JPH0394040A - 曲げ加工部を含むキャンエンド用アルミニウム合金複合材 - Google Patents
曲げ加工部を含むキャンエンド用アルミニウム合金複合材Info
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- JPH0394040A JPH0394040A JP23118189A JP23118189A JPH0394040A JP H0394040 A JPH0394040 A JP H0394040A JP 23118189 A JP23118189 A JP 23118189A JP 23118189 A JP23118189 A JP 23118189A JP H0394040 A JPH0394040 A JP H0394040A
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
（産業上の利用分！ｌ！Ｊ’）
本発明は、曲げ加工部を含むキャンエンド用アルミニウ
ム合金複合材に関し、更に詳しくは、容器の蓋を或形加
工する過程において、曲げ加工が施された場合に優れた
曲げ性が得られるようにした曲げ加工部を含むキャンエ
ンド用アルミニウム合金複合材に関する。 （従来の技術） アルミニウム及びアルミニウム合金は、成形性に優れる
ことから、飲料缶、食缶等の容器（胴，蓋、開口用タブ
など）として幅広く使用されている。 そして、飲料缶はもとより食缶においても、その蓋とし
ては、格別の器具を用いることなしに指による開封が可
能な蓋、すなわち、イージイ・オープン（易開封性）蓋
が使用されている。 この易開封性蓋としては、スコアにより区画された開口
用部分を備え、この開口用部分にリベットを形威し、こ
のリベットによりタブを固定し、このタブを引張ること
により、スコアが破断されて開口用部分が取外されるよ
うにしたものが広く使用されている。 一方、飲料とは異なり、食品などのように流動性が小さ
い内容物や固形物の容器の蓋としては、蓋と胴の巻き締
め部の内側の蓋の大部分が取外されるようにした蓋（フ
ルオーブンエンド）が使用されているものがある。 従来、このような容器のアルミニウム材としては、ＪＩ
Ｓで規定されている３×××系（ＡｌＭｎ系、Ａｌ−Ｍ
ｎ−Ｍｇ系）、５×Ｘ×系（ＡｌＭｇ系）の各アルミニ
ウム合金が良好な戒形性を示すので使用されている。 （発明が解決しようとする課題） 上述のフルオーブンエンドは．開口部が広く内容物を取
り出す上で非常に便利なものであるが、スコアー破断に
よりシャープなカットエッジが形威され、指等を切傷す
る懸念があることから、そのスコアー加工部近傍に切傷
防止のための加工を施した蓋が既に実用に供されている
。 第１図は、切傷防止のための加工が施されたフルオープ
ンエンドの開口部の一例を示す拡大断面図である。この
図において、開口はスコアｌの破断によって達せられ、
開口後の切傷防止はスコアエの位匝よりも開口部に出る
ように変形された聞げ部２によって達せられる。 このような切傷防止機能を付加するために使用されるア
ルミニウム材には、曲げ変形によりクラックが生じない
ことが要望される。すなわち、素材の曲げ性が悪い材料
を使用した場合は、クラックを生じ、曲げ部の強度を低
下させること，クラックの発生により防食処理皮膜及び
塗膜の防食性が著しく低下し易いこと等の欠点がある。 一方、容器の蓋材には、内容物の殺菌処理（いわゆる、
レトルト処理）時に内部からの加圧による蓋の変形を防
止するための強度を確保し，蓋材の薄肉化に対応するた
めに適度な強度が必要である。 したがって、これら蓋材には、所望の強度が得られるＪ
ＩＳ５０５２、ＪＩＳ５０８２、ＪＩＳ５１８２等のア
ルミニウム合金を熱間圧延した後、比較的高い圧延率で
冷間圧延されて用いられている。 しかし乍ら、ＪＩＳ５０５２で強度を向上させるために
は、更に高冷間圧延する必要があるが、高冷間圧延した
場合には結晶粒が偏平伸長粒となり、曲げ性の低下を招
くという問題がある。 また、ＪＩＳ５０８２、ＪＩＳ５１８２等を用いた場合
には、高強度化には有効なものの、強度が高すぎるため
に曲げ性の低下を栢くという問題がある。 本発明は、上記従来技術の問題点を解決して前記要望に
応えるべくなされたものであって、特に曲げ加工部を含
むキャンエンド用アルミニウム合金複合材を提供するこ
