JPH0321588A - 2本のドライブ軸を備えた船舶推進機 - Google Patents
2本のドライブ軸を備えた船舶推進機Info
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- JPH0321588A JPH0321588A JP15452089A JP15452089A JPH0321588A JP H0321588 A JPH0321588 A JP H0321588A JP 15452089 A JP15452089 A JP 15452089A JP 15452089 A JP15452089 A JP 15452089A JP H0321588 A JPH0321588 A JP H0321588A
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- Japan
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- gear
- gears
- propeller shaft
- shaft
- casing
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- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 title abstract 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 abstract 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 3
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
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- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、2木のドライブ軸を備えた、船外機、船内外
機等の船舶推進機に関する。
機等の船舶推進機に関する。
[従来の技術コ
従来、USP 349296Bに示される如く、2本の
1くライブ軸を備えた船舶推進機が提案されている。
1くライブ軸を備えた船舶推進機が提案されている。
このタイプの船舶推進機の具体的構或として、2本の互
いに連動するドライブ軸をケーシンク内に支持するとと
もに、各ドライブ軸の軸線に交差する1本のプロペラ軸
をケーシング内に支持し、各トライブ軸の端部にピニオ
ンを固定し、プロペラ軸における両ドライブ軸の軸線を
挟む2位置のそれぞれに上記両ピニオンのそれぞれと噛
合うギヤを装着し、各ドライブ軸の回転力をプロペラ軸
に伝えるように構成することが考えられる。
いに連動するドライブ軸をケーシンク内に支持するとと
もに、各ドライブ軸の軸線に交差する1本のプロペラ軸
をケーシング内に支持し、各トライブ軸の端部にピニオ
ンを固定し、プロペラ軸における両ドライブ軸の軸線を
挟む2位置のそれぞれに上記両ピニオンのそれぞれと噛
合うギヤを装着し、各ドライブ軸の回転力をプロペラ軸
に伝えるように構成することが考えられる。
上記船舶推進機は、ドライブ軸を2軸にすることにより
、各ドライブ軸が各ギヤに伝える負荷を全負荷の略1/
2に低減てきることとなり、結果としてギヤ径を小さく
することができる。このことは、船舶推進機のケーシン
クがギヤ収容室まわりに形成する膨出状のトービード径
(推進方向投影面積)を小さくでき、水流に対するケー
シングの抵抗を低減し、高速化できることを意味する。
、各ドライブ軸が各ギヤに伝える負荷を全負荷の略1/
2に低減てきることとなり、結果としてギヤ径を小さく
することができる。このことは、船舶推進機のケーシン
クがギヤ収容室まわりに形成する膨出状のトービード径
(推進方向投影面積)を小さくでき、水流に対するケー
シングの抵抗を低減し、高速化できることを意味する。
然るに、各ドライブ軸が各ギヤに伝える負荷を全負荷の
1/2に低減するためには、両ギヤのそれぞれを対応す
るピニオンに対する適正マウント位置に組付け、両ギヤ
のそれぞれに作用することとなる負荷を均衡化する必要
がある。
1/2に低減するためには、両ギヤのそれぞれを対応す
るピニオンに対する適正マウント位置に組付け、両ギヤ
のそれぞれに作用することとなる負荷を均衡化する必要
