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JPH02142709A - 有害生物防除剤 - Google Patents

有害生物防除剤

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Publication number
JPH02142709A
JPH02142709A JP63297071A JP29707188A JPH02142709A JP H02142709 A JPH02142709 A JP H02142709A JP 63297071 A JP63297071 A JP 63297071A JP 29707188 A JP29707188 A JP 29707188A JP H02142709 A JPH02142709 A JP H02142709A
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JP
Japan
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oil
compound
pest control
inclusion
based compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP63297071A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Takahashi
良一 高橋
Tsuneo Mukai
向井 常雄
Shigeyuki Mayama
滋志 眞山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP63297071A priority Critical patent/JPH02142709A/ja
Priority to US07/438,838 priority patent/US5079000A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N65/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing material from algae, lichens, bryophyta, multi-cellular fungi or plants, or extracts thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は有害生物防除剤に係り、特に、防虫、防菌、防
カビ等の有害生物防除効果を有する、天然精油系の安全
性の高い有害生物防除剤であって、有効成分の徐放性、
防徐効果の長期持続性、取り扱い性等に優れた有害生物
防除剤に関す4従来の技術] 貯蔵病害病原菌の生育抑制、防菌、殺菌、有害害虫の防
虫、殺虫等に用いられる有害生物防除剤のうち、農産物
を保存するための保存剤は、食品添加物に指定されてお
り、現在、化学合成品の中では、オルトフェニルフェノ
ール、ナトリウムオルトフェニルフェノール、ジフェニ
ル、デアベンダゾール、バラオキシ安息香酸エステル類
が食品添加物として認可されている。
また、防虫、殺虫、防菌、殺菌のための各種の薬剤か、
農薬として、或いは居住家屋内において使用されるトイ
レタリー製品等に広く利用されている。
方、防虫、防菌、防カビ剤には、揮発性の液体であるも
のか多く、その揮発性のために、使用初期には効果か認
められるか、揮散が速いために効果の長期持続性か得ら
れなかった。また、液体であるために非常に取り扱い性
か悪く、成型製品とするためには、紙、繊維状物質、吸
油性物質等に含浸させる必要があるという不具合があワ
た。
しかして、このような成型製品とした場合においても、
効果の長期持続性は得られず、使用可能な期間は非常に
短いものであった。
従来、このような揮発性液体薬剤の徐放化技術として、
サイクロデキストリンによる包接化、或いは、無機又は
有機のマイクロカプセル化が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来提案されている有害生物防除剤には、安全性の高い
ものがなく、例えば、農産物の保存剤についても安全性
を保つためにその使用に際しては、使用濃度、使用方法
、対象農産物の種類等に規制が設けられており、容易に
使用し得るものではなかった。
また、農薬についても安全性か保障されているものが殆
どないことから、低濃度使用とされており、一部では無
農薬栽培が提唱されているのが現状である。
更に、居住家屋内等で使用されているトイレタリー製品
等についても安全性のより高いものが求められている。
一方、揮発性液体薬剤の徐放化についても、問題点が多
く、例えば、サイクロデキストリンによる包接化では、
次のような欠点があった。即ち、サイクロデキストリン
は包接する空間の大きさが小さい一定容積の空間である
