[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH10180795A - 金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法 - Google Patents

金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法

Info

Publication number
JPH10180795A
JPH10180795A JP35869896A JP35869896A JPH10180795A JP H10180795 A JPH10180795 A JP H10180795A JP 35869896 A JP35869896 A JP 35869896A JP 35869896 A JP35869896 A JP 35869896A JP H10180795 A JPH10180795 A JP H10180795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
metal thin
thin film
insert
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35869896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3727126B2 (ja
Inventor
Fujio Mori
富士男 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP35869896A priority Critical patent/JP3727126B2/ja
Publication of JPH10180795A publication Critical patent/JPH10180795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3727126B2 publication Critical patent/JP3727126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14778Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
    • B29C45/14811Multilayered articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14827Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles using a transfer foil detachable from the insert
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2633/00Use of polymers of unsaturated acids or derivatives thereof for preformed parts, e.g. for inserts
    • B29K2633/04Polymers of esters
    • B29K2633/08Polymers of acrylic acid esters, e.g. PMA, i.e. polymethylacrylate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2715/00Condition, form or state of preformed parts, e.g. inserts
    • B29K2715/006Glues or adhesives, e.g. hot melts or thermofusible adhesives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2009/00Layered products
    • B29L2009/005Layered products coated
    • B29L2009/008Layered products coated metalized, galvanized

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】美しい金属光沢を安定した品質で得ることがで
きる金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法を提
供する。 【解決手段】透明なアクリルフィルムを基体シート2と
し、その上に金属薄膜層3を形成し、さらにその上にプ
ラスチックシート5を積層した金属薄膜インサートフィ
ルム1を、所望の形状に予備成形した後、金属薄膜イン
サートフィルム1を金型内に挿入し、プラスチックシー
ト5側に成形樹脂10を射出して一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の金属光
沢部品であるホイールキャップ、センターオーナメント
などや、生活用品金属部品であるプラスチック流し台や
ほうろう部品などに利用できる金属薄膜インサートフィ
ルム成形品の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、プラスチック製の自動車のホイー
ルキャップ、センターオーナメントなどに対して金属光
沢を付与するには、本体に直接金属メッキなどをした
後、透明な艶塗料を塗装するのが一般的な方法である。 【0003】また、基体シートに金属メッキの代わりに
