JPH0272675A - 高速パワーダイオードおよびその製造方法 - Google Patents
高速パワーダイオードおよびその製造方法Info
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- JPH0272675A JPH0272675A JP18067889A JP18067889A JPH0272675A JP H0272675 A JPH0272675 A JP H0272675A JP 18067889 A JP18067889 A JP 18067889A JP 18067889 A JP18067889 A JP 18067889A JP H0272675 A JPH0272675 A JP H0272675A
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Classifications
-
- H01L29/66136—
-
- H01L29/167—
-
- H01L29/36—
-
- H01L29/861—
Landscapes
- Thyristors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は特許請求の範囲第1項の前提部に記載しである
とおりの型の高速パワーダイオードと、そのようなダイ
オードを製造する方法に間する。
とおりの型の高速パワーダイオードと、そのようなダイ
オードを製造する方法に間する。
[従来の技術]
誘導性負荷を含むスイッチング回路においては、スイッ
チングされる構成要素または対応する構成要素の回路に
対して逆並列に、いわゆるフリランニングダイオードか
配置される。スイッチングされる構成要素の品質か高ま
ると共に、フリランニングダイオードに対する要求も高
まる。
チングされる構成要素または対応する構成要素の回路に
対して逆並列に、いわゆるフリランニングダイオードか
配置される。スイッチングされる構成要素の品質か高ま
ると共に、フリランニングダイオードに対する要求も高
まる。
例えば+200Vよつ大きい耐逆電圧、低い順方向電圧
降下、および小さい逆電流のほかに、あたやかな、いわ
ゆるリカバリー特性か要求される。このリカバリー特性
とは、ダイオードの動的挙動に対応する特許てあって、
順方向フェーズから逆バイアスフェーズへの切換えに際
しての半導体からの電荷担体プラズマの放出に関係して
いる。おたヤかなりカバリ−特′1の場合には、逆電流
(逆回復電流)は実質上おだやかに減少し、逆電流によ
って不都合な過電圧が回路の中で生することかない。こ
の挙動を特定する特性値かいわゆる平滑ファクター(W
eichheitsfaktor)Wである。
降下、および小さい逆電流のほかに、あたやかな、いわ
ゆるリカバリー特性か要求される。このリカバリー特性
とは、ダイオードの動的挙動に対応する特許てあって、
順方向フェーズから逆バイアスフェーズへの切換えに際
しての半導体からの電荷担体プラズマの放出に関係して
いる。おたヤかなりカバリ−特′1の場合には、逆電流
(逆回復電流)は実質上おだやかに減少し、逆電流によ
って不都合な過電圧が回路の中で生することかない。こ
の挙動を特定する特性値かいわゆる平滑ファクター(W
eichheitsfaktor)Wである。
高速パワーダイオードの公知の構成形態においては、リ
カバリー特性は、半導体の3層構造における高抵抗の中
間ゾーンのドーピングと寸法によって影響される。与え
られた耐逆電圧に対し、最大の不純物センタ濃度は、例
えば100OVに対しては2 x 10”cm−3,2
000Vに対しては7 X 1013cm−3であれば
よく、これらの場合の対応する中間ゾーンの最小厚さは
それぞれ80μm 、I80μmであればよい。しかし
、研究の結果が示しているように、リカバリー特性は、
所与のドーピング濃度と阻止電力の下で、中間ゾーンの
厚さを決めるということだけでは希望するように最適化
され得ないし、また、適用のされ方との関係や、今日市
場にあるスイッチング用半導体素子を用いることとの関
係において、平滑ファクターに対する要求は、パワダイ
