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JPH0353836B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0353836B2
JPH0353836B2 JP61088419A JP8841986A JPH0353836B2 JP H0353836 B2 JPH0353836 B2 JP H0353836B2 JP 61088419 A JP61088419 A JP 61088419A JP 8841986 A JP8841986 A JP 8841986A JP H0353836 B2 JPH0353836 B2 JP H0353836B2
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JP
Japan
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pixel
run
brightness value
brightness
value
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61088419A
Other languages
English (en)
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JPS61295780A (ja
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Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS61295780A publication Critical patent/JPS61295780A/ja
Publication of JPH0353836B2 publication Critical patent/JPH0353836B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/90Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals
    • H04N19/93Run-length coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は映像処理、より具体的に言えば、映像
データの圧縮に先だつて、離散的なカラービデオ
映像中のカラー画素の明るさのコンポーネント、
即ち明度コンポーネントを閾値処理するための空
間的閾値処理する方法に関する。
B 従来の技術 出張旅費が高くなり、出張者の移動時間が生産
性につながりにくゝなつた結果、遠隔地からの人
達が夫々に対面するビジネス会議の代りに、ビデ
オ会議を行うことに関心が高まつている。代表的
なビデオ会議システムにおいては、異なつた都市
の人達、或は、異なつた国の人達でさえも、彼等
自身の構内にある特別のビデオ会議室で会議を開
いている。各会議室は、出席者を広角の視野で捕
捉するルームカメラと、手紙とか図面又はその他
の文書上に焦点を合せることの出来る文書用カメ
ラと、一方の会議室の人達を他方の会議室の人達
に見させるためのルームモニタと、他方の会議室
で示されている文書をレビユーするための文書用
モニタとを通常含んでいる。また、各会議室は1
個以上のマイクロフオンとスピーカを持つてい
る。2つの会議室の間の音声およびビデオのコミ
ニユケーシヨンは、例えば専用通信回線、電話回
線又はサテライト・コミニユケーシヨンチヤンネ
ルのような通常の電話コミニユケーシヨンリンク
を介して設定される。
ビデオ会議システムの最も簡単な形式は、通常
のビデオ装置と、データ伝達技術とを使つたもの
で、フル・モーシヨンのビデオ会議と称されてい
る。換言すると、このビデオ会議は、1方の部屋
の人達がテレホン会議の間に他の会議室の人達の
動きを見ることが出来るといつた形式である。通
常のフル・モーシヨンのビデオ会議のコミニユケ
ーシヨンの費用は高価である。大量のデータが高
速度で伝送されなければならず、それは、高帯域
幅を有する伝送媒体を使用しなければならない。
コミニユケーシヨンのコストは一般に帯域幅に比
例する。従つて、高帯域幅を使用するということ
は、ビデオ会議を開く際に、会議の開催に関連し
