JPH0263173A - 半導体加速度センサの製造方法 - Google Patents
半導体加速度センサの製造方法Info
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- JPH0263173A JPH0263173A JP21463688A JP21463688A JPH0263173A JP H0263173 A JPH0263173 A JP H0263173A JP 21463688 A JP21463688 A JP 21463688A JP 21463688 A JP21463688 A JP 21463688A JP H0263173 A JPH0263173 A JP H0263173A
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- acceleration sensor
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Landscapes
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、自動車、工業計測、航空機等の分野におい
て用いられる半導体加速度センサの製造方法に関する。
て用いられる半導体加速度センサの製造方法に関する。
「従来の技術」
第2図は従来の半導体加速度センサの斜視図である。こ
の図において、lは半導体加速度センサチップ、2a、
・・はチップ1上に形成されたボンディングバノド(電
極)、3.4はチップlの上下に取り付けられたストッ
パであり、共にガラス、ノリコノ等によって構成される
板状のストッパである。
の図において、lは半導体加速度センサチップ、2a、
・・はチップ1上に形成されたボンディングバノド(電
極)、3.4はチップlの上下に取り付けられたストッ
パであり、共にガラス、ノリコノ等によって構成される
板状のストッパである。
第3図(イ)はストッパ3を取り外した場合のデツプ1
の構成を示す平面図である。この図において、5はチッ
プ1の周縁部に沿って“C”字状に形成されている空隙
部である。6aは片持梁部であり、空隙部5によって細
く形成されており、この片時梁部6aの先端には方形状
の重り部6bが形成されている。8,8は“コ゛字状に
形成された加速度検出用の検出抵抗であり、片持梁部6
aの上面に設けられている。この検出抵抗8.8の両端
がポンディングパッド2a、・・・に各々接続されてい
る。また、ハツチング部9はストッパ3の接着面である
。
の構成を示す平面図である。この図において、5はチッ
プ1の周縁部に沿って“C”字状に形成されている空隙
部である。6aは片持梁部であり、空隙部5によって細
く形成されており、この片時梁部6aの先端には方形状
の重り部6bが形成されている。8,8は“コ゛字状に
形成された加速度検出用の検出抵抗であり、片持梁部6
aの上面に設けられている。この検出抵抗8.8の両端
がポンディングパッド2a、・・・に各々接続されてい
る。また、ハツチング部9はストッパ3の接着面である
。
第3図(ロ)はストッパ3を取り付は面から見た図であ
り、この図において、lOは凹部であり、この凹部は片
持梁部6a、重り部6bに対応する部分に形成されてい
る。また、ハツチング部IIは同図(イ)の接着面9に
接着される接着面である。第4図は第3図(イ)のA−
A線断面図であり、この図に示すように、重り部6bは
厚く形成され、片持梁部6aは薄く形成されている。
り、この図において、lOは凹部であり、この凹部は片
持梁部6a、重り部6bに対応する部分に形成されてい
る。また、ハツチング部IIは同図(イ)の接着面9に
接着される接着面である。第4図は第3図(イ)のA−
A線断面図であり、この図に示すように、重り部6bは
厚く形成され、片持梁部6aは薄く形成されている。
次に、第5図を参照して上述した半導体加速度センサの
製造工程を説明する。
製造工程を説明する。
■まV、第5図(イ)に示すように、n型のシリコン基
板12の上下面各々に、ノリコン酸化膜(以下、5iO
z膜と称する)13.14を形成する。この5iO1膜
13.14の形成は、シリコン基板t2を拡散炉内に配
置し、1000〜1200℃の酸化性雰囲気中で熱処理
することにより行う。
板12の上下面各々に、ノリコン酸化膜(以下、5iO
z膜と称する)13.14を形成する。この5iO1膜
13.14の形成は、シリコン基板t2を拡散炉内に配
置し、1000〜1200℃の酸化性雰囲気中で熱処理
することにより行う。
■次に、第5図(ロ)に示すように、フォトリソグラフ
ィにより、5iO1膜13に不純物拡散用窓!5を形成
する。
ィにより、5iO1膜13に不純物拡散用窓!5を形成
する。
■次に、第5図(ロ)のシリコン基板12を拡散炉内に
配置し、1000〜1200℃の雰囲気中で不純物拡散
用窓15がらボロン(はう素)を供給し、第5図(ハ)
に示すp型拡敢層(以下、検出抵抗と称する)!6を形
成する。また、ドライブイン処理により、SiO*l[
が検出抵抗16上に成長する。
配置し、1000〜1200℃の雰囲気中で不純物拡散
