JPH10126842A - 移動通信システム - Google Patents
移動通信システムInfo
- Publication number
- JPH10126842A JPH10126842A JP8295923A JP29592396A JPH10126842A JP H10126842 A JPH10126842 A JP H10126842A JP 8295923 A JP8295923 A JP 8295923A JP 29592396 A JP29592396 A JP 29592396A JP H10126842 A JPH10126842 A JP H10126842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile station
- control channel
- base station
- radio resource
- mobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 title claims abstract description 32
- 238000010187 selection method Methods 0.000 claims description 20
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013468 resource allocation Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/50—Allocation or scheduling criteria for wireless resources
- H04W72/54—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
- H04W72/541—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using the level of interference
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/02—Selection of wireless resources by user or terminal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
- H04W72/044—Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
- H04W72/0446—Resources in time domain, e.g. slots or frames
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W74/00—Wireless channel access
- H04W74/08—Non-scheduled access, e.g. ALOHA
- H04W74/0833—Random access procedures, e.g. with 4-step access
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B2201/00—Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
- H04B2201/69—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
- H04B2201/707—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
- H04B2201/70702—Intercell-related aspects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B2201/00—Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
- H04B2201/69—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
- H04B2201/707—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
- H04B2201/7097—Direct sequence modulation interference
- H04B2201/709709—Methods of preventing interference
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/20—Control channels or signalling for resource management
- H04W72/23—Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基地局と制御局間の制御信号トラヒックを増
大させることなく、速やかに個別制御チャネルを設定す
ることができる移動通信システムを提供する。 【解決手段】 基地局121、122、…、12Nは、干渉レベ
ル測定手段1211、1221、12N1によってセル内の干渉量を
測定し、また無線リソース選択手段1212、1222、…、12
N2は測定されたセル内の干渉量に基づいて、無線回線割
り当ての可否を判定し、割り当て可と判断した場合に
は、あらかじめ個別制御チャネル用に設定・確保された
無線リソースから選択割り当てを行ない、選択した無線
リソースを用いて個別制御チャネルを設定する。
大させることなく、速やかに個別制御チャネルを設定す
ることができる移動通信システムを提供する。 【解決手段】 基地局121、122、…、12Nは、干渉レベ
ル測定手段1211、1221、12N1によってセル内の干渉量を
測定し、また無線リソース選択手段1212、1222、…、12
N2は測定されたセル内の干渉量に基づいて、無線回線割
り当ての可否を判定し、割り当て可と判断した場合に
は、あらかじめ個別制御チャネル用に設定・確保された
無線リソースから選択割り当てを行ない、選択した無線
リソースを用いて個別制御チャネルを設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車電話・携帯電
話などの移動通信システムに関し、特に基地局と制御局
間の制御信号トラヒックを増大させることなく、速やか
に個別制御チャネルを設定することができる移動通信シ
ステムに関する。
話などの移動通信システムに関し、特に基地局と制御局
間の制御信号トラヒックを増大させることなく、速やか
に個別制御チャネルを設定することができる移動通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在サービス運用中のPDCシステムな
どの第2世代の移動通信システムにおいては、無線アク
セス方式として、TDMA方式を適用している。TDMAシステ
ムでは、セル内の回線割り当ての可否を判定するため
に、セル内の使用キャリア数から空き容量を決定でき
る。このため、基地局の上位装置である制御局による、
遠隔での回線管理が可能である。
どの第2世代の移動通信システムにおいては、無線アク
