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JPH0381224A - ライ病治療剤 - Google Patents

ライ病治療剤

Info

Publication number
JPH0381224A
JPH0381224A JP21703689A JP21703689A JPH0381224A JP H0381224 A JPH0381224 A JP H0381224A JP 21703689 A JP21703689 A JP 21703689A JP 21703689 A JP21703689 A JP 21703689A JP H0381224 A JPH0381224 A JP H0381224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
compound
methyl
agent
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21703689A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Omori
和則 大森
Hisashi Tamaoka
玉岡 寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP21703689A priority Critical patent/JPH0381224A/ja
Publication of JPH0381224A publication Critical patent/JPH0381224A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ライ病治療剤に関する。
本発明のライ病治療剤は、下記一般式 (1) [式中Rは3−低級アルキルー1−ピペラジニル基、3
−アミノ−4−低級アルキルー1−ピロリジニル基又は
モルホリノ基を示す。]で表わされるベンゾヘテロ環化
合物及びその塩なる群から選ばれた少なくとも一種の化
合物を含有するものである。
上記において、低級アルキルなる語は、炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキルを意味し、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、ier+−ブチル、
ペンチル、ヘキシル基等を包含する。
癩は、世界に10万〜12万人の患者がいる難治性の慢
性感染症であり、治療が困難な感染症の一つである。
近年、治療に抵抗する症例、所謂“難治癩”の存在が問
題となっている。従って、治療薬として多種類の薬剤が
必要であり、更により有効な治療剤の開発が望まれてい
るのが現状である。
上記一般式(1)のベンゾヘテロ環化合物及びその塩は
、抗菌剤として既知の化合物である(特開昭63−26
446号公報参照)。本発明者は、斯かるベンゾヘテロ
環化合物及びその塩につき、更に研究を重ねた結果、当
該化合物がライ菌に対して抗菌作用を有することを見い
出した。本発明は、斯かる知見に基づき完成されたもの
である。
上記一般式(1)のベンゾヘテロ環化合物は、医薬的に
許容される酸又は塩基性化合物を作用させることにより
容易に塩を形成させることができる。鎖酸としては、例
えば塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸、シュ
ウ酸、マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、ク
エン酸、安息香酸、乳酸、メタンスルホン酸、プロピオ
ン酸等の有機酸を例示でき、塩基性化合物としては、例
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム等を例示でき
る。
本発明の化合物は通常、−膜内な医薬製剤の形態で用い
られる。製剤は通常使用される充填剤、増量剤、結合剤
、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤ある
いは賦形剤を用いて調製される。この医薬製剤としては
各種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表的な
ものとして錠剤、乳剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆
粒剤、カプセル剤、全開、注射剤(液剤、懸濁剤等)等
が挙げられる。錠剤の形態に成形するに際しては、担体
としてこの分野で従来公知のものを広(使用でき、例え
ば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デン
プン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルb−ス、ケ
イ酸等の賦形剤、水、エタノール、プロパツール、単シ
ロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カル
ボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース
、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤、
乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラ
ミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デン
プン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバタ
ー、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級アンモニウム塩
基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、グリセリ
ン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、
ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製タル
ク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコー
ル等の滑沢剤等が例示できる。さらに錠剤は必要に応じ
通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包
錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠あるいは二重錠
、多層錠とすることができる。乳剤の形態に成形するに
際しては、担体としてこの分野で従来公知のものを広く
使用でき、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂
、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビア
ゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合
剤、ラミナランカンテン等の崩壊剤等が例示できる。全
開の形態に成形するに際しては、担体として従来公知の
ものを広く使用でき、例えばポリエチレングリコール、
カカオ脂、高級アルコール、高級アルコールのエステル
類、ゼラチン、半合成グリセライド等を挙げることがで
きる。注射剤として調製される場合には、液剤、乳剤及
び懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張であるのが好まし
く、これら液剤、乳剤及び懸濁剤の形態に成形するに際
しては、希釈剤としてこの分野において慣用されている
ものをすべて使用でき、例えば水、乳酸水溶液、エチル
アルコール、プロピレングリコール、エトキシ化イソス
テアリルアルコール、ポリオキシ化イソステアリルアル
コール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
類等を挙げることができる。なお、この場合等張性の溶
液を調製するに充分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリ
セリンを医薬製剤中に含有せしめてもよく、また通常の
溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。更
に必要に応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤
等や他の医薬品を医薬製剤中に含有せしめてもよい。ペ
ースト、クリーム及びゲルの形態に成形するに際しては
、希釈剤として例えば白色ワセリン、パラフィン、グリ
セリン、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、
シリコン、ベントナイト等を使用できる。また、注射液
中に有効成分化合物の沈澱が生ずるような場合には、必
要ならば例えばメタンスルホン酸、プロピオン酸、塩酸