がある。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、従来の上記船舶推進機にあっては、■両ギヤ
に挟まれるプロペラ軸まわりに一定長さのカラーを装着
するとともに、■各ギヤの上記カラーに対する反対側の
プロペラ軸まわりに設けられて当該ギヤを背面支持する
ベアリングの位置を、各ギヤが対応するピニオンとの間
に一定のハツクラッシュを形成する位置に定めることと
している。
に挟まれるプロペラ軸まわりに一定長さのカラーを装着
するとともに、■各ギヤの上記カラーに対する反対側の
プロペラ軸まわりに設けられて当該ギヤを背面支持する
ベアリングの位置を、各ギヤが対応するピニオンとの間
に一定のハツクラッシュを形成する位置に定めることと
している。
然しなから、上記船舶推進機においては、両ドライツ軸
の軸間距離、或いは各ギヤの厚みに加工上の誤差を含む
。このため、上述の■の如く、両ギヤ間に一定長さのカ
ラーを装着するのみで、両ギヤの設置間隔を調整しない
場合には、両ドライツ軸の軸間距離や各ギヤの厚みが変
動する時、各ギヤを適正マウント位置に維持できない。
の軸間距離、或いは各ギヤの厚みに加工上の誤差を含む
。このため、上述の■の如く、両ギヤ間に一定長さのカ
ラーを装着するのみで、両ギヤの設置間隔を調整しない
場合には、両ドライツ軸の軸間距離や各ギヤの厚みが変
動する時、各ギヤを適正マウント位置に維持できない。
このことは、両ギヤのそれぞれに作用する負荷を均衡化
できず、片側のギヤに過大な負荷を与え、当該ギヤの寿
命を縮めるという不都合がある.本発明は、2本のドラ
イブ軸を備えた船舶推進機において、各ギヤを適正マウ
ント位置に維持し、両ギヤのそれぞれに作用する負荷を
確実に均衡化することを目的とする. [課題を解決するための手段] 本発明は、2本の互いに連動するドライブ軸をケーシン
グ内に支持するとともに、各ドライブ軸の軸線に交差す
る1本のプロペラ軸をケーシング内に支持し、各ドライ
ツ軸の端部にピニオンを固定し、ブロベラ軸における両
ドライブ軸の軸線を挟む2位置のそれぞれに上記両ピニ
オンのそれぞれと噛合うギヤを装着し、各ドライブ軸の
回転力をプロペラ軸に伝えるように構或した、2本のド
ライブ軸を備えた船舶推進機において、両ギヤに挟まれ
るプロペラ軸まわりに両ギヤの設f lm Iliを調
整できる間隔調整部材を装着したものである。
できず、片側のギヤに過大な負荷を与え、当該ギヤの寿
命を縮めるという不都合がある.本発明は、2本のドラ
イブ軸を備えた船舶推進機において、各ギヤを適正マウ
ント位置に維持し、両ギヤのそれぞれに作用する負荷を
確実に均衡化することを目的とする. [課題を解決するための手段] 本発明は、2本の互いに連動するドライブ軸をケーシン
グ内に支持するとともに、各ドライブ軸の軸線に交差す
る1本のプロペラ軸をケーシング内に支持し、各ドライ
ツ軸の端部にピニオンを固定し、ブロベラ軸における両
ドライブ軸の軸線を挟む2位置のそれぞれに上記両ピニ
オンのそれぞれと噛合うギヤを装着し、各ドライブ軸の
回転力をプロペラ軸に伝えるように構或した、2本のド
ライブ軸を備えた船舶推進機において、両ギヤに挟まれ
るプロペラ軸まわりに両ギヤの設f lm Iliを調
整できる間隔調整部材を装着したものである。
[作用]
本発明によれば、両ドライブ軸の軸間距離や各ギヤの厚
みが変動する時、間1t/J調整部材の軸方向長さを調
整することにより、両ギヤの設置間隔を調整し、各ギヤ
を適正マウント位置に維持できる。
みが変動する時、間1t/J調整部材の軸方向長さを調
整することにより、両ギヤの設置間隔を調整し、各ギヤ
を適正マウント位置に維持できる。
この時、間陥調整部材の軸方向長さは、両ドライブ軸の
軸間距11!(AO)と各ドライブ軸に対応するギヤの
当該ドライブ軸に対するマウント距離(MDI,MD2
)との総和から、各ギヤの厚み(B3、B6)をi1i
gした結果に基づいて定められる。
軸間距11!(AO)と各ドライブ軸に対応するギヤの
当該ドライブ軸に対するマウント距離(MDI,MD2
)との総和から、各ギヤの厚み(B3、B6)をi1i
gした結果に基づいて定められる。
従って、本発明によれば、2本のドライブ軸を備えた船
舶推進機において、各ギヤを適正マウント位置に維持し
、両ギヤのそれぞれに作用する負荷を確実に均衡化する
ことができる。これにより、各ギヤの寿命を縮めること
