JPH01214502A - 物品収集設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、複数種の物品を区分は状態で収納する複数個
の棚部分を備える棚が、物品収納部を備える移動車の走
行路に沿って設けられ、前記移動車には、収集すべき物
品が収納される棚部分の位置情報とその棚部分から取り
出す物品の種類及び数量からなる物品取り出し情報とを
記憶する記憶手段と、その記憶手段の記憶情報に基づい
て、前記棚部分の位置情報を指示する行先情報指示手段
と、前記記憶手段の記憶情報と現在位置する棚部分の位
置情報とに基づいて、物品取り出し情報を指示する物品
取り出し情報指示手段とが設けられた物品収集設備に関
する。

〔従来の技術〕

上記この種の物品収集設備は、取り出すべき物品を収納
している複数個の棚部分の夫々に亘って移動車を走行さ
せながら、物品取り出し情報に基ついて物品を取り出し
、取り出した物品を物品収納部に収納する手順で作業が
行われることになる。

ところで、複数個の棚部分の夫々には、複数種の物品が
区分は状態で収納されていることから、棚部分から取り
出した物品の種類と指示された取り出し物品の種類とが
一致しているか否かを確認する検品作業を行う必要があ
るが、従来では、例えば、物品取り出し作業後に、物品
取り出し作業を行う作業員とは別の作業員によって人為
的に検品作業を行わせるようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕 従来では、棚部分から取り出した物品の種類と取り出し
を指示した物品の種類とが一致しているか否かの検品作
業を、物品取り出し作業用の作業員とは別の作業員によ
って人為的に行わせるようにしていたので、手間が掛か
るばかりか、検品ミスを起こす虞れがあった。

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、物品取り出し作業後の検品作業を省略できる
ようにすることにある。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明による物品収集設備の特徴構成は、前記棚部分に
収納される物品には、物品の種類を表示するマークが設
けられ、前記移動車には、前記マークを読め取るマーク
読み取り手段と、そのマーク読み取り手段にて読め取ら
れた物品の種類と前記物品取り出し情報指示手段にて現
在指示されている物品の種類とが一致するか不一致であ
るかを照合する照合手段と、その照合手段が不一致であ
ることを検出するに伴って、その不一致状態を報知する
報知手段とが設けられている点にある。

〔作　用〕

つまり、棚部分に収納される物品の夫々に、その物品の
種類を表示するマークを設け、そのマークを移動車側に
設りたマーク読み取り手段にて読み取らせることにより
、棚部分から取り出した物品の種類が物品取り出し情報
指示手段にて現在指示されている物品の種類に一致する
か否かを照合させて、不一致であることを検出した場合
には、その不一致状態を報知させるのである。

〔発明の効果］ 従って、物品取り出し作業時に、取り出した物品の種類
が取り出しを指示している物品に一致するか否かの検品
作業を同時に行えるばかりか、その照合作業を物品側に
設けられたマークを利用して行わせるので、検品ミスを
生じないようにできる。もって、物品取り出し作業後の
検品作業を省略して、物品収集作業の省力化と作業コス
トの低減とを図ることができるに至った。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図に示すように、物品収集設備には、物品収納部と
しての収納枠（１）（第２図参照）を備える移動車（Ａ
）と、複数種の物品を区分は状態で収納し、且つ、前記
移動車（Ａ）の走行路の長手方向に沿わせて並置される
複数個の棚（Ｂ）とが設けられている。

第１図及び第２図に示すように、前記各欄（Ｂ）は、そ
の長手方向に沿って複数個に区画され、区画された各棚
部分（２）の夫々に、上下４段の荷載置部が備えられ、
そして、各荷載置部の夫々は、横方向に３種類の物品（
Ｘ）を収納できるようになっている。

第２図に示すように、前記移動車（Ａ）は、前後端部の
夫々に左右一対配置される遊転輪（３）と、操縦用の左
右一対の把手部（４）とを備えた、いわゆる手押し台車
式に構成されるものであって、前記把手部（４）の近く
には、物品取り出し情報を表示する設定盤兼用の表示盤
（５）が設けられている。

前記収納枠（１）は、上下４段の棚部を備えるものであ
り、各棚部には、横方向に物品収納用容器（６）の２個
を収納できるようになっている。

尚、各容器（６）は、出荷先の夫々に対応するものであ
る。

尚、第２図中、（７）は、前記各容器（６）に収納する
物品の数量を容器毎に表示する数量表示器、（８）は前
記各容器（６）への物品収納の完了を容器毎に入力する
照光式の収納完了釦、（２３）は、詳しくは後述するが
、前記各棚部分（２）に収納された物品（Ｘ）の夫々に
貼付された物品の種類を表示するマークとしてのバーコ
ード（ｍ）を読み取るマーク読み取り手段としてのペン
型のバーコードリーダーである。

そして、第１図に示すように、作業員は、空容器積込み
箇所（Ｄ）において、空の容器（６）を前記移動車（Ａ
）の収納枠（１）に積込んだ後、データ受取箇所（Ｆ）
でＩＣカード（１４）により移動車（７１）に行先情報
、前記物品取り出し情報、及び、１１″ｌＪ記物品収納
情報の夫々を指示するための物品収集用の作業データを
入力し、棚部分く２）から物品取り出し情報に基づいて
物品を取り出すと共に、取り出した物品に貼付されたバ
ーコード（ｍ）を読みとって検品した後に、取り出した
物品を物品収納情報に基づいて所望の容器（６）に収納
する作業を行うことになる。そして、全ての作業が完了
すると、容器卸し箇所（Ｅ）において、物品が収納され
た容器（６）を回収用のコンベヤ（１０）に供給する作
業を行うことになる。

次に、第３図に示すブロック図に基づいて、制御構成を
述べながら物品収集作業について説明を加える。

すなわち、客先等から発行される注文書（１１）の内容
がポストコントローラ（ＩＩＣ）に入力されると、その
ホストコントロ−ラ 書（１１）の内容に合わせて発注書（１２）が作成され
、その発注書（１２）の内容に合わせて物品の購入が行
われると共に、購入された物品の入庫データ（１３）も
前記ホストコントローラ（ＩＣ）に入力される。

前記ホストコントローラ（ＨＣ）は、前記発注書（１２
）や前記入庫データ（１３）の内容に基づいて各種物品
の在庫管理を行いながら、事前に入力された注文書（１
１）の内容に基づいて、収集すべき物品が収納されてい
る棚部分（２）の位置情報とその棚部分（２）から取り
出す物品の種類を示す情報と取り出し数量とからなる物
品取り出し情報としての物品収集用の作業データを作成
し、その作業データを作業コントローラ（ＳＣ）に出力
するように構成されている。但し、前記作業データは、
−台の移動車（Ａ）による作業量毎に区分４ノでき、且
つ、移動車（Ａ）に搭載される各容器（６）の夫々に収
納すべき物品の種類及びその数量を、各容器（６）毎に
判別できる状態で形成されることになる。

前記作業コントローラ（ＳＣ）は、移動車（Ａ）に備え
させた移動車コントローラ（ＩＣ）と作業データ等の各
種情報を交換しながら、物品収集の運行を総合的に管理
するように構成されている。

前記作業コントローラ（ＳＣ）と前記移動車コントロー
ラ（ＩＣ）との情報交換は、読み書き制御用のコントロ
ーラ（１４八）、Ｒ　Ｏ　Ｍ　（１４Ｂ）、及び、ＲＡ
　Ｍ　（１４Ｃ）を備えるＩＣカード（１４）を、物品
取り出し情報としての作業データを記憶する記憶手段と
して利用しながら行われるものであって、前記ＩＣカー
ド（１４）に作業データを書き込むカードライター（１
５ａ）　と書き込んだ作業データを読み出すカードリー
ダー（１５ｂ）　とが、前記作業コントローラ（ＳＣ）
に付設されると共に、前記ＩＣカード（１４）の記憶情
報を読み取るカードリーダー（１６ａ）　　と書き込み
用のカードライター（１６ｂ）とが、前記移動車コント
ローラ（ＩＣ）に付設されている。

つまり、前記ＩＣカード（１４）が、収集すべき物品が
収納される棚部分（２）の位置情報及びその棚部分（２
）から取り出す物品の種類と取り出し数量とからなる物
品取り出し情報を記憶する記憶手段に対応することにな
る。

尚、第４図中、（１７）は、移動車（Ａ）に収納する容
器（７）の夫々に各別に添付する物品伝票を作成するプ
リンターであって、前記カードライター（１５）の作動
に連動して作動されることになる。前記物品伝票は、空
の容器（６）を収納枠（１）に積込む際に、所定の順序
で前記容器（６）に投入されることになる。

前記表示盤（５）は、ＣＲＴデイスプレィを利用したモ
ニタ（１日）と、そのモニタ（１８）の前面側に設置さ
れるタッチパネル（１９）とを備え、いわゆるタッチス
クリーン式に構成されている。

尚、前記タッチパネル（１９）は、前記モニタ（１８）
の表示面を縦横に横切る複数個の光信号を投射させてお
き、作業者の接触に伴って光が遮断される領域の位置に
基づいて接触位置を読み取る先代等、各種のものを利用
できる。

前記移動車コントローラ（ＩＣ）は、前述の作業データ
、前記棚部分（２）に収納した物品の記憶情報、及び、
各棚部分（２）の何れであるかを分別するための分別情
報に基づいて、前記移動車（Ａ）を走行させるための行
先情報、前記移動車（Ａ）が走行した棚部分（２）から
の物品取り出し情報、及び、取り出した物品を収納する
容器（６）や取り出し数量を指示する収納情報の夫々を
判別して、それら情報を、前記表示盤（５）や数量表示
器（７）に出力すると共に、前記バーコードリーダー（
２３）による前記バーコード（ｍ）の読み取り情報に基
づいて、取り出し物品の検品を自動的に行うように構成
されている。

つまり、前記移動車コントローラ（ＩＣ）を利用して、
行先情報指示手段（１００）、物品取り出し情報指示手
段（１０１）、及び、物品収納情報指示手段、前記マー
ク読み取り手段としてのバーコードリーダー（２３）に
て読み取られた物品の種類と前記物品取り出し情報指示
手段（１０１）にて現在指示されている物品の種類とが
一致しているか否かを照合する照合手段（１０２）の夫
々が構成されることになる。

尚、前記移動車コントローラ（ＩＣ）は、マイクロコン
ピュータを用いて構成されるものであって、メモリ（２
０）を備えており、前記ＩＣカード（１４）が移動車側
にセットされた状態において、前記ＩＣカード（１４）
に記憶される作業データが前記メモリ（２０）に転送さ
れることになる。

つまり、前記移動車コントローラ（ＩＣ）は、前記メモ
リ（２０）に転送された前記ＩＣカード（１４）の記憶
情報に基づいて、前記モニタ（１８）によって棚部分（
２）の位置つまり行先情報、及び、物品取り出し情報の
夫々を表示するように制御すると共に、その表示状態の
選択を、前記タッチパネル（１９）による入力情報に基
づいて制御することになる。

尚、第３図中、（２１）は、前記モニタ（１８）に表示
される表示内容に対応した情報を音声で出力するための
音声出力装置であって、後述の如く、前記照合手段（１
０２）が取り出し物品の種類と取り出しを指示した物品
の種類とが不一致であることを判別した場合に、その不
一致を報知する報知手段に兼用構成されている。

前記モニタ（１８）による表示状態について説明すれば
、取り出し物品が収納される棚部分（２）に対応する箇
所のみが点灯する状態で、前記棚（Ｂ）のレイアウトに
対応した状態で全棚部分（２）を同時に表示する棚部分
位置表示状態（第５図（イ）参照）と、その棚部分位置
表示状態において選択指示された一つの棚部分内で取り
出し物品が有る荷載置部つまり取り出すべき物品に対応
する箇所のみが点灯する状態で、一つの棚部分を図形表
示する物品表示状態（第５図（ロ）参照）と、その物品
表示状態において選択指示された一つの荷載置部つまり
取り出し物品の種類と数量とを表示する数量表示状態（
第５図（ハ）参照）との３状態に切り換えられるように
なっている。

尚、各表示状態は、後述の如く、前記タッチパネル（１
９）にて読み取られる作業者の接触位置の検出情報に基
づいて、点灯状態で表示されている棚部分（２）や荷載
置部に対応する位置が選択指示されるに伴って、次の作
業に対応する表示状態に切り換えられることになる。

次に、第４図に示すフローチャートに基づいて、前記移
動車コントローラ（ＩＣ）の制御作動を逮べながら、前
記移動車（Ａ）の運行について説明を加える。

先ず、セットされたＴＣカード（１４）の情報を読み込
む作業データ読み込み処理を実行する。

情報読み込み後、作業の有る棚部分のみが点灯する状態
で、全部の棚部分を、前記棚（Ｂ）のレイアウトに対応
する状態で図形表示する棚部分表示処理を実行し、作業
者が作業の有る棚部分に前記移動車（Δ）を走行させて
、前記夕・ンチパ不ル（１９）にて、その作業の有る棚
部分を選択するまで待機する（第５図（イ）参照）。

つまり、作業のある棚部分（２）の全体を図形表示する
処理が、前記移動車（Ａ）の行先情報つまり収集すべき
物品が収納される棚部分（２）の位置情報を指示する行
先情報指示手段（１００）に対応することになる。

作業のある棚部分が選択されるに伴って、その選択され
た棚部分（２）のうちの取り出し物品がある荷載置部の
みが点灯する状態で、棚部分の全体を表示する物品表示
状態に切り換えた後、前記棚部分（２）の選択と同様に
、前記タッチパネル（１９）にて、表示された荷載置部
の何れかが選択されるまで待機する（第５図（Ｉ＋）参
照）。

尚、棚部分（２）の全体を表示できない場合には、例え
ば、上下４段の荷載置部を、上下各２段毎に分割表示さ
せるようにしてもよい。

作業の有る荷載置部が選択されるに伴って、その選択さ
れた荷載置部が所属する棚部分Ｎｏと荷載置部Ｎｏと、
取り出し物品の種類を示す品番及び品名と、取り出し数
量と、物品取り出し完了の指示を入力するための接触位
置を示すピック完了入力枠（２２）とを表示する数量表
示状態に切り換えると共に、前記音声出力装置（２１）
を作動させて、前記モニタ（１８）に表示される物品取
り出し情報を音声によっても出力する（第５図（ハ）参
照）。

つまり、作業のある棚部分が選択されるに伴って、その
選択された棚部分（２）のうちの取り出し物品がある荷
載置部のみが点灯する状態で、棚部分を図形表示し、そ
して、作業の有る荷載置部が選択されるに伴って、取り
出し物品の種類を示す品番及び品名と取り出し数量とを
表示する処理が、前記記憶手段としてのＩＣカード（１
４）の記憶情報と現在位置する棚部分（２）の位置情報
とに基づいて、物品取り出し情報を指示する物品取り出
し情報指示手段（１０１）に対応することになる。

但し、選択した荷載置部の夫々から物品を取り出す際に
は、各物品毎に、前記バーコードリーダー（２３）を用
いて、各物品に貼付された前記ハーコーｔ”（ｍ）を読
み取って、取り出し物品の種類と現在取り出しを指示さ
れている物品の種類とを照合させて、不一致であること
を判別するに伴って、前記音声出力装置（２１）を作動
させて、不−薮であることを報知させると共に、前記取
り出し物品名とその取り出し数量とを表示させる処理に
復帰させることになる。

つまり、前記バーコードリーダー（２３）の読み取り情
報に基づいて取り出し物品を検品させる処理が、マーク
読み取り手段にて読み取られた物品の種類と前記物品取
り出し情報指示手段（１０１）にて現在指示されている
物品の種類とが一致するか不一致であるかを照合する照
合手段（１０２）に対応することになる。

尚、図示を省略するが、前記容器（６）の夫々に対する
収納数量は、前記収納枠（１）の各棚部分の夫々に対応
して設置された数量表示器（７）にて表示させると共に
、前記収納完了釦（８）にて、それら各容器（６）夫々
の物品収納完了を人力させることになる。従って、前記
ピック完了入力枠（２２）によるピック完了の入力は、
前記容器（６）全部への取り出し物品の分配収納が完了
した後に行うことになる。

つまり、上述の物品表示状態及び数量表示状前夫々への
切り換え処理にて、物品取り出し情報を指示することに
なり、そして、数量表示状態への切り換えに連動して、
前記各容器（６）への収納数量を容器毎に表示させる処
理にて、物晶収納情報を指示することになる。

その後、前記ピック完了入力枠（２２）に対応する位置
に作業者が接触したことを検出するに伴って、一つの荷
載置部における物品取り出し作業が完了したものと判断
して、他の荷載置部に取り出し物品があるか否かを判別
する。

他の荷載置部に取り出し物品がある場合には、物品取り
出し作業が完了した荷載置部の表示を消灯した状態で、
前記物品表示状態に移行する。

選択された棚部分における全物品の取り出し作業が完了
している場合には、他の棚部分での残作業があるか否か
をチエツクし、有る場合には、作業が終了した棚部分の
表示を消灯させた状態で上述の棚部分位置表示状態から
の処理を繰り返すことになる（第５図（ニ）参照）。

但し、全ての棚部分での作業が完了している場合には、
全処理を終了することになる。

〔別実施例〕

上記実施例では、前記棚部分（２）に収納される物品の
種類を表示させるマークとして、バーコード（ｍ）を用
いると共に、マーク読み取り手段としてバーコードリー
ダー（２３）を用いた場合を例示したが、マークの具体
的な形態、並びに、そのマークを読み取る読み取り手段
の具体構成は、各種変更できる。

又、上記実施例では、取り出し物品と取り出しを指示し
た物品とが不一致である場合に、その不一致情報を音声
にて報知させるようにした場合を例示したが、前記表示
盤（５）に不一致であることを表示させたり、あるいは
、警報ブザー等を用いて報知させるようにしてもよく、
報知手段の具体構成は各種変更できる。

又、上記実施例では、表示盤（５）をＣＲＴ型のモニタ
（１８）を用いて構成し、そして、タッチパネル（１９
）を用いて表示状態の切り換えや各種情報を入力させる
ようにした場合を例示したが、例えば、取り出すべき物
品が収納されている棚部分（２）に対応する個数のラン
プを設けて行先情報を指示すると共に、一つの棚部分（
２）における荷載置部に対応した個数の照光式押釦を設
置　ソ けて、取り出し物品を指示させ、そして、数値表示器を
用いて取り出し数量を指示させるように構成する等、表
示盤（５）の具体構成、並びに、行先情報指示手段（１
００）及び物品取り出し情報指示手段（１０１）の具体
構成は、各種変更できる。

又、上記実施例では、移動車（Ａ）を手押し台車式に構
成した場合を例示したが、電動式の推進車輪を備えさせ
る等、具体構成は各種変更できる。

又、上記実施例では、容器（６）を用いて収集させる場
合を例示したが、収納枠（１）に直接収集させるように
してもよい。

又、上記実施例では、物品取り出し情報の指示を、移動
車側でのみ行うように構成した場合を例示したが、棚側
でも指示させるようにしてもよい。

又、物品収集用の作業データを移動車側に伝達するに、
ＩＣカー１”（１４）を用いるに代えて、作業用コント
ローラ（ＳＣ）と移動車コントローラ（ＩＣ）との間で
の通信により伝達させる等、各種変更できる。

その他、本発明を実施する上において必要となる各部の
具体構成も各種変更できる。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る物品収集設備の実施例を示し、第１
図は物品収集設備の概略平面図、第２図は棚及び移動車
の概略構成を示す斜視図、第３図は制御構成を示すブロ
ック図、第４図は制御作動を示すフローチャート、第５
図（イ）乃至（ニ）は表示状態の説明図である。 （Ａ）・・・・・・移動車、（Ｂ）・・・・・・棚、（
＋ｎ）・・・・・・マーク、（１）・・・・・・物品収
納部、（２）・・・・・・棚部分、（１４）・・・・・
・記憶手段、（２１）・・・・・・報知手段、（２３）
・・・・・・マーク読み取り手段、（１００）・・・・
・・行先情報指示手段、（１０１）・・・・・・物品取
り出し情報指示手段、（１０２）・・・・・・照合手段
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数種の物品を区分け状態で収納する複数個の棚部分（
   ２）を備える棚（Ｂ）が、物品収納部（１）を備える移
   動車（Ａ）の走行路に沿って設けられ、前記移動車（Ａ
   ）には、収集すべき物品が収納される棚部分（２）の位
   置情報とその棚部分（２）から取り出す物品の種類及び
   数量からなる物品取り出し情報とを記憶する記憶手段（
   １４）と、その記憶手段（１４）の記憶情報に基づいて
   、前記棚部分（２）の位置情報を指示する行先情報指示
   手段（１００）と、前記記憶手段（１４）の記憶情報と
   現在位置する棚部分（２）の位置情報とに基づいて、物
   品取り出し情報を指示する物品取り出し情報指示手段（
   １０１）とが設けられた物品収集設備であって、前記棚
   部分（２）に収納される物品には、物品の種類を表示す
   るマーク（ｍ）が設けられ、前記移動車（Ａ）には、前
   記マーク（ｍ）を読み取るマーク読み取り手段（２３）
   と、そのマーク読み取り手段（２３）にて読み取られた
   物品の種類と前記物品取り出し情報指示手段（１０１）
   にて現在指示されている物品の種類とが一致するか不一
   致であるかを照合する照合手段（１０２）と、その照合
   手段（１０２）が不一致であることを検出するに伴って
   、その不一致状態を報知する報知手段（２１）とが設け
   られている物品収集設備。