そのスイッチ回路
が属する各メモリセルアレー221に対して定められた
スイッチ制御線、例えばMX1を介してメモリセルデコ
ーダ241Bにより駆動される。各ローカルビット線対
BLi/BBi(i=1,,,または256)は、それ
に対応する一つのスイッチ回路SWAj(j=1,,,
または256)を介して一対のグローバルビット線GB
Li/GBBiに接続される。
された信号を読み出すときには、メモリブロック222
L、222Rの一方に含まれたいずれか一つのワード線
がメモリセルデコーダ241BによりアドレスビットA
3〜ANに従って選択的に駆動され、そのワード線に接
続された一群のメモリセルの記憶信号により、それぞれ
のメモリセルに接続された、ローカルビット線BL1か
らBL256もしくはBB1からB256の電位が変化
する。その後、スイッチ制御線MX1がメモリセルデコ
ーダ241Bにより駆動されると、各ローカルビット線
対BLi/BBiの電位がそれに対応するスイッチ回路
SWAjを介して対応するグローバルビット線対に伝搬
されるようになっている。
リセルアレー221に対して共通に設けられ、それぞれ
一つのグローバルビット線対GBLi/GBBiに接続
された複数のプリチャージ回路PC1〜PCnからな
る。各プリチャージ回路は、それ自体は公知の構造を有
する。すなわち、各プリチャージ回路は、対応するグロ
ーバルビット線対にプリチャージ電位VPC(これは電
源電位の半分に等しいと仮定する)を与えるための一対
のトランジスタQP1、QP2と、そのグローバルビッ
ト線対のプリチャージ電位を等しくするための第3のト
ランジスタQP3からなる。この一対のトランジスタQ
P1,QP2のソースは、その対応するグローバルビッ
ト線対に接続され、それぞれのゲートは、メモリセルデ
コーダ241Bに接続されたプリチャージ制御線PCS
にともに接続され、それぞれのドレインは、メモリセル
デコーダ241Bに接続されたプリチャージ電位VPC
にともに接続されている。第3のトランジスタQP3の
ゲートは上記プリチャージ制御線PCSに接続され、そ
れぞれのソースは、対応するグローバルビット線対に接
続されている。
は、メモリセルデコーダ241Bは、複数のメモリセル
アレー221の各々内の上記プリチャージ制御線PCS
を起動するとともに、各メモリセルアレー221内のス
イッチ制御線MXi(i=1,,,4)を駆動し、それ
により全てのグローバルビット線対のそれぞれを全ての
メモリセルアレー221内の対応するローカルビット線
対に接続する。この結果、全てのローカルビット線対も
プリチャージ回路列202により電位VCSにプリチャ
ージされる。
41Bでは、プリチャージ制御回路401がORゲート
10(図1)から線11に与えられる起動信号STAR
Tにより起動され、上記プリチャージ制御線PCSを駆
動する。メモリセルアレー選択回路402は、この起動
信号STARTにより起動され、アドレスバッファ12
1から線11を介して与えられる下位側のアドレスビッ
トA3,A4で指定される一つのメモリセルアレー22
1を選択するための信号MXi(i=1,,,または
4)を生成する。Xデコーダ・ドライバ403は、上記
起動信号STARTにより起動され、生成されたメモリ
セルアレー選択信号MXiで決まる一つのメモリセルア
レー221に属する複数のワード線X1L,X2
R,,,X1L,X2Lの中から、アドレスビットA5
〜ANにより指定されるワード線とそれに対応する一つ
のダミーワード線を駆動する。
ュ部201は、例えば6つのセンスアンプ列211から
なる。各列は、それぞれ4対のグローバルビット線対、
たとえばGBL1/GBB1〜GBL4/GBB4の組
に対応して設けられた複数(本実施の形態では64個)
のセンスアンプブロック214に区分されている。これ
らのセンスアンプブロックの一つにそれぞれ対応して6
4個のデータ線DL1〜DL64が設けられている。各
データ線DLi(i=1,,,または64)は、6個の
センスアンプ列211の中の互いに対応する6個のセン
スブロック214に共通に接続されている。メインアン
プ部231はこれらのデータ線の一つにそれぞれ接続さ
れた64個のメインアンプMaとこれらを制御する回路
261とからなる。各センスアンプブロック214は、
それぞれ一対のグローバルビット線対に対応して設けら
れたセンスアンプSAと、そのセンスアンプSAとその
対応するグローバルビット線対とを接続するための一対
のトランジスタQSA1,QSA2と、そのセンスアン
プSAをそのセンスアンプブロック214に対応するデ
ータ線DLiに接続するための第3のトランジスタQS
A3とからなる。リードアクセスあるいはライトアクセ
スの動作時には、後に説明するように、6個のセンスア
ンプ列211の内、そのメモリアクセスに使用する一つ
のセンスアンプ列211が選択的に使用される。例え
ば、リードアクセスがミスヒットした場合には、そのセ
ンスアンプ列211をDRAMメモリセル部203に接
続する必要がある。このようなときには、選択されたセ
ンスアンプ列211中の全接続用のトランジスタ対QS
A1,QSA2は、センスアンプ/メモリセルアレー接
続回路241Aにより駆動線SYiA(i=1,
2,,,または6)を介してスイッチオンされ、それぞ
れに対応するグローバルビット線対GBL1/GBB1
〜GBL256/GBB256に接続される。
より構成され、それ自体公知である。このセンスアンプ
SAは、そこに供給される活性化中止信号Siがローレ
ベルのときには、活性化された状態にあり、それまでの
フリップフロップの状態を維持する。すなわち、そのセ
ンスアンプSAが先に検出したメモリ読み出し信号を保
持した状態にある。しかし、この活性化中止信号Siが
ハイレベルのときには、そのセンスアンプSAは活性化
されない状態になり、この状態では、そのセンスアンプ
SAはそれに接続された一対のスイッチQSA1,QS
A2からの入力信号に応答する。したがって、選択され
たセンスアンプ列211がDRAMメモリセル部203
に接続されるときには、その中の全センスアンプSAに
はハイレベルの活性化中止信号Siがセンスアンプ/メ
モリセルアレー接続回路241Aにより与えられること
になる。例えば、リードアクセスがミスヒットしたとき
には、この選択されたセンスアンプ列211が、DRA
M部203から同時に読み出された4つのデータブロッ
クを検出し、保持することになる。このことはメモリラ
イトのときも同様である。すなわち、センスアンプキャ
ッシュ部201とDRAM部203の間では、4データ
ブロックが同時に転送される。
セルアレー接続回路241Aは、それぞれ複数のセンス
アンプ列211の一つに対応して設けられた複数のAN
Dゲート409を有し、各ANDゲート409は、前述
の起動信号STARTと、そのANDゲートに対応する
センスアンプ列211に対するセンスアンプ列選択信号
SYi(i=1,,,または6)がともにハイレベルに
なったときにハイレベルを出力する。そのANDゲート
409の出力に接続された立ち上がり検出回路410
は、そのANDゲート409の出力の立ち上がりのエッ
ジを検知し、その立ち上がり検出回路410に接続され
たパルス発生回路411を起動する。このパルス発生回
路41は、起動されると、それに対応するセンスアンプ
列211に接続信号SYiAおよびセンスアンプ活性化
中止信号Siを供給する。
センスアンプSAのそれぞれに対応して4つのスイッチ
QSA3が設けられている。異なるセンスアンプブロッ
ク214に属する互いに対応する64個のセンスアンプ
SAに対応して設けられた64個のスイッチQSA3
は、センスアンプ/メモリアレー接続回路251により
供給される同じ信号線Yi(i=1,,,または24)
に接続されている。したがって、信号線Yi上の信号が
ハイレベルになると、この信号線に接続された64個の
