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JPH0321589A - 複数のドライブ軸を備えた船舶推進機 - Google Patents

複数のドライブ軸を備えた船舶推進機

Info

Publication number
JPH0321589A
JPH0321589A JP15452189A JP15452189A JPH0321589A JP H0321589 A JPH0321589 A JP H0321589A JP 15452189 A JP15452189 A JP 15452189A JP 15452189 A JP15452189 A JP 15452189A JP H0321589 A JPH0321589 A JP H0321589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
drive shaft
casing
drive shafts
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15452189A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Takahashi
正哲 高橋
Tatsuki Uchida
内田 龍城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanshin Kogyo KK filed Critical Sanshin Kogyo KK
Priority to JP15452189A priority Critical patent/JPH0321589A/ja
Publication of JPH0321589A publication Critical patent/JPH0321589A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gear Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数のドライブ軸を備えた、船外機、船内外
機等の船舶t(fi進機に関する。
[従来の技術] 従来、USP 3492966に示される如く、複数の
ドライブ軸を備えた船舶推進機が提案されている。
この船舶推進機は、複数の互いに連動するドライブ軸を
ケーシング内に支持するとともに、各ドライブ軸の軸線
に交差する1本のプロペラ軸をケーシング内に支持し、
各ドライブ軸の端部にビニオンを固定し、プロペラ軸に
上記各ビニオンと噛合うギヤを装着し、ギヤ、ビニオン
、及び各ドライブ軸の少なくとも下端側の一部なケーシ
ング内のオイル充填領域中に浸漬し、各ドライブ軸の回
転力をプロペラ軸に伝えるように構成されている。
上記船舶推進機は、ドライブ軸を複数にすることにより
、各ドライブ軸が各ギヤに伝える負荷を全負荷の略複数
分の1に低減できることとなり、結果としてギヤ径を小
さくすることができる。このことは、船舶推進機のケー
シングがギヤ収容室まわりに形成する膨出状のトーピー
ド径(推進方向投影面積)を小さくでき、水流に対する
ケーシングの抵抗を低減し、高速化できることを意味す
る。
然るに、各ドライブ軸を互いに連動可能とする具体的横
成としては、ケーシング内の上記オイル充填領域に連な
る上部空間を連動室とし、各ドライブ軸の上記連動室に
位置する部分のそれぞれにヘリカルギヤを装着し、相隣
るドライブ軸に装着した上記ヘリカルギヤを互いに噛合
いさせ、各ドライブ軸における上記ヘリカルギヤ装着部
の上下に該トライツ軸を支持する上側軸受と下側軸受を
設けることが考えられる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記船舶推進機にあっては、ケーシングのト
ーピード径を小さくできることの裏返しとして、上述の
オイル充填領域の容積、及び充填オイル量が小となる。
このため、上記船舶推進機においては、限られた比較的
小さなオイル充填領域の中゛で、該オイル充填領域中に
浸漬されるギヤ、ピニオン、及び各ドライブ軸を確実に
潤滑できるようにする必要がある. 又、各ドライブ軸を連動可能とするために上述の如くの
ヘリカルギヤを用いる場合には、ヘリカルギャがオイル
充填領域に連なる上部空間(連動室)に配設されて回転
するものであるため、このヘリカルギヤを該ヘリカルギ
ヤまわりの上側軸受と下側軸受のための潤滑用ギャボン
ブとして用いることが考えられる.然しながら、ヘリカ
ルギヤの回転によりオイル充填領域中のオイルを下側軸
受経由にて連動室に吸込んだとしても、連動室はこの吸
込んだオイルを連続的に吐出する通路を備えず、結果と