なく、各ドライツ軸が各ギヤに伝える負荷を全負荷の略
1/2に低減し、結果としてギヤ径を小さくし、水流に
対するケーシングの抵抗を低減し、、高速化できる。
舶推進機において、各ギヤを適正マウント位置に維持し
、両ギヤのそれぞれに作用する負荷を確実に均衡化する
ことができる。これにより、各ギヤの寿命を縮めること
なく、各ドライツ軸が各ギヤに伝える負荷を全負荷の略
1/2に低減し、結果としてギヤ径を小さくし、水流に
対するケーシングの抵抗を低減し、、高速化できる。
[実施例]
第1図は第1実施例の要部を示す断面図、第2図は第1
実施例の全体構成を示す断面図、第3図は第2実施例の
要部を示す断面図、第4図は第3実施例の要部を示す断
面図である。
実施例の全体構成を示す断面図、第3図は第2実施例の
要部を示す断面図、第4図は第3実施例の要部を示す断
面図である。
(第1実施例)
船舶推進機10は、第2図に図示する下ケーシング1l
の上部に不図示の上ケーシング12を組立てられ、上下
のケーシング11、12を船舶に取付けて使用される。
の上部に不図示の上ケーシング12を組立てられ、上下
のケーシング11、12を船舶に取付けて使用される。
船舶推進機10は、2本の互いに平行なドライブ軸13
、14を垂設しており、第lドライブ軸13を上ケーシ
ング12から下ケーシンクl1に垂設して支持し、第2
ドライブ軸14を下ケーシング11に垂設して支持して
いる。即ち、第1ドライブ軸13は、上側軸受15A、
下側軸受15B、及び二一ドル軸受15Cにて支持され
、第2ドライブ軸14は、上側軸受16A、下側軸受1
6B1及び二一ドル軸受16Cにて支持される.この時
、上側軸受15A、16Aは、下ケーシング11に固定
された軸受箱17に装着され、下側軸受15B,16B
と二一ドル軸受15C、16Cは下ケーシング11に装
着される.軸受箱17の第1トライツ軸13が貫通する
部分には上部オイルシールl8が装着される. 尚、上側軸受15A、18Aの上端面と軸受箱17どの
間には上側シム101が介装され、下側軸受15B、1
6Bの下端面と下ケーシング11との間には下側シム1
02が介装される。
、14を垂設しており、第lドライブ軸13を上ケーシ
ング12から下ケーシンクl1に垂設して支持し、第2
ドライブ軸14を下ケーシング11に垂設して支持して
いる。即ち、第1ドライブ軸13は、上側軸受15A、
下側軸受15B、及び二一ドル軸受15Cにて支持され
、第2ドライブ軸14は、上側軸受16A、下側軸受1
6B1及び二一ドル軸受16Cにて支持される.この時
、上側軸受15A、16Aは、下ケーシング11に固定
された軸受箱17に装着され、下側軸受15B,16B
と二一ドル軸受15C、16Cは下ケーシング11に装
着される.軸受箱17の第1トライツ軸13が貫通する
部分には上部オイルシールl8が装着される. 尚、上側軸受15A、18Aの上端面と軸受箱17どの
間には上側シム101が介装され、下側軸受15B、1
6Bの下端面と下ケーシング11との間には下側シム1
02が介装される。
第1ドライブ軸13の上側軸受15Aと下側軸受15B
に挟まれる部分には、第1へりカルギャ19がスプライ
ン結合され、第2ドライツ軸14の上側軸受16Aと下
側軸受16Bに挟まれる部分には第2ヘリカルギャ20
がスプライン結合され、両ヘリカルギャ19、20は互
いに噛合い、両ドライブ軸13、14を互いに連動せし
める.この時、第1ドライブ軸13の上端部には、前後
進切替歯車列等を介して不図示のエンジンユニットが接
続されており、両ドライブ軸13、14はエンジン出力
により、同一速度にて互いに逆転する。
に挟まれる部分には、第1へりカルギャ19がスプライ
ン結合され、第2ドライツ軸14の上側軸受16Aと下
側軸受16Bに挟まれる部分には第2ヘリカルギャ20
がスプライン結合され、両ヘリカルギャ19、20は互
いに噛合い、両ドライブ軸13、14を互いに連動せし
める.この時、第1ドライブ軸13の上端部には、前後
進切替歯車列等を介して不図示のエンジンユニットが接
続されており、両ドライブ軸13、14はエンジン出力
により、同一速度にて互いに逆転する。
尚、下ケーシング11における第1ドライブ軸13まわ
りで、下側軸受15Bと二一ドル軸受1.5Cに挟まれ
る部分には第1オイル室21が形或され、下ケーシング
11における第2ドライブ軸14まわりで、下側軸受1
6Bと二一ドル軸受16Cに挟まれる部分には第2オイ