たコストを低減するという主たる理由に逆行する
ことになる。
コミニユケーシヨンのコストを減らすために、
静止画像(freeze−frame)ビデオ会議の技術が
利用される。ルームカメラで捕捉したビデオ映像
は一定周期か又はオペレータの命令によつて周期
的に更新される。受信側の人達は更新される前に
同じ「静止画像」の会議室の様子を見る。オーデ
イオ、即ち音声信号は実時間ベースで伝送される
ので、音声のコミニユケーシヨンには気にするよ
うな遅延はない。文書の映像は、文書を示した人
がビデオ会議室にある「送り」ボタンを押した時
にのみ更新される。
静止画像ビデオ会議システムにおける帯域幅の
要求を減少するために2つの基本的な方法があ
る。一つの方法は、受信ロケーシヨンで受信する
映像を再生するために送られねばならないデータ
の量を減らすことである。他の方法は低い周波数
帯域を使つて、受信ロケーシヨンで受信するビデ
オ映像を再生するのに必要なデータを転送する時
間を単純に長くすることである。
必要な映像データを転送するために要する時間
は、電話会議中で、映像が更新出来る頻度を決め
るので、その時間はどんな静止画像ビデオ会議シ
ステムにおいても重要である。若し、会議の出席
者が送られるべきビデオ画像を待ち続けるとすれ
ば、これらの出席者はいら立ちを覚えるだろう
し、疲れて、電話会議の効果を減少する。
モノクローム映像だけを捕捉し、転送しそして
表示するように設計された静止画像ビデオ会議シ
ステムにおいて、転送されるべきデータの量を圧
縮することによつて転送時間の要求を減らすこと
は公知である。モノクロームビデオのデータに使
われるデータ圧縮技術には2つの基本的なタイプ
がある。その第1のタイプの技術は、文書の像を
転送するのに設計されたフアクシミリシステムで
しばしば使われている。フアクシミリのデータ圧
縮技術においては、ビデオ映像中のすべての映像
素子、即ち画素は黒か又は白かであると見なされ
る。ビデオ映像がビデオカメラで捕捉された時、
その映像中のすべての画素は、画素のグレー値が
或る閾値以上か、又は以下に従つて、黒の値か、
又は白の値の何れかに割り当てられる。このよう
な方法での文書閾値は黒の画素又は白の画素の長
いランを含む。画素のこれらの長いランを表わす
のに転送されなければならないデータの量を減ら
すために、既知のランレングス符号化技術を使う
ことが出来る。
モノクロームデータ圧縮技術の第2の代表的な
タイプは、連続グレースケール映像、即ち、多く
の異なつたグレーのシエード(shade)を持つ映
像を使つたものである。或る既知の連続グレース
ケール技術は映像中の各画像の予測値を必要と
し、それは、先行した走査ライン中の1個以上の
画素の既知の値と、同じ走査ライン中の1個以上
の、先行画素の値とを使つて、各画素の値が予測
される。目的としている画素の実際の値はその予
測値に比較される。予測値と実際の値との差が転
送される。
カラー映像の形で表示された情報は一般的に、
モノクローム、即ちグレースケール映像の形で表
わされた同じ情報よりも包括的に容易に認知出来
るので、ビデオ会議システムにおいて、カラービ
デオの使用について大きな関心がある。然しなが
ら、カラービデオの使用は問題がないわけではな
い。カラー映像中の画素を定義づけるために、モ
ノクローム映像中の画素よりも多量のデータが必
要である。モノクローム画素は明るさ、即ち明度
(luminance)だけしか含まないが、カラー画素
は明度(輝度)コンポーネントと彩度
(chrominance)(色あい)コンポーネントの両方
を含む。モノクロームのビデオ会議システムで成
功裡に使われた技術はカラービデオ会議システム
にとつて必ずしも適合しない。
カラー映像の各画素がその明度コンポーネント
と彩度コンポーネントとに分解された時、上述し
た連続グレースケール技術は明度及び彩度コンポ
ーネントを夫々別個に圧縮することによつて、連
続カラー映像に使うことが出来る。この技術は連
続カラー映像に良好に適用することが出来、画素
の明度と彩度は連続的に変化する。人物及び事物
の映像はこのカテゴリーに入る。然しながら、グ
レースケールの技術はデイスクリートのカラー映
像に対して最適の圧縮を生ぜず、画素の明度及び
彩度は相対的に大きく、且つ明瞭に限定された領
域全体にわたつて各目的に一定に留まる。また、
フアクシミリ技術は各画素の明度を、黒か又は白
の何れかに割り当てるので、この技術は全く適用