セス方式として、TDMA方式を適用している。TDMAシステ
ムでは、セル内の回線割り当ての可否を判定するため
に、セル内の使用キャリア数から空き容量を決定でき
る。このため、基地局の上位装置である制御局による、
遠隔での回線管理が可能である。
【0003】しかしながら、第3世代の移動通信システ
ムでは、無線アクセス方式がCDMA方式となる予定であ
る。CDMA方式を適用したシステムでは、基地局において
常時測定しているセル内干渉量へ、設定しようとする回
線が要求する情報転送速度・伝達能力などから予測され
る干渉増加量を加えた値と、システム内で規定された最
大許容干渉量しきい値の比較から空き容量が決定され
る。CDMAシステムでは、干渉量を基に空き容量が決定さ
れるため、セル内で通信中の移動局数が一定であって
も、移動局の位置関係や音声通信時の有音率などによ
り、空き容量が異なる。
ムでは、無線アクセス方式がCDMA方式となる予定であ
る。CDMA方式を適用したシステムでは、基地局において
常時測定しているセル内干渉量へ、設定しようとする回
線が要求する情報転送速度・伝達能力などから予測され
る干渉増加量を加えた値と、システム内で規定された最
大許容干渉量しきい値の比較から空き容量が決定され
る。CDMAシステムでは、干渉量を基に空き容量が決定さ
れるため、セル内で通信中の移動局数が一定であって
も、移動局の位置関係や音声通信時の有音率などによ
り、空き容量が異なる。
【0004】従来の技術として、第3世代の移動通信シ
ステムにPDCシステムと同様な無線リソースの選択方
式を適用した場合を説明する。図5に第3世代移動通信
システムにPDCシステムと同様な無線リソース選択方
式を適用した場合のブロック構成を示す。
ステムにPDCシステムと同様な無線リソースの選択方
式を適用した場合を説明する。図5に第3世代移動通信
システムにPDCシステムと同様な無線リソース選択方
式を適用した場合のブロック構成を示す。
【0005】図5において、移動通信システムは、移動
局51と、自セル内の干渉レベルを測定するための干渉レ
ベル測定手段5211、5221、・・・、52N1と複数の無線機
設備を備える基地局521、 522、・・・、52nと、前記基
地局が測定した干渉量測定結果に基づいて、無線回線の
割り当ての可否を判定し、割り当て可と判定した場合に
は、無線リソースの選択を行なって、その選択結果を前
記基地局へ通知する、無線リソース選択手段531を備え
る制御局53とから構成されている。ここで無線リソース
とは、移動局と基地局とが個別の制御チャネルを設定す
るために必要となる、基地局の無線機設備と、拡散コー
ドが少なくとも含まれる。
局51と、自セル内の干渉レベルを測定するための干渉レ
ベル測定手段5211、5221、・・・、52N1と複数の無線機
設備を備える基地局521、 522、・・・、52nと、前記基
地局が測定した干渉量測定結果に基づいて、無線回線の
割り当ての可否を判定し、割り当て可と判定した場合に
は、無線リソースの選択を行なって、その選択結果を前
記基地局へ通知する、無線リソース選択手段531を備え
る制御局53とから構成されている。ここで無線リソース
とは、移動局と基地局とが個別の制御チャネルを設定す
るために必要となる、基地局の無線機設備と、拡散コー
ドが少なくとも含まれる。
【0006】次に、図6を用いて、無線リソースの選択
手順について説明する。例として、基地局521がサービ
スするセル内に在圏中の、移動局51が個別制御チャネル
の設定を要求する場合について説明する。
手順について説明する。例として、基地局521がサービ
スするセル内に在圏中の、移動局51が個別制御チャネル
の設定を要求する場合について説明する。
【0007】(ステップ1)移動局51は上りの制御チャ
ネルで無線チャネル設定要求を送信する。上りの制御チ
ャネルは複数移動局からのランダムアクセスとなる。基
地局521は移動局51からの無線チャネル設定要求を中継
して、制御局53へ送信する。
ネルで無線チャネル設定要求を送信する。上りの制御チ
ャネルは複数移動局からのランダムアクセスとなる。基
地局521は移動局51からの無線チャネル設定要求を中継
して、制御局53へ送信する。
【0008】(ステップ2)制御局53は無線チャネル設
定要求を受信すると、基地局521に対して、干渉レベル
測定要求を送信する。
定要求を受信すると、基地局521に対して、干渉レベル
測定要求を送信する。
【0009】(ステップ3)基地局521は、干渉レベル
測定要求を受信すると、干渉レベル測定手段5211によっ
て、セル内の干渉量を測定して、制御局53へ干渉レベル
測定応答にて、セル内干渉量を報告する。
測定要求を受信すると、干渉レベル測定手段5211によっ
て、セル内の干渉量を測定して、制御局53へ干渉レベル
測定応答にて、セル内干渉量を報告する。
【0010】(ステップ4)制御局53は、基地局521か
らの干渉レベル測定応答に基づいて、無線リソース選択
手段531が、無線回線の割り当ての可否を判定し、割り
当て可と判定した場合には、無線リソースを選択する。
無線リソースの選択結果は無線リソース選択応答とし
て、基地局521へ通知する。
らの干渉レベル測定応答に基づいて、無線リソース選択
手段531が、無線回線の割り当ての可否を判定し、割り
当て可と判定した場合には、無線リソースを選択する。
無線リソースの選択結果は無線リソース選択応答とし
て、基地局521へ通知する。
【0011】(ステップ5)基地局521は無線リソース
選択応答で指定された無線リソースを使用して、個別制
御チャネル用の無線チャネルを起動し、移動局51へ無線
チャネル設定応答を送信する。無線チャネル設定応答に
は、個別制御チャネルを送受信するための拡散コードが
少なくとも含まれる。以上のステップ1〜ステップ5の
手順によって、個別制御チャネルが設定される。
選択応答で指定された無線リソースを使用して、個別制
御チャネル用の無線チャネルを起動し、移動局51へ無線
チャネル設定応答を送信する。無線チャネル設定応答に
は、個別制御チャネルを送受信するための拡散コードが
少なくとも含まれる。以上のステップ1〜ステップ5の
手順によって、個別制御チャネルが設定される。
【0012】以上のように構成された移動通信システム
では、基地局521が測定したセル内干渉量測定結果に基
づき、制御局53が無線リソースの選択を実行し、選択結
果を基地局521へ通知することによって、個別制御チャ
ネルを設定する。
では、基地局521が測定したセル内干渉量測定結果に基
づき、制御局53が無線リソースの選択を実行し、選択結
果を基地局521へ通知することによって、個別制御チャ
ネルを設定する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
無線リソース選択を実行するためには、基地局において
干渉量測定を行ない、測定結果を制御局へ報告させる必
要があったため、基地局と制御局間の制御信号トラヒッ
クが増大し、移動局からの無線チャネル設定要求を受信
してから、個別制御チャネルのための無線リソース割り
当て結果を移動局へ通知するまでに、時間がかかるとい
う問題があった。
無線リソース選択を実行するためには、基地局において
干渉量測定を行ない、測定結果を制御局へ報告させる必
要があったため、基地局と制御局間の制御信号トラヒッ
クが増大し、移動局からの無線チャネル設定要求を受信