ル室22が形成されている。
りで、下側軸受15Bと二一ドル軸受1.5Cに挟まれ
る部分には第1オイル室21が形或され、下ケーシング
11における第2ドライブ軸14まわりで、下側軸受1
6Bと二一ドル軸受16Cに挟まれる部分には第2オイ
ル室22が形成されている。
又、ケーシング11の下部にはギヤ収容室23が形成さ
れ、このギヤ収容室23には、各ドライブ軸13、14
の軸線に交差する1本のプロペラ軸24が支持されてい
る。即ち、プロペラ軸24は、前側軸受25、後側軸受
26、及び二一ドル軸受27にて支持される。軸受25
、26はケーシング11に装着される.尚、ケーシング
11の後端部のブロベラ軸24が貫通する部分には後部
オイルシール28が装着される。
れ、このギヤ収容室23には、各ドライブ軸13、14
の軸線に交差する1本のプロペラ軸24が支持されてい
る。即ち、プロペラ軸24は、前側軸受25、後側軸受
26、及び二一ドル軸受27にて支持される。軸受25
、26はケーシング11に装着される.尚、ケーシング
11の後端部のブロベラ軸24が貫通する部分には後部
オイルシール28が装着される。
プロペラ軸24の下ケーシンク11から外方に突出した
後端部にはブロベラ29が固定される. 各ドライブ軸13、14のギヤ収容室23に侵入してい
る下端部には、第1ピニオン3l、第2ピニオン32が
スプライン結合され、ナット103、104により固定
されている。
後端部にはブロベラ29が固定される. 各ドライブ軸13、14のギヤ収容室23に侵入してい
る下端部には、第1ピニオン3l、第2ピニオン32が
スプライン結合され、ナット103、104により固定
されている。
プロペラ軸24における両ドライブ軸13、14の軸線
を挟む2位置のそれぞれには、上記両ピニオン31、3
2のそれぞれと噛合う第1ギャ33、第2ギャ34がス
プライン結合される。これにより、両ギャ33、34は
、各ドライブ軸l3、14の回転力を伝えられて同一方
向に回転し、結果としてプロペラ軸24を回転せしめる
。
を挟む2位置のそれぞれには、上記両ピニオン31、3
2のそれぞれと噛合う第1ギャ33、第2ギャ34がス
プライン結合される。これにより、両ギャ33、34は
、各ドライブ軸l3、14の回転力を伝えられて同一方
向に回転し、結果としてプロペラ軸24を回転せしめる
。
この時、第1図に示す如く、第2ピニオン32と第2ギ
ャ34のパックラッシュは、第2ギャ34を背面支持す
る前記後側軸受26の背面とケーシング11との間に介
装される後側シム35にて調整される。即ち、後側シム
35の適正厚みT1は、第2ドライブ軸14の軸心とケ
ーシング1lにおけるシム支持面との距離をAt,後側
軸受26の厚みなBl、第2ドライブ軸14の軸心に対
する第2ギャ34の設定マウント距離をMDIとする時
、 T1=AI−Bl−MDI ・・・(1)
である。
ャ34のパックラッシュは、第2ギャ34を背面支持す
る前記後側軸受26の背面とケーシング11との間に介
装される後側シム35にて調整される。即ち、後側シム
35の適正厚みT1は、第2ドライブ軸14の軸心とケ
ーシング1lにおけるシム支持面との距離をAt,後側
軸受26の厚みなBl、第2ドライブ軸14の軸心に対
する第2ギャ34の設定マウント距離をMDIとする時
、 T1=AI−Bl−MDI ・・・(1)
である。
又、第1ピニオン31と第1ギャ33のパックラッシュ
は、第1ギャ33を背面支持する前記前側軸受25のケ
ーシング11に対する圧入深さにて調整される。即ち、
前側軸受25の適正圧入深さT2は、第1ドライブ軸1
3の軸心とケーシング11の基準端面との距離なA2、
前側軸受25の厚みを82、第1ドライブ軸13の軸心
に対する第1ギャ33の設定マウント距離をMD2とす
る時、 T2=A2−B2−MD2 ・・・(2)て
ある。
は、第1ギャ33を背面支持する前記前側軸受25のケ
ーシング11に対する圧入深さにて調整される。即ち、
前側軸受25の適正圧入深さT2は、第1ドライブ軸1
3の軸心とケーシング11の基準端面との距離なA2、
前側軸受25の厚みを82、第1ドライブ軸13の軸心
に対する第1ギャ33の設定マウント距離をMD2とす
る時、 T2=A2−B2−MD2 ・・・(2)て
ある。
更に、両ギャ33、34に挟まれるプロペラ軸24のま
わりには、2個のカラー36、37と、両カラー36、
37間に介装される1枚のシム38か装着される。シム