用窓15がらボロン(はう素)を供給し、第5図(ハ)
に示すp型拡敢層(以下、検出抵抗と称する)!6を形
成する。また、ドライブイン処理により、SiO*l[
が検出抵抗16上に成長する。
なお、検出抵抗16は、イオン注入法により形成しても
よい。
よい。
■次に、第5図(ニ)に示すように、フォトリソグラフ
ィにより、Sin、膜13にアルミニウムコンタクト用
窓17を形成する。
ィにより、Sin、膜13にアルミニウムコンタクト用
窓17を形成する。
■次に、第5図(ホ)に示すように、第5図(ニ)のシ
リコンウェハの上面にスパッタリングまたは真空蒸着等
によってアルミニウム膜2を形成する。
リコンウェハの上面にスパッタリングまたは真空蒸着等
によってアルミニウム膜2を形成する。
0次に、第5図(へ)に示すように、フォトリソグラフ
ィによりアルミニウム膜2のパターニングを行い、リン
酸(約60’C)等でアルミニウム膜2のエツチングを
行い、アルミニウム配線およびポンディングパッド2a
を形成する。
ィによりアルミニウム膜2のパターニングを行い、リン
酸(約60’C)等でアルミニウム膜2のエツチングを
行い、アルミニウム配線およびポンディングパッド2a
を形成する。
■次に、第5図(ト)に示すように、シリコン基板12
の下面の5ift膜I4に片持梁部用窓1B。
の下面の5ift膜I4に片持梁部用窓1B。
重り部用窓19をフォトリソグラフィにより形成する。
0次に、第5図(チ)に示すように、K OH、ヒドラ
ジン、EPW(エヂレンノアミン、ピロカテコール、純
水の混合液)等のエツチング液を用いてシリコン基板1
2の下面から予め決定した片持梁部の厚みの2倍となる
までエツチングを行い、切欠部20.21を形成する。
ジン、EPW(エヂレンノアミン、ピロカテコール、純
水の混合液)等のエツチング液を用いてシリコン基板1
2の下面から予め決定した片持梁部の厚みの2倍となる
までエツチングを行い、切欠部20.21を形成する。
0次に、第5図(す)に示すように、切欠部21の上面
に対向する5iOy膜13に空隙部用窓22をフォトリ
ソグラフィにより形成する。
に対向する5iOy膜13に空隙部用窓22をフォトリ
ソグラフィにより形成する。
[相]次に、第5図(ヌ)に示すように、0項で用いた
エツチング液により、切欠部2Iがシリコン基板12の
上面に貫通するまで同基板12の両面からエツチングを
行う。これにより、切欠部2Iが貫通して重り部6bか
形成され、また、切欠部20がさらに削られて目的とす
る粱厚となる片持梁部6aが形成される。また、貫通し
た部分が空隙部5となる。
エツチング液により、切欠部2Iがシリコン基板12の
上面に貫通するまで同基板12の両面からエツチングを
行う。これにより、切欠部2Iが貫通して重り部6bか
形成され、また、切欠部20がさらに削られて目的とす
る粱厚となる片持梁部6aが形成される。また、貫通し
た部分が空隙部5となる。
0次に、第5図(ル)に示すように、シリコン基板12
上面へストッパ3を、シリコン基板12下面へストッパ
4を樹脂により接着°する。
上面へストッパ3を、シリコン基板12下面へストッパ
4を樹脂により接着°する。
0次に、グイシングツ−により、実線Yに示した個所で
ストッパ3を切断し、次いで、点線Zに示した個所で切
断してチップ1.・・とする。
ストッパ3を切断し、次いで、点線Zに示した個所で切
断してチップ1.・・とする。
以上が従来の製造工程の一例である。なお、チップ1の
片持梁部6aと重り部6bとを形成した残りの部分を支
持部6cと称する。また、SiO*膜13.14が、0
項のシリコン基板12のエツチングの際のエツチング液
(K OH、ヒドラジン、EPW等)に対して可溶(マ
スクとして働かない)である場合は、さらに、S i
Oを膜13.14上に常圧CVD、減圧CVDあるいは
プラズマCVD法等によってS i−N 、膜を形成し
、二重の膜とする。
片持梁部6aと重り部6bとを形成した残りの部分を支
持部6cと称する。また、SiO*膜13.14が、0
項のシリコン基板12のエツチングの際のエツチング液
(K OH、ヒドラジン、EPW等)に対して可溶(マ
スクとして働かない)である場合は、さらに、S i
Oを膜13.14上に常圧CVD、減圧CVDあるいは
プラズマCVD法等によってS i−N 、膜を形成し
、二重の膜とする。
また、アルミニウム配線およびボンディングパット2a
は、アルミニウムで形成されているが、0項で使用する
エツチング液(KOH,ヒドラジンE P W等)にお
かされる場合は、金を用いる。
は、アルミニウムで形成されているが、0項で使用する
エツチング液(KOH,ヒドラジンE P W等)にお
かされる場合は、金を用いる。
また、ストッパの材質としては、他にシリコンを用いて
もよいが、その場合は、予め5iOy膜か513N4膜
(窒化模)をストッパ表面に成長させておく。また、0
項の接着方法には、樹脂による接着を用いたが、他に共
晶接合(A u−G e、A u−8iA Ll−31
1)、ガラス接合(低融点ガラス)、陽極接合(Si−
9i)を用いてらよい。
もよいが、その場合は、予め5iOy膜か513N4膜