金属薄膜層を形成し、塗装の代わりにオーバーレイフィ
ルムを貼って真空成形する方法がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、金属メッキや
塗装はコストが高く、環境衛生的に問題があった。ま
た、塗装は厚みのばらつきが大きいため一定した外観が
得にくく、品質に安定性がないという難点があった。 【0005】また、金属薄膜層とオーバーレイフィルム
による方法は、凹引きの場合、製品凸部が極端に伸ばさ
れるためクラックが発生する問題があった。すなわち、
真空成形用金型の凹部に基体シート、金属薄膜層、オー
バーレイフィルムからなるシートを配置し、金型の凹部
に沿うように成形すると、成形品の凹部中心が大きく伸
ばされ、金属薄膜が透けて見えたり割れたりすることが
あった。さらに、金属薄膜層とオーバーレイフィルムを
貼り合わせるために、ドライラミネート剤などのような
粘着性のアンカー剤が必要になるが、アンカー剤の表面
の細かな凹凸が表面に現れて目立ちやすかったり、貼り
合わせ作業時にごみ、異物、汚れなどがでる場合にそれ
がそのまま表面にでて目立つという問題があった。 【0006】したがって、この発明は、上記のような問
題点を解消し、美しい金属光沢を安定した品質で得るこ
とができる金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方
法を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明の金属薄膜イン
サートフィルム成形品の製造方法は、以上の目的を達成
するために、つぎのように構成した。 【0008】つまり、この発明の金属薄膜インサートフ
ィルム成形品の製造方法は、透明なアクリルフィルムを
基体シートとし、その上に金属薄膜層を形成し、さらに
その上にプラスチックシートを積層した金属薄膜インサ
ートフィルムを、所望の形状に予備成形した後、金属薄
膜インサートフィルムを金型内に挿入し、プラスチック
シート側に成形樹脂を射出して一体化するように構成し
た。 【0009】また、上記の発明において、基体シートの
厚みが200μm以下であるように構成してもよい。 【0010】また、上記の発明において、金属薄膜イン
サートフィルムの全体の厚みが250〜2000μmであるよ
うに構成してもよい。 【0011】また、上記の発明において、金属薄膜イン
サートフィルムの基体シート側に熱吸収性の保護シート
を積層し、予備成形した後、保護シートを剥離するよう
に構成してもよい。 【0012】また、上記の発明において、金属薄膜イン
サートフィルムが、金属薄膜層と基体シートとの間に図
柄層を有するように構成してもよい。 【0013】また、上記の発明において、金属薄膜イン
サートフィルムが、金属薄膜層とプラスチックシートと
の間にアンカー層を有するように構成してもよい。 【0014】また、上記の発明において、予備成形が、
真空成形法または圧空成形法であるように構成してもよ
い。 【0015】また、上記の発明において、基体シート
が、アクリルフィルム、ポリプロピレンフィルム、エチ
レン−ビニルアルコールフィルム、熱可塑性エラストマ
ーフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリエステル
フィルム、未延伸ポリエステルフィルム、フッ素フィル
ム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ナイロンフ
ィルム、酢酸セルロースフィルムのいずれかであるよう
に構成してもよい。 【0016】また、上記の発明において、金属薄膜層の
素材が、アルミニウム、ニッケル、金、白金、クロム、
鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニウム、鉛、亜
鉛、ゲルマニウム、硫化亜鉛、酸化ケイ素、フッ化マグ
ネシウム、酸化スズ、ITOのいずれかであるように構
成してもよい。 【0017】また、上記の発明において、保護シート
が、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリ塩化ビニルフィルム、未延伸エチレン−ビニルアル
コールフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィル
ム、未延伸ポリプロピレンフィルム、未延伸ポリエステ
ルフィルムのいずれかであって黒色またはスモーク色で
あるように構成してもよい。 【0018】また、上記の発明において、金属薄膜イン
サートフィルム成形品の形状が、周囲に2mm以上の立
ち上がりがある深絞り成形品であるように構成してもよ
い。 【0019】 【発明の実施の形態】図面を参照しながらこの発明の実
施の形態について詳しく説明する。 【0020】図1は、この発明の金属薄膜インサートフ
ィルム成形品の製造方法に用いるアクリルフィルムの一
実施例を示す斜視図である。図2〜4は、この発明の金
属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法の一実施例
を示す断面図である。図中、1は金属薄膜インサートフ
ィルム、2は基体シート、3は金属薄膜層、4はアンカ
ー層、5はプラスチックシート、6は保護シート、7は
真空成形型、8は吸引孔、9は熱源、10は成形樹脂で
ある。 【0021】この発明の金属薄膜インサートフィルム1
成形品の製造方法は、透明なアクリルフィルムを基体シ
ート2とし、その上に金属薄膜層3を形成し、さらにそ
の上にプラスチックシート5を積層した金属薄膜インサ
ートフィルム1を、所望の形状に予備成形した後、金属