してから、個別制御チャネルのための無線リソース割り
当て結果を移動局へ通知するまでに、時間がかかるとい
う問題があった。
【0014】本発明は、前記従来の問題を解決するもの
で、セル内干渉量の測定結果に基づいて、基地局が自律
的に個別制御チャネル用の無線リソースを選択割り当て
できるようにしたものであり、基地局と制御局間の制御
信号トラヒックを増大させることなく、速やかに個別制
御チャネルを設定することができる移動通信システムを
提供することを目的とする。
で、セル内干渉量の測定結果に基づいて、基地局が自律
的に個別制御チャネル用の無線リソースを選択割り当て
できるようにしたものであり、基地局と制御局間の制御
信号トラヒックを増大させることなく、速やかに個別制
御チャネルを設定することができる移動通信システムを
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するため
に本発明は、基地局がセル内干渉量を測定するための干
渉レベル測定手段と、測定したセル内干渉量とあらかじ
め設定された最大許容干渉量しきい値との比較で回線割
り当ての可否を判定し、割り当て可と判断した場合に
は、あらかじめ個別制御チャネル用に設定・確保されて
いる無線リソースから選択割り当てする無線リソース選
択手段と、前記移動局から個別制御チャネルの設定要求
があった場合に、前記無線リソース選択手段の選択結果
を前記移動局へ通知する手段とを備えることによって、
基地局が自律的に個別制御チャネルを設定できるように
したものである。
に本発明は、基地局がセル内干渉量を測定するための干
渉レベル測定手段と、測定したセル内干渉量とあらかじ
め設定された最大許容干渉量しきい値との比較で回線割
り当ての可否を判定し、割り当て可と判断した場合に
は、あらかじめ個別制御チャネル用に設定・確保されて
いる無線リソースから選択割り当てする無線リソース選
択手段と、前記移動局から個別制御チャネルの設定要求
があった場合に、前記無線リソース選択手段の選択結果
を前記移動局へ通知する手段とを備えることによって、
基地局が自律的に個別制御チャネルを設定できるように
したものである。
【0016】以上により、各基地局は自局に対して、移
動局から無線チャネル設定要求があった場合に、自律的
に個別制御チャネル用の無線リソースを選択できるよう
にしたものであり、移動局からの要求を受信してから速
やかに個別無線チャネルを設定できる優れた移動通信シ
ステムが得られる。
動局から無線チャネル設定要求があった場合に、自律的
に個別制御チャネル用の無線リソースを選択できるよう
にしたものであり、移動局からの要求を受信してから速
やかに個別無線チャネルを設定できる優れた移動通信シ
ステムが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、移動局がランダム・アクセス信号により、移動局と
基地局間の無線区間で制御情報を送受信するための個別
の制御チャネルの設定を要求し、この個別制御チャネル
で呼設定のための制御情報を送受信する移動通信システ
ムにおいて、各基地局は、セル内干渉量を測定するため
の干渉レベル測定手段と、測定したセル内干渉量とあら
かじめ設定された最大許容干渉量しきい値との比較で回
線割り当ての可否を判定し、割り当て可と判断した場合
には、あらかじめ個別制御チャネル用に設定・確保され
ている無線リソースから自律的に選択する無線リソース
選択手段と、前記移動局から個別制御チャネルの設定要
求があった場合に、前記無線リソース選択手段の選択結
果を前記移動局へ通知する手段とを備えるようにして、
前記移動局は選択割り当てされた無線リソースを使用し
て個別制御チャネルを設定することを特徴とする移動通
信システムとしたものであり、各基地局がセル内干渉量
を測定することによって、自律的に回線割り当ての可否
を判定し、個別制御チャネル用の無線リソースを割り当
てできるという作用を有する。
は、移動局がランダム・アクセス信号により、移動局と
基地局間の無線区間で制御情報を送受信するための個別
の制御チャネルの設定を要求し、この個別制御チャネル
で呼設定のための制御情報を送受信する移動通信システ
ムにおいて、各基地局は、セル内干渉量を測定するため
の干渉レベル測定手段と、測定したセル内干渉量とあら
かじめ設定された最大許容干渉量しきい値との比較で回
線割り当ての可否を判定し、割り当て可と判断した場合
には、あらかじめ個別制御チャネル用に設定・確保され
ている無線リソースから自律的に選択する無線リソース
選択手段と、前記移動局から個別制御チャネルの設定要
求があった場合に、前記無線リソース選択手段の選択結
果を前記移動局へ通知する手段とを備えるようにして、
前記移動局は選択割り当てされた無線リソースを使用し
て個別制御チャネルを設定することを特徴とする移動通
信システムとしたものであり、各基地局がセル内干渉量
を測定することによって、自律的に回線割り当ての可否
を判定し、個別制御チャネル用の無線リソースを割り当
てできるという作用を有する。
【0018】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
移動局がランダム・アクセス信号により、移動局と基地
局間の無線区間で制御情報を送受信するための個別の制
御チャネルの設定を要求し、この個別制御チャネルで呼
設定のための制御情報を送受信する移動通信システムに
おいて、前記移動局はランダム・アクセス信号に自局の
移動局識別子を含ませるようにして個別制御チャネルの
設定要求をした後に個別制御チャネルを設定するに不可
欠の前記移動局識別子に基づく無線リソースを選択割り
当てする手段を備え、また、各基地局は、セル内干渉量
を測定するための干渉レベル測定手段と、測定したセル
内干渉量とあらかじめ設定された最大許容干渉量しきい
値との比較で回線割り当ての可否を判定し、割り当て可
と判断した場合には、前記移動局識別子に基づいてあら
かじめ個別制御チャネル用に設定・確保されている無線
リソースから無線リソースを選択する手段とを備え、移
動局と基地局がそれぞれ移動局識別子に基づき、同一の
無線リソース選択手順を実行することを特徴とする移動
通信システムとしたものであり、移動局は基地局から無
線チャネル設定応答を受信した直後に、個別制御チャネ
ルを起動するという作用を有する。
移動局がランダム・アクセス信号により、移動局と基地
局間の無線区間で制御情報を送受信するための個別の制
御チャネルの設定を要求し、この個別制御チャネルで呼
設定のための制御情報を送受信する移動通信システムに
おいて、前記移動局はランダム・アクセス信号に自局の
移動局識別子を含ませるようにして個別制御チャネルの
設定要求をした後に個別制御チャネルを設定するに不可
欠の前記移動局識別子に基づく無線リソースを選択割り
当てする手段を備え、また、各基地局は、セル内干渉量
を測定するための干渉レベル測定手段と、測定したセル
内干渉量とあらかじめ設定された最大許容干渉量しきい
値との比較で回線割り当ての可否を判定し、割り当て可
と判断した場合には、前記移動局識別子に基づいてあら
かじめ個別制御チャネル用に設定・確保されている無線
リソースから無線リソースを選択する手段とを備え、移
動局と基地局がそれぞれ移動局識別子に基づき、同一の
無線リソース選択手順を実行することを特徴とする移動
通信システムとしたものであり、移動局は基地局から無