とを目的とするのである。 （ＩＩＩＩ題を解決するための手段） 前記目的を達或するため、本発明者は、優れた曲げ性を
実現し得る方策を見い出すべく鋭意研究を重ね、ここに
本発明をなしたものである。 すなわち、本発明に係る曲げ加工部を含むキャンエンド
用アルミニウム合金複合材は、Ｍｎ：Ｏ．２〜１０５％
及びＭｇ：０．２〜５．０％のうちの１種又は２種を含
有し，必要に応じて更に、Ｃｕ： １ ．０％以下、Ｃ
ｒ：０．３５％以下、Ｓｉ：０．６％以下、Ｆｅ：０．
５％以下、Ｚｎ： ０ ． ３％以下、Ｔｉ： ０ ．
３％以下及びＺｒ：０．１５％以下のうちの１種又は
２種以上を含有し、残部がＡｌ及び不可避的不純物から
なるアルミニウム合金を芯材として、Ａｍ純度が９９．
５％以上で残部が不可避的不純物からなるアルミニウム
を皮材としたことを特徴とするものである。 以下に本発明を更に詳細に説明する。 （作用） 先ず、本発明に係るアルミニウム合金複合材の芯材及び
皮材の化学戊分の限定理由について説明する。 （１）茎杜ｋ２兄王 Ｍｎ： Ｍｎは強度を向上するのに有効な元素であり、蓋本体の
強度を増加させるために添加する。しかし、０．２％未
満ではその効果が小さく、また上．５％を超えて含有す
ると粗大な金属間化合物が生或して戊形性を低下させる
ため、好ましくない。 よって、Ｍｎ含有量は０．２〜１０５％の範囲とする。 Ｍｇ： Ｍｇも強度を向上するのに有効な元素であり、蓋本体の
強度を増加させるために添加する。しかし、０．２％未
満ではその効果が小さく、また５．０％を超えて含有す
ると強度が高すぎることによる或形性の低下を生じる。 よって、Ｍｇ含有量は０．２〜５．０％の範囲とする。 但し、Ｍｎ及びＭｇは少なくとも１種を含有させれば足
りる。 本発明における芯材には、Ｍｎ．Ｍｇ以外に以下の元素
の１種又は２種以上を必要に応じて含有させることがで
きる。 Ｃｕ： Ｃｕはアルミニウム合金を電気化学的に貴とし、かつ、
強度を向上する効果がある。しかし、１．０％を超えて
含右すると、強度が高すぎることによる戊形性の低下及
び粒界腐食感受性が増大するので好ましくない。よって
、Ｃｕ含有量はＯ〜１．０％の範囲とする。 Ｃｒ： Ｃｒは強度を向上すると共に結晶粒微細化に効果を示す
。しかし、０．３５％を超えて含有すると、Ｍｎと同様
に粗大な金属間化合物を生戊して成形性を低下させるた
め、好ましくない。よって、Ｃｒ含有量は０．３５％以
下とする。 Ｓｊ： Ｓｉは結晶粒微細化に効果を示す。しかし、０．６％を
超えて含有すると、晶出物が多く生威され、曲げ性の低
下及び耐食性の低下を生じる。よって、Ｓｉ含有量は０
．６％以下とする。 Ｆｅ： Ｆｅは結晶粒微細化に大きな効果を示す。しかし、０．
５％を超えて含有すると、結晶粒微細化には有効なもの
の、晶出物が多く生威され、曲げ性の低下及び耐食性の
低下を生じる。よって、Ｆｅ含有量は０．５％以下とす
る。 ？ｎ： Ｚｎは曲げ性、張出し性等の或形性を向上する効果があ
る。しかし、０．３％を超えて含有すると耐食性の低下
を招く。よって、Ｚｎ含有量は０．３％以下とする。 Ｔｉ． Ｚｒ： Ｚｒ及びＴｉは組織を安定化させるために有効な元素で
ある。しかし、その含有量が多いと巨大金属間化合物を
生或して曲げ性を低下させる。それぞれの」二限はＴｉ
が０．３％、Ｚｒが０．１５％である。よって、Ｔｉ含
有量は０．３％以下、Ｚｒ含有量は０．１５％以下とす
る。 （２）盗１ロ■２とズ■ 皮材については、純度９９．５％以」二の純アルミニウ
ムを上記アルミニウム合金芯材に皮材として被覆するこ
とにより、曲げ性を飛羅的に改善することができる。こ
こで、皮材のアルミニウム純度を９９．５％以上とした
のは、曲げ性を良好なものとするためであるが、純度が
９９．５％未満であると不可避的不純物であるＦｅ．Ｓ
ｉから構成される品出物の数が多くなり，曲げ性の低下
を招くので好ましくない。 なお、この皮材の被覆率は、強度を所望の水準にするた
めに厚さ方向で３〜１５％とするのが望ましい。被覆率
が３％未満では複合材の曲げ性を改善する効果が小さく
、また１５％を超えると強度が低下する。勿論、この皮
材は芯材の片面に被覆しても、或いは芯材の両面に被覆
してもよい。 次に本発明の実施例を示す。 （実施例） 第１表に示す化学成分をイ］゜する芯材（アルミニウム
