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JPH01296318A - 無人搬送車の走行制御装置 - Google Patents

無人搬送車の走行制御装置

Info

Publication number
JPH01296318A
JPH01296318A JP63127299A JP12729988A JPH01296318A JP H01296318 A JPH01296318 A JP H01296318A JP 63127299 A JP63127299 A JP 63127299A JP 12729988 A JP12729988 A JP 12729988A JP H01296318 A JPH01296318 A JP H01296318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guided vehicle
automatic guided
acceleration
time
drive
Prior art date
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Granted
Application number
JP63127299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2704266B2 (ja
Inventor
Arata Takahashi
新 高橋
Yoshiki Ninomiya
芳樹 二宮
Takero Hongo
武朗 本郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP63127299A priority Critical patent/JP2704266B2/ja
Publication of JPH01296318A publication Critical patent/JPH01296318A/ja
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Publication of JP2704266B2 publication Critical patent/JP2704266B2/ja
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無人搬送車の走行制御装置に係わり、特に2
点間の走行に関する情報から両者の間の駆動パターンを
生成し、その駆動パターンに基づき無人搬送車を走行さ
せる制御装置に関する。
(従来の技術) 従来より、走行路の地図を予め記憶し、走行路の要所に
設置された目標点を検知、あるいは走行距離を演算する
ことにより、前記地図上で自らの位置を確認しながら走
行する無人搬送車がある。
この無人搬送車が、目標点付近から目標点上を通過、あ
るいは目標の停止位置へ位置決めする場合、従来は目標
位置と無人搬送車との位置関係から、両者の間の走行経
路を、■直線と円弧の結合した軌道、または、■クロソ
イド関数あるいはスプライン関数等の補間関数で表され
た曲線の軌道として生成し、生成した軌道上を走行する
様に無人搬送車の駆動手段を制御していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前記■の生成軌道の場合、直線と円弧の結合点
は曲率変化が連続ではなく、従って前記結合点で駆動手
段への駆動指令値が不連続に変化してしまい、駆動手段
が追従することが困難となり、結果的に目標点に到達で
きないという問題があった。
また、前記■の生成軌道の場合、軌道曲率の曲率は連続
に変化するものの、軌道生成には駆動手段の加減速時の
能力を考慮せず、従って車輪の加減速を伴う実走行時に
は目標とする軌道上を正確に走行することは困難であっ
た。さらに、複雑な補間操作に繰り返し演算を含むため
、軌道生成の演算に多大の時間を必要とし、目標位置付
近での状況に応じた軌道生成をリアルタイムに行うのは
困難があった。
本発明は、前記従来技術の問題点に鑑み、曲率変化が連
続、かつ駆動系の能力を考慮した軌道を、リアルタイム
で生成することを可能にした無人搬送車の走行制御装置
を提供することを目的とする。
(第1発明の説明) 本第1発明は、第1図に示すように、無人搬送車が走行
する平面上のX方向に関する無人搬送車の制御開始位置
における位置および速度および加速度情報と、制御終了
位置において無人搬送車がとるべき前記X方向に関する
位置および速度および加速度情報と、前記X方向とは異
なる方向であるY方向に関する無人搬送車の制御開始位
置における位置および速度および加速度情報と、制御終
了位置において無人搬送車がとるべき前記Y方向に関す
る位置および速度および加速度情報と、前記2つの位置
における制御開始および制御終了時刻とを記憶し出力す
る走行情報記憶手段Iと;前記X方向について予め定め
た連続な時間関数に基づき、前記走行情報記憶手段Iよ
り出力される前記2つの位置における無人搬送車のX方
向に関する走行情報を用いて、前記2つの位置の間のX
方向の駆動パターンを生成するX方向駆動パターン生成
手段■1と;前記Y方向について予め定めた連続な時間
関数に基づき、前記走行情報記憶手段Iより出力される
前記2つの位置における無人搬送車のY方向に関する走
行情報を用いて、前記2つの位置の間のY方向の駆動パ
ターンを生成するY方向駆動パターン生成手段n2と;
無人搬送車の車輪を駆動する駆動手段■と;前記X方向
およびY方向駆動パターン生成手段n、 、n2で各々
生成されたX方向およびY方向の駆動パターンに基づき
、前記駆動手段■に対する駆動指令値を演算する駆動指
令値演算手段■と、からなり、走行平面上の相異なるX
およびY方向について、各々独立に定めた時間関数と2
つの位置での走行情報とにより、XおよびY方向の各々
の連続な駆動パターンを生成することにより、目標とな
る制御終了位置まで無人搬送車をスムーズに走行させ、
かつ目標位置へ精度良く誘導することを特徴とする無人