薄膜インサートフィルム1を金型内に挿入し、プラスチ
ックシート5側に成形樹脂10を射出して一体化するも
のである(図1〜5参照)。 【0022】金属薄膜インサートフィルム1は、透明な
アクリルフィルムを基体シート2とし、その上に金属薄
膜層3を形成し、さらにその上にプラスチックシート5
を積層したものである(図1参照)。 【0023】基体シート2としては、透明なアクリルフ
ィルムを用いる。アクリルフィルムとしては、ポリメチ
ルメタアクリレート樹脂、ポリアクリル酸ブチル樹脂、
エチレン−アクリル共重合体樹脂、エチレン酢酸ビニル
−アクリル共重合体樹脂などを用いるとよい。アクリル
フィルムは透明性に優れ、熱や光に強く、屋外で使用し
ても退色したり光沢変化することが少ない。また、可塑
剤を使用せずとも耐汚染性に優れ、しかも成形加工性に
優れ深絞り加工できるという特性を有する。アクリルフ
ィルムの厚みは、オーバーレイフィルムとして耐候性を
維持できる50μm以上で、かつ印刷が可能な200μm以
下が望ましい。より好ましい範囲としては、80〜150μ
mである。 【0024】金属薄膜層3は、金属光沢を表現するため
のものであり、真空蒸着法、スパッターリング法、イオ
ンプレーティング法、鍍金法などで形成する。表現した
い金属光沢色に応じて、アルミニウム、ニッケル、金、
白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニ
ウム、鉛、亜鉛、ゲルマニウムなどの金属、これらの合
金または化合物である硫化亜鉛、酸化ケイ素、フッ化マ
グネシウム、酸化スズ、ITOなどを使用する。 【0025】金属薄膜層3は、基体シート2上に全面的
に形成する。また、金属薄膜層3は、部分的に形成して
もよい。部分的な金属薄膜層3を形成する場合の一例と
しては、金属薄膜層3を必要としない部分に溶剤可溶性
樹脂層を形成した後、その上に全面的に金属薄膜を形成
し、溶剤洗浄を行って溶剤可溶性樹脂層と共に不要な金
属薄膜を除去する方法がある。この場合によく用いる溶
剤は、水または水溶液である。また、別の一例として
は、全面的に金属薄膜を形成し、次に金属薄膜を残して
おきたい部分にレジスト層を形成し、酸またはアルカリ
でエッチングを行い、レジスト層を除去する方法があ
る。 【0026】また、金属薄膜層3とプラスチックシート
5との密着性を向上させるために、アンカー層4を設け
てもよい。アンカー層4の材質としては、2液性硬化ウ
レタン樹脂、熱硬化ウレタン樹脂、メラミン系樹脂、セ
ルロースエステル系樹脂、塩素含有ゴム系樹脂、塩素含
有ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ビ
ニル系共重合体樹脂樹脂などを使用するとよい。アンカ
ー層4の形成方法としては、グラビアコート法、ロール
コート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印
刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。 【0027】プラスチックシート5としては、アクリル
フィルム、ポリプロピレンフィルム、熱可塑性エラスト
マーフィルム、ポリカーボネートフィルム、ナイロンフ
ィルム、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンフィ
ルム、アクリロニトリル−スチレンフィルム、ポリスチ
レンフィルム、ポリウレタンフィルムなどを用いること
ができる。特に、成形樹脂10の素材に応じて適宜選択
するとよい。一般的に、成形樹脂10と同種のフィルム
であれば、成形樹脂10と融着する。たとえば、成形樹
脂10がポリプロピレンであれば、プラスチックシート
5としてポリプロピレンフィルムを用いるとよい。ただ
し、フィルムが供給難である場合や高額である場合は、
接着層を形成することによりプラスチックシート5と成
形樹脂10とを接合してもよい。たとえば、プラスチッ
クシート5としてポリプロピレンフィルムを用いる代わ
りに、熱可塑性エラストマーを使用し、接着層としてポ
リプロピレン系樹脂からなるインキを塗布することがで
きる。 【0028】貼り合わせ方法としては、ドライラミネー
ト方式、ホットメルトラミネート方式、熱ラミネート方
式などがある。ドライラミネート方式およびホットメル
トラミネート方式の場合は、ポリウレタン樹脂、エチレ
ン酢酸ビニル共重合樹脂などのインキ層を介して貼り合
わせる。 【0029】基体シート2の厚みが200μm以上では、
巻き取りが困難であるという印刷量産性に問題がある。
金属薄膜インサートフィルム1全体の厚みが250μmよ
り小さいと、コシがなく、真空成形または圧空成形しに
くく、シワが出やすい。全体の厚みが2000μmより大き
いと、真空成形または圧空成形に時間がかかり生産能力
が落ちる。 【0030】金属薄膜インサートフィルム1は、基体シ
ート2上に、金属薄膜層3とプラスチックシート5を積
層することにより、製品凸部の伸びが少なくなるので、
クラックが少なくなる。また、金属薄膜層3とプラスチ
ックシート5層とを貼り合わせためのアンカー層4が、
最終製品の表面からみて金属薄膜層3の内側に組み込ま
れるため、アンカー層4表面の細かな凹凸や貼り合わせ
作業時のごみ噛みが目立ちにくい。 【0031】また、金属薄膜インサートフィルム1の基
体シート2の上に、保護シート6を積層してもよい。金
属薄膜インサートフィルム1を、基体シート2側から熱
源9によって加熱軟化させるので、金属光沢面によって
熱が反射して、真空または圧空成形しにくいことがあ
る。したがって、熱吸収性のよい黒またはスモーク色の
保護シート6を積層して一緒に真空成形または圧空成形
