JPH0291239A - 自動二輪車用ラジアルタイヤ - Google Patents
自動二輪車用ラジアルタイヤInfo
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- JPH0291239A JPH0291239A JP63238517A JP23851788A JPH0291239A JP H0291239 A JPH0291239 A JP H0291239A JP 63238517 A JP63238517 A JP 63238517A JP 23851788 A JP23851788 A JP 23851788A JP H0291239 A JPH0291239 A JP H0291239A
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- JP
- Japan
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- modulus
- tire
- belt
- carcass
- cords
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 abstract 1
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- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 6
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/2003—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
- B60C9/2009—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords comprising plies of different materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/005—Reinforcements made of different materials, e.g. hybrid or composite cords
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、異なる弾性率を有する繊維材を互いに撚り合
わせることによりベルトコードの物性を変化させ、タイ
ヤ総合特性の向上を可能とした自動二輪車用ラジアルタ
イヤに関する。
わせることによりベルトコードの物性を変化させ、タイ
ヤ総合特性の向上を可能とした自動二輪車用ラジアルタ
イヤに関する。
近年、道路網の整備化、車両の高速化等に伴い、ラジア
ルタイヤの自動二輪車への導入が計られており、又この
ようなラジアルタイヤのベルト層には、通常、ナイロン
繊維、芳香族ポリアミド繊維、金属繊維等を個々に撚り
合わせた単一材料からなるベルトコードが用いられてい
る。
ルタイヤの自動二輪車への導入が計られており、又この
ようなラジアルタイヤのベルト層には、通常、ナイロン
繊維、芳香族ポリアミド繊維、金属繊維等を個々に撚り
合わせた単一材料からなるベルトコードが用いられてい
る。
他方、ラジアルタイヤの諸性能、例えばベルト層の耐エ
ッジルースネス性（以下耐ＢＥＬ性という）、操縦安定
性、耐摩耗性、高速耐久性等は前記ベルトコードの物性
、特に中間伸度、引張弾性率によって大きく変化するこ
とが知られており、従って、タイヤ形成に際しては、前
記ベルトコードの物性設定が極めて重要な要素となる。
ッジルースネス性（以下耐ＢＥＬ性という）、操縦安定
性、耐摩耗性、高速耐久性等は前記ベルトコードの物性
、特に中間伸度、引張弾性率によって大きく変化するこ
とが知られており、従って、タイヤ形成に際しては、前
記ベルトコードの物性設定が極めて重要な要素となる。
しかし、従来の単一材料からなるベルトコードでは、使
用する繊維材の種類によりその物性が略−義的に決定さ
れ又その物性値も材質により掛は離れた値を示すことか
らタイヤ設計の自由度が低（、その結果、総合特性に優
れたタイヤの形成を極めて困難なものとしていた。
用する繊維材の種類によりその物性が略−義的に決定さ
れ又その物性値も材質により掛は離れた値を示すことか
らタイヤ設計の自由度が低（、その結果、総合特性に優
れたタイヤの形成を極めて困難なものとしていた。
即ち、ナイロン繊維コード等中間伸度が高く低モジュラ
スの有機繊維コードにあっては、接地時接地開放時の繰
返し変形によって生じるプライ両端の応力集中をベルト
コード自体の伸長によって緩和することができ、しかも
タイヤゴムとの間の優れた接着性とも相俟って前記ＢＥ
Ｌの発生を効果的に抑制しうる。しかしこのものは、中
間伸度が過度に高くタガ効果に劣るため、ラジアルタイ
ヤの特性である操縦安定性、耐摩耗性等を低下させ、又
高速走行に伴うタイヤの外径成長に起因して内部温度が
上昇し高速耐久性能を著しく損ねるという問題がある。
スの有機繊維コードにあっては、接地時接地開放時の繰
返し変形によって生じるプライ両端の応力集中をベルト
コード自体の伸長によって緩和することができ、しかも
タイヤゴムとの間の優れた接着性とも相俟って前記ＢＥ
Ｌの発生を効果的に抑制しうる。しかしこのものは、中
間伸度が過度に高くタガ効果に劣るため、ラジアルタイ
ヤの特性である操縦安定性、耐摩耗性等を低下させ、又
高速走行に伴うタイヤの外径成長に起因して内部温度が
上昇し高速耐久性能を著しく損ねるという問題がある。
又芳香族ポリアミド繊維コード等中間伸度が低く高モジ
ュラスの有機繊維コードは、タガ効果に優れ、操縦安定
性、耐摩耗性及び高速耐久性を向上しうるとはいえ、タ
イヤの繰返し変形によって生じる前記応力が直接プライ
両端に作用し、さらには該両端の剛性段差及びタイヤゴ
ムとの間の低接着性と相俟って、ＢＥＬが極めて発生し
やすい。
ュラスの有機繊維コードは、タガ効果に優れ、操縦安定
性、耐摩耗性及び高速耐久性を向上しうるとはいえ、タ
イヤの繰返し変形によって生じる前記応力が直接プライ
両端に作用し、さらには該両端の剛性段差及びタイヤゴ
ムとの間の低接着性と相俟って、ＢＥＬが極めて発生し
やすい。
又金属繊維コード等超高モジュラスの無機繊維コードは
、前記ＢＥＬの発生をさらに助長する他、トレッド剛性
を過度に高めることとなり、耐摩耗性の向上には役立つ
ものの操縦安定性、乗心地性、高速耐久性を逆に低下さ
せるという問題がある。
、前記ＢＥＬの発生をさらに助長する他、トレッド剛性
を過度に高めることとなり、耐摩耗性の向上には役立つ
ものの操縦安定性、乗心地性、高速耐久性を逆に低下さ
せるという問題がある。
本発明は、高モジュラス繊維と、低モジュラス繊維とを
互いに撚り合わせることを基本として、双方の繊維材の
中間的物性を有するベルトコードを容易に形成すること
ができ、各繊維材が有する短所を改善し、耐ＢＥＬ性、
操縦安定性、耐摩耗性、高速耐久性等のタイヤ諸性能を
総合的に向上しうる自動二輪車用ラジアルタイヤの堤供
を目的としている。
互いに撚り合わせることを基本として、双方の繊維材の
中間的物性を有するベルトコードを容易に形成すること
ができ、各繊維材が有する短所を改善し、耐ＢＥＬ性、
操縦安定性、耐摩耗性、高速耐久性等のタイヤ諸性能を
総合的に向上しうる自動二輪車用ラジアルタイヤの堤供
を目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の自動二輪車用ラジ
アルタイヤは、タイヤ円周方向に対して７５度〜９０度
で傾斜するカーカスコードを並列したカーカスプライを
用いるカーカスの半径方向外側に、引張弾性率が４００
０〜５０００ｋｇ／ｍ２の高モジュラス繊維と、引張弾
性率が２００〜４００ｋｇ／ｍｍ”の低モジュラス繊維
とを撚り合わせることにより中間伸度を３〜８％としか
つタイヤ周方向に対して３０度以下で傾斜するベルトコ
ードを並列した複数枚のベルトプライを用いるベルト層
を設けている。
アルタイヤは、タイヤ円周方向に対して７５度〜９０度
で傾斜するカーカスコードを並列したカーカスプライを
用いるカーカスの半径方向外側に、引張弾性率が４００
０〜５０００ｋｇ／ｍ２の高モジュラス繊維と、引張弾
性率が２００〜４００ｋｇ／ｍｍ”の低モジュラス繊維
とを撚り合わせることにより中間伸度を３〜８％としか
つタイヤ周方向に対して３０度以下で傾斜するベルトコ
ードを並列した複数枚のベルトプライを用いるベルト層
を設けている。
このように高モジュラス繊維と低モジュラス繊維とを撚
り合わせてなるベルトコードは、中間伸度の適度の増大
によってブライ両端に作用する応力集中を緩和すること
ができ、しかも接着性に優れる低モジュラス繊維を混在
しているためＢＥＬ発生を効果的に防止しうる。又この
ものは実使用範囲内において高モジュラス繊維単独のも
ので形成したベルトコードと略同程度の操縦安定性、耐
摩耗性、高速耐久性を維持することができ、従来、単一
の繊維材料のものでは困難であったタイヤ総合特性の向
上を計ることが可能となる。
り合わせてなるベルトコードは、中間伸度の適度の増大
によってブライ両端に作用する応力集中を緩和すること
ができ、しかも接着性に優れる低モジュラス繊維を混在
しているためＢＥＬ発生を効果的に防止しうる。又この
ものは実使用範囲内において高モジュラス繊維単独のも
ので形成したベルトコードと略同程度の操縦安定性、耐
摩耗性、高速耐久性を維持することができ、従来、単一
の繊維材料のものでは困難であったタイヤ総合特性の向
上を計ることが可能となる。
〔実施例］
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第１図は本発明の自動二輪車用ラジアルタイヤ（以下タ
イヤという）の一実施例を示す断面図である。
イヤという）の一実施例を示す断面図である。
図において、タイヤ１は、トレッド２と、その両端から
タイヤ半径方向内方に向かってのびるサイドウオール３
と、日亥サイドウオール３のタイヤ半径方向内端部に位
置するビード４とを存しており、又ビード４に設けるビ
ードコア５．５間にはトロイダル状のカーカス６が架は
渡されるとともにその半径方向外側にはベル）１ｉ７が
配される。
タイヤ半径方向内方に向かってのびるサイドウオール３
と、日亥サイドウオール３のタイヤ半径方向内端部に位
置するビード４とを存しており、又ビード４に設けるビ
ードコア５．５間にはトロイダル状のカーカス６が架は
渡されるとともにその半径方向外側にはベル）１ｉ７が
配される。
ここでトレッド２はカーカス６のクラウン上にその輪郭
と略平行にクラウン中央から両端方向に延びその直線中
がサイドウオール３の最大中を越える断面形状をなすこ
とによりタイヤ傾斜時のキャンバ−スラストが維持され
る。
と略平行にクラウン中央から両端方向に延びその直線中
がサイドウオール３の最大中を越える断面形状をなすこ
とによりタイヤ傾斜時のキャンバ−スラストが維持され
る。
次にカーカス６は、本例ではカーカスコードがタイヤ赤
道に対して約７５度〜９０度の角度で傾斜する２枚のカ
ーカスプライ６Ａ、６Ｂで構成され、ビードコア５のま
わりを内側がら外側に折返される両端は前記サイドウオ
ール３で終端する。
道に対して約７５度〜９０度の角度で傾斜する２枚のカ
ーカスプライ６Ａ、６Ｂで構成され、ビードコア５のま
わりを内側がら外側に折返される両端は前記サイドウオ
ール３で終端する。
ここでビード４外側に位置するカー力スブライ６Ａの折
返し端６ａは、ビード４内側のカーカスプライ６Ｂの折
返し端６ｂよりも高い位置まで延長し、前記内の折返し
端６ｂを完全に被覆することにより該端部での応力集中
を緩和する。
返し端６ａは、ビード４内側のカーカスプライ６Ｂの折
返し端６ｂよりも高い位置まで延長し、前記内の折返し
端６ｂを完全に被覆することにより該端部での応力集中
を緩和する。
なお本例ではラジアル構造をなすことにより低下するタ
イヤ横剛性を補強するため、前記内、外の折返し端６ｂ
、６ａのビードベースからの高さＨｂ、Ｈａをタイヤ断
面高さＨの１５〜３０％及び２０〜４０％の範囲に設定
し、かつカーカス６とその折返し端６ａ、６ｂに囲まれ
る部分にビードコア５からサイドウオール方向に厚さを
漸減してのびる硬質ゴムよりなるビードエーペックス９
を配置するとともに、前記サイドウオール３自体も硬質
ゴムで形成している。
イヤ横剛性を補強するため、前記内、外の折返し端６ｂ
、６ａのビードベースからの高さＨｂ、Ｈａをタイヤ断
面高さＨの１５〜３０％及び２０〜４０％の範囲に設定
し、かつカーカス６とその折返し端６ａ、６ｂに囲まれ
る部分にビードコア５からサイドウオール方向に厚さを
漸減してのびる硬質ゴムよりなるビードエーペックス９
を配置するとともに、前記サイドウオール３自体も硬質
ゴムで形成している。
又前記カーカスコードには引張弾性率、特に初期弾性率
が１５００ ｋｇ／ ａｌ”以下の有機繊維コード、例
えばレーヨン、ポリエステルが使用されうるが、好まし
くは４００ｋｇ／ｍ”以下程度の例えばナイロン繊維コ
ードが用いられ、この場合、例えば１０００〜２０００
デニールの範囲で３５〜６０本／ ５ ｃｍの埋設密度
で３００％モジュラスが８０〜２３ｏｋｇ／ｃ（のゴム
に平行に埋設したタイヤファプリツタが用いられる。な
おり−カス６のカーカスプライは１枚以上用いられるが
ビードコア５のまわりでの折返し構造は、第１図に示す
ように内側から外側に折返すものの他、外側から内側に
折返すもの、あるいは両者の併用も採用でき、図は最適
な例として内側から外側へ折返したものを例示している
。
が１５００ ｋｇ／ ａｌ”以下の有機繊維コード、例
えばレーヨン、ポリエステルが使用されうるが、好まし
くは４００ｋｇ／ｍ”以下程度の例えばナイロン繊維コ
ードが用いられ、この場合、例えば１０００〜２０００
デニールの範囲で３５〜６０本／ ５ ｃｍの埋設密度
で３００％モジュラスが８０〜２３ｏｋｇ／ｃ（のゴム
に平行に埋設したタイヤファプリツタが用いられる。な
おり−カス６のカーカスプライは１枚以上用いられるが
ビードコア５のまわりでの折返し構造は、第１図に示す
ように内側から外側に折返すものの他、外側から内側に
折返すもの、あるいは両者の併用も採用でき、図は最適
な例として内側から外側へ折返したものを例示している
。
ベルト層７は、本例では、タイヤ周方向に対して３０度
以下の角度で並列したベルトコード９を具えかつ前記ト
レッド２の略全巾に亘る巾を有してカーカス６の半径方
向外側に配置される２層のカットエンド状のベルトプラ
イ７ａ、７ｂからなり、該ベルトプライ７ａ、７ｂは夫
々のベルトコードを互いに交差する向きに配している。
以下の角度で並列したベルトコード９を具えかつ前記ト
レッド２の略全巾に亘る巾を有してカーカス６の半径方
向外側に配置される２層のカットエンド状のベルトプラ
イ７ａ、７ｂからなり、該ベルトプライ７ａ、７ｂは夫
々のベルトコードを互いに交差する向きに配している。
又前記ベルトコード９は、第２図に示すように引張弾性
率特に初期弾性率が４０００〜５０００ｋｇ／ｍｍ”の
高モジュラス繊維９Ａ例えば芳香族ポリアミド繊維と、
引張弾性率特に初期弾性率が２００〜４００ ｋｇ／ｍ
ａ”の低モジュラス繊維９Ｂ例えばナイロン繊維とを撚
り合わせた織糸状をなし、その中間伸度は３〜８％の範
囲に設定される。なお本願でいう中間伸度とはコードに
荷重６．８ｋｇを作用させた時のコードの伸び率をいう
、前記芳香族ポリアミド繊維は、その中間伸度が２％以
下と低くかつナイロン繊維は１３％以上と比較的高いた
め、ベルトコード１本当たりの各繊維９Ａ、９Ｂの混撚
り本数比及び断面積比等を適宜変化させることにより中
間伸度を前記範囲内に容易に設定することができる。
率特に初期弾性率が４０００〜５０００ｋｇ／ｍｍ”の
高モジュラス繊維９Ａ例えば芳香族ポリアミド繊維と、
引張弾性率特に初期弾性率が２００〜４００ ｋｇ／ｍ
ａ”の低モジュラス繊維９Ｂ例えばナイロン繊維とを撚
り合わせた織糸状をなし、その中間伸度は３〜８％の範
囲に設定される。なお本願でいう中間伸度とはコードに
荷重６．８ｋｇを作用させた時のコードの伸び率をいう
、前記芳香族ポリアミド繊維は、その中間伸度が２％以
下と低くかつナイロン繊維は１３％以上と比較的高いた
め、ベルトコード１本当たりの各繊維９Ａ、９Ｂの混撚
り本数比及び断面積比等を適宜変化させることにより中
間伸度を前記範囲内に容易に設定することができる。
なお中間伸度が３％未満の場合、ベルトプライ両端に集
中する応力の緩和効果に劣り耐ＢＥＬ性を低下させ、又
８％をこえる場合、タガ効果が不十分となりラジアルタ
イヤ特有の操縦安定性、耐摩耗性、高速耐久性等に劣る
。
中する応力の緩和効果に劣り耐ＢＥＬ性を低下させ、又
８％をこえる場合、タガ効果が不十分となりラジアルタ
イヤ特有の操縦安定性、耐摩耗性、高速耐久性等に劣る
。
ここで前記繊維９Ａ、９Ｂは、その繊維太さが夫々１０
００〜２０００デニールの範囲が好ましく、又下撚り数
は１ ｃｍ長さ当たり２０〜４０回程度かつ上撚り数は
３０〜４０回程度の範囲が適当である。なお撚り数を増
加すると弾性率が低下し伸度が増大するため、このこと
により前記ベルトコードの物性を微調整することもでき
る。
００〜２０００デニールの範囲が好ましく、又下撚り数
は１ ｃｍ長さ当たり２０〜４０回程度かつ上撚り数は
３０〜４０回程度の範囲が適当である。なお撚り数を増
加すると弾性率が低下し伸度が増大するため、このこと
により前記ベルトコードの物性を微調整することもでき
る。
このように高モジュラス繊維９Ａと低モジュラス繊維９
Ｂとを撚り合わせ中間伸度を３〜８％としたベルトコー
ド９は、双方の繊維材単独で形成したベルトコードの中
間的な物性をかね具え、従って、従来高モジュラス繊維
９Ａ単独で形成したベルトコードが有する操縦安定性、
耐摩耗性、高速耐久性をほぼ維持しつつＢＥＬ発生を効
果的に抑制でき、タイヤ総合特性の向上を計ることが可
能となる。
Ｂとを撚り合わせ中間伸度を３〜８％としたベルトコー
ド９は、双方の繊維材単独で形成したベルトコードの中
間的な物性をかね具え、従って、従来高モジュラス繊維
９Ａ単独で形成したベルトコードが有する操縦安定性、
耐摩耗性、高速耐久性をほぼ維持しつつＢＥＬ発生を効
果的に抑制でき、タイヤ総合特性の向上を計ることが可
能となる。
第１図に示す構造をなしかつ第１表仕様に基づくタイヤ
サイズ１５０／６０Ｒ１Ｂのタイヤを試作し、ドラム耐
久テストによって耐ＢＥＬ性、タイヤの外径成長率及び
高速耐久性を従来品タイヤと比較した。
サイズ１５０／６０Ｒ１Ｂのタイヤを試作し、ドラム耐
久テストによって耐ＢＥＬ性、タイヤの外径成長率及び
高速耐久性を従来品タイヤと比較した。
なお該テストは、ＪＡＴＭＡ自動車タイヤ安全基準（二
輪車用タイヤの品！基準）に基づき行われた。
輪車用タイヤの品！基準）に基づき行われた。
第１表で明らかなごとく、本発明の実施例品１．２は、
従来品１．２の中間的特性を有しており、従来品ｌ、２
双方の短所を改善し、タイヤの総合特性を向上している
。
従来品１．２の中間的特性を有しており、従来品ｌ、２
双方の短所を改善し、タイヤの総合特性を向上している
。
叙上のごとく本発明の自動二輪車用ラジアルタイヤは、
ベルト層に高モジュラス繊維と低モジュラス繊維とを撚
り合わせたことにより中間伸度を所定の範囲に設定した
新規なベルトコードを用いているため、夫々単独の繊維
材で形成したベルトコードか存する双方の短所を効果的
に改善することができ、タイヤの総合特性の向上を計る
ことができる。
ベルト層に高モジュラス繊維と低モジュラス繊維とを撚
り合わせたことにより中間伸度を所定の範囲に設定した
新規なベルトコードを用いているため、夫々単独の繊維
材で形成したベルトコードか存する双方の短所を効果的
に改善することができ、タイヤの総合特性の向上を計る
ことができる。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図はベル
トコードの一例を示す側面図である。 ６−カーカス、 ６Ａ、６Ｂ・−カーカスプライ、７
−ベルト層、 ７Ａ、７Ｂ・−ベルトプライ、９−ベ
ルトコード、 ９Ａ・・−高モジュラス繊維、９Ｂ−
・低モジュラス繊維。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代理人 弁理
士 苗 村 正第２図 ９Ａ
トコードの一例を示す側面図である。 ６−カーカス、 ６Ａ、６Ｂ・−カーカスプライ、７
−ベルト層、 ７Ａ、７Ｂ・−ベルトプライ、９−ベ
ルトコード、 ９Ａ・・−高モジュラス繊維、９Ｂ−
・低モジュラス繊維。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代理人 弁理
士 苗 村 正第２図 ９Ａ
Claims (1)
- １ タイヤ円周方向に対して７５度〜９０度で傾斜する
カーカスコードを並列したカーカスプライを用いるカー
カスの半径方向外側に、引張弾性率が４０００〜５００
０ｋｇ／ｍｍ＾２の高モジュラス繊維と、引張弾性率が
２００〜４００ｋｇ／ｍｍ＾２の低モジュラス繊維とを
撚り合わせることにより中間伸度を３〜８％としかつタ
イヤ周方向に対して３０度以下で傾斜するベルトコード
を並列した複数枚のベルトプライを用いるベルト層を設
けてなる自動二輪車用ラジアルタイヤ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63238517A JPH0291239A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
| DE1989608314 DE68908314T2 (de) | 1988-09-22 | 1989-09-20 | Radialer Luftreifen für Motorräder. |
| EP19890309572 EP0360588B1 (en) | 1988-09-22 | 1989-09-20 | Radial tyre for motor cycle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63238517A JPH0291239A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0291239A true JPH0291239A (ja) | 1990-03-30 |
Family
ID=17031431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63238517A Pending JPH0291239A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0360588B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0291239A (ja) |
| DE (1) | DE68908314T2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04110206A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-10 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 乗用車用ラジアルタイヤ |
| JPH05604A (ja) * | 1990-10-23 | 1993-01-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
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