オードのそのような寸法の決め方によっては満たされ得
ない。
カバリー特性は、半導体の3層構造における高抵抗の中
間ゾーンのドーピングと寸法によって影響される。与え
られた耐逆電圧に対し、最大の不純物センタ濃度は、例
えば100OVに対しては2 x 10”cm−3,2
000Vに対しては7 X 1013cm−3であれば
よく、これらの場合の対応する中間ゾーンの最小厚さは
それぞれ80μm 、I80μmであればよい。しかし
、研究の結果が示しているように、リカバリー特性は、
所与のドーピング濃度と阻止電力の下で、中間ゾーンの
厚さを決めるということだけでは希望するように最適化
され得ないし、また、適用のされ方との関係や、今日市
場にあるスイッチング用半導体素子を用いることとの関
係において、平滑ファクターに対する要求は、パワダイ
オードのそのような寸法の決め方によっては満たされ得
ない。
さらに、局部での折体寿命を調整し、それによって、リ
カバリー特性を変えるという意味でのスイッチング特性
の制御のために、プロトン照射やヘリウム核の照射を利
用することが公知であるが、この方法は、多大の設備費
と処理時間を要する故に、高速パワーダイオードの大量
生産のためには目下ところ用いられ得ない。
カバリー特性を変えるという意味でのスイッチング特性
の制御のために、プロトン照射やヘリウム核の照射を利
用することが公知であるが、この方法は、多大の設備費
と処理時間を要する故に、高速パワーダイオードの大量
生産のためには目下ところ用いられ得ない。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、パワーエレクトロニクスの様々な回路
においてフリーランニングダイオードとして使われる場
合のすべての高度な要求を、最適化されたりカバリ−特
性と共に満足するような高速パワーダイオ−ドラ揚供す
ることにある。
においてフリーランニングダイオードとして使われる場
合のすべての高度な要求を、最適化されたりカバリ−特
性と共に満足するような高速パワーダイオ−ドラ揚供す
ることにある。
[課題を解決するための手段]
この課題は、さきに述べたタイプで特許請求の範囲第1
項の特徴の部分に記載のようなパワーダイオードと、そ
のようなダイオードを作るために特許請求の範囲第6項
の特徴の部分に記載のような方法とによって解決される
。有利な実施態様か特許請求の範囲第2〜5項、第7〜
9項に記載されている。
項の特徴の部分に記載のようなパワーダイオードと、そ
のようなダイオードを作るために特許請求の範囲第6項
の特徴の部分に記載のような方法とによって解決される
。有利な実施態様か特許請求の範囲第2〜5項、第7〜
9項に記載されている。
[実施例]
以降、実施例により、図面を用いて本発明を説明する。
第1図において示されているように、順方向電流りは、
スイッチングによって0まで低下し、フリーランニング
ダイオード(フリーホイーリングダイオード)の層状構
造の中にまた蓄積されている電荷によって、順方向のフ
ェーズから逆バイアスフェーズに切り換った後でも、逆
電流IRRか流れ、それは、逆バイアスフェーズの時間
経過と共に減少する。電流かOの時点(電流0のクロス
オバ)と過電流か最大になる時点の間の時間は、電圧遅
れ時Fmtsである。この時間は、スイッチングによる
電流切換え速度に対応するのて逆電流の変化−di/d
士に影響され、し象かってこれはりカバリ−特性によっ
て定まる。公知のフリーランニングダイオードにおける
中間ゾーンの厚さとドーピングによって定まったりカバ
リ−特性では、逆電流は極めて急速に減少し、その結果
、不都合に高い過電圧か生ずる。したがって、それぞれ
の回路の構成要素の損傷や破損を防止するためには、逆
電流の平滑な減少、つまり、許容節目を越える過電圧が
生することのないような、半導体からの蓄積電荷の放出
か実現されるへきである。逆電流か最大である時点と逆
電流か20%まで低下した時点の間の時間はいわゆる逆
電流減少時間1fである。逆電流減少時間1fと電圧遅
れ時間士、の比(tf/l、)か平滑ファクターWてあ
り、これら両方の時間の和は阻止あくれ時間(逆回復時
間)Toである。
スイッチングによって0まで低下し、フリーランニング