38は両ギャ33、34の設置間隔を調整する間隔調整
部材として機能する。即ち、シム38の適正厚みT3は
、両ギャ33、34の互いのマウント間隔をA3.第1
ギャ33の厚みを86、第2ギャ34の厚みを33.両
カラー36、37の長さをB4、B5とする時、 T3=A3− (B3+B4+B5+B8)・・・(3
) てある。但し、両ドライブ軸13、14の軸間距離をA
Oとする時、 A 3 = A O +Mp 1 +MD2
・・・(4)である。
わりには、2個のカラー36、37と、両カラー36、
37間に介装される1枚のシム38か装着される。シム
38は両ギャ33、34の設置間隔を調整する間隔調整
部材として機能する。即ち、シム38の適正厚みT3は
、両ギャ33、34の互いのマウント間隔をA3.第1
ギャ33の厚みを86、第2ギャ34の厚みを33.両
カラー36、37の長さをB4、B5とする時、 T3=A3− (B3+B4+B5+B8)・・・(3
) てある。但し、両ドライブ軸13、14の軸間距離をA
Oとする時、 A 3 = A O +Mp 1 +MD2
・・・(4)である。
尚、プロペラ軸24の前側軸受25から突出する前端部
には、ワッシャ41を介してナット42か螺着される。
には、ワッシャ41を介してナット42か螺着される。
又、ケーシング11のギヤ収容室23に対する前端部に
は、前側軸受25を保持するリングナット43、ギヤ収
容室23をシールするヘッドベアリング44、前部より
組立てのために2分割構造となっているキャップロワ−
45、及びキャップロワ−45をケーシング11に取付
けためにヘッドベアリング44に螺合するエンドキャッ
プ46が図示の如く取着されている。
は、前側軸受25を保持するリングナット43、ギヤ収
容室23をシールするヘッドベアリング44、前部より
組立てのために2分割構造となっているキャップロワ−
45、及びキャップロワ−45をケーシング11に取付
けためにヘッドベアリング44に螺合するエンドキャッ
プ46が図示の如く取着されている。
又、第2図において、51は水ボンブ、52は水取入口
、53は水取入路、54は給水路である。
、53は水取入路、54は給水路である。
又、第2図において、55、56はオイル循環路、57
、58はドレンブラグである。この実施例において、両
ヘリカルギャ19、20はボンフ作川を営み、両オイル
室21、22のオイルを汲上げて各軸受15A,15B
、16A、16Bを潤滑する。
、58はドレンブラグである。この実施例において、両
ヘリカルギャ19、20はボンフ作川を営み、両オイル
室21、22のオイルを汲上げて各軸受15A,15B
、16A、16Bを潤滑する。
尚、上記船舶推進ja10における、プロペラ軸24ま
わりの組立工程は以下の如くである。
わりの組立工程は以下の如くである。
(1)下ケーシング11に二一ドル軸受15C、16C
、及び二一ドル軸受27、並びに後部オイルシール28
を圧入する。
、及び二一ドル軸受27、並びに後部オイルシール28
を圧入する。
(2)第2ギャ34が設定マウント距1111MDIに
位置するように、後側シム35、後側軸受26を圧入す
る. (3)各ピニオン31、32のための下側シム102、
102を決め、各下側軸受15B116Bを圧入し、各
ドライブ軸13、14を挿入し、各ドライブ軸13、1
4の下端部に各ピニオン31、32を取着する。
位置するように、後側シム35、後側軸受26を圧入す
る. (3)各ピニオン31、32のための下側シム102、
102を決め、各下側軸受15B116Bを圧入し、各
ドライブ軸13、14を挿入し、各ドライブ軸13、1
4の下端部に各ピニオン31、32を取着する。
(4)プロペラ軸24を下ケーシング11のギヤ収容室
23にその後端側聞口から挿入する。
23にその後端側聞口から挿入する。
(5)プロペラ軸24に第2ギャ34、カラー36、3
7、シム38、第1ギャ33、前側軸受25、ワッシャ
41、ナット42の順で取着する。
7、シム38、第1ギャ33、前側軸受25、ワッシャ
41、ナット42の順で取着する。
(6)第1ギャ33か設定マウント距@MD2に位置す
るように、前側軸受25を圧入する。
るように、前側軸受25を圧入する。
(7)リングナット43を締め付ける.(8〉その後ヘ
ッドベアリング44、キャップロワ−45、エンドキャ
ップ46を順に取着する。
ッドベアリング44、キャップロワ−45、エンドキャ
ップ46を順に取着する。
