JPH10175592A - 船艇の内燃機関振動減衰装置 - Google Patents
船艇の内燃機関振動減衰装置Info
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- JPH10175592A JPH10175592A JP8355303A JP35530396A JPH10175592A JP H10175592 A JPH10175592 A JP H10175592A JP 8355303 A JP8355303 A JP 8355303A JP 35530396 A JP35530396 A JP 35530396A JP H10175592 A JPH10175592 A JP H10175592A
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- hull
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- combustion engine
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B13/00—Conduits for emptying or ballasting; Self-bailing equipment; Scuppers
-
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- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63J—AUXILIARIES ON VESSELS
- B63J2/00—Arrangements of ventilation, heating, cooling, or air-conditioning
- B63J2/02—Ventilation; Air-conditioning
- B63J2/06—Ventilation; Air-conditioning of engine rooms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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- F01P1/06—Arrangements for cooling other engine or machine parts
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/14—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers
- F16F15/1407—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers the rotation being limited with respect to the driving means
- F16F15/1414—Masses driven by elastic elements
- F16F15/1435—Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber
- F16F15/1442—Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber with a single mass
-
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関が動力を出力する際に、そのクラン
ク軸に生じる振動をトーショナルダンパにより減衰させ
ることによって、このクランク軸の寿命が低下しないよ
うにすると共に、このクランク軸に取り付けられたフラ
イホイールマグネトの寿命も低下しないようにする。 【解決手段】 船体3に内燃機関14を搭載する。この
内燃機関14のクランク軸19が前後方向に延びるよう
にし、上記船体3の後部にインペラ42を支承させる。
このインペラ42を上記クランク軸19の後端部に推進
軸43を介し連動連結させ、上記クランク軸19の前端
部にフライホイールマグネト50を取り付ける。上記ク
ランク軸19の後端部にトーショナルダンパ54を取り
付ける。
ク軸に生じる振動をトーショナルダンパにより減衰させ
ることによって、このクランク軸の寿命が低下しないよ
うにすると共に、このクランク軸に取り付けられたフラ
イホイールマグネトの寿命も低下しないようにする。 【解決手段】 船体3に内燃機関14を搭載する。この
内燃機関14のクランク軸19が前後方向に延びるよう
にし、上記船体3の後部にインペラ42を支承させる。
このインペラ42を上記クランク軸19の後端部に推進
軸43を介し連動連結させ、上記クランク軸19の前端
部にフライホイールマグネト50を取り付ける。上記ク
ランク軸19の後端部にトーショナルダンパ54を取り
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船艇の船体に内燃
機関を搭載させ、この内燃機関のクランク軸に生じる捩
り振動をトーショナルダンパで減衰させるようにした船
艇の内燃機関振動減衰装置に関するものである。
機関を搭載させ、この内燃機関のクランク軸に生じる捩
り振動をトーショナルダンパで減衰させるようにした船
艇の内燃機関振動減衰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型の船艇には、従来、次のように構成
されたものがある。
されたものがある。
【0003】即ち、水に浮かべられる船体に内燃機関が
搭載され、この内燃機関のクランク軸は前後方向に延び
るよう配置されている。上記船体の後部にインペラが支
承され、このインペラは上記クランク軸の後端部に推進
軸を介し連動連結させられている。一方、上記クランク
軸の前端部にフライホイールマグネトが取り付けられて
いる。
搭載され、この内燃機関のクランク軸は前後方向に延び
るよう配置されている。上記船体の後部にインペラが支
承され、このインペラは上記クランク軸の後端部に推進
軸を介し連動連結させられている。一方、上記クランク
軸の前端部にフライホイールマグネトが取り付けられて
いる。
【0004】上記内燃機関を駆動させると、この内燃機
関のクランク軸が動力を出力し、この動力が上記推進軸
を介して上記インペラに伝達される。すると、このイン
ペラの回転で水が後方に向って流動させられる。そし
て、この際、インペラが水から与えられる反力により、
上記船艇が前方に推進させられるようになっている。ま
た、上記クランク軸が動力を出力する際の回転に伴っ
て、上記フライホイールマグネトが発電作動をすると共
に、上記内燃機関の点火時期を定める等の作動をするこ
ととされている。
関のクランク軸が動力を出力し、この動力が上記推進軸
を介して上記インペラに伝達される。すると、このイン
ペラの回転で水が後方に向って流動させられる。そし
て、この際、インペラが水から与えられる反力により、
上記船艇が前方に推進させられるようになっている。ま
た、上記クランク軸が動力を出力する際の回転に伴っ
て、上記フライホイールマグネトが発電作動をすると共
に、上記内燃機関の点火時期を定める等の作動をするこ
ととされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うにクランク軸が推進軸を介しインペラに向けて動力を
