JPH1014099A - 過電流検出回路 - Google Patents
過電流検出回路Info
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- JPH1014099A JPH1014099A JP8161744A JP16174496A JPH1014099A JP H1014099 A JPH1014099 A JP H1014099A JP 8161744 A JP8161744 A JP 8161744A JP 16174496 A JP16174496 A JP 16174496A JP H1014099 A JPH1014099 A JP H1014099A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 任意の過電流検出値を設定でき、かつ、製造
上の特性ばらつきの影響を低減できる過電流検出回路を
提供することにある。 【解決手段】 負荷電流の変化によって変化するパワー
MOSトランジスタのドレインソース間電圧に等しいよ
うな電圧降下を、パワーMOSトランジスタとゲートお
よびドレインを共通接続した検出用MOSトランジスタ
を通じる電流により、検出用MOSトランジスタソース
とパワーMOSトランジスタソースとの間に接続された
検出用抵抗に発生させる。この電圧はオフセット付比較
器に入力されて、設定された入力オフセット電圧値を超
過したとき、比較器はパワーMOSトランジスタを過電
流状態にあるものと判定する。
上の特性ばらつきの影響を低減できる過電流検出回路を
提供することにある。 【解決手段】 負荷電流の変化によって変化するパワー
MOSトランジスタのドレインソース間電圧に等しいよ
うな電圧降下を、パワーMOSトランジスタとゲートお
よびドレインを共通接続した検出用MOSトランジスタ
を通じる電流により、検出用MOSトランジスタソース
とパワーMOSトランジスタソースとの間に接続された
検出用抵抗に発生させる。この電圧はオフセット付比較
器に入力されて、設定された入力オフセット電圧値を超
過したとき、比較器はパワーMOSトランジスタを過電
流状態にあるものと判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
詳しくは過電流検出回路を内蔵したパワーMOS電界効
果トランジスタに関するものである。
詳しくは過電流検出回路を内蔵したパワーMOS電界効
果トランジスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子は非定常状態、すなわち、定
格以上の過電流や過温度に弱く、容易に特性劣化をきた
す。そこで、半導体素子としての特性劣化防止のために
は、非定常状態に対する半導体素子の保護回路が必要と
なり、従来、半導体素子の保護のための様々な過電流検
出回路が開示されている。
格以上の過電流や過温度に弱く、容易に特性劣化をきた
す。そこで、半導体素子としての特性劣化防止のために
は、非定常状態に対する半導体素子の保護回路が必要と
なり、従来、半導体素子の保護のための様々な過電流検
出回路が開示されている。
【0003】例えば、その1つとして、米国特許明細書
4,553,084を図3に示す。パワーMOSトラン
ジスタ30は3,000個以上の単位セルトランジスタ
のゲート、ドレインおよびソースがそれぞれ並列に接続
された構成よりなり、ソースは接地25に、また、ドレ
インは負荷31を介して電源29に接続されている。M
OSトランジスタ24,27はいずれも単一の同じ単位
セルより構成され、それらのドレインはMOSトランジ
スタ30のドレインと同様に負荷31に接続される。ま
た、MOSトランジスタ24,27のソースは、それぞ
れ定電流源26、検出用抵抗28を介して接地25に接
続されている。比較器33はその第1の入力端子34が
MOSトランジスタ24のソースに、また、第2の入力
端子35がMOSトランジスタ27のソースに、それぞ
れ接続され、比較器33の出力は出力端子36に接続し
ている。ゲートドライブ(不図示)はゲート端子17を
介してこれらのMOSトランジスタ30,24,27の
ゲートを共通に制御する。単位セルのMOSトランジス
タの抵抗値を1500オームとするとパワーMOSトラ
ンジスタ30の抵抗値は約0.5オームであり、検出用
抵抗28の抵抗値は30Ωとする。
4,553,084を図3に示す。パワーMOSトラン
ジスタ30は3,000個以上の単位セルトランジスタ
のゲート、ドレインおよびソースがそれぞれ並列に接続
された構成よりなり、ソースは接地25に、また、ドレ
インは負荷31を介して電源29に接続されている。M
OSトランジスタ24,27はいずれも単一の同じ単位
セルより構成され、それらのドレインはMOSトランジ
スタ30のドレインと同様に負荷31に接続される。ま
た、MOSトランジスタ24,27のソースは、それぞ
れ定電流源26、検出用抵抗28を介して接地25に接