合金）及び皮材を常法により溶製し、鋳造し、熱間圧延
により芯材を２７ｍｍ、皮材を３１ＩＩＩｌ１の厚さと
した後、熱間で夫々を重ねて芯材に皮材を被覆し、熱間
圧延により１ｍｍの厚さとし、その後、冷間圧延により
Ｑ．３ｍｍの厚さに仕上げて偶試材とした。 得られた供試材について曲げ性の試験を行った。 すなわち、第２図に試験要領を示すように、圧延方向（
ＲＤ方向）に直角（０’方向）及び圧延方向に平行（９
０゜方向）にそれぞれ１８０′密着＋ｌＩロブ試験を実
施し、曲げ部のクラック発生程度に応じて判定し、◎（
優）→Ｏ→△→×（劣）にて評価した。 なお、Ｎｏ． １〜Ｎｏ． ５については皮材面が曲げ
部の外側になるように曲げた。 試験結果を第１表に併記する。同表より、本発明例のア
ルミニウム合金複合利はいずれも、比較例よりも大幅に
曲げ性に優れていることがわかる。
ム合金複合材に関し、更に詳しくは、容器の蓋を或形加
工する過程において、曲げ加工が施された場合に優れた
曲げ性が得られるようにした曲げ加工部を含むキャンエ
ンド用アルミニウム合金複合材に関する。 （従来の技術） アルミニウム及びアルミニウム合金は、成形性に優れる
ことから、飲料缶、食缶等の容器（胴，蓋、開口用タブ
など）として幅広く使用されている。 そして、飲料缶はもとより食缶においても、その蓋とし
ては、格別の器具を用いることなしに指による開封が可
能な蓋、すなわち、イージイ・オープン（易開封性）蓋
が使用されている。 この易開封性蓋としては、スコアにより区画された開口
用部分を備え、この開口用部分にリベットを形威し、こ
のリベットによりタブを固定し、このタブを引張ること
により、スコアが破断されて開口用部分が取外されるよ
うにしたものが広く使用されている。 一方、飲料とは異なり、食品などのように流動性が小さ
い内容物や固形物の容器の蓋としては、蓋と胴の巻き締
め部の内側の蓋の大部分が取外されるようにした蓋（フ
ルオーブンエンド）が使用されているものがある。 従来、このような容器のアルミニウム材としては、ＪＩ
Ｓで規定されている３×××系（ＡｌＭｎ系、Ａｌ−Ｍ
ｎ−Ｍｇ系）、５×Ｘ×系（ＡｌＭｇ系）の各アルミニ
ウム合金が良好な戒形性を示すので使用されている。 （発明が解決しようとする課題） 上述のフルオーブンエンドは．開口部が広く内容物を取
り出す上で非常に便利なものであるが、スコアー破断に
よりシャープなカットエッジが形威され、指等を切傷す
る懸念があることから、そのスコアー加工部近傍に切傷
防止のための加工を施した蓋が既に実用に供されている
。 第１図は、切傷防止のための加工が施されたフルオープ
ンエンドの開口部の一例を示す拡大断面図である。この
図において、開口はスコアｌの破断によって達せられ、
開口後の切傷防止はスコアエの位匝よりも開口部に出る
ように変形された聞げ部２によって達せられる。 このような切傷防止機能を付加するために使用されるア
ルミニウム材には、曲げ変形によりクラックが生じない
ことが要望される。すなわち、素材の曲げ性が悪い材料
を使用した場合は、クラックを生じ、曲げ部の強度を低
下させること，クラックの発生により防食処理皮膜及び
塗膜の防食性が著しく低下し易いこと等の欠点がある。 一方、容器の蓋材には、内容物の殺菌処理（いわゆる、
レトルト処理）時に内部からの加圧による蓋の変形を防
止するための強度を確保し，蓋材の薄肉化に対応するた
めに適度な強度が必要である。 したがって、これら蓋材には、所望の強度が得られるＪ
ＩＳ５０５２、ＪＩＳ５０８２、ＪＩＳ５１８２等のア
ルミニウム合金を熱間圧延した後、比較的高い圧延率で
冷間圧延されて用いられている。 しかし乍ら、ＪＩＳ５０５２で強度を向上させるために
は、更に高冷間圧延する必要があるが、高冷間圧延した
場合には結晶粒が偏平伸長粒となり、曲げ性の低下を招
くという問題がある。 また、ＪＩＳ５０８２、ＪＩＳ５１８２等を用いた場合
には、高強度化には有効なものの、強度が高すぎるため
に曲げ性の低下を栢くという問題がある。 本発明は、上記従来技術の問題点を解決して前記要望に
応えるべくなされたものであって、特に曲げ加工部を含
むキャンエンド用アルミニウム合金複合材を提供するこ
とを目的とするのである。 （ＩＩＩＩ題を解決するための手段） 前記目的を達或するため、本発明者は、優れた曲げ性を
実現し得る方策を見い出すべく鋭意研究を重ね、ここに