出力するとき、上記クランク軸には捩りによる弾性変形
が生じ、また、この際、上記クランク軸からインペラに
伝達される動力や、これに対する反力は絶えず変動する
ため、このクランク軸には上記捩りに基づきその軸心回
りの振動が生じることとなる。
うにクランク軸が推進軸を介しインペラに向けて動力を
出力するとき、上記クランク軸には捩りによる弾性変形
が生じ、また、この際、上記クランク軸からインペラに
伝達される動力や、これに対する反力は絶えず変動する
ため、このクランク軸には上記捩りに基づきその軸心回
りの振動が生じることとなる。
【0006】そして、上記振動が大きく生じるときに
は、これにより、クランク軸の寿命や、フライホイール
マグネトの寿命が低下させられるおそれを生じる。
は、これにより、クランク軸の寿命や、フライホイール
マグネトの寿命が低下させられるおそれを生じる。
【0007】そこで、上記クランク軸にトーショナルダ
ンパを取り付けて、上記振動を減衰させることが考えら
れるが、このトーショナルダンパを単に設けると、上記
フライホイールマグネトと、トーショナルダンパとから
それぞれに放熱される熱が、これらのそれぞれの放熱を
抑制して、上記フライホイールマグネトの寿命の向上が
阻害され、また、トーショナルダンパによる上記振動の
減衰が阻害されるおそれがある。
ンパを取り付けて、上記振動を減衰させることが考えら
れるが、このトーショナルダンパを単に設けると、上記
フライホイールマグネトと、トーショナルダンパとから
それぞれに放熱される熱が、これらのそれぞれの放熱を
抑制して、上記フライホイールマグネトの寿命の向上が
阻害され、また、トーショナルダンパによる上記振動の
減衰が阻害されるおそれがある。
【0008】また、上記トーショナルダンパを設ける場
合には、これによる上記振動の減衰が、簡単な構成でよ
り効果的になされるようにすることが望まれる。
合には、これによる上記振動の減衰が、簡単な構成でよ
り効果的になされるようにすることが望まれる。
【0009】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、内燃機関が動力を出力する際に、そのク
ランク軸に生じる振動をトーショナルダンパにより減衰
させることによって、このクランク軸の寿命が低下しな
いようにすると共に、このクランク軸に取り付けられた
フライホイールマグネトの寿命も低下しないようにする
ことを課題とする。
されたもので、内燃機関が動力を出力する際に、そのク
ランク軸に生じる振動をトーショナルダンパにより減衰
させることによって、このクランク軸の寿命が低下しな
いようにすると共に、このクランク軸に取り付けられた
フライホイールマグネトの寿命も低下しないようにする
ことを課題とする。
【0010】また、上記のようにした場合に、フライホ
イールマグネトと、トーショナルダンパとからの放熱が
効果的に行われるようにして、この点でも、フライホイ
ールマグネトの寿命を向上させると共に、トーショナル
ダンパによる上記振動の減衰が効果的に行われるように
することを課題とする。
イールマグネトと、トーショナルダンパとからの放熱が
効果的に行われるようにして、この点でも、フライホイ
ールマグネトの寿命を向上させると共に、トーショナル
ダンパによる上記振動の減衰が効果的に行われるように
することを課題とする。
【0011】更に、上記トーショナルダンパによる上記
振動の減衰が、簡単な構成で、より効果的に行われるよ
うにすることを課題とする。
振動の減衰が、簡単な構成で、より効果的に行われるよ
うにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の船艇の内燃機関振動減衰装置は、次の如くで
ある。
の本発明の船艇の内燃機関振動減衰装置は、次の如くで
ある。
【0013】請求項1の発明は、船体3に内燃機関14
を搭載し、この内燃機関14のクランク軸19が前後方
向に延びるようにし、上記船体3の後部にインペラ42
を支承させ、このインペラ42を上記クランク軸19の
後端部に推進軸43を介し連動連結させ、上記クランク
軸19の前端部にフライホイールマグネト50を取り付
けた船艇1において、
を搭載し、この内燃機関14のクランク軸19が前後方
向に延びるようにし、上記船体3の後部にインペラ42
を支承させ、このインペラ42を上記クランク軸19の
後端部に推進軸43を介し連動連結させ、上記クランク
軸19の前端部にフライホイールマグネト50を取り付
けた船艇1において、
【0014】上記クランク軸19の後端部にトーショナ
ルダンパ54を取り付けたものである。
ルダンパ54を取り付けたものである。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記船体3の内部に上記内燃機関14を収容させ、
上記船体3の内外を連通させる空気通過孔31を設けた
船艇1において、
て、上記船体3の内部に上記内燃機関14を収容させ、
上記船体3の内外を連通させる空気通過孔31を設けた
船艇1において、
【0016】上記空気通過孔31を上記トーショナルダ
ンパ54の近傍に位置させたものである。
ンパ54の近傍に位置させたものである。
【0017】請求項3の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、上記船体3の内底部に溜った水2を吸
入可能とする吸入部59を配設し、この吸入部59を通
し吸入された水2を上記船体3の外部に排出させるよう
にした船艇1において、
の発明に加えて、上記船体3の内底部に溜った水2を吸
入可能とする吸入部59を配設し、この吸入部59を通
し吸入された水2を上記船体3の外部に排出させるよう
にした船艇1において、
【0018】上記吸入部59を上記トーショナルダンパ
54の近傍に位置させたものである。
54の近傍に位置させたものである。
【0019】請求項4の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、上記船体3の内底部に溜った水2を吸
入可能とする吸入部59を配設し、この吸入部59を通
し吸入された水2を上記船体3の外部に排出させるよう
にした船艇1において、
の発明に加えて、上記船体3の内底部に溜った水2を吸
入可能とする吸入部59を配設し、この吸入部59を通
し吸入された水2を上記船体3の外部に排出させるよう
にした船艇1において、
【0020】上記船艇1を滑走型とし、上記吸入部59
を上記トーショナルダンパ54の後方に位置させたもの
である。
を上記トーショナルダンパ54の後方に位置させたもの
である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
により説明する。
【0022】図1〜3において、符号1は跨座式(換言
すれば、鞍乗式)の小型の船艇であり、水2に浮かべら
れている。より具体的には、この船艇1は、前方への推
進時に、船尾から船首に向って前上がりの傾斜姿勢で水
2面上を滑走するように航走する滑走型のものである。
すれば、鞍乗式)の小型の船艇であり、水2に浮かべら
れている。より具体的には、この船艇1は、前方への推
進時に、船尾から船首に向って前上がりの傾斜姿勢で水
2面上を滑走するように航走する滑走型のものである。
【0023】また、図中矢印Frは、上記船艇1の進行
方向の前方を示し、下記する左右とは、上記前方に向っ
ての水平方向をいうものとする。
方向の前方を示し、下記する左右とは、上記前方に向っ
ての水平方向をいうものとする。