続されている。比較器33はその第1の入力端子34が
MOSトランジスタ24のソースに、また、第2の入力
端子35がMOSトランジスタ27のソースに、それぞ
れ接続され、比較器33の出力は出力端子36に接続し
ている。ゲートドライブ(不図示)はゲート端子17を
介してこれらのMOSトランジスタ30,24,27の
ゲートを共通に制御する。単位セルのMOSトランジス
タの抵抗値を1500オームとするとパワーMOSトラ
ンジスタ30の抵抗値は約0.5オームであり、検出用
抵抗28の抵抗値は30Ωとする。
【0004】そこで電源29から負荷31を介してパワ
ーMOSトランジスタ30に10アンペアの電流が流れ
るとき、MOSトランジスタ27を流れる電流は約3ミ
リアンペアであり、したがって検出用抵抗28の電圧降
下約100ミリボルトが比較器33の端子35に供給さ
れる。このように検出用抵抗28を流れる電流は僅小で
その電圧降下も小さく、負荷電流には殆んど影響を及ぼ
さない。しかもこの検出用抵抗28の電圧降下値は流れ
る電流の値に比例し、この電流値はパワーMOSトラン
ジスタ30を流れる負荷電流値に比例している。したが
って、検出用抵抗28を流れる電流をパワーMOSトラ
ンジスタ30を流れる負荷電流の過電流検出用として用
いることができる。そこで比較器33を用いて、前者の
電流が定電流源26を流れる電流に等しいか、またはそ
れ以下のとき、比較器33の出力は0とする。もし、検
出用抵抗28の電流値が定電流源26の電流値を超えた
ときは比較器33は高レベルの信号を出力して過電流警
報とする。警報基準となる定電流源26の電流値は任意
に設定できる。
ーMOSトランジスタ30に10アンペアの電流が流れ
るとき、MOSトランジスタ27を流れる電流は約3ミ
リアンペアであり、したがって検出用抵抗28の電圧降
下約100ミリボルトが比較器33の端子35に供給さ
れる。このように検出用抵抗28を流れる電流は僅小で
その電圧降下も小さく、負荷電流には殆んど影響を及ぼ
さない。しかもこの検出用抵抗28の電圧降下値は流れ
る電流の値に比例し、この電流値はパワーMOSトラン
ジスタ30を流れる負荷電流値に比例している。したが
って、検出用抵抗28を流れる電流をパワーMOSトラ
ンジスタ30を流れる負荷電流の過電流検出用として用
いることができる。そこで比較器33を用いて、前者の
電流が定電流源26を流れる電流に等しいか、またはそ
れ以下のとき、比較器33の出力は0とする。もし、検
出用抵抗28の電流値が定電流源26の電流値を超えた
ときは比較器33は高レベルの信号を出力して過電流警
報とする。警報基準となる定電流源26の電流値は任意
に設定できる。
【0005】次に、図4に公開実用新案公報平成4年第
32543号に開示された半導体装置の要部等価回路図
を示す。
32543号に開示された半導体装置の要部等価回路図
を示す。
【0006】本従来例のパワーMOSFET41は、前
述した第1の従来例のパワーMOSトランジスタ30と
同様に、多数の単位MOSFET素子を並列配置すると
ともに単位素子の各ソース、ゲート、ドレインをそれぞ
れ並列結合して、単一素子としてのソース、ゲート、ド
レインを形成している。そこで、この出力用パワーMO
SFETQ1 のソースの配線抵抗42の両端間の電圧降
下を検出することにより出力用パワーMOSFET41
および負荷47を流れる過電流を検出する過電流検出回
路部を、出力用パワーMOSFET41と同一素子内に
形成したことを特徴としている。
述した第1の従来例のパワーMOSトランジスタ30と
同様に、多数の単位MOSFET素子を並列配置すると
ともに単位素子の各ソース、ゲート、ドレインをそれぞ
れ並列結合して、単一素子としてのソース、ゲート、ド
レインを形成している。そこで、この出力用パワーMO
SFETQ1 のソースの配線抵抗42の両端間の電圧降
下を検出することにより出力用パワーMOSFET41
および負荷47を流れる過電流を検出する過電流検出回
路部を、出力用パワーMOSFET41と同一素子内に
形成したことを特徴としている。
【0007】そこで、パワーMOSFET41のソー
ス、ドレイン間に通常の電流が流れると、ソース配線抵
抗42の両端に発生する電圧はしきい値以下となってこ
の電圧を入力する比較器43の出力はロウレベルとな
る。次に、ソース、ドレイン間に過電流が流れると、上
記電圧はしきい値以上になってハイレベルとなる。そこ
で、比較器43の出力から検出回路44により過電流の
有無を検出し、更に検出信号より論理回路45とドライ
ブ回路46を用いてパワーMOSFET41のオン、オ
フを制御する。
ス、ドレイン間に通常の電流が流れると、ソース配線抵
抗42の両端に発生する電圧はしきい値以下となってこ
の電圧を入力する比較器43の出力はロウレベルとな
る。次に、ソース、ドレイン間に過電流が流れると、上
記電圧はしきい値以上になってハイレベルとなる。そこ
で、比較器43の出力から検出回路44により過電流の