することは出来ない。デイスクリートのカラー映
像の明瞭コンポーネントを圧縮するための新しい
技術が要望されている。
C 発明が解決しようとする問題点 ビデオ会議システムで生ずるカラー画像は連続
カラー映像と、デイスクリートカラー映像との2
つに大まかに分けることが出来る。連続カラー映
像とは、画素の明度及び彩度が連続して変化する
映像である。人物及び事物の映像はこのカテゴリ
ーに入る。デイスクリートカラー映像とは、画素
の明度及び彩度が比較的大きく、且つ明瞭に限定
されている領域全体を通じて少くとも各目的に一
定に留まつている映像である。多くのホイル、チ
ヤート、グラフ及び一般のビジネス文書はデイス
クリートカラー映像、即ちデイスクリートカラー
文書のカテゴリーに入る。
カラー映像中の画素がその明度コンポーネント
及び彩度コンポーネントに分解されるならば、こ
れらの画素の輝度コンポーネント、即ち明度コン
ポーネントは以下に説明される空間的閾値処理技
術を使つて、彩度、即ちカラーコンポーネントと
は独立して圧縮することが出来る。カラー表記法
のY−I−Qシステムにおいて、画素の明度コン
ポーネントはYコンポーネントとして判別され
る。彩度コンポーネントはI及びQコンポーネン
トの組み合せである。本発明は明度コンポーネン
ト、即ちYコンポーネントに使われる空間的閾値
処理技術に関する。
D 問題点を解決するための手段 本発明に従つて、或る1つの映像走査ライン中
の画像のランは与えられた画素の明度を、先行す
る画素の中間平均明度と比較することによつて設
定される。ランは、その画素の明度値と中間平均
明度値との差が絶対的な閾値よりも大きくなつた
上記の画素の場所で終る。本発明の方法は、遷移
領域が設定されたランに続いているか否かを決め
るステツプを含んでいる。遷移領域中の画素の明
度値は直接に先行する画素の明度値と比較され
る。遷移領域は、設定されたランを従えた最初の
画素で始まり、且つ先行する画素の明度値との差
の絶対値が或る制限値よりも小さい値を持つ最初
の画素で終るすべての画素を含む。設定されたラ
ン内のすべての画素はそのラン中の画素の実際の
明度の関数として最初明度値を割り当てる。ロー
カル閾値は、先行したランの割り当てられた最初
明度値と、遷移領域を従えた最初の画素の実際の
明度値の関数として、各遷移領域のために設定さ
れる。遷移領域内のすべての画素は、先行したラ
ンの最終明度値か、又は遷移領域を従えた最初の
画素の実際の明度値かの何れかに閾値処理され
る。
空間的閾値処理方法を実施した結果は一定の明
度値の長いランから成る明度データのストリング
を生ずる。長いランは公知のランレングス符号化
技術を使つて容易に圧縮することが出来る。
E 実施例 第2図は白色の背景中に、色彩を施された矩形
の図形が走査された時、理想的に発生された明度
値を示す。理想的に言えば、矩形の図形12中の
各画素は、仮に50という値で示された一定の明度
値を有しており、一方、背景の領域中の各画素は
仮に10という値で示された異なつた他の一定の明
度値を持つている。また、理想的には、背景の領
域と図形の領域の間に遷移はない。
第2図は理想的な明度値を示しているが、第3
図は、白い背景中に色彩を持つ矩形の図形を走査
することによつて、実際的に生じた明度値を示
す。この図形の実際の明度値は、図形の領域の中
心部の小さな領域14だけに、理想的な明度値が集
まつている。背景領域と図形領域の間の遷移は、
領域14と実際の背景領域とを分ける遷移領域16中
の幾つかの画素に跨つて拡がつている。遷移領域
16内の画素の明度値は、領域14に近づくにつれ
て、序々に、しかも均一でなく変化する。更に、
領域14及び実際の背景領域18中の画素値は単に名
目的に一定である。各目的に一定の明度値のなか
の僅かな変化は映像の抽出の結果か、又は文書の
実際の姿を正確に反映しているためである。それ
にも拘らず、そのような変化はデータ圧縮を妨げ
るので、好ましくない。同様に、遷移領域16の存
在もデータ圧縮を妨げることになる。
本発明は、第3図に示されたようなタイプの代
表的な明度値の分布にを処理するのに最適なもの
であり、且つ閾値処理動作を通じて第1図に示さ
れた理想的な明度値と近似したデータを発生する
ための新しい明度値を割り当てる空間的閾値処理
技術である。詳細は後述されるけれども、この技
術はすべての遷移領域を除去し、且つ遷移領域中
のすべての画素に対し、隣接ラン(先行するラン
