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JPH0111423Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0111423Y2
JPH0111423Y2 JP1984047948U JP4794884U JPH0111423Y2 JP H0111423 Y2 JPH0111423 Y2 JP H0111423Y2 JP 1984047948 U JP1984047948 U JP 1984047948U JP 4794884 U JP4794884 U JP 4794884U JP H0111423 Y2 JPH0111423 Y2 JP H0111423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magazine
base
handle member
base member
staples
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984047948U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60157187U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4794884U priority Critical patent/JPS60157187U/ja
Publication of JPS60157187U publication Critical patent/JPS60157187U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0111423Y2 publication Critical patent/JPH0111423Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、事務用などに使用されるハンドタイ
プであり、特にマガジンを手前に引き出すことに
よつてステープルの装填が手軽に行なえるように
したホツチキスに関する考案である。
〔従来の技術〕
従来のホツチキスは、ベース部材とハンドル部
材およびマガジンの3部材を基端部において同軸
上に軸支させていた。そして、マガジンにステー
プルを装填する場合はハンドル部材のみを後方に
回動し、マガジンの上方を開放させていた。さら
に、使用時にはハンドル部材が妄りに回動しない
ようにクリツク機構によつてハンドル部材とマガ
ジン及びベース部材の回動範囲を規制しているの
が普通である。
また、実公昭46−25251号のように、マガジン
を前方に引き出すようにし、多数の部材によつて
ホツチキスとしての種々の動きを行なわせようと
する思想もある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の一般的なホツチキスでは、ステープルを
装填するのに一々ハンドル部材を回動させて、マ
ガジンの上方を開放しなければならない不便があ
つた。また、使用状態に戻す場合、例えばクリツ
ク機構を乗り越えた反動によつて、ステープルを
不用意に打ち出してしまうことが多い。さらに、
3部材を軸支している基端部の背面は、少なくと
もハンドル部材が回動し得るように開放状態とし
ておかなければならず、内部機構が露出して見苦
しいものであつた。
また、実公昭46−25251号公報に記載されたよ
うなものでは、構造が複雑で故障の原因となるだ
けでなく、必ずしも全体の動きがバランスよく行
なわれず、実用的ではない。
このような点に鑑み、本考案は全体が非常に簡
単な構造であつて、マガジンをベース部材に対し
回動可能とし、マガジンを引き出すと、ステープ
ルの押圧部材が機体内に係止された状態で引き出
され、ステープルを容易に装填することができる
ホツチキスを案出したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
先端にステープルを打ち出すための爪17を備
えたハンドル部材1と、基端部側の略半分に側壁
2a,2aを立設したベース部材2とを、ステー
プルの打ち出しに必要な一定範囲を回動自在に軸
支する。
ベース部材2の側壁2a,2aには、ガイドと
なる長孔6,6を設け、この長孔に沿つて前後に
移動するマガジン5を、ハンドル部材1とベース
部材2の間に配設する。マガジン5内には、コイ
ルバネ13によつて前方に付勢されるステープル
の押圧部材8を設けるが、この押圧部材8の上面
には係合突起14を設ける。
マガジン5とは別に、ベース部材2の基端部に
は、略L字形に折曲形成した板バネ15の基端部
を固定する。この板バネ15の先方部分は、マガ
ジン5の上方で前方に向けて延長し、その一部を
マガジン5とハンドル部材1とに当接させる。
板バネ15の先方部分には、マガジン5の移動
方向に長孔16を設け、この長孔16と前記押圧
部材8の係合突起14とを係合せしめる。
〔作用〕
ハンドル部材1を押圧すると、爪17によつて
マガジン5内の先端に位置するステープルを打ち
出す。
ハンドル部材1の押圧を解除すると、板バネ1
5自身の弾性によつてマガジン5とハンドル部材
1との間に一定間隔を保持し、かつ、ハンドル部
材1を上方復帰させる。このとき、ハンドル部材
1とベース部材2とは、ステープルの打ち出しに
必要な範囲でのみ回動するようにすれば、ハンド
ル部材1が上方へ大きく開かれる虞れはない。
マガジン5にステープルを補充するには、マガ
ジン5を前方に引き出す。マガジン5を前方に引
き出すと、ステープルを前方に付勢している押圧
部材8の係合突起14は板バネ15の長孔16に
係合し所定位置に係止される。従つて、引き出さ
れたマガジン5の上方は、ステープルの押圧部材
から開放され、ここに新たなステープルを装填す
ることができる。マガジン5を後方へ押し込め
ば、元の使用状態となる。
〔実施例〕 以下、本考案ホツチキスの実施例を添付の図面
に基づいて説明する。
第1図、第2図から理解されるように、ハンド
ル部材1とベース部材2とは基端部で軸支する。
図示実施例では、ハンドル部材1を断面略コ字
状に成型し、その側壁1a,1aの基端部に軸孔
4,4を穿設する。これに対し、ベース部材2に
は、基端部から中程までの間に、ハンドル部材の
側壁の内側に嵌まり込む側壁2a,2aを立設す
るとともに、側壁2a,2aの基端部に枢軸3,
3を突設し、前記軸孔4,4に嵌め込み回動自在
とする。
ハンドル部材1とベース部材2とはステープル
の打ち出しが可能であれば、必ずしも相対的に大
きく拡開させる必要はない。そこで図示例では、
ハンドル部材およびベース部材にそれぞれ枢軸3
あるいは軸孔4を中心とする円弧状曲面の後壁部
分を成型し、両者を枢着したときに、ハンドル部
材後壁部分の下端と、ベース部材後壁部分の上端
との間に隙間Xのみを保持せしめるようにしてい
る。
このようにすれば、ハンドル部材とベース部材
の両者が、不必要に大きく回動しないとともに、
内部機構が後壁部分によつて覆われ、意匠的にす
つきりとしたものとして設計することができる。
ハンドル部材1とベース部材2の間には、マガ
ジン5を配設し、これをベース部材2に対し前後
方向に摺動自在とする。
マガジン5をベース部材2に対して摺動自在と
するには、ベース部材2の側壁2a,2aに長孔
6,6を穿設しておき、マガジン5の側壁基端部
に設けた突起7,7を係合させる。これにより、
マガジン5は前後に摺動し得るとともに、突起7
を中心として回動可能とする。
もつとも、マガジン5の後端は一部を延長して
脚状とし、その先端をベース部材2の表面に接触
させている。また、マガジン5の下面には、底壁
の一部をコ字状に切り込んでその内方部分を下方
に湾曲させてバネ片19を形成し、これをベース
部材2の表面に当接させている。従つて、マガジ
ン5は、バネ片19と後端の一部がベース部材に
接することによつて安定させている。
ただし、第2図からもわかるように、ベース部
材の表面に複数の凹溝を刻設し、マガジン5の一
部である脚状部分およびバネ片19との接触抵抗
を減じ、マガジン5がスムーズに前後動されるよ
うにしている。
なお、側壁2aに穿設する長孔6は、長孔に代
えて凹溝、あるいは一対の突条を対設したガイド
杆などのガイド手段であつてもよい。
ステープルを挿入し得る幅の樋状としたマガジ
ン5には、装填したステープルを前壁5aに押圧
するための押圧部材8を配設する。この押圧部材
8は、断面略コ字状とし、端面でステープルを押
すものであるが、その側部には外方に向けて鍔
9,9を突設し、マガジン5の側壁内面に刻設し
たガイド溝10,10に係合せしめる。また、マ
ガジン5の前端部底壁に突設した掛合片11と、
押圧部材8の基端部に突設した掛合片12の間に
コイルバネ13を掛合し、押圧部材8を前方に付
勢している。
なお、押圧部材8の天壁には、ひれ状の係合突
起14を突設してある。
ベース部材2の基端部には、略L字形に成型し
た板バネ15の基端部を固定する。図示例では、
ベース部材2の基端部に縦設した突条23,23
間に、合繊樹脂製の板バネ15の基端部を嵌合さ
せている。
板バネ15の先方部分は山形に成型し、その頂
点部分をハンドル部材の内面に、先端部分をマガ
ジン5の側壁上面に当接させている。
板バネ15の先方部分には、前後方向、つまり
マガジンの移動方向に長孔16を設け、長孔16
と前記押圧部材8の係合突起14とを係合させ
る。この係合状態は、使用時に、押圧部材8の前
端がマガジン5内の前端にまで達し、マガジン5
を前方へ引き出したときに、長孔16の前端に係
合突起14が係合し押圧部材が機内に係止される
ものとする。
その他図面において、17はハンドル部材1の
先端部に装着する爪、21はベース部材2に定着
したステープルの受座、20はマガジンを前方に
引き出す際の指掛り、22はベース部材2の上面
に形成した凹窩状の段部である。なお、マガジン
5は自由に前方に引き出され、押圧部材の動きと
は独立したものとなる。そこで、マガジン5の側
壁内面には爪17がマガジン内の最先端に位置す
るステープルのみを打ち出し、誤打を防止するた
めに爪17のガイドとなる突片18,18を設け
てある。
次に上記実施例に係るホツチキスの作動状況に
付いて説明する。
第3図に示す使用状態では、ハドル部材を押圧
することによつてステープルを自由に打ち出すこ
とができる。ステープルを打ち出した後、ハンド
ル部材1は板バネ15により、また、マガジン5
はその底壁に形成したバネ片19によつてそれぞ
れ元の位置に復帰する。
マガジン5にステープルを装填するには、第4
図に示すようにマガジン5の指掛りを持つて前方
へ引き出す。
マガジン5を前方に引き出すと、マガジン5内
に押圧部材8は板バネの長孔16との係合によつ
て機内に係止され、引き出されたマガジン5の上
方が開放され、ここにステープルを自由に装填す
ることができる。ところが、押圧部材8を前方に
付勢するためのコンルバネ13は、マガジン5を
機内に引き込む力として作用する。このため実施
例では、ベース部材に設けた段部22に、マガジ
ンの一部、つまりマガジン後端の脚部分が係合
し、マガジンが機内に引き込まれないようにして
いる。従つて、第4図に示すように、マガジン5
の後端が段部22の高さだけ下がることによつ
て、前方が多少上を向く。
ステープルを装填した後、マガジンの前端を下
方に押し下げ、段部22との係合を外し後方へ押
し込めば、ステープルが装填された使用状態とな
る。
なお、図示実施例では、爪17、コイルバネ1
3及び受座21以外の全ての部品を合成樹脂製と
し、安価に供給し得るものとしているが、枢軸や
板バネは金属製であつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案ホツチキスによれば、ステープルを装填
するために、一々ハンドル部材を他の部材から大
きく回動させたり、マガジン内にあるステープル
の押圧部材を後方へ押し込みながらステープルを
挿入する煩わしさがない。
また、本考案では、全体が非常に簡単な構造で
あつて、故障も少なく、簡便なホツチキスとして
安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本考案ホツチキスの実施例を示す
もので、第1図は側面図、第2図は分解斜視図、
第3図は第1図の縦断面図、第4図はマガジンを
引き出した状態の縦断面図、である。 1……ハンドル部材、2……ベース部材、1
a,2a……側壁、3……枢軸、4……軸孔、5
……マガジン、6……長孔、7……突起、8……
押圧部材、13……コイルバネ、14……係合突
起、15……板バネ、16……長孔、17……
爪、18……突片、19……バネ片、22……段
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端にステープルを打ち出すための爪17を備
    えたハンドル部材1とベース部材2とを基端部で
    軸支し、ベース部材2には基端部より前方へ向け
    て左右の側壁2a,2aを設け、該側壁にガイド
    となる長孔6,6を穿設する一方、ハンドル部材
    1とベース部材2の間に上記長孔6,6に沿つて
    前後に移動するべくマガジン5を配設し、かつベ
    ース部材2の基端部に略L字形とした板バネ15
    の基端部を固定しその先方部をマガジン5の上方
    に延長させ、一部をハンドル部材1の内面に他の
    一部をマガジン5に当接し得るものとするととも
    に、マガジン5内にはコイルバネ13によつて前
    方に付勢されるステープルの押圧部材8を設け、
    該押圧部材8に突出させた係合突起14を板バネ
    15の先方部分に穿設した長孔16に係合させる
    ようにしたことを特徴とするホツチキス。
JP4794884U 1984-03-29 1984-03-29 ホツチキス Granted JPS60157187U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4794884U JPS60157187U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 ホツチキス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4794884U JPS60157187U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 ホツチキス

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Publication Number Publication Date
JPS60157187U JPS60157187U (ja) 1985-10-19
JPH0111423Y2 true JPH0111423Y2 (ja) 1989-04-03

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JP4794884U Granted JPS60157187U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 ホツチキス

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4522810B2 (ja) * 2004-10-04 2010-08-11 プラス株式会社 携帯用ステープラの後側開口部の閉塞装置
JP5145827B2 (ja) * 2007-09-05 2013-02-20 マックス株式会社 ステープラ
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TWI639490B (zh) * 2016-11-23 2018-11-01 堡勝企業股份有限公司 具有緩衝裝置的釘書機
CN108202307B (zh) * 2016-12-19 2020-08-14 堡胜企业股份有限公司 具有缓冲装置的订书机

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