するとよい。なお、スモーク色とは、黒・茶・青・藍な
どの比較的暗い寒色の透明または半透明である色をい
う。保護シート6の材質としては、ポリエチレンフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
ム、未延伸エチレン−ビニルアルコールフィルム、ポリ
ブチレンテレフタレートフィルム、未延伸ポリプロピレ
ンフィルム、未延伸ポリエステルフィルムなどがある。
熱吸収保護シート6は、熱の吸収効率を高めて、基体シ
ート2を加熱軟化しやすくしている。したがって、2m
m程度の厚みの金属薄膜インサートフィルム1まで、凸
引きで真空成形あるいは圧空成形が可能である。 【0032】また、必要に応じて、図柄層を形成しても
よい。図柄層は、アクリルフィルムの上に、通常は印刷
層として形成する。印刷層の材質としては、ポリビニル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アク
リル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアセター
ル系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、セルロースエ
ステル系樹脂、アルキド樹脂などの樹脂をバインダーと
し、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する
着色インキを用いるとよい。印刷層の形成方法として
は、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印
刷法などの通常の印刷法などを用いるとよい。特に、多
色刷りや階調表現を行うには、オフセット印刷法やグラ
ビア印刷法が適している。また、単色の場合には、グラ
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法を採用することもできる。印刷層は、表現した
い図柄に応じて、全面的に設ける場合や部分的に設ける
場合もある。 【0033】また、必要に応じて、接着層を形成しても
よい。接着層は、成形品に上記の各層を接着する層であ
る。接着層としては、成形樹脂10に適した感熱性ある
いは感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえば、成形樹脂
10がアクリル系樹脂の場合はアクリル系樹脂を用いる
とよい。また、成形樹脂10がポリフェニレンオキシド
・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、スチ
レン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場
合は、これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すれば
よい。さらに、成形樹脂10がポリプロピレン樹脂の場
合は、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹
脂が使用可能である。接着層の形成方法としては、グラ
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印
刷法がある。接着層の乾燥膜厚は、0.5〜10μmとする
のが一般的である。 【0034】次に、金属薄膜インサートフィルム1を、
所望の形状に予備成形した後、金属薄膜インサートフィ
ルム1を金型内に挿入し成形樹脂10を射出して一体化
する。 【0035】予備成形は、金属薄膜インサートフィルム
1を、所望の形状に予備成形するための真空成形用金型
に配置し、クランプなどの手段で周囲を固定し、熱源9
により金属薄膜インサートフィルム1を加熱軟化させる
とともに真空吸引して金型に密着させる(図2参照)。
成形後、吸引孔8から空気を送り込み、金属薄膜インサ
ートフィルム1を離型しやすくする。その後、金型から
金属薄膜インサートフィルム1を取り出す(図3参
照)。 【0036】次に、金属薄膜インサートフィルム1の周
囲の不要な部分を切断して除去し、また、保護シート6
を剥離して除去する(図4参照)。 【0037】次いで、金属薄膜インサートフィルム1を
金型内に挿入し成形樹脂10を射出して一体化する。予
備成形した金属薄膜インサートフィルム1を、射出孔を
有するコア型と、凹部を有するキャビティ型間に、送り
機構または手動で1枚1枚配置し固定する。次に、キャ
ビティ型とコア型を型締めし、金属薄膜インサートフィ
ルム1とコア型との間に密閉空間を形成する。この空間
に溶融した成形樹脂10を射出し、キャビティ型とコア
型を型開きすれば、金属薄膜インサートフィルム1と成
形樹脂10とが一体化されたインサート成形品を得るこ
とができる(図5参照)。 【0038】 【実施例】下記の組成にて、厚さ125μmのポリメタク
リル酸メチルフィルムを基体シートとし、真空蒸着法で
厚さ400Åのクロムからなる金属薄膜層を形成した。次
に、下記組成のアンカー層インキを用い、グラビア印刷
法でアンカー層を形成した。 【0039】 アンカー層インキ バインダー ポリ塩化ビニル樹脂/ポリプロピレン樹脂=3/1 20重量% 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 80重量% 【0040】次に、厚さ400μmの未延伸ポリプロピレ
ンフィルムをプラスチックシートとし、下記の組成から
なるドライラミネート剤を用いてドライラミネート方式
にて貼り合わせた。 【0041】 ドライラミネート剤 バインダー ポリウレタン樹脂 40重量% 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 60重量% 【0042】このようにして得た金属薄膜インサートフ