有無を検出し、更に検出信号より論理回路45とドライ
ブ回路46を用いてパワーMOSFET41のオン、オ
フを制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した米国特許明細
書第4,553,084号の場合は、検出用抵抗28の
ばらつきが過電流検出のばらつきに直接影響を及ぼす。
すなわち、検出用抵抗28による電圧降下を比較器33
で定電流源26により設定された基準値と比較している
が、製造時に抵抗値がばらつくとこれに比例して電圧降
下もばらつき、過電流検出値がばらついてしまうため、
正確な過電流検出が行われないという欠点がある。
書第4,553,084号の場合は、検出用抵抗28の
ばらつきが過電流検出のばらつきに直接影響を及ぼす。
すなわち、検出用抵抗28による電圧降下を比較器33
で定電流源26により設定された基準値と比較している
が、製造時に抵抗値がばらつくとこれに比例して電圧降
下もばらつき、過電流検出値がばらついてしまうため、
正確な過電流検出が行われないという欠点がある。
【0009】また、実開平4−32543号においては
検出抵抗にソース配線抵抗42を用いているため、設定
できる抵抗値には限界があり、かつ、米国特許4,55
3,084号同様、抵抗値のばらつきが過電流検出のば
らつきに直接的に影響を及ぼすという欠点がある。
検出抵抗にソース配線抵抗42を用いているため、設定
できる抵抗値には限界があり、かつ、米国特許4,55
3,084号同様、抵抗値のばらつきが過電流検出のば
らつきに直接的に影響を及ぼすという欠点がある。
【0010】本発明の目的は任意の過電流検出値を設定
でき、かつ、製造上の特性ばらつきの影響を低減できる
過電流検出回路を提供することにある。
でき、かつ、製造上の特性ばらつきの影響を低減できる
過電流検出回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の過電流検出回路
は、ドレインを電源に接続して、ソースより負荷に電力
を供給するパワーMOSトランジスタの過電流状態を検
出するための半導体装置における過電流検出回路であっ
て、ドレインおよびゲートを、パワーMOSトランジス
タのドレインおよびゲートにそれぞれ接続されたパワー
MOSトランジスタを流れる過電流の検出用MOSトラ
ンジスタと、検出用MOSトランジスタのソースとパワ
ーMOSトランジスタのソースとの間に接続され、検出
用MOSトランジスタのオン抵抗値よりも十分に大きい
抵抗値を有する検出用抵抗と、2個の入力端子を検出用
抵抗の両端子にそれぞれ接続され、入力端子より検出用
抵抗を流れる検出電流による電圧降下値を入力して、こ
の電圧降下値が内部に設定された入力オフセット電圧値
を超えたとき、過電流検出信号を出力するオフセット付
比較器とを備えている。
は、ドレインを電源に接続して、ソースより負荷に電力
を供給するパワーMOSトランジスタの過電流状態を検
出するための半導体装置における過電流検出回路であっ
て、ドレインおよびゲートを、パワーMOSトランジス
タのドレインおよびゲートにそれぞれ接続されたパワー
MOSトランジスタを流れる過電流の検出用MOSトラ
ンジスタと、検出用MOSトランジスタのソースとパワ
ーMOSトランジスタのソースとの間に接続され、検出
用MOSトランジスタのオン抵抗値よりも十分に大きい
抵抗値を有する検出用抵抗と、2個の入力端子を検出用
抵抗の両端子にそれぞれ接続され、入力端子より検出用
抵抗を流れる検出電流による電圧降下値を入力して、こ
の電圧降下値が内部に設定された入力オフセット電圧値
を超えたとき、過電流検出信号を出力するオフセット付
比較器とを備えている。
【0012】本発明の実施態様としては、パワーMOS
トランジスタは、多数の単位セルトランジスタがそれら
のドレイン、ソースおよびゲートをそれぞれ並列接続さ
れて単一のMOSトランジスタとして形成されており、
検出用MOSトランジスタは単一の同じ単位セルトラン
ジスタより形成されている。
トランジスタは、多数の単位セルトランジスタがそれら
のドレイン、ソースおよびゲートをそれぞれ並列接続さ
れて単一のMOSトランジスタとして形成されており、
検出用MOSトランジスタは単一の同じ単位セルトラン
ジスタより形成されている。
【0013】また、検出用抵抗の十分に大きい抵抗値と
は、パワーMOSトランジスタのドレインソース間電圧
に等しくなるような電圧降下値が得られる値である。
は、パワーMOSトランジスタのドレインソース間電圧
に等しくなるような電圧降下値が得られる値である。
【0014】さらに、オフセット付比較器は少なくと
も、検出用抵抗の電圧降下を入力とする差動入力段と、
出力段と、バイアス回路とを含み、その差動入力段を構
成する対トランジスタのサイズのバランスを崩すことに
より、意図的に入力オフセット電圧を設定することがで
きる。
も、検出用抵抗の電圧降下を入力とする差動入力段と、
