JPH02273112A - 施肥装置の施肥量調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、施肥装置の施肥量調節装置に関するもので
、苗植と同時に施肥する苗植機における施肥装置にも利
用できる。

従来の技術、および発明が解決しようとする課題 苗植機による苗植付部の間に沿って施肥する場合に、同
時に複数条の施肥を行うことが多く、施肥量の調節が各
施肥部毎に行う構成とすると複雑である。

課題を解決するための手段 この発明は、肥料を繰出す左右一対の施肥ロール（１）
を設けた施肥量Ｗ（２）に、左右中央部の中立位置（Ｎ
）から左右に寄せて調節位置（Ｌ）（Ｒ）を切換えると
共に、この切換えた左調節位置（Ｌ）又は右調節位！　
（Ｒ）で、左右方向に沿うレバー軸（３）の回りに回動
することにより、この切換側の該施肥ロール（１）によ
る繰出量を個別に調節自在の調節レバー（４）を設けて
なる施肥調節装置の構成とする。

発明の作用、および効果 施肥装置（２）による施肥作用は、左右の各施肥ロール
（１）の伝動回転によって行われ、上側の肥料タンクに
収容されている肥料が施肥ロール（１）の繰出溝内に嵌
合されて掻き出されることによって所定量毎に繰出施肥
される。

各施肥ロール（１）による施肥量を変更調節するときは
、調節レバー（４）を中立位置（Ｎ）から調節しようと
する左調節位！（Ｌ）か右調節位置（Ｒ）かの施肥ロー
ル（１）側へ向けて移動させて、レバー軸（３）回りに
回動調節することによって施肥量を増減変更する。適当
な調節レバー（４）の調節位置で係止させることによっ
て調節量を維持し施肥できる。

左調節位置（Ｌ）における調節操作では、右側の施肥ロ
ール（１）における繰出溝の幅が広狭に調節され、右調
節位置（Ｒ）における調節操作では、右側の施肥ロール
（１）における繰出溝の幅が調節される。

このように単一の調節レバー（４）を左側、又は右側の
調節量ｉ！　（Ｌ）（Ｒ）へ選択して、レバー軸（３）
回りに回動することによって、各施肥ロール（１）を独
立的に繰出量調節することができ、操作を簡単化するこ
とができる。

実施例 なお、図例第１図〜第４図において、施肥装置（２）は
、苗植機体（５）の上側に搭載する。この苗植機体（５
）には、前部にエンジン（６）を搭載し、左右一対の車
輪伝動ケース（７）を上下回動自在に軸装（８）シ、各
車軸伝動ケース（７）の後端部に車輪（９）を伝動する
ように設ける。苗植機体（５）の後部には操縦ハンドル
（１ωを突出し、この上側に沿って前下傾斜に苗を収容
して繰出す苗タンク（１０を設け、苗タンク０υの下端
部には、苗植付杆−を複数条植形態にして。

上下作動するように設け１機体（５）下部のフロート０
３によって滑走均平した土壌面に苗植を行う構成として
いる。

施肥量Ｍ（２）は、苗植機体（５）の上側に施肥条数に
応じて複数設置する。施肥ケース関内には、左右方向の
ロール軸的によって回転される施肥ロール（１）を設け
、この施肥ロール（１）の外周面に適宜間隔に繰出溝を
軸方向に沿わせるように形成し、この繰出溝の軸方向の
幅は、調節体（至）の軸方向移動によって調節自在であ
り、繰出溝の幅を広くすると施肥の繰出量が多くなり、
狭くすると少くなる関係にある。

この施肥ロール（１）の上側には肥料を収容せる肥料タ
ンクＴ＋１９を連通し、下部には施肥パイプ（■をのぞ
ませて、この施肥パイプ（功の下端部は、フロート（１
３によって均平される苗植位置の左右間隔部に対向して
土壌中にのぞませている。（１ｅは施肥装置（２）を機
体（５）に対して取付ける取付枠である。施肥ロール中
のロール軸（１９は、駆動アーム（ＦＪを有し、苗植付
杆＋１２）等を伝動する伝動装置を内装した伝動ケース
四側から、ロッド１２＋）を介して伝動する構成として
いる。該駆動アーム（＋９が往復回動されることによっ
て、ロール軸（＋９が所定角度毎間歇的に回転されるよ
うにラチェット伝動している。

調節レバー（４）の基部を左右回動自在に取付けたレバ
ー軸（３）には、該施肥ケース０４側部において施肥ロ
ールＴ１）の調節体（至）を軸方向へ移動して繰出溝の
幅を変更調節する連動機構Ｑ３を設けている。左右のレ
バー軸（３）の内端部には、左右の施肥ロール＋１１間
の間隔部において、正逆転用のラチェットぐ４を各々設
け、各ラチェット（至）からは駆動アーム四を突出して
、調節レバー（４）に係合されて回動操作される構成と
している。この駆動アーム四の外周部を覆うようにレバ
ーガイド（至）を設け、このレバーガイドＱｅの左右両
側に形成せる係止部■に調節操作位置の調節レバー（４
）を係止することができる。

この調節レバー（４）を中立位置（Ｎ）から左調節位ｆ
ｆｌ　（Ｌ）へ操作して駆動アーム（ハ）に係合して、
レバー軸（３）回りに回動すると、この左側のラチェッ
ト１２４、レバー軸（３）及び連動機構（２３等を経て
左側の調節体（２）が回動されて、螺合により軸方向へ
移動され、左側施肥ロール（１）の繰出溝幅を調節する
。

又、調節レバー（４）を右側へ操作して右側施肥ロール
（１）についても同様の操作を行うことができる。

第５図、第６図において、上例と異なる点は、調節レバ
ー（４）を施肥装置（２）の外側に設けたもので、操縦
ハンドルク！〔側から操作できるように後方に長く突出
させている。左側の施肥ロール（１）の調節体（至）を
操作するレバー軸（３）と、右側の施肥ロール（１）の
調節体（至）を操作するレバー軸（３）とは、一端部で
二重軸形態に設けられて、ローラクラッチ又はラチェッ
ト＋２４を介して各々操作される。

第７図〜第９図において、上例と異なる点は、施肥装置
（２）を苗植機体（５）に対して着脱する構成に関し、
苗植機体（５）上を覆うボンネット（２１１に漏斗１２
９）を一体成形し、この漏斗（２喝の下端に施肥パイプ
（１力を連結し、施肥装置（２）を各施肥ケース０４の
繰出口を連通させて取付枠＋Ｉ１ｍに取付支持させる。

ｅｌｌはこの取付枠（１Ｂに対する着脱用のグリップで
ある。

第１Ｏ図、第１１図において、上例と異なる点は、乗用
形態の苗植機において、施肥装置（２）を苗植装置の苗
タンク（■１）の裏側部に一体的に設けた構成とする。

苗植機体（５）は、上部に苗タンク（１υを左右方向へ
往復移動するように連動構成し、後部には定位置で苗植
作動を行う苗植付杆０ごを設け、下部には各苗植付杆０
りの苗植付部の前側を均平するようにフロート（１３を
設ける。又、この苗植機体（５）の前部にはローリング
軸０υを設けて、トラクタ車体（支）に対して昇降制御
自在の昇降リンク０３後端の連結体（ロ）にローリング
できるように連結している。

苗タンク（１υの底部には苗を苗植付杆Ｏｂ側へ繰出す
送出ベルト（ト）を設けているが、この送出ベルト（至
）の上方側に施肥装置（２）の主体である左右一対の施
肥ケース０１０を取付け、施肥パイプ（１カは蛇腹形態
として、対向するフロート（１３）下に連通させている
。

又、この施肥ケースＯａの上側の肥料タンクＣＩＧ）も
、苗タンク（１１）の底側部に一体に取付けている。調
節レバー　（４）は、前方の操縦席ｏＱ側へ突出させて
いる。

苗植付杆０１５及び苗タンク（！ｌ）が多条植形態とな
っているため、一対の施肥ロール（１）を一体的に伝動
するように組合せた施肥ブロック（Ａ）（Ｂ）を更に左
右に並べて設ける形態とし、これら左右の施肥ブロック
（Ａ）（Ｂ）間に該調節レバー（４）を設けている。調
節レバー（４）と施肥ブロック（Ａ）（Ｂ）のレバー軸
（３）との関係は、第１図の構成とはゾ同じであり、各
施肥ブロック（Ａ）（Ｂ）共に、一対の施肥ロール（１
）はレバー軸（３）によって一体的に調節される。各施
肥ブロック（Ａ）（Ｂ）における一対の施肥ロール（１
）間の繰出量の調整は、各レバー軸（３）相互部、又は
レバー軸（３）と連動機構（２のとの間で行う構成とす
るもよい。

トラクタ車体■は、左右一対の前車軸−と後車輪（至）
とを有し、前部に搭載のエンジン（６）によって伝動し
、操向ハンドル（至）によって該前車輪−を操向する構
成としている。昇降リンク０３は、車体（ロ）に対して
油圧によるリフトシリンダの伸縮によって上下回動され
る構成である。前記調節レバー（４）は操縦席（至）か
ら操作できる。

第１２図において上例と異なる点は、調節レバー（４）
を施肥ブロック（Ａ）（Ｂ）の外側に設けたもので、施
肥ブロック（Ａ）のレバー軸（４）と、施肥ブロック（
Ｂ）のレバー軸（４）とは二重軸にして各連動機構ａ３
を回動する構成としている。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示すもので、第１図は一部の正
面図、第２図はその側面図、第３図は一部の拡大正面図
、第４図は側面図、第５図は別実施例を示す一部の正面
図、第６図は側面図、第７図は別実施例の側面図、第８
図はその一部の破断せる側面図、第９図はその一部の正
断面図、第１０図は別実施例を示す側面図、第１１図は
その一部の正面図、第１２図は別実施例を示す一部の正
面図である。 図中、符号（１）は施肥ロール、（２）は施肥装置、（
３）はレバー軸、（４）は調節レバー、（５）は苗植機
体を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 肥料を繰出す左右一対の施肥ロール（１）を設けた施肥
   装置（２）に、左右中央部の中立位置（Ｎ）から左右に
   寄せて調節位置（Ｌ）（Ｒ）を切換えると共に、この切
   換えた左調節位置（Ｌ）又は右調節位置（Ｒ）で、左右
   方向に沿うレバー軸（３）の回りに回動することにより
   、この切換側の該施肥ロール（１）による繰出量を個別
   に調節自在の調節レバー（４）を設けてなる施肥調節装
   置。