ィルムを予備成形用の真空成形用金型内に配置し、金属
薄膜インサートフィルムを120℃に加熱軟化させ、10気
圧の圧力で真空吸引して予備成形した。次いで、予備成
形した金属薄膜インサートフィルムを射出成形用金型内
に配置し、成形樹脂温度220〜250℃、金型温度40〜60℃
の条件において、ポリプロピレン樹脂を成形樹脂として
インサート成形を行った。 【0043】このようにして得た金属薄膜インサートフ
ィルム成形品は、周囲に2mm以上の立ち上がりがある深
絞り成形品であって、通常の電解メッキでは一度の工程
で形成しにくい立ち上がり部があるものであった。 【0044】 【発明の効果】この発明は、前記した構成からなるの
で、次のような効果を有する。 【0045】この発明の金属薄膜インサートフィルム成
形品の製造方法は、透明な基体シートに金属薄膜層を形
成し、その上にプラスチックシートを積層した金属薄膜
インサートフィルムを、所望の形状に予備成形した後、
金属薄膜インサートフィルムを金型内に挿入し、プラス
チックシート側に成形樹脂を射出して一体化するので、
金属薄膜層が基体シートに直接接触しているため透明な
艶感を呈し、金属薄膜層が基体シートとプラスチックフ
ィルムに挟まれているため耐久性に優れ、三次元形状で
あっても美しい金属光沢を有する金属薄膜インサートフ
ィルム成形品を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の金属薄膜インサートフィルム成形品
の製造方法に用いるアクリルフィルムの一実施例を示す
斜視図である。 【図2】この発明の金属薄膜インサートフィルム成形品
の製造方法を示す断面図である。 【図3】この発明の金属薄膜インサートフィルム成形品
の製造方法を示す断面図である。 【図4】この発明の金属薄膜インサートフィルム成形品
の製造方法を示す断面図である。 【符号の説明】 1 金属薄膜インサートフィルム 2 基体シート 3 金属薄膜層 4 アンカー層 5 プラスチックシート 6 保護シート 7 真空成形型 8 吸引孔 9 熱源 10 成形樹脂
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成9年3月3日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図5 【補正方法】追加 【補正内容】 【図5】この発明の金属薄膜インサートフィルム成形品
の製造方法により得られる成形品の一実施例を示す断面
図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 透明なアクリルフィルムを基体シートと
    し、その上に金属薄膜層を形成し、さらにその上にプラ
    スチックシートを積層した金属薄膜インサートフィルム
    を、所望の形状に予備成形した後、金属薄膜インサート
    フィルムを金型内に挿入し、プラスチックシート側に成
    形樹脂を射出して一体化することを特徴とする金属薄膜
    インサートフィルム成形品の製造方法。 【請求項2】 基体シートの厚みが200μm以下である
    請求項1に記載の金属薄膜インサートフィルム成形品の
    製造方法。 【請求項3】 金属薄膜インサートフィルムの全体の厚
    みが250〜2000μmである請求項1に記載の金属薄膜イ
    ンサートフィルム成形品の製造方法。 【請求項4】 金属薄膜インサートフィルムの基体シー
    ト側に熱吸収性の保護シートを積層し、予備成形した
    後、保護シートを剥離する請求項1に記載の金属薄膜イ
    ンサートフィルム成形品の製造方法。 【請求項5】 金属薄膜インサートフィルムが、金属薄
    膜層と基体シートとの間に図柄層を有するものである請
    求項1に記載の金属薄膜インサートフィルム成形品の製
    造方法。 【請求項6】 金属薄膜インサートフィルムが、金属薄
    膜層とプラスチックシートとの間にアンカー層を有する
    ものである請求項1に記載の金属薄膜インサートフィル
    ム成形品の製造方法。 【請求項7】 予備成形が、真空成形法または圧空成形
    法である請求項1に記載の金属薄膜インサートフィルム
    成形品の製造方法。 【請求項8】 金属薄膜層の素材が、アルミニウム、ニ
    ッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウ
    ム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛、ゲルマニウム、硫化亜
    鉛、酸化ケイ素、フッ化マグネシウム、酸化スズ、IT
    Oのいずれかである請求項1に記載の金属薄膜インサー
    トフィルム成形品の製造方法。 【請求項9】 プラスチックシートが、アクリルフィル
    ム、ポリプロピレンフィルム、熱可塑性エラストマーフ
    ィルム、ポリカーボネートフィルム、ナイロンフィル
    ム、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンフィル
    ム、アクリロニトリル−スチレンフィルム、ポリスチレ
    ンフィルム、ポリウレタンフィルムのいずれかである請
    求項1に記載の金属薄膜インサートフィルム成形品の製
    造方法。 【請求項10】 保護シートが、ポリエチレンフィル
    ム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
    ム、未延伸エチレン−ビニルアルコールフィルム、ポリ