【0024】上記船艇1の船体3は繊維で強化された樹
脂(FRP)製で、その下部がハル4、上部がデッキ5
であり、これらハル4とデッキ5の結合部がガンネル6
である。
脂(FRP)製で、その下部がハル4、上部がデッキ5
であり、これらハル4とデッキ5の結合部がガンネル6
である。
【0025】上記船体3の内部を前部室であるエンジン
室9と、後部室10とに仕切るバルクヘッドである仕切
壁11が設けられ、この仕切壁11は上記ハル4とデッ
キ5の各内面に強固に支持されている。
室9と、後部室10とに仕切るバルクヘッドである仕切
壁11が設けられ、この仕切壁11は上記ハル4とデッ
キ5の各内面に強固に支持されている。
【0026】上記船体3に搭載されてこの船体3を推進
させる推進装置13が設けられている。この推進装置1
3は、上記船体3の内部であるエンジン室9内に収容さ
れて設置される内燃機関14を有している。
させる推進装置13が設けられている。この推進装置1
3は、上記船体3の内部であるエンジン室9内に収容さ
れて設置される内燃機関14を有している。
【0027】上記内燃機関14は、複数(二つ)の第1
気筒16と第2気筒17とを有し、上記ハル4に支持さ
れたクランクケース18と、軸心が前後方向に延びてそ
の軸心回りに回転自在となるよう上記クランクケース1
8に支承されるクランク軸19と、上記クランクケース
18に突設されるシリンダブロック20と、このシリン
ダブロック20の突出端に取り付けられるシリンダヘッ
ド21と、上記シリンダブロック20内に各気筒毎に軸
方向に摺動自在に嵌入されるピストン22,22と、こ
れらピストン22,22と上記クランク軸19とを互い
に連動連結させる連接棒23とを備え、また、上記シリ
ンダヘッド21には各気筒毎に点火プラグ24,24が
取り付けられている。
気筒16と第2気筒17とを有し、上記ハル4に支持さ
れたクランクケース18と、軸心が前後方向に延びてそ
の軸心回りに回転自在となるよう上記クランクケース1
8に支承されるクランク軸19と、上記クランクケース
18に突設されるシリンダブロック20と、このシリン
ダブロック20の突出端に取り付けられるシリンダヘッ
ド21と、上記シリンダブロック20内に各気筒毎に軸
方向に摺動自在に嵌入されるピストン22,22と、こ
れらピストン22,22と上記クランク軸19とを互い
に連動連結させる連接棒23とを備え、また、上記シリ
ンダヘッド21には各気筒毎に点火プラグ24,24が
取り付けられている。
【0028】上記エンジン室9には、上記内燃機関14
に供給されるべき燃料26を溜める燃料タンク27が設
けられている。
に供給されるべき燃料26を溜める燃料タンク27が設
けられている。
【0029】上記エンジン室9内の前、後部にそれぞれ
空気導入管29,30が設けられ、これら空気導入管2
9,30は船体3に支持されている。これら空気導入管
29,30の内孔が空気通過孔31,31とされ、これ
ら空気通過孔31,31は船体3の外部の大気を上記エ
ンジン室9に連通させて、上記船体3の外部の空気32
を上記エンジン室9内に導入可能とさせる。
空気導入管29,30が設けられ、これら空気導入管2
9,30は船体3に支持されている。これら空気導入管
29,30の内孔が空気通過孔31,31とされ、これ
ら空気通過孔31,31は船体3の外部の大気を上記エ
ンジン室9に連通させて、上記船体3の外部の空気32
を上記エンジン室9内に導入可能とさせる。
【0030】上記燃料タンク27からの燃料26と、上
記エンジン室9に導入された空気32とを混合させて、
上記内燃機関14に供給可能とする吸気系部材36が設
けられ、この吸気系部材36は気化器等で構成されてい
る。同上内燃機関14から延出してこの内燃機関14で
燃焼した後の排気37を船体3の後方に導出させる排気
系部材38が設けられ、この排気系部材38は排気管や
逆流防止箱で構成されている。
記エンジン室9に導入された空気32とを混合させて、
上記内燃機関14に供給可能とする吸気系部材36が設
けられ、この吸気系部材36は気化器等で構成されてい
る。同上内燃機関14から延出してこの内燃機関14で
燃焼した後の排気37を船体3の後方に導出させる排気
系部材38が設けられ、この排気系部材38は排気管や
逆流防止箱で構成されている。
【0031】前端が上記ハル4の後部の底板に連結され
ると共にこのハル4の後部の下方に向って開口し、後端
が上記船体3の後方に向って開口する流水管39が設け
られている。この流水管39は断面が円形で、その内部
は、上記船体3の後部の下方を、同上船体3の後方に連
通させる水通路40となっている。
ると共にこのハル4の後部の下方に向って開口し、後端
が上記船体3の後方に向って開口する流水管39が設け
られている。この流水管39は断面が円形で、その内部
は、上記船体3の後部の下方を、同上船体3の後方に連
通させる水通路40となっている。
【0032】上記水通路40内の後部にインペラ42が
収容され、これら水通路40の後部の孔芯と、上記イン
ペラ42の軸心とは共に前後方向に延びて互いにほぼ同
軸上に位置させられている。また、上記インペラ42は
その軸心回りに回転自在となるよう船体3の後部である
上記流水管39の後部に支承されている。
収容され、これら水通路40の後部の孔芯と、上記イン
ペラ42の軸心とは共に前後方向に延びて互いにほぼ同
軸上に位置させられている。また、上記インペラ42は
その軸心回りに回転自在となるよう船体3の後部である
上記流水管39の後部に支承されている。
【0033】上記クランク軸19と、インペラ42とは
同軸上に位置させられている。また、これらクランク軸
19とインペラ42と同軸上で、これら両者19,42
間に推進軸43が設けられている。この推進軸43の前
端部は上記クランク軸19の後端部にカップリング44
を介して連動連結され、同上推進軸43の後端部に上記
インペラ42が連動連結されている。
同軸上に位置させられている。また、これらクランク軸
19とインペラ42と同軸上で、これら両者19,42
間に推進軸43が設けられている。この推進軸43の前
端部は上記クランク軸19の後端部にカップリング44
を介して連動連結され、同上推進軸43の後端部に上記
インペラ42が連動連結されている。
【0034】上記カップリング44は、上記クランク軸
19の後端部に、これと同軸上に取り付けられる円板状
の駆動側回転体44aと、上記推進軸43の前端部に、
これと同軸上に取り付けられる円板状の従動側回転体4
4bとで構成され、上記駆動側回転体44aと従動側回
転体44bとはドグクラッチ状に互いに連動連結されて
いる。
19の後端部に、これと同軸上に取り付けられる円板状
の駆動側回転体44aと、上記推進軸43の前端部に、
これと同軸上に取り付けられる円板状の従動側回転体4
4bとで構成され、上記駆動側回転体44aと従動側回
転体44bとはドグクラッチ状に互いに連動連結されて
いる。
【0035】上記流水管39の後端に外嵌される操舵管
45が設けられ、この操舵管45はその後部が上下、左
右に回動するよう上記船体3や流水管39に支承されて
いる。
45が設けられ、この操舵管45はその後部が上下、左
右に回動するよう上記船体3や流水管39に支承されて
いる。
【0036】上記デッキ5の前上部にはハンドル47が
操向自在に支承され、このハンドル47に上記操舵管4
5が連動連結されている。上記ハンドル47の後方の同
上デッキ5の上部にはシート48が設けられている。上
記シート48に着座した乗員が上記ハンドル47を把持