又は後続するラン)の値を基準として閾値処理を
施こす。
明瞭な遷移領域中の画素を処理する際に、第4
図に示されたような異なつた明度値を持つ2つの
領域の間の遷移中で実際に存在する画素と、第5
図に示されたような細いグラフイツクラインを実
際に形成する画素との間で区別をしなければなら
ない。異なつた明度の領域内の遷移中の画素は、
隣接した2つの領域のうちの1方の明度に閾値処
理されねばならない。他方、細いグラフイツク線
中の画素は、隣接領域の何れの明度にも閾値処理
されるべきでなく、あるいは、細い線は単純に映
像から除去する。上述の決定は過去の経過情報か
らは行うことが出来ない。従つて、この閾値決定
は空間的情報によつて行われねばならない。
第6図は短い走査ラインのセグメントに跨がる
代表的な明度値を示す。このセグメントは相対的
に一定の明度値を有する3つの領域20、22及び24
と、相対的に一定値の3つの領域を分離する2つ
の遷移領域26及び28とを含んでいる。
本発明に従つて、画素のランは、若し、与えら
れた画素の明度値と、中間明度値との差の絶対値
が予め決められた第1の限界値、即ち、第1の予
定閾値よりも小さければ、与えられた画素を含
む。
第1の予定限界値は第6図の変数DY1により
表わされる。平均明度値はそのランで既に見出さ
れているすべての画素に基づいて決めることが出
来る。然しながら、良好な実施例では、コンピユ
ータ用のために、2の倍数である一定の個数の明
度値に基づく中間平均値を呼び出す。上述の一定
個数は8個の明度値が好ましい数である。ランが
定義づけられると、そのラン中のすべての画素の
明度値は、ランの長さとは無関係に、ラン中のす
べての画素の実際の明度を平均することによつて
得られた最終明度値で設定される。
後続するランとの間の遷移領域のテストは、与
えられた画素の明度を先行した画素の明度と比較
することによつて遂行される。若し、与えられた
画素の明度が、予定されている代数学的な差の値
(絶対値)よりも大きければ、遷移領域は与えら
れた画素を含むものとして定義される。代数学的
差は第6図の変数DY2として示されている。遷
移領域は、代数学的差の範囲内に明度値を持つ最
初の画素で終る。例えば、若し、DY2を4と仮
定し、且つ画素の明度値が遷移領域で増加してい
るとするならば、遷移領域は先行する画素の明度
を越えて、少くとも4以上の明度値を有するすべ
ての画素を含む。
遷移領域が定義された時、ローカル閾値は、先
行したランに既に割り当てられた最終明度値と、
遷移領域を従える最初の画素の実際の明度値とを
平均することによつて設定される。遷移領域中の
すべての画素は、ローカル閾値を計算するのに使
われる2個の明度値の1方に閾値処理される。例
えば、第6図は2つのローカル閾値、即ち、増加
する遷移領域26のための閾値LT1と、減少する遷
移領域28のための閾値、LT2とを示す。遷移領域
26において、LT1よりも小さい明度値を有するす
べての画素はラン20に割り当てられた最終ラン
明度値に閾値処理される。LT1よりも大きい明度
値を有するすべての画素は、遷移26を従える最初
の画素、PSの明度に等しい明度値に割り当てら
れる。ランの両方の端部にある遷移領域中の画素
が閾値処理された時、そのランのランレングス
RLは、2つのローカル閾値の間のすべての画素
を含むように再定義される。
第7図に示されているように、簡単に説明した
上述の空間的閾値処理技術を実際の明度のデータ
に適用すると、画素の連続したランを発生する。
各ラン内で、各画素は同じ明度値を持つている。
ランの間の遷移領域は、ステツプ機能として生ず
るランからランの明度値の変化として除去され
る。一定値の画素のこれらの長いランは既知の一
次元ランレングス符号化技術を使つて容易に圧縮
することが出来、ビデオ映像の走査ラインを定義
するために転送しなければならないデータの量を
減らすことが出来る。
第1A図乃至第1D図で構成される第1図は全
般的に説明した空間的閾値処理技術の1実施例の
細部のフローチヤートを示す。空間的閾値処理動
作は映像フイールドの最初のライン中の最初の画
素(ブロツク100)の明度値を読み取ることに
よつて開始される。各変数は各走査ラインの始め
の初期値(ブロツク102)に設定される。ラン
レングス変数RLは1にセツトされる。ランの最
初の画素を表示する画素位置変数PSは各走査ラ
インの初めで1にセツトされる。