    ブチレンテレフタレートフィルム、未延伸ポリプロピレ
    ンフィルム、未延伸ポリエステルフィルムのいずれかで
    あって黒色またはスモーク色である請求項1に記載の金
    属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法。 【請求項12】 金属薄膜インサートフィルム成形品の
    形状が、周囲に2mm以上の立ち上がりがある深絞り成
    形品である請求項1に記載の金属薄膜インサートフィル
    ム成形品の製造方法。
JP35869896A 1996-12-26 1996-12-26 金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法 Expired - Fee Related JP3727126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35869896A JP3727126B2 (ja) 1996-12-26 1996-12-26 金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35869896A JP3727126B2 (ja) 1996-12-26 1996-12-26 金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10180795A true JPH10180795A (ja) 1998-07-07
JP3727126B2 JP3727126B2 (ja) 2005-12-14

Family

ID=18460654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35869896A Expired - Fee Related JP3727126B2 (ja) 1996-12-26 1996-12-26 金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3727126B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052568A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Nissha Printing Co Ltd 成形同時加飾成形品の製造方法および加飾シート
KR20030035897A (ko) * 2001-10-19 2003-05-09 데이코쿠 잉키 세이조 가부시키가이샤 금속광택표면을 포함하는 수지성형물
JP2004142439A (ja) * 2002-10-01 2004-05-20 Nissha Printing Co Ltd 金属光沢シートとその製造方法、金属光沢成形品の製造方法
JP2007030393A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 金属調加飾シート
US7666497B2 (en) 2002-03-26 2010-02-23 Japan Wavelock Co., Ltd. Metallically decorated sheet and metallically decorated sheet intermediate
EP2174765A3 (en) * 2008-10-07 2010-06-09 Taiyi Precision Tech Corp. Method of in-mold decoration
EP2281674A1 (en) * 2009-07-31 2011-02-09 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Compound material article and method of manufacturing the same
JP2011068026A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Toppan Printing Co Ltd インサート成形による加飾成形物およびその製造方法
JP2011068081A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Toppan Printing Co Ltd インサート成形用金属蒸着フィルム及びこれを用いたインサート成形品の製造方法
JP2012011596A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Sanwa Screen Meiban:Kk 金属調化粧シートの製造方法及び当該金属調化粧シートを用いたインサート成形体の製造方法
CN109016329A (zh) * 2018-06-21 2018-12-18 东莞市依诺电子科技有限公司 一种塑料阳极氧化工艺

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1637465A1 (de) * 2004-09-17 2006-03-22 Kurt Oberhofer Getränkeflasche

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052568A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Nissha Printing Co Ltd 成形同時加飾成形品の製造方法および加飾シート
KR20030035897A (ko) * 2001-10-19 2003-05-09 데이코쿠 잉키 세이조 가부시키가이샤 금속광택표면을 포함하는 수지성형물