(窒化模)をストッパ表面に成長させておく。また、0
項の接着方法には、樹脂による接着を用いたが、他に共
晶接合(A u−G e、A u−8iA Ll−31
1)、ガラス接合(低融点ガラス)、陽極接合(Si−
9i)を用いてらよい。
「発明が解決しようとする課題」
ところで、従来の加速度センサの製造方法にあっては、
」二連したように、梁部6aの形成後のノリコンJiG
Vi、12にストッパ3.4を取り付け、梁部6aの強
化を行っていたが、この梁部6aは非常にもろいしので
あり(数+C11の高さから落下しただけで破壊する)
、梁部6aが形成されてからストッパ3.4を取り付け
るまでの取り扱いの際あるいはストッパ3,4を取り付
ける際に衝撃によって梁部が破壊されることがあり、こ
のため、歩留りか悪化する問題があった。
」二連したように、梁部6aの形成後のノリコンJiG
Vi、12にストッパ3.4を取り付け、梁部6aの強
化を行っていたが、この梁部6aは非常にもろいしので
あり(数+C11の高さから落下しただけで破壊する)
、梁部6aが形成されてからストッパ3.4を取り付け
るまでの取り扱いの際あるいはストッパ3,4を取り付
ける際に衝撃によって梁部が破壊されることがあり、こ
のため、歩留りか悪化する問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、梁部
が形成されてからストッパを取り付けるまでの際あるい
はストッパを取り付ける際に衝撃が加わっても梁部が破
壊される恐れがない半導体加速度センサの製造方法を提
供することを目的としている。
が形成されてからストッパを取り付けるまでの際あるい
はストッパを取り付ける際に衝撃が加わっても梁部が破
壊される恐れがない半導体加速度センサの製造方法を提
供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
この発明は、半導体基板に略C字状の空隙部を形成する
ことにより重り部および検出抵抗が形成された梁部を形
成し、そして、この半導体基板をチップ毎に切断する半
導体加速度セッサの製造方法において、 (a)前記半導体基板の前記梁部の形成される位置およ
び空隙部となる位置を規定の寸法にエツチングし、 (b)前記半導体基板の下面に、前記重り部、梁部の形
成される位置の周囲を固定するストッパ部材を取り付け
、 (c)1箱足半導体基板の前記空隙部となる位置をさら
にエツチングして前記重り部、梁部を形成し、(d)前
記重り部、梁部が形成された前記半導体基板の上面に、
前記重り部、梁部の周囲を固定するストッパ部材を取り
付け、 (e)このストッパ部材を取り付けた状態において、前
記チップ毎の切断を行うことを特徴とする。
ことにより重り部および検出抵抗が形成された梁部を形
成し、そして、この半導体基板をチップ毎に切断する半
導体加速度セッサの製造方法において、 (a)前記半導体基板の前記梁部の形成される位置およ
び空隙部となる位置を規定の寸法にエツチングし、 (b)前記半導体基板の下面に、前記重り部、梁部の形
成される位置の周囲を固定するストッパ部材を取り付け
、 (c)1箱足半導体基板の前記空隙部となる位置をさら
にエツチングして前記重り部、梁部を形成し、(d)前
記重り部、梁部が形成された前記半導体基板の上面に、
前記重り部、梁部の周囲を固定するストッパ部材を取り
付け、 (e)このストッパ部材を取り付けた状態において、前
記チップ毎の切断を行うことを特徴とする。
「作用」
この発明によれば、梁部の形成される位置および空隙部
となる位置を規定の寸法にエツチングした後、重り部と
梁部が形成される位置の周囲を固定するストッパを下面
に取り付け、次いで、空隙部となる位置をさらにエツチ
ングして重り部と梁部を形成した後、重り部と梁部が形
成された位置の周囲を固定するストッパを上面に取り付
ける。
となる位置を規定の寸法にエツチングした後、重り部と
梁部が形成される位置の周囲を固定するストッパを下面
に取り付け、次いで、空隙部となる位置をさらにエツチ
ングして重り部と梁部を形成した後、重り部と梁部が形
成された位置の周囲を固定するストッパを上面に取り付
ける。
これにより、梁部が形成されてからストッパを取り付け
るまでの際あるいはストッパを取り付ける際に梁部が破
壊されることがない。
るまでの際あるいはストッパを取り付ける際に梁部が破
壊されることがない。
「実施例」
以下、第1図を参照してこの発明の一実施例による製造
方法について1悦明する。なお、この図における(イ)
の工程より以萌の工程は、前述した第5図(イ)〜(ハ
)の工程と同一であるので、その説明を省略する。
方法について1悦明する。なお、この図における(イ)
の工程より以萌の工程は、前述した第5図(イ)〜(ハ
)の工程と同一であるので、その説明を省略する。
■第5図(ハ)の工程が終了すると、次に第1図(イ)
に示すように、ノリコノ基板I2の下面の5iO1膜1
4に片持梁部用窓181重り部用窓19をフォトリソグ
ラフィにより形成する。
に示すように、ノリコノ基板I2の下面の5iO1膜1
4に片持梁部用窓181重り部用窓19をフォトリソグ
ラフィにより形成する。