、コハク酸、乳酸等の酸を適宜加えることにより、注射
液を安定な溶液の形態で保持しておくことができる。
更に本発明の抗菌剤は、上記一般式(1)の化合物又は
その塩(例えば乳酸塩等)及び沈澱を生じさせない酸を
含有する注入溶液乃至注射溶液の形態を採ることもでき
る。沈澱を生じさせない酸としては、例えば乳酸、メタ
ンスルホン酸、プロピオン酸、塩酸、コハク酸等、好ま
しくは乳酸を挙げることができる。上記注入溶液乃至注
射溶液に含有させるべき沈澱を生じさせない酸の量とし
ては、鉄酸として乳酸を使用する場合には、該溶液中に
通常0.1〜10重量%程度、好ましくは0、 5〜2
重量%程度とするのがよく、また鉄酸として乳酸以外の
酸を使用する場合には、該溶液中に通常0.05〜4重
量%程度、好ましくは0、 3〜2重量%程度とするの
がよい。上記注入溶液乃至注射溶液には、必要に応じて
通常の助剤を配合することができる。斯かる助剤として
は、例えばシックナー、吸収促進剤、吸収抑制剤、結晶
化阻止剤、錯化剤、酸化防止剤、等張剤、正常水和剤等
を例示できる。該溶液のpHは、例えば水酸化ナトリウ
ム等のアルカリを加えて適宜調整することができ、通常
該溶液のpHは2.5〜7の範囲内に調整されている。
上記注入溶液乃至注射溶液は、安定性に優れており、長
期間に亘って該溶液状態のままで貯蔵、保存しておくこ
とができる。
本発明の医薬製剤中に含有されるべき一般式(1)の化
合物又はその塩の量は、特に限定されず広範囲に適宜選
択されるが、通常全組成物中1〜70重量%とするのが
よい。
本発明の医薬製剤の投与方法は特に制限はなく、各種製
剤形態、患者め年齢、性別その他の条件、患者の程度等
に応じた方法で投与される。例えば錠剤、乳剤、液剤、
懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には経口投
与される。また注射剤の場合には単独であるいはブドウ
糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与され
、更には必要に応じて単独で筋肉内、皮肉、皮下もしく
は腹腔内投与される。全開の場合には直腸内投与される
本発明の医薬製剤の投与量は用法、患者の年齢、性別そ
の他の条件、疾患の程度等により適宜選択されるが、通
常有効成分である一般式(1)の化合物の量は1日当り
体重1kg当り約0.2〜100mgとするのがよく、
該製剤は1日に2〜4回に分けて投与することができる
実  施  例 以下に製剤例及び薬理試験結果を掲げる。
製剤例1 7−(3−メチル−1−ピペラジニル)−1−シクロプ
ロピル−6−フルオロ−8−メチル−1,4−ジヒドロ
−4− オキソキノリン−3−カルボン酸   200mgブド
ウ糖                250+++g
注射用蒸留水 適量 注射用蒸留水に7−(3−メチル−1−ピペラジニル)
−1−シクロプロピル−6−フルオロ−8−メチル−1
,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
及びブドウ糖を溶解させた後、5 xiのアルプルに注
入し、窒素置換後121℃で15分間加圧滅菌を行なっ
て上記組成の注射剤を得る。
製剤例2 7−(3−アミノ−4−メチル−1− ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−
8−メチル−1,4− シヒドロー4−オキソキノリン−3− カルボン酸             100gアビセ
ル(商標名、旭化成■製)     40gコンスター
チ              30gステアリン酸マ
グネシウム        2gTC−5(商標名、信
越化学工業■製、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
)   10gポリエチレングリコール−60003g
ヒマシ油                40gエタ
ノール                40g7−(
3−アミノ−4−メチル−1−ピロリジニル)−1−シ
クロプロピル−6−フルオロ−8−メチル−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸、アビセ
ル、コンスターチ及びステアリン酸マグネシウムを取り
、混合研磨後部衣R10mmのキネで打錠する。得られ
た錠剤をTC−5、ポリエチレングリコール−6000
、ヒマシ油及びエタノールからなるフィルムコーティン
グ剤で被覆を行ない、上記組成のフィルムコーティング
錠を製造する。
薬理試験法 5cott G Franxblauらの方法(1,C
l1n。
Microbiol、 vol 25 (No、1)p
18−21)を用い、14C−パルミチン酸の分解産物
である”CO2を測定することにより、インビトロでの
抗癩菌活性を測定した。
供試化合物各5 g / 7A’を添加すると、無処理
対照群に比して、分解が約1/3に抑制された。
結果を下記第1表に示す。
供試化合物 1.7−(3−アミノ−4−メチル−1−ピロリジニル
)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−8−メチル−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸(シス体)2.7−モルホリノ−1−シクロプロピル
−6−フルオロ−8−メチル−1,4−ジヒドロ−4−
オキソキノリン−3−カルボン酸 3.7−(3−メチル−1−ピペラジニル)−1−シク
ロプロピル−6−フルオロ−8−メチル−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 第 表 (以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中Rは3−低級アルキル−1−ピペラジニル基、3
    −アミノ−4−低級アルキル−1−ピロリジニル基又は
    モルホリノ基を示す。]で表わされるベンゾヘテロ環化
    合物及びその塩なる群から選ばれた少なくとも一種の化
    合物を含有することを特徴とするライ病治療剤。
JP21703689A 1989-08-22 1989-08-22 ライ病治療剤 Pending JPH0381224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21703689A JPH0381224A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 ライ病治療剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21703689A JPH0381224A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 ライ病治療剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0381224A true JPH0381224A (ja) 1991-04-05

Family

ID=16697836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21703689A Pending JPH0381224A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 ライ病治療剤

Country Status (1)

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JP (1) JPH0381224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001058876A1 (fr) * 2000-02-09 2001-08-16 Daiichi Pharmaceutical Co., Ltd. Agents antibacteriens acidoresistants renfermant des acides pyridonecarboxyliques comme principe actif

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001058876A1 (fr) * 2000-02-09 2001-08-16 Daiichi Pharmaceutical Co., Ltd. Agents antibacteriens acidoresistants renfermant des acides pyridonecarboxyliques comme principe actif
US7176313B2 (en) 2000-02-09 2007-02-13 Daiichi Pharmaceutical Co., Ltd. Anti acid-fast bacterial agent containing pyridonecarboxylic acids as active ingredient

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