してヘリカルギヤを有効なポンプとして機能させること
はできず、上側軸受と下側軸受とを効果的に潤滑するに
は至らない。
本発明は、複数のドライブ軸を備えた船舶推進機におい
て、限られた比較的小さなオイル充填領域の中で、該オ
イル充填領域中に浸漬させるギヤ、ピニオン、及び各ド
ライブ軸を確実に潤滑できるようにすることを目的とす
る。
又、本発明は、ドライブ軸連動用のへリカルギ2ヤを支
持する上側軸受と下側軸受とを効果的に潤滑できるよう
にすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、複数の互いに連動するドラ
イブ軸をケーシング内に支持するとともに、各ドライブ
軸の軸線に交差する1本のブロベラ軸をケーシング内に
支持し、各ドライブ軸の端部にピニオンを固定し、プロ
ペラ軸に上記各ピニオンと噛合うギヤを装着し、ギヤ、
ピニオン、及び各ドライブ軸の少なくとも下端側の一部
なケーシング内のオイル充填領域中に浸漬し、各ドライ
ブ軸の回転力をプロペラ軸に伝えるように構成した複数
のドライブ軸を備えた船舶推進機において、ケーシング
内の上記オイル充填領域に連なる上部空間を連動室とし
、各ドライソ軸の上記運動室に位置する部分のそれぞれ
にヘリカルギヤを装着し、相隣るドライブ軸に装着した
上記ヘリカルギヤを互いに噛合いさせ、各ドライブ軸に
おける上記ヘリカルギヤ装着部の上下に該ドライブ軸を
支持する上側軸受と下側軸受を設け、上記連動室と上記
オイル充填領域の下方部位とを連通ずるオイル循環路を
設けるようにしたものである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の船舶推進
機において、前記上側軸受まわりに形成され、前記連動
室に連なるオイル循環路を更に設けたものである。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、ヘリカルギヤがオイ
ル充填領域に連なる上部空間(連動室)に配設されて回
転する6のてあるため、このヘリカルギヤを潤滑用ギヤ
ポンプとして用いることができる。即ち、ヘリカルギヤ
は、オイル充填領域中のオイルを下側軸受経由にて連動
室に吸込み、この連動室に吸込んだオイルをオイル循環
路経由にて連続的にオイル充填領域の下方部位に向けて
吐出する。
これにより、オイルはオイル充填領域、下側軸受、ヘリ
カルギヤ、オイル循環路を経て再びオイル充填領域に戻
るという循環をくり返す。
このため、複数のドライブ軸を備えた船舶1ft進機に
おいて、限られた比較的小さなオイル充填領域の中゜C
、該オイル充填領域中に浸漬させるギヤ、ピニオン、及
び各ドライブ軸を確実に潤滑できる。
又、ドライブ軸連動用のヘリカルギヤを支持する下側軸
受を効果的に潤滑できる. 更に、請求項2に記載の本発明によれば、ポンプとして
上述の如く機能するヘリカルギヤの吐出オイルの一部が
、上側軸受まわりに形成されたオイル循環路を6循環す
る。
このため、トライプ軸連動用のヘリカルギヤを支持する
上側軸受を効果的に潤滑できる。
[実施例] 第1図は本発明の実施例を示す断面図である。
船舶推進機10は、2本の互いに平行なドライブ軸13
、14を垂設しており、第1ドライブ軸13を上ケーシ
ンク12から下ケーシング11に垂設して支持し、第2
ドライブ軸14を下ケーシンク1lに垂設して支持して
いる。即ち、第1ドライブIIll13は、上側軸受1
5A1下側軸受158、及びニートル軸受15Cにて支
持され、第2ドライブ軸14は、上側軸受16A、下側
軸受16B、及び二一ドル軸受16Cにて支持される。
この時、上側軸受15A、16Aは、下ケーシンク11
に固定された軸受箱17に装着され、下側軸受15B、
16Bと二一ドル軸受15C、16Cは下ケーシング1
1に装着される。軸受箱17の第1ドライブ軸13か貫
通する部分には上部オイルシールl8が装着される。
尚、上側軸受15A、16Aの上端面と軸受箱17との
間には上側シム101が介装され、下側軸受15B、1
6Bの下端面と下ケーシングl1との間には下側シムが
介装される。
第1トライツ軸l3の上側軸受15Aと下側軸受15B
に挟まれる部分には、第1ヘリカルギヤ19がスプライ
ン結合され、第2ドライブ軸14の上fllll軸受1
6Aと下側軸受16Bに挟まれる部分には第2ヘリカル
ギヤ20かスプライン結合され、両ヘリカルギャ19、
20は互いに噛合い、両1〜ライツ軸13、14を互い
に連動せしめる。
この時、第1ドライブ軸13の上端部には、前後進切替
歯車列等を介して不図示のエンジンユニットが接続され
ており、両トライツ軸l3、l4はエンジン出力により
、同一速度にて互いに逆転する。