■次に、第1図(ロ)に示すように、K O+−1、ヒ
ドラノン、EPW等のエツチング液を用いてノリコン基
板I2の下面から、片持梁部6aの規定の寸法の厚みと
なるまでエツチングを行い、切欠部20.21を形成す
る。
ドラノン、EPW等のエツチング液を用いてノリコン基
板I2の下面から、片持梁部6aの規定の寸法の厚みと
なるまでエツチングを行い、切欠部20.21を形成す
る。
■次に、第1図(ハ)に示すように、フォトリソグラフ
ィにより、SiO!膜13にアルミニウムコンタクト用
窓17を形成する。
ィにより、SiO!膜13にアルミニウムコンタクト用
窓17を形成する。
■次に、第1図(ニ)に示すように、第1図(ハ)のシ
リコンウェハの上面にスパッタリングまたは真空蒸着等
によってアルミニウム膜2を形成する。
リコンウェハの上面にスパッタリングまたは真空蒸着等
によってアルミニウム膜2を形成する。
■次に、第1図(ホ)に示すように、フォトリソグラフ
ィによりアルミニウム膜2をアルミニウム配線およびポ
ンディングパッド2aに形成する。
ィによりアルミニウム膜2をアルミニウム配線およびポ
ンディングパッド2aに形成する。
0次に、第1図(へ)に示すように、シリコン基板12
下面へストッパ4を梼脂により接着する。
下面へストッパ4を梼脂により接着する。
■次に、第1図(ト)に示すように、シリコンウェハ上
面にレジストを塗布し、レジストl1i30を形成する
。
面にレジストを塗布し、レジストl1i30を形成する
。
0次に、第1図(チ)に示すように、切欠部21の上面
に対向するレジスト膜30に空隙部用窓31を形成する
。
に対向するレジスト膜30に空隙部用窓31を形成する
。
0次に、第1図(す)に示すように、レジスト膜30を
マスクとして、まず、S io を膜13をエツチング
し、シリコン面を露出させる。次に、RIE(1’?e
active L on Etching)法により、
シリコンウェハ上部より露出したシリコン面の異方性エ
ツチングを行う。これにより、切欠部21が貫通して空
隙部5となり、片持梁部6aおよび重り部6bが形成さ
れる。なお、アルミニウム配線2aおよびS iOtH
I 3は、レジスト30により保護されているので、エ
ツチングされる心配がない。
マスクとして、まず、S io を膜13をエツチング
し、シリコン面を露出させる。次に、RIE(1’?e
active L on Etching)法により、
シリコンウェハ上部より露出したシリコン面の異方性エ
ツチングを行う。これにより、切欠部21が貫通して空
隙部5となり、片持梁部6aおよび重り部6bが形成さ
れる。なお、アルミニウム配線2aおよびS iOtH
I 3は、レジスト30により保護されているので、エ
ツチングされる心配がない。
[相]次に、第1図(ヌ)に示すように、O,プラズマ
エッヂング等によりレジスト30を除去する。
エッヂング等によりレジスト30を除去する。
0次に、第1図(ル)に示すように、シリコン基板12
上面へストッパ3を樹脂により接着する。
上面へストッパ3を樹脂により接着する。
0次に、グイシングツ−により、実線Yに示した個所で
ストッパ3を切断し、次いで、点線Zに示した個所で切
断してチップl、・・・とする。
ストッパ3を切断し、次いで、点線Zに示した個所で切
断してチップl、・・・とする。
このように、上記実施例の■項の過程において、片持梁
部6aとなる位置および空隙部5となる位置を規定の寸
法にエツチングすることにより、片持梁部6aとなる位
置はシリコンの薄膜となっているので、衝撃が加わって
も、梁部が破壊される恐れがない。
部6aとなる位置および空隙部5となる位置を規定の寸
法にエツチングすることにより、片持梁部6aとなる位
置はシリコンの薄膜となっているので、衝撃が加わって
も、梁部が破壊される恐れがない。
なお、上記実施例では、この発明を片持梁部を存する半
導体加速度センサに適用した場合について述べたが、こ
の発明は両持梁部を有する半導体加速度センサにも適用
することができる。また、■項のエツチングの際にSi
n、膜13.14がマスクとして働かない場合は、さら
に、5L3N4膜をマスクとしてシリコンウェハ上下面
に成長させる。また、■、■項のストッパの接着方法と
しては、他に共晶接合(Au−Ge、Au−8i、Au
−8n)、ガラス接合(低融点ガラス)、陽極接合(S
i−9i)を用いてもよい。
導体加速度センサに適用した場合について述べたが、こ
の発明は両持梁部を有する半導体加速度センサにも適用
することができる。また、■項のエツチングの際にSi
n、膜13.14がマスクとして働かない場合は、さら
に、5L3N4膜をマスクとしてシリコンウェハ上下面
に成長させる。また、■、■項のストッパの接着方法と
しては、他に共晶接合(Au−Ge、Au−8i、Au
−8n)、ガラス接合(低融点ガラス)、陽極接合(S
i−9i)を用いてもよい。
「発明の効果」
以上説明したように、この発明によれば、半導体基板の
梁部の形成される位置および空隙部となる位置を規定の
寸法にエツチングし、次いで、半導体基板の下面に、重
り部、梁部の形成される位置の周囲を固定するストッパ