し、これの操舵操作が可能とされている。
操向自在に支承され、このハンドル47に上記操舵管4
5が連動連結されている。上記ハンドル47の後方の同
上デッキ5の上部にはシート48が設けられている。上
記シート48に着座した乗員が上記ハンドル47を把持
し、これの操舵操作が可能とされている。
【0037】上記クランク軸19の前端部には、フライ
ホイールマグネト50のロータ51が取り付けられ、上
記クランク軸19の前端部と、上記フライホイールマグ
ネト50とを全体的に覆うカバー体52が設けられ、こ
のカバー体52は、上記クランクケース18に着脱自在
に固着されている。上記カバー体52の内部はほぼ気密
とされ、その外部から上記フライホイールマグネト50
に水2が降り掛ることが防止される。
ホイールマグネト50のロータ51が取り付けられ、上
記クランク軸19の前端部と、上記フライホイールマグ
ネト50とを全体的に覆うカバー体52が設けられ、こ
のカバー体52は、上記クランクケース18に着脱自在
に固着されている。上記カバー体52の内部はほぼ気密
とされ、その外部から上記フライホイールマグネト50
に水2が降り掛ることが防止される。
【0038】上記クランク軸19の後端部には、上記カ
ップリング44の駆動側回転体44aを介してトーショ
ナルダンパ54が取り付けられている。このトーショナ
ルダンパ54は、上記クランク軸19と同軸上に位置し
て円環状をなし、その内周部側を構成して、上記駆動側
回転体44aの外周面に加硫接着されたゴム製の円環状
弾性体55と、上記トーショナルダンパ54の外周部側
を構成して、上記弾性体55の外周面を加硫接着させた
金属製の円環状錘56とで構成されている。また、上記
トーショナルダンパ54は、上記クランク軸19とは固
有振動数が異なることとされている。
ップリング44の駆動側回転体44aを介してトーショ
ナルダンパ54が取り付けられている。このトーショナ
ルダンパ54は、上記クランク軸19と同軸上に位置し
て円環状をなし、その内周部側を構成して、上記駆動側
回転体44aの外周面に加硫接着されたゴム製の円環状
弾性体55と、上記トーショナルダンパ54の外周部側
を構成して、上記弾性体55の外周面を加硫接着させた
金属製の円環状錘56とで構成されている。また、上記
トーショナルダンパ54は、上記クランク軸19とは固
有振動数が異なることとされている。
【0039】一方、上記船体3のエンジン室9の内底部
に溜った水2を船体3の外部に排出させるビルジ装置5
8が設けられている。
に溜った水2を船体3の外部に排出させるビルジ装置5
8が設けられている。
【0040】上記ビルジ装置58は、上記エンジン室9
の底部を構成しているハル4の上面近傍で、かつ、上記
仕切壁11の近傍に設けられる吸入部59を有し、この
吸入部59は上記ハル4の上面に溜った水2を吸入可能
とするものである。この吸入部59は板金製の箱体60
と、この箱体60の下面板に形成されて、この箱体60
の内外を連通させる複数の吸入孔61とで構成され、上
記箱体60は上記仕切壁11にブラケット62と締結具
63とにより着脱自在に支持されている。
の底部を構成しているハル4の上面近傍で、かつ、上記
仕切壁11の近傍に設けられる吸入部59を有し、この
吸入部59は上記ハル4の上面に溜った水2を吸入可能
とするものである。この吸入部59は板金製の箱体60
と、この箱体60の下面板に形成されて、この箱体60
の内外を連通させる複数の吸入孔61とで構成され、上
記箱体60は上記仕切壁11にブラケット62と締結具
63とにより着脱自在に支持されている。
【0041】また、上記ビルジ装置58は吸入チューブ
64を有し、この吸入チューブ64の一端は上記箱体6
0に連結されてその内部に連通させられ、他端側は、上
記仕切壁11に形成された貫通孔65を貫通した後、上
記インペラ42の近傍で、このインペラ42よりも上流
側の水通路40に連通させられている。
64を有し、この吸入チューブ64の一端は上記箱体6
0に連結されてその内部に連通させられ、他端側は、上
記仕切壁11に形成された貫通孔65を貫通した後、上
記インペラ42の近傍で、このインペラ42よりも上流
側の水通路40に連通させられている。
【0042】上記内燃機関14を駆動させると、上記エ
ンジン室9の内部の空気32が上記吸気系部材36を通
し上記内燃機関14に吸入されることにより、船体3の
外部の空気32が上記空気導入管29,30の各空気通
過孔31を通って勢いよく上記エンジン室9内に吸入さ
れる。そして、このエンジン室9に吸入された空気32
と、燃料タンク27の燃料26とが吸気系部材36で混
合されて、内燃機関14に吸入され、ここで燃焼させら
れて、その熱エネルギーが動力に変換され、この動力
は、回転動力として、上記クランク軸19から出力され
る。
ンジン室9の内部の空気32が上記吸気系部材36を通
し上記内燃機関14に吸入されることにより、船体3の
外部の空気32が上記空気導入管29,30の各空気通
過孔31を通って勢いよく上記エンジン室9内に吸入さ
れる。そして、このエンジン室9に吸入された空気32
と、燃料タンク27の燃料26とが吸気系部材36で混
合されて、内燃機関14に吸入され、ここで燃焼させら
れて、その熱エネルギーが動力に変換され、この動力
は、回転動力として、上記クランク軸19から出力され
る。
【0043】上記燃焼で生じた排気37は上記排気系部
材38を通し、船体3の外部に排出される。
材38を通し、船体3の外部に排出される。
【0044】そして、上記した内燃機関14の駆動によ
り、上記クランク軸19から出力される動力が上記推進
軸43に伝達され、この推進軸43と共に回転する上記
インペラ42により、上記水通路40内の水2が後方に
向って加速される。すると、上記船体3の後部の下方の
水2が上記水通路40の前端からこの水通路40内に吸
入される一方、この水通路40を通過してその後端から
後方に向って噴射させられ、この噴射の反力により、上
記船艇1が前方に向って推進させられる。
り、上記クランク軸19から出力される動力が上記推進
軸43に伝達され、この推進軸43と共に回転する上記
インペラ42により、上記水通路40内の水2が後方に
向って加速される。すると、上記船体3の後部の下方の
水2が上記水通路40の前端からこの水通路40内に吸
入される一方、この水通路40を通過してその後端から
後方に向って噴射させられ、この噴射の反力により、上
記船艇1が前方に向って推進させられる。
【0045】上記推進時に、上記ハンドル47を操作
し、上記操舵管45の姿勢を変化させるよう回動させれ
ば、上記噴射の方向が変化して、船艇1が所望の方向に
操舵させられるようになっている。
し、上記操舵管45の姿勢を変化させるよう回動させれ
ば、上記噴射の方向が変化して、船艇1が所望の方向に
操舵させられるようになっている。
【0046】上記の場合、クランク軸19の回転に伴っ
て、上記フライホイールマグネト50が発電作動をする
と共に、各点火プラグ24の放電時期、つまり、内燃機
関14の点火時期を定める等作動し、これにより、上記
内燃機関14の駆動が継続させられる。
て、上記フライホイールマグネト50が発電作動をする
と共に、各点火プラグ24の放電時期、つまり、内燃機
関14の点火時期を定める等作動し、これにより、上記
内燃機関14の駆動が継続させられる。
【0047】ところで、上記クランク軸19が推進軸4
3を介しインペラ42に向けて動力を出力するときに
は、上記クランク軸19にはその軸心回りに振動を生じ
