JPH0340632B2 - - Google Patents
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- JPH0340632B2 JPH0340632B2 JP59092512A JP9251284A JPH0340632B2 JP H0340632 B2 JPH0340632 B2 JP H0340632B2 JP 59092512 A JP59092512 A JP 59092512A JP 9251284 A JP9251284 A JP 9251284A JP H0340632 B2 JPH0340632 B2 JP H0340632B2
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Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、スキーに係るものである。
(従来の技術)
近年のスキーには、第2図に示すように、中芯
材1、補強部材2、上下面材3で構成し、上面材
の上にスクリーン印刷により所望のマーク、デザ
インを施しているが、使用中にスキーの接触やエ
ツジにより擦傷し、使用頻度が多い場合には、比
較的短時間で、上面材に印刷したマークやデザイ
ンが消えたり、判別できなくなるなどの欠点を有
していた。 一方、特開昭58−163385号公報には、スキー幅
員の中央部を頂上とする屋根形の上面構成部材を
用いることが開示され、又特開昭58−185182号公
報には、中芯部材の上にキール形成用補助部材を
配置して上面側にキール部を形成したスキーが開
示されている。 (発明が解決しようとする問題点) そのため、古くはトツプエツジと称する部材を
スキーの上面両側に接着してデザインの擦傷を予
防したスキーが公知であつたが、剥れやすい欠点
があつた。又第3図に示すように、プラスチツク
の薄板に粘着材を貼付した上面縁部保護テープ5
も考案されているが、スキー上面材3の縁部4に
接着する際に、スキーのサイドカツト形状に添わ
すのが難しく手間がかかる欠点があり、又上面保
護テープに使用されている粘着剤はそのほとんど
が両面接着剤といわれる粘着テープであるため、
剥離強度は強いが、逆に剪断強度は弱いため、滑
走中に生じる衝撃応力等による剪断力により、剥
れたり、取れたりするなどの欠点を有していた。 次に、前記2件の公開された特許のスキーは、
いずれも上面に突出部を形成してスキー板の曲げ
剛性、捩れ剛性を別異にできる特徴はあるが、ト
ツプエツジの作用効果は期待できず、上面に印刷
したマーク、デザインは擦傷しやすい。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、これら従来の欠点を改良し、製造が
容易でコストも安価になり、スキーに不可欠とす
る曲げ剛性、捩れ剛性、振動減衰性などの特性を
自在にできるスキーを供給することにある。 (実施例) 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する
と、上面板Aと補強材Bで形成する上面構成部材
6において、上面板Aと補強材Bとの間の縁部7
又は縁部7と中央部8位置に、任意材よりなる突
出用部材9を配置して、該突出用部材9の形状に
照応する形状の突出部10を上面板Aに形成した
上面構成部材6を、スキー本体を形成するスキー
構成部材11の上面に接着してなるスキー12で
ある。 以上のように本発明においては、上面板Aと補
強材Bで形成する上面構成部材6の上面板Aと補
強材Bとの間の縁部7又は縁部7と中央部8の所
望位置に、突出用部材9を配置し、該突出用部材
9の形状に照応する形状の突出部10を上面板A
に形成するが、該突出用部材9としては、任意補
強繊維を基材とするプリプレグシートや、任意補
強繊維を基材とするFRP板、又はラバーシート
やメタル板やプラスチツク板、あるいは木材や発
泡体、その他これらと同効質の部材を任意に選択
できる。又、従来から使用されているスキー本体
を形成するスキー構成部材をそのまま転用できる
利点がある。 さらに、上面構成部材6を構成する上面板A、
補強材Bには、ABS樹脂やポリエチレン樹脂、
その他の熱可塑性合成樹脂シート材を使用した
り、第16図に示すようにこれらの熱可塑性合成
樹脂シート材とプリプレグやスタンパブルシート
等を積層したものを使用したり又はプリプレグや
スタンパブルシート等を単独で用いることができ
るため、上面構成部材6を成形金型に入れて圧締