出力段と、バイアス回路とを含み、その差動入力段を構
成する対トランジスタのサイズのバランスを崩すことに
より、意図的に入力オフセット電圧を設定することがで
きる。
【0015】
【作用】検出用抵抗は検出用MOSトランジスタのオン
抵抗より十分大きな抵抗値を設定することにより、過電
流検出対象のパワーMOSトランジスタのドレイン−ソ
ース間電圧に等しくなるような電圧降下を得ることがで
きる。
抵抗より十分大きな抵抗値を設定することにより、過電
流検出対象のパワーMOSトランジスタのドレイン−ソ
ース間電圧に等しくなるような電圧降下を得ることがで
きる。
【0016】パワーMOSトランジスタのしきい値電圧
Vtの製造上のばらつきは±0.3V程度であり、ゲー
ト−ソース間電圧を充分印加することにより、しきい値
電圧のばらつきによるオン抵抗のばらつきは無視でき
る。
Vtの製造上のばらつきは±0.3V程度であり、ゲー
ト−ソース間電圧を充分印加することにより、しきい値
電圧のばらつきによるオン抵抗のばらつきは無視でき
る。
【0017】パワーMOSトランジスタが形成される半
導体基板の抵抗率のばらつきは±10%程度に収まるた
め、オン抵抗のばらつきも±10%程度となり、±30
%程度のばらつきを有する拡散層抵抗に比べるとかなり
小さい。
導体基板の抵抗率のばらつきは±10%程度に収まるた
め、オン抵抗のばらつきも±10%程度となり、±30
%程度のばらつきを有する拡散層抵抗に比べるとかなり
小さい。
【0018】したがって、過電流検出値の素子間のばら
つきは比較器の入力オフセット電圧、すなわち、比較器
内のバイアス回路を流れる定電流の値を決定する抵抗値
のばらつきのみに影響されると考えてよい。
つきは比較器の入力オフセット電圧、すなわち、比較器
内のバイアス回路を流れる定電流の値を決定する抵抗値
のばらつきのみに影響されると考えてよい。
【0019】ところで、コンパレータの入力オフセット
電圧はバイアス回路の定電流値の平方根に比例するた
め、この電圧はバイアス回路の抵抗値の平方根に比例す
ることになり、したがってパワーMOSトランジスタの
過電流検出値のばらつきの低減を図ることが可能とな
る。
電圧はバイアス回路の定電流値の平方根に比例するた
め、この電圧はバイアス回路の抵抗値の平方根に比例す
ることになり、したがってパワーMOSトランジスタの
過電流検出値のばらつきの低減を図ることが可能とな
る。
【0020】また、比較器に入力オフセット電圧を設定
することで任意の過電流が検出可能となる。
することで任意の過電流が検出可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図1
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0022】過電流検出対象のパワーMOSトランジス
タ2は上述した従来例の場合と同様に、多数の単位セル
トランジスタのゲート、ドレインおよびソースがそれぞ
れ並列に接続された構成よりなり、ソースは負荷7を介
して接地8に接続され、ドレインは電源4に接続され
る。過電流検出回路は、検出用MOSトランジスタ3と
検出用抵抗5とオフセット付比較器6とから構成され、
検出用MOSトランジスタ3は1個の同じ単位セルより
なり、ドレインは電源4に、また、ソースは検出用抵抗
5を介してパワーMOSトランジスタ2のソースに、そ
れぞれ接続される。ゲートドライブ(不図示)はゲート
端子1を介してパワーMOSトランジスタ2および検出
用MOSトランジスタ3のゲートを共通に制御する。オ
フセット付比較器6は、その正入力端子と負入力端子と
を検出用抵抗5の両端にそれぞれ接続して、出力端子9
から検出信号を出力する。
タ2は上述した従来例の場合と同様に、多数の単位セル
トランジスタのゲート、ドレインおよびソースがそれぞ
れ並列に接続された構成よりなり、ソースは負荷7を介
して接地8に接続され、ドレインは電源4に接続され
る。過電流検出回路は、検出用MOSトランジスタ3と
検出用抵抗5とオフセット付比較器6とから構成され、
検出用MOSトランジスタ3は1個の同じ単位セルより
なり、ドレインは電源4に、また、ソースは検出用抵抗
5を介してパワーMOSトランジスタ2のソースに、そ
れぞれ接続される。ゲートドライブ(不図示)はゲート
端子1を介してパワーMOSトランジスタ2および検出
用MOSトランジスタ3のゲートを共通に制御する。オ
フセット付比較器6は、その正入力端子と負入力端子と
を検出用抵抗5の両端にそれぞれ接続して、出力端子9
から検出信号を出力する。
【0023】ここで検出用抵抗5は検出用MOSトラン
ジスタ3のオン抵抗よりも十分大きな抵抗値をもつ。こ
こでの十分大きな抵抗値とはパワーMOSトランジスタ
2のドレイン−ソース間電圧に等しくなるような電圧降
下を得ることができる値である。
ジスタ3のオン抵抗よりも十分大きな抵抗値をもつ。こ
こでの十分大きな抵抗値とはパワーMOSトランジスタ