る。この振動は、上記トーショナルダンパ54に伝達さ
れて、その弾性体55を繰り返し弾性変形させる。そし
て、このとき弾性体55に生じる熱はトーショナルダン
パ54の周りの空気を介し放熱され、これにより、上記
振動に基づき上記クランク軸19に蓄えられるエネルギ
ーが上記放熱により放出させられて、上記振動が減衰さ
せられる。
3を介しインペラ42に向けて動力を出力するときに
は、上記クランク軸19にはその軸心回りに振動を生じ
る。この振動は、上記トーショナルダンパ54に伝達さ
れて、その弾性体55を繰り返し弾性変形させる。そし
て、このとき弾性体55に生じる熱はトーショナルダン
パ54の周りの空気を介し放熱され、これにより、上記
振動に基づき上記クランク軸19に蓄えられるエネルギ
ーが上記放熱により放出させられて、上記振動が減衰さ
せられる。
【0048】よって、上記振動により、クランク軸19
の寿命や、フライホイールマグネト50の寿命が低下す
るということは、上記トーショナルダンパ54によって
防止される。
の寿命や、フライホイールマグネト50の寿命が低下す
るということは、上記トーショナルダンパ54によって
防止される。
【0049】また、上記したように、フライホイールマ
グネト50が上記クランク軸19の前端部に取り付けら
れる一方、上記トーショナルダンパ54が上記クランク
軸19の後端部に取り付けられており、また、このクラ
ンク軸19は前後方向に長く延びていることから、その
分、上記フライホイールマグネト50とトーショナルダ
ンパ54とは前後で互いに引き離されることとなる。
グネト50が上記クランク軸19の前端部に取り付けら
れる一方、上記トーショナルダンパ54が上記クランク
軸19の後端部に取り付けられており、また、このクラ
ンク軸19は前後方向に長く延びていることから、その
分、上記フライホイールマグネト50とトーショナルダ
ンパ54とは前後で互いに引き離されることとなる。
【0050】このため、上記フライホイールマグネト5
0とトーショナルダンパ54とは、それぞれに放熱する
ものであるが、これらの放熱による熱がそれぞれの放熱
を抑制するということが防止され、これらが高温になる
ということが防止される。
0とトーショナルダンパ54とは、それぞれに放熱する
ものであるが、これらの放熱による熱がそれぞれの放熱
を抑制するということが防止され、これらが高温になる
ということが防止される。
【0051】よって、フライホイールマグネト50が高
温になるということが防止される分、その寿命が向上さ
せられる。また、トーショナルダンパ54からの放熱が
十分になされることから、上記クランク軸19に蓄えら
れるエネルギーが上記放熱により効果的に放出させられ
て、上記クランク軸19の振動が効果的に減衰させられ
る。
温になるということが防止される分、その寿命が向上さ
せられる。また、トーショナルダンパ54からの放熱が
十分になされることから、上記クランク軸19に蓄えら
れるエネルギーが上記放熱により効果的に放出させられ
て、上記クランク軸19の振動が効果的に減衰させられ
る。
【0052】しかも、上記クランク軸19の後端部への
トーショナルダンパ54の取り付けは、上記クランク軸
19よりも外径寸法の大きいカップリング44の外周面
に対し行ったため、上記トーショナルダンパ54の錘5
6の外径寸法が十分に大きくなって、その重量を十分に
大きくさせることができる。よって、上記クランク軸1
9とトーショナルダンパ54の固有振動の差を十分に大
きくさせることができて、クランク軸19に生じる振動
がより効果的に減衰させられる。
トーショナルダンパ54の取り付けは、上記クランク軸
19よりも外径寸法の大きいカップリング44の外周面
に対し行ったため、上記トーショナルダンパ54の錘5
6の外径寸法が十分に大きくなって、その重量を十分に
大きくさせることができる。よって、上記クランク軸1
9とトーショナルダンパ54の固有振動の差を十分に大
きくさせることができて、クランク軸19に生じる振動
がより効果的に減衰させられる。
【0053】しかも、上記トーショナルダンパ54の取
り付けに、上記カップリング44が利用されたため、別
途の取り付け部材は不要であり、よって、その分、簡単
な構成で、上記クランク軸19の振動が減衰させられ
る。
り付けに、上記カップリング44が利用されたため、別
途の取り付け部材は不要であり、よって、その分、簡単
な構成で、上記クランク軸19の振動が減衰させられ
る。
【0054】上記両空気導入管29,30のうち、後側
の空気導入管30の空気通過孔31は、上記トーショナ
ルダンパ54の近傍に位置させられている。より具体的
には、上記空気導入管30の空気通過孔31は上下方向
に延び、この空気通過孔31のエンジン室9側の開口6
7が上記トーショナルダンパ54の上方近傍に位置し、
かつ、上記開口67を含む空気導入管30の孔芯68
は、平面視、かつ、側面視で、上記トーショナルダンパ
54と交差している。
の空気導入管30の空気通過孔31は、上記トーショナ
ルダンパ54の近傍に位置させられている。より具体的
には、上記空気導入管30の空気通過孔31は上下方向
に延び、この空気通過孔31のエンジン室9側の開口6
7が上記トーショナルダンパ54の上方近傍に位置し、
かつ、上記開口67を含む空気導入管30の孔芯68
は、平面視、かつ、側面視で、上記トーショナルダンパ
54と交差している。
【0055】このため、特に、内燃機関14の駆動によ
り、船体3の外部の空気32が、上記空気通過孔31を
通って勢いよくエンジン室9に吸入されるとき、上記空
気32により、上記トーショナルダンパ54が効果的に
冷却され、このトーショナルダンパ54からの放熱がよ
り効果的に行われて、上記クランク軸19の振動が効果
的に減衰させられる。
り、船体3の外部の空気32が、上記空気通過孔31を
通って勢いよくエンジン室9に吸入されるとき、上記空
気32により、上記トーショナルダンパ54が効果的に
冷却され、このトーショナルダンパ54からの放熱がよ
り効果的に行われて、上記クランク軸19の振動が効果
的に減衰させられる。
【0056】上記の場合、船体3の内外を連通させて、
内燃機関14に船体3の外部の空気32を吸入可能とさ
せたり、換気を可能とさせる上記空気通過孔31が上記
クランク軸19の振動の減衰に利用されたのであり、こ
の利用の分、簡単な構成で、上記クランク軸19の振動
が効果的に減衰させられる。
内燃機関14に船体3の外部の空気32を吸入可能とさ
せたり、換気を可能とさせる上記空気通過孔31が上記
クランク軸19の振動の減衰に利用されたのであり、こ
の利用の分、簡単な構成で、上記クランク軸19の振動
が効果的に減衰させられる。
【0057】一方、前記したように、内燃機関14の駆
動に伴い、インペラ42が回転して水通路40内の水2
が後方に向って加速されるとき、上記インペラ42の近
傍で、このインペラ42よりも上流側の水通路40は高
い負圧となる。
動に伴い、インペラ42が回転して水通路40内の水2
が後方に向って加速されるとき、上記インペラ42の近
傍で、このインペラ42よりも上流側の水通路40は高
い負圧となる。
【0058】このため、上記吸入チューブ64を通し、
上記吸入部59の箱体60内が負圧とされて、上記エン
ジン室9の内底部の水2が、上記各吸入孔61を通し、
上記箱体60内に空気32と共に吸入され、かつ、上記
吸入チューブ64を通し、水通路40内に排出され、こ
れによって、上記エンジン室9の内底部に水2が溜るこ