ため、包接化できる物質が少ない。その上、サイクロデ
キストリン包接化合物では、包接されたゲスト物質が強
固に閉しこめられているため、通常f史用される条件下
で、ゲスト物質か放出され難い。ゲスト物質を放出させ
るには熱、圧力、酵素等の作用が必要となり、実用的な
ものとは言えない。
また、マイクロカプセル包接化合物では、カプセルを破
壊して初めてゲスト物質が放出されるもであるため、や
はり熱、圧力等の何らかの外力を加える必要がある。
本発明は上記従来の問題点を解決し、優れた防虫、防菌
、防カビ等の有害生物防除効果を有すると共に安全性が
極めて高い有害生物防除剤であって、有効成分の徐放性
、防除効果の長期持続性、取り扱い性等に優れた有害生
物防除剤を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の有害生物防除剤は、下記■〜[相]よりなる群
から選ばれる1f!又は2種以上の天然精油及び/又は
その誘導体と、該天然精油及び/又はその誘導体を包接
可能な多分子系ホスト化合物とからなる包接化合物を含
むことを特徴とする。
■ ヒノキオイル ■ 18−シネオール ■ k−α−ターピネオール ■ l−カルボン ■ ℃−メントン ■ d−プレボン ■ シトロネラール ■ リナロールオキサイド ■ d、ぶ−シトロネロール [相] 3,3.5−トリメチルシクロへキサノール ■ で−ペリラアルデハイド 01−カルベオール 0 ミルテナール ■ ハツカ油 [相] ユーカリオイル 以下に本発明の詳細な説明する。
本発明の有害生物防除剤の有効成分は、前記■〜■の1
 fm又は2種以上の天然精油及び/又はその誘導体で
ある。
本発明の有害生物防除剤は、これらの有効成分となる天
然精油及び/又はその誘導体をゲスト化合物として、こ
れを包接することができる多分子系ホスト化合物で包接
してなる包接化合物を含むものである。
本発明において、前記■〜[相]の天然精油及び/又は
その誘導体を包接する多分子系ホスト化合物としては、
アセヂレンアルコール系、フェノール系、ジオール系、
アミド系、シクロオクタン系、コール酸系、等の多分子
系ホスト化合物が挙げられ、具体的には次の(1)〜(
2)から選ばれるtf!又は2種以上を用いることがで
きる。
(t)1,1,6.6−テトラフエニルー2,4゜ヘキ
サジイン−1,6−ジオール (2)1.6−ビス(2−クロロフェニル)−1゜6−
シフエニルヘキサー2.4−ジイン−1゜6−ジオール (3)1,1−ジ(2,4−ジメチルフェニル)−2−
プロピン−1−オール (4)2.5−ジ(2,4−ジメチルフェニル)ハイド
ロキノン (5)1,1,4.4−テトラフェニル−2−ブチン−
1,4−ジオール (6)1,1,2.2−テトラフェニルエタン=1.2
−ジオール (7)1.1−ビー2−ナフトール (8)9.10−ジフェニル−9,10−ジヒドロアン
トラセン−9,10−ジオール (9)1,1,6.6−テトラ(2,4−ジメチルフェ
ニル)−2,4−へキサジイン−1,6−ジオール (10)9.10−ジ(4−メチルフェニル)−9゜1
0−ジヒドロアントラセン−9,10ジオール (11)1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサン (12)ジフェン酸ビス(ジシクロへキシルアミド)(
13)1.4−ジ アザービ(シクロ−2,2,2−オ
クタン) (14)ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン(+
5)4.4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t
−ブチルフェノール) (lFi)2.2′−メチレン−ビス(4−メチル−6
t−ブチルフェノール) (+7)4.4′−ヂオービス(3−メチル−6−tブ
チルフェノール) (+8)2.2′−メチレンビス(4−クロロフェノー
ル) (19)デオキシコール酸 (20)t−ブチルヒドロキノン (21)2.5−ジーし一ブチルヒドロキノン(22)
コール酸 このような多分子系ホスト化合物と前記■〜[相]の天
然精油及び/又はその誘導体のゲスト化合物との包接化
合物は、これらの所定量を混合攪拌するなどにより直接
接触反応させることにより、或は、ホスト化合物、ゲス
ト化合物及び有機溶媒の混合系で攪拌反応させることに
より、容易に製造することができる。反応時間は通常5
分程度で良い。また、反応は室温にて行なうことができ
る。
反応混合物が固化したら、反応を終了する。包接化合物
は通常は固体として生成し、その生成はIRスペクトル
により容易に確認することができる。
なお、本発明の有害生物防除剤において、有効成分であ
るゲスト化合物の包接比率は、その防除効果の面から多
ければ多い程良いか、通常は、包接化合物中のゲスト化
合物と前記多分子系ホスト化合物との包接比率は10:
90〜70:30(重量比)とされる。
このような包接化合物を含む本発明の有害生物防除剤の
使用方法としては例えば次の■〜■の各種の方法が挙げ