スイッチQSA3がオンされ、これらのスイッチQSA
3に接続された64個のセンスアンプSAを同時にデー
タ線DL1〜64に接続される。具体的には、信号Y1
がハイレベルになると、64個のセンスアンプブロック
214のそれぞれの中の先頭のセンスアンプSAが、デ
ータ線DL1〜64に接続される。したがって、選択さ
れたセンスアンプ列211とメインアンプ部231との
間のデータ転送は64ビットを単位に行われる。この6
4ビットをデータブロックと呼ぶ。したがって、各セン
スアンプ列211はそれぞれ同じ信号線Yiに接続され
た64個のセンスアンプSAからなる4つのセンスアン
プのグループに区分されている。以下ではこれらのグル
ープの各々を、データブロック別のセンスアンプグルー
プあるいはデータブロック対応センスアンプグループと
呼ぶことがある。また、各信号線Yiをデータブロック
選択信号線あるいはセンスアンプグループ選択信号線と
呼ぶことがある。
ンスアンプ列211の一つに対応して6つのデコーダ4
19が設けられ、各デコーダ419には、キャッシュコ
ントローラ111から線14を介して対応するセンスア
ンプ列選択信号SYi(i=1,,,または6)およ
び、メモリアドレスの上位2ビットA1,A2が与えら
れる。各デコーダ419には、4つの立ち上がり検出回
路420と、さらにパルス発生回路421とが接続され
ている。各デコーダ419は、対応するセンスアンプ列
選択信号SYiがハイレベルのときに、そのデコーダの
4つの出力線の内、メモリアドレスの上位2ビットA
1,A2により決まる一つをハイレベルにする。その出
力線に接続された立ち上がり検出回路420は、その出
力線の電位の立ち上がりを検出し、対応するパルス発生
回路421を起動する。このパルス発生回路421に
は、遅延回路422を介して遅延された上記起動信号が
供給される。このパルス発生回路421は、この遅延さ
れた起動信号と、対応する立ち上がり検出回路420か
ら供給されるべき起動信号の両方が供給された時点で、
対応するデータブロック選択信号Yi(i=1,,,ま
たは24)を、対応するセンスアンプ列211に出力す
る。なお、遅延回路422は、上述したようにメモリセ
ルアレーへのアクセスが発生したときには、動作のタイ
ミングが全体に遅くなるので、パルス発生回路421に
よる接続制御信号の発生を遅延させるために使用され
る。起動信号STARTが生成されるのは、リードアク
セスがミスヒットした場合あるいはライトアクセスの場
合である。リードアクセスがヒットした場合には、線3
27を介してキャッシュコントローラ111からORゲ
ート423を介して与えられるヒット信号hitに応答
して、データブロック選択信号Yiが直ちに生成され
る。
路261により制御される。261はヒットかミスヒッ
トかに応じて、さらにリードかライトかに応じて、MA
の活性化信号AMA、プリチャージ信号PCM、及びW
Eをそれぞれの場合のタイミングで出力する。図17
に、メインアンプMAの一構成例を示す。プリチャージ
部1710はWEがロウレベルの時に信号PCMにより
制御され、データ線DL1をVPMの電位、たとえばV
cc/2にプリチャージする。ラッチ部1711は、信
号AMAにより制御され、DL1の電位が線1705の
電位より高いか低いかに応じて、線1701にVccま
たはVssの電位を出力する。線1702にはVccま
たはVssの電位が1701と相補的に出力される。リ
ード動作時、すなわちWEがロウレベルの時には、リー
ド・ライト切替部1712の働きにより、DL1の状態
に対応する線1702が1704に接続され、さらに1
704は図1のバス106に接続される(図示せず)。
ライト動作時、すなわちWEがハイレベルの時には、1
712は線1704をDL1に接続する。なお、相補デ
ータ線DB1を設けて、これを線1705に接続するよ
うにしてもよい。
は4個のデータブロックを保持し、センスアンプキャッ
シュ部201は合計6×4=24個のデータブロックを
保持することになる。同じセンスアンプ列211は、一
つのメモリアクセスのときに読み出された256ビット
のデータが4つのブロックに区分して保持することにな
る。したがって、これらの4つのデータブロックに対す
る4つのメモリアドレスは、A1,A2ビットのみ異な
り、A3からANビットが互いに同じである。
場合には、このアクセスのために選択されたセンスアン
プ列211中の複数のセンスアンプブロック214中の
互いに互いに対応する64個のセンスアンプSAが、対
応するデータ線たとえばDL1〜64を経て対応するメ
インアンプMAに接続される。こうして、DRAMメモ
リセル部203から256対のグローバルビット線GB
B1/GBL1〜GBB256/GBL256に読み出
されたメモリセル読みだし信号の内、64対のメモリセ
ル読みだし信号が、256個のセンスアンプSAにより
作動差動で検出され、その後それらのセンスアンプSA
の内の64個により検出された信号により、データ線D
L1〜DL64の電位が電源電位あるいは接地電位に変
化される。さらにそれぞれのデータ線に接続されたメイ
ンアンプMAがそれらのデータ線の電位に応じて64ビ
ットのデータを内部データバス106bに出力する。
ラ111は、キャッシュタグ320、ダイレクトマッピ
ング制御回路330と信号出力部310とで構成され
る。キャッシュタグ320は例えば4行6列に配置され
た24個のキャッシュタグブロック321からなる。各
キャッシュタグブロック321は、図4に示されたセン
スアンプキャッシュ部201に保持される24個のデー
タブロックの一つに対応し、その対応するデータブロッ
クへのメモリアクセスが実行された場合に、その対応す
るデータブロックのメモリアドレスの下位側の(N−
2)ビットA3からANからなるアドレスデータを保持
する。各キャッシュタグブロック321へのアドレスデ
ータの書き込みは後に説明する。
バッファ121から供給されたメモリアドレスの内、上
位側の2ビットA1,A2からデコーダ341がキャッ
シュタグ320の4つの行の内の一つを選択し、その行
に属する6個のキャッシュタグブロック321に保持さ
れたアドレスデータを、キャッシュタグブロック321
の各列に対応して設けられた読み出しバス322上に読
み出す。キャッシュタグブロック321の各列に対応し
て設けられた比較器323は、オンチップDRAM選択
信号DSが与えられた場合に、その対応する列から読み
出されたアドレスデータと、アドレスバッファ121か
ら与えられたメモリアドレスの内の(N−2)ビットA
3〜ANとを比較し、一致を検出した場合、その比較器
324の出力信号BYi(i=1,2,,,または6)
がハイレベルとなる。6つの比較器324の出力信号B
Y1〜6のいずれもローレベルであった場合は、キャッ
シュミスヒットであったことを意味し、いずれかの比較
器出力がハイレベルであれば、そのことはキャッシュヒ
ットを意味する。信号BY1〜6は、後に説明するよう
に、キャッシュヒット時に、読み出すべきデータを保持
するセンスアンプ列を選択する信号として使用される。
NORゲート324には、これらの比較器出力信号BY
1〜6が入力され、DS信号立ち上がりから遅延して発
生するパルスΦmに同期して、キャッシュミスヒット時
にそのANDゲート329の出力信号missがハイレ
ベルとなり、インバータ328は線327にキャッシュ
ヒットのときにハイレベルとなる信号hitを供給す
る。ORゲート10(図1)はこのmiss信号がハイ
レベルのときに、すでに述べたメモリアクセス起動信号
STARTを生成する。こうして、ミスヒット時には、
DRAMメモリセル部203へのメモリ読み出しのため
のアクセスが始まる。
クトマッピング制御回路330により、このメモリ読み
出し動作で読み出されるデータを検出し、かつ、保持す
