JPH0932796A - 送風機 - Google Patents
送風機Info
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- JPH0932796A JPH0932796A JP18151095A JP18151095A JPH0932796A JP H0932796 A JPH0932796 A JP H0932796A JP 18151095 A JP18151095 A JP 18151095A JP 18151095 A JP18151095 A JP 18151095A JP H0932796 A JPH0932796 A JP H0932796A
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- axial
- centrifugal
- air
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Abstract
(57)【要約】
【課題】主に軸流送風機と、遠心送風機とを組み合せる
等により一段と低騒音化することができる高性能の送風
機を提供する。 【解決手段】軸流送風機2の回転軸3に、その吹出側4
にて遠心送風機5を取り付ける。
等により一段と低騒音化することができる高性能の送風
機を提供する。 【解決手段】軸流送風機2の回転軸3に、その吹出側4
にて遠心送風機5を取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般産業用の送風機
に広く適用できる送風機に係り、特に、低圧から高圧ま
で、または小型から大型まで広く適用することができる
送風機に関する。
に広く適用できる送風機に係り、特に、低圧から高圧ま
で、または小型から大型まで広く適用することができる
送風機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、送風機には、
軸流形式と遠心形式とがある。軸流形式は大風量が出せ
るが低風圧であり、高い風圧を得ることができないの
で、軸流送風機は比較的低風圧で大風量を得る目的で広
く使われている。このような軸流送風機の低騒音化のた
めには主に翼