2のドレイン−ソース間電圧に等しくなるような電圧降
下を得ることができる値である。
【0024】以上のように大きい抵抗値であれば、検出
用MOSトランジスタ3のオン抵抗のばらつきの影響を
ほとんど受けずに、パワーMOSトランジスタ2のドレ
イン−ソース間の電圧に等しい電圧降下が検出用抵抗5
の両端に発生し、オフセット付比較器6の正負入力端子
に入力される。
用MOSトランジスタ3のオン抵抗のばらつきの影響を
ほとんど受けずに、パワーMOSトランジスタ2のドレ
イン−ソース間の電圧に等しい電圧降下が検出用抵抗5
の両端に発生し、オフセット付比較器6の正負入力端子
に入力される。
【0025】次に、図1の過電流検出回路の動作につい
て説明する。パワーMOSトランジスタ2と検出用MO
Sトランジスタ3の面積比がn:1の場合、これらのト
ランジスタを流れる電流比もn:1となる。検出用MO
Sトランジスタ3を流れる電流は検出用抵抗5を流れる
ため、オフセット付比較器6の入力電圧は検出用抵抗5
の電圧降下となる。検出用抵抗5は検出用MOSトラン
ジスタ3のオン抵抗に比較して十分大きい抵抗値を有し
ているため、その電圧降下はパワーMOSトランジスタ
2のドレイン−ソース間電圧とほぼ等しくなる。従っ
て、パワーMOSトランジスタ2が過電流状態となって
そのドレイン−ソース間電圧が変化し、オフセット付比
較器6の入力オフセット電圧以上となれば検出信号が反
転する。
て説明する。パワーMOSトランジスタ2と検出用MO
Sトランジスタ3の面積比がn:1の場合、これらのト
ランジスタを流れる電流比もn:1となる。検出用MO
Sトランジスタ3を流れる電流は検出用抵抗5を流れる
ため、オフセット付比較器6の入力電圧は検出用抵抗5
の電圧降下となる。検出用抵抗5は検出用MOSトラン
ジスタ3のオン抵抗に比較して十分大きい抵抗値を有し
ているため、その電圧降下はパワーMOSトランジスタ
2のドレイン−ソース間電圧とほぼ等しくなる。従っ
て、パワーMOSトランジスタ2が過電流状態となって
そのドレイン−ソース間電圧が変化し、オフセット付比
較器6の入力オフセット電圧以上となれば検出信号が反
転する。
【0026】図2は一般的な比較器の構成を示す回路図
である。MOSトランジスタ10,11,12,13,
14から構成する差動入力段と、MOSトランジスタ1
5,16から構成する出力段と、MOSトランジスタ1
7,18,19および抵抗20から構成するバイアス回
路とよりなり、正入力端子21と負入力端子22にそれ
ぞれ電圧が入力され、これらの電圧を比較する1つの比
較器として動作して出力端子23から出力信号を出力す
る。
である。MOSトランジスタ10,11,12,13,
14から構成する差動入力段と、MOSトランジスタ1
5,16から構成する出力段と、MOSトランジスタ1
7,18,19および抵抗20から構成するバイアス回
路とよりなり、正入力端子21と負入力端子22にそれ
ぞれ電圧が入力され、これらの電圧を比較する1つの比
較器として動作して出力端子23から出力信号を出力す
る。
【0027】次に、この回路の動作を説明する。
【0028】バイアス回路は差動入力段および出力段の
ためのバイアス源であり、これは、定電流源を構成して
いる。そのバイアス電流はMOSトランジスタ10およ
び15の電流値を決定する。すなわち、MOSトランジ
スタ10および15は一定の動作状態となっている。
ためのバイアス源であり、これは、定電流源を構成して
いる。そのバイアス電流はMOSトランジスタ10およ
び15の電流値を決定する。すなわち、MOSトランジ
スタ10および15は一定の動作状態となっている。
【0029】次に、差動入力段および出力段の説明をす
る。
る。
【0030】対トランジスタを構成するMOSトランジ
スタ11,12の面積比W/Lの比が同じ、すなわち、
W11/L11=W12/L12で、かつMOSトランジスタ1
3,14の面積比W/Lの比が同じ、すなわち、W13/
L13=W14/L14であれば、MOSトランジスタ13お
よび14がカレントミラー接続のため、これらのMOS
トランジスタを流れる電流値はI13=I14となる。した
がって、I11=I12となり、その電流はMOSトランジ
スタ10を流れる電流I10の1/2ずつとなる。
スタ11,12の面積比W/Lの比が同じ、すなわち、
W11/L11=W12/L12で、かつMOSトランジスタ1
3,14の面積比W/Lの比が同じ、すなわち、W13/
L13=W14/L14であれば、MOSトランジスタ13お
よび14がカレントミラー接続のため、これらのMOS
トランジスタを流れる電流値はI13=I14となる。した
がって、I11=I12となり、その電流はMOSトランジ
スタ10を流れる電流I10の1/2ずつとなる。
【0031】今、仮に負入力端子22に印加される電圧
よりも大きい電圧が正入力端子21に印加されていると
すると、MOSトランジスタ11,12はPチャネルト
ランジスタであるため、ゲートソース間電圧VGSはV