線チャネル設定応答を受信した直後に、個別制御チャネ
ルを起動するという作用を有する。
【0019】また、請求項3記載の発明は、同一の前記
基地局に複数の前記移動局からの個別制御チャネル設定
要求があり、前記移動局識別子に基づく無線リソース選
択結果が同一となってしまった場合には、選択結果が異
なる無線リソースとなるように再選択を実行する手段
と、再選択を行なった結果が異なる移動局に対しての
み、選択結果を通知する手段とを前記基地局にさらに備
えるようにしたことを特徴とする請求項2記載の移動通
信システムとしたものであり、複数の移動局からの無線
チャネル設定要求に対して、移動局識別子による無線リ
ソース選択結果が同一となってしまった場合には、再選
択を実行して異なる無線リソースがそれぞれの移動局へ
割り当てられるようにできるという作用を有する。
基地局に複数の前記移動局からの個別制御チャネル設定
要求があり、前記移動局識別子に基づく無線リソース選
択結果が同一となってしまった場合には、選択結果が異
なる無線リソースとなるように再選択を実行する手段
と、再選択を行なった結果が異なる移動局に対しての
み、選択結果を通知する手段とを前記基地局にさらに備
えるようにしたことを特徴とする請求項2記載の移動通
信システムとしたものであり、複数の移動局からの無線
チャネル設定要求に対して、移動局識別子による無線リ
ソース選択結果が同一となってしまった場合には、再選
択を実行して異なる無線リソースがそれぞれの移動局へ
割り当てられるようにできるという作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0021】(第1の実施の形態)図1は本発明の移動
通信システムのブロック図を示すものである。図1にお
いて、移動通信システムは、移動局11と、無線リソース
選択のために少なくとも、自局セル内の干渉量を測定す
るための干渉レベル測定手段1211、1221、12N1と、前記
干渉レベル測定手段1211、1221、12N1の干渉量測定結果
に基づいて、回線割り当ての可否を判定し、割り当て可
と判断した場合には無線リソースを選択する無線リソー
ス選択手段1212、1222、…、12N2とを備える基地局12
1、122、…、12Nと、制御局13とから構成されている。
通信システムのブロック図を示すものである。図1にお
いて、移動通信システムは、移動局11と、無線リソース
選択のために少なくとも、自局セル内の干渉量を測定す
るための干渉レベル測定手段1211、1221、12N1と、前記
干渉レベル測定手段1211、1221、12N1の干渉量測定結果
に基づいて、回線割り当ての可否を判定し、割り当て可
と判断した場合には無線リソースを選択する無線リソー
ス選択手段1212、1222、…、12N2とを備える基地局12
1、122、…、12Nと、制御局13とから構成されている。
【0022】以上のように構成された移動通信システム
における、無線リソース選択手順について、図1および
図2を用いて、その動作を説明する。
における、無線リソース選択手順について、図1および
図2を用いて、その動作を説明する。
【0023】図2は本発明の第1の実施の形態の個別制
御チャネル設定のための無線リソース選択手順を説明す
る図である。例として、基地局121がサービスするセル
内に移動局11が在圏し、基地局121に対して移動局11が
無線チャネル設定を要求する場合を説明する。
御チャネル設定のための無線リソース選択手順を説明す
る図である。例として、基地局121がサービスするセル
内に移動局11が在圏し、基地局121に対して移動局11が
無線チャネル設定を要求する場合を説明する。
【0024】(ステップ1)移動局11は上りの制御チャ
ネルで無線チャネル設定要求を送信する。上りの制御チ
ャネルは複数移動局からのランダムアクセスとなる。
ネルで無線チャネル設定要求を送信する。上りの制御チ
ャネルは複数移動局からのランダムアクセスとなる。
【0025】(ステップ2)基地局121は、干渉レベル
測定手段1211によって、セル内の干渉量を測定する。
測定手段1211によって、セル内の干渉量を測定する。
【0026】(ステップ3)基地局121は、干渉レベル
測定応答に基づいて、無線リソース選択手段1212が、無
線回線の割り当ての可否を判定し、割り当て可と判定し
た場合には、無線リソースを選択する。なお、無線リソ
ースの選択動作は個別制御チャネル用にあらかじめ設定
され、確保されている無線リソースから選択するものと
する。例えば、拡散コードの選択に関しては、個別制御
チャネル用にコード番号0からkまでが割り当てられて
いる場合、未使用で最若番の拡散コードを順次使用する
などの選択方式を採るものとする。
測定応答に基づいて、無線リソース選択手段1212が、無
線回線の割り当ての可否を判定し、割り当て可と判定し
た場合には、無線リソースを選択する。なお、無線リソ
ースの選択動作は個別制御チャネル用にあらかじめ設定
され、確保されている無線リソースから選択するものと
する。例えば、拡散コードの選択に関しては、個別制御
チャネル用にコード番号0からkまでが割り当てられて
いる場合、未使用で最若番の拡散コードを順次使用する
などの選択方式を採るものとする。
【0027】基地局121は選択した無線リソースを使用
して個別制御チャネルを送受信するための無線チャネル
を起動する。
して個別制御チャネルを送受信するための無線チャネル
を起動する。
【0028】(ステップ4)基地局121は無線リソース
の選択結果を無線リソース選択応答として、移動局11へ
通知する。
の選択結果を無線リソース選択応答として、移動局11へ
通知する。
【0029】以上のステップ1〜ステップ4の手順によ
って、個別制御チャネルが設定される。
って、個別制御チャネルが設定される。
【0030】このように本発明の第1の実施の形態によ
れば、移動局からの無線チャネル設定要求に対して、個
別制御チャネル用の無線リソースの選択を基地局が自律
的に行なえるようにするために、各基地局がセル内の干
渉量を測定する干渉レベル測定手段と、セル内干渉量測
定結果に基づいて回線割り当て可否判定を行ない、割り
当て可と判断した場合にはあらかじめ個別制御チャネル
用に設定・確保された無線リソースから選択割り当てを
行なう無線リソース選択手段を備えることにより、無線
リソース割り当てのために基地局と制御局間で制御メッ
セージを送受信することなく、速やかに個別制御チャネ
ルを設定できる。
れば、移動局からの無線チャネル設定要求に対して、個
別制御チャネル用の無線リソースの選択を基地局が自律
的に行なえるようにするために、各基地局がセル内の干
渉量を測定する干渉レベル測定手段と、セル内干渉量測
定結果に基づいて回線割り当て可否判定を行ない、割り
当て可と判断した場合にはあらかじめ個別制御チャネル
用に設定・確保された無線リソースから選択割り当てを
行なう無線リソース選択手段を備えることにより、無線
リソース割り当てのために基地局と制御局間で制御メッ
セージを送受信することなく、速やかに個別制御チャネ
ルを設定できる。
【0031】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、前記第1の実施の形態において、移動局が基
地局へ無線チャネル設定を要求するメッセージに少なく
とも、移動局識別子を含むようにして、移動局と基地局
がそれぞれ移動局識別子に基づく同一の無線リソース選