良好な実施例において、最初の画素の実際の明
度値は明度平均値レジスタの8個の位置のすべて
にロードされる(ブロツク104)。中間平均明
度値YAはレジスタの内容に基づいて計算される
(ブロツク106)。勿論、走査ラインの初めにお
いて、中間平均明度値YAは最初の画素の実験の
明度Yに等しい。次の画素、即ち現在の画素
CPELの明度値が読み取られ(ブロツク108)、
そして現在の画素が走査ラインの終端を越えたか
否かを決めるためのチエツクが行われる(ブロツ
ク110)。プログラムの最初の繰り返しにおい
ては、明らかに、否定的な結果が得られる。現在
の画素の明度と中間平均明度YAとの差の絶対値
が予め決められている閾値DY1よりも小さいか
否かを決めることにより、同等性テストが遂行さ
れる(ブロツク112)。上記の差の絶対値が小
さければ、現在の画素CPELはランの中に含まれ
る。ランレングス変数RLは歩進され(ブロツク
114)、そして現在の画素CPELの明度値は平
均値レジスタ中に書き込まれる(ブロツク11
6)。現在の画素CPELの明度値は平均値レジス
タ中の最も古い明度値と入れ換る。この時点で、
プログラムは新しい明度値YAが平均値レジスタ
の内容に基づいて計算されるブロツク106へ復
帰する。平均値レジスタは8個の明度値を維持し
ているので、平均値計算はレジスタ中に現在含ま
れているすべての値を加算し、そして8で割り算
を行うために、上記の加算結果を2桁だけ右へシ
フトすることにより簡単に行われる。
現在の画素の明度と現在のYA値との差の絶対
値が閾値DY1よりも小さいことを、ブロツク1
12の動作が示すたび毎に、ブロツク106,1
08,110,112,114及び116で構成
されている動作ループは動作を繰り返す。各繰り
返しにおいてランレングス変数RLは歩進され、
現在の画素の明度値が平均値レジスタ中に含まれ
ている最も古い明度値と置換し、そして新しい平
均明度値YAが計算される。
現在の画素の明度値と平均明度値YAとの差が
DY1の絶対値よりも大きくなつたことを示す否
定的な結果がステツプ112で得られた時、NRL変
数は0にセツトされる(ブロツク118)。この
変数は後述される方法で最終ランレングスを調整
するために使う。
ラン中の最終の画素PRは、その画素が画素位
置CPEL−1で生じたものとして識別される(ブ
ロツク120)。最後のランの明度値YFはラン中
のすべての画素、即ち、画素位置PSから始まり、
画素位置PRで終る画素位置に生ずるすべての画
素に対して計算される。
遷移のタイプのテスト(ブロツク124)は、
遷移中の明度値が増加しているタイプか、又は減
少しているタイプかの何れかであることを決定す
るために遂行される。このテストは現在の画素
CPELの明度を、前のステツプで計算された最終
ランの明度YFに比較することを含む。若し、現
在の画素の明度が最終ランの明度値よりも大きけ
れば、増加する遷移が表示される。
増加する遷移が表示されたと仮定して、走査ラ
イン中の次の画素の明度値の読み取りが行われ
(ブロツク126)、そして画素位置が走査ライン
の終端を実際越えたか否かを決めるチエツクが行
われる(ブロツク128)。遷移が増加していな
い場合、先行画素の明度値は現在の画素の明度値
から引かれ、そしてその差が閾値DY2と比較さ
れる(ブロツク130)。若し、その差が閾値よ
りも大きければ、現在の画素は遷移領域内に含ま
れている。
次の画素の読み取りが走査ラインの終端に既に
到着してしまつたことを示すまでか、或いは、次
の画素の明度値と先行した画素の明度値との差が
閾値DY2の値を越えなくなるまでの何れかの場
合まで、ステツプ126、128及び130は繰り返され
る。後者の状態が生じた場合、変数PSの値は、
遷移領域を従える最初の画素、(それは後続する
次のラン中の最初の画素でもある)の画素位置を
決めるために、変数CPELと同一値にセツトされ
る。遷移領域(PS−1)中の最初の画素はマー
クされ(ブロツク132)、そして、先行したラ
ンの最終ラン明度値YFの値と、遷移領域を従え
る最初の画素PSの実際の明度値との平均値を用
いて、遷移領域のためのローカル閾値LTが設定
される(ブロツク134)。
この時点で、一連の動作が開始されて、遷移領
域の各画素の明度値が最終ラン明度値YFと等し
く設定されるべきか、又は画素PSの実際の明度
値と等しく設定されるべきかについての決定が行