とが防止されている。
上記吸入部59の箱体60内が負圧とされて、上記エン
ジン室9の内底部の水2が、上記各吸入孔61を通し、
上記箱体60内に空気32と共に吸入され、かつ、上記
吸入チューブ64を通し、水通路40内に排出され、こ
れによって、上記エンジン室9の内底部に水2が溜るこ
とが防止されている。
【0059】上記の場合、吸入部59は、上記トーショ
ナルダンパ54の下方近傍に位置させられている。この
ため、上記吸入部59が水2や、これと共に空気32を
吸入するとき、上記トーショナルダンパ54からの放熱
で高温とされた空気32の少なくとも一部が上記吸入部
59に吸入されて船体3の外部に排出され、これによ
り、上記トーショナルダンパ54からの放熱が効果的に
行われて、上記クランク軸19の振動が効果的に減衰さ
せられる。
ナルダンパ54の下方近傍に位置させられている。この
ため、上記吸入部59が水2や、これと共に空気32を
吸入するとき、上記トーショナルダンパ54からの放熱
で高温とされた空気32の少なくとも一部が上記吸入部
59に吸入されて船体3の外部に排出され、これによ
り、上記トーショナルダンパ54からの放熱が効果的に
行われて、上記クランク軸19の振動が効果的に減衰さ
せられる。
【0060】しかも、上記吸入部59は、上記トーショ
ナルダンパ54の後方に位置させられている。このた
め、船艇1が前上がりの傾斜姿勢で水2面上を滑走する
際、船体3内の前部に溜っていた水2は上記ハル4の上
面に沿い上記トーショナルダンパ54の近傍を通過して
上記吸入部59に向って流れると共に、この吸入部59
に吸入されて船体3の外部に円滑に排水される。このよ
うに、トーショナルダンパ54の近傍を流れる水2と、
これに伴って流れる空気32とにより、上記トーショナ
ルダンパ54からの放熱が効果的に行われて、上記クラ
ンク軸19の振動が効果的に減衰させられる。
ナルダンパ54の後方に位置させられている。このた
め、船艇1が前上がりの傾斜姿勢で水2面上を滑走する
際、船体3内の前部に溜っていた水2は上記ハル4の上
面に沿い上記トーショナルダンパ54の近傍を通過して
上記吸入部59に向って流れると共に、この吸入部59
に吸入されて船体3の外部に円滑に排水される。このよ
うに、トーショナルダンパ54の近傍を流れる水2と、
これに伴って流れる空気32とにより、上記トーショナ
ルダンパ54からの放熱が効果的に行われて、上記クラ
ンク軸19の振動が効果的に減衰させられる。
【0061】よって、上記したように、エンジン室9の
内底部に水2が溜るのを防止するための吸入部59が、
クランク軸19の振動の減衰に利用されたのであり、こ
の利用の分、簡単な構成で、クランク軸19の振動が効
果的に減衰させられる。
内底部に水2が溜るのを防止するための吸入部59が、
クランク軸19の振動の減衰に利用されたのであり、こ
の利用の分、簡単な構成で、クランク軸19の振動が効
果的に減衰させられる。
【0062】また、上記の場合、上記トーショナルダン
パ54を基準として、上下方向で、上記空気導入管30
の空気通過孔31とは反対側に上記吸入部59が位置さ
せられている。
パ54を基準として、上下方向で、上記空気導入管30
の空気通過孔31とは反対側に上記吸入部59が位置さ
せられている。
【0063】このため、上記空気通過孔31の開口67
から上記トーショナルダンパ54に向わされた空気32
は、そのまま方向を大きくは変えることなく、より直接
的に上記吸入部59に吸入されることとなって、上記ト
ーショナルダンパ54の放熱が更に効果的となる。
から上記トーショナルダンパ54に向わされた空気32
は、そのまま方向を大きくは変えることなく、より直接
的に上記吸入部59に吸入されることとなって、上記ト
ーショナルダンパ54の放熱が更に効果的となる。
【0064】図4は、トーショナルダンパ54について
の他の実施の形態を示している。
の他の実施の形態を示している。
【0065】これによれば、上記トーショナルダンパ5
4は、上記クランク軸19に直接固着された弾性体55
と、この弾性体55に固着された錘56とで構成されて
いる。
4は、上記クランク軸19に直接固着された弾性体55
と、この弾性体55に固着された錘56とで構成されて
いる。
【0066】上記構成のトーショナルダンパ54によれ
ば、これは、より直接的にクランク軸19に取り付けら
れるため、その振動の減衰がより効果的になると共に、
上記トーショナルダンパ54の構成が極めて簡単にな
る。
ば、これは、より直接的にクランク軸19に取り付けら
れるため、その振動の減衰がより効果的になると共に、
上記トーショナルダンパ54の構成が極めて簡単にな
る。
【0067】他の構成や作用は、前記した実施の形態と
共通しているため、これら共通した点については説明を
省略する。
共通しているため、これら共通した点については説明を
省略する。
【0068】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0069】請求項1の発明は、船体に内燃機関を搭載
し、この内燃機関のクランク軸が前後方向に延びるよう
にし、上記船体の後部にインペラを支承させ、このイン
ペラを上記クランク軸の後端部に推進軸を介し連動連結
させ、上記クランク軸の前端部にフライホイールマグネ
トを取り付けた船艇において、
し、この内燃機関のクランク軸が前後方向に延びるよう
にし、上記船体の後部にインペラを支承させ、このイン
ペラを上記クランク軸の後端部に推進軸を介し連動連結
させ、上記クランク軸の前端部にフライホイールマグネ
トを取り付けた船艇において、
【0070】上記クランク軸の後端部にトーショナルダ
ンパを取り付けてある。
ンパを取り付けてある。
【0071】このため、内燃機関の駆動に伴い、上記ク
ランク軸が動力を出力するとき、このクランク軸がその
軸心回りに振動しても、これは上記トーショナルダンパ
によって減衰させられる。
ランク軸が動力を出力するとき、このクランク軸がその
軸心回りに振動しても、これは上記トーショナルダンパ
によって減衰させられる。
【0072】よって、上記振動により、クランク軸の寿
命や、フライホイールマグネトの寿命が低下するという
ことは、上記トーショナルダンパによって防止される。
命や、フライホイールマグネトの寿命が低下するという
ことは、上記トーショナルダンパによって防止される。
【0073】また、上記フライホイールマグネトを上記
クランク軸の前端部に取り付ける一方、上記トーショナ
ルダンパは上記クランク軸の後端部に取り付けたため、
このクランク軸が前後方向に長く延びている分、上記フ
ライホイールマグネトとトーショナルダンパとは前後で
互いに引き離されることとなる。
クランク軸の前端部に取り付ける一方、上記トーショナ
ルダンパは上記クランク軸の後端部に取り付けたため、
このクランク軸が前後方向に長く延びている分、上記フ
ライホイールマグネトとトーショナルダンパとは前後で
互いに引き離されることとなる。
【0074】このため、上記フライホイールマグネトと
トーショナルダンパとは、それぞれに放熱するものであ
るが、これらの放熱による熱がそれぞれの放熱を抑制す
るということが防止され、これらが高温になるというこ
とが防止される。
トーショナルダンパとは、それぞれに放熱するものであ
るが、これらの放熱による熱がそれぞれの放熱を抑制す
るということが防止され、これらが高温になるというこ
とが防止される。
【0075】よって、フライホイールマグネトが高温に
なるということが防止される分、その寿命が向上させら