尚、下ケーシング11における第1ドライブ軸13まわ
りで、下側軸受15Bと二一ドル軸受15cに挟まれる
部分には第1オイル室21が形成され、下ケーシング1
1における第2ドライツ軸14まわりで、下側軸受16
Bと二一ドル軸受16Cに挟まれる部分には第2オイル
室22が形成されている。
又、ケーシング11の下部にはギヤ収容室23が形成さ
れ、このギヤ収容室23には、各ドライツ軸13、14
の軸線に交差する1本のプロペラ軸24が支持されてい
る。即ち、プロペラ軸24は、前111q軸受25、後
側軸受26、及び二一ドル軸受27にて支持される。軸
受25、26はケーシンクl1に装着される。尚、ケー
シンク11の後端部のプロペラ軸24が貫通する部分に
は後部オイルシール28が装着される。
プロペラ軸24の下ケーシング11から外方に突出した
後端部にはプロペラ29か固定される。
各トライツ軸13、14のギヤ収容室23に侵入し゜C
いる下端部には、第1ピニオン31、第2ビニオン32
がスプライン結合され、ナット103、104により固
定されている。
プロペラ軸24における両トライプ軸l3、14の軸線
を挟む2位置のそれぞれには、上記両ピニオン31、3
2のそれぞれと噛合う第1ギャ33、第2ギャ34がス
プライン結合される。これにより、両ギャ33、34は
、各ドライブ軸l3、14の回転力を伝えられて同一方
向に回転し、結果としてプロペラ軸24を回転せしめる
この時、第2ピニオン32と第3ギャ34のパックラッ
シュは、第2ギャ34を背面支持する+iff記後側軸
受26の背面とケーシンク11との間に介装される後側
シム35に′C調整され、第1ビニオン31と第1ギャ
33のパックラッシュは、第1ギャ33を背面支持する
前記前側軸受25のケーシング11に対する圧入深さに
て調整される。又、両ギャ33、34に挟まれるプロペ
ラ軸24のまわりには、2個のカラー36、37と、両
カラー36、37間に介装される1枚のシム38が装着
される。シム38は、両ギャ33、34の設置間隔を調
整する間隔調整部材として機能する。
尚、プロペラ軸24の前+1111軸受25から突出す
る前端部2は、ワッシャ41を介してナット42が螺着
される。又、ケーシンク11のギヤ収容室23に対する
前端部には、前側軸受25を保持するリングナット43
、ギヤ収容室23をシールするヘッドベアリング44、
前部より組立てのために2分割構造となっているキャッ
プロヮ−45、及びキャップロヮー45をケーシンク1
lに取付けためにヘッドベアリング44に螺合するエン
ドキャップ46が図示の如く取着されている。
又、第2図において、51は水ポンプ、52は水取入口
、53は水取入路、54は給水路である。
然るに、この実施例においては、両オイル室21、22
、及びギヤ収容室23が本発明のオイル充填領域を構成
し、両オイル室21、22に連なる上部空間を両ヘリカ
ルギャl9、2oか配設される本発明の連動室60とし
ている。
この時、下ケーシング1lは、上記連動室6oとギヤ収
容室23とを連通ずるオイル循環路55を備えている. 又、両上側軸受15A、16Aのための軸受箱17は、
それら上側軸受15A% 16Aまわりに形成され、上
記連動室60に連なるスリット状のオイル循環路56を
備えている。
尚、57、58は、マグネットからなるドレンプラクで
ある。トレンブラグ57はオイル循環路55に連なるド
レンロを閉塞し、オイル循環路55を循環するオイル中
の金属摩耗粉を吸着除去する。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、両ヘリカルギャ19、20か両オ
イル室21、22に連なる上部空間(連動室60)に配
設されて回転するものであるため、これらのヘリカルギ
ヤ19、20を潤滑用ギヤポンプとして用いることがで
きる。即ち、両ヘリカルギャl9、20は、オイル室2
1、22のオイルを下側軸受15B,16B経由にて連
動室60に吸込み、この連動室60に吸込んだオイルを
オイル循環路55経由にて連続的にギヤ収容室23に向
けて吐出する。
これにより、オイルはギヤ収容室23、オイル室21、
22、下側軸受15B,16B、ヘリカルギヤl9、2
0、オイル循環路55を経て再びギヤ収容室23に戻る
という循環をくり返す。
このため、2本のドライブ軸13、14を備えた船舶推
進P!i10において、限られた比較的小さなギヤ収容
室23、及びオイル室21.22の中で、それらギヤ収
容室23、及びオイル室21、22に浸漬させるギャ3
3、34、ピニオン3l、32、及びトライツ軸13、
14を確実に潤滑できる。
又、ヘリカルギヤ19、20を支持する下側軸受15B
.16Bを効果的に潤滑できる。