られる。
■ 前記包接化合物を粉末状又は顆粒状として直接処理
対象に散布する。
■ 前記包接化合物を粉末状又は顆粒状としたものを水
又は適当な媒体に分散させて処理対象に散布する。
■ 前記包接化合物を錠剤、球形ピース状等に成型加工
して、処理対象箇所に好誼する。この場合、成型助剤と
して、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化チ
タン、結晶セルロース等を使用することもでざる。
■ ■の成型物を送風装置内にillみ込み、処理対象
箇所に有効成分を含む気流を送風する。
■ 前記包接化合物を紙等の通気性のあるシート状物質
で包み、シート状品として使用する。
本発明の有害生物防除剤の使用方法は何ら上記■〜■の
方法に限定されるものではなく、これらの他にも塗料や
接着剤、その他プラスチック樹脂などに配合して使用す
ることもてぎる。
しかして、上記使用形態により、固形状の徐放性有害生
物防除剤、効果持続性に優れた有害生物防除紙、有害生
物防除プラスデックシート、有害生物防除板、有害生物
防除塗料、有害生物防除効果剤、有害生物防除スプレー
、有害生物防除クリーム等、家庭用、農業用、工業用各
種有害生物防除製品として様々な用途に適用することが
可能とされる。
特に、本発明の有害生物防除剤は、各種の貯蔵病害病原
菌の生育抑制、有害害虫の防除等に有効に使用すること
かできる。
本発明の有害生物防除剤を適用しI+)る貯蔵病害病原
菌としては、炭痘病菌、灰色カビ(ボトリティス)、白
カビ(ジェオトリカム、カンデイダム)、緑カビ、フザ
リウム、黒斑病菌(アルタナリア)等が挙げられるがこ
れらに限定されるものではない。
これらの貯蔵病害病原菌の生育抑制の対象となる果物、
野菜としてはミカン、ピーマン、ブドウ、ニンジン、イ
チゴ、カポチャ、オレンジ、レモン、グレープフルーツ
、スイカ、リンゴ等が挙げられるが、他の果物、野菜に
刻しても有効であることは言うまでもない。
また、有害害虫としては、ハダニ、アブラムシ等が挙げ
られ、その対象となる果物、野菜としては上記したもの
に加え、トマト、キュウリ等か挙げられるが、いずれも
これらに限定されるものではない。
[作 用コ 本発明の有害生物防除剤において、包接化合物とされる
前記■〜[相]の天然精油及び/又はその誘導体は、著
しく優れた貯蔵病害病原菌の生育抑制効果、有害害虫の
防除効果を有し、しかも、いずれも食品添加物とされる
天然精油又はその誘導体であることから、人体等に対す
る安全性は極めて高い。
方、本発明に係る多分子系ホスト化合物は、前記■〜[
相]の天然精油及び/又はその誘導体の包接能か高く、
これらをゲスト化合物として極めて安定に包接すること
がてき、しかも包接したケスl−化合物を適度に徐放す
ることかできる。
従って、本発明に係る天然精油及び/又はその誘導体−
多分子系ホスト化合物包接化合物では、有効成分の天然
精油及び/又はその誘導体を安定に包接して保護するこ
とにより、その揮散を抑制する一方、これを適度に徐放
することにより、長期にわたって優れた有害生物防除効
果を持続させることが可能とされる。
また、本発明に係る包接化合物は、固体とじて提供され
るため、成形加工・[′I−1取り扱い性に優れ、その
利用分野は著しく拡大される。
[実施例] 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
実施例1 ヒノキオイル包接化合物による1!7j虫試験ヒノキオ
イルと1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサンとを反応させることにより、ヒノキオイルの
包接比率が30重量%のヒノキオイル包接化合物を製造
した。
この包接化合物を水に分散させて所定濃度の懸濁液を調
製した。この調製に際しては、分散安定性のために界面
活性剤を使用した。得られた懸濁液をトマトアブラムシ
被害葉に噴露器を用いて、第1表に示す散布量で散布し
た。その後、この被害葉を開放状態にて室温下で放置し
、24時間後、48時間後のアブラムシの致死率を調べ
、結果を第1表に示した。
なお、アブラムシの生死判定は、顕微鏡下で針による刺
激に対する反応で調べた。
比較例1 ヒノキオイル包接化合物の代りにヒノキオイルを用いた
こと以外は実施例1と同様にして懸濁液を調製し、同様
に防虫試験を行なった。
結果を第1表に示す。
比較例2 薬剤を全く散布しなかったこと以外は実施例1と同様に
して防虫試験を行なった。
結果を 第 表 第1表より明らかなように、ヒノキオイル包接化合物は
、ヒノキオイルそのものに比較し、ヒノキオイル成分を
徐放するために、効果の持続性に優れ、アブラムシの致
死率が高い。
/ 実施例2 灰色カビの生育抑制試験 第2表に示す薬剤をゲスト化合物とし、ホスト化合物と
して1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン(たたし、1.8−シネオールに対しては2.