択手順を実行するようにしたものである。
の形態は、前記第1の実施の形態において、移動局が基
地局へ無線チャネル設定を要求するメッセージに少なく
とも、移動局識別子を含むようにして、移動局と基地局
がそれぞれ移動局識別子に基づく同一の無線リソース選
択手順を実行するようにしたものである。
【0032】図3は本発明の第2の実施の形態の無線リ
ソース選択手順を説明するための図である。本発明の第
2の実施の形態の無線リソース選択手順について、図3
を用いて説明する。例として、図1において基地局121
がサービスするセル内に移動局11が在圏し、基地局121
に対して移動局11が無線チャネル設定を要求する場合を
説明する。
ソース選択手順を説明するための図である。本発明の第
2の実施の形態の無線リソース選択手順について、図3
を用いて説明する。例として、図1において基地局121
がサービスするセル内に移動局11が在圏し、基地局121
に対して移動局11が無線チャネル設定を要求する場合を
説明する。
【0033】(ステップ1)移動局11は、自局の移動局
識別子を含む無線チャネル設定要求を基地局121へ送信
する。
識別子を含む無線チャネル設定要求を基地局121へ送信
する。
【0034】(ステップ2)基地局121は、干渉レベル
測定手段1211によって、セル内の干渉量を測定する。
測定手段1211によって、セル内の干渉量を測定する。
【0035】(ステップ3)基地局121は、干渉レベル
測定応答に基づいて、無線リソース選択手段1212が、無
線回線の割り当ての可否を判定し、割り当て可と判定し
た場合には、無線リソースを選択する。ここで、無線リ
ソースの選択としては、個別制御チャネルを送受信する
ための無線機設備と、個別制御チャネルを送受信するた
めの拡散コードを選択するためだが、拡散コードの選択
を移動局識別子を利用して行なうものとする。例えば、
個別制御チャネル用に拡散コード番号0から9が確保さ
れているシステムであれば、移動局識別子MSIに対し
て、10を法とする剰余演算を行なうことで、移動局を0
群から9群までに群分けし、群番号へ拡散コード番号を
対応づける方式を採るようにする。
測定応答に基づいて、無線リソース選択手段1212が、無
線回線の割り当ての可否を判定し、割り当て可と判定し
た場合には、無線リソースを選択する。ここで、無線リ
ソースの選択としては、個別制御チャネルを送受信する
ための無線機設備と、個別制御チャネルを送受信するた
めの拡散コードを選択するためだが、拡散コードの選択
を移動局識別子を利用して行なうものとする。例えば、
個別制御チャネル用に拡散コード番号0から9が確保さ
れているシステムであれば、移動局識別子MSIに対し
て、10を法とする剰余演算を行なうことで、移動局を0
群から9群までに群分けし、群番号へ拡散コード番号を
対応づける方式を採るようにする。
【0036】基地局121は選択した無線リソースを使用
して個別制御チャネルを送受信するための無線チャネル
を起動する。
して個別制御チャネルを送受信するための無線チャネル
を起動する。
【0037】(ステップ4)移動局11においても、前記
ステップ3で説明した基地局121における拡散コード選
択方式と同一の選択方式によって、個別制御チャネル用
の拡散コードを選択する。
ステップ3で説明した基地局121における拡散コード選
択方式と同一の選択方式によって、個別制御チャネル用
の拡散コードを選択する。
【0038】以上のステップ1〜ステップ4の手順によ
って、個別制御チャネルが設定される。
って、個別制御チャネルが設定される。
【0039】このように本発明の第2の実施の形態によ
れば、移動局が無線チャネル設定要求メッセージに自局
の移動局識別子を少なくとも含むようにして、移動局と
基地局がそれぞれ移動局識別子に基づく、同一の無線リ
ソース選択手順を実行することにより、基地局が移動局
へ個別制御チャネルのための無線リソース(拡散コー
ド)を指定することなく、個別制御チャネルを設定でき
るので、移動局は基地局から無線チャネル設定応答を受
信した直後に、個別制御チャネルを起動することができ
る。
れば、移動局が無線チャネル設定要求メッセージに自局
の移動局識別子を少なくとも含むようにして、移動局と
基地局がそれぞれ移動局識別子に基づく、同一の無線リ
ソース選択手順を実行することにより、基地局が移動局
へ個別制御チャネルのための無線リソース(拡散コー
ド)を指定することなく、個別制御チャネルを設定でき
るので、移動局は基地局から無線チャネル設定応答を受
信した直後に、個別制御チャネルを起動することができ
る。
【0040】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、前記第2の実施の形態において、1つの基地
局に対して、複数の移動局から無線チャネル設定要求が
あり、無線リソースの選択割り当て結果が複数移動局で
同一となってしまった場合に、無線リソースの再選択割
り当てを実行することで、複数移動局に対して、異なる
無線リソースが割り当てられるようにしたものである。
の形態は、前記第2の実施の形態において、1つの基地
局に対して、複数の移動局から無線チャネル設定要求が
あり、無線リソースの選択割り当て結果が複数移動局で
同一となってしまった場合に、無線リソースの再選択割
り当てを実行することで、複数移動局に対して、異なる
無線リソースが割り当てられるようにしたものである。
【0041】図4は本発明の第3の実施の形態の無線リ
ソース選択手順を説明するための図である。本発明の第
3の実施の形態の無線リソース選択手順を図4を用いて
説明する。ここでは、基地局に対して、2つの移動局が
無線チャネルの設定を要求する場合を例にして示す。
ソース選択手順を説明するための図である。本発明の第
3の実施の形態の無線リソース選択手順を図4を用いて
説明する。ここでは、基地局に対して、2つの移動局が
無線チャネルの設定を要求する場合を例にして示す。
【0042】(ステップ1)移動局1および移動局2は
基地局へ無線チャネル設定要求を送信する。無線チャネ
ル設定要求には、各移動局の移動局識別子が少なくとも
含まれている。
基地局へ無線チャネル設定要求を送信する。無線チャネ
ル設定要求には、各移動局の移動局識別子が少なくとも
含まれている。
【0043】(ステップ2)基地局はセル内の干渉量を
測定する。
測定する。
【0044】(ステップ3)基地局はセル内干渉量に基
づき、移動局1および移動局2の回線割り当ての可否を
判定する。ここでは移動局1、2ともに割り当て可と判
定されたとする。
づき、移動局1および移動局2の回線割り当ての可否を
判定する。ここでは移動局1、2ともに割り当て可と判
定されたとする。
【0045】(ステップ4)移動局1の無線リソース選
択を移動局1の移動局識別子MS#1に基づいて選択する。
同様に移動局2に対する無線リソースを移動局2の移動
局識別子MS#2に基づいて選択する。選択方式は前記第2
の実施の形態におけるステップ3で説明したものと同様
な手順とする。
択を移動局1の移動局識別子MS#1に基づいて選択する。
同様に移動局2に対する無線リソースを移動局2の移動
局識別子MS#2に基づいて選択する。選択方式は前記第2
の実施の形態におけるステップ3で説明したものと同様
な手順とする。
【0046】(ステップ5)移動局1と移動局2に対し
て、選択割り当てした無線リソースが異なるものである