べきセンスアンプ列211を以下のようにして決定す
る。デコーダ331は、アドレスバッファ121から与
えられたメモリアドレスのビットA3,A4をデコード
するための、図に示された4つのANDゲートと3つの
ORゲートを有する。デコーダ331は、デコードの結
果、4つの出力線の一つをエネーブルする。デコーダ3
32は、デコーダ331の4つの出力線の内A3=1に
対応する二つの出力線上の信号とアドレスビットA5と
の組をデコードするための、図に示された4つのAND
ゲートと一つのORゲートを有し、デコードの結果、A
3=1の場合に新たに4つの出力線の一つをエネーブル
する。こうして、マスク回路333には、デコーダ33
1からのA3=A4=0のときおよびA3=0,A4=
1のときにそれぞれエネーブルされる2本の出力線とデ
コーダ332の4本の出力線とが入力される。マスク回
路333は、ミスヒット信号missがハイレベルのと
きに、その回路への6本の入力線上の信号をミスヒット
時のセンスアンプ列選択信号CY1〜6として出力す
る。この結果、キャッシュミスヒット時にはセンスアン
プ列選択信号CY1〜6のいずれか一つがハイレベルと
なる。
図7に示された内部構造を有する場合には、4つのメモ
リセルアレー221のうちの二つが二つのセンスアンプ
列211に一対一に対応し、残り二つのメモリセルアレ
ー221の各々の1/2の領域(たとえば図2の222
L,222Rなど)が4つのセンスアンプ列に一対一に
対応するマッピングとなっている。したがって、実行し
ようとするメモリアクセスが指定するメモリアドレスの
ビットA3〜ANにより決まるワード線が属するメモリ
セルアレー211に対して上記マッピングにより決まる
一つのセンスアンプ列を選択するように、ミスヒット時
のセンスアンプ列選択信号CY1〜6の一つがハイレベ
ルになる。
時のセンスアンプ列選択信号BYi(i=1,,,また
は6)とキャッシュミスヒット時のセンスアンプ列選択
信号CYiとの組に対応して、その組の信号が入力され
るORゲート313とその出力の立ち上がりを検出する
立ち上がり検出回路311とその回路311の出力によ
り起動されると一定幅のパルスからなるセンスアンプ列
選択信号SYiを生成するパルス発生回路312を有す
る。したがって、この信号出力部310は、キャッシュ
ヒット時およびキャッシュミスヒット時のいずれにおい
ても、一つのセンスアンプ列選択信号SYiを生成し、
センスアンプ/メモリアレー接続回路251に供給す
る。
ようとするメモリアクセスに使用するアドレスのビット
A3からANが、以下のようにして、ダイレクトマッピ
ング回路330により選択されたセンスアンプ列に対応
するキャッシュタグブロック321に保持する。すなわ
ち、キャッシュタグ320の各列に対応して、アクセス
中のアドレスのビットA3からANをデータバス322
に転送するためのスイッチ334が設けられ、マスク回
路333から出力された、ハイレベルのセンスアンプ列
選択信号CYiによりその列に対応するスイッチ334
がオンにされ、上記アドレスビットA3からANがバス
322に供給される。その列に属する4つのキャッシュ
タグブロック321の内、コーダ321で選択されてい
る行に属する一つのブロックはこのデータを保持する。
を参照して説明する。
ものである。この場合には、DRAM部203に対する
読みだし動作は行われず、いずれか一つのセンスアンプ
列に保持されたデータブロックが読み出される。リード
ヒット時には信号WEはローレベルのままであり、キャ
ッシュコントローラ111においては、ヒット信号hi
tがハイレベルとなり、ヒット時のセンスアンプ列選択
信号BY1〜6のいずれか一つ、例えば、BY1がハイ
レベルとなり、センスアンプ列選択信号SY1〜6のい
ずれか一つ、例えば、SY1がハイレベルとなる。ミス
ヒット信号missとミスヒット時のセンスアンプ列選
択信号CY1〜6はローレベルのままである。この結
果、ORゲート10(図1)からは起動信号START
が出力されない。したがって、メモリセルデコーダ24
1Bとセンスアンプ/メモリセルアレー接続回路241
Aは起動されない。この状態では全てのローカルビット
ラインと全てのグローバルビットラインはプリチャージ
された状態にある。従って、このセンスアンプ/メモリ
セルアレー接続回路241Aから与えられるセンスアン
プ選択信号SY1A〜SY6Aはローレベルのままであ
り、全てのセンスアンプ列211は全てのグローバルビ
ット線対GBB1/GBL1から切り離されたままであ
る。
は全てローレベルのままであり、全てのセンスアンプ列
211は活性化された状態にあり、それまで保持してい
たデータをラッチし続ける。ヒット信号hitとセンス
アンプ列選択信号SY1がハイレベルになったことに応
答して、センスアンプ/メモリアレー接続回路251
は、第1のセンスアンプ列211に対するデータブロッ
ク選択信号Y1〜Y4の一つを、アドレスビットA1、
A2の値に応じて選択する。例えば、A1=0,A2=
0の場合には、線Y1が選択される。こうして、第1の
センスアンプ列211に含まれる線Y1に接続された6
4個のトランジスタQSA3がオンとなり、これらのト
ランジスタQSA3に接続された64個のセンスアンプ
SAに保持された64ビットのデータがデータ線DL1
〜64に読み出される。メインアンプ部231はこれら
のデータをAMA信号に同期してラッチし、内部データ
バス106bを介してマイクロコンピュータ部102に
転送する。メインアンプ部231によるこのラッチ後に
は、センスアンプ/メモリアレー接続回路251はデー
タブロック選択信号Y1をローレベルに戻す。なお、デ
ータ線のプリチャージ電圧(図17のVPM)は、電源
電圧の半分である。
のである。この場合には、DRAM部203に対する読
み出し動作が実行され、いずれか一つのセンスアンプ列
が読み出された信号の検出のためにそのために使用され
る。リードミス時には、信号WEがローレベルのままで
あるが、キャッシュコントローラ111においては、信
号missがハイレベルとなり、ミスヒット時のセンス
アンプ列選択信号CY1〜6のいずれか一つ、例えば、
CY1がハイレベルとなり、対応するセンスアンプ列選
択信号SY1がハイレベルとなる。ヒット時のセンスア
ンプ列選択信号BY1〜6はローレベルのままである。
miss信号の発生前には、プリチャージ制御信号PC
Sとメモリセルアレー選択信号MX1〜4はハイレベル
のままであり、すべてのグローバルビット線、ローカル
ビット線はVPC電位にプリチャージされている。mi
ss信号発生により、起動信号STARTが発生され
る。メモリセルデコーダ241Bが起動される。アドレ
スビットA3,A4の値に依存して、4つのメモリセル
アレー221の一つを選択し、その選択されたメモリセ
ルアレーのための選択信号、例えばMX1をハイレベル
に維持し続け、それ以外のメモリセルアレー選択信号M
X2〜4をローレベルにする。この結果、選択された一
つのメモリセルアレー以外の3つのメモリセルアレーの
すべてのローカルビット線はすべてのグローバルビット
線から切り離される。
アンプ/メモリセルアレー接続回路241Aも起動さ
れ、その結果、ハイレベルとなったセンスアンプ列選択
信号SY1に応答して、第1番のセンスアンプ列211
に対する接続信号SY1A及びセンスアンプ活性化中止
信号S1をハイレベルとする。その結果、選択された第
1番目のセンスアンプ列に属するすべてのセンスアンプ
SAが非活性状態となり、対応するグローバルビット線
対に接続される。これらのセンスアンプSAがプリチャ
ージされたタイミングで、メモリセルデコーダ241B
は、プリチャージ制御信号PCSをローレベルにし、全
てのグローバルビット線をフローティング状態にする。
その後、メモリセルデコーダ241Bは、たとえばアド
レスビットA3〜ANで決まるワード線、例えばX1R