われる。遷移領域中の画素の実際の明度が読み取
られ(ブロツク136)、そしてローカル閾値を
計算するために比較される(ブロツク138)。
増加する遷移領域において、LTより小さい明度
値を有するすべての画素はランレングス変数RL
を歩進させ(ブロツク140)、他方、LTより大
きい明度値を有するすべての画素は異なつた変数
NRLを歩進させる(ブロツク142)。若し、遷
移領域中の最後の画素が処理されないことをチエ
ツク(ブロツク144)が表示したならば、遷移
領域中の次の画素の明度の読み取りで始まる動作
が繰返される。
遷移領域の最後の画素が処理された時、ランレ
ングスRLの現在の値と、最後の明度値YFとが記
憶される(ブロツク146)。ランレングス変数
RLは次に、動作142から得た変数NRLと同一値
に設定される(ブロツク148)。平均明度値レ
ジスタの8つの位置のすべては次のランの最初の
画素PSの実際の明度値でロードされる(ブロツ
ク150)。次に、プログラムは、次のランを定
義づけるのに使われる新しい中間明度平均値を計
算するために、ブロツク106の動作に復帰す
る。
ラン及び後続の遷移領域を定義づける前述の動
作は繰返される。走査ラインの第2のラン及び後
続するランのランレングス変数RLは必ずしも0
にされないことは注意を喚起する必要がある。第
2のラン及び後続するランのためのRLの初期値
はNRLと同一に設定される。若し、増加する遷
移領域がランを先導するならば、NRL変数はロ
ーカル閾値より大きい明度値を有する、遷移領域
中の画素の個数を表わす。その結果、最終ランレ
ングスは後続のローカル閾値の間のすべての画素
を含む。
遷移領域が減少するものであることをステツプ
124が表示したとすれば、減少する遷移を定義す
るために、並列的な一組の動作が遂行され、そし
てこれにより、減少する領域内の画素の明度値
を、先行したランの最終ラン明度値か、又は減少
する遷移領域を従える最初の画素の実際の明度値
かの何れかに閾値化する。
減少する遷移領域のための動作で遂行される多
くの動作は増加する遷移領域のために遂行する前
述の動作と同じである。減少する遷移領域で遂行
される特定の動作が増加する遷移で遂行される対
応動作と同じである場合、その区別は図面中の参
照数字に文字Dを付して示してある。例えば、減
少する遷移領域中の次の画素を読み取るステツプ
126Dは増加する遷移領域中で遂行されるステツ
プ126と同じである。
2つの並行動作のセツト中の幾つかの動作は僅
かに異なつている。減少する遷移領域において、
ラインテスト128Dの終りは、現在の画素の明度
値が先行画素の明度値から減算される不等テスト
152が続く。減算の結果は幾値DY2と比較され
る。他のもう1つの動作はその片割れの動作と僅
かに相異する。減少する遷移領域中の特定の画素
の明度値の閾値を、先行したランの最終ラン明度
値にすべきか、又は減少する遷移領域を従えた最
初の画素PSの明度値にすべきかを決定する際に、
その画素の明度値が減少する遷移領域の計算され
たローカル閾値よりも大きいか否かを決めるため
のチエツクが行われる(ブロツク154)。若し、
大きくなければ、NRL変数は歩進される(ブロ
ツク140D)。若し、大きければ、ランレング
ス変数RLは歩進され(ブロツク142D)、これ
により先行ランの長さを増加する。
上述した一連の動作は、走査ラインの最後の画
素が処理されたことを、動作110、128又は128D
の何れかの動作が表示するまで、走査ラインの長
さに沿つて繰返される。若し、走査ラインの最後
の画素が処理されたことを動作110が表示したと
すると、通常の一定値画素のランの中で最後の画
素が走査ラインに生ずる。この状態において、最
終ラン明度値はこの最終ラン中のすべての画素に
基づいて計算される(ブロツク156)。ランレ
ングスRL及び最終ランの計算された最終ラン明
度値YFは記憶され(ブロツク158)、そして処
理されるべき次の走査ラインを判別する変数は増
加される(ブロツク160)。次に映像フイール
ド中の最後の走査ラインが既に処理されたか否か
を決めるためのチエツクが行われる(ブロツク1
62)。若し、処理されていなければ、動作100で
始まる一連の全動作が次の走査ラインの最初の画
素から始めて反復される。
走査ラインの終り状態が存在することを、動作
128又は128D何れかヾ表示したとすると、これは
減少又は増加遷移内で走査ラインが終了したこと
