JPH0943483A - レンズ制御装置及びそのレンズ位置調整方法 - Google Patents
レンズ制御装置及びそのレンズ位置調整方法Info
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- JPH0943483A JPH0943483A JP7196607A JP19660795A JPH0943483A JP H0943483 A JPH0943483 A JP H0943483A JP 7196607 A JP7196607 A JP 7196607A JP 19660795 A JP19660795 A JP 19660795A JP H0943483 A JPH0943483 A JP H0943483A
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- lens group
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造の精度すなわち許容誤差を厳しくするこ
となく、上述のズーム中間のぼけの量を除去するととも
に、焦点距離の誤差も除去したレンズ位置制御装置を提
供することにある。 【解決手段】 変倍レンズ102と、変倍レンズ移動時
の焦点面の移動を補正するためのフォーカスレンズ10
5とを備えたレンズシステムの調整を行うに当たり、変
倍レンズ位置に対するフォーカスレンズの合焦位置を、
被写体距離に応じて記憶するメモリを備え、所定の被写
体距離において、ワイド側、テレ側及び中間点における
変倍レンズの位置と、変倍レンズの各設定位置における
フォーカスレンズの合焦位置の情報から、変倍レンズ群
のテレ端と、フォーカスレンズ群の基準位置を設定し、
テレ端を基準としてワイド端を設定し、ワイド端におけ
る合焦位置をフォーカスレンズのワイド端基準位置とし
て記憶するようにしたレンズ調整方法。
となく、上述のズーム中間のぼけの量を除去するととも
に、焦点距離の誤差も除去したレンズ位置制御装置を提
供することにある。 【解決手段】 変倍レンズ102と、変倍レンズ移動時
の焦点面の移動を補正するためのフォーカスレンズ10
5とを備えたレンズシステムの調整を行うに当たり、変
倍レンズ位置に対するフォーカスレンズの合焦位置を、
被写体距離に応じて記憶するメモリを備え、所定の被写
体距離において、ワイド側、テレ側及び中間点における
変倍レンズの位置と、変倍レンズの各設定位置における
フォーカスレンズの合焦位置の情報から、変倍レンズ群
のテレ端と、フォーカスレンズ群の基準位置を設定し、
テレ端を基準としてワイド端を設定し、ワイド端におけ
る合焦位置をフォーカスレンズのワイド端基準位置とし
て記憶するようにしたレンズ調整方法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナーフォーカ
スタイプのレンズシステムに用いて好適なレンズ制御装
置に関するものである。
スタイプのレンズシステムに用いて好適なレンズ制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2はインナーフォーカスタイプレンズ
システムの簡単な構成を示すものである。
システムの簡単な構成を示すものである。
【0003】図2において、101は固定されている第
1のレンズ群、102は変倍を行う第2のレンズ群(以
下変倍レンズと称す)、103は絞り、104は固定さ
れている第3のレンズ群、105は焦点調節機能と変倍
による焦点面の移動を補正する、所謂コンペ機能とを兼
ね備えた第4のレンズ群(以下フォーカスレンズと称
す)、106は撮像素子で、106aは撮像面である。
1のレンズ群、102は変倍を行う第2のレンズ群(以
下変倍レンズと称す)、103は絞り、104は固定さ
れている第3のレンズ群、105は焦点調節機能と変倍
による焦点面の移動を補正する、所謂コンペ機能とを兼
ね備えた第4のレンズ群(以下フォーカスレンズと称
す)、106は撮像素子で、106aは撮像面である。
【0004】周知のとおり、図2のように構成されたイ
ンナーフォーカスタイプレンズシステムでは、フォーカ
スレンズ105がコンペンセータ機能と焦点調節機能を
兼ね備えているため、焦点距離が等しくても、撮像面1
06aに合焦するためのフォーカスレンズ105の位置
は、被写体距離によって異なってしまう。
ンナーフォーカスタイプレンズシステムでは、フォーカ
スレンズ105がコンペンセータ機能と焦点調節機能を
兼ね備えているため、焦点距離が等しくても、撮像面1
06aに合焦するためのフォーカスレンズ105の位置
は、被写体距離によって異なってしまう。
【0005】また被写体距離が等しくても、変倍動作に
よつて焦点距離が変化すると、合焦するためのフォーカ
スレンズ位置は異なってくる。
よつて焦点距離が変化すると、合焦するためのフォーカ
スレンズ位置は異なってくる。
【0006】そして各被写体距離ごとに、変倍レンズを
駆動して変倍動作を行っている間において、撮像面上に
合焦させるためのフォーカスレンズ105の位置を連続
してプロットすると、図3のようになる。
駆動して変倍動作を行っている間において、撮像面上に
合焦させるためのフォーカスレンズ105の位置を連続
してプロットすると、図3のようになる。
【0007】図3において横軸は変倍レンズ位置すなわ
ち焦点距離、縦軸はフォーカスレンズ位置すなわち被写
体距離を示す。
ち焦点距離、縦軸はフォーカスレンズ位置すなわち被写
体距離を示す。
【0008】そして変倍動作中は、被写体距離に応じ
て、図3に示された軌跡のいずれかを選択し、その軌跡
にしたがってフォーカスレンズ105を移動させれば、
ボケのない変倍動作が可能になる。
て、図3に示された軌跡のいずれかを選択し、その軌跡
にしたがってフォーカスレンズ105を移動させれば、
ボケのない変倍動作が可能になる。
【0009】ところで前玉フォーカスタイプのレンズシ
ステムでは、変倍レンズに対して独立したコンペンセー
タレンズが設けられており、さらに変倍レンズとコンペ
ンセータレンズが機械的なカム環で結合されている。
ステムでは、変倍レンズに対して独立したコンペンセー
タレンズが設けられており、さらに変倍レンズとコンペ
ンセータレンズが機械的なカム環で結合されている。
【0010】従って、例えばこのカム環にマニュアルズ
ーム用のツマミを設け、手動で焦点距離を変えようとし
た場合、ツマミをいくら速く動かしても、カム環はこれ
に追従して回転し、変倍レンズとコンペレンズはカム環
のカム溝に沿って移動するので、フォーカスレンズのピ
ントがあっていれば、上記動作によってボケを生じるこ
とはない。
ーム用のツマミを設け、手動で焦点距離を変えようとし
た場合、ツマミをいくら速く動かしても、カム環はこれ
に追従して回転し、変倍レンズとコンペレンズはカム環
のカム溝に沿って移動するので、フォーカスレンズのピ
ントがあっていれば、上記動作によってボケを生じるこ
とはない。
【0011】しかしながら、上述のような特徴を有する
インナーフォーカスタイプのレンズシステムの制御にお
いては、図3に示される複数の軌跡情報を何らかの形で
レンズ制御用マイコンに記憶させておき、フォーカスレ
ンズと変倍レンズの位置によって軌跡を選択して特定
し、その選択した軌跡上をたどりながらズーミングを行
うのが一般的である。
インナーフォーカスタイプのレンズシステムの制御にお
いては、図3に示される複数の軌跡情報を何らかの形で
レンズ制御用マイコンに記憶させておき、フォーカスレ
ンズと変倍レンズの位置によって軌跡を選択して特定
し、その選択した軌跡上をたどりながらズーミングを行
うのが一般的である。
【0012】さらに、変倍レンズの位置に対するフォー
カスレンズの位置をレンズ制御用のマイコン内のメモリ
から読みだして、レンズ制御用に応用するため、各レン
ズの位置の読みだしをある程度精度良く行わなくてはな
らない。
カスレンズの位置をレンズ制御用のマイコン内のメモリ
から読みだして、レンズ制御用に応用するため、各レン
ズの位置の読みだしをある程度精度良く行わなくてはな
らない。
【0013】特に図3からも明らかなように、変倍レン
ズが等速度またはそれに近い速度で移動する場合、焦点
距離の変化によって刻々とフォーカスレンズの軌跡の傾
きが変化している。
ズが等速度またはそれに近い速度で移動する場合、焦点
距離の変化によって刻々とフォーカスレンズの軌跡の傾
きが変化している。
【0014】これは、フォーカスレンズの移動速度と移
動の向きが刻々と変化することを示しており、換言すれ
ば、フォーカスレンズのアクチュエータは1Hz〜数百
Hzまでの精度良い速度応答をしなければならないこと
になる。
動の向きが刻々と変化することを示しており、換言すれ
ば、フォーカスレンズのアクチュエータは1Hz〜数百
Hzまでの精度良い速度応答をしなければならないこと
になる。
【0015】上述の要求を満たすアクチュエータとして
インナーフォーカスレンズシステムのフォーカスレンズ
群には、ステッピングモータを用いるのが一般的になり
つつある。
インナーフォーカスレンズシステムのフォーカスレンズ
群には、ステッピングモータを用いるのが一般的になり
つつある。
【0016】ステッピングモータは、レンズ制御用のマ
イコン等から出力される歩進パルスに完全に同期しなが
ら回転し、1パルス当たりの歩進角度が一定なので、高
い速度応答性と停止精度と、位置精度を得ることが可能
である。
イコン等から出力される歩進パルスに完全に同期しなが
ら回転し、1パルス当たりの歩進角度が一定なので、高
い速度応答性と停止精度と、位置精度を得ることが可能
である。
【0017】さらにステッピングモータを用いる場合、
歩進パルス数に対する回転角度が一定であるから、歩進
パルスをそのままインクリメント型のエンコーダとして
用いることができ、特別な位置エンコーダを追加しなく
てもよいという利点がある。
歩進パルス数に対する回転角度が一定であるから、歩進
パルスをそのままインクリメント型のエンコーダとして
用いることができ、特別な位置エンコーダを追加しなく
てもよいという利点がある。
【0018】前述したように、ステッピングモータを用
いて合焦を保ちながら変倍動作を行おうとする場合、レ
ンズ制御用マイコン等に図3の軌跡情報を何らかの形
(軌跡そのものでも、レンズ位置を変数とした関数でも
良い)で記憶しておき、変倍レンズの位置または移動速
度に応じて軌跡情報を読みだして、その情報に基づいて
フォーカスレンズを移動させる必要がある。
いて合焦を保ちながら変倍動作を行おうとする場合、レ
ンズ制御用マイコン等に図3の軌跡情報を何らかの形
(軌跡そのものでも、レンズ位置を変数とした関数でも
良い)で記憶しておき、変倍レンズの位置または移動速
度に応じて軌跡情報を読みだして、その情報に基づいて
フォーカスレンズを移動させる必要がある。
【0019】ところが、実際のレンズシステムでは、上
述したように光学設計値にもとずいて記憶された軌跡情
報すなわちズームトラッキングのデータがつくられてい
るのに対して、実際には各レンズ群の焦点距離の誤差な
どによってこの軌跡は設計値通りになっていない。この
ために実際のビデオカメラに於いては記憶されたデータ
のうち、テレ端とワイド端を変倍レンズのどの位置に対
応させるかを調整する作業を行っている。
述したように光学設計値にもとずいて記憶された軌跡情
報すなわちズームトラッキングのデータがつくられてい
るのに対して、実際には各レンズ群の焦点距離の誤差な
どによってこの軌跡は設計値通りになっていない。この
ために実際のビデオカメラに於いては記憶されたデータ
のうち、テレ端とワイド端を変倍レンズのどの位置に対
応させるかを調整する作業を行っている。
【0020】この方法として従来よりテレ端からワイド
端の変倍レンズのストロークを設計値通りに保ち、さら
に調整距離(例えば∞)でのテレ端とワイド端のフォー
カスレンズの合焦位置差(バランス)も設計値となるよ
うに求め、そこをテレ端とワイド端とする方法が知られ
ている。この調整方法をここではストローク一定調整と
称することとする。
端の変倍レンズのストロークを設計値通りに保ち、さら
に調整距離(例えば∞)でのテレ端とワイド端のフォー
カスレンズの合焦位置差(バランス)も設計値となるよ
うに求め、そこをテレ端とワイド端とする方法が知られ
ている。この調整方法をここではストローク一定調整と
称することとする。
【0021】また、テレ端とワイド端のフォーカスレン
ズの合焦位置の差(バランス)を設計値とするととも
に、ミドル(中間の焦点距離)でもっともフォーカスレ
ンズがマップ上、上に行く位置とテレ端のフォーカスレ
ンズ位置からの移動量が設計値となるような変倍レンズ
位置を求め、テレ端とワイド端の変倍レンズの位置とす
る方法が知られている。この調整方法を、ここではテレ
−ミドルトラッキング調整と称する。
ズの合焦位置の差(バランス)を設計値とするととも
に、ミドル(中間の焦点距離)でもっともフォーカスレ
ンズがマップ上、上に行く位置とテレ端のフォーカスレ
ンズ位置からの移動量が設計値となるような変倍レンズ
位置を求め、テレ端とワイド端の変倍レンズの位置とす
る方法が知られている。この調整方法を、ここではテレ
−ミドルトラッキング調整と称する。
【0022】次に図4を用いて、ストローク一定調整と
テレ−ミドルトラッキング調整をとった場合の、テレ端
位置とワイド端位置を、設計値よりミドルでのフォーカ
スレンズの位置が大きくなる方向に誤差を持ったレンズ
群で行った場合の状況を説明する。
テレ−ミドルトラッキング調整をとった場合の、テレ端
位置とワイド端位置を、設計値よりミドルでのフォーカ
スレンズの位置が大きくなる方向に誤差を持ったレンズ
群で行った場合の状況を説明する。
【0023】図4は横軸にバリエータレンズの位置(す
なわち焦点距離)を、縦軸はフォーカスレンズの位置を
示している。図中、実線で示した軌跡Sbが設計値に相
当する。これに対して実際のフォーカスレンズが点線の
ような軌跡Saを示しているものとする。
なわち焦点距離)を、縦軸はフォーカスレンズの位置を
示している。図中、実線で示した軌跡Sbが設計値に相
当する。これに対して実際のフォーカスレンズが点線の
ような軌跡Saを示しているものとする。
【0024】ここでの距離(例えば∞)ではテレ端Tと
ワイド端Wのフォーカスレンズの合焦位置の差は0とす
る。
ワイド端Wのフォーカスレンズの合焦位置の差は0とす
る。
【0025】仮に軌跡が設計通りであったとすると、テ
レ−ミドルトラッキング調整を行う場合、マップ上のポ
イントが調整のスタート点となる。ここから設計値の
フォーカスレンズの移動量Aだけ図中で下方向にフォー
カスレンズを下げる。この位置がとなる。この状態か
ら変倍レンズを移動させ、合焦位置を求めるととな
り、ここをテレ端の変倍レンズ位置とする。
レ−ミドルトラッキング調整を行う場合、マップ上のポ
イントが調整のスタート点となる。ここから設計値の
フォーカスレンズの移動量Aだけ図中で下方向にフォー
カスレンズを下げる。この位置がとなる。この状態か
ら変倍レンズを移動させ、合焦位置を求めるととな
り、ここをテレ端の変倍レンズ位置とする。
【0026】また、この例では上述したようにワイド端
とテレ端のフォーカスレンズ合焦位置の差は0なので、
同じく変倍レンズを移動させ合焦する位置がワイド端
の変倍レンズ位置となる。
とテレ端のフォーカスレンズ合焦位置の差は0なので、
同じく変倍レンズを移動させ合焦する位置がワイド端
の変倍レンズ位置となる。
【0027】尚、ストローク一定調整の場合には設計値
通りの軌跡の場合でも、点線で示したある誤差を有した
軌跡の場合でも、ストロークとバランスを所定位置に調
整する方法なので、どちらの場合もテレ端位置は、ワ
イド端位置はとなる。
通りの軌跡の場合でも、点線で示したある誤差を有した
軌跡の場合でも、ストロークとバランスを所定位置に調
整する方法なので、どちらの場合もテレ端位置は、ワ
イド端位置はとなる。
【0028】一方、点線軌跡Saを持つレンズでテレ−
ミドルトラッキング調整を行う場合、調整のスタートの
点´から設計値分Aだけ図中で下方向にフォーカスレ
ンズを下げると位置´となる。ここから上述と同様
に、バリエータレンズを動かし合焦位置とした結果、
がテレ端T´、がワイド端W´となる。
ミドルトラッキング調整を行う場合、調整のスタートの
点´から設計値分Aだけ図中で下方向にフォーカスレ
ンズを下げると位置´となる。ここから上述と同様
に、バリエータレンズを動かし合焦位置とした結果、
がテレ端T´、がワイド端W´となる。
【0029】以上より図4で示したように設計値(実
線)に対して軌跡の「山」の高さが上がったような誤差
を有した場合(点線)、ストローク一定調整を行うとテ
レ端は、ワイド端はに、テレ−ミドルトラッキング
調整を行った場合にはテレ端が、ワイド端がとな
る。
線)に対して軌跡の「山」の高さが上がったような誤差
を有した場合(点線)、ストローク一定調整を行うとテ
レ端は、ワイド端はに、テレ−ミドルトラッキング
調整を行った場合にはテレ端が、ワイド端がとな
る。
【0030】従って、テレ−ミドルトラッキング調整
は、ストローク一定調整よりも中間のぼけは小さいが、
焦点距離のばらつきが発生する。
は、ストローク一定調整よりも中間のぼけは小さいが、
焦点距離のばらつきが発生する。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の装
置においては、製造誤差の管理等により、発生する焦点
距離のばらつき又はズーム中間で発生するぼけの量を問
題のないレベルに押さえていたが、ビデオカメラレンズ
に搭載されているズームレンズのズーム比が近年大きく
なる傾向にあり、数年前の標準的なズーム比が8倍程度
であったのに対して、すでに12倍、18倍といった高
倍率なズームが製品化されており、今後も高倍率化のニ
ーズが高い。
置においては、製造誤差の管理等により、発生する焦点
距離のばらつき又はズーム中間で発生するぼけの量を問
題のないレベルに押さえていたが、ビデオカメラレンズ
に搭載されているズームレンズのズーム比が近年大きく
なる傾向にあり、数年前の標準的なズーム比が8倍程度
であったのに対して、すでに12倍、18倍といった高
倍率なズームが製品化されており、今後も高倍率化のニ
ーズが高い。
【0032】このような高倍率ズーム化に伴い、各レン
ズ群の位置精度、焦点距離のばらつきなどによる軌跡へ
の影響が出やすくなってきている。
ズ群の位置精度、焦点距離のばらつきなどによる軌跡へ
の影響が出やすくなってきている。
【0033】また撮像素子(CCD)のサイズがその対
角寸法で1/3インチからすでに1/4インチとなって
きており、今後も小型化のニーズが高いことから見て、
小型化のために各レンズ群のパワーを強めると、同様に
誤差の軌跡への影響が出やすくなることが懸念される。
角寸法で1/3インチからすでに1/4インチとなって
きており、今後も小型化のニーズが高いことから見て、
小型化のために各レンズ群のパワーを強めると、同様に
誤差の軌跡への影響が出やすくなることが懸念される。
【0034】このような背景において、従来通りの製造
誤差の管理では前述した焦点距離の誤差やズーム中間で
発生するぼけの量を目標値内にとどめることが困難とな
ってきている。
誤差の管理では前述した焦点距離の誤差やズーム中間で
発生するぼけの量を目標値内にとどめることが困難とな
ってきている。
【0035】そこで、本発明の課題は、製造の精度すな
わち許容誤差を厳しくすることなく、上述のズーム中間
のぼけの量を除去するとともに、焦点距離の誤差も除去
したレンズ位置制御装置の提供することにある。
わち許容誤差を厳しくすることなく、上述のズーム中間
のぼけの量を除去するとともに、焦点距離の誤差も除去
したレンズ位置制御装置の提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願における請求項1に記載の発明によれば、変
倍動作を行う為の第1のレンズ群と、該第1のレンズ群
移動時の焦点面の移動を補正するための第2のレンズ群
と、前記第1、第2のレンズ群をそれぞれ独立に光軸と
平行に移動させるための駆動手段と、前記第1、第2の
レンズ群位置をそれぞれ独立に検出する検出手段と、第
1のレンズ群位置に対する第2のレンズ群の合焦位置
を、被写体距離に応じて記憶する記憶手段と、所定の被
写体距離において、ワイド側、テレ側及び中間点におけ
る第1のレンズ群の位置と、前記第1のレンズ群の各設
定位置における前記第2のレンズ群の合焦位置の情報か
ら、前記第1のレンズ群のテレ端と、前記第2のレンズ
群の基準位置を設定し、前記テレ端を基準としてワイド
端を設定し、前記ワイド端における合焦位置を前記第2
のレンズ群のワイド端基準位置として記憶する制御手段
とを備える。
めに、本願における請求項1に記載の発明によれば、変
倍動作を行う為の第1のレンズ群と、該第1のレンズ群
移動時の焦点面の移動を補正するための第2のレンズ群
と、前記第1、第2のレンズ群をそれぞれ独立に光軸と
平行に移動させるための駆動手段と、前記第1、第2の
レンズ群位置をそれぞれ独立に検出する検出手段と、第
1のレンズ群位置に対する第2のレンズ群の合焦位置
を、被写体距離に応じて記憶する記憶手段と、所定の被
写体距離において、ワイド側、テレ側及び中間点におけ
る第1のレンズ群の位置と、前記第1のレンズ群の各設
定位置における前記第2のレンズ群の合焦位置の情報か
ら、前記第1のレンズ群のテレ端と、前記第2のレンズ
群の基準位置を設定し、前記テレ端を基準としてワイド
端を設定し、前記ワイド端における合焦位置を前記第2
のレンズ群のワイド端基準位置として記憶する制御手段
とを備える。
【0037】また本願における請求項2に記載の発明に
よれば、請求項1において、前記制御手段を、前記第1
のレンズ群の位置に対する第2のレンズ群の合焦位置を
被写体距離に応じて記憶した情報と、前記第1のレンズ
群のワイド端位置と、前記第2のレンズ群のワイド端基
準位置から、被写体距離に応じたワイド側での合焦位置
を演算するように構成する。
よれば、請求項1において、前記制御手段を、前記第1
のレンズ群の位置に対する第2のレンズ群の合焦位置を
被写体距離に応じて記憶した情報と、前記第1のレンズ
群のワイド端位置と、前記第2のレンズ群のワイド端基
準位置から、被写体距離に応じたワイド側での合焦位置
を演算するように構成する。
【0038】また本願における請求項3に記載の発明に
よれば、変倍動作を行うための第1のレンズ群と、該第
1のレンズ群移動時の焦点面の移動を補正するための第
2のレンズ群とを備えたレンズ制御装置のレンズ位置調
整方法であって、所定の被写体距離において、少なくと
もワイド側、テレ側及び中間点における前記第1のレン
ズ群の3つの位置を設定し、それぞれ前記第1のレンズ
群の前記3つの設定位置における前記第2のレンズ群の
合焦位置をそれぞれ検出し、前記第1のレンズ群の前記
設定位置と前記第2のレンズ群の合焦位置の情報から、
前記第1のレンズ群のテレ端と、前記第2レンズ群の基
準位置を設定し、前記テレ端を基準としてワイド端を設
定し、前記ワイド端における前記第2のレンズ群の合焦
位置を前記第2のレンズ群のワイド端基準位置とするレ
ンズ位置調整方法を用いる。
よれば、変倍動作を行うための第1のレンズ群と、該第
1のレンズ群移動時の焦点面の移動を補正するための第
2のレンズ群とを備えたレンズ制御装置のレンズ位置調
整方法であって、所定の被写体距離において、少なくと
もワイド側、テレ側及び中間点における前記第1のレン
ズ群の3つの位置を設定し、それぞれ前記第1のレンズ
群の前記3つの設定位置における前記第2のレンズ群の
合焦位置をそれぞれ検出し、前記第1のレンズ群の前記
設定位置と前記第2のレンズ群の合焦位置の情報から、
前記第1のレンズ群のテレ端と、前記第2レンズ群の基
準位置を設定し、前記テレ端を基準としてワイド端を設
定し、前記ワイド端における前記第2のレンズ群の合焦
位置を前記第2のレンズ群のワイド端基準位置とするレ
ンズ位置調整方法を用いる。
【0039】また本願における請求項4に記載の発明に
よれば、請求項3において、さらに前記第1のレンズ群
の位置に対する第2のレンズ群の合焦位置を被写体距離
に応じて記憶した情報と、前記第1のレンズ群のワイド
端位置と、前記第2のレンズ群のワイド端基準位置か
ら、被写体距離に応じたワイド側での合焦位置を演算す
るように構成する。
よれば、請求項3において、さらに前記第1のレンズ群
の位置に対する第2のレンズ群の合焦位置を被写体距離
に応じて記憶した情報と、前記第1のレンズ群のワイド
端位置と、前記第2のレンズ群のワイド端基準位置か
ら、被写体距離に応じたワイド側での合焦位置を演算す
るように構成する。
【0040】
(第1の実施形態)図1は本発明におけるカメラの第1
の実施例の構成を示すブロツク図である。
の実施例の構成を示すブロツク図である。
【0041】同図において、101、102、103、
104、105はそれぞれインナーフォーカスタイプの
レンズシステムを構成する要素であり、それぞれ固定の
前玉レンズ群、変倍を行うための第2のレンズ群(変倍
レンズ)、絞り、固定の第3のレンズ群、そしてコンペ
機能とフォーカシングの機能を兼ね備えた第4のレンズ
群(フォーカスレンズと称す)である。図2と対応する
要素には同一符号を付す。
104、105はそれぞれインナーフォーカスタイプの
レンズシステムを構成する要素であり、それぞれ固定の
前玉レンズ群、変倍を行うための第2のレンズ群(変倍
レンズ)、絞り、固定の第3のレンズ群、そしてコンペ
機能とフォーカシングの機能を兼ね備えた第4のレンズ
群(フォーカスレンズと称す)である。図2と対応する
要素には同一符号を付す。
【0042】このレンズシステムを透過した映像光は撮
像素子106の撮像面106a上に結像され、光電変換
されて撮像信号に変換され、出力される。
像素子106の撮像面106a上に結像され、光電変換
されて撮像信号に変換され、出力される。
【0043】107は増幅器またはインピーダンス変換
器、108は増幅器107より出力された撮像信号に対
して所定の信号処理を施して規格化された映像信号に変
換するカメラ信号処理回路であり、ここで処理された映
像信号は増幅器109で規定レベルまで増幅され、電子
ビューファインダとしてのLCD(液晶ディスプレイ)
表示回路110で処理された後、LCD111で撮影画
像を表示する。
器、108は増幅器107より出力された撮像信号に対
して所定の信号処理を施して規格化された映像信号に変
換するカメラ信号処理回路であり、ここで処理された映
像信号は増幅器109で規定レベルまで増幅され、電子
ビューファインダとしてのLCD(液晶ディスプレイ)
表示回路110で処理された後、LCD111で撮影画
像を表示する。
【0044】一方、増幅器107で増幅された撮像信号
は、絞り制御回路112、AF評価値処理回路115に
送られる。
は、絞り制御回路112、AF評価値処理回路115に
送られる。
【0045】絞り制御回路112では、映像信号入力レ
ベルに応じて、IGドライバ113,IGメータ114
を駆動して、絞り103の開口量を制御し、光量調節を
行っている。
ベルに応じて、IGドライバ113,IGメータ114
を駆動して、絞り103の開口量を制御し、光量調節を
行っている。
【0046】AF評価値処理回路115では、測距枠生
成回路117からのゲート信号に応じて、撮像画面内に
おいて、測距枠内に相当する映像信号のみを抽出すると
ともに、その焦点状態に応じて変化する高周波成分のみ
を抽出し、焦点検出動作の処理を行っている。
成回路117からのゲート信号に応じて、撮像画面内に
おいて、測距枠内に相当する映像信号のみを抽出すると
ともに、その焦点状態に応じて変化する高周波成分のみ
を抽出し、焦点検出動作の処理を行っている。
【0047】116はAF処理用マイクロコンピュータ
(以下AFマイコンと称す)であり、AF評価信号強度
に応じて、各種レンズの駆動制御、及び測距エリアを変
更するための測距枠制御を行っている。またこのAFマ
イコンは本発明の演算手段に相当する。また本発明の記
憶手段もAFマイコン内に設けられたROMによつて構
成され、図3、図4に示すような代表カム軌跡が記憶さ
れている。
(以下AFマイコンと称す)であり、AF評価信号強度
に応じて、各種レンズの駆動制御、及び測距エリアを変
更するための測距枠制御を行っている。またこのAFマ
イコンは本発明の演算手段に相当する。また本発明の記
憶手段もAFマイコン内に設けられたROMによつて構
成され、図3、図4に示すような代表カム軌跡が記憶さ
れている。
【0048】またAFマイコン116は装置全体を統括
して制御するシステムコントロールマイクロコンピュー
タ(以下シスコンと称す)122とデータ通信をしてお
り、シスコン122には、ズームスイッチ(SW)12
3(ユニット化されたズームSWで、操作部材の回転角
度に応じた電圧が出力され、この出力電圧に応じて可変
速ズームが為される)の操作情報がA/D変換等によつ
て読み込まれ、AFマイコン116が制御するズーム時
のズーム方向や焦点距離などの変倍動作情報等を互いに
やりとりしている。
して制御するシステムコントロールマイクロコンピュー
タ(以下シスコンと称す)122とデータ通信をしてお
り、シスコン122には、ズームスイッチ(SW)12
3(ユニット化されたズームSWで、操作部材の回転角
度に応じた電圧が出力され、この出力電圧に応じて可変
速ズームが為される)の操作情報がA/D変換等によつ
て読み込まれ、AFマイコン116が制御するズーム時
のズーム方向や焦点距離などの変倍動作情報等を互いに
やりとりしている。
【0049】118,120はそれぞれAFマイコン1
16から出力される変倍レンズ102及びフォーカスレ
ンズ105の駆動命令に従って駆動エネルギーをレンズ
駆動用モータに出力するためのズームドライバ,フォー
カスドライバ、119,121はそれぞれ変倍レンズ1
02及びフォーカスレンズ105を駆動するためのズー
ムモータ,フォーカスモータである。
16から出力される変倍レンズ102及びフォーカスレ
ンズ105の駆動命令に従って駆動エネルギーをレンズ
駆動用モータに出力するためのズームドライバ,フォー
カスドライバ、119,121はそれぞれ変倍レンズ1
02及びフォーカスレンズ105を駆動するためのズー
ムモータ,フォーカスモータである。
【0050】以下、レンズ駆動用のモータがステッピン
グモータであるとして、モータの駆動方法を説明する。
グモータであるとして、モータの駆動方法を説明する。
【0051】AFマイコン116は、プログラム処理に
よりズームモータ119、フォーカスモータ121の駆
動速度を決定し、各ステッピングモータの回転周波数信
号として、ズームモータ119駆動用のドライバ11
8、フォーカスモータ121駆動用のドライバ120に
送る。
よりズームモータ119、フォーカスモータ121の駆
動速度を決定し、各ステッピングモータの回転周波数信
号として、ズームモータ119駆動用のドライバ11
8、フォーカスモータ121駆動用のドライバ120に
送る。
【0052】またズームモータ119,フォーカスモー
タ121の駆動/停止命令、及び各モータの回転方向命
令もズームドライバ118,フォーカスドライバ120
に送っている。
タ121の駆動/停止命令、及び各モータの回転方向命
令もズームドライバ118,フォーカスドライバ120
に送っている。
【0053】その駆動/停止信号、及び回転方向信号
は、ズームモータ119に関しては主としてズームSW
ユニット123の状態に応じて、フォーカスモータ12
1に関しては、AF動作時及びズーム動作時にAFマイ
コン116内の処理で決定する駆動命令に応じている。
は、ズームモータ119に関しては主としてズームSW
ユニット123の状態に応じて、フォーカスモータ12
1に関しては、AF動作時及びズーム動作時にAFマイ
コン116内の処理で決定する駆動命令に応じている。
【0054】各ドライバは、回転方向信号に応じて、4
相のモータ励磁相の位相を順回転及び逆回転の位相に設
定し、且つ受信した回転周波数信号に応じて、4つのモ
ータ励磁相の印加電圧(または電流)を変化させなが
ら、出力することにより、モータの回転方向と回転周波
数とを制御しつつ、駆動/停止命令に応じて、各モータ
への出力をON/OFFしている。
相のモータ励磁相の位相を順回転及び逆回転の位相に設
定し、且つ受信した回転周波数信号に応じて、4つのモ
ータ励磁相の印加電圧(または電流)を変化させなが
ら、出力することにより、モータの回転方向と回転周波
数とを制御しつつ、駆動/停止命令に応じて、各モータ
への出力をON/OFFしている。
【0055】また、ステッピングモータを用い、歩進パ
ルス数に対する回転角度が一定なので、歩進パルスをそ
のままインクリメント型のエンコーダとしてズーム及び
フォーカスのそれぞれの位置検出を行う。
ルス数に対する回転角度が一定なので、歩進パルスをそ
のままインクリメント型のエンコーダとしてズーム及び
フォーカスのそれぞれの位置検出を行う。
【0056】図5は、本発明の特徴であるピント調整を
行ったときの、AFマイコン116内の処理動作を示す
フローチャートである。
行ったときの、AFマイコン116内の処理動作を示す
フローチャートである。
【0057】step501で処理をスタートする。step5
02で変倍レンズ102の光軸上の位置を、フォーカス
レンズ105の軌跡が山形になる山の頂上付近に相当す
るズーム位置(図4´の位置)に設定する。
02で変倍レンズ102の光軸上の位置を、フォーカス
レンズ105の軌跡が山形になる山の頂上付近に相当す
るズーム位置(図4´の位置)に設定する。
【0058】次にstep503でフォーカスモータを12
1を駆動して、フォーカスレンズ105を移動させ、ピ
ント合わせを行う。尚、ここで被写体距離は調整距離に
設定されているものであり、何らかの調整のためのチャ
ートなどの被写体を配置している。
1を駆動して、フォーカスレンズ105を移動させ、ピ
ント合わせを行う。尚、ここで被写体距離は調整距離に
設定されているものであり、何らかの調整のためのチャ
ートなどの被写体を配置している。
【0059】step504でピントがあったか否かをチェ
ックし、ピントが合うまでフォーカスレンズ105を移
動する。
ックし、ピントが合うまでフォーカスレンズ105を移
動する。
【0060】実際には、ビデオカメラのAF動作によ
り、AF評価値処理回路115より出力された被写体の
コントラストに関係する焦点電圧信号とフォーカスレン
ズ105の移動方向の相関を調べることによってピント
の合う移動方向を決定しながらピントの位置を探してい
るが、簡単のためにAF動作のアルゴリズム自体の詳細
は、説明を省略する。
り、AF評価値処理回路115より出力された被写体の
コントラストに関係する焦点電圧信号とフォーカスレン
ズ105の移動方向の相関を調べることによってピント
の合う移動方向を決定しながらピントの位置を探してい
るが、簡単のためにAF動作のアルゴリズム自体の詳細
は、説明を省略する。
【0061】step504でピントがあったことが確認さ
れると、step505にてフォーカスレンズを設計値に基
づきAだけ下げる(ここで下げるという表現は、図4に
照らし合わせ、同図中で下に持っていくことを示したも
ので、実際にはズームレンズのズームタイプによって、
被写体側に繰り出す場合もあるし、像面側に繰り込む場
合もある)。
れると、step505にてフォーカスレンズを設計値に基
づきAだけ下げる(ここで下げるという表現は、図4に
照らし合わせ、同図中で下に持っていくことを示したも
ので、実際にはズームレンズのズームタイプによって、
被写体側に繰り出す場合もあるし、像面側に繰り込む場
合もある)。
【0062】step506にて、この状態から変倍レンズ
102をテレ側Tへ向けて駆動する。また同時にstep5
07で、ピントがあった状態か否かの判断を行う。
102をテレ側Tへ向けて駆動する。また同時にstep5
07で、ピントがあった状態か否かの判断を行う。
【0063】変倍レンズ102の移動が完了し、その位
置でピントが合うと、そのときの変倍レンズ位置が、テ
レ端における変倍レンズ位置に相当する。
置でピントが合うと、そのときの変倍レンズ位置が、テ
レ端における変倍レンズ位置に相当する。
【0064】そしてstep508で、その状態のズームエ
ンコーダの位置(ステッピングモータの歩進パルス数の
カウント値)をテレ端の位置を規定する値としてAFマ
イコン116内のROMあるいは外付けのE2 PROM
等の書き込み可能で不揮発性のメモリVt' に格納する。
ンコーダの位置(ステッピングモータの歩進パルス数の
カウント値)をテレ端の位置を規定する値としてAFマ
イコン116内のROMあるいは外付けのE2 PROM
等の書き込み可能で不揮発性のメモリVt' に格納する。
【0065】step509にてテレ端とワイド端の調整距
離でフォーカスレンズの合焦位置の差に相当するバラン
ス分だけフォーカスレンズを光軸方向に移動する。但
し、図4のようにこのバランスが0の場合には移動する
必要はない。
離でフォーカスレンズの合焦位置の差に相当するバラン
ス分だけフォーカスレンズを光軸方向に移動する。但
し、図4のようにこのバランスが0の場合には移動する
必要はない。
【0066】step510,step511でテレ端を決めた
のと同じように、変倍レンズ102をワイド側に移動し
ながら、合焦する位置を検出し、ワイド側基準の変倍レ
ンズ位置を決める。
のと同じように、変倍レンズ102をワイド側に移動し
ながら、合焦する位置を検出し、ワイド側基準の変倍レ
ンズ位置を決める。
【0067】step512でこの変倍レンズ位置のズーム
エンコーダの位置(ステッピングモータの歩進パルス数
のカウント値)を、フォーカス基準値の変倍レンズ位置
としてAFマイコン116内のROMあるいは外付けの
E2 PROM等の書き込み可能で不揮発性のメモリVw'
に格納し、ここでの合焦位置がフォーカスレンズの基準
位置となる。
エンコーダの位置(ステッピングモータの歩進パルス数
のカウント値)を、フォーカス基準値の変倍レンズ位置
としてAFマイコン116内のROMあるいは外付けの
E2 PROM等の書き込み可能で不揮発性のメモリVw'
に格納し、ここでの合焦位置がフォーカスレンズの基準
位置となる。
【0068】以上までの処理を行うことにより、テレ端
とフォーカス基準位置を決定している。
とフォーカス基準位置を決定している。
【0069】step513で変倍レンズ102を、テレ端
の位置として格納したVt' (図4のT´)から倍率の設
計値分(図4では実際の距離にして25mm)、ワイド側へ
移動することよって、設計値通りの倍率を確保する。そ
の変倍レンズ位置がワイド端となる(図4のW'')。
の位置として格納したVt' (図4のT´)から倍率の設
計値分(図4では実際の距離にして25mm)、ワイド側へ
移動することよって、設計値通りの倍率を確保する。そ
の変倍レンズ位置がワイド端となる(図4のW'')。
【0070】次にstep514で、フォーカスモータ12
1により、フォーカスレンズ105を移動させ、ピント
合わせを行う。
1により、フォーカスレンズ105を移動させ、ピント
合わせを行う。
【0071】step515でピントがあったか否かをチェ
ックし、ピントが合うまでフォーカスレンズ105を移
動する。
ックし、ピントが合うまでフォーカスレンズ105を移
動する。
【0072】step515でピントがあったことが確認さ
れると、step516でその時のフォーカスレンズ105
の位置を、ワイド端での合焦位置としてFw''(図4の
)に格納する。この値がワイド端基準位置となる。
れると、step516でその時のフォーカスレンズ105
の位置を、ワイド端での合焦位置としてFw''(図4の
)に格納する。この値がワイド端基準位置となる。
【0073】上記で定められたテレ端、フォーカス基準
位置の変倍レンズ群の位置、及びワイド端基準位置のフ
ォーカスレンズ位置は書き込み可能なE2 ROM等のに
記憶されることが望ましい。
位置の変倍レンズ群の位置、及びワイド端基準位置のフ
ォーカスレンズ位置は書き込み可能なE2 ROM等のに
記憶されることが望ましい。
【0074】以上にように、本実施例では、製造誤差の
管理等により発生する焦点距離のばらつき又はズーム中
間で発生するぼけの量を含んだリヤーフォーカス式のズ
ームレンズにおいても、ズーム範囲全体にわたりぼけが
少なく、かつ変倍比の誤差を少なくできるレンズ位置制
御装置を実現できる。
管理等により発生する焦点距離のばらつき又はズーム中
間で発生するぼけの量を含んだリヤーフォーカス式のズ
ームレンズにおいても、ズーム範囲全体にわたりぼけが
少なく、かつ変倍比の誤差を少なくできるレンズ位置制
御装置を実現できる。
【0075】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
変倍レンズのテレ端、フォーカス基準値の変倍レンズ位
置、及びフォーカス基準値、ワイド端基準位置等を決定
し、調整被写体の合焦点を決定する方法を述べたが、調
整用被写体は1つである。
変倍レンズのテレ端、フォーカス基準値の変倍レンズ位
置、及びフォーカス基準値、ワイド端基準位置等を決定
し、調整被写体の合焦点を決定する方法を述べたが、調
整用被写体は1つである。
【0076】そこで、次に、第1の実施例のピント調整
から他の被写体距離の合焦点を求める方法を説明する。
から他の被写体距離の合焦点を求める方法を説明する。
【0077】図6で、調整被写体距離を無限としたとき
設計値分の倍率を確保した際のワイド端の合焦位置はB
(0'',0)(図4の)となる。
設計値分の倍率を確保した際のワイド端の合焦位置はB
(0'',0)(図4の)となる。
【0078】この合焦点を使用して例えば被写体距離10
cmのワイド端での合焦位置を求めると、図1のAFマイ
コン116内には被写体距離に応じて焦点距離とフォー
カス合焦位置の関係を記憶した設計値情報が記憶されて
おり、被写体距離無限の設計値軌跡は線分A(1,0)-A(0,
0) であり、実際のレンズの無限のカム軌跡は線分A(1,
0)-B(0'',0) になったので、傾きが (A(1,0)-A(0,0))/(z1-z0) → (A(1,0)-B(0'',0))/(z1-
z0'') に変化したことになり、これは他の被写体距離でもいえ
ることである。
cmのワイド端での合焦位置を求めると、図1のAFマイ
コン116内には被写体距離に応じて焦点距離とフォー
カス合焦位置の関係を記憶した設計値情報が記憶されて
おり、被写体距離無限の設計値軌跡は線分A(1,0)-A(0,
0) であり、実際のレンズの無限のカム軌跡は線分A(1,
0)-B(0'',0) になったので、傾きが (A(1,0)-A(0,0))/(z1-z0) → (A(1,0)-B(0'',0))/(z1-
z0'') に変化したことになり、これは他の被写体距離でもいえ
ることである。
【0079】従って、例えば被写体距離10cmの実際のレ
ンズの傾きを求めるには、図6から (A(1,1)-B(1'',0))/(z1-z0'') ≒((A(1,1)-A(0,1))/(A
(1,0)-A(0,0)))*((A(1,0)-B(0'',0))/(z1-z0'')) となる。
ンズの傾きを求めるには、図6から (A(1,1)-B(1'',0))/(z1-z0'') ≒((A(1,1)-A(0,1))/(A
(1,0)-A(0,0)))*((A(1,0)-B(0'',0))/(z1-z0'')) となる。
【0080】傾きが求められれば被写体距離10cmの
W''(ワイド端)での合焦位置を求めることができ、調
整用の被写体距離に対してだけワイド端での合焦位置を
格納しておけば、他の被写体距離に関しては設計値と実
際のレンズの軌跡がずれていても計算で求めることがで
きる。
W''(ワイド端)での合焦位置を求めることができ、調
整用の被写体距離に対してだけワイド端での合焦位置を
格納しておけば、他の被写体距離に関しては設計値と実
際のレンズの軌跡がずれていても計算で求めることがで
きる。
【0081】またワイド端(W'')の合焦点が分かって
いれば、W' 〜W''のワイド側のズーム位置とフォーカ
ス位置の合焦点の関係は計算で求めることができる。
いれば、W' 〜W''のワイド側のズーム位置とフォーカ
ス位置の合焦点の関係は計算で求めることができる。
【0082】以上にように、本発明では、ピント調整に
おいて、テレ端、フォーカス基準位置の変倍レンズ位
置、及びワイド端基準位置のフォーカスレンズ位置を決
定し、上記計算により、ピント調整時以外のの被写体距
離の合焦点を算出することにより、生産過程で設計カム
軌跡と誤差のあるレンズが生産されても、中間ピントズ
レのない、設計倍率を確保したレンズ制御が可能とな
る。
おいて、テレ端、フォーカス基準位置の変倍レンズ位
置、及びワイド端基準位置のフォーカスレンズ位置を決
定し、上記計算により、ピント調整時以外のの被写体距
離の合焦点を算出することにより、生産過程で設計カム
軌跡と誤差のあるレンズが生産されても、中間ピントズ
レのない、設計倍率を確保したレンズ制御が可能とな
る。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように、本願における各請求
項に記載の発明によれば、テレーミドルトラッキング調
整において決定されたテレ端からワイド端までの距離が
設計倍率と異なった場合に、ワイド端の位置をずらして
設計値にあわせたときのワイド端でのある被写体距離の
合焦値を記憶、格納することで、設計値からずれたカム
軌跡を持ったレンズにおいても、焦点距離の倍率を設計
値通り満足した、中間ピントズレのない調整を実現する
ことができる。
項に記載の発明によれば、テレーミドルトラッキング調
整において決定されたテレ端からワイド端までの距離が
設計倍率と異なった場合に、ワイド端の位置をずらして
設計値にあわせたときのワイド端でのある被写体距離の
合焦値を記憶、格納することで、設計値からずれたカム
軌跡を持ったレンズにおいても、焦点距離の倍率を設計
値通り満足した、中間ピントズレのない調整を実現する
ことができる。
【0084】またテレーミドルトラッキング調整におい
て決まったテレ端からワイド端までの距離が設計倍率と
異なった場合に、ワイド端の位置をずらして設計値にあ
わせたときのワイド端でのある被写体距離の1つの合焦
値を記憶、格納することで、他の被写体距離の合焦点も
計算で求めれば、設計値からずれたカム軌跡を持ったレ
ンズにおいても、焦点距離の倍率を設計値通り満足し
た、中間ピントズレのないレンズ制御をいかなる被写体
距離においても実現することができる。
て決まったテレ端からワイド端までの距離が設計倍率と
異なった場合に、ワイド端の位置をずらして設計値にあ
わせたときのワイド端でのある被写体距離の1つの合焦
値を記憶、格納することで、他の被写体距離の合焦点も
計算で求めれば、設計値からずれたカム軌跡を持ったレ
ンズにおいても、焦点距離の倍率を設計値通り満足し
た、中間ピントズレのないレンズ制御をいかなる被写体
距離においても実現することができる。
【図1】本発明のレンズ制御装置の一実施例の構成を示
すブロツク図である。
すブロツク図である。
【図2】インナーフォーカスタイプレンズの構成を示す
図である。
図である。
【図3】インナーフォーカスタイプレンズにおいて、変
倍レンズの位置に対して合焦状態を維持するフォーカス
レンズの位置を被写体距離ごとに表したカム軌跡を示す
図である。
倍レンズの位置に対して合焦状態を維持するフォーカス
レンズの位置を被写体距離ごとに表したカム軌跡を示す
図である。
【図4】ストローク一定調整とテレ−ミドルトラッキン
グ調整動作及びフォーカスレンズの位置の誤差の関係を
説明するための図である。
グ調整動作及びフォーカスレンズの位置の誤差の関係を
説明するための図である。
【図5】ピント調整を行ったときの、AFマイコン11
6内の処理動作を示すフローチャートである。
6内の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明における、第2の実施例におけるレンズ
調整方法を説明するための図である。
調整方法を説明するための図である。
102 変倍レンズ 105 フォーカスレンズ 106 撮像素子 108 カメラ信号処理回路 115 AF評価値処理回路 116 AFマイコン 118 ズームドライバ 119 ズームモータ 120 フォーカスドライバ 121 フォーカスモータ 123 ズームSWユニツト
Claims (4)
- 【請求項1】 変倍動作を行う為の第1のレンズ群と、 該第1のレンズ群移動時の焦点面の移動を補正するため
の第2のレンズ群と、 前記第1、第2のレンズ群をそれぞれ独立に光軸と平行
に移動させるための駆動手段と、 前記第1、第2のレンズ群位置をそれぞれ独立に検出す
る検出手段と、 第1のレンズ群位置に対する第2のレンズ群の合焦位置
を、被写体距離に応じて記憶する記憶手段と、 所定の被写体距離において、ワイド側、テレ側及び中間
点における第1のレンズ群の位置と、前記第1のレンズ
群の各設定位置における前記第2のレンズ群の合焦位置
の情報から、前記第1のレンズ群のテレ端と、前記第2
のレンズ群の基準位置を設定し、前記テレ端を基準とし
てワイド端を設定し、前記ワイド端における合焦位置を
前記第2のレンズ群のワイド端基準位置として記憶する
制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ制御装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段は、前記第1のレンズ群の位置に対する第
2のレンズ群の合焦位置を被写体距離に応じて記憶した
情報と、前記第1のレンズ群のワイド端位置と、前記第
2のレンズ群のワイド端基準位置から、被写体距離に応
じたワイド側での合焦位置を演算するように構成されて
いることを特徴とするレンズ制御装置。 - 【請求項3】 変倍動作を行うための第1のレンズ群
と、該第1のレンズ群移動時の焦点面の移動を補正する
ための第2のレンズ群とを備えたレンズ制御装置のレン
ズ位置調整方法であって、 所定の被写体距離において、少なくともワイド側、テレ
側及び中間点における前記第1のレンズ群の3つの位置
を設定し、 それぞれ前記第1のレンズ群の前記3つの設定位置にお
ける前記第2のレンズ群の合焦位置をそれぞれ検出し、 前記第1のレンズ群の前記設定位置と前記第2のレンズ
群の合焦位置の情報から、前記第1のレンズ群のテレ端
と、前記第2レンズ群の基準位置を設定し、 前記テレ端を基準としてワイド端を設定し、 前記ワイド端における前記第2のレンズ群の合焦位置を
前記第2のレンズ群のワイド端基準位置とすることを特
徴とするレンズ制御装置のレンズ位置調整方法。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記第1のレンズ群の位置に対する第2のレンズ群の合
焦位置を被写体距離に応じて記憶した情報と、前記第1
のレンズ群のワイド端位置と、前記第2のレンズ群のワ
イド端基準位置から、被写体距離に応じたワイド側での
合焦位置を演算することを特徴とするレンズ制御装置の
レンズ位置調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7196607A JPH0943483A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | レンズ制御装置及びそのレンズ位置調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7196607A JPH0943483A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | レンズ制御装置及びそのレンズ位置調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0943483A true JPH0943483A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16360574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7196607A Withdrawn JPH0943483A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | レンズ制御装置及びそのレンズ位置調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0943483A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006106520A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Fujinon Corp | 内視鏡装置 |
CN100335964C (zh) * | 2002-08-07 | 2007-09-05 | 松下电器产业株式会社 | 聚焦装置 |
JP2008076954A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 焦点自動補正機構を有するバリフォーカルレンズ、焦点自動補正方法、およびプロジェクタ |
CN111473358A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-07-31 | 中国华能集团有限公司 | 一种炉膛火焰电视除焦装置及其控制方法 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP7196607A patent/JPH0943483A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100335964C (zh) * | 2002-08-07 | 2007-09-05 | 松下电器产业株式会社 | 聚焦装置 |
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