GS11>VGS12となる。ドレインソース間を流れる電流I
DSはIDS11=IDS12であるから、ドレインソース間電圧
VDSはVDS11<VDS12となり、MOSトランジスタ12
のドレイン端子とMOSトランジスタ14のドレイン端
子とMOSトランジスタ16のゲート端子の接続点はロ
ウレベルとなる。
よりも大きい電圧が正入力端子21に印加されていると
すると、MOSトランジスタ11,12はPチャネルト
ランジスタであるため、ゲートソース間電圧VGSはV
GS11>VGS12となる。ドレインソース間を流れる電流I
DSはIDS11=IDS12であるから、ドレインソース間電圧
VDSはVDS11<VDS12となり、MOSトランジスタ12
のドレイン端子とMOSトランジスタ14のドレイン端
子とMOSトランジスタ16のゲート端子の接続点はロ
ウレベルとなる。
【0032】このように出力段MOSトランジスタ16
のゲート信号がロウレベルであれば、このトランジスタ
はNチャネルトランジスタであるためオフ状態となる。
MOSトランジスタ15は動作しているから、出力端子
23はハイレベルを出力する。
のゲート信号がロウレベルであれば、このトランジスタ
はNチャネルトランジスタであるためオフ状態となる。
MOSトランジスタ15は動作しているから、出力端子
23はハイレベルを出力する。
【0033】それとは逆に、負入力端子22に印加され
る電圧より小さい電圧が正入力端子21に印加された場
合は、ゲートソース間電圧VGSはVGS11<VGS12とな
る。電流IDSについてはIDS11=IDS12であるから、ド
レインソース間電圧VDSはVDS 11>VDS12となり、MO
Sトランジスタ12のドレイン端子とMOSトランジス
タ14のドレイン端子とMOSトランジスタ16のゲー
ト端子の接続点はハイレベルとなる。
る電圧より小さい電圧が正入力端子21に印加された場
合は、ゲートソース間電圧VGSはVGS11<VGS12とな
る。電流IDSについてはIDS11=IDS12であるから、ド
レインソース間電圧VDSはVDS 11>VDS12となり、MO
Sトランジスタ12のドレイン端子とMOSトランジス
タ14のドレイン端子とMOSトランジスタ16のゲー
ト端子の接続点はハイレベルとなる。
【0034】したがって、出力段MOSトランジスタ1
6のゲート信号がハイレベルなので、このトランジスタ
はオン状態となる。MOSトランジスタ15は動作して
いるもののMOSトランジスタ16の駆動能力が大であ
るため、出力端子23はロウレベルを出力する。
6のゲート信号がハイレベルなので、このトランジスタ
はオン状態となる。MOSトランジスタ15は動作して
いるもののMOSトランジスタ16の駆動能力が大であ
るため、出力端子23はロウレベルを出力する。
【0035】次にオフセット電圧が存在する場合のこの
比較器の動作を説明する。例えば、負入力端子22側に
+10mVのオフセット電圧が外部からかけられている
とすると、出力端子23をハイレベルにしたいなら、負
入力端子22へのオフセット電圧+10mV以上の電圧
を正入力端子21に印加しなければいけない。
比較器の動作を説明する。例えば、負入力端子22側に
+10mVのオフセット電圧が外部からかけられている
とすると、出力端子23をハイレベルにしたいなら、負
入力端子22へのオフセット電圧+10mV以上の電圧
を正入力端子21に印加しなければいけない。
【0036】つまり、正入力端子21への入力電圧が負
入力端子22のオフセット電圧を超えたとき、出力端子
23は反転するレベルとなる。
入力端子22のオフセット電圧を超えたとき、出力端子
23は反転するレベルとなる。
【0037】ところで、本発明の場合は上述したように
比較器に外部からオフセット電圧を設定する代りに、比
較器内部に予め入力オフセット電圧を設定しておき、正
負両入力端子間に入力される入力電圧値がこの入力オフ
セット電圧値を超えたとき、出力端子のレベルを反転さ
せることとしている。
比較器に外部からオフセット電圧を設定する代りに、比
較器内部に予め入力オフセット電圧を設定しておき、正
負両入力端子間に入力される入力電圧値がこの入力オフ
セット電圧値を超えたとき、出力端子のレベルを反転さ
せることとしている。
【0038】次に、過電流状態を判断する比較器内に入
力オフセット電圧を設定する設計手法を以下に述べる。
力オフセット電圧を設定する設計手法を以下に述べる。
【0039】いま、飽和領域で動作するMOSトランジ
スタのゲートソース間電圧VGSは次式で決定される。
スタのゲートソース間電圧VGSは次式で決定される。
【0040】 I=μCOX(W/L)・(VGS−VT )2 /2
【0041】
【数1】 但し、L :チャネル長さ W :チャネル幅 I :バイアス回路の電流値 μ :易動度 COX:ゲート酸化膜の容量 VT :トランジスタのしきい値
【0042】トランジスタ11のL=L11、W=W11、