搬送車の制御装置とからなることを特徴とする。
この様な構成を有する本第1発明の作用について説明す
る。
走行情報記憶手段Iは、軌道生成による走行制御するた
めの制御開始位置および制御終了位置における時刻と無
人搬送車の位置および速度および加速度情報とを相異な
るXおよびY方向の2つの方向の各々に関して記憶して
いる。
X方向駆動パターン生成手段■1は、X方向について予
め定めた連続な時間関数に基づいて、走行情報記憶手段
■からのX方向に関する走行情報、すなわち、制御開始
位置および制御終了位置における無人搬送車の位置、速
度、加速度情報と前記2つの位置での時刻を用いて、前
記2つの位置の間の駆動パターンを時間の関数として生
成する。
同時に、Y方向駆動パターン生成手段n2もX方向駆動
パターン生成手段■1と同様にして、予め定めた連続な
時間関数に基づいて、走行情報記憶手段IからのY方向
に関する走行情報を用いて、前記2つの位置の間の駆動
パターンを時間関数として生成する。
駆動指令値演算手段■では、X方向およびY方向駆動パ
ターン生成手段n1、II2で生成されたX方向および
Y方向の駆動パターンに基づいて、無人搬送車の車輪を
駆動する駆動手段■に指令を与える。そして駆動手段■
が、駆動指令値演算手段■から与えられる指令値に基づ
いて車輪を駆動し、結果として制御開始および制御終了
位置の間の走行経路上を走行し、目標となる位置へ到達
する。
本第1発明では、制御開始位置および制御終了位置にお
ける位置、速度、加速度、時間などの走行情報より、相
異なる2つの方向について、各々連続な時間関数に基づ
いて駆動パターンを生成しているため、制御開始位置お
よび制御終了位置に至る滑らかに時間変化する無人搬送
車の軌道、速度、加速度をリアルタイムに同時に決定す
ることができ、従って無人搬送車を目標となる位置にス
ムーズにかつ正確に到達させることができる。
前記第1発明をさらに具体化した、前記X方向駆動パタ
ーンは、前記X方向について予め定めた連続な時間関数
の各係数を、前記X方向に関する走行情報すなわちX方
向の前記2つの位置における位置および速度および加速
度情報と、前記2つの位置における時刻とを境界条件と
して決定することにより生成されるX方向の加速度の時
間パターンであり;前記X方向駆動パターンは、前記X
方向について予め定めた連続な時間関数の各係数を、前
記X方向に関する走行情報すなわちX方向の前記2つの
位置における位置および速度および加速度と、前記2つ
の位置における時刻とを境界条件として決定することに
より生成されるX方向の加速度の時間パターンであり;
前記駆動指令値が、前記X方向およびX方向の加速度お
よび速度の値より決定される無人搬送車の車体速度およ
び軌道曲率であることを特徴とする第2発明を採用する
ことができる。
また、前記第1発明は、第2図に示すように、前記X方
向及びX方向の駆動パターンより、目標軌道上の無人搬
送車が存在すべき位置を演算する目標軌道演算手段■2
と;無人搬送車が実際に存在する現在の位置を計測する
位置計測手段■と;前記位置計測手段Vからの無人搬送
車の現在の位置と前記目標軌道演算手段■2からの無人
搬送車の目標軌道上の位置との偏差を演算し、該偏差が
予め定めたしきい値を越えた場合に、前記X方向および
Y方向駆動パターン生成手段n、 、Lに各々再生成指
令を出力する比較手段■1とを具備するとともに、前記
X方向およびY方向駆動パターン生成手段L、nxが、
前記比較手段■1からの再生成指令の入力により、各々
X方向およびX方向駆動パターンを再生成することを特
徴とする第3発明を採用することができる。すなわち、
実走行時には、走行床面の凹凸、駆動輪と走行床面との
間の滑り、演算時間による遅れ、積載荷重変化による無
人搬送車の走行特性の変化等種々の誤差要因が存在する
。このため生成した駆動パターンによる走行中に、目標
軌道からの誤差が累積する。
本第3発明ではこの誤差を比較手段■1により検知する
。すなわち、目標軌道演算手段■2が演算した無人搬送
車が存在すべき目標軌道上での位置と、位置計測手段■
が計測した無人搬送車の現在位置との偏差として表わし
、その偏差が予め定めたしきい値を越えた場合に、比較
手段■1からX方向およびY方向駆動パターン生成手段
■1、■2へそれぞれ再生成指令が出力される。一方、
X方向およびY方向駆動パターン生成手段■1.1)g
は、比較手段■、から再生成指令が入力されると、その
時の無人搬送車の位置および無人搬送車が到達すべき目
標位置をそれぞれ制御開始位置および制御終了位置とし
て走行情報記憶手段から新たな走行情報を入力し、その
走行情報に基づいてX方向およびX方向駆動パターンを
再生成する。
駆動指令値演算手段■および駆動手段■は、再生成され
たX方向およびX方向駆動パターンに基づいて動作し、
その結果無人搬送車は目標軌道上からずれた位置より、
到達すべき目標位置へ正確に誘導される。
本第3発明によれば、X方向およびX方向駆動パターン
に基づいて制御された実走行中に、種々の誤差要因によ
り目標軌道から走行経路がずれても、走行中にX方向お
よびX方向駆動パターンを再生成するので、容易に軌道
修正が可能となり、無人搬送車を正確に目標位置へ到達
させることができる。
さらに、前記走行情報記憶手段が、前記2つの位置にお
ける時刻を前記2つの位置関係に応じて決定する時間パ
ラメータ調整手段を有することを特徴とする第4発明を
採用することができる。
この時間パラメータ調整手段は、制御開始位置および制
御終了位置における走行情報に応じて、両者における時
刻すなわち制御開始時刻および制御終了時刻を決めるも
のである。すなわち、前記時刻を用いてX方向およびX
方向駆動パターン生成手段が生成する駆動パターンは、
制御開始時刻と制御終了時刻との時間間隔を変更するこ
とにより、時間に対するパターンの振幅を変えることが
できる。従って、例えば制御開始時刻と制御終了時刻と
が比較的接近している場合には、前記時間間隔をより大
きく変更することにより、駆動パターンはゆるやかな変
化となり、無人搬送車は急激な駆動を強いられることな