5−ジ−t−ブチルヒトキロノン)を用いて包接化合物
(いずれもゲスト化合物の包接比率は27重量%)を製
造した。
一方、PDA(ポテト−デキストロース−アガー)培地
入りの直径9cmのシャーレ中央部に第2表に示す灰色
カビをそれぞれ接種し、このシャーレを10℃のプラス
デック容器に入れた。
シャーレの周囲に第2表に示ず包接化合物1g(有効成
分として27mg/、e)を均一に静置し、プラスチッ
ク容器を開放状態にして室温下で培養した。培養7日後
のコロニー直径(Cm)を調べ、結果を第2表に示した
比較例3 薬剤を全く用いなかったこと以外は実施例2と同様にし
て試験を行なった。
結果を第2表に示す。
実施例3 炭痕病菌(ミカン)の生育抑制試験 実施例2で用いた1−カルボン、3,3.5−トリメチ
ルシクロヘキサノール及びミルテナールの各包接化合物
を用いて、実施例2と同様の手順で炭痘病菌の生育抑制
試験を行なった。
結果を第3表に示す。
比較例4 包接化合物の代りに、ゲスト化合物単体0.27gを用
いたこと以外は実施例3と同様にして試験を行なった。
結果を第3表に示す。
比較例5 薬剤を全く用いなかったこと以外は実施例3と同様にし
て試験を行なった。
実施例4 自カビの生育抑制試験 実施例2て用いたシトロネラールとρ−ペリラアルデハ
イドの各包接化合物を用いて白カビの生育抑制試験を行
なった。白カビはオレンジ、レモン、ミカン及びグレー
プフルーツ由来のものを用い、試験自体は実h’6例2
の手順に従った。
結果を第4表に示す。
比較例6 包接化合物の代りに、ゲスト化合物単体027gを用い
たこと以外は実施例4と同様にして試験を行なった。
結果を第4表に示す。
比較例7 薬剤を全く用いなかったこと以外は実施例4と同様にし
て試験を行なった。
結果を第4表に示す。
(コロニー直径cm) 実施例5 フザリウム、黒斑病菌、緑カビの生育抑制試験第5表に
示す薬剤を添加して、実施例2と同様にして試験を行な
い、結果を第5表に示した。
比較例8 包接化合物の代りに、ゲスト化合物単体0.27gを用
いたこと以外は実施例5と同様にして試験を行なった。
結果を第5表に示す。
比較例9 薬剤を全く用いなかったこと以外は実施例5と同様にし
て試験を行なった。
第2表ないし第5表より、本発明に係る包接化合物は有
効成分を徐放するために、長期間効果が持続し、薬剤単
体に比較して、菌の生育抑制効果が高いことが明らかで
ある。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の有害生物防除剤は、著しく
優れた有害生物防除効果を有し、しかも食品添加物の天
然精油又はその誘導体であることから人体に対する安全
性も極めて高い。
このため、その使用に際しては殆ど制約を受けることな
く、産業用から家庭用まで幅広い用途に有効に適用する
ことが可能とされる。
その上、多分子系ホスト化合物の優れた包接能及び徐放
性により、有効成分を安定に保持し、これを保護し、ま
たその揮散を抑制すると共に、これを適度に徐放する。
従って、本発明の有害生物防除剤の優れた有害生物防除
効果を長期間安定に持続させることが可能とされる。し
かも、本発明に係る包接化合物は、固体状として提供さ
れるため、取り扱い性、成形加工性等に優れるため、本
発明の有害生物防除剤は各種多用の用途に適用すること
が可能とされる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記[1]〜[15]よりなる群から選ばれる1
    種又は2種以上の天然精油及び/又はその誘導体と、該
    天然精油及び/又はその誘導体を包接可能な多分子系ホ
    スト化合物とからなる包接化合物を含むことを特徴とす
    る有害生物防除剤。 [1]ヒノキオイル [2]1,8−シネオール [3]l−α−ターピネオール [4]l−カルボン [5]l−メントン [6]d−プレゴン [7]シトロネラール [8]リナロールオキサイド [9]d,l−シトロネロール [10]3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール [11]l−ペリラアルデハイド [12]l−カルベオール [13]ミルテナール [14]ハッカ油 [15]ユーカリオイル
JP63297071A 1988-11-24 1988-11-24 有害生物防除剤 Pending JPH02142709A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63297071A JPH02142709A (ja) 1988-11-24 1988-11-24 有害生物防除剤
US07/438,838 US5079000A (en) 1988-11-24 1989-11-20 Clathrate composition including essential oils and method of using same

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JP63297071A JPH02142709A (ja) 1988-11-24 1988-11-24 有害生物防除剤

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