トランジスタ12のL=L12、W=W12、(W11/
L11)/(W12/L12)=Aとすれば、入力オフセット
電圧VOSは
トランジスタ12のL=L12、W=W12、(W11/
L11)/(W12/L12)=Aとすれば、入力オフセット
電圧VOSは
【0043】
【数2】
【0044】すなわち、この方法は対トランジスタ1
1,12それぞれの面積比であるW11/L11とW12/L
12の比Aを、種々に変化させることにより、それぞれ対
応する入力オフセット電圧値を選別して設定しようとす
るものである。
1,12それぞれの面積比であるW11/L11とW12/L
12の比Aを、種々に変化させることにより、それぞれ対
応する入力オフセット電圧値を選別して設定しようとす
るものである。
【0045】比較器の出力反転を規定する入力オフセッ
ト電圧は(1)式で決定されるため、I=12.5μ
A、μ=500cm2 /Vs、COX=3.9×8.85
E−14F/cm、L11=L12=7.5μm、W11=3
0μm、W12=33μm(A=1.1)のとき、VOS=
20mVとなる。
ト電圧は(1)式で決定されるため、I=12.5μ
A、μ=500cm2 /Vs、COX=3.9×8.85
E−14F/cm、L11=L12=7.5μm、W11=3
0μm、W12=33μm(A=1.1)のとき、VOS=
20mVとなる。
【0046】また、W11=30μm、W12=60μm
(A=2)に変更したとき、VOS=125mVとなる。
ペアトランジスタWの比Aと入力オフセット電圧VOSの
関係を下の表−1に示す。 さらに定電流源のバイアス電流Iを大きくすれば、入力
オフセット電圧VOSはバイアス電流Iの平方根に比例し
て大きくなるため表−1以上に大きくすることが可能で
ある。
(A=2)に変更したとき、VOS=125mVとなる。
ペアトランジスタWの比Aと入力オフセット電圧VOSの
関係を下の表−1に示す。 さらに定電流源のバイアス電流Iを大きくすれば、入力
オフセット電圧VOSはバイアス電流Iの平方根に比例し
て大きくなるため表−1以上に大きくすることが可能で
ある。
【0047】精度については、比較器の入力オフセット
電圧は(1)式で決定され、W起因の入力オフセット電
圧はバイアス電流Iのばらつきに影響される。
電圧は(1)式で決定され、W起因の入力オフセット電
圧はバイアス電流Iのばらつきに影響される。
【0048】バイアス電流のばらつきは、バイアス回路
の抵抗20の抵抗値のばらつきによるものである。いま
仮に30%の抵抗値のばらつきがあるとする。そのとき
の意図的に付けたオフセット電圧のばらつきは(1)式
より、バイアス電流Iの平方根に比例するので1.30
の平方根=1.14すなわち、ばらつきは14%とな
る。
の抵抗20の抵抗値のばらつきによるものである。いま
仮に30%の抵抗値のばらつきがあるとする。そのとき
の意図的に付けたオフセット電圧のばらつきは(1)式
より、バイアス電流Iの平方根に比例するので1.30
の平方根=1.14すなわち、ばらつきは14%とな
る。
【0049】従来例のような構成であれば抵抗が30%
ばらつけば検出ばらつきも30%ばらつくのに対し、比
較器のオフセットで電流検出を設計するような本発明の
過電流検出回路にすれば検出ばらつきは14%に低減で
きる。過電流検出値のばらつきは正規分布となるので、
例えば過電流検出目標値(平均値)It=1.0A、最
小規格値Im=0.9Aの場合、過電流検出値のばらつ
きが30%では3σ=0.3A、σ=0.1Aとなり、
製造時の選別工程における不良率は15.9%となる。
これに対し過電流検出値のばらつきが14%では、3σ
=0.14A、σ=0.047Aとなり、製造時の選別
工程における不良率は1.7%に低減することができ、
本発明による製造時の歩留向上が期待できる。
ばらつけば検出ばらつきも30%ばらつくのに対し、比
較器のオフセットで電流検出を設計するような本発明の
過電流検出回路にすれば検出ばらつきは14%に低減で
きる。過電流検出値のばらつきは正規分布となるので、
例えば過電流検出目標値(平均値)It=1.0A、最
小規格値Im=0.9Aの場合、過電流検出値のばらつ
きが30%では3σ=0.3A、σ=0.1Aとなり、
製造時の選別工程における不良率は15.9%となる。
これに対し過電流検出値のばらつきが14%では、3σ
=0.14A、σ=0.047Aとなり、製造時の選別
工程における不良率は1.7%に低減することができ、
本発明による製造時の歩留向上が期待できる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、比較器内に入力オフセッ
ト電圧を設定して電流検出をする回路構成にすれば、任
意の過電流検出値を設定できるので設計の自由度が大き
くなり、かつ、製造上の特性ばらつきの影響を低減して
製造時の歩留を向上するという大きな経済的効果を期待
できる。
ト電圧を設定して電流検出をする回路構成にすれば、任