くスムーズかつ正確に目標位置に到達することができる
。さらに、制御開始時刻または制御終了時刻をX方向と
X方向とで異ならせることにより、無人搬送車が平面上
でX方向またはX方向のみに走行する状態を形成するこ
とができ、従って、より正確な目標位置での姿勢制御を
可能にする。
本第4発明によれば、X方向およびX方向駆動パターン
生成手段に与える制御開始位置および制御終了位置にお
ける走行情報に応じて決定するので、目標位置へ状況に
応じて正確に誘導することができる。
(実施例) 以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
筆±2隻炭 第1実施例は第2発明をさらに具体化したものである。
第3図は、本第1実施例に係わる走行制御装置を適用し
た無人搬送車の概略構成図である。
本実施例の無人搬送車lは、光学式センサ13.14と
、位置計測コンピュータ15と、走行制御位置12と、
駆動装置10.1)と、モータ8.9と、減速機6.7
と、駆動輪2.3と、駆動輪2.3と各々同軸に配設し
た計測輪25.25と、計測輪25.25の回転数を検
出するエンコーダ26.26と、蓄電池20と、キャス
タ16.17.18.19とからなる。
駆動輪2.3は、車体の前後方向の中心軸上にあって車
体の中心から左右に等距離の位置において、車体に固定
されたモータ8.9によりモータ8.9に付設された減
速機6.7および減速機6.7の出力軸4.5を介して
各々独立に回転駆動され、車体の四隅に配設されたキャ
スタ16.17.18.19とによって無人車1を平面
上のあらゆる方向に走行可能としている。
光学式センサ13.14は、車体の前後に配設され、目
標となる停止マークまでの距離を測定する。光学式セン
サを車体前後に配設することにより、無人搬送車lは前
後どちらの方向にも走行制御可能である。
位置計測コンピュータ15は、光学式センサ13.14
からの距離情報と、左右の計測輪25.25の回転数の
積算によって得られる移動距離とによって目標位置およ
び方位に対する無人搬送車lの現在の位置、方位を算出
する。
走行制御装置12は、位置計測コンピュータ15からの
無人搬送車の現在の位置、方位情報に基づいて無人搬送
車の走行軌道を生成し、左右の駆動輪2.3の時々刻々
の速度指令を演算し、駆動装置10.1)へ出力する。
駆動装置1O1)1は走行制御装置12からの速度指令
に基づいて、モータ8.9を回転速度制御する。その結
果無人搬送車lは所定の軌道を走行して目標位置へ到達
する。
第4図は、走行制御装置12のシステムブロック図を示
す。走行制御装置12は、走行情報記憶装置24と、X
方向およびX方向加速度生成装置21.22と、時計3
8と、制御指令値演算装置23とからなる。なおX方向
およびX方向加速度生成装置21.22はともに同一の
構成をなして、各々X方向およびX方向の情報を扱って
おり、以下の説明ではX方向加速度生成装置22につい
ては省略する。
走行情報記憶装置24は、前記位置計測コンピュータ1
5から出力される無人搬送車1の現在位置におけるX方
向の加速度α81、速度Vil1m、位置座標XS、時
刻t。と、目標停止位置におけるX方向の加速度α□、
速度vXd、位置座標Xd、時刻tX、と、現在位置お
よび目標停止位置におけるX方向の加速度α、、、 α
、、、速度vV’s Vy4、位置座標y1、y4、時
刻Ly1、ty、とを記憶している。
X方向加速度生成装置21は、走行情報記憶装置24か
らX方向に関する走行情報αX3、α□、v■、VXd
SXS 、X、、 、txi、tXoを入力し、現在位
置から目標位置に到達するのに必要な連続な加速度パタ
ーンを3次の時間関数f工(1)として生成するX方向
加速度パターン生成器32と、前記X方向加速度パター
ン生成器32で生成されたX方向の加速度パターンfx
(t)と時計38より順次出力される時刻L1とから、
時々刻々X方向の加速度指令値α8を出力するX方向加
速度演算器36とからなる。
制御指令値演算装置23は、X方向およびY方向加速度
演算器36.37より出力される時々刻々のX方向およ
びY方向加速度指令値α8、α。
を入力し、時々刻々の車体速度のベクトル指令値V、を
積分演算するベクトル積分器39と、X方向およびY方
向加速度演算器36.37より出力されるX方向および
Y方向加速度指令値α工、α。
とベクトル積分器39より出力される車体速度のベクト
ル指令値vK、v、とを入力し、無人搬送車の車速1v
、1と曲率r4を演算するベクトル演算器40と、ベク
トル演算器40より出力される車速および曲率に基づい
て左右の駆動輪2.3の速度指令値を演算する駆動輪速
度演算器41とからなる。
無人搬送車lは、前記光学式センサー13.14により
目標停止位置および予め設定された位置に置かれた停止
マークを計測する。位置計測コンピュータ15はこのセ
ンサ情報に基づいて、目標停止位置の位置および方位と
現在の無人搬送車の位置および方位を算出し、走行制御
装置12へ出力する。
この演算は次のように行う0位置計測コンピュータ15
は、光学式センサ13.14が停止マークを検知すると
、予め記憶しているその停止マークと目標の停止位置お
よび方位との間の相対的な位置(X、。
ya)および方位θ、に基づき、まず線形独立の関係に
あるX方向およびY方向を設定する。この2方向は任意
にとることができるが、本実施例では第5図のように目
標停止位置47を原点(0,O)にとり、停止時の目標
方位44を基準となるY軸に、またY軸に対し90°の
方向45をY軸にとったX−Y直交座標系を走行平面4
1上に設定する。なお、以後の実施例の説明において、
単にX方向、Y方向というのは、目標停止位置において
上述の第5図に示す方向を言う。
次に、光学式センサ13.14からの距離情報により得
られる無人搬送車1と停止マークとの間の相対的な距離
lおよび方位角θ、とを用いて、無人搬送車の目標停止
位置に対する現在の位置(xstys)および方位θ、
を次の式により演算する。
θ3=θ、十〇、 Xs  =x、−I  l5in  θ。
Yt  =Vm  −1°cos  θ―さらに、無人
搬送車の現在の車体速度V、は、エンコーダ26.26
からの出力である左右の計測輪25.25の速度vcL
、 vc、より、V、 =(VcL +Ver) / 
2によって得られる。
従って、XおよびY方向の制御開始位置での速度VXI
、■□は、 V xs= V s  ’ CoS θ。
V、寝=V@   ’Sin  L で得ることができる。
ここで、駆動輪の滑り等による誤差が小さい場合は、計
測輪の速度VCL% Verのかわりに、左右の駆動輪
への速度指令値VL、Vrを用いて次の式で得られる。
v■= (vt 十v、) ′cosθ1/2Vys”
’ (Vt  +v、 )  ・sin θ、/2一方
、XおよびY方向の制御開始位置での加速度α□、αy
、は、上記速度V。、V□の時間微分により得られ、さ
らに方位の角度誤差が小さい場合には駆動系への指令値
α8、α、を用いることもできる。
次に、走行制御装置12内部の演算手順を示す。
X方向および方向加速度生成装置21.22は、Xおよ
びY方向について無人搬送車が目標停止位置に到達する
ために必要な加速度を各々演算する。
すなわち、X方向加速度生成装置21は、停止時目標方
位方向である、X方向の加速度を、またY方向の加速度
生成装置22では、停止時目標方位に直交する方向であ
る、Y方向の加速度を演算する。
次にX方向加速度生成装置21での演算手順を示す。
先ず、位置計測コンビエータ15で得られた目標停止位
置47の位置および方位情報と、現在の無人搬送車の位
置および方位情報と、駆動装置1O1)1が、現在、駆
動軸2.3へ出力している車速とから、X方向加速度パ
ターン生成器32で加速度パターン生成を行うためにX
−Y直交座標系上でのX方向44の位置速度情報を得な
ければならない。そのために、走行情報記憶装置24に
より、X方向44の無人搬送車の現在のX方向位置座標
値X、とX方向速度Vllfi、無人搬送車のX方向目
標位置座標値x4とX方向目標速度vxdが演算される
。このとき、目標停止位置47を原点にとっているため
無人搬送車のX方向目標位置座標値X、=0であり、ま
た、停止時位置決めを行うためX方向目標速度■。−〇
である。
次に、X方向加速度パターン生成器32で、以上のよう
に求めた走行情報記憶装置24からのX方向の位置速度
情報より、目標位置へ到達するのに必要な連続な加速度
パターンを3次の時間関数で生成する。演算は、次のよ
うに行う。また、第6図(a)に演算過程を示す。
無人搬送車のX方向加速度パターンを次のような時間t
の三次関数1.(1)で生成する。
f、(む)=a、−t”+bX−t”+cX−を十dx
従って、無人搬送車のX方向速度パターンF。
(1)は、前記X方向加速度パターンfより)を+ −
c、t” +dXt 十〇。
となる。また、無人搬送車が前記X方向加速度パターン
r、(t)とX方向速度パターン関数(t)に基づいて
制御された場合、その無人搬送車の目標軌道のX方向成
分は、速度パターンFX(t)を積分した +C,t+C。
となる。ここで、CI、CIは積分定数である。
無人搬送車は現在の位置方位速度から停止目標位置方位
速度へ連続的に滑らかに走行移動していかなければなら
ない。そのため、加速度、速度、位置のパターン関数f
x(t)、F、(t ) 、0x(t)は、制御開始時
刻txtから制御終了時刻t 1)1)までを連続的に
結合しなければならない。そのために、走行情報記憶装
置24から出力される無人搬送車の現在のX方向位置座
標値X、とX方向速度vXsとX方向加速度α工、及び
、無人搬送車のX方向目標位置座標値x4とX方向目標
速度VXIIとX方向加速度αX4を境界条件として、
加速度、速度、位置のバタン関数f、(t)、F、(t
)、cX(t)を解く。本実施例では、制御終了時刻t
 xt =Lysに無人搬送車は目標停止位置(xa 
、  yd)= (0゜0)に到達する。またこの場合
、制御開始時刻txsに於ける加速度αx3、制御終了
時刻txaに於ける加速度αX6は、加速度パターンf
xD)に連続性を与えるため、0と設定する。加速度、
速度、位置のパターン関数fx(t)、FX(t)、G
、(t)の他の境界条件は以下のようになる。
fつ(txs)=αX、=O fx(txa)=α8.=O F II (t XI) = V XIFll (tx
a) =V1)1)=OGx (t−xi) = X 
s Gx Dxa) =X* =Xa =0このとき、制御
終了時刻tX1)は、走行情報記憶装置t24より、パ
ラメータとしてX方向加速度パターン生成器32へ供給
される。以上の条件から、6元連立方程式の解として、
f、(t)の係数a8、b、、c、、d、を算出する。
また、同時に、FX(t)、G、(t)の各係数も得ら
れる。
一方、Y方向加速度パターン生成器33においても、X
方向加速度パターンを表す3次の時間関数r、(t)=
a、t3+b、t” 十c、t+d。
の係数ay % by s Cy % dyを走行情報
記憶装置24からのX方向に関する走行情報を境界条件
として、第6図(b)に示すように、前記X方向加速度
パターンの生成と同じ方法で決定する。
以上から、目標停止位置に到達するまでの必要なX方向
44およびX方向45各々の全時刻の加速度、速度、及
び位置を全て決定したことになる。
次に、X方向およびX方向加速度演算器36.37にお
いて、時計38から指示される現在時刻1=1)を、X
方向およびX方向加速度パターン生成器32.33でそ
れぞれ求めた時刻tに関するX方向およびY方向加速度
パターンfX(t)、f、(t)へ代入することにより
、目標位置に到達するために必要な現在の時刻t、に於
けるX方向およびX方向の加速度α8、α、をそれぞれ
順次、制御周期毎に、以下のように演算する。
α翼=fx (tl): tXI<tl <tX。
=Q       : t、  ≧t Wllαy =
fy (tl) ; t、、<t、 <ty*””Q 
      :L+  ≧t、s次に、制御指令値演算
装置23は、X方向およびX方向加速度生成装置21.
22で制御周期毎に演算された加速度指令値α1、α、
を、駆動装置10,1)に対する制御指令値へ順次、変
換する。その演算手順を以下に示す。
先ず、ベクトル積分器39では、X方向およびX方向加
速度演算器36.37より入力された時刻t、に於ける
X方向およびX方向加速度指令値α8、α、から、時刻
t1の車体速度のベクトル指令値(VIIIVF)を順
次、制御周期毎に演算する。すなわち、演算は次のよう
になる。
また、このとき、前記積分を行う替わりに、X方向およ
びX方向加速度パターン生成器32.33で加速度パタ
ーン関数r、(t)、fy(t)を求める際に、同時に
、その積分した速度パターン関数Fつ(t)、FV (
t)を求めて幇くことが可能である。その場合は、時刻
1=1.を速度パターン関数Fx(t ) 、Fy(t
 )に代入することで、車体速度のベクトル指令値(v
、、v、)を次のように直接得ることができる。
VM =F’ll (t、) Vy=Fy(L+) ベクトル演算器40では、X方向およびX方向加速度パ
ターン生成装置21.22から制御周期毎に順次入力さ
れるX方向およびX方向の加速度指令値α8、α、とベ
クトル演算器4oから制御周期毎に順次入力されるX方
向およびX方向の車体速度指令値v、、v、より、無人
搬送車の走行制御に必要な時刻t1の無人搬送車の車速
v14と曲率半径の指令値r4を求め、制御周期毎に順
次駆動輪速度演算器41へ出力する。これらの演算手順
を、第7図のベクトル図を参照して説明する。
先ず、時刻1.に於いて無人搬送車に指令される車体加
速度ベクトルα1、車速ベクトルV、を加速度指令値α
8、α、と車体速度指令値V、、V、を用いて次式で定
義する。
αc4=(α8.αy) ■、、=  (V)l  +   v、  )この車体
加速度ベクトルαc4、車速ベクトルVs4を用いて、
時刻t、の車速の大きさ1v□1、車体横方向加速度ベ
クトルα、、4、曲率半径r4は次のように演算される
I Via I =(VX” + vy”)””α1.
=α、−((α、・v、、)/Iv□l”)”vma I vsdl” 1α、41 駆動輪速度演算器41では、ベクトル演算器40で制御
周期毎に順次演算される時刻1)での車速の大きさIv
sd+と曲率半径r、によって、左と右の駆動輪への速
度指令値VLsVrを演算し、駆動装置10,1)へ出
力する。無人搬送車は2輪独立駆動方式であるため、曲
率半径rd、駆動輪トレッドW、走行軌道71に対して
、第8図に示す幾何的関係がある。従って、以下のよう
に左右駆動輪速度指令値vL 、V 1を演算すること
ができる。
v、 =l v、、l ・(1−(±w)/(2・r、
))vL = l vsa1’  (1±w/(2・r
、))ただし、正負符号の上側は無人搬送車が時計回り
に旋回する場合を示し、下側は無人搬送車が逆時計口り
に旋回する場合を示す。
以上のように、演算された速度指令値V L 、v+’
を無人搬送車の走行速度として実現するために、駆動装
置l01)1でモータ8.9をフィードバック制御する
。このフィードバック信号としては、図に記載されてい
ないが、モータ8.9に接続されているタコジェネレー
タ(以後、T、 G、と呼ぶ)の出力である速度骨に比
例した電圧を使用し、サーボ回路で構成した駆動装置1
0.1)は、前記T、 G、の出力電圧により、モータ
8.9の速度を制御して、左右駆動輪速度をV l 、
vrに一致させる。このモータ8.9による出力トルク
は減速機6.7及び、その出力軸4.5を介して、駆動
輪2.3へ伝達される。以上のような速度指令値VL 
、v、を制御周期毎に順次出力し、制御終了時刻tイい
 ty、まで続けられる。
第9図に本実施例の走行制御装置による走行軌跡例を示
す。制御開始位置66から制御終了位置63まで前記制
御手段によって、軌道67上を走行させた場合である。
このとき、上述したように停止時目標方位64を基準に
とってX軸62、Y軸63を設定しており、車体68は
Y軸方向の制御が終了した場合を表している。図示する
ように、本実施例により従来困難であった目標停止位置
へ円滑連続に結合する軌道パターンと速度パターンと加
速度パターンをリアルタイムで生成することを可能とし
た。また、上記速度および上記加速度パターンから駆動
指令値を生成することによりスムーズな走行を実現する
ことを可能とした。以上より、無人搬送車の精度良い停
止時位置決めを可能とする。
lit桝 第1O図は、第2実施例のシステムブロック図である。
本第2実施例は前記第1実施例に目標軌道演算器69と
比較器70を付加したもので、上述した第3発明に属す
るものである。すなわち、目標軌道演算器69は、ベク
トル積分器40より、時刻t1におけるX方向およびX
方向の速度指令v、、v、を入力し、既に生成された駆
動パターンによる目標軌道上の現在の時刻1=1.にお
ける無人搬送車が存在すべき位置(xt、yt)および
方位θ1を演算する。
この演算は、制御を開始した位置(xs 、y、)およ
び時刻t□、ムy3と車体速度指令値vX、vyとによ
り次のように演算する。
θt =jan−’ (Vy / VX)   i V
X≠0=π/2・sin v、     ; v、 =
0このとき、前記積分によって目標軌道上の位置(XL
I!/L)を算出するかわりに、X方向およびX方向加
速度パターン生成器32.33で加速度パターン関数f
、(t)、ry(t)の各係数を得る際に同時に決定さ
れる軌道のパターン関数G。
(t)、Gy(む)、に時刻L1を代入することにより
、直接、位置(xt、yt)を得ることも可能である。
比較器70は、位置計測コンピュータ15によって算出
された時刻t1における無人搬送車が実際に存在する位
置(x、y)および方位θと、目標軌道演算器69がら
の目標軌道上の位置(XL 、)’t)および方位θ、
とを入力し、再位置の距離又は両者の方位差がそれぞれ
のしきい値A、Bより大きい場合にX方向およびX方向
加速度パターン生成器32.33へ再生成指令を出力す
る。
すなわち、 (x  xL)”+(y−yt)2〉A2 又は、1θ
−θtl > B が成立する場合に再生成指令を出力
する。X方向およびX方向加速度パターン生成器32.
33は再生成指令の入力した時刻を新たな制御開始時刻
む、い tysとして、第1実施例と同じ操作によりX
方向およびY方向加速度パターンf、(t)、fF(t
)を再生成する。そして、無人搬送車はこの再生成され
た加速度パターンに基づき、駆動装置1O1)1により
新たな軌道上を目標位置まで走行する。
第1)図(a)、(b)に、以上述べた駆動パターンの
生成および再生成による走行制御のフローチャートを示
す。
以上のように、目標軌道からの無人搬送車の位置方位誤
差に応じて目標軌道を繰り返し生成し直すことによって
、目標停止位置への精度良い停止を実現することができ
る。これを第12図によって説明する。停止目標位置8
2に至る滑らかに結合する目標軌道84をX方向および
X方向加速度生成装置21.22によって生成する。そ
して、前記目標軌道上を走行するように制御指令値演算
装置23によって駆動指令値が演算され、駆動装置1O
1)1へ送られる。ところで、走行床面の凹凸、駆動輪
と走行床面との間の滑り、各種演算時間による遅れ、負
荷重量等による無人搬送車の動特性の変動等の各種誤差
要因が存在する場合には、実際の走行軌道83は目標軌
道84からずれ、誤差を生じてくる。従って、目標軌道
84上を走行させるための駆動指令値を全て出力し終え
た時点に於て、停止目標位置に到達できなくなってしま
う、それを防ぐため、比較器70によって目標軌道上の
無人搬送車の位置方位と実際の無人搬送車の位置方位を
比較し、その間の差が設定しきい値を越えた時81に、
X方向およびX方向加速度パターン生成器32.33に
よって新たに目標軌道85を生成し直す、それによって
、過去の目標軌道84上で生じる可能性のあった停止目
標位置82付近での誤差を消去して、精度良い停止目標
位置82への制御を可能とする。
星主叉豊■ 第3実施例は、走行情報記憶装置24が、制御時間調整
機能を有して、さらに精密な走行制御を行うもので、上
述した第4発明に属するものである。以下図面を参照し
てX方向を例にとって説明する。
第13図は本第3実施例の走行制御装置12のシステム
ブロック図である。
走行情報記憶装置24は、X方向およびX方向加速度パ
ターン生成器32.33より、既に生成したX方向およ
びX方向の加速度パターン関数r、(t)、fy(t)
を入力して、新たに制御終了時刻tヨいtyeを補正演
算し、再びX方向およびX方向加速度パターン生成器3
2.33へ出力する。このとき、走行情報記憶装置24
では、駆動手段の駆動能力の加速度制限内に加速度パタ
ーンの最大値および最小値を抑えるように制御終了時刻
乞え0、ty、を生成し、駆動手段の動特性が駆動指令
値に追従できないことに起因する軌道ずれを防止するば
かりではなく、また無理な加減速による走行床面と駆動
輪との間の滑りゃ無人搬送車に加わる遠心力による軌道
ずれを防止する。
前述のようにX方向加速度パターンはX方向加速度パタ
ーン生成器32に於て、X方向の制御開始時および制御
終了時に於ける位置、速度、加速度と両者の時刻とから
、次のような時間の三次関数f、(t)の係数ax、b
、lSc、l、dllとして生成される。
fx(t)=ax−t3+bX−t”+Cg’ L+d
xこのとき、時間の三次関数f、(t)は制御開始時刻
txsから制御終了時刻1.まで連続となるように、加
速度についてfx(txs)””0− fx(tx、)
=0という境界条件を満たすように生成しているので、
時間の三次関数f、(t)の最大値および最小値は、0
か、または、制御開始時刻む。から制御終了時刻t3.
までの間に存在する三次の時間関数f、(t)の極値f
 ss+である。この極値f IIIXは、次のように
演算される。
f、、=a、・t、’ +b、・ta ” +c、・t
+d。
コノとき、t、は、方程式33.l+ t、”+2 b
・t、+C,=Oの解として求められ、t、=(−b、
±(b、” −3・a、・c、))/(3・a、) である、従って、極値f□と予め設定された駆動手段に
於ける駆動能力の加速度制限値α□つが次式を満たすよ
うな制御終了時刻tX1)を求める。
1r□1≦α1゜ この様に求められたX方向の制御終了時刻L□をX方向
加速度パターン生成器32へ出力し、時間の3次関数f
、(t)の係数ax、bx−,Cx、d、を前記演算方
法で生成させる。
第14図は、横軸に時間を、縦軸に加速度をとった一定
方向の加速度パターンの一例を表すグラフである。加速
度パターン74は制御開始時刻78から制御終了時刻7
9まで連続になるようにX方向又はX方向加速度パター
ン生成器32.33で生成される。このとき、加速度パ
ターンの最大値75および最小値76は、制御終了時刻
79によって決定される。例えば、制御終了時刻79を
早めると、短時間で、より急激な加速減速を行う必要が
あるため、加速度パタンの最大値75および最小値76
が、より増大する傾向が出てくる。
また、制御終了時刻79が遅くすると、長時間で、緩い
加速減速を行う必要があるため、加速度パタンの最大値
75、最小値76が、より減少する傾向が出てくる。従
って、加速度パタンの最大値75、最小値76を指定し
てやることによって、逆に、制御終了時刻79を決定す
ることが可能となる。本第3実施例は、駆動手段の能力
の制限内77に加速度パターンの最大値75、最小値7
6を抑えるように制御終了時刻79を生成している。
同様に、Y方向制御終了時刻tyaも走行情報記憶手段
24で生成してX方向加速度パターン生成器33へ出力
し、時間の3次関数r、D)の係数aV %  by 
% Cy % dyを生成させる。
次に、制御指令値演算装置23に於て、X方向およびY
方向加速度演算器36.37で、制御周期毎に演算され
た信号を駆動装置10.1)への制御指令値へ順次、変
換する。
以上のように駆動指令を制御周期毎に順次、制御終了時
刻む、。、L□まで出力し続ければ、滑らかで連続的な
軌道上を走行して、停止時位置決めが可能となる。また
、駆動手段の駆動能力による加速度制限内に加速度パタ
ンの最大、最小を抑えているので、駆動手段の動特性が
駆動指令値に追従できないこと起因する軌道ずれを抑え
ることができ、さらに、無理な加減速による走行床面と
駆動輪との間の滑りや無人搬送車に加わる遠心力による
軌道ずれを防止することが可能である。
1土2巖鍔 第4実施例は第4発明に属し、前記第3実施例の走行情
報記憶手段24が有する制御時間調整機能により、X方
向とY方向とで制御終了時刻む8いt□を異ならせて設
定するものである。以下、演算手順を説明する。
簡単のためX方向およびY方向制御開始時刻をt、、=
L□−0とする。
また、前記第1実施例と同様に、目標停止位置47を原
点にとり、停止時目標方位44を基準となるX軸に、ま
た、方向45をY軸に設定したX−Y直交座標系を走行
平面41上にとる。無人搬送車を目標停止位置47に於
て、目標停止方向に合わせるためには、先ず、目標停止
位置に到達する以前にまずY方向の誤差を収束させて、
その後X方向軸上を走行させるようにするのが望ましい
そのためには、Y方向制御開始時刻ty、をX方向制御
開始時刻t xsよりも後になるように、即ち、L x
m > t y− となるように設定する必要がある。これは、次の手順で
実行する。
もし、 L z@ ’ const< t yllならば、tx
aO値を、 t、 x@ =T−ys / cons jとするよう
に置き換える。但し、constは、軌道の形を決定す
る定数であり、cons’t < 1を満足する様に設
定する。これによって、Y方向制御開始時刻ty、をX
方向制御開始時刻txaよりも後になるように設定でき
る。
以上のようにX方向、Y方向制御終了時刻LXいtyl
を調整することによって、無人搬送車を停止目標方向に
合うような停止時位置決めが可能になる。
次に、制御指令値演算器23において、X方向およびY
方向加速度演算器36.37で、制御周期毎に演算され
た加速度指令値α8、α、を、駆動装置10,1)への
制御指令値に順次、変換する。
以上のように速度指令値’/L、Vrを制御周期毎に順
次、制御終了時刻txa、tyaまで出力し続ければ、
滑らかで連続的な軌道上を走行して、停止時位置決めが
可能となる。
以上のように目標軌道の形を調整し、速度指令値V L
 s V rを制御周期毎に順次、制御終了時刻t x
e、 t yeまで出力し続ければ、滑らかで連続的な
軌道上を走行して、かつ、停止時に於て無人搬送車の車
体方向が停止目標方向に合うような停止時位置決めが可
能になる。
以上を第15図によって説明する。第15図は、無人搬
送車を、制御開始位置86から目標の停止位置87およ
び停止方位88まで制御した場合の目標軌道の例89.
90.91を示している。目標軌道89は、X方向制御
開始時刻tつ、とY方向1制御開始時刻tyaがほぼ等
しい時刻に設定された場合を示している。修正した目標
軌道90は、走行情報記憶装置24において、定数co
nst < 1と置いて、Y方向制御終了時刻Ly+e
よりもX方向制御終了時刻txeが後になるように設定
した場合を示している。目標軌道89および90を比較
すると、時間パラメータの調整を行った目標軌道90の
方が、停止目標位置よりも手前で無人搬送車の車体方向
が停止目標方向に−敗し、停止目標位置方位へ無人搬送
車がより滑らかに連なっている。
図示されるように上記走行制御装置によって、無人搬送
車の停止目標位置での方位角精度向上が可能となる。
糞星透 次に、無人搬送車の駆動手段として、三輪車を使用した
場合の変形例を第16図によって示す。
三輪の無人搬送車92は、操舵輪93をその中心軸94
を中心にしてステアリング角θstを切り換え、指令さ
れた曲率半径r、中心99の円弧上を無人搬送車の中心
98が通るように制御する。同時に左駆動輪95、右駆
動輪96を指令された車速を実現する。97は左駆動輪
95、右駆動輪96を結ぶ線の中点である。
従って、前記第1実施例において、走行制御装置の演算
を次のように変形することによって、三輪車型無人搬送
車の制御が可能になる。
本変形例では、前記駆動輪速度演算器41での演算を次
のように変更する。ベクトル演算器40によって、制御
周期毎に逐次演算される時刻り。
での車速の大きさ1v01と曲率半径r4によって、操
舵輪93のステアリング角指令値θ81と駆動輪95.
96への速度指令値vt 、vrを以下に示す手順によ
り演算し、駆動装置へ出力する。
三輪型無人搬送車は、円弧の中心99を中心として、操
舵輪94の中心93は半径r1の円弧上を移動し、車体
の中心98は半径rの円弧上を移動し、駆動輪95.9
6の中点97は半径r2の円弧上を移動している。従っ
て、ベクトル演算器40に於て演算された曲率半径r4
を車体中心98に於て与える場合には、次の演算式によ
って無人搬送車のステアリング角θ□を決定できる。
θst= jan−’ (L、 / (「4”  L2
”)””)また、ベクトル演算器40に於て演算された
車速の大きさlV、、lは、そのまま駆動輪95.96
への指令速度V、とすれば良い。
V @ =l V @a 1 以上のように、演算された操舵輪93のステアリング角
指令値θ、と駆動輪95.96への速度指令値V、を制
御1Fi1期毎に順次、制御終了時刻L gas L 
yaまで出力する。
上記手順によって、三輪型無人搬送車においても、目標
停止位置へ円滑連続に結合する軌道パターンと速度パタ
ーンと加速度パターンをリアルタイムで生成することが
できるので、スムーズな走行を実現でき、精度良い停止
時位置決めを可能としている。
これ以外にも、上述した発明は、特許請求の範囲の精神
に反しない限りにおいて、幾多の設計変更および付加変
更が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1発明の基本的構成を示すプロッり図であ
る。第2図は、第3発明の基本的構成を示すブロック図
である。第3図は、本発明の実施例に係わる無人搬送車
の概略構成図である。第4図は、第1実施例における走
行制御装置のシステムブロック図である。第5図は、制
御開始および制御終了位置とX−Y座標系の関係を示す
図である。第6図は、生成された駆動パターンを示す図
である。第7図は、車体の加速度および速度のベクトル
図である。第8図は、曲率半径と駆動輪トレッドとの関
係を示す図である。第9図は、第1実施例における走行
制御による走行軌跡を示す図である。第1O図は、第2
実施例における走行制御装置のシステムブロック図であ
る。第1)図は、駆動パターンの生成および再構成によ
る走行制御動作のフローチャートである。第12図は、
第2実施例における目標軌道と再生成された軌道との関
係を示す図である。第13図は、第3実施例における走
行制御装置のシステムブロック図である。第14図は、
制御時間設定による加速度制限を示す図である。第15
図は、第4実施例における走行軌道を示す図である。第
16図は、変形例における曲率半径と操舵輪の関係を示
す図である。 ■・・・走行情報記憶手段、 ■1・・・X方向駆動パターン生成手段、1)1g・・
・Y方向駆動パターン生成手段、■・・・駆動指令値演
算手段、■・・・駆動手段、■・・・位置計測手段、■
1・・・比較手段、■2・・・目標軌道演算手段、 l・・・無人搬送車、10,1)・・・駆動装置、12
・・・走行情報記憶装置、 15・・・位置計測コンピュータ、 21.22・・・X方向およびY方向加速度パターン生
成装置、 23・・・駆動指令値演算装置、 24・・・走行情報記憶装置、 26・・・エンコーダ、38・・1時計、69・・・目
標軌道演算器、7o・・・比較器!6 ′2゜ 第3図 第5図 ′”               4−4=瞭 鴫−嶋、      鴫。 ;i            セ一        ニ
ー嚇蓼          ′41#9茅言     
 礫    岬 1〜5 \1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無人搬送車が走行する平面上のX方向に関する無
    人搬送車の制御開始位置における位置および速度および
    加速度情報と、制御終了位置において無人搬送車がとる
    べき前記X方向に関する位置および速度および加速度情
    報と、前記X方向とは異なる方向であるY方向に関する
    無人搬送車の制御開始位置における位置および速度およ
    び加速度情報と、制御終了位置において無人搬送車がと
    るべき前記Y方向に関する位置および速度および加速度
    情報と、前記2つの位置における制御開始および制御終
    了時刻とを記憶し出力する走行情報記憶手段と、 前記X方向について予め定めた連続な時間関数に基づき
    、前記走行情報記憶手段より出力される前記2つの位置
    における無人搬送車のX方向に関する走行情報を用いて
    、前記2つの位置の間のX方向の駆動パターンを生成す
    るX方向駆動パターン生成手段と、 前記Y方向について予め定めた連続な時間関数に基づき
    、前記走行情報記憶手段より出力される前記2つの位置
    における無人搬送車のY方向に関する走行情報を用いて
    、前記2つの位置の間のY方向の駆動パターンを生成す
    るY方向駆動パターン生成手段と、 無人搬送車の車輪を駆動する駆動手段と、 前記X方向およびY方向駆動パターン生成手段で各々生
    成されたX方向およびY方向の駆動パターンに基づき、
    前記駆動手段に対する駆動指令値を演算する駆動指令値
    演算手段と、 からなり、走行平面上の相異なるXおよびY方向につい
    て、各々独立に定めた時間関数と2つの位置での走行情
    報とにより、XおよびY方向の各々の連続な駆動パター
    ンを生成することにより、目標となる制御終了位置まで
    無人搬送車をスムーズに走行させ、かつ目標位置へ精度
    良く誘導することを特徴とする無人搬送車の制御装置。
  2. (2)前記X方向駆動パターンは、前記X方向について
    予め定めた連続な時間関数の各係数を、前記X方向に関
    する走行情報すなわちX方向の前記2つの位置における
    位置および速度および加速度情報と、前記2つの位置に
    おける時刻とを境界条件として決定することにより生成
    されるX方向の加速度の時間パターンであり、 前記Y方向駆動パターンは、前記Y方向について予め定
    めた連続な時間関数の各係数を、前記Y方向に関する走
    行情報すなわちY方向の前記2つの位置における位置お
    よび速度および加速度と、前記2つの位置における時刻
    とを境界条件として決定することにより生成されるY方
    向の加速度の時間パターンであり、 前記駆動指令値が、前記X方向およびY方向の加速度お
    よび速度の値より決定される無人搬送車の車体速度およ
    び軌道曲率であることを特徴とする請求項(1)記載の
    無人搬送車の走行制御装置。
  3. (3)請求項(1)記載の無人搬送車の走行制御装置が
    、前記X方向及びY方向の駆動パターンより、目標軌道
    上の無人搬送車が存在すべき位置を演算する目標軌道演
    算手段と、 無人搬送車が実際に存在する現在の位置を計測する位置
    計測手段と、 前記位置計測手段からの無人搬送車の現在の位置と前記
    目標軌道演算手段からの無人搬送車の目標軌道上の位置
    との偏差を演算し、該偏差が予め定めたしきい値を越え
    た場合に、前記X方向およびY方向駆動パターン生成手
    段に各々再生成指令を出力する比較手段とを具備すると
    ともに、前記X方向およびY方向駆動パターン生成手段
    が、前記比較手段からの再生成指令の入力により、各々
    X方向およびY方向駆動パターンを再生成することを特
    徴とする無人搬送車の走行制御装置。
  4. (4)前記走行情報記憶手段が、前記2つの位置におけ
    る時刻を前記2つの位置関係に応じて決定する時間パラ
    メータ調整手段を有することを特徴とする請求項(2)
    記載の無人搬送車の走行制御装置。
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