れる。また、トーショナルダンパからの放熱が十分にな
されることから、上記クランク軸に蓄えられるエネルギ
ーが上記放熱により効果的に放出させられて、上記振動
が効果的に減衰させられる。
なるということが防止される分、その寿命が向上させら
れる。また、トーショナルダンパからの放熱が十分にな
されることから、上記クランク軸に蓄えられるエネルギ
ーが上記放熱により効果的に放出させられて、上記振動
が効果的に減衰させられる。
【0076】請求項2の発明は、上記船体の内部に上記
内燃機関を収容させ、上記船体の内外を連通させる空気
通過孔を設けた船艇において、
内燃機関を収容させ、上記船体の内外を連通させる空気
通過孔を設けた船艇において、
【0077】上記空気通過孔を上記トーショナルダンパ
の近傍に位置させてある。
の近傍に位置させてある。
【0078】このため、上記空気通過孔を通って、上記
船体内に流入したり、排出されたりする空気により、上
記トーショナルダンパが冷却され、このトーショナルダ
ンパからの放熱がより効果的に行われて、上記クランク
軸の振動が効果的に減衰させられる。
船体内に流入したり、排出されたりする空気により、上
記トーショナルダンパが冷却され、このトーショナルダ
ンパからの放熱がより効果的に行われて、上記クランク
軸の振動が効果的に減衰させられる。
【0079】よって、上記したように、船体の内外を連
通させて、内燃機関に船体の外部の空気を吸入可能とさ
せたり、換気を可能とさせる上記空気通過孔が上記クラ
ンク軸の振動の減衰に利用されたのであり、この利用の
分、簡単な構成で、上記クランク軸の振動が効果的に減
衰させられる。
通させて、内燃機関に船体の外部の空気を吸入可能とさ
せたり、換気を可能とさせる上記空気通過孔が上記クラ
ンク軸の振動の減衰に利用されたのであり、この利用の
分、簡単な構成で、上記クランク軸の振動が効果的に減
衰させられる。
【0080】請求項3の発明は、上記船体の内底部に溜
った水を吸入可能とする吸入部を配設し、この吸入部を
通し吸入された水を上記船体の外部に排出させるように
した船艇において、
った水を吸入可能とする吸入部を配設し、この吸入部を
通し吸入された水を上記船体の外部に排出させるように
した船艇において、
【0081】上記吸入部を上記トーショナルダンパの近
傍に位置させてある。
傍に位置させてある。
【0082】このため、上記吸入部が水や、これと共に
空気を吸入するとき、上記トーショナルダンパからの放
熱で高温とされた空気の少なくとも一部が上記吸入部に
吸入されて船体の外部に排出され、これにより、上記ト
ーショナルダンパからの放熱が効果的に行われて、上記
クランク軸の振動が効果的に減衰させられる。
空気を吸入するとき、上記トーショナルダンパからの放
熱で高温とされた空気の少なくとも一部が上記吸入部に
吸入されて船体の外部に排出され、これにより、上記ト
ーショナルダンパからの放熱が効果的に行われて、上記
クランク軸の振動が効果的に減衰させられる。
【0083】よって、上記したように、エンジン室の内
底部に水が溜るのを防止するための吸入部が、クランク
軸の振動の減衰に利用されたのであり、この利用の分、
簡単な構成で、クランク軸の振動が効果的に減衰させら
れる。
底部に水が溜るのを防止するための吸入部が、クランク
軸の振動の減衰に利用されたのであり、この利用の分、
簡単な構成で、クランク軸の振動が効果的に減衰させら
れる。
【0084】請求項4の発明は、上記船体の内底部に溜
った水を吸入可能とする吸入部を配設し、この吸入部を
通し吸入された水を上記船体の外部に排出させるように
した船艇において、
った水を吸入可能とする吸入部を配設し、この吸入部を
通し吸入された水を上記船体の外部に排出させるように
した船艇において、
【0085】上記船艇を滑走型とし、上記吸入部を上記
トーショナルダンパの後方に位置させてある。
トーショナルダンパの後方に位置させてある。
【0086】このため、滑走型の船艇が前上がりの傾斜
姿勢で水面上を滑走する際、船体内の前部に溜っていた
水は上記ハルの上面に沿い上記トーショナルダンパの近
傍を通過して上記吸入部に向って流れると共に、この吸
入部に吸入されて船体の外部に円滑に排水される。この
ように、トーショナルダンパの近傍を流れる水と、これ
に伴って流れる空気とにより、上記トーショナルダンパ
からの放熱が効果的に行われて、上記クランク軸の振動
が効果的に減衰させられる。
姿勢で水面上を滑走する際、船体内の前部に溜っていた
水は上記ハルの上面に沿い上記トーショナルダンパの近
傍を通過して上記吸入部に向って流れると共に、この吸
入部に吸入されて船体の外部に円滑に排水される。この
ように、トーショナルダンパの近傍を流れる水と、これ
に伴って流れる空気とにより、上記トーショナルダンパ
からの放熱が効果的に行われて、上記クランク軸の振動
が効果的に減衰させられる。
【0087】よって、上記したように、エンジン室の内
底部に水が溜るのを防止するための吸入部が、クランク
軸の振動の減衰に利用されたのであり、この利用の分、
簡単な構成で、クランク軸の振動が更に効果的に減衰さ
せられる。
底部に水が溜るのを防止するための吸入部が、クランク
軸の振動の減衰に利用されたのであり、この利用の分、
簡単な構成で、クランク軸の振動が更に効果的に減衰さ
せられる。
【図1】図2の部分拡大断面図である。
【図2】船艇の全体側面図である。
【図3】船艇の全体平面図である。
【図4】他の実施の形態で、図1の一部に相当する図で
ある。
ある。
1 船艇 2 水 3 船体 9 エンジン室 14 内燃機関 18 クランクケース 19 クランク軸 30 空気導入管 31 空気通過孔 32 空気 42 インペラ 43 推進軸 44 カップリング 50 フライホイールマグネト 54 トーショナルダンパ 59 吸入部 67 開口 68 孔芯
Claims (4)
- 【請求項1】 船体に内燃機関を搭載し、この内燃機関
のクランク軸が前後方向に延びるようにし、上記船体の
後部にインペラを支承させ、このインペラを上記クラン
ク軸の後端部に推進軸を介し連動連結させ、上記クラン
ク軸の前端部にフライホイールマグネトを取り付けた船
艇において、 上記クランク軸の後端部にトーショナルダンパを取り付
けた船艇の内燃機関振動減衰装置。 - 【請求項2】 上記船体の内部に上記内燃機関を収容さ
せ、上記船体の内外を連通させる空気通過孔を設けた船
艇において、 上記空気通過孔を上記トーショナルダンパの近傍に位置
させた請求項1に記載の船艇の内燃機関振動減衰装置。 - 【請求項3】 上記船体の内底部に溜った水を吸入可能
とする吸入部を配設し、この吸入部を通し吸入された水
を上記船体の外部に排出させるようにした船艇におい
て、 上記吸入部を上記トーショナルダンパの近傍に位置させ
た請求項1、もしくは2に記載の船艇の内燃機関振動減
衰装置。 - 【請求項4】 上記船体の内底部に溜った水を吸入可能
とする吸入部を配設し、この吸入部を通し吸入された水
を上記船体の外部に排出させるようにした船艇におい
て、 上記船艇を滑走型とし、上記吸入部を上記トーショナル
ダンパの後方に位置させた請求項1、もしくは2に記載
の船艇の内燃機関振動減衰装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8355303A JPH10175592A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 船艇の内燃機関振動減衰装置 |