加熱することにより、成形金型に沿つて突出用部
材9の形状に照応する形状の突出部10が上面板
Aに正確に出て、製品の歩留りが向上するほか、
出来上がつたスキーの外観も良好となる。又上記
以外にメタル板等を積層した上面板Aの上面構成
部材6の場合は、成形金型の圧力を調整すれば、
比較的容易に上面板Aに突出部10を成形するこ
とができる。 なお、参考までに本発明に係るスキーの製造工
程の一部を第6図に示すが、この図のように、上
面板Aに突出部10を形成した上面構成部材6を
スキー本体を形成するスキー構成部材11と接着
により一体成形する際に、上金型13の形状を上
面構成部材6の突出部10の形状に合致するよう
にしておけば成形接着がより確実に行なえる。 (発明の効果) 本発明のスキーにおいては、上面板Aと補強材
Bで形成する上面構成部材6に突出用部材9を配
置して、該突出用部材9の形状に照応する形状の
突出部10を上面板Aに形成してあるため、従来
と異なり、突出部10がトツプエツジの作用を奏
し、使用中に剥れ落ちることはなく、耐久性が非
常に良好となり、突出部10以外に印刷されたマ
ーク、デザインの擦傷を予防し、耐久性はきわめ
て良好となる。 特に、突出用部材9に、カーボングラフアイト
繊維よりなるCFRP板やプリプレグシートを用い
ることにより、スキー自体の剛性を高くすること
ができ、又捩れ剛性も向上する。一方ラバーシー
トを用いることにより、剛性の柔らかい振動減衰
性に富むスキーが得られる。 又本発明のその他実施例として、第7図より第
17図に示すように、突出用部材9と突出部10
の形状及び設ける位置を適宜変えることにより、
従来の平面的な形状のスキーと異なり、スキーの
諸特性を別異にすることが可能になり、スキー設
計上の自由度が著しく向上するものである。そし
て、上面構成部材の所望両側縁部及び中央部に突
出部10を設けることにより、該突出部10相互
間の凹部に施したマーク、デザイン等の保護がで
きるのはもちろん、突出用部材9にカーボングラ
フアイト繊維その他の補強繊維からなるプリプレ
グシートやFRP板、又はメタル板その他の強靭
材を用いれば、前述のように、スキー自体の剛性
を高くすることができ、捩れ剛性も向上する。な
お、図示以外に中央部に形成した突出部10を中
断するように構成すれば、中断部分の撓みがよく
なり回転性が向上する。第8図に示すように突出
部10を所望両側縁部と、シヤベル部分近傍に設
けることにより、シヤベル部分の剛性を高め、か
つシヤベル部分の振動減衰性を向上せしめる効果
がある。 そのほかに、突出部10を形成するための突出
用部材9に剛性の高い部材を用いると、スキー自
体の剛性が著しく向上し、上級者向きのスキーに
なり、逆に剛性のあまり高くない突出用部材9を
用いると、スキー自体がフレキシブルなものにな
つて初級者向けのスキーになる。突出部10の全
部又は一部分の形状を断面四角形、山形、アーチ
形、台形その他これらと類型に成形したスキーも
実施できるものであり、突出用部材9にカーボン
グラフアイト繊維やシリコンカーバイド繊維、そ
の他任意の補強繊維よりなるプリプレグシートや
FRP板を使用し、又木材や発泡体を使用しても
よい。前者の場合は、スキー自体の剛性及び捩れ
剛性が著しく向上し、後者の場合は、スキー滑走
時に生じる振動を木材や発泡体が吸収減衰する効
果があるため、操縦性の良好なスキーになる。 さらに突出部10は両側縁部を低く、中央部を
高くしたり、図示しないが逆に両側縁部を高く中
央部を低くしたり、両方同じ高さにすることや又
スキーの前部を高く後部を低くしたり、スキーの
内側縁部を外側よりも高くすれば、滑走中にスキ
ー相互が交差することを防止できる。又内側縁部
の突出部10を形成する突出用部材9の剛性を外
側縁部より高いものを使用すると、内側の曲げ剛
性が強くなるため、滑走時にエツジングを利かせ
やすくなり、スキーの操縦に有益である。 要するに突出用部材9の形態と上面突出部10
の形態とは相関関係にあり、図示以外に突出部1
0を上面構成部材の縁部全周に設けたり、縁部だ
けに設けたり、材料及び本数と大きさ、高さ、配
置などは任意に選択実施できる。 かくして本発明のスキーは、生産性が良好で、
かつ撓曲性、捩れ剛性、振動減衰性等の特性と外
観の異るスキーの設計が自由にできる特徴があ
る。
材1、補強部材2、上下面材3で構成し、上面材
の上にスクリーン印刷により所望のマーク、デザ
インを施しているが、使用中にスキーの接触やエ
ツジにより擦傷し、使用頻度が多い場合には、比