を駆動し、そのワード線に接続された一群のメモリセル
を読み出す。この結果、全グローバルビット線対に読み
出し信号が発生する。
接続回路241Aがセンスアンプ活性化中止信号S1を
再びローレベルにすることにより、選択された第1番の
センスアンプ列を活性化する。こうして、各グローバル
ビット線対上のメモリ読み出し信号が増幅される。セン
スアンプ/メモリアレー接続回路251では、リードミ
スヒットの場合には、遅延回路422により遅延された
起動信号STARTに応答して、図8の場合より遅れた
タイミングにデータブロック選択信号Y1をハイレベル
にする。この遅延回路422の遅延時間は、選択された
センスアンプ列による上記増幅が完了した時点で、選択
信号Y1が出力されるように定められている。こうし
て、データ線DL1〜64にメモリ読み出し信号が出力
され、メインアンプ部231にラッチされる。メインア
ンプ部231によるこのラッチ後に、センスアンプ/メ
モリアレー接続回路251はデータブロック選択信号Y
1をローレベルに戻す。その後、メモリセルデコーダ2
41Bは、選択したワード線X1Rをローレベルに戻
す。センスアンプ/メモリセルアレー接続回路241A
は信号SY1Aをローレベルに戻し、選択されたセンス
アンプ列211を全グローバルビット線対から分離す
る。さらに、メモリセルデコーダ241Bは、プリチャ
ージ制御信号PCSをハイレベルに戻し、全てのグロー
バルビット線を再度プリチャージする。さらに、メモリ
セルアレー選択信号MX1をハイレベルに戻す。なお、
miss信号はDSの立ち上がりをトリガとして発生す
るパルス信号Φmのパルス幅に対応してローレベルに戻
される。
である。このときの動作は、キャッシュヒット、ミスヒ
ットによらず同じである。ライト動作時には、マイクロ
コンピュータ部102が内部アドレスバス106aにメ
モリアドレスを供給するとともに、内部データバス10
6bに書き込みデータを送り出し、さらにライトエネー
ブル信号WEを、線12を介してDRAM101に供給
する。キャッシュコントローラ111の動作は図9の場
合と同じである、従ってこの回路に関連する信号は、S
Y1〜6のみを示している。DRAM部203およびセ
ンスアンプキャッシュ部201の動作は、信号WEに応
答する点で図9の場合と異なるのみである。しかし、ラ
イト動作の場合には、メインアンプ部231が書き込み
データをラッチし、その書き込みデータがDRAM部2
03に書き込まれるように、センスアンプキャッシュ部
201およびDRAM部203が動作する点で図9と異
なる。すなわち、DRAM部203は図9のリードミス
ヒット時と同じ読み出し動作を、書き込みデータを書き
込むべき一群のメモリセルを含むメモリセルアレー22
1に対して実行する。このときに、書き込みデータの書
き込みに使用する一つのセンスアンプ列211も図9と
同様に選択され、それらのセンスアンプ列も信号SY1
Aによりグローバルビット線対GBL1/GBB1〜G
BL64/GBB64に接続された後に、信号S1によ
り活性化される。
プ部231に書き込みデータがラッチされ、データライ
ンDL1〜64の電位も対応するメインアンプMAに保
持されたデータにより電源電位あるいは接地電位に変化
される。図9の場合と同様に、メモリセルアレー221
へのデータ読みだし動作がほぼ終了した時点で、データ
ブロック選択信号Y1が活性化されると、データライン
DL1〜64および信号Y1によりオンされる一群の接
続用トランジスタ、およびそれに接続された一群のセン
スアンプSA、および一群の接続用トランジスタQSA
1,QSA2を介して、メインアンプ部231にラッチ
された書き込みデータに応じてグローバルビット線対G
BL1/GBB1〜GBL64/GBB64の電位に転
送される。これらのグローバルビット線対GBL1/G
BB1〜GBL64/GBB64上の信号は、上記選択
されたセンスアンプ列211の中の、上記信号S1によ
り活性化された64個のセンスアンプSAにより、読み
だし動作が実行された上記一群のメモリセルに書き込ま
れる。本ライト動作によれば、選択されたセンスアンプ
部214に新たにラッチされたデータと、キャッシュタ
グで対応づけられたDRAMセルに格納されたデータと
が一致する。
プ部がキャッシュとしても使用されるので、これらを一
つの半導体集積回路上に別々に設ける場合よりも、キャ
ッシュの容量を大きくすることができる。その結果、キ
ャッシュのヒット率を向上でき、速度の遅いDRAMセ
ルをアクセスする頻度を小さくできるので、実効的に高
速動作のマイクロコンピュータが得られる。
的に集中しているので、これらのセンスアンプ列とメイ
ンアンプを接続するデータ線DL1〜64を短くでき
る。その結果、これらのデータ線の静電容量および抵抗
を小さくでき、したがって、これらのデータ線を介した
メモリセルの読み出しあるいは書き込みはそうでない場
合に比べて高速に実行できる。
あるいはより高速のオンチップDRAMを構成するのに
適している。すなわち、通常一つのセンスアンプにビッ
ト線が接続され、そのビット線に多数のメモリセルが接
続しているDRAMでは、ビット線に接続するDRAM
セル数を大きくすると、ビット線の容量が増大し、DR
AMセルに記憶される信号量が必要量以下に低下してし
まう。しかし、本実施の形態では、メモリセルアレーを
複数のセルアレーに区分し、各セルアレー内のローカル
ビット線にそのセルアレーのメモリセルだけを接続し、
各メモリセルアレーの各ローカルビット線を、複数のメ
モリセルアレーに共通に設けたグローバルビット線を介
してセンスアンプに接続した。このようにビット線を階
層化すると、DRAMセルのデータを読み出す際のセン
スアンプの負荷となるビット線容量は、一本のグローバ
ルビット線の容量と一本のローカルビット線の容量の和
にほぼ等しくなる。グローバルビット線は、接合容量や
対ワード線容量、対プレート容量をほとんど有しないの
で、ローカルビット線に比べ単位長さ当たりの容量は非
常に小さくできる。
たものである。グローバルビット線GBL1(180
1)の縦方向の寄生容量は、対ビット線BL1の容量C
bbがその主要な成分であって、層間膜厚を増やすこと
により低減できる。一方、ローカルビット線BL1(1
802)の縦方向の寄生容量としては、拡散層1804
の接合容量Cbj、対ワード線1806の容量Cbw、
対プレート線1808の容量Cbpなどがある。ここ
で、Cbpを小さくするために1802と1808との
間隔を広げることは、困難である。なぜなら、1802
と1804とを電気的に接続するプラグを形成するため
に、図18のhで示す距離を小さくする必要があるが、
蓄積部1807とプレート1808とで形成されるキャ
パシタCやワード線1806の厚みを加えると、180
2と1808との距離は小さくしなくてはならない。な
お、図18において、1803は半導体基板、1805
は1803と同様な拡散層である。
のグローバルビット線の容量がローカルビット線の容量
の約20%にできる。したがって、実施の形態1におい
て、一つのセンスアンプに接続可能なDRAMセルの数
を、グローバルビット線を使用しない従来のメモリで使
用されるローカルビット線に接続されるメモリセルの数
のほぼ4倍に設計しても、グローバルビット線の長さ
を、グローバルビット線を使用しない従来のメモリで使
用されるローカルビット線の長さの4倍にし、実施の形
態1でのローカルビット線の長さをグローバルビット線
の長さの20分の一にすると、実施の形態1における、
各センスアンプSAの負荷となる容量は、グローバルビ
ット線を使用しない従来のメモリにおける、センスアン
プの負荷となる容量である一つのビット線の容量にほぼ
同じになる。したがって、実施の形態1において、一つ
のセンスアンプに接続するDRAMセル数を、グローバ