本発明をなしたものである。 すなわち、本発明に係る曲げ加工部を含むキャンエンド
用アルミニウム合金複合材は、Ｍｎ：Ｏ．２〜１０５％
及びＭｇ：０．２〜５．０％のうちの１種又は２種を含
有し，必要に応じて更に、Ｃｕ： １ ．０％以下、Ｃ
ｒ：０．３５％以下、Ｓｉ：０．６％以下、Ｆｅ：０．
５％以下、Ｚｎ： ０ ． ３％以下、Ｔｉ： ０ ．
３％以下及びＺｒ：０．１５％以下のうちの１種又は
２種以上を含有し、残部がＡｌ及び不可避的不純物から
なるアルミニウム合金を芯材として、Ａｍ純度が９９．
５％以上で残部が不可避的不純物からなるアルミニウム
を皮材としたことを特徴とするものである。 以下に本発明を更に詳細に説明する。 （作用） 先ず、本発明に係るアルミニウム合金複合材の芯材及び
皮材の化学戊分の限定理由について説明する。 （１）茎杜ｋ２兄王 Ｍｎ： Ｍｎは強度を向上するのに有効な元素であり、蓋本体の
強度を増加させるために添加する。しかし、０．２％未
満ではその効果が小さく、また上．５％を超えて含有す
ると粗大な金属間化合物が生或して戊形性を低下させる
ため、好ましくない。 よって、Ｍｎ含有量は０．２〜１０５％の範囲とする。 Ｍｇ： Ｍｇも強度を向上するのに有効な元素であり、蓋本体の
強度を増加させるために添加する。しかし、０．２％未
満ではその効果が小さく、また５．０％を超えて含有す
ると強度が高すぎることによる或形性の低下を生じる。 よって、Ｍｇ含有量は０．２〜５．０％の範囲とする。 但し、Ｍｎ及びＭｇは少なくとも１種を含有させれば足
りる。 本発明における芯材には、Ｍｎ．Ｍｇ以外に以下の元素
の１種又は２種以上を必要に応じて含有させることがで
きる。 Ｃｕ： Ｃｕはアルミニウム合金を電気化学的に貴とし、かつ、
強度を向上する効果がある。しかし、１．０％を超えて
含右すると、強度が高すぎることによる戊形性の低下及
び粒界腐食感受性が増大するので好ましくない。よって
、Ｃｕ含有量はＯ〜１．０％の範囲とする。 Ｃｒ： Ｃｒは強度を向上すると共に結晶粒微細化に効果を示す
。しかし、０．３５％を超えて含有すると、Ｍｎと同様
に粗大な金属間化合物を生戊して成形性を低下させるた
め、好ましくない。よって、Ｃｒ含有量は０．３５％以
下とする。 Ｓｊ： Ｓｉは結晶粒微細化に効果を示す。しかし、０．６％を
超えて含有すると、晶出物が多く生威され、曲げ性の低
下及び耐食性の低下を生じる。よって、Ｓｉ含有量は０
．６％以下とする。 Ｆｅ： Ｆｅは結晶粒微細化に大きな効果を示す。しかし、０．
５％を超えて含有すると、結晶粒微細化には有効なもの
の、晶出物が多く生威され、曲げ性の低下及び耐食性の
低下を生じる。よって、Ｆｅ含有量は０．５％以下とす
る。 ？ｎ： Ｚｎは曲げ性、張出し性等の或形性を向上する効果があ
る。しかし、０．３％を超えて含有すると耐食性の低下
を招く。よって、Ｚｎ含有量は０．３％以下とする。 Ｔｉ． Ｚｒ： Ｚｒ及びＴｉは組織を安定化させるために有効な元素で
ある。しかし、その含有量が多いと巨大金属間化合物を
生或して曲げ性を低下させる。それぞれの」二限はＴｉ
が０．３％、Ｚｒが０．１５％である。よって、Ｔｉ含
有量は０．３％以下、Ｚｒ含有量は０．１５％以下とす
る。 （２）盗１ロ■２とズ■ 皮材については、純度９９．５％以」二の純アルミニウ
ムを上記アルミニウム合金芯材に皮材として被覆するこ
とにより、曲げ性を飛羅的に改善することができる。こ
こで、皮材のアルミニウム純度を９９．５％以上とした
のは、曲げ性を良好なものとするためであるが、純度が
９９．５％未満であると不可避的不純物であるＦｅ．Ｓ
ｉから構成される品出物の数が多くなり，曲げ性の低下
を招くので好ましくない。 なお、この皮材の被覆率は、強度を所望の水準にするた
めに厚さ方向で３〜１５％とするのが望ましい。被覆率
が３％未満では複合材の曲げ性を改善する効果が小さく
、また１５％を超えると強度が低下する。勿論、この皮
材は芯材の片面に被覆しても、或いは芯材の両面に被覆
してもよい。 次に本発明の実施例を示す。 （実施例） 第１表に示す化学成分をイ］゜する芯材（アルミニウム
合金）及び皮材を常法により溶製し、鋳造し、熱間圧延
により芯材を２７ｍｍ、皮材を３１ＩＩＩｌ１の厚さと
した後、熱間で夫々を重ねて芯材に皮材を被覆し、熱間