較的短時間で、上面材に印刷したマークやデザイ
ンが消えたり、判別できなくなるなどの欠点を有
していた。 一方、特開昭58−163385号公報には、スキー幅
員の中央部を頂上とする屋根形の上面構成部材を
用いることが開示され、又特開昭58−185182号公
報には、中芯部材の上にキール形成用補助部材を
配置して上面側にキール部を形成したスキーが開
示されている。 (発明が解決しようとする問題点) そのため、古くはトツプエツジと称する部材を
スキーの上面両側に接着してデザインの擦傷を予
防したスキーが公知であつたが、剥れやすい欠点
があつた。又第3図に示すように、プラスチツク
の薄板に粘着材を貼付した上面縁部保護テープ5
も考案されているが、スキー上面材3の縁部4に
接着する際に、スキーのサイドカツト形状に添わ
すのが難しく手間がかかる欠点があり、又上面保
護テープに使用されている粘着剤はそのほとんど
が両面接着剤といわれる粘着テープであるため、
剥離強度は強いが、逆に剪断強度は弱いため、滑
走中に生じる衝撃応力等による剪断力により、剥
れたり、取れたりするなどの欠点を有していた。 次に、前記2件の公開された特許のスキーは、
いずれも上面に突出部を形成してスキー板の曲げ
剛性、捩れ剛性を別異にできる特徴はあるが、ト
ツプエツジの作用効果は期待できず、上面に印刷
したマーク、デザインは擦傷しやすい。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、これら従来の欠点を改良し、製造が
容易でコストも安価になり、スキーに不可欠とす
る曲げ剛性、捩れ剛性、振動減衰性などの特性を
自在にできるスキーを供給することにある。 (実施例) 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する
と、上面板Aと補強材Bで形成する上面構成部材
6において、上面板Aと補強材Bとの間の縁部7
又は縁部7と中央部8位置に、任意材よりなる突
出用部材9を配置して、該突出用部材9の形状に
照応する形状の突出部10を上面板Aに形成した
上面構成部材6を、スキー本体を形成するスキー
構成部材11の上面に接着してなるスキー12で
ある。 以上のように本発明においては、上面板Aと補
強材Bで形成する上面構成部材6の上面板Aと補
強材Bとの間の縁部7又は縁部7と中央部8の所
望位置に、突出用部材9を配置し、該突出用部材
9の形状に照応する形状の突出部10を上面板A
に形成するが、該突出用部材9としては、任意補
強繊維を基材とするプリプレグシートや、任意補
強繊維を基材とするFRP板、又はラバーシート
やメタル板やプラスチツク板、あるいは木材や発
泡体、その他これらと同効質の部材を任意に選択
できる。又、従来から使用されているスキー本体
を形成するスキー構成部材をそのまま転用できる
利点がある。 さらに、上面構成部材6を構成する上面板A、
補強材Bには、ABS樹脂やポリエチレン樹脂、
その他の熱可塑性合成樹脂シート材を使用した
り、第16図に示すようにこれらの熱可塑性合成
樹脂シート材とプリプレグやスタンパブルシート
等を積層したものを使用したり又はプリプレグや
スタンパブルシート等を単独で用いることができ
るため、上面構成部材6を成形金型に入れて圧締
加熱することにより、成形金型に沿つて突出用部
材9の形状に照応する形状の突出部10が上面板
Aに正確に出て、製品の歩留りが向上するほか、
出来上がつたスキーの外観も良好となる。又上記
以外にメタル板等を積層した上面板Aの上面構成
部材6の場合は、成形金型の圧力を調整すれば、
比較的容易に上面板Aに突出部10を成形するこ
とができる。 なお、参考までに本発明に係るスキーの製造工
程の一部を第6図に示すが、この図のように、上
面板Aに突出部10を形成した上面構成部材6を
スキー本体を形成するスキー構成部材11と接着
により一体成形する際に、上金型13の形状を上
面構成部材6の突出部10の形状に合致するよう
にしておけば成形接着がより確実に行なえる。 (発明の効果) 本発明のスキーにおいては、上面板Aと補強材
Bで形成する上面構成部材6に突出用部材9を配
置して、該突出用部材9の形状に照応する形状の
突出部10を上面板Aに形成してあるため、従来
と異なり、突出部10がトツプエツジの作用を奏
し、使用中に剥れ落ちることはなく、耐久性が非
常に良好となり、突出部10以外に印刷されたマ
ーク、デザインの擦傷を予防し、耐久性はきわめ
て良好となる。 特に、突出用部材9に、カーボングラフアイト
