JPH02230474A - 画像表示処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体記憶素子等で構成された画像メモリ内
に格納された画像データを、画像表示機器に表示・出力
するための画像表示処理装置に関し、特に、複数の画像
メモリに格納された画像データを合成表示するのに好適
な画像表示処理装置に関する。

〔従来の技術〕

従来より、電子計算機等からデータを表示出力するのに
、画像表示端末が多く使用されている。

この種の端末は、計算機の出力データを画像データに変
換して高速な半導体素子で構成された画像メモリに書き
込み、当該画像メモリの内容を画像表示機器に表示出力
するように構成される。さらに、処理機能を持った端末
やワークステーションの画像表示部では、多数の種類の
データを参照することができるように、表示スクリーン
を複数の小画面に分割して、それぞれの小画面に異なっ
た種類のデータを表示することができる機能を持つこと
が多い。このような機能は、マルチウィンドウ機能と呼
んでいる。

マルチウィンドウ機能を有する従来の代表的な装置は、
表示出力する画面の画像データを」二記画像メモリ内に
合成して、これを画像表示機器に表示するように構成さ
れていた。第３図は、この種の代表的な装置の概略構成
図であって、王は処理装置、２はデータ等を記憶するメ
モリ、３は表示画面を構成する小画面（ウィンドウ）の
位置や大きさ等を格納したウィンドウ制御テーブル、４
は各々のウィンドウの表示を制御するためのウィントウ
制御部、１０は表示出力する画面データを格納する表示
用画像メモリ、１．　Ｏ　Ｏは画像メモリの画像データ
を読み出して画像表示機器に出力する映像信号を生成す
るための表示制御部、２００は表示部である。このよう
に構成された装置では、表示用画像メモリ１０内に、出
力すべき画面に対応する画像データをあらかじめ格納し
、これを読み出して表示制御部１００を介し、画像表示
機器２００に出力ずるようになされる。表示用画像メモ
リ１０内に表示画像データを格納するには、ウィンドウ
制御テーブル３のウィンドウ位置と大きさに基づき、ウ
ィンドウ制御部４によって当該ウィンドウ内に表示する
画像データを、データメモリ２から表示用画像メモリ１
０に転送することによって行われる。

〔発明が解決しようとする課題〕

第３図のように構成された従来の装置では、表示用画像
メモリ１０に出力する画像データを格納するために、ウ
ィンドウを新しく作成したり、消去・変更したりする毎
に、すべての画像データを転送する必要があり、表示画
面に乱れを生ずるという問題がある。さらに、ウィンド
ウ制御テーブル３の大きさおよびウィンドウ制御部４の
能力によって、作成できるウィンドウの数に限界がある
。

また、」二記ウィンドウ制御テーブル３により、ウィン
ドウの位置と大きさを管理する方式をとっているために
、ウィンドウの形は矩形に限られるという欠点もある。

従って、割算機で処理した多数の陰影画像を合成表示す
る場合のように、転送すへき画像データ旦が大きくなっ
たり、任意の形のウィンドウで切り出して多数の画像を
合成表示するような場合に問題となる。

本発明の目的は、計算機と接続された複数の画像メモリ
内に格納された画像データを１画面に合成表示すること
が容易に可能な、処理に柔軟性のある画像表示処理装置
を実現することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明の画像表示処理装置
は、複数の画像メモリに格納された各々の画像データの
表示領域と１対１に対応するように、当該画像メモリを
識別する画像メモリ選択データを格納する表示制御メモ
リと、上記複数の画像メモリと」二記表示制御メモリを
走査し、各々の内容を並列に読み出すメモリ読出し制御
手段と、上記表示制御メモリより読み出される画像メモ
リ選択データにより、対応する画像メモリからの読出し
画像データを選択する選択手段とを有することを特徴と
する。

〔作　用〕

計算機と接続された複数の画像メモリ内に格納された画
像データを１画面に合成表示するに際して、あらかじめ
複数の画像メモリの各々の画像デ＝４− ータの表示出力する領域に対応する表示制御メモリの該
当領域に当該画像メモリを識別する画像メモリ選択デー
タを格納しておく。表示時、複数の画像メモリと表示制
御メモリを同時に走査して、その内容を並列に読み出し
、表示制御メモリより読み出される画像メモリ選択デー
タに対応する画像メモリからの読出し画像データのみを
選択し、該選択された画像データを映像信号に変換して
画像表示機器に出力する。これにより、複数の画像メモ
リに格納された各々の画像データを切り出して、編集、
合成、表示することが容易に実現される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面により説明する。

第１図は本発明の画像表示処理装置の一実施例の構成図
であって、３組の画像メモリに格納されたディジタル画
像データを合成表示する場合の装置例を示している。第
１図において、１０ａ，１０ｂ，１０ｃは半導体記憶素
子で構成された２次元アクセスが可能な画像メモリであ
って、インタフェース回路８を介して処理装置より書込
み・読出しが可能な構成がとられている。ｌｌａ，１ｌ
ｂ，ｌｌｃは各々画像メモリ１０ａ，１０ｂ，１０ｃを
Ｘ方向（水平方向）に高速に走査して画像データを読み
出すためのアドレスを生成する画像メモリ読出し制御回
路、１２ａ，１２ｂ，１２ｃおよび１．　３　ａ　，　
ｌ　３　ｂ　＋　１　３　ｃは各々の画像メモリ１　０
　ａ　，　１　０　ｂ　，　１．　Ｏ　ｃの読出し開始
位置を定めるＸバンレジスタおよびｙパンレジスタ、１
４ａ　，　１　４．　ｂ　，　１　４　ｃは各々画像メ
モリ１０ａ，１０ｂ，１０ｃから読み出された画像デー
タの出力を選択する出力選択回路である。」−５は画像
メモリ１０ａ，１０ｂ，１０ｃから画像データを読み出
すための制御信号および読み出された画像データを転送
するための高速データ転送バスである。

１６は画像メモリ１　０　ａ　，　１０　ｂ　，　１　
０　ｃと同様に半導体記憶素子で構成された表示制御メ
モリ、１７は表示制御メモリ１６を読み出すための表示
制御メモリ読出し制御回路，１８は処理装置等により表
示制御メモリ１６にデータを書き込むためのインタフェ
ース制御回路である。２０は画像メモリ１０ａ，１０ｂ
，１０ｃおよび表示制御メモリ１６よりデータを読み出
すための制御信号を発生する表示制御信号発生回路、１
００はディジタル画像データをアナログ映像信号に変換
するための表示制御回路である。

第１図の動作は以下の通りである。ここで、画像メモリ
１０ａ，１０ｂ，１０ｃにはインタフェース回路８を介
して各々異なったディジタル画像データが格納されてい
るものとする。このような複数の画像データを画像表示
機器に合成表示するために、各々の画像データのうち表
示出力すべき部分に対応する表示制御メモリ１６の該当
領域に、インタフェース回路１８を通し、対応する画像
メモリ番号を示す画像メモリ選択データを書き込む。

一方、表示制御信号発生回路２０により、出力する映像
信号速度に応じた制御信号を発生し、高速データ転送バ
ス１５を介して画像メモリ読出し回路１１ａ，ｌｌｂ，
ｌｌｃ、および表示制御メモリ読出し制御回路１７に入
力することにより、各々の画像メモリ１０ａ，１０ｂ，
１０ｃ内の画像データおよび表示制御メモリ１６内の画
像メモリ選択データを並列に読み出す。表示制御メモリ
１６より読み出された画像メモリ選択データは、高速デ
ータ転送バス１５を介して、各々の画像メモリ１　０　
ａ　，　］．　Ｏ　ｂ　，　１　０　ｃと高速データ転
送バス間に挿入された出力選択回路１　４ａ，　１４　
ｂ　，　１４ｃに入力される。出力選択回路１４ａ，１
４ｂ，１４ｃは各々の画像メモリ番号と上記画像メモリ
選択データが一致する場合のみ、当該画像メモリから読
み出された画像データを高速データ転送バス１５に出力
する。

以上のようにして、各々の画像メモリ１０ａ，１０ｂ，
１０ｃより読み出され、かつ表示制御メモリ１６内の画
像選択データに従って選択された画像データは、高速デ
ータ転送バス１５を介して画面表示制御回路１００に入
力される。当該画像表示制御回路１００では、表示制御
信号発生器２０の制御信号に従って、上記画像データを
アナロ８一 グ映像信号に変換し、　ＶＩＤＥＯ　ＯＵＴ端子より当
該映像信号を出力する。なお、各々の画像メモリ１　０
　ａ　，　１．　Ｏ　ｂ　，　１　０　ｃを走査して画
像データを読み出す際に、各々のＸパンレジスタ１２ａ
，コ−２ｂ，１２ｃおよびｙパンレジスタ１３ａ，１３
ｂ，１３ｃに読出し開始アドレスを格納しておくことに
より、各々の画像データの読出し位置を変更することで
きるので，当該画像データの画面上での表示位置を自由
に設定することができることになる。

第２図は、第１図の画像表示処理装置の動作を直感的に
把握するための画像合成例を示す図であって、（Ａ）は
各々の画像メモリ１０ａ，１０ｂ，１０ｃに格納された
画像データ、（Ｂ）は表示制御メモリ１６に格納された
画像メモリ選択データ、（Ｃ）は表示出力される画像を
各々示している。

いま、第２図に示すように３組の画像メモリ１０ａ，１
０ｂ，１０ｃの各々に、処理装置により合成された画像
データ等が格納されているものとする。また、表示制御
メモリ１６には、（Ｂ）に示すような画像メモリ選択デ
ータのパターンが書き込まれているものとする。■，■
，■の数字は画像メモリ番号を示している。このとき，
（Ａ）の各々の画像メモリ１０ａ，１０ｂ，１０ｃ内の
画像データ、および（Ｂ）の表示制御メモリ１６内の画
像メモリ選択データを同時に走査して読み出し、３種類
の画像データのうち、画像メモリ選択データに対応する
画像メモリからの画像データのみを選択すれば、表示画
面（Ｃ）を構成することができる。すなわち、各々の画
像メモリ１０ａ，１０ｂ，１０ｃ内の画像データのどの
部分を切り出し、合成表示するかを表示制御メモリ１６
内に画像メモリ選択データのパターンで書き込むのみで
、これらの画像データの合成表示が行えることになる。

この場合、図で示すように矩形のみならず多角形、円あ
るいは任意の曲線等で囲まれる領域に対応して、各々表
示制御メモリ１６に画像メモリ選択データを書き込むこ
とにより、各々の画像メモリ１．　０　ａ　，　１　０
　ｂ　，　１　０　ａ内の画像データをこれらの領域で
切り出し、合成表示することができる。

なお、第１図における高速データ転送バス１５および表
示制御回路１００を、カラー濃淡画像に拡張することに
より、画像メモリに格納されたカラー濃淡画像の合成表
示が可能となる。すなわち、例えば赤、緑、青の成分に
より構成在れるカラ一画像に対しては、高速データ転送
バス１５を各成分のデータが同時に転送できるようにし
、かつ表示制御回路１００を３系統にして、各々の成分
の画像データを映像信号に変換するような構成とすれば
よいことは明らかであろう。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、半導体記憶素子
等で構成された画像メモリを有する処理装置において、
計算機等で処理または生成した複数の画像データを表示
する際に、各々の画像データの切り出すべき部分画像に
対応する表示制御メモリ内の領域に画像メモリ選択デー
タを舊き込むことにより、上記画像データの合成表示を
行うことができる。従って、画面表示用メモリを別に設
１１一 け、これに表示用画像データを転送して表示画面を生成
する必要がないので、このような処理を行う処理機構を
設ける必要がないという利点がある。

また、各々の画像メモリ内の画像データは、高速データ
転送バスを経由して表示制御回路に転送されるように構
成されているので、画像メモリを容易に増設したり変更
したりすることができる。

また、上記の表示制御メモリに書き込む画像メモリ選択
データのパターンの数や形状には制限がないため、画像
メモリに格納された画像データを、矩形ばかりでなく任
意の曲線で囲まれるような領域で切り出して、合成表示
することができる。従って、画像メモリ内の画像データ
のうちの特定の図形のみを切り出して、他の画像と重ね
合わせて表示するような、画像の編集・合成を簡単に行
うことができることになる。

このように、本発明の構成をとることにより、画像メモ
リに格納されている画像データそのものを処理したり、
変換することなく、これらの画像データを切り出して編
集・合成した画像を表示出１２一 力することができるために、各種の処理画像を各々比較
したり、表示確認しつつ画像を編集するなどの用途に効
果的な装置を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像表示処理装置の一実施例の構成図
、第２図は第１図の実施例による画像合成例を示す図、
第３図はマルチウィンドウ機能をもつ従来装置の概略構
成図である。 １０ａ，１０ｂ，１、Ｏ　ｃ−画像メモリ、１１ａ，ｌ
ｌｂ，ｌｌｃ・・・画像メモリ読出し制御回路、　１　
４　ａ　，　１　４　ｂ　，　１　４　ｃ−出力選択回
路、　　１６・・・表示制御メモリ、　１７・・・表示
制御メモリ読出し制御回路、　２０・・・表示制御信号
発生回路、　１００・・・画像表示制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の画像メモリに格納された画像データを１画
   面に合成表示する装置において、 上記複数の画像メモリの各々の画像データの表示領域と
   １対１に対応するように、当該画像メモリを識別する画
   像メモリ選択データを格納する表示制御メモリと、 上記複数の画像メモリと上記表示制御メモリを走査し、
   各々の内容を並列に読み出すメモリ読出し制御手段と、 上記表示制御メモリより読み出される画像メモリ選択デ
   ータにより、対応する画像メモリからの読出し画像デー
   タを選択する選択手段と、を有することを特徴とする画
   像表示処理装置。