JPH0572835B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0572835B2 JPH0572835B2 JP20007990A JP20007990A JPH0572835B2 JP H0572835 B2 JPH0572835 B2 JP H0572835B2 JP 20007990 A JP20007990 A JP 20007990A JP 20007990 A JP20007990 A JP 20007990A JP H0572835 B2 JPH0572835 B2 JP H0572835B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ski
- mold
- protrusion
- surface member
- circumferential edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、上面保護突片を形成したスキー及び
その製造方法に係るものである。
その製造方法に係るものである。
近年のスキーの概要は、第1図に示すように、
中芯材1、補強部材2、上面部材3で構成し、上
面部材の上にスクリーン印刷により所望のデザイ
ンを施しているが、使用中にスキーの接触やエツ
ジにより傷がつき、使用頻度が多い場合には、比
較的短時間で、上面部材の上に印刷したデザイン
が消えたり、判別できなくなるなどの欠点を有し
ていた。
中芯材1、補強部材2、上面部材3で構成し、上
面部材の上にスクリーン印刷により所望のデザイ
ンを施しているが、使用中にスキーの接触やエツ
ジにより傷がつき、使用頻度が多い場合には、比
較的短時間で、上面部材の上に印刷したデザイン
が消えたり、判別できなくなるなどの欠点を有し
ていた。
そのため、第2図に示すように、プラスチツク
の薄板に粘着剤を貼付した上面保護テープ5が考
案されているが、スキー上面部材3の周側縁部4
に接着する際に、スキーのサイドカツト形状に沿
わすのが難しく非常に手間がかかる欠点があつ
た。
の薄板に粘着剤を貼付した上面保護テープ5が考
案されているが、スキー上面部材3の周側縁部4
に接着する際に、スキーのサイドカツト形状に沿
わすのが難しく非常に手間がかかる欠点があつ
た。
又上面保護テープに使用されている粘着剤はそ
のほとんどが両面接着剤と言われる粘着テープで
あるため、滑走中に生じる衝撃応力等により、剥
がれたり、取れたりするなどの欠点を有してい
た。
のほとんどが両面接着剤と言われる粘着テープで
あるため、滑走中に生じる衝撃応力等により、剥
がれたり、取れたりするなどの欠点を有してい
た。
本発明はこれら従来の欠点に鑑み、製造が容易
でコスト的にも安価であり、且つ耐久性のある上
面部材を有するスキーを供給することを目的にな
された製造方法である。
でコスト的にも安価であり、且つ耐久性のある上
面部材を有するスキーを供給することを目的にな
された製造方法である。
本発明の1実施例を図面に基づいて説明する
と、第3図に示すように、スキー形状を有する下
金型6内に、下面構成部材7、中芯材8、補強部
材9、上面部材10等のスキー構成部材13を組
み込む際に、上面部材10の周側縁部11の下部
に、上面部材突出用部材12を配置した後、上面
部材10を配置し、突起形成用の凹部を設けた上
金型14を載置後、金型を加圧することにより、
スキーの締め具取付領域を除く上面周側縁部11
に、スキーの形成と同時に一体的に突起15を形
成したことを特徴とするスキーの製造方法であ
る。
と、第3図に示すように、スキー形状を有する下
金型6内に、下面構成部材7、中芯材8、補強部
材9、上面部材10等のスキー構成部材13を組
み込む際に、上面部材10の周側縁部11の下部
に、上面部材突出用部材12を配置した後、上面
部材10を配置し、突起形成用の凹部を設けた上
金型14を載置後、金型を加圧することにより、
スキーの締め具取付領域を除く上面周側縁部11
に、スキーの形成と同時に一体的に突起15を形
成したことを特徴とするスキーの製造方法であ
る。
以上のように本発においては、スキー構成部材
13を組み込む際に、上面部材10の下部に、上
面部材突出用部材12を配置しておく方法であ
り、上面部材突出用部材12としては、任意補強
繊維を基材とするプリプレグシートや、FRP板、
あるいはメタル板やプラスチツク板等を任意に選
択すればよいため、従来から使用されているスキ
ー構成部材をそのまま転用できる利点がある。
13を組み込む際に、上面部材10の下部に、上
面部材突出用部材12を配置しておく方法であ
り、上面部材突出用部材12としては、任意補強
繊維を基材とするプリプレグシートや、FRP板、
あるいはメタル板やプラスチツク板等を任意に選
択すればよいため、従来から使用されているスキ
ー構成部材をそのまま転用できる利点がある。
又上面部材10としては、ABS樹脂やポリエ
チレン樹脂等の熱可塑性合成樹脂やプリプレグ等
の熱硬化性合成樹脂を含浸させたものを用いるこ
とができるため、金型を加圧加熱することによ
り、これら前記の上面部材10が伸びてうまく金
型形状に沿つて凹凸形状が出るため成形性が良好
となる。
チレン樹脂等の熱可塑性合成樹脂やプリプレグ等
の熱硬化性合成樹脂を含浸させたものを用いるこ
とができるため、金型を加圧加熱することによ
り、これら前記の上面部材10が伸びてうまく金
型形状に沿つて凹凸形状が出るため成形性が良好
となる。
又本発明の一実施例として、上面部材突出用部
材12として、プリプレグシートを使用した場合
にはプリプレグシート自体のタツク性(粘着性)
のため、金型内で特別の仮止めをしなくても確実
に配置でき又圧力により移動したり変形しないた
め、作業性がきわめて良好となり、製品の歩留ま
りが向上する。
材12として、プリプレグシートを使用した場合
にはプリプレグシート自体のタツク性(粘着性)
のため、金型内で特別の仮止めをしなくても確実
に配置でき又圧力により移動したり変形しないた
め、作業性がきわめて良好となり、製品の歩留ま
りが向上する。
又本発明の方法で成形したスキーは、成形と同
時にスキーの締め具取付領域を除く上面に突起1
5を同時一体成形する構造であるため、従来と異
なり、使用中に剥がれ落ちるというようなことも