ルビット線を使用しない従来のメモリの各ビット線に接
続されたメモリセルの数のほぼ4倍にしても、DRAM
セルに記憶される信号量は低下しない。逆に実施の形態
1におけるメモリセルの数を、グローバルビット線を使
用しない従来のメモリでのそれと同じにした場合、実施
の形態1によるメモリでは、センスアンプの負荷となる
容量が従来のメモリにおけるそれの5分の一にできるの
で、この実施の形態1に依るメモリは、従来のメモリよ
り高速にメモリセルの読み出しあるいは書き込みを実行
できる。
態1に対して、いろいろの変形が可能である。以下は、
それらの変形例の例示である。
に説明したように、同じセンスアンプ列211に保持さ
れた4つのデータブロックは、一つのメモリアクセスの
ときに同時に読み出される。従って、図4のセンスアン
プ列の構成では、キャッシュタグ320の、同じ列に属
する4個のブロックに保持されるアドレスビットA3か
らANは同じ値である。従って、図4の構成に対して
は、キャッシュタグ320は、4行×1列で十分であ
る。しかし、図7に示したキャッシュタグ320は、図
4の構成以外の構成、例えば後に説明する図13に示す
センスアンプ列の構成を有するセンスアンプキャッシュ
部201にも適用可能に構成されている。
たは64は、一つのグローバルビット線対に対応して設
けられているが、これに代えて、各メモリセルアレー2
21の各ビット線対毎に設けてもよい。この場合、プリ
チャージ回路の総数が本実施の形態よりも増大するが、
プリチャージの完了までの時間を短くすることができ
る。また、ローカルビット線およびグローバルビット線
のプリチャージ電位VCSを電源電位の半分以外の値、
例えば、電源電位あるいはそれに近い値にすることもで
きる。
数のメモリセルアレー221と複数のセンスアンプ列2
11との間のすでに説明した特定のマッピングに依存し
て決定されている。したがって、このマッピングを変更
する場合には、あるいは複数のメモリセルアレー221
と複数のセンスアンプ列211の数を変更する場合に
は、それに応じてこのダイレクトマッピング回路330
の構造を変更すればよい。
構造を利用し、より大きな容量のDRAMを実現した半
導体チップを示す。マイクロコンピュータ部102の両
側に複数のマット701が設けられ、各マットには、D
RAMメモリセル部203、メモリセルデコーダ241
B、センスアンプキャッシュ部201、センスアンプ/
メモリセルアレー接続回路241A、メインアンプ部2
31の組が二組設けられ、これらの二組に共通に、セン
スアンプ/メモリアレー接続回路251、アドレスバッ
ファ121およびきキャッシュコントローラ111が設
けられている。各マットは二つの内部バス106の一方
によりマイクロコンピュータ部102に接続されてい
る。但し、DRAMメモリセル部203に含まれたメモ
リセルアレー221の数は図1の場合と異なり16とす
る。なお、図の左半分に位置するマット701の大きさ
は縮小して示されているが、図の右側に示されたマット
701と同じ大きさである。たとえばマット701の数
が8の場合、4MbitのDRAMがオンチップ化され
る。本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、
センスアンプキャッシュ部201がメインアンプ部23
1に近接し、メインアンプ部231がマイクロコンピュ
ータ部102に近接する配置となっているので、センス
アンプキャッシュ部201へのアクセスは高速である。
アンプキャッシュ部201の他の回路例を示す。図12
の回路構成は、同じグローバルビット線対に接続するD
RAMセルのデータを同時にメインアンプ部に取り出せ
る構成である。図12においては、センスアンプ/メモ
リアレー接続回路251からのセンスアンプ列選択線は
センスアンプ列211を横切る方向に設けられ、メイン
アンプ部231へのデータ出力線DL1A〜DL16
A,DL1B〜DL16B,DL1C〜DL16C,D
L1D〜DL16Dはセンスアンプ列211に沿った方
向に設けられる。センスアンプ列211に平行に設けら
れたセンスアンプメインアンプ接続回路251は、セン
スアンプ列211内のブロック212の4つのセンスア
ンプを同時選択し、メインアンプ部231へ接続する。
一方、センスアンプメモリセル接続回路241Aは、図
4のセンスアンプメモリセル接続回路241Aと同様で
ある。図12では、図16に示した従来のセンスアンプ
キャッシュに比べてSA選択線を短くできる。また、キ
ャッシュをオンチップ化したマイクロコンピュータとD
RAMとの2チップで構成するシステムに比べ、コンパ
クトで携帯機器に好適なシステムが得られる。
ンスアンプキャッシュ部とそれに関連する回路の構成を
示す。図13の構成は、図4と以下の二点で異なる。第
一に、キャッシュとして用いられるセンスアンプ列21
1とは別に、DRAMメモリセル部のリフレッシュ動作
用にセンスアンプブロック部502が設けられ、ここに
は、グローバルビット線GBL1/GBB1〜GBL2
56/GBB256に対応して設けられたセンスアンプ
521が含まれている。これに付随して、センスアンプ
ブロック部502の両端には二つのスイッチ回路列50
3L及び503Rが設けられている。スイッチ回路列5
03Rには、各グローバルビット線GBLiまたはGB
Bi(i=1,,,または256)を分断するためのト
ランジスタQRが設けられ、スイッチ回路列503Lに
は、各グローバルビット線GBLiまたはGBBi(i
=1,,,または256)を分断するためにトランジス
タQLが設けられている。センスアンプメモリセル接続
回路241Aはこれらのスイッチ回路列503R,50
3Lを制御する。 第二に、メインアンプ部231へ接
続するデータ線は特に設けられていないで、グローバル
ビット線GBL1/GBB1〜GBL256/GBB2
56がデータ線を兼ね、メインアンプ部231に接続さ
れている。このため、各センスアンプ列211には、図
4で使用された接続制御用のトランジスタQSA3は用
いられない。メインアンプ部231は、相隣接する4対
のグローバルビット線に対応して、それらの対の一つを
選択するためのマルチプレクサMPXが設けられ、各マ
ルチプレクサMPXにより選択された一対のグローバル
ビット線がそのマルチプレクサMPXに対応するメイン
アンプMAに接続される。なお、図4においては241
Aで発生していた信号S1〜S6は、図13においては
251により発生する。そして、 SY1〜SY6から
ではなくY1〜Y6から発生するようにする。また、メ
インアンプの制御回路261は、信号miss, hit, WEに
加えて、A1, A2を入力とし、マルチプレクサMPXの制御
信号を出力する。
て、主としてリフレッシュ動作用センスアンプ521と
その両側に設けられたスイッチQR、QLの働きを中心
に説明する。以下では、あるメモリアクセスに対して、
図13の6つのセンスアンプ列211の内、最右列のも
のが選択され、さらに各センスアンプブロック214の
内の最上のセンスアンプが含まれる、データブロック対
応のセンスアンプ群が選択されている場合について、グ
ローバルビット線対GBL1/GBB1に対するメモリ
アクセス動作を例に取り説明する。なお、図14(a)
から(c)において、DRAMメモリセル部203内の
Xiは、実行中のメモリアクセスが要求するブロックデ
ータを保持する一群のメモリセルが接続されたワード線
を表し、スイッチ回路SWA11は、このワード線Xi
に対応するスイッチ回路SWA1を表し、信号MX1は
このスイッチ回路を制御するための信号を表す。スイッ
チ回路SWA12、信号MX2は他のワード線に対する
ものを表す。
に示すように、選択されたセンスアンプSAに接続され
たスイッチQSA1,QSA2をデータブロック選択信
号Y1によりオンにし、このセンスアンプSAをグロー