(9)両ヘリカルギャ19、20を取付け、上側軸受1
5A、16Aを組付ける。
5A、16Aを組付ける。
(10)上部オイルシール18、水ボンブ51を順に組
付ける. 次に、上記第1実施例の作用について説明する。
付ける. 次に、上記第1実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、両ドライツ軸13、14の軸間距
11flAOや各ギャ33、34の厚ミB6、B3が変
動する時、シム38の厚みT3を調整することにより、
両ギャ33、34の設置間隔を調整し、各ギャ33、3
4を適正マウント位置に維持できる。
11flAOや各ギャ33、34の厚ミB6、B3が変
動する時、シム38の厚みT3を調整することにより、
両ギャ33、34の設置間隔を調整し、各ギャ33、3
4を適正マウント位置に維持できる。
この時、シム38の適正厚みT3は、前記(3)式によ
って定められる。
って定められる。
従って、上記実施例によれば、2本のトライツ軸l3、
14を備えた船舶推進機10において、各ギャ33、3
4を適正マウント位置に維持し、両ギャ33、34のそ
れぞれに作用する負荷を確実に均衡化することができる
。これにより、各ギャ33、34の寿命を縮めることな
く、各ドライブ軸13、14が各ギャ33、34に伝え
る負荷を全負荷の略1/2に低減し、結果としてギヤ径
を小さくし、水流に対するケーシンク11の抵抗を低減
し、高速化できる。
14を備えた船舶推進機10において、各ギャ33、3
4を適正マウント位置に維持し、両ギャ33、34のそ
れぞれに作用する負荷を確実に均衡化することができる
。これにより、各ギャ33、34の寿命を縮めることな
く、各ドライブ軸13、14が各ギャ33、34に伝え
る負荷を全負荷の略1/2に低減し、結果としてギヤ径
を小さくし、水流に対するケーシンク11の抵抗を低減
し、高速化できる。
(第2実施例)
第2実施例が第1実施例と異なる点は、両ギャ33、3
4に挟まれるプロペラ軸24のまわりに、1個のカラー
61と1枚のシム62を装着し、シム62を間隔調整部
材としたことにある。
4に挟まれるプロペラ軸24のまわりに、1個のカラー
61と1枚のシム62を装着し、シム62を間隔調整部
材としたことにある。
この時シム62の適正厚みT3は,カラー61の長さを
87とするとともに、第1実施例におけると同様に、両
ギャ33、34の互いのマウント間隔なA3,第1ギャ
33の厚みをB6、第2ギャ34の厚みをB ’3、と
する時、 ’r3=A3− (B3+87+86) −(5)
゜Cある。
87とするとともに、第1実施例におけると同様に、両
ギャ33、34の互いのマウント間隔なA3,第1ギャ
33の厚みをB6、第2ギャ34の厚みをB ’3、と
する時、 ’r3=A3− (B3+87+86) −(5)
゜Cある。
(第3実施例)
第3実施例が第1実施例と異なる点は、両ギャ33、3
4に挟まれるプロペラ軸24のまわりに、1個のカラー
71を装着し、カラー71を間隔調整部材としたことに
ある。
4に挟まれるプロペラ軸24のまわりに、1個のカラー
71を装着し、カラー71を間隔調整部材としたことに
ある。
この時、カラー71の適正長さT3は、第1実施例と同
様に両ギャ33、34の互いの7ウント間隔をA3.第
1ギャ33の厚みを86,第2ギャ34の厚みなB3と
する時、 T3=A3− (B3+86) ・・・(6
)である。即ち、この第3実施例においては、長さの異
なる複数のカラー71を予め用意しておき、(6)式を
満足するカラー71を選択使用することになる。
様に両ギャ33、34の互いの7ウント間隔をA3.第
1ギャ33の厚みを86,第2ギャ34の厚みなB3と
する時、 T3=A3− (B3+86) ・・・(6
)である。即ち、この第3実施例においては、長さの異
なる複数のカラー71を予め用意しておき、(6)式を
満足するカラー71を選択使用することになる。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、2本のドライツ軸を備え
た船舶推進機において、各ギヤを適正マウント位置に維
持し、両ギヤのそれぞれに作用する負荷を確実に均衡化
することかできる。
た船舶推進機において、各ギヤを適正マウント位置に維
持し、両ギヤのそれぞれに作用する負荷を確実に均衡化
することかできる。
第1図は第1実施例の要部を示す断面図、第2図は第1
実施例の全体構成を示す断面図、第3図は第2実施例の