なく、耐久性が非常に良好となり、併せて上面部
材に印刷されたデザイン自体の耐久性もきわめて
良好となる。
時にスキーの締め具取付領域を除く上面に突起1
5を同時一体成形する構造であるため、従来と異
なり、使用中に剥がれ落ちるというようなことも
なく、耐久性が非常に良好となり、併せて上面部
材に印刷されたデザイン自体の耐久性もきわめて
良好となる。
そのほか、従来の上面保護テープと異なり、突
起15は、スキーの成形と同時に一体的に形成す
る、スキーの構成部材の一部を形成しているた
め、例えば上面部材突出用部材12に、カーボン
グラフアイト繊維よりなるCFRP板やプリプレグ
を用いることにより、スキー上面のデザインの保
護の外、スキー自体の剛性を高くすることが出
来、又捻れ剛性も向上できる。
起15は、スキーの成形と同時に一体的に形成す
る、スキーの構成部材の一部を形成しているた
め、例えば上面部材突出用部材12に、カーボン
グラフアイト繊維よりなるCFRP板やプリプレグ
を用いることにより、スキー上面のデザインの保
護の外、スキー自体の剛性を高くすることが出
来、又捻れ剛性も向上できる。
そのほか、突起15がトツプエツジの効果も合
わせ持つため、コスト的にも安価でトツプエツジ
の効果を有するスキーを供給することが可能とな
つた。
わせ持つため、コスト的にも安価でトツプエツジ
の効果を有するスキーを供給することが可能とな
つた。
又、一対のスキーにおいては、向かい合う内周
側縁部だけに形成すれば、スキーが滑走中に交差
することを防止することが出来る。突起15の形
成箇所は任意であり、又これらの形成箇所を選定
することによりスキー自体の剛性や捩れ剛性の設
計にも自由度が付加される。
側縁部だけに形成すれば、スキーが滑走中に交差
することを防止することが出来る。突起15の形
成箇所は任意であり、又これらの形成箇所を選定
することによりスキー自体の剛性や捩れ剛性の設
計にも自由度が付加される。
以上のように本発明の方法によれば、従来の方
法と異なり、生産性が良好で、上面部材の耐久性
が向上し、且つ、スキー自体の剛柔設計の自由度
が向上するなどの効果がある。
法と異なり、生産性が良好で、上面部材の耐久性
が向上し、且つ、スキー自体の剛柔設計の自由度
が向上するなどの効果がある。
第1図は、従来のスキーを示す要部断面斜視
図。第2図は、従来の上面保護テープを貼付した
スキーを示す要部断面斜視図。第3図は、本発明
に係るスキーの製造方法を示す要部断面斜視図。
第4図は本発明に係るスキーの平面図。第5図は
第4図のA−A、C−C部分の断面斜視図。第6
図は、第4図のB−B部分の断面斜視図。 1…中芯材、2…補強部材、3…上面部材、4
…周側縁部、5…上面保護テープ、6…下金型、
7…下面構成部材、8…中芯材、9…補強部材、
10…上面部材、11…周側縁部、12…上面部
材突出用部材、13…スキー構成部材、14…上
金型、15…突起。
図。第2図は、従来の上面保護テープを貼付した
スキーを示す要部断面斜視図。第3図は、本発明
に係るスキーの製造方法を示す要部断面斜視図。
第4図は本発明に係るスキーの平面図。第5図は
第4図のA−A、C−C部分の断面斜視図。第6
図は、第4図のB−B部分の断面斜視図。 1…中芯材、2…補強部材、3…上面部材、4
…周側縁部、5…上面保護テープ、6…下金型、
7…下面構成部材、8…中芯材、9…補強部材、
10…上面部材、11…周側縁部、12…上面部
材突出用部材、13…スキー構成部材、14…上
金型、15…突起。
Claims (1)
- 1 スキー形状を有する金型内に、下面構成部
材、中芯材、補強部材、上面部材等のスキー構成
部材を組み込む際に、上面部材の締め具取付領域
を除く任意の周側縁部の下部に、上面部材突出用
部材を配置した後、上面部材を配置し、突起成形
用の凹部を設けた上金型を載置後、金型を加圧す
ることにより、上面部材の締め具取付領域を除く
任意の周側縁部に、突起を一体的に成形すること
を特徴とするスキーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20007990A JPH04126171A (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | スキーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20007990A JPH04126171A (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | スキーの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19292482A Division JPS5982876A (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | スキー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126171A JPH04126171A (ja) | 1992-04-27 |
JPH0572835B2 true JPH0572835B2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=16418505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20007990A Granted JPH04126171A (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | スキーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04126171A (ja) |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP20007990A patent/JPH04126171A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04126171A (ja) | 1992-04-27 |
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