かどうかを判定する。同一の無線リソースが割り当てら
れた場合はステップ6へ、異なる無線リソースが割り当
てられた場合はステップ8へ移行する。
て、選択割り当てした無線リソースが異なるものである
かどうかを判定する。同一の無線リソースが割り当てら
れた場合はステップ6へ、異なる無線リソースが割り当
てられた場合はステップ8へ移行する。
【0047】(ステップ6)移動局2に対する無線リソ
ースを再選択する。例えば、前記第2の実施の形態にお
けるステップ3で説明した方式であれば、最初に移動局
2がn群に群分けされたとすると、(n+1) mod 10なる
群を移動局2へ再割り当てすることで、移動局1とは異
なる無線リソースを割り当てることができる。
ースを再選択する。例えば、前記第2の実施の形態にお
けるステップ3で説明した方式であれば、最初に移動局
2がn群に群分けされたとすると、(n+1) mod 10なる
群を移動局2へ再割り当てすることで、移動局1とは異
なる無線リソースを割り当てることができる。
【0048】基地局は通常の選択割り当てを実行した移
動局1に対しては、無線チャネル設定応答にて通常の選
択割り当てを実行したことを通知する。
動局1に対しては、無線チャネル設定応答にて通常の選
択割り当てを実行したことを通知する。
【0049】一方、再選択を行なった移動局、すなわち
移動局2に対しては、無線チャネル設定応答にて次候補
を選択したことを指示する。指示内容としては、通常の
群分けされるべき群番号に対して、再選択で群分けされ
た番号との番号差(前記の例では、移動局2に番号差1
を通知)すればよい。
移動局2に対しては、無線チャネル設定応答にて次候補
を選択したことを指示する。指示内容としては、通常の
群分けされるべき群番号に対して、再選択で群分けされ
た番号との番号差(前記の例では、移動局2に番号差1
を通知)すればよい。
【0050】(ステップ7)移動局1は無線チャネル設
定応答を受信後、直ちに個別制御チャネルを起動する。
再選択を指示された移動局2は無線リソースの再選択割
り当てを実行後に無線チャネルを起動する。
定応答を受信後、直ちに個別制御チャネルを起動する。
再選択を指示された移動局2は無線リソースの再選択割
り当てを実行後に無線チャネルを起動する。
【0051】(ステップ8)移動局1および移動局2
は、無線チャネル設定応答を受信後、直ちに個別制御チ
ャネルを起動する。
は、無線チャネル設定応答を受信後、直ちに個別制御チ
ャネルを起動する。
【0052】ステップ1からステップ8の手順によっ
て、個別制御チャネルが設定される。なお、前記の例で
は、2つの移動局からの無線チャネル設定要求に対し
て、同一の無線リソースが選択された場合の再選択手順
を説明したが、3つ以上の移動局からの無線チャネル設
定要求に対して、同一の無線リソースが選択された場合
の再選択手順も同様に実行できる。
て、個別制御チャネルが設定される。なお、前記の例で
は、2つの移動局からの無線チャネル設定要求に対し
て、同一の無線リソースが選択された場合の再選択手順
を説明したが、3つ以上の移動局からの無線チャネル設
定要求に対して、同一の無線リソースが選択された場合
の再選択手順も同様に実行できる。
【0053】以上のように本発明の第3の実施の形態に
よれば、前記第2の実施の形態において、複数の移動局
からの無線チャネル設定要求に対して、同一の無線リソ
ースが選択された場合には、無線リソースの再選択を実
行することによって、複数移動局に対して、異なる無線
リソースが選択されるようにしたものであり、前記第2
の実施の形態における無線リソース選択を確実に実行す
ることができる。
よれば、前記第2の実施の形態において、複数の移動局
からの無線チャネル設定要求に対して、同一の無線リソ
ースが選択された場合には、無線リソースの再選択を実
行することによって、複数移動局に対して、異なる無線
リソースが選択されるようにしたものであり、前記第2
の実施の形態における無線リソース選択を確実に実行す
ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明は、移動局がランダ
ム・アクセス信号により、移動局と基地局間の無線区間
で制御情報を送受信するための個別の制御チャネルの設
定を要求し、この個別制御チャネルで呼設定のための制
御情報を送受信する移動通信システムにおいて、個別制
御チャネルを設定するための無線リソースを各基地局へ
あらかじめ設定・確保しておき、移動局から個別制御チ
ャネルの設定要求があった場合には、基地局がこの無線
リソースから自律的に選択し、選択結果を移動局へ通知
することにより、個別制御チャネルを速やかに設定でき
るようにしたものであり、無線リソース選択のための制
御メッセージを基地局と制御局で送受信することなく、
基地局が自律的に個別制御チャネルのための無線リソー
スを選択できるという効果が得られる。
ム・アクセス信号により、移動局と基地局間の無線区間
で制御情報を送受信するための個別の制御チャネルの設
定を要求し、この個別制御チャネルで呼設定のための制
御情報を送受信する移動通信システムにおいて、個別制
御チャネルを設定するための無線リソースを各基地局へ
あらかじめ設定・確保しておき、移動局から個別制御チ
ャネルの設定要求があった場合には、基地局がこの無線
リソースから自律的に選択し、選択結果を移動局へ通知
することにより、個別制御チャネルを速やかに設定でき
るようにしたものであり、無線リソース選択のための制
御メッセージを基地局と制御局で送受信することなく、
基地局が自律的に個別制御チャネルのための無線リソー
スを選択できるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1乃至第3の実施の形態における移
動通信システムの構成を示すブロック図、
動通信システムの構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における移動通信シ
ステムの無線リソース選択手順を示すフロー図、
ステムの無線リソース選択手順を示すフロー図、
【図3】本発明の第2の実施の形態における移動通信シ
ステムの無線リソース選択手順を示すフロー図、
ステムの無線リソース選択手順を示すフロー図、
【図4】本発明の第3の実施の形態における移動通信シ
ステムの無線リソース選択手順を示すフロー図、
ステムの無線リソース選択手順を示すフロー図、
【図5】従来の移動通信システムの構成を示すブロック
図、
図、
【図6】従来の移動通信システムの無線リソース選択手
順を示すフロー図である。
順を示すフロー図である。
11、51 移動局 121、122、12N、521、522、52N 基地局 1211、1221、12N1、5211、5221、52N1 干渉レベル測定
手段 1212、1222、12N2、531 無線リソース選択手段 13、53 制御局
手段 1212、1222、12N2、531 無線リソース選択手段 13、53 制御局
Claims (3)
- 【請求項1】 移動局がランダム・アクセス信号によ
り、移動局と基地局間の無線区間で制御情報を送受信す
るための個別の制御チャネルの設定を要求し、この個別
制御チャネルで呼設定のための制御情報を送受信する移
動通信システムにおいて、各基地局は、セル内干渉量を
測定するための干渉レベル測定手段と、測定したセル内
干渉量とあらかじめ設定された最大許容干渉量しきい値