US08/994,156 US6077135A (en) | 1996-12-19 | 1997-12-19 | Torsional damper for watercraft propulsion system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8355303A JPH10175592A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 船艇の内燃機関振動減衰装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10175592A true JPH10175592A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18443139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8355303A Pending JPH10175592A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 船艇の内燃機関振動減衰装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6077135A (ja) |
JP (1) | JPH10175592A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2001065536A (ja) | 1999-08-24 | 2001-03-16 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機のドライブシャフト構造 |
US6623318B1 (en) | 2000-11-28 | 2003-09-23 | General Electric Company | Marine propulsion isolation system for control of motion due to torque and related method |
US6508713B1 (en) | 2001-03-13 | 2003-01-21 | Kenneth B. Kaye | Torsional vibration damper |
JP2003120319A (ja) * | 2001-10-18 | 2003-04-23 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 小型滑走艇 |
JP4046182B2 (ja) * | 2002-12-06 | 2008-02-13 | 川崎重工業株式会社 | 小型滑走艇 |
US7056174B2 (en) * | 2003-08-19 | 2006-06-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Drainage structure of exhaust resonator |
US7073474B2 (en) * | 2003-11-06 | 2006-07-11 | Brp Us Inc. | Flywheel with torsional dampening ring |
US8246872B2 (en) | 2008-12-22 | 2012-08-21 | The Gates Corporation | Method for making composite article with expandable elastomer in compression |
US8622779B2 (en) | 2010-06-30 | 2014-01-07 | Bombardier Recreational Products Inc. | Driveshaft sealing for a marine propulsion system |
US9587548B2 (en) * | 2014-09-02 | 2017-03-07 | Arctic Cat, Inc. | Oxygen sensor cooling duct |
CN105468046B (zh) * | 2016-01-08 | 2017-08-11 | 中国船舶重工集团公司第七0四研究所 | 船舶主推进系统多功率分支局部振动控制方法 |
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JPS60215495A (ja) * | 1984-04-12 | 1985-10-28 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶推進機のプロペラ回転平滑化装置 |
JPS61136158U (ja) * | 1985-02-13 | 1986-08-25 | ||
JPH06102438B2 (ja) * | 1985-08-08 | 1994-12-14 | 三信工業株式会社 | 水噴射ユニットを備えた小型ジェット推進船 |
JPH0692239B2 (ja) * | 1986-03-27 | 1994-11-16 | 三信工業株式会社 | 水ジエツト推進装置 |
JPH0631070B2 (ja) * | 1986-04-01 | 1994-04-27 | 三信工業株式会社 | 水ジエツト推進装置におけるビルジ水排出装置 |
JPS63265799A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-02 | Yamaha Motor Co Ltd | 水面推進船外機 |
JP2711706B2 (ja) * | 1989-01-20 | 1998-02-10 | 三信工業株式会社 | 船舶推進機のトーショナルダンパ |
CA2011713C (en) * | 1989-03-08 | 1997-09-30 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Water jet propulsion unit |
US5254023A (en) * | 1989-03-08 | 1993-10-19 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Water jet propulsion unit |
JPH0648386A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-22 | Sanshin Ind Co Ltd | 水噴射推進船におけるドライブ軸受潤滑装置 |
JPH07112697A (ja) * | 1993-10-19 | 1995-05-02 | Sanshin Ind Co Ltd | 水上走行船用プロペラシャフト連結構造 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP8355303A patent/JPH10175592A/ja active Pending
-
1997
- 1997-12-19 US US08/994,156 patent/US6077135A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6077135A (en) | 2000-06-20 |
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