バルビット線対GBL1/GBB1に接続し、選択され
たセンスアンプSAに保持されていたデータをメインア
ンプMAへ読み出す。メモリアクセスがない状態では、
左スイッチ制御信号SYLはローレベルに保持され、右
スイッチ制御信号SYRはハイレベルに保持される。こ
の結果、グローバルビット線対GBL1/GBB1のセ
ンスアンプSA側の領域とリフレッシュ動作用センスア
ンプ521側の領域は一対のスイッチQLにより切り離
されている。リードヒットしたときもこれらの信号は変
化しない。これにより、メインアンプMAに対する負荷
となるビット線容量を減らすことができ、高速動作が可
能となる。この選択されたセンスアンプ列211に保持
されたデータブロックの読み出しと並行して、DRAM
メモリセル部203では、選択されたワード線Xiに接
続された複数のメモリセルに対してリフレッシュ動作が
実行される。すなわち、実施の形態1の場合と異なり、
メモリセルデコーダ241B(図2)がこのワード線X
iを駆動し、さらに、信号MXiを供給して、ワード線
Xiに対応するスイッチSWA11をオンする。これに
より、リフレッシュ動作用センスアンプ521がこのワ
ード線Xiに接続された複数のメモリセルの記憶信号を
増幅する。上記複数のメモリセルはこの読み出し動作に
よりリフレッシュされる。
示すように、信号SYL,SYRともにハイレベルにさ
れ、グローバルビット線対GBL1/GBB1はメイン
アンプMAからDRAMセル部203までつなげられ
る。その状態で、DRAMセル部203内の選択された
メモリセルに対して読みだし動作が実行され、リフレッ
シュ動作用センスアンプ521は選択されたセンスアン
プSAと協同して読み出されたメモリセルの信号を増幅
するのに用いられる。このように、選択されたセンスア
ンプSAとリフレッシュ動作用センスアンプ521が同
時に信号増幅に用いることにより、高速に読み出し動作
が行える。
体的回路例、図20は図19のセンスアンプ構成を図1
3へ適用した場合の、リードミス時の動作波形である。
図19及び図20によりSA、521協同の増幅動作を説
明する。図19において、 SA及び521は良く知られ
たフリップフロップ回路で構成されている。図20にお
いて、リードミスヒット時には、SYL、SYRともに
ハイレベルとなる。そして、S1によりSAは非活性状態
にされ、ラッチされていたキャッシュデータが解除され
る。図9と同様にしてGBL1/GBB1へメモリセル
の信号が発生したら、S1、SRによりSA及び521を
ほぼ同時に活性化する。この結果、 SA及び521が
協同して信号増幅する。なお、この際、図9とは異な
り、センスアンプ増幅の開始にほぼ引き続いて、AMA
によるメインアンプ動作を開始できる。なぜなら、図9
のデータ線はグローバルデータ線で兼ねられており、セ
ンスアンプキャッシュを経ることなく、メモリセルから
メインアンプまで直接の信号伝達経路が形成されるから
である。
ト、ミスヒットによらない。図14(c)に示すよう
に、まず、信号SYLはハイレベルに保持され、信号S
YRはローレベルに変化され、選択信号Y1もハイレベ
ルにされる。その結果、グローバルビット線対GBL1
/GBB1が選択されたセンスアンプSAとリフレッシ
ュ動作用センスアンプ521とに接続された部分と、D
RAMセル部203に接続された部分に分離され、選択
されたセンスアンプSAに対応するスイッチQSA1,
QSA2はオンにされる。その結果、書き込みデータが
メインアンプMAにより、選択されたセンスアンプSA
とリフレッシュ動作用センスアンプ521とに同時に書
き込まれる。このように、選択されたセンスアンプSA
およびリフレッシュ動作用センスアンプ521への書き
込みデータの書き込みは、グローバルビット線対GBL
1/GBB1の一部を用いて行われる。したがって、メ
インアンプMAの負荷容量が軽くなるので、この書き込
みは高速に行える。この書き込みの間、DRAMセル部
203でも選択されたワード線Xiに接続された複数の
メモリセルの読み出しが行われる。
れ、信号SYRはハイレベルにされる。その結果、リフ
レッシュ動作用センスアンプ521を選択されたセンス
アンプSAから切り離し、DRAMセル部203に接続
する。この後、リフレッシュ動作用センスアンプ521
は、そこに保持したデータをDRAMセル203選択さ
れたワード線に接続された選択されたメモリセルにライ
トバックする。こうして、選択されたセンスアンプSA
に保持されたデータとDRAMセル部203に保持され
た対応するデータを常に一致させておくことができる。
なお、このライトバックの間に次のメモリアクセスが同
じデータブロックもしくは他のデータブロックの読み出
しを要求し、そのメモリアクセスがヒットした場合に
は、そのメモリアクセスはそのデータブロックを保持す
るセンスアンプ列211に対してそのライトバックと並
行して実行される。
とセンスアンプSAとを接続するデータ線をグローバル
データ線で兼ねることにより、リードミスヒット時の高
速化を図れる効果がある。すなわち、センスアンプキャ
ッシュを経ることなく、メモリセルからメインアンプま
で直接の信号伝達経路が形成される。従って、図9と図
20との比較に示すように、図13の構成では、SRに
よるセンスアンプ502の活性化とほぼ同時にAMAによ
りメインアンプを活性化することが出来る。リードヒッ
ト時には、センスアンプキャッシュ部201は、スイッ
チ回路列503LによりDRAMセル部203に属する
グローバルビット線部分を切り離しておけるので、セン
スアンプキャッシュ部201はキャッシュとして高速に
動作可能である。さらに、センスアンプキャッシュ部2
01をキャッシュとして用いて、そこに保持されたデー
タを読み出すのに使用している間、DRAMセル部20
3のリフレッシュ動作を並行して行うことができるの
で、このメモリがリフレッシュ動作のためにアクセスで
きなくなる期間が低減される。また、ライト動作時に
は、DRAMセル部203へのライトバックの間、後続
のリードアクセスがヒットした場合に、そのリードアク
セスをライトバックと並行して実行できるので、選択さ
れたセンスアンプSAへデータの書き込みおよびその後
のDRAMセル部203へのライトバックによるメモリ
の動作速度の低下を実効的に軽減できる。
態4によるセンスアンプキャッシュ部201は、同一ワ
ード線上のDRAMセルを複数(図13では4つ)の組
に分け、それらを個別に扱うことが容易なように構成さ
れている。たとえば、キャッシュミスヒット時に、信号
Y1のみをハイレベルとすることにより、同一ワード線
に接続された複数のメモリセルが記憶する4つのデータ
ブロックの内、一つのみをキャッシュにラッチして、残
りをラッチしないことが可能である。すなわち、ブロッ
クサイズを可変に出来る。アプリケーションに応じてブ
ロックサイズを最適に設定し、キャッシュヒット率を上
げることができる効果が得られる。なお、この場合図7
のようにキャッシュタグ302は4x6=24のブロッ
クを持つことが必須である。
ための、SA/MA接続回路の回路例が示されている。該回
路には、ブロックサイズを指定する信号A(N+1)及びA(N+
2)が図6に加えて与えられる。 A(N+1)がハイレベルの
場合には、SY1〜6は有効であるがA1及びA2は無効とな
る。すなわち、たとえばY1〜4が同時に活性化され、同
一ワード線上のメモリセルのデータをひとかたまりとし
て、センスアンプキャッシュとのデータのやりとりが行
われる。 A(N+1)がロウレベルで A(N+2)がハイレベルの
場合には、 SY1〜6及びA1は有効であるがA2は無効とな
る。すなわち、たとえばY1、2が同時に活性化され、同
一ワード線上の1/2のメモリセルのデータをひとかた
まりとして、センスアンプキャッシュとのデータのやり