繊維よりなるCFRP板やプリプレグシートを用い
ることにより、スキー自体の剛性を高くすること
ができ、又捩れ剛性も向上する。一方ラバーシー
トを用いることにより、剛性の柔らかい振動減衰
性に富むスキーが得られる。 又本発明のその他実施例として、第7図より第
17図に示すように、突出用部材9と突出部10
の形状及び設ける位置を適宜変えることにより、
従来の平面的な形状のスキーと異なり、スキーの
諸特性を別異にすることが可能になり、スキー設
計上の自由度が著しく向上するものである。そし
て、上面構成部材の所望両側縁部及び中央部に突
出部10を設けることにより、該突出部10相互
間の凹部に施したマーク、デザイン等の保護がで
きるのはもちろん、突出用部材9にカーボングラ
フアイト繊維その他の補強繊維からなるプリプレ
グシートやFRP板、又はメタル板その他の強靭
材を用いれば、前述のように、スキー自体の剛性
を高くすることができ、捩れ剛性も向上する。な
お、図示以外に中央部に形成した突出部10を中
断するように構成すれば、中断部分の撓みがよく
なり回転性が向上する。第8図に示すように突出
部10を所望両側縁部と、シヤベル部分近傍に設
けることにより、シヤベル部分の剛性を高め、か
つシヤベル部分の振動減衰性を向上せしめる効果
がある。 そのほかに、突出部10を形成するための突出
用部材9に剛性の高い部材を用いると、スキー自
体の剛性が著しく向上し、上級者向きのスキーに
なり、逆に剛性のあまり高くない突出用部材9を
用いると、スキー自体がフレキシブルなものにな
つて初級者向けのスキーになる。突出部10の全
部又は一部分の形状を断面四角形、山形、アーチ
形、台形その他これらと類型に成形したスキーも
実施できるものであり、突出用部材9にカーボン
グラフアイト繊維やシリコンカーバイド繊維、そ
の他任意の補強繊維よりなるプリプレグシートや
FRP板を使用し、又木材や発泡体を使用しても
よい。前者の場合は、スキー自体の剛性及び捩れ
剛性が著しく向上し、後者の場合は、スキー滑走
時に生じる振動を木材や発泡体が吸収減衰する効
果があるため、操縦性の良好なスキーになる。 さらに突出部10は両側縁部を低く、中央部を
高くしたり、図示しないが逆に両側縁部を高く中
央部を低くしたり、両方同じ高さにすることや又
スキーの前部を高く後部を低くしたり、スキーの
内側縁部を外側よりも高くすれば、滑走中にスキ
ー相互が交差することを防止できる。又内側縁部
の突出部10を形成する突出用部材9の剛性を外
側縁部より高いものを使用すると、内側の曲げ剛
性が強くなるため、滑走時にエツジングを利かせ
やすくなり、スキーの操縦に有益である。 要するに突出用部材9の形態と上面突出部10
の形態とは相関関係にあり、図示以外に突出部1
0を上面構成部材の縁部全周に設けたり、縁部だ
けに設けたり、材料及び本数と大きさ、高さ、配
置などは任意に選択実施できる。 かくして本発明のスキーは、生産性が良好で、
かつ撓曲性、捩れ剛性、振動減衰性等の特性と外
観の異るスキーの設計が自由にできる特徴があ
る。
第1図は、従来のスキーを示す斜視図。第2図
は同要部断面斜視部。第3図は、従来の上面保護
テープを貼付したスキーを示す要部断面斜視図。
第4図、第5図は、本発明のスキーの予備成形し
た上面構成部材を示す要部断面斜視図。第6図
は、本発明スキーの製造工程を示す要部断面斜視
図。第7図、第8図は、本発明スキーの実施例を
示す平面図。第9図は、第7図のA−A部分を示
す断面斜視図。第10図は、第7図のB−B部分
を示す断面斜視図。第11図、第12図、第15
図は、他の実施例を示す平面図。第13図は、第
11図のC−C部分を示す断面斜視図。第14図
は、第12図のD−D部分を示す断面斜視図。第
16図は、第15図のE−E部分を示す断斜視
図。第17図は、さらに他の実施例を示す要部断
面斜視図。 1……中芯体、2……補強部材、3……上下面
材、4……両側縁部、5……上面保護テープ、6
……上面構成部材、7……縁部、8……中央部、
9……突出用部材、10……突出部、11……ス
キー構成部材、12……スキー、13……上金
型、14……下金型、A……上面板、B……補強
材。
は同要部断面斜視部。第3図は、従来の上面保護
テープを貼付したスキーを示す要部断面斜視図。
第4図、第5図は、本発明のスキーの予備成形し
た上面構成部材を示す要部断面斜視図。第6図
は、本発明スキーの製造工程を示す要部断面斜視
図。第7図、第8図は、本発明スキーの実施例を
示す平面図。第9図は、第7図のA−A部分を示