圧延により１ｍｍの厚さとし、その後、冷間圧延により
Ｑ．３ｍｍの厚さに仕上げて偶試材とした。 得られた供試材について曲げ性の試験を行った。 すなわち、第２図に試験要領を示すように、圧延方向（
ＲＤ方向）に直角（０’方向）及び圧延方向に平行（９
０゜方向）にそれぞれ１８０′密着＋ｌＩロブ試験を実
施し、曲げ部のクラック発生程度に応じて判定し、◎（
優）→Ｏ→△→×（劣）にて評価した。 なお、Ｎｏ． １〜Ｎｏ． ５については皮材面が曲げ
部の外側になるように曲げた。 試験結果を第１表に併記する。同表より、本発明例のア
ルミニウム合金複合利はいずれも、比較例よりも大幅に
曲げ性に優れていることがわかる。
（発明の効果）
以上詳述したように、本発明によれば、曲げ加工部を含
むキャンエンド用アルミニウム材として、特定成分組或
の芯材と皮材からなるアルミニウム合金複合材とするの
で，特に、缶蓋の大部分がスコア部に沿って取外される
ようにしたフルオープンエンドのスコア破断部のシャー
プなカットエッジ部による切傷防止機能を付加するため
に曲げ変形が施される蓋材において、曲げ性を向上させ
ることができるため、従来材において問題とされる曲げ
変形時のクラックを極力小さくし、曲げ部の強度を低下
させず、またクラックによる防食表面処理皮膜及び塗膜
の防食性の低下を抑制することができる。
むキャンエンド用アルミニウム材として、特定成分組或
の芯材と皮材からなるアルミニウム合金複合材とするの
で，特に、缶蓋の大部分がスコア部に沿って取外される
ようにしたフルオープンエンドのスコア破断部のシャー
プなカットエッジ部による切傷防止機能を付加するため
に曲げ変形が施される蓋材において、曲げ性を向上させ
ることができるため、従来材において問題とされる曲げ
変形時のクラックを極力小さくし、曲げ部の強度を低下
させず、またクラックによる防食表面処理皮膜及び塗膜
の防食性の低下を抑制することができる。
第１図は切傷防止のための加工が施されたフルオープン
エンドの開口部を示す拡大断面図、第２図（ａ）、（ｂ
）はそれぞれ１８０゜密着曲げ試験の要領を説明する図
で、（．）は圧延方向（ＲＤ方向）に直角に曲げた場合
、（ｂ）は圧延方向に平行に曲げた場合を示す。 １・・・スコア、２・・切傷防止のための加工部。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 一２９：
エンドの開口部を示す拡大断面図、第２図（ａ）、（ｂ
）はそれぞれ１８０゜密着曲げ試験の要領を説明する図
で、（．）は圧延方向（ＲＤ方向）に直角に曲げた場合
、（ｂ）は圧延方向に平行に曲げた場合を示す。 １・・・スコア、２・・切傷防止のための加工部。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 一２９：
Claims (2)
- （１）重量％で（以下、同じ）、Ｍｎ：０．２〜１０５
％及びＭｇ：０．２〜５．０％のうちの１種又は２種を
含有し、残部がＡｌ及び不可避的不純物からなるアルミ
ニウム合金を芯材として、Ａｌ純度が９９．５％以上で
残部が不可避的不純物からなるアルミニウムを皮材とし
たことを特徴とする曲げ加工部を含むキヤンエンド用ア
ルミニウム合金複合材。 - （２）前記芯材のアルミニウム合金が、更に、Ｃｕ：１
．０％以下、Ｃｒ：０．３５％以下、Ｓｉ：０．６％以
下、Ｆｅ：０．５％以下、Ｚｎ：０．３％以下、Ｔｉ：
０．３％以下及びＺｒ：０．１５％以下のうちの１種又
は２種以上を含有するものである請求項１に記載のアル
ミニウム合金複合材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23118189A JPH0394040A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 曲げ加工部を含むキャンエンド用アルミニウム合金複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23118189A JPH0394040A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 曲げ加工部を含むキャンエンド用アルミニウム合金複合材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0394040A