とりが行われる。 A(N+1)、 A(N+2)がともにロウレベル
の場合には、 SY1〜6、A1、A2すべてが有効となる。す
なわち、たとえばY1のみが活性化され、同一ワード線上
の1/4のメモリセルのデータをひとかたまりとして、
センスアンプキャッシュとのデータのやりとりが行われ
る。なお、センスアンプキャッシュに接続しないメモリ
セルの情報は、リフレッシュ用センスアンプ521によ
り書き戻される。
1では、各メモリセルアレー221の同じメモリ信号を
保持するキャッシュとして使用できるセンスアンプ列は
一つであった。本実施の形態では、2より大きなウエイ
数を有するセットアソシアティブキャッシュを提供す
る。このために、本実施の形態では、4つの各メモリセ
ルアレー221のいずれにも、6つのセンスアンプ列2
11を対応させ、各メモリセルアレー221から読み出
したデータを、いずれのセンスアンプ列によっても保持
可能にする。具体的には、ダイレクトマッピング制御回
路330(図7)に代えて、各メモリセルアレー221
のデータを保持すべきセンスアンプ列を一定の基準で決
定する回路を使用する。この回路は、6個のセンスアン
プ列211が過去どのような順番でアクセスされたかを
記録しておく。その後、いずれかのメモリアクセスに対
してミスヒットが発生した場合には、6つのセンスアン
プ列の中の一つを予め定めた基準で選択する。このよう
な回路の一番典型的なものは、LRU(LeastRe
cent Used)回路である。
ュコントローラの構成を示す。図7のダイレクトマッピ
ィング制御回路に代えて設けられたセットアソシアティ
ブ制御回路2230には、 A1、A2で選択されるキャッ
シュタグ320の4行に対応して4つのLRU回路22
10が設けられる。LRU回路2210は、各キャッシ
ュタグブロック321に対応して、それに対応するセン
スアンプ群の最近の利用時刻を記憶し、かつ、複数のキ
ャッシュタグブロック321の各列に対応して、その列
に属する4つのキャッシュタグブロック321の内、そ
れに対応するセンスアンプ群が最近に利用された一つの
キャッシュタグブロック321(最近に利用されたキャ
ッシュタグブロックの番号)とそのセンスアンプ群の最
近の利用時刻とを記憶する。すなわち、キャッシュヒッ
トしたメモリアクセスを実行するごとに、そのメモリア
クセスのアドレスビットA1,A2およびそのメモリア
クセスに対してキャッシュタグ320(図3)から与え
られるヒット時のセンスアンプ列選択信号BY1,,,
または6により選択されるキャッシュタグブロック32
1に対して記憶された、そのキャッシュブロックに対応
するセンスアンプ群の利用時刻を更新する。また、その
キャッシュタグブロック321が属する列に対して記憶
された、その列に対応するセンスアンプ列の最近の利用
時刻と最近に利用されたキャッシュブロックの番号を更
新する。以上のヒット時の動作は、hit及びBY1〜6信号
を入力とするLRU情報ヒット時制御回路2211で制
御される。その後、いずれかのメモリアクセスに対して
ミスヒットが検出され、ORゲート324から与えられ
るmiss信号がハイレベルとなった場合、このLRU
回路は、6つのセンスアンプ列に対応して記憶された最
近利用時刻に基づいて、過去最もアクセスから遠ざかっ
ているセンスアンプ列を選択するように、ミスヒット時
のセンスアンプ列選択信号CY1,,,または6を発生
する。また、LRU回路の情報もこれに対応して書き換
えられる。以上のミスヒット時の動作は、LRU情報ミ
スヒット時制御回路2212で制御される。その後の装
置動作は、すでに述べたのと同じである。こうして、6
ウエイのセットアソシアティブ方式のキャッシュが実現
され、キャッシュヒット率を向上する。センスアンプ列
211の数を変えることにより、6以外のウエイ数のキ
ャッシュも実現できる。
れば、DRAM部分に対するセンスアンプがキャッシュ
としても使用できるセンスアンプキャッシュであるの
で、スペースの無駄がなくなる。
域的に集め、アクセスされたメモリセルアレー内のロー
カルビット線を複数のメモリセルアレーに共通に設けた
グローバルビット線を介して一つのセンスアンプ列に接
続した場合、このセンスアンプキャッシュ部分は高速動
作に適している。
成とするとともに、キャッシュコントローラにLRU回
路を備える本発明の実施の形態によれば、任意のDRA
Mセルが複数のセンスアンプのうち一つを選択して接続
できるので、セットアソシアティブのキャッシュが実現
でき、キャッシュヒット率が向上する。
図。
ック図。
ブロック図。
略回路ブロック図。
ー接続回路の概略回路ブロック図。
続回路の概略回路ブロック図。
回路ブロック図。
ロック図。
回路ブロック図。
回路ブロック図。
回路図。
図。
接続回路の概略回路ブロック図。
略回路ブロック図。
1/BB1・・・ローカルビット線対、DL1・・・デ
ータ線
Claims (10)
- 【請求項1】CPUを有するマイクロコンピュータ部分
と、 上記マイクロコンピュータ部分によりアクセスされるダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)
とを有し、 上記DRAMは、 少なくとも一つのビット線と、 上記ビット線に接続された複数のメモリセルと、 上記マイクロコンピュータ部分からの先行するデータリ
ードアクセス要求が指定するいずれか一つのメモリセル
に記憶された信号を該ビット線に読み出すためのデータ
読み出し回路と、 該ビット線上に読み出された上記信号を検出し、検出さ
れた上記信号を上記マイクロコンピュータ部分に転送す
るための検出転送回路とを有し、 上記検出転送回路は、 上記複数のメモリセルの近傍に集中して、かつ、上記ビ
ット線の延在する方向に配列された複数のセンスアンプ
であって、各センスアンプは、それが上記複数のメモリ
セルの一つから読み出された信号を検出したときに、そ
の検出した信号を保持するように構成されているもの
と、 上記複数のセンスアンプの内の一つを選択的に上記ビッ
ト線に接続するための第1のスイッチ回路と、 上記複数のセンスアンプの内、上記先行するデータリー
ドアクセス要求に応答して、そのデータリードアクセス
要求が要求する、いずれか一つのメモリセルに保持され
た信号を検出するために第1のセンスアンプを選択し、
上記マイクロコンピュータ部分からの後続のデータリー
ドアクセス要求に応答して、その要求が指定するいずれ
か一つのメモリセルに記憶された信号を保持するいずれ
かの第2のセンスアンプを選択するための選択回路と、 上記読み出し回路により上記信号が読み出されたとき
に、上記第1のセンスアンプを上記ビット線に接続する
ように上記第1のスイッチ回路を制御する制御回路と、 上記先行するデータリードアクセス要求に応答して、上
記第1のセンスアンプにより検出された信号を読み出し
上記マイクロコンピュータ部分に転送し、上記後続のデ
ータリードアクセス要求に応答して、上記第2のセンス
アンプに保持された記憶信号を読み出し、上記マイクロ
コンピュータ部分に転送するためのデータ転送回路とを
有するマイクロコンピュータ。 - 【請求項2】上記ビット線は、 グローバルビット線と、 上記グローバルビット線の延在方向に配列された複数の
ローカルビット線と、 上記複数のローカルビット線の内、上記先行するデータ
リード要求が指定するメモリセルが接続された一つのロ
ーカルビット線を選択的に該グローバルビット線に接続
するための第2のスイッチ回路とからなり、 上記複数のメモリセルは、複数のメモリセルアレーに区
分され、各メモリセルアレーに属する複数のメモリセル
は、そのメモリセルアレーに対応する上記複数のローカ
ルビット線の一つに接続され、 上記第1のスイッチ回路は、上記複数のセンスアンプの
一つを選択的に上記グローバルビット線に接続する回路
からなる請求項2記載のマイクロコンピュータ。 - 【請求項3】上記グローバルビット線および上記第1の