部材を取り付け、次いで、半導体基板の空隙部となる位
置をさらにエツチングして重り部、梁部を形成し、次い
で、重り部、梁部が形成された半導体基板の上面に、重
り部、梁部の周囲を固定するストッパ部材を取り付け、
このストッパ部材を取り付けた状態において、チップ毎
の切断を行うようにしたので、梁部が形成されてからス
トッパを取り付けるまでの際あるいはストッパを取り付
ける際に衝撃によって梁部が破壊することがなく、これ
により、取り扱いが簡単になり、また、歩留りが向上す
る効果が得られる。
梁部の形成される位置および空隙部となる位置を規定の
寸法にエツチングし、次いで、半導体基板の下面に、重
り部、梁部の形成される位置の周囲を固定するストッパ
部材を取り付け、次いで、半導体基板の空隙部となる位
置をさらにエツチングして重り部、梁部を形成し、次い
で、重り部、梁部が形成された半導体基板の上面に、重
り部、梁部の周囲を固定するストッパ部材を取り付け、
このストッパ部材を取り付けた状態において、チップ毎
の切断を行うようにしたので、梁部が形成されてからス
トッパを取り付けるまでの際あるいはストッパを取り付
ける際に衝撃によって梁部が破壊することがなく、これ
により、取り扱いが簡単になり、また、歩留りが向上す
る効果が得られる。
第1図はこの発明の一実施例による半導体加速度センサ
の製造方法を説明するための工程図、第2図は従来の半
導体加速度センサの斜視図、第3図(イ)はストッパを
取り外した半導体加速度センサデツプの構成例を示す平
面図、第3図(ロ)は第2図のストッパ3の裏面図、第
4図は第3図(イ)のA−A線断面図、第5図は従来の
半導体加速度センサの製造方法を説明するための工程図
である。 ■・・・・・・チップ、3.4・・・・・・ストッパ、
5・・・・・・空隙部、6a・・・・・・片持梁部、6
b・・・・・・重り部、6c・・・・・・支持部、12
・・・・・・半導体基板(シリコン基板)、1G・・・
・・・検出抵抗。
の製造方法を説明するための工程図、第2図は従来の半
導体加速度センサの斜視図、第3図(イ)はストッパを
取り外した半導体加速度センサデツプの構成例を示す平
面図、第3図(ロ)は第2図のストッパ3の裏面図、第
4図は第3図(イ)のA−A線断面図、第5図は従来の
半導体加速度センサの製造方法を説明するための工程図
である。 ■・・・・・・チップ、3.4・・・・・・ストッパ、
5・・・・・・空隙部、6a・・・・・・片持梁部、6
b・・・・・・重り部、6c・・・・・・支持部、12
・・・・・・半導体基板(シリコン基板)、1G・・・
・・・検出抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 半導体基板に略C字状の空隙部を形成することにより重
り部および検出抵抗が形成された梁部を形成し、そして
、この半導体基板をチップ毎に切断する半導体加速度セ
ンサの製造方法において、(a)前記半導体基板の前記
梁部の形成される位置および空隙部となる位置を規定の
寸法にエッチングし、 (b)前記半導体基板の下面に、前記重り部、梁部の形
成される位置の周囲を固定するストッパ部材を取り付け
、 (c)前記半導体基板の前記空隙部となる位置をさらに
エッチングして前記重り部、梁部を形成し、(d)前記
重り部、梁部が形成された前記半導体基板の上面に、前
記重り部、梁部の周囲を固定するストッパ部材を取り付
け、 (e)このストッパ部材を取り付けた状態において、前
記チップ毎の切断を行うことを特徴とする半導体加速度
センサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21463688A JP2622272B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 半導体加速度センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21463688A JP2622272B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 半導体加速度センサの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263173A true JPH0263173A (ja) | 1990-03-02 |
JP2622272B2 JP2622272B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=16659027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21463688A Expired - Lifetime JP2622272B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 半導体加速度センサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2622272B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006317180A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 加速度センサ |
US20090309174A1 (en) * | 2008-06-17 | 2009-12-17 | Infineon Technologies Ag | Sensor module and semiconductor chip |
US7674638B2 (en) | 2005-11-25 | 2010-03-09 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Sensor device and production method therefor |
US8026594B2 (en) | 2005-11-25 | 2011-09-27 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Sensor device and production method therefor |
US8067769B2 (en) | 2005-11-25 | 2011-11-29 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Wafer level package structure, and sensor device obtained from the same package structure |
US8080869B2 (en) | 2005-11-25 | 2011-12-20 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Wafer level package structure and production method therefor |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP21463688A patent/JP2622272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006317180A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 加速度センサ |
US7674638B2 (en) | 2005-11-25 | 2010-03-09 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Sensor device and production method therefor |
US8026594B2 (en) | 2005-11-25 | 2011-09-27 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Sensor device and production method therefor |
US8067769B2 (en) | 2005-11-25 | 2011-11-29 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Wafer level package structure, and sensor device obtained from the same package structure |
US8080869B2 (en) | 2005-11-25 | 2011-12-20 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Wafer level package structure and production method therefor |
US20090309174A1 (en) * | 2008-06-17 | 2009-12-17 | Infineon Technologies Ag | Sensor module and semiconductor chip |
US8604566B2 (en) * | 2008-06-17 | 2013-12-10 | Infineon Technologies Ag | Sensor module and semiconductor chip |
US9090453B2 (en) | 2008-06-17 | 2015-07-28 | Infineon Technologies Ag | Sensor module and semiconductor chip |
US9533874B2 (en) | 2008-06-17 | 2017-01-03 | Infineon Technologies Ag | Sensor module and semiconductor chip |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2622272B2 (ja) | 1997-06-18 |
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