す断面斜視図。第10図は、第7図のB−B部分
を示す断面斜視図。第11図、第12図、第15
図は、他の実施例を示す平面図。第13図は、第
11図のC−C部分を示す断面斜視図。第14図
は、第12図のD−D部分を示す断面斜視図。第
16図は、第15図のE−E部分を示す断斜視
図。第17図は、さらに他の実施例を示す要部断
面斜視図。 1……中芯体、2……補強部材、3……上下面
材、4……両側縁部、5……上面保護テープ、6
……上面構成部材、7……縁部、8……中央部、
9……突出用部材、10……突出部、11……ス
キー構成部材、12……スキー、13……上金
型、14……下金型、A……上面板、B……補強
材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上面板と補強材で形成する上面構成部材にお
いて、該上面板と該補強材との間の所望位置に、
任意材の突出用部材を配置して、該突出用部材の
形状に照応する形状の突出部を該上面板に形成し
た上面構成部材をスキー本体の上面に接着したこ
とを特徴とするスキー。 2 前記上面突出部は、スキーの所望縁部に形成
した特許請求の範囲第1項記載のスキー。 3 前記上面突出部は、スキーの所望縁部と中央
部に形成した特許請求の範囲第1項記載のスキ
ー。 4 前記上面突出部は、断面が四角形、山形、ア
ーチ形、台形、これらの組合せその他類型である
特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載
のスキー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9251284A JPS60234679A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | スキ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9251284A JPS60234679A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | スキ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60234679A JPS60234679A (ja) | 1985-11-21 |
JPH0340632B2 true JPH0340632B2 (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=14056365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9251284A Granted JPS60234679A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | スキ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60234679A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163385A (ja) * | 1982-03-20 | 1983-09-28 | 美津濃株式会社 | インジエクシヨンスキ−板及びその製造方法 |
JPS58185182A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-10-28 | 美津濃株式会社 | スキ−板及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP9251284A patent/JPS60234679A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58185182A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-10-28 | 美津濃株式会社 | スキ−板及びその製造方法 |
JPS58163385A (ja) * | 1982-03-20 | 1983-09-28 | 美津濃株式会社 | インジエクシヨンスキ−板及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60234679A (ja) | 1985-11-21 |
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