true JPH0394040A (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16919593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23118189A Pending JPH0394040A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 曲げ加工部を含むキャンエンド用アルミニウム合金複合材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0394040A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003061365A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Toshiba Corp | 電力変換装置 |
| JP2009017718A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 並行配線導体構造 |
| CN104532083A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-04-22 | 芜湖新泰联轮模具有限公司 | 一种轮胎模具用高韧性铝镁合金材料 |
| CN104561699A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-04-29 | 芜湖新泰联轮模具有限公司 | 一种轮胎模具用高强度铝镁合金材料 |
| CN106636772A (zh) * | 2016-12-05 | 2017-05-10 | 东莞市欧比迪精密五金有限公司 | 一种铝合金复合材料及其制备方法 |
| US20180274072A1 (en) * | 2017-03-23 | 2018-09-27 | Novelis Inc. | Casting recycled aluminum scrap |
| CN109868398A (zh) * | 2019-02-02 | 2019-06-11 | 中铝材料应用研究院有限公司 | 一种高翻边性能的6xxx系铝合金板材及其制备方法 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP23118189A patent/JPH0394040A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003061365A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Toshiba Corp | 電力変換装置 |
| JP2009017718A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 並行配線導体構造 |
| CN104532083A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-04-22 | 芜湖新泰联轮模具有限公司 | 一种轮胎模具用高韧性铝镁合金材料 |
| CN104561699A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-04-29 | 芜湖新泰联轮模具有限公司 | 一种轮胎模具用高强度铝镁合金材料 |
| CN106636772A (zh) * | 2016-12-05 | 2017-05-10 | 东莞市欧比迪精密五金有限公司 | 一种铝合金复合材料及其制备方法 |
| US20180274072A1 (en) * | 2017-03-23 | 2018-09-27 | Novelis Inc. | Casting recycled aluminum scrap |
| CN109868398A (zh) * | 2019-02-02 | 2019-06-11 | 中铝材料应用研究院有限公司 | 一种高翻边性能的6xxx系铝合金板材及其制备方法 |
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