要部を示す断面図、第4図は第3実施例の要部を示す断
面図である。 10・・・船舶推進機、 11・・・ケーシング、 13、14・・・ドライブ軸、 24・・・プロペラ軸、 31、32・・・ピニオン、 33、34・・・ギヤ、 38・・・シム(間隔調整部材)、 62・・・シム(間閘調整部材)、 71・・・カラー(間隔調整部材).
実施例の全体構成を示す断面図、第3図は第2実施例の
要部を示す断面図、第4図は第3実施例の要部を示す断
面図である。 10・・・船舶推進機、 11・・・ケーシング、 13、14・・・ドライブ軸、 24・・・プロペラ軸、 31、32・・・ピニオン、 33、34・・・ギヤ、 38・・・シム(間隔調整部材)、 62・・・シム(間閘調整部材)、 71・・・カラー(間隔調整部材).
Claims (1)
- (1)2本の互いに連動するドライブ軸をケーシング内
に支持するとともに、各ドライブ軸の軸線に交差する1
本のプロペラ軸をケーシング内に支持し、各ドライブ軸
の端部にピニオンを固定し、プロペラ軸における両ドラ
イブ軸の軸線を挟む2位置のそれぞれに上記両ピニオン
のそれぞれと噛合うギヤを装着し、各ドライブ軸の回転
力をプロペラ軸に伝えるように構成した、2本のドライ
ブ軸を備えた船舶推進機において、両ギヤに挟まれるプ
ロペラ軸まわりに両ギヤの設置間隔を調整できる間隔調
整部材を装着したことを特徴とする2本のドライブ軸を
備えた船舶推進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15452089A JPH0321588A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 2本のドライブ軸を備えた船舶推進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15452089A JPH0321588A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 2本のドライブ軸を備えた船舶推進機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321588A true JPH0321588A (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=15586053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15452089A Pending JPH0321588A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 2本のドライブ軸を備えた船舶推進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321588A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007067A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Honda Motor Co Ltd | 駆動軸を備える船舶推進機 |
JP2008529897A (ja) * | 2005-02-18 | 2008-08-07 | ヘッド, マイケル アラン ビーチー | 船舶駆動機 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP15452089A patent/JPH0321588A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008529897A (ja) * | 2005-02-18 | 2008-08-07 | ヘッド, マイケル アラン ビーチー | 船舶駆動機 |
JP4658149B2 (ja) * | 2005-02-18 | 2011-03-23 | ヘッド, マイケル アラン ビーチー | 船舶駆動機 |
JP2008007067A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Honda Motor Co Ltd | 駆動軸を備える船舶推進機 |
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