ダイオード(フリーホイーリングダイオード)の層状構
造の中にまた蓄積されている電荷によって、順方向のフ
ェーズから逆バイアスフェーズに切り換った後でも、逆
電流IRRか流れ、それは、逆バイアスフェーズの時間
経過と共に減少する。電流かOの時点(電流0のクロス
オバ)と過電流か最大になる時点の間の時間は、電圧遅
れ時Fmtsである。この時間は、スイッチングによる
電流切換え速度に対応するのて逆電流の変化−di/d
士に影響され、し象かってこれはりカバリ−特性によっ
て定まる。公知のフリーランニングダイオードにおける
中間ゾーンの厚さとドーピングによって定まったりカバ
リ−特性では、逆電流は極めて急速に減少し、その結果
、不都合に高い過電圧か生ずる。したがって、それぞれ
の回路の構成要素の損傷や破損を防止するためには、逆
電流の平滑な減少、つまり、許容節目を越える過電圧が
生することのないような、半導体からの蓄積電荷の放出
か実現されるへきである。逆電流か最大である時点と逆
電流か20%まで低下した時点の間の時間はいわゆる逆
電流減少時間1fである。逆電流減少時間1fと電圧遅
れ時間士、の比(tf/l、)か平滑ファクターWてあ
り、これら両方の時間の和は阻止あくれ時間(逆回復時
間)Toである。
所望の逆電流変化を得るための本発明による手段は、p
n遷移領域における担体寿命と、pn按合のエミッタを
構成する外側層3の不純物センタ濃度Naに関する。N
Aを少なくすると、リカバリー特性か所望のようになる
ということを、研究の結果か示している。第2a図に示
されている多層構造は、高抵抗でn電導型の中間ゾーン
1と、その中間ゾーン1の一方の側でそれに接しでいる
、高濃度にドーピングされ楚同じ電導型の外側ゾーン2
と、中間ゾーンの他方の側に接している高濃度にドーピ
ングされたn電導型であってp+エミッタを構成する外
側ゾーン3で成っている。2つの外側ゾーン2と3の接
続電極が参照番号4と5で示されてあり、それら各々の
リード線が参照番号6と7で示されている。公知のフリ
ーランニングダイオードまたは高速グイオートでは、p
+エミッタか最高濃度にドーピングさていて、不純物セ
ンタ濃度は10”cm−3またはそれ以上である。しか
し本発明では、このドーピングは1017〜5×101
8cm−3とされでおり、したかって公知の装置に比べ
ると3〜4桁だけ低く調節されている。このドーピング
濃度節回の下限は、様々の適用用途における良好な耐サ
ージ電流のために十分なだけpエミッタからの注入が行
なわれねばならないという条件によって定まる。これに
より、同じ逆電流IIIRに対して逆電流減少時間tf
が大きくなり、平滑ファクタWは大きくなる。このこと
は、pドーピングが少ないとp+エミッタ3から中門ゾ
ーン1への注入が少なくなつ、したかって、順方向フェ
ーズの間に、多層ゾーン構造中で、p+エミッタからの
電荷担体が過剰になる場合が少くなる、ということで説
明される。ダイオードが逆バイアスフェーズに切換えら
れたとき、中間ゾーン1にはまだ電荷担体の蓄積かある
間に、pn遷移領域は比較的に速く電荷担体を失う。さ
らに、pn遷移領域におけるpドーピングの濃度か少な
いことにより、次に行なわれる重金属注入に関してのゲ
・ンター作用か少なくなる。多層ゾーン構造で再結合セ
ンタの活性がなお残っているので、最高濃度にドーピン
グされたp+エミッタ3に対比しては、pn領域におけ
る担体寿命はより小さい。その間に、nn+遷移領域に
おいての担体寿命は英賃上変らない。上記の方法の総合
的効果として、逆電流IRRが減り、したがって電圧遅
れ時間士、か減り、そして平滑ファクタWを大きくする
ことかできる。
n遷移領域における担体寿命と、pn按合のエミッタを
構成する外側層3の不純物センタ濃度Naに関する。N
Aを少なくすると、リカバリー特性か所望のようになる
ということを、研究の結果か示している。第2a図に示
されている多層構造は、高抵抗でn電導型の中間ゾーン
1と、その中間ゾーン1の一方の側でそれに接しでいる
、高濃度にドーピングされ楚同じ電導型の外側ゾーン2
と、中間ゾーンの他方の側に接している高濃度にドーピ
ングされたn電導型であってp+エミッタを構成する外
側ゾーン3で成っている。2つの外側ゾーン2と3の接
続電極が参照番号4と5で示されてあり、それら各々の
リード線が参照番号6と7で示されている。公知のフリ
ーランニングダイオードまたは高速グイオートでは、p
+エミッタか最高濃度にドーピングさていて、不純物セ
ンタ濃度は10”cm−3またはそれ以上である。しか
し本発明では、このドーピングは1017〜5×101
8cm−3とされでおり、したかって公知の装置に比べ
ると3〜4桁だけ低く調節されている。このドーピング
濃度節回の下限は、様々の適用用途における良好な耐サ
ージ電流のために十分なだけpエミッタからの注入が行
なわれねばならないという条件によって定まる。これに
より、同じ逆電流IIIRに対して逆電流減少時間tf
が大きくなり、平滑ファクタWは大きくなる。このこと
は、pドーピングが少ないとp+エミッタ3から中門ゾ
ーン1への注入が少なくなつ、したかって、順方向フェ
ーズの間に、多層ゾーン構造中で、p+エミッタからの
電荷担体が過剰になる場合が少くなる、ということで説
明される。ダイオードが逆バイアスフェーズに切換えら
れたとき、中間ゾーン1にはまだ電荷担体の蓄積かある
間に、pn遷移領域は比較的に速く電荷担体を失う。さ
らに、pn遷移領域におけるpドーピングの濃度か少な
いことにより、次に行なわれる重金属注入に関してのゲ
・ンター作用か少なくなる。多層ゾーン構造で再結合セ
ンタの活性がなお残っているので、最高濃度にドーピン
グされたp+エミッタ3に対比しては、pn領域におけ
る担体寿命はより小さい。その間に、nn+遷移領域に
おいての担体寿命は英賃上変らない。上記の方法の総合
的効果として、逆電流IRRが減り、したがって電圧遅
れ時間士、か減り、そして平滑ファクタWを大きくする
ことかできる。
第2b図に示したドーピングプロフィルから、本発明に
よるダイオードにおいてドーピングか極めて非対称にな
っていることか明らかに知られる。高抵抗の中間ゾーン
の不純物センタ濃度は、公知の構成形態に対比して変え
でおらす、それは約1014cm″3である。
よるダイオードにおいてドーピングか極めて非対称にな
っていることか明らかに知られる。高抵抗の中間ゾーン
の不純物センタ濃度は、公知の構成形態に対比して変え
でおらす、それは約1014cm″3である。
第2のタト側ゾーン3については、最大の厚さを40μ
mとしている。この厚さはIOμm〜20μmの間にあ
るのか望ましい。ここにおいても本発明による構成形態
は公知の実施例と実質的に異なっている。
mとしている。この厚さはIOμm〜20μmの間にあ
るのか望ましい。ここにおいても本発明による構成形態
は公知の実施例と実質的に異なっている。
p+エミッタ3てのドーピング濃度は、イオン5主入に
よるが、または第1段階として例えば富化はう素ドーピ
ングテイスクを用いての固体源拡散法によるほう素の予
備デポジットを行い、第2段階としていわゆるドライブ
イン(Eintreib)拡散法を行うことによって達
せられる。しかし、ドーピング材料としてガリウムを用
いる一段階での拡散法も考えられる。
よるが、または第1段階として例えば富化はう素ドーピ
ングテイスクを用いての固体源拡散法によるほう素の予
備デポジットを行い、第2段階としていわゆるドライブ
イン(Eintreib)拡散法を行うことによって達
せられる。しかし、ドーピング材料としてガリウムを用
いる一段階での拡散法も考えられる。
高抵抗の中間ゾーン]は、−公知の構成形態に比べてよ
り薄く作られでいる。したかつて、一方に1 ] おいては、順方向電圧降下を小さくでき、また半導体の
パワー模矢を可能な最良程度まで減少させることかでき
る。他方においては、それに接する最高にドーピングさ
れた第1のタト側ゾーン2は、公知の構成形態における
よりも厚くされているが、追加的支持体を用いなくても
処理か行われるように十分に厚い半導体を用いるため、
この第1のタト側ゾーンに深い拡散か行われでいる。本
発明によればざらに、高度にトルピングされた第1の外
側ゾーン2においで口+1拡散が行われるが、これもや
はりゲッター作用を有しでいて、特に、逆電流減少時間
tfを大きくし、したがって平滑ファクターWを高める
ことに寄与する。この処理段階は、第2b図の至純物セ
ンタのプロフィルのn+領領土上付加して行われ、例え
ば、燐の拡散を用いて高い濃度を達成する。この日子領
域でのプロフィルの曲線における不連続性に、第1の外
側ゾーン2での不純物センタ濃度を、別個で時間的に相
前後した2つのプロセスで生成させる必要上玉するもの
である。燐拡散のためにはPOCi3を用いるのか有利
である。
り薄く作られでいる。したかつて、一方に1 ] おいては、順方向電圧降下を小さくでき、また半導体の
パワー模矢を可能な最良程度まで減少させることかでき
る。他方においては、それに接する最高にドーピングさ
れた第1のタト側ゾーン2は、公知の構成形態における
よりも厚くされているが、追加的支持体を用いなくても
処理か行われるように十分に厚い半導体を用いるため、
この第1のタト側ゾーンに深い拡散か行われでいる。本
発明によればざらに、高度にトルピングされた第1の外
側ゾーン2においで口+1拡散が行われるが、これもや
はりゲッター作用を有しでいて、特に、逆電流減少時間
tfを大きくし、したがって平滑ファクターWを高める
ことに寄与する。この処理段階は、第2b図の至純物セ
ンタのプロフィルのn+領領土上付加して行われ、例え
ば、燐の拡散を用いて高い濃度を達成する。この日子領
域でのプロフィルの曲線における不連続性に、第1の外
側ゾーン2での不純物センタ濃度を、別個で時間的に相
前後した2つのプロセスで生成させる必要上玉するもの
である。燐拡散のためにはPOCi3を用いるのか有利
である。
第3図で、平滑ファクターWとp+エミッタ3のドーピ
ング濃度との関係か見られる。本発明における濃度節回
に調節するならば、フリーランニングダイオードのスイ
ッチング特性を、公知のグイオートでは平滑ファクター
Wが1.5より小さいのに比へて、非宮に改善すること
ができる。
ング濃度との関係か見られる。本発明における濃度節回
に調節するならば、フリーランニングダイオードのスイ
ッチング特性を、公知のグイオートでは平滑ファクター
Wが1.5より小さいのに比へて、非宮に改善すること
ができる。
第4図は、重金属原子かスイッチング特性に及ぼす影響
に閉する。担体寿命を減少させるために、拡散によって
全原子を半導体ディスクに注入することか公知である。
に閉する。担体寿命を減少させるために、拡散によって
全原子を半導体ディスクに注入することか公知である。
これは本発明によるダイオードにあいでもやはり実施可
能である。しかし、再結合センタの生成のためにやはり
公知である白金を用いるならば、金に比へ20%高い平
滑ファクターを得ることができる。多層ゾーン構造への
重金属原子の注入はp+エミッタ3の側から行うのか有
利である。拡散の時間は10〜45分の間であればよい
。構成要素としての要求次第によって、重金属原子の拡
散のための温度は、白金を用いる場合850°C〜10
00″Gの間にある。第4図のオシログラムにおける2
つのカーブは、白金を用い、拡散温度を10℃だけ変え
たときの逆電流曲線を示す。このオシログラムから、温
度を高くすれば逆電流IRQか減り、それにより電圧遅
れ時間が減り、平滑ファクターは大きくなるということ
が明らかに知られる。
能である。しかし、再結合センタの生成のためにやはり
公知である白金を用いるならば、金に比へ20%高い平
滑ファクターを得ることができる。多層ゾーン構造への
重金属原子の注入はp+エミッタ3の側から行うのか有
利である。拡散の時間は10〜45分の間であればよい
。構成要素としての要求次第によって、重金属原子の拡
散のための温度は、白金を用いる場合850°C〜10
00″Gの間にある。第4図のオシログラムにおける2
つのカーブは、白金を用い、拡散温度を10℃だけ変え
たときの逆電流曲線を示す。このオシログラムから、温
度を高くすれば逆電流IRQか減り、それにより電圧遅
れ時間が減り、平滑ファクターは大きくなるということ
が明らかに知られる。
第1図は平滑ファクターWの定義を示すための、高速ダ
イオードが順方向フェーズに切換えられたときの電流の
変化経過を示す図、笛2a図は層状構造を概略的に示す