との比較で回線割り当ての可否を判定し、割り当て可と
判断した場合には、あらかじめ個別制御チャネル用に設
定・確保されている無線リソースから自律的に選択する
無線リソース選択手段と、前記移動局から個別制御チャ
ネルの設定要求があった場合に、前記無線リソース選択
手段の選択結果を前記移動局へ通知する手段とを備える
ようにして、前記移動局は選択割り当てされた無線リソ
ースを使用して個別制御チャネルを設定することを特徴
とする移動通信システム。 - 【請求項2】 移動局がランダム・アクセス信号によ
り、移動局と基地局間の無線区間で制御情報を送受信す
るための個別の制御チャネルの設定を要求し、この個別
制御チャネルで呼設定のための制御情報を送受信する移
動通信システムにおいて、前記移動局はランダム・アク
セス信号に自局の移動局識別子を含ませるようにして個
別制御チャネルの設定要求をした後に個別制御チャネル
を設定するに不可欠の前記移動局識別子に基づく無線リ
ソースを選択割り当てする手段を備え、また、各基地局
は、セル内干渉量を測定するための干渉レベル測定手段
と、測定したセル内干渉量とあらかじめ設定された最大
許容干渉量しきい値との比較で回線割り当ての可否を判
定し、割り当て可と判断した場合には、前記移動局識別
子に基づいてあらかじめ個別制御チャネル用に設定・確
保されている無線リソースから無線リソースを選択する
手段とを備え、移動局と基地局がそれぞれ移動局識別子
に基づき、同一の無線リソース選択手順を実行すること
を特徴とする移動通信システム。 - 【請求項3】 同一の前記基地局に複数の前記移動局か
らの個別制御チャネル設定要求があり、前記移動局識別
子に基づく無線リソース選択結果が同一となってしまっ
た場合には、選択結果が異なる無線リソースとなるよう
に再選択を実行する手段と、再選択を行なった結果が異
なる移動局に対してのみ、選択結果を通知する手段とを
前記基地局にさらに備えるようにしたことを特徴とする
請求項2記載の移動通信システム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8295923A JPH10126842A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 移動通信システム |
EP97307924A EP0837616A3 (en) | 1996-10-18 | 1997-10-07 | Mobile communication system |
KR1019970053458A KR19980032943A (ko) | 1996-10-18 | 1997-10-17 | 이동통신시스템 |
CN97120612A CN1183017A (zh) | 1996-10-18 | 1997-10-17 | 移动通信系统 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8295923A JPH10126842A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 移動通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10126842A true JPH10126842A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17826884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8295923A Pending JPH10126842A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 移動通信システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0837616A3 (ja) |
JP (1) | JPH10126842A (ja) |
KR (1) | KR19980032943A (ja) |
CN (1) | CN1183017A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010026000A (ko) * | 1999-09-02 | 2001-04-06 | 박종섭 | 기지국 제어 프로세서의 페이징 메시지 전송 방법 |
KR100342633B1 (ko) * | 1998-10-26 | 2002-07-04 | 가네꼬 히사시 | 제어국과 기지국간의 트래픽을 감소시킬 수 있는 이동 통신 시스템 |
JP2008530898A (ja) * | 2005-02-11 | 2008-08-07 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線通信システムにおける直交符号動的割当装置および方法 |
US7483704B2 (en) | 2002-02-20 | 2009-01-27 | Ntt Docomo, Inc. | Base station and communication method |
JP2011066919A (ja) * | 2004-07-27 | 2011-03-31 | Nec Corp | 上り回線無線リソース制御の方法、基地局装置、及び無線ネットワーク制御装置 |
JP2014042278A (ja) * | 2007-11-27 | 2014-03-06 | Nec Corp | 無線信号送信装置、無線信号送信方法、無線信号受信装置、無線信号受信方法および無線信号受信プログラム |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI104877B (fi) * | 1997-03-27 | 2000-04-14 | Nokia Networks Oy | Resurssinvarausmekanismi pakettiradioverkossa |
JP3028940B2 (ja) * | 1997-09-02 | 2000-04-04 | 日本電気株式会社 | 通信チャネル割り当て方式 |
JP3149399B2 (ja) * | 1998-09-24 | 2001-03-26 | 松下電器産業株式会社 | Cdma基地局装置及びコード割当方法 |
KR100547838B1 (ko) * | 1998-11-17 | 2006-03-23 | 삼성전자주식회사 | 부호분할다중접속 통신시스템에서 전용제어채널의 핸드오프방법 |
SG148029A1 (en) * | 1999-11-04 | 2008-12-31 | Ntt Docomo Inc | Method, base station and mobile station for timeslot selection and timeslot assignment |
CN101521540A (zh) | 2000-07-27 | 2009-09-02 | 交互数字技术公司 | 混合无线tdma/cdma系统及其时隙分配方法 |
KR100810974B1 (ko) * | 2000-10-11 | 2008-03-10 | 스코어보드, 인크. | Cdma 셀룰러 전화 시스템을 모델링하는 방법, 컴퓨터 수행 시스템 및 기지국 성능 향상 장치 |