を意味する。この状態の下で、先行するラインの
ためのランレングスは結論づけられた遷移領域中
のすべての画素を含むように調節される(ブロツ
ク164)。
上述したステツプに従つて処理された映像走査
ラインは一定の明度値を有する画素の連続したラ
インによつて定義づけられている。
各ランは2個の変数で定義される。第1の変数
はそのランの長さである。第2の変数はそのラン
に割り当てられた最終ランの明度値、即ちYF値
である。従つて、各走査ラインは上述した動作を
通じて1次元で直接に圧縮される。
上述した処理は、すべての走査ラインが処理さ
れてしまうまで続けられる。全体の処理は第2の
次元で反復される。換言すれば、若し、明度のデ
ータが列ごとに処理されれば、それは次に、行ご
とに同じプログラムにより再度処理される。2次
元のデータを処理することは、垂直及び水平遷移
領域の両方から遷移画像を閾値処理する。
既知の2次元的なデータ圧縮技術は上述の方法
によつて生じたデータを更に圧縮するように使用
することが出来る。
F 発明の効果 本発明はカラー映像について明度コンポーネン
トを既存のデータ圧縮技術を利用して転送出来
る。
本発明はカラービデオによるビデオ会議システ
ムを経済的に運営することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、第1C図および第1D図
は本発明を適用した空間閾値処理技術の良好な実
施例を説明するフローチヤート、第2図は白い背
景中の矩形の図形を走査した結果得られる理想的
な明度値を数値化して示す図、第3図は白の背景
中の矩形図形を走査した時に得られる実際的な明
度のデータを数値で表わした図、第4図は異なつ
た色彩の2つの領域の間の遷移領域における明度
のデータを示す図、第5図は細い線が走査された
時に発生される明度のデータを示す図、第6図は
走査ラインの小さい部分に跨がつて取り出された
実際の明度データの波形を示す図、第7図は空間
的閾値処理を実行した後の、第6図に示した明度
データの波形を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画素列中の画素の各々を明度コンポーネント
    及び彩度コンポーネントで表示するカラー映像信
    号をつぎのステツプ(a)〜(f)で処理するカラー映像
    の空間的閾値処理方法。 (a) 与えられた画素の明度値を、先行した画素の
    実際の明度に基づく中間平均明度値に比較する
    ことによつて、画素のランを設定するステツ
    プ。ただし該ランは、中間平均明度値との差が
    予定された絶対的な制限値よりも大きい明度値
    を持ち画素で終わる。 (b) 上記ランの中の画素の実際の明度値に応じて
    上記ランの明度値を割り当てるステツプ。 (c) 上記ランに続いて遷移領域が生じるかどうか
    を判定するため、上記ランに続く画素の明度値
    をその直後に続く画素の明度値に比較するステ
    ツプ。ただし上記遷移領域は、設定されたラン
    に続く画素で始まり、且つ先行する画素の明度
    値との差が予定された制限値より小さい明度値
    を有する最初の画素で終わる。 (d) 上記ランに割り当てられた明度値と、上記最
    初の画素の実際の明度値とに応じて上記遷移領
    域のためにローカル閾値を設定するステツプ。 (e) 上記ローカル閾値に関連するすべての画素の
    実際の明度に応じて、上記ランに割り当てられ
    た明度値か、又は上記最初の画素の実際の明度
    値の何れかを上記遷移領域のすべての画素に割
    り当てるステツプ。 (f) 走査ライン中の最後の画素が処理されるま
    で、上記ステツプを繰り返すステツプ。
JP61088419A 1985-06-20 1986-04-18 カラ−映像の空間的閾値処理方法 Granted JPS61295780A (ja)

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US06/747,094 US4673977A (en) 1985-06-20 1985-06-20 Method of spatially thresholding a discrete color image
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