スイッチ回路によりそのグローバルビット線に接続され
た上記一つのローカルビット線を介して、上記読み出し
回路により読み出されたメモリセルにリフレッシュ動作
を行うための、上記グローバルビット線に接続されてい
るリフレッシュ用センスアンプをさらに有する請求項2
記載のマイクロコンピュータ。 - 【請求項4】上記リフレッシュ動作用センスアンプは、
上記複数のローカルビット線と上記複数のセンスアンプ
との間に配置され、 上記グローバルビット線は、 上記複数のローカルビット線に並置された第1の部分
と、 上記リフレッシュ動作用センスアンプの近傍に位置する
第2の部分と、 上記複数のセンスアンプの近傍に位置する第3の部分
と、 上記第1,第2の部分を接続するための第3のスイッチ
回路と、 上記第2,第3の部分を接続するための第4のスイッチ
回路とからなり、 上記リフレッシュ動作用センスアンプは、上記第2の部
分に接続され、 上記第1のスイッチ回路は、上記複数のセンスアンプの
一つを上記第3の部分に選択的に接続する回路からな
り、 上記第2のスイッチ回路は、上記読み出し回路により読
み出された上記メモリセルが接続された上記一つのロー
カルビット線を上記第1の部分に選択的に接続する回路
からなる請求項3記載のマイクロコンピュータ。 - 【請求項5】上記第3のスイッチ回路は、上記第1のセ
ンスアンプが上記読み出された信号を検出する間および
上記信号の検出の終了後は上記第1,第2の部分を接続
し、もって上記リフレッシュ動作用センスアンプにより
リフレッシュ動作を実行させ、 上記第4のスイッチ回路は、上記第1のセンスアンプが
上記読み出された信号を検出する間は上記第2,第3の
部分を接続し、上記信号の検出の終了後に上記リフレッ
シュ動作用センスアンプがリフレッシュ動作を実行する
間は、上記第2,第3の部分を分離する請求項4記載の
マイクロコンピュータ。 - 【請求項6】上記選択回路は、上記マイクロコンピュー
タ部分からのデータライト要求に応答して、その要求が
指定した書き込みデータを書き込むべき第3のセンスア
ンプを上記複数のセンスアンプから選択し、 上記データ転送回路は、上記第3のセンスアンプに上記
書き込みデータを書き込む回路を有し、 上記第4のスイッチ回路は、上記書き込みの間は上記第
2,第3の部分を接続し、もってその書き込みデータを
上記上記リフレッシュ動作用センスアンプにも書き込
み、上記第3のセンスアンプへの書き込みの完了後に上
記第2,第3の部分を分離し、 上記第3のスイッチ回路は、上記第3のセンスアンプへ
の書き込みの間は上記第1,第2の部分を分離し、その
書き込みの完了後に上記第1,第2の部分を接続し、も
って、そのデータライト要求が指定するメモリセルへの
上記書き込みデータの書き込みを上記リフレッシュ動作
用センスアンプに実行させる請求項4記載のマイクロコ
ンピュータ。 - 【請求項7】上記データ転送回路は、 上記複数のセンスアンプの近傍に設けられたデータ線
と、 上記複数のセンスアンプの一つを上記データ線に選択的
に接続するための第3のスイッチ回路とを有し、 上記制御回路は、 上記先行するデータリードアクセス要求に応答して、上
記第1のセンスアンプにより検出された上記信号を上記
データ転送回路が読み出すときに、上記第1のセンスア
ンプを選択的に上記データ線に接続するように、上記第
3のスイッチ回路を制御し、上記後続のデータリードア
クセス要求に応答して、上記第2のセンスアンプに保持
された信号を上記データ転送回路が読み出すときに、上
記第3のセンスアンプを選択的に上記データ線に接続す
るように上記第3のスイッチ回路を制御し、 上記データ転送回路は、上記データ線に接続され、上記
先行するデータリード要求および上記後続のデータリー
ド要求の各々に応答し、上記データ線上の信号を検出
し、検出した信号を上記マイクロコンピュータ部分に送
出するためのメインアンプをさらに有する請求項2記載
のマイクロコンピュータ。 - 【請求項8】上記グローバルビット線は、 該複数のローカルビット線の近傍に位置する第1の部分
と、 上記複数のセンスアンプの近傍に位置する第2の部分
と、 上記第1,第2の部分とを接続するための第3のスイッ
チ回路とを有し、 上記データ転送回路は、上記第2の部分に接続され、上
記第2の部分上の信号を検出し、検出した信号を上記マ
イクロコンピュータ部分に送出するためのメインアンプ
を有し、 上記第3のスイッチ回路は、上記後続のデータリードア
クセス要求に応答し、上記読み出し回路が上記信号を読
み出すときに、上記第1と第2の部分を接続し、上記後
続のデータリードアクセス要求に応答し、その要求が指
定するメモリセルに記憶された信号を、上記第3のセン
スアンプから上記データ転送回路が読み出すときに、上
記第1,第2の部分を分離する請求項2記載のマイクロ
コンピュータ。 - 【請求項9】上記選択回路は、上記複数のセンスアンプ
の各々を選択するごとに、選択されたセンスアンプの履
歴を記録し、新たにセンスアンプを選択するときに、そ
の記録された履歴に基づいてその新たなセンスアンプを
選択する回路を有する請求項1記載マイクロコンピュー
タ。 - 【請求項10】上記履歴を記録し、選択する回路は、最
近に選択されなかったセンスアンプを選択する回路から
なる請求項9記載マイクロコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9032065A JPH10228766A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | マイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9032065A JPH10228766A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | マイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228766A true JPH10228766A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12348489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9032065A Pending JPH10228766A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | マイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10228766A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6671219B1 (en) | 1999-05-28 | 2003-12-30 | Hitachi, Ltd. | Storage, storage method, and data processing system |
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US7653780B2 (en) | 2003-05-26 | 2010-01-26 | Nec Electronics Corporation | Semiconductor memory device and control method thereof |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP9032065A patent/JPH10228766A/ja active Pending
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