意の過電流検出値を設定できるので設計の自由度が大き
くなり、かつ、製造上の特性ばらつきの影響を低減して
製造時の歩留を向上するという大きな経済的効果を期待
できる。
【図1】本発明の過電流検出回路の一実施例を示す回路
図である。
図である。
【図2】一般的なコンパレータの等価回路図である。
【図3】従来の過電流検出回路の一実施例を示す回路図
である。
である。
【図4】従来の過電流検出回路の他の実施例を示す回路
図である。
図である。
1 ゲート端子 2 パワーMOSトランジスタ 3 検出用MOSトランジスタ 4 電源 5 検出用抵抗 6 オフセット付比較器 7 負荷 8 接地 9 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 3/087 H01L 27/08 102F H03F 1/52
Claims (4)
- 【請求項1】 ドレインを電源に接続して、ソースより
負荷に電力を供給するパワーMOSトランジスタの過電
流状態を検出するための半導体装置における過電流検出
回路であって、 ドレインおよびゲートを、パワーMOSトランジスタ
(2)のドレインおよびゲートにそれぞれ接続された、
パワーMOSトランジスタ(2)を流れる過電流の検出
用MOSトランジスタ(3)と、 検出用MOSトランジスタ(3)のソースとパワーMO
Sトランジスタ(2)のソースとの間に接続され、検出
用MOSトランジスタ(3)のオン抵抗値よりも十分に
大きい抵抗値を有する検出用抵抗(5)と、 2個の入力端子を検出用抵抗(5)の両端子にそれぞれ
接続され、該入力端子より、検出用抵抗(5)を流れる
検出電流による電圧降下値を入力して、該電圧降下値が
内部に設定された入力オフセット電圧値を超えたとき、
過電流検出信号を出力するオフセット付比較器(6)
と、よりなる過電流検出回路。 - 【請求項2】 前記パワーMOSトランジスタ(2)
は、多数の単位セルトランジスタがそれらのドレイン、
ソースおよびゲートをそれぞれ並列接続されて単一のM
OSトランジスタとして形成されており、前記検出用M
OSトランジスタ(3)は単一の同じ単位セルトランジ
スタより形成されている請求項1記載の過電流検出回
路。 - 【請求項3】 前記検出用抵抗(5)の十分に大きい抵
抗値とは、パワーMOSトランジスタ(2)のドレイン
ソース間電圧に等しくなるような電圧降下値が得られる
値である請求項1記載の過電流検出回路。 - 【請求項4】 前記オフセット付比較器(6)は少なく
とも、検出用抵抗の電圧降下を入力とする差動入力段
と、出力段と、バイアス回路とを含み、その差動入力段
を構成する対トランジスタのサイズのバランスを崩すこ
とにより、意図的に入力オフセット電圧を設定すること
ができる請求項1記載の過電流検出回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161744A JPH1014099A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 過電流検出回路 |
US08/877,647 US5903422A (en) | 1996-06-21 | 1997-06-17 | Overcurrent sensing circuit for power MOS field effect transistor |
EP97109957A EP0814395A3 (en) | 1996-06-21 | 1997-06-18 | Overcurrent sensing circuit for power mos field effect transistor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161744A JPH1014099A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 過電流検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014099A true JPH1014099A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15741069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8161744A Pending JPH1014099A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 過電流検出回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5903422A (ja) |
EP (1) | EP0814395A3 (ja) |
JP (1) | JPH1014099A (ja) |
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