更に、上記実施例によれば、ポンプとして上述の如く機
能するヘリカルギヤ19、20の吐出オイルの一部が、
上側軸受15A.16Aまわりに形成されたオイル循環
路56をも循環する。
このため、ヘルカルギャ19、2oを支持する上側軸受
15A.16Aを効果的に潤滑てきる。
尚、本発明は3本以上の互いに連動するトライツ軸を備
える船舶推進機においても適用できる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、複数のトライツ軸を備え
た船舶推進機において、限られた比較的小さなオイル充
填領域の中で、該オイル充填領域中に浸漬させるギヤ、
ビニオン、及び各ドライブ軸を確実に潤滑できる。
又、、本発明によれば、ドライブ軸連動用のヘリカルキ
ャを支持する上側軸受と下側軸受とを効果的に潤滑てき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図である。 IO・・・船舶推進機、 11・・・ケーシンク、 l3、14・・・ドライブ軸、 15A、16A・・・上側軸受、 15B、16B・・・下側軸受、 19、20・・・ヘリカルギヤ、 21、22・・・オイル室(オイル充填領域)、23・
・・ギヤ収容室(オイル充填領域)、31、32・・・
ピニオン、 33、34・・・ギヤ、 55、56・・・オイル循環路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の互いに連動するドライブ軸をケーシング内
    に支持するとともに、各ドライブ軸の軸線に交差する1
    本のプロペラ軸をケーシング内に支持し、各ドライブ軸
    の端部にピニオンを固定し、プロペラ軸に上記各ピニオ
    ンと噛合うギヤを装着し、ギヤ、ピニオン、及び各ドラ
    イブ軸の少なくとも下端側の一部をケーシング内のオイ
    ル充填領域中に浸漬し、各ドライブ軸の回転力をプロペ
    ラ軸に伝えるように構成した複数のドライブ軸を備えた
    船舶推進機において、ケーシング内の上記オイル充填領
    域に連なる上部空間を連動室とし、各ドライブ軸の上記
    連動室に位置する部分のそれぞれにヘリカルギヤを装着
    し、相隣るドライブ軸に装着した上記ヘリカルギヤを互
    いに噛合いさせ、各ドライブ軸における上記ヘリカルギ
    ヤ装着部の上下に該ドライブ軸を支持する上側軸受と下
    側軸受を設け、上記連動室と上記オイル充填領域の下方
    部位とを連通するオイル循環路を設けたことを特徴とす
    る複数のドライブ軸を備えた船舶推進機。
  2. (2)前記上側軸受まわりに形成され、前記連動室に連
    なるオイル循環路を更に設けた請求項1記載の複数のド
    ライブ軸を備えた船舶推進機。
JP15452189A 1989-06-19 1989-06-19 複数のドライブ軸を備えた船舶推進機 Pending JPH0321589A (ja)

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JP15452189A JPH0321589A (ja) 1989-06-19 1989-06-19 複数のドライブ軸を備えた船舶推進機

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JP15452189A JPH0321589A (ja) 1989-06-19 1989-06-19 複数のドライブ軸を備えた船舶推進機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1873373A1 (en) 2006-06-30 2008-01-02 Honda Motor Co., Ltd Marine propulsion machine having drive shaft
JP2008007066A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Honda Motor Co Ltd 駆動軸を備える船舶推進機
US7530869B2 (en) 2006-06-30 2009-05-12 Honda Motor Co., Ltd. Marine propulsion machine having drive shaft
US7625255B2 (en) 2006-06-30 2009-12-01 Honda Motor Co., Ltd. Marine propulsion machine provided with drive shaft

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