US6591109B2 (en) | 2001-08-17 | 2003-07-08 | Interdigital Technology Corporation | Cross cell user equipment interference reduction in a time division duplex communication system using code division multiple access |
EP1557982B1 (en) * | 2004-01-26 | 2011-05-11 | STMicroelectronics Srl | Method and system for admission control in communication networks |
CN101568123B (zh) * | 2008-04-21 | 2011-03-30 | 中国移动通信集团公司 | 在中继系统中承载数据的方法和系统 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07107545A (ja) * | 1993-10-07 | 1995-04-21 | Nec Corp | セクタセル構成移動通信システム |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8295923A patent/JPH10126842A/ja active Pending
-
1997
- 1997-10-07 EP EP97307924A patent/EP0837616A3/en not_active Withdrawn
- 1997-10-17 KR KR1019970053458A patent/KR19980032943A/ko not_active Application Discontinuation
- 1997-10-17 CN CN97120612A patent/CN1183017A/zh active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100342633B1 (ko) * | 1998-10-26 | 2002-07-04 | 가네꼬 히사시 | 제어국과 기지국간의 트래픽을 감소시킬 수 있는 이동 통신 시스템 |
KR20010026000A (ko) * | 1999-09-02 | 2001-04-06 | 박종섭 | 기지국 제어 프로세서의 페이징 메시지 전송 방법 |
US7483704B2 (en) | 2002-02-20 | 2009-01-27 | Ntt Docomo, Inc. | Base station and communication method |
JP2011066919A (ja) * | 2004-07-27 | 2011-03-31 | Nec Corp | 上り回線無線リソース制御の方法、基地局装置、及び無線ネットワーク制御装置 |
JP2008530898A (ja) * | 2005-02-11 | 2008-08-07 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線通信システムにおける直交符号動的割当装置および方法 |
JP2014042278A (ja) * | 2007-11-27 | 2014-03-06 | Nec Corp | 無線信号送信装置、無線信号送信方法、無線信号受信装置、無線信号受信方法および無線信号受信プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1183017A (zh) | 1998-05-27 |
KR19980032943A (ko) | 1998-07-25 |
EP0837616A2 (en) | 1998-04-22 |
EP0837616A3 (en) | 1999-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220217596A1 (en) | Self configuration and optimization of cell neighbours in wireless telecommunications | |
KR100438029B1 (ko) | 식별자 할당 방법 | |
KR100810247B1 (ko) | 직교 주파수 분할 다중 접속 시스템에서 채널 할당 방법및 장치 | |
KR100433616B1 (ko) | 시분할다중접속시스템에서의무선용량의동적할당 | |
CN101483828B (zh) | 终端设备与网络侧之间实现通信的方法、通信系统及装置 | |
JPH10126842A (ja) | 移動通信システム | |
CN105578382B (zh) | 资源的获取、配置方法及装置,资源池的配置方法及装置 | |
KR20010031786A (ko) | 급송 통신 시스템에서 통신하는 방법 및 장치 | |
EP1683286B1 (en) | A method and apparatus for interrupting a transmission of a multicast signal | |
KR101056034B1 (ko) | 업링크 스케줄링 접속 제어방법 | |
TW201342976A (zh) | 小型胞元式(Smallcell)基地台及其通道資源分配方法 | |
CN102256258A (zh) | 载频资源的分配方法及载频资源的分配装置 | |
KR19990009676A (ko) | 코드분할 다중접속 이동통신 시스템에서의 핸드오프 방법 | |
JP2002539692A (ja) | 無線通信システムにおけるリソース割当て方法 | |
US8873508B1 (en) | Assigning a resource to a wireless communication device based on soft handoff capabilities | |
US6961572B2 (en) | Method and apparatus for base-initiated, CDMA-dispatch soft handoff | |
US8107430B1 (en) | Intelligent traffic channel assignment message transmission | |
JP2006115532A (ja) | パワーを制御する方法 | |
JP4484367B2 (ja) | 移動システム及び移動システムのベースステーションにおけるチャンネル割り当て方法及び装置 | |
CN101242632B (zh) | 一种分配专有信道的方法和基站设备 | |
WO2024016236A1 (zh) | 切换方法、装置、设备及存储介质 | |
JP2005514823A (ja) | Cdmaディスパッチソフトハンドオフのための方法及び装置 | |
KR100278863B1 (ko) | 이동통신 시스템에서의 주파수 할당 기능을 갖는 씨피에스기능 처리방법 | |
EP2943017B1 (en) | Control method, access node and computer program product | |
KR100869812B1 (ko) | Wcdma의 노드 b에서 위치등록 채널을 할당하는 방법및 이를 이용하는 이동통신시스템 |