US7666497B2 (en) 2002-03-26 2010-02-23 Japan Wavelock Co., Ltd. Metallically decorated sheet and metallically decorated sheet intermediate
JP4488485B2 (ja) * 2002-10-01 2010-06-23 日本写真印刷株式会社 金属光沢シートとその製造方法、金属光沢成形品の製造方法
JP2004142439A (ja) * 2002-10-01 2004-05-20 Nissha Printing Co Ltd 金属光沢シートとその製造方法、金属光沢成形品の製造方法
JP2007030393A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 金属調加飾シート
EP2174765A3 (en) * 2008-10-07 2010-06-09 Taiyi Precision Tech Corp. Method of in-mold decoration
EP2281674A1 (en) * 2009-07-31 2011-02-09 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Compound material article and method of manufacturing the same
JP2011068026A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Toppan Printing Co Ltd インサート成形による加飾成形物およびその製造方法
JP2011068081A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Toppan Printing Co Ltd インサート成形用金属蒸着フィルム及びこれを用いたインサート成形品の製造方法
JP2012011596A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Sanwa Screen Meiban:Kk 金属調化粧シートの製造方法及び当該金属調化粧シートを用いたインサート成形体の製造方法
US8728577B2 (en) 2010-06-29 2014-05-20 Sanwa Screen Co., Ltd. Metallic decorative sheet, production method of metallic decorative sheet, and production method of insert molded body using metallic decorative sheet
CN109016329A (zh) * 2018-06-21 2018-12-18 东莞市依诺电子科技有限公司 一种塑料阳极氧化工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP3727126B2 (ja) 2005-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3727126B2 (ja) 金属薄膜インサートフィルム成形品の製造方法
JP2003191373A (ja) 金属光沢表面を有する樹脂成形物
JPH0997026A (ja) 表示パネルとその製造方法
JP2001198982A (ja) 加飾プラスチック成形品の製造方法
JPH09300397A (ja) アクリルインサートフィルムと木目柄成形品の製造方法
JP3598220B2 (ja) 絵付インサートフィルムおよび絵付インサート成形品の製造方法
JP2000084972A (ja) 成形同時絵付シートと成形同時絵付成形品の製造方法
JP3679510B2 (ja) 絵付インサートフィルムおよび絵付インサート成形品
JP4676607B2 (ja) 射出成形同時絵付方法
JPH0911275A (ja) 図柄付成形品の製造方法
JP5268491B2 (ja) 転写シートとその製造方法および加飾成形品
JP4268378B2 (ja) 射出成形同時加飾方法
JP4542667B2 (ja) 光輝性加飾シートと光輝性加飾成形品の製造方法
JP2003203537A (ja) キーシート部材とその製造方法
JP2006255894A (ja) ヘアライン調加飾シート
JP2004050652A (ja) 立体感を有する加飾成形品とその製造方法
JP4562891B2 (ja) 真空成形加工に適した加飾用シート、これを用いた成形シートの製造方法、成形同時加飾成形品の製造方法および成形同時加飾成形品
JP4116686B2 (ja) 透明部付メンブレンスイッチの製造方法
JPH07276428A (ja) 図柄付成形品の製造方法
JPH09327843A (ja) 凹凸表面を有する成形品の製造方法
JP2001260596A (ja) 部分マットハードコート転写材と部分マットハードコート成形品の製造方法
JP3414722B2 (ja) 加飾部材と加飾用シート
JP3052291B1 (ja) 成形同時加飾成形品の製造方法
JPH09239779A (ja) キーパッドの製造方法およびキーパッド製造用金型
JP4167862B2 (ja) 立体形状を有する加飾シートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050506

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees