JPH02223342A - 永久磁石付き回転子及びその製造方法 - Google Patents
永久磁石付き回転子及びその製造方法Info
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- JPH02223342A JPH02223342A JP1206106A JP20610689A JPH02223342A JP H02223342 A JPH02223342 A JP H02223342A JP 1206106 A JP1206106 A JP 1206106A JP 20610689 A JP20610689 A JP 20610689A JP H02223342 A JPH02223342 A JP H02223342A
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、回転電機の磁性材からなる円筒状継鉄の外
周に磁極を形成する永久磁石を円周方向に複数配設して
なる永久磁石付き回転子及びその製造方法に関する。
周に磁極を形成する永久磁石を円周方向に複数配設して
なる永久磁石付き回転子及びその製造方法に関する。
回転電機の永久磁石付き回転子の従来例を第6図にもと
づいて説明する。この図において、回転軸1に嵌着した
磁性材からなる円筒状継鉄2の外周に磁極を形成する永
久磁石3が円周方向に複数配設されている。この永久磁
石3は継鉄2の外周に密接するように断面形状が弓形に
湾曲した板状に形成され、隣接する磁極ごとに径方向に
交互に反対方向に着磁されている。前記永久磁石3は位
置決め治具等により円周方向の位置精度を出して位置決
めした後接着剤等で継鉄2の外周に固着される。
づいて説明する。この図において、回転軸1に嵌着した
磁性材からなる円筒状継鉄2の外周に磁極を形成する永
久磁石3が円周方向に複数配設されている。この永久磁
石3は継鉄2の外周に密接するように断面形状が弓形に
湾曲した板状に形成され、隣接する磁極ごとに径方向に
交互に反対方向に着磁されている。前記永久磁石3は位
置決め治具等により円周方向の位置精度を出して位置決
めした後接着剤等で継鉄2の外周に固着される。
また、永久磁石3を継鉄2の外周に固着させるには、前
記のように接着剤を用いるほかに、特開昭61−124
6号(以下、文献という)に示されるように、継鉄の外
周上に配置した永久磁石の外周面に熱硬化性樹脂を含浸
したガラス繊維を1又は2層巻き回して加熱硬化して固
着させることにより、超高速回転時の遠心力に耐えるよ
うにしたものが知られている。
記のように接着剤を用いるほかに、特開昭61−124
6号(以下、文献という)に示されるように、継鉄の外
周上に配置した永久磁石の外周面に熱硬化性樹脂を含浸
したガラス繊維を1又は2層巻き回して加熱硬化して固
着させることにより、超高速回転時の遠心力に耐えるよ
うにしたものが知られている。
前記第6図の構造では継鉄2の大きさおよび磁極数によ
り多数の位置決め治具を用意する必要があり、また接着
剤等で固着する際に位置ずれが生じると位置精度を出す
ことが困難になり特に磁極が大きくなって多数の永久磁
石3で磁極を形成する必要のある場合には位置決め固定
作業に多くの手数を要するという欠点があった。さらに
回転子の固定子への組み込み時に永久磁石3をその吸引
力で固定子鉄心等の硬いものにぶつけたりすると希土類
、フェライト等からなる永久磁石3では材質がもろいの
で欠損することがある。永久磁石3が欠損すると吸引力
が減るのみでなく破片が鉄心等に付着して除去作業に多
くの手数を要し、さらに破片を回転子と固定子の間隙に
取残すと回転子を1常に回転させることができなくなる
という多くの欠点があった。
り多数の位置決め治具を用意する必要があり、また接着
剤等で固着する際に位置ずれが生じると位置精度を出す
ことが困難になり特に磁極が大きくなって多数の永久磁
石3で磁極を形成する必要のある場合には位置決め固定
作業に多くの手数を要するという欠点があった。さらに
回転子の固定子への組み込み時に永久磁石3をその吸引
力で固定子鉄心等の硬いものにぶつけたりすると希土類
、フェライト等からなる永久磁石3では材質がもろいの
で欠損することがある。永久磁石3が欠損すると吸引力
が減るのみでなく破片が鉄心等に付着して除去作業に多
くの手数を要し、さらに破片を回転子と固定子の間隙に
取残すと回転子を1常に回転させることができなくなる
という多くの欠点があった。
また、前記文献には前述の永久磁石の位置決めと欠損に
ついては何も示すことがないので、同様な欠点が存在す
ると思われるほか、文献に示す構造では、樹脂を含浸し
たガラス繊維の巻回は作業時間が長い。また超高速回転
数における遠心力に関しては、硬化した樹脂とガラス繊
維の引張強さ、並びに巻回数に依存して使用回転数に限
界がある。
ついては何も示すことがないので、同様な欠点が存在す
ると思われるほか、文献に示す構造では、樹脂を含浸し
たガラス繊維の巻回は作業時間が長い。また超高速回転
数における遠心力に関しては、硬化した樹脂とガラス繊
維の引張強さ、並びに巻回数に依存して使用回転数に限
界がある。
この発明の目的は、円筒状継鉄の外周に磁極を形成する
複数の永久磁石を簡易な構造で円周方向の位置精度を出
しかつ欠損防止可能に取付けることができ、遠心力に基
く使用回転数を大きくすることができ、あわせて着磁済
の希土類等からなる永久磁石の磁力が回転子の製造工程
で:$i磁することがないような永久磁石付き回転子及
びその製造方法を提供することにある。
複数の永久磁石を簡易な構造で円周方向の位置精度を出
しかつ欠損防止可能に取付けることができ、遠心力に基
く使用回転数を大きくすることができ、あわせて着磁済
の希土類等からなる永久磁石の磁力が回転子の製造工程
で:$i磁することがないような永久磁石付き回転子及
びその製造方法を提供することにある。
発明1の永久磁石付き回転子は、
磁性材からなる円筒状継鉄の外周に磁極を形成する永久
磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回転子
において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、このかご状体と前記挿入
穴に挿入した前記永久磁石とを前記継鉄の外周に接着剤
等で固着するものである。
磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回転子
において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、このかご状体と前記挿入
穴に挿入した前記永久磁石とを前記継鉄の外周に接着剤
等で固着するものである。
発明2の永久磁石付き回転子は、
磁性材からなる円筒状継鉄の外周に磁極を形成する永久
磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回転子
において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、前記永久磁石の厚さより
前記かご状体の厚さを大きくし、このかご状体と前記挿
入穴に挿入した前記永久磁石との外側に非磁性材からな
る円筒状の補強環を嵌合して固着し、前記継鉄と前記補
強環との間の前記永久磁石の周辺に硬化性樹脂を充填す
るものである。
磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回転子
において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、前記永久磁石の厚さより
前記かご状体の厚さを大きくし、このかご状体と前記挿
入穴に挿入した前記永久磁石との外側に非磁性材からな
る円筒状の補強環を嵌合して固着し、前記継鉄と前記補
強環との間の前記永久磁石の周辺に硬化性樹脂を充填す
るものである。
発明3の永久磁石付き回転子の製造方法は、円筒状継鉄
の外周に着磁済みの永久磁石を配置し、この永久磁石を
囲む補強環を焼ばめして前記永久磁石を前記継鉄の外周
に固着する永久磁石付き回転子の製造方法において、 焼ばめのために温度を上げた前記補強環の外周を着脱可
能な磁性材からなる円筒状の保持具で保持し、この保持
具で保持された前記補強環の内側に前記着磁済みの永久
磁石を仮着けした前記継鉄を挿入し、前記補強環の温度
が下って焼ばめが完了した後に、前記保持具を前記補強
環から取り外すものである。
の外周に着磁済みの永久磁石を配置し、この永久磁石を
囲む補強環を焼ばめして前記永久磁石を前記継鉄の外周
に固着する永久磁石付き回転子の製造方法において、 焼ばめのために温度を上げた前記補強環の外周を着脱可
能な磁性材からなる円筒状の保持具で保持し、この保持
具で保持された前記補強環の内側に前記着磁済みの永久
磁石を仮着けした前記継鉄を挿入し、前記補強環の温度
が下って焼ばめが完了した後に、前記保持具を前記補強
環から取り外すものである。
発明lにおいては、
前記かご状体により位置決め治具を使用することなく円
周方向の位置精度を出して永久磁石を取付けできるのみ
でなく永久磁石を保護して欠損を防止することもできる
。
周方向の位置精度を出して永久磁石を取付けできるのみ
でなく永久磁石を保護して欠損を防止することもできる
。
発明2においては、発明1の作用に加えるに、例えばオ
ーステナイト系のステンレス鋼等の非磁性材からなる補
強環は永久磁石の遠心力を保持し、磁束分布を変化させ
ない。硬化性樹脂は、永久磁石の円周方向、軸方向及び
径方向の寸法誤差による隙間を埋めて、永久磁石をかご
状体の挿入穴に固定するとともに、各永久磁石自身が遠
心力によって受ける曲げ力を負担して磁石が破断するこ
とを防止する。
ーステナイト系のステンレス鋼等の非磁性材からなる補
強環は永久磁石の遠心力を保持し、磁束分布を変化させ
ない。硬化性樹脂は、永久磁石の円周方向、軸方向及び
径方向の寸法誤差による隙間を埋めて、永久磁石をかご
状体の挿入穴に固定するとともに、各永久磁石自身が遠
心力によって受ける曲げ力を負担して磁石が破断するこ
とを防止する。
発明3においては、
補強環を焼ばめする時に、永久磁石に伝達される熱によ
って永久磁石の温度が熱減磁温度限界を超えても、永久
磁石の内側の継鉄と補強環の外側の磁性材からなる保持
具によって、磁気回路のパーミアンス係数が大きくなり
、高温時の磁束の減少をおさえ、予め着磁した個々の永
久磁石を回転子に取付けられ、回転子組立後に着磁する
必要がない。
って永久磁石の温度が熱減磁温度限界を超えても、永久
磁石の内側の継鉄と補強環の外側の磁性材からなる保持
具によって、磁気回路のパーミアンス係数が大きくなり
、高温時の磁束の減少をおさえ、予め着磁した個々の永
久磁石を回転子に取付けられ、回転子組立後に着磁する
必要がない。
第1図は実施例1の展開斜視図であり、第2図は実施例
2の斜視図、第3図は第2図の軸に直角な部分断面図、
第4図は第2図の組立工程図であり、第5図は実施例3
の組立工程図である。いずれも第6図と同一符号を付け
るものはおよそ同一機能を持つ。
2の斜視図、第3図は第2図の軸に直角な部分断面図、
第4図は第2図の組立工程図であり、第5図は実施例3
の組立工程図である。いずれも第6図と同一符号を付け
るものはおよそ同一機能を持つ。
第1図において、円筒の外周部に永久磁石3を位置決め
して挿入する挿入穴11aを円周方向に複数設けたかご
状体11が円筒状継鉄2の外周にはめ込まれ、このかご
状体11と前記挿入穴11aに挿入した永久磁石3とは
継鉄2の外周に接着剤等で固着されている。この図では
個々の磁極を多数の永久磁石3で形成するものを示した
が、これに限定されるものではない。前記かご状体11
オーステナイト系ステンレス鋼、はアルミニウム、しん
ちゅう合成樹脂等の非磁性材からなり、挿入穴11aは
永久磁石3をぴったりはめ込むことのできる寸法で形成
されている。またかご状体11と永久磁石3のそれぞれ
外周面はほぼ同一径寸法で形成される。前記継鉄2は回
転軸1に嵌着されているが、これらを一体形成すること
もできる。
して挿入する挿入穴11aを円周方向に複数設けたかご
状体11が円筒状継鉄2の外周にはめ込まれ、このかご
状体11と前記挿入穴11aに挿入した永久磁石3とは
継鉄2の外周に接着剤等で固着されている。この図では
個々の磁極を多数の永久磁石3で形成するものを示した
が、これに限定されるものではない。前記かご状体11
オーステナイト系ステンレス鋼、はアルミニウム、しん
ちゅう合成樹脂等の非磁性材からなり、挿入穴11aは
永久磁石3をぴったりはめ込むことのできる寸法で形成
されている。またかご状体11と永久磁石3のそれぞれ
外周面はほぼ同一径寸法で形成される。前記継鉄2は回
転軸1に嵌着されているが、これらを一体形成すること
もできる。
前記実施例1によればかご状体11により位置決め治具
を使用することなく円周方向の位置精度を出して永久磁
石3を取付けできるのみでなく永久磁石3を保護して欠
損を防止することもできる。
を使用することなく円周方向の位置精度を出して永久磁
石3を取付けできるのみでなく永久磁石3を保護して欠
損を防止することもできる。
実施例2を示す第2図から第4図においては、第1図と
同じく円筒の外周部に永久磁石3を位置決めして挿入す
る挿入穴21aを円周方向に複数設けたかご状体21が
円筒状継鉄2の外周に焼ばめ又はすきまばめではめ込ま
れる。この図では個々の磁極を多数の永久磁石3で形成
するものを示したが、これに限定されるものではない。
同じく円筒の外周部に永久磁石3を位置決めして挿入す
る挿入穴21aを円周方向に複数設けたかご状体21が
円筒状継鉄2の外周に焼ばめ又はすきまばめではめ込ま
れる。この図では個々の磁極を多数の永久磁石3で形成
するものを示したが、これに限定されるものではない。
前記かご状体21オーステナイト系ステンレス鋼、はア
ルミニウム、しんちゅう合成樹脂等の非磁性材からなり
、挿入穴21aは永久磁石3をぴったりはめ込むことの
できる寸法で形成されている。図では回転子が細長いの
で継鉄2の中央の突起2aの両隣りにかご状体21が使
用される。
ルミニウム、しんちゅう合成樹脂等の非磁性材からなり
、挿入穴21aは永久磁石3をぴったりはめ込むことの
できる寸法で形成されている。図では回転子が細長いの
で継鉄2の中央の突起2aの両隣りにかご状体21が使
用される。
第1図と異り、実施例2では永久磁石3の厚さよりかご
状体21の厚さを大きく、その外側に非磁性材で引張強
さの大きい、例えばオーステナイト系、ステンレス鋼等
からなる円筒状の補強環4を嵌合し、固着される。固着
には焼ばめが簡便であるが、かご状体21の挿入穴21
aのない骨格部分を貫通して非磁性の図示しない複数の
ねじで継鉄2に対し固着してもよく、補強環4を焼ばめ
して固着するとかご状体21も同時に固着できるように
してもよい。
状体21の厚さを大きく、その外側に非磁性材で引張強
さの大きい、例えばオーステナイト系、ステンレス鋼等
からなる円筒状の補強環4を嵌合し、固着される。固着
には焼ばめが簡便であるが、かご状体21の挿入穴21
aのない骨格部分を貫通して非磁性の図示しない複数の
ねじで継鉄2に対し固着してもよく、補強環4を焼ばめ
して固着するとかご状体21も同時に固着できるように
してもよい。
継鉄2と補強環4との間であって永久磁石3の周辺は硬
化性樹脂5が充填される。充填には熱硬化性又は常温硬
化性のエポキシ系等の樹脂を真空含浸法で充填する。そ
のための注入口6が例えばかご状体21の端面の外周に
設けられ、注入口61が隣り合う挿入穴21aの外周に
設けられる。注入口6等に代り、注入口62を継鉄2に
設けたり、補強環4の外周に径方向の穴を設けて注入口
63としたりできる。
化性樹脂5が充填される。充填には熱硬化性又は常温硬
化性のエポキシ系等の樹脂を真空含浸法で充填する。そ
のための注入口6が例えばかご状体21の端面の外周に
設けられ、注入口61が隣り合う挿入穴21aの外周に
設けられる。注入口6等に代り、注入口62を継鉄2に
設けたり、補強環4の外周に径方向の穴を設けて注入口
63としたりできる。
かご状体21は永久磁石3より厚いと前述したが、それ
は永久磁石3が一般に焼結で形成され、硬くて研削等が
しにり(、寸法誤差があるからである。厚さ方向すなわ
ち径方向だけでなく円周方向、軸方向にも挿入穴21a
に対し隙間を予め設けるようにし、それらの径方向、円
周方向、軸方向の隙間を埋めるため硬化性樹脂5が使用
される。
は永久磁石3が一般に焼結で形成され、硬くて研削等が
しにり(、寸法誤差があるからである。厚さ方向すなわ
ち径方向だけでなく円周方向、軸方向にも挿入穴21a
に対し隙間を予め設けるようにし、それらの径方向、円
周方向、軸方向の隙間を埋めるため硬化性樹脂5が使用
される。
この硬化性樹脂5の効用には、個々の永久磁石3自身を
遠心力から保護することである。すなわち第3図に例示
するように永久磁石3が一点で補強環4に接していると
き、永久磁石3は遠心力Fで曲げ力を受けるが、充填し
た硬化性樹脂がその力を負担し永久磁石の破断を防止す
る。例えば希土類系磁石の強さは約14kg/la”で
あり、高速回転数での使用には遠心力による曲げ力は考
慮しなければならない事項となる。
遠心力から保護することである。すなわち第3図に例示
するように永久磁石3が一点で補強環4に接していると
き、永久磁石3は遠心力Fで曲げ力を受けるが、充填し
た硬化性樹脂がその力を負担し永久磁石の破断を防止す
る。例えば希土類系磁石の強さは約14kg/la”で
あり、高速回転数での使用には遠心力による曲げ力は考
慮しなければならない事項となる。
実施例3を示す第5図は前記実施例2において補強環4
を焼ばめ固着し、かつ焼ばめ前に永久磁石3が着磁済の
場合に有効な製造方法を示す。回転子組立後に着磁する
には極めて大きな着磁装置が必要であるのに対し、永久
磁石ごとに着磁しておく場合の着磁装置は小形でよい。
を焼ばめ固着し、かつ焼ばめ前に永久磁石3が着磁済の
場合に有効な製造方法を示す。回転子組立後に着磁する
には極めて大きな着磁装置が必要であるのに対し、永久
磁石ごとに着磁しておく場合の着磁装置は小形でよい。
図において、軸1を持つ継鉄2には、予め着磁された円
周上に複数に分割された永久磁石3が実施例2のように
かご状体付きで又はなしで配置されている。一方、非磁
性材からなる補強環4は焼ばめのために例えば200〜
400℃に温度を上げ、ねじ8により締めつけた磁性材
からなる円筒状の保持具7(7a、7b)で保持されて
いる。
周上に複数に分割された永久磁石3が実施例2のように
かご状体付きで又はなしで配置されている。一方、非磁
性材からなる補強環4は焼ばめのために例えば200〜
400℃に温度を上げ、ねじ8により締めつけた磁性材
からなる円筒状の保持具7(7a、7b)で保持されて
いる。
補強環4と保持具とは一体にして焼ばめ温度に昇温する
のがよいが、別々に昇温しで保持してもよい。
のがよいが、別々に昇温しで保持してもよい。
このように保持具7で保持され昇温させた補強環4に前
記着磁済の永久磁石3を仮着けした継鉄2を挿入し、温
度が下って焼ばめが完了してから、前記保持具7のみを
ねじ8を外して補強環4から取り外す。
記着磁済の永久磁石3を仮着けした継鉄2を挿入し、温
度が下って焼ばめが完了してから、前記保持具7のみを
ねじ8を外して補強環4から取り外す。
円筒状の保持具は図示のものに限らず、例えば円筒状の
ものを1の母線又は180°離れた2個所の母線で切離
して軸方向の対をなすフランジを設けたりしてもよい。
ものを1の母線又は180°離れた2個所の母線で切離
して軸方向の対をなすフランジを設けたりしてもよい。
前記の製造方法によれば、焼ばめの時に加熱された補強
環4から永久磁石3に熱が伝達され、永久磁石3が熱減
磁限界を超える温度になって、せっかく着磁した永久磁
石の磁束が減少することがおさえられる。
環4から永久磁石3に熱が伝達され、永久磁石3が熱減
磁限界を超える温度になって、せっかく着磁した永久磁
石の磁束が減少することがおさえられる。
その理由は、例えば焼ばめ温度は200〜300°Cで
あり、永久磁石の熱減磁温度は、NK鋼では約500℃
、希土類磁石では約200℃であり、中でも例えばネオ
ジム(原子記号;Nd)系希土類磁石では約100℃で
ある。このように熱減磁温度を超える焼ばめ温度では、
補強環4のみを磁石に当てかうと着磁済の永久磁石3の
磁束は熱減磁してしまう。
あり、永久磁石の熱減磁温度は、NK鋼では約500℃
、希土類磁石では約200℃であり、中でも例えばネオ
ジム(原子記号;Nd)系希土類磁石では約100℃で
ある。このように熱減磁温度を超える焼ばめ温度では、
補強環4のみを磁石に当てかうと着磁済の永久磁石3の
磁束は熱減磁してしまう。
それに対し、補強環4の外周に磁性材からなる保持具7
を取り付けることにより、高温時での磁気回路のパーミ
アンス係数(=磁束密度/起磁力)は磁性材の保持具7
がない場合に比べ大きくなり、高温時の磁束の減少をお
さえるのである。
を取り付けることにより、高温時での磁気回路のパーミ
アンス係数(=磁束密度/起磁力)は磁性材の保持具7
がない場合に比べ大きくなり、高温時の磁束の減少をお
さえるのである。
この発明1の永久磁石付き回転子は、
磁性材からなる円筒状継鉄の外周に磁極を形成する永久
磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回転子
において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、このかご状体と前記挿入
穴に挿入した前記永久磁石とを前記継鉄の外周に接着剤
等で固着するようにしたので、 永久磁石を簡易な構造で位置決め治具を使用することな
く円周方向の位置精度を出して回転速度の豚動かなくか
つ欠損防止可能に取付けることができるという効果があ
る。
磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回転子
において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、このかご状体と前記挿入
穴に挿入した前記永久磁石とを前記継鉄の外周に接着剤
等で固着するようにしたので、 永久磁石を簡易な構造で位置決め治具を使用することな
く円周方向の位置精度を出して回転速度の豚動かなくか
つ欠損防止可能に取付けることができるという効果があ
る。
発明2のものは、
磁性材からなる円筒状継鉄の外周に磁極を形成する永久
磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回転子
において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、前記永久磁石の厚さより
前記かご状体の厚さを大きくし、このかご状体と前記挿
入穴に挿入した前記永久磁石との外側に非磁性材からな
る円筒状の補強環を嵌合して固着し、前記継鉄と前記補
強環との間の前記永久磁石の周辺に硬化性樹脂を充填す
るようにしたので、発明1の効果に加えて、永久磁石の
遠心力は補強環で保持され、かつ永久磁石の形状寸法誤
差により生じる個々の永久磁石自身の遠心力による曲げ
力は硬化性樹脂で負担されることにより超高速回転数で
の使用に耐えるという効果がある。
磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回転子
において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、前記永久磁石の厚さより
前記かご状体の厚さを大きくし、このかご状体と前記挿
入穴に挿入した前記永久磁石との外側に非磁性材からな
る円筒状の補強環を嵌合して固着し、前記継鉄と前記補
強環との間の前記永久磁石の周辺に硬化性樹脂を充填す
るようにしたので、発明1の効果に加えて、永久磁石の
遠心力は補強環で保持され、かつ永久磁石の形状寸法誤
差により生じる個々の永久磁石自身の遠心力による曲げ
力は硬化性樹脂で負担されることにより超高速回転数で
の使用に耐えるという効果がある。
発明3の製造方法は、
円筒状継鉄の外周に着磁済みの永久磁石を配置し、この
永久磁石を囲む補強環を焼ばめして前記永久磁石を前記
継鉄の外周に固着する永久磁石付き回転子の製造方法に
おいて、 焼ばめのために温度を上げた前記補強環の外周を着脱可
能な磁性材からなる円筒状の保持具で保持し、この保持
具で保持された前記補強環の内側に前記着磁済みの永久
磁石を仮着けした前記継鉄を挿入し、前記補強環の温度
が下って焼ばめが完了した後に、前記保持具を前記補強
環から取り外すようにしたので、 焼ばめ温度が希土類磁石のような磁石の減磁温度を超え
るような場合には、パーミアンス係数の大きい磁気回路
の構成により磁束の減少をおさえて、回転子を小形にで
きるという効果があり、予め永久磁石ごとに着磁するの
で着磁装置が小形になるという効果がある。
永久磁石を囲む補強環を焼ばめして前記永久磁石を前記
継鉄の外周に固着する永久磁石付き回転子の製造方法に
おいて、 焼ばめのために温度を上げた前記補強環の外周を着脱可
能な磁性材からなる円筒状の保持具で保持し、この保持
具で保持された前記補強環の内側に前記着磁済みの永久
磁石を仮着けした前記継鉄を挿入し、前記補強環の温度
が下って焼ばめが完了した後に、前記保持具を前記補強
環から取り外すようにしたので、 焼ばめ温度が希土類磁石のような磁石の減磁温度を超え
るような場合には、パーミアンス係数の大きい磁気回路
の構成により磁束の減少をおさえて、回転子を小形にで
きるという効果があり、予め永久磁石ごとに着磁するの
で着磁装置が小形になるという効果がある。
第1図は実施例1の展開斜視図であり、第2図は実施例
2の斜視図、第3図は第2図の軸に直角な部分断面図、
第4図は第2図の組立工程図であり、第5図は実施例3
の組立工程図であり、第6図は従来例の斜視図である。 2・・・継鉄、3・・・永久磁石、4・・・補強環、5
・・・硬化性樹脂、6.61.62.63・・・注入口
、7a。 7b・・・保持具、11.21・・・かご状体、11a
。 第1図 第2図 第351 第 図
2の斜視図、第3図は第2図の軸に直角な部分断面図、
第4図は第2図の組立工程図であり、第5図は実施例3
の組立工程図であり、第6図は従来例の斜視図である。 2・・・継鉄、3・・・永久磁石、4・・・補強環、5
・・・硬化性樹脂、6.61.62.63・・・注入口
、7a。 7b・・・保持具、11.21・・・かご状体、11a
。 第1図 第2図 第351 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)磁性材からなる円筒状継鉄の外周に磁極を形成する
永久磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回
転子において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、このかご状体と前記挿入
穴に挿入した前記永久磁石とを前記継鉄の外周に接着剤
等で固着することを特徴とする永久磁石付き回転子。 2)磁性材からなる円筒状継鉄の外周に磁極を形成する
永久磁石を円周方向に複数配設してなる永久磁石付き回
転子において、 円筒の外周部に前記永久磁石を位置決めして挿入する挿
入穴を円周方向に複数設けた非磁性材からなるかご状体
を前記継鉄の外周にはめ込み、前記永久磁石の厚さより
前記かご状体の厚さを大きくし、このかご状体と前記挿
入穴に挿入した前記永久磁石との外側に非磁性材からな
る円筒状の補強環を嵌合して固着し、前記継鉄と前記補
強環との間の前記永久磁石の周辺に硬化性樹脂を充填す
ることを特徴とする永久磁石付き回転子。 3)円筒状継鉄の外周に着磁済みの永久磁石を配置し、
この永久磁石を囲む補強環を焼ばめして前記永久磁石を
前記継鉄の外周に固着する永久磁石付き回転子の製造方
法において、 焼ばめのために温度を上げた前記補強環の外周を着脱可
能な磁性材からなる円筒状の保持具で保持し、この保持
具で保持された前記補強環の内側に前記着磁済みの永久
磁石を仮着けした前記継鉄を挿入し、前記補強環の温度
が下って焼ばめが完了した後に、前記保持具を前記補強
環から取り外すことを特徴とする永久磁石付き回転子の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206106A JP2636430B2 (ja) | 1988-11-01 | 1989-08-09 | 永久磁石付き回転子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14298188 | 1988-11-01 | ||
JP63-142981 | 1988-11-01 | ||
JP1206106A JP2636430B2 (ja) | 1988-11-01 | 1989-08-09 | 永久磁石付き回転子及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02223342A true JPH02223342A (ja) | 1990-09-05 |
JP2636430B2 JP2636430B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=26474824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1206106A Expired - Fee Related JP2636430B2 (ja) | 1988-11-01 | 1989-08-09 | 永久磁石付き回転子及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636430B2 (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-08-09 JP JP1206106A patent/JP2636430B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20240142559A (ko) | 2019-04-12 | 2024-09-30 | 자코비 모터스 엘엘씨 | 가변-자속 메모리 모터 및 가변-자속 모터 제어방법 |
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JP2636430B2 (ja) | 1997-07-30 |
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