図、第2b図はそれに対応するドーピングプロフィルを
示す図、第3図は平滑ファクターWと第2の外側ゾーン
の不純物センタ濃度との関係を示す図、第4図は白金原
子の拡散処理の温a%変えたときの逆電流変化経過を示
す図である。 1・・・・中間ゾーン、 2・・・・第1の外側ゾーン、 3・・・・第2の外側ゾーン、 4.5・・・・電極、 6゜ 7・・・・リ ド線。
イオードが順方向フェーズに切換えられたときの電流の
変化経過を示す図、笛2a図は層状構造を概略的に示す
図、第2b図はそれに対応するドーピングプロフィルを
示す図、第3図は平滑ファクターWと第2の外側ゾーン
の不純物センタ濃度との関係を示す図、第4図は白金原
子の拡散処理の温a%変えたときの逆電流変化経過を示
す図である。 1・・・・中間ゾーン、 2・・・・第1の外側ゾーン、 3・・・・第2の外側ゾーン、 4.5・・・・電極、 6゜ 7・・・・リ ド線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、3つの層状のゾーンの系列を備え、そのうち、高抵
抗で第1の電導型の中間ゾーン(1)か、その一方の側
においては、高濃度にドーピングされた第1の電導型の
第1の外側ゾーン(2)と結合されており、その他方の
側においては、高濃度にドーピングされた第2の電導型
の第2の外側ゾーン(3)との間にpn遷移領域を含み
、かつ、担体の寿命を減少させるために再結合センタを
有し、この中間ゾーン(1)は、耐逆電圧の選定によっ
て定まる厚さとドーピング濃度を有する半導体の本体を
含む高速パワーダイオードにおいて、 第1の外側ゾーン(2)は第2の外側ゾーン(3)より
も10^3〜10^4のファクターでより高濃度にドー
ピングされており、 第2の外側ゾーンのドーピング濃度は10^1^7〜5
×10^1^8cm^−^3の間にあることを特徴とす
る高速パワーダイオード。 2、第2の外側ゾーン(3)の厚さが最大では40μm
である、請求項1に記載の高速パワーダイオード。 3、厚さが10μm〜20μm(7)範囲の第2の外側
ゾーン(3)が設けられている、請求項2に記載の高速
パワーダイオード。 4、重金属原子の拡散で形成された再結合センタがある
、請求項1に記載の高速パワーダイオード。 5、再結合センタの形成のために金または白金が用いら
れる、請求項4に記載の高速パワーダイオード。 6、第1の電導型の基礎ドーピングがされた半導体の、
相反して位置する両側のうちの一方の側には、高濃度に
ドーピングされた第1の電導型の第1の外側ゾーン(2
)が形成され、他方の側では、より高濃度にドーピング
された第2の電導型の第2の外側ゾーン(3)か、両方
の外側ゾーンの間に存在する高抵抗の中間ゾーン(1)
との間にpn遷移領域を作って形成され、さらに、それ
らのゾーンの系列には、担体寿命の減少のために重金属
原子が注入されるパワーダイオードの製造方法において
、 10^2^0cm^−^3またはそれより高い不純物セ
ンタ濃度をもつ第1の外側ゾーン(2)が生成され、1
0^1^7〜5×10^1^8cm^−^3の間にある
不純物センタ濃度をもつ第2の外側ゾーン(3)が生成
され、それに続いての別の処理段階で、第1の外側ゾー
ン(2)において、該第1の外側ゾーン(2)の濃度よ
りも高い表面濃度が作られることを特徴とする請求項1
ないし5のいずれか1項に記載の高速パワーダイオード
を製造する方法。 7、第2の外側ゾーン(3)が、固体源拡散法による予
備デポジットとそれに続いてのドライブイン拡散法によ
って作られる、請求項6に記載の方法。 8、厚さが40μm以内の第2の外側ゾーン(3)が作
られる、請求項6に記載の方法。 9、重金属原子が第2の外側ゾーン(3)の側から注入
される、請求項6に記載の方法。
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- 1989-07-14 JP JP18067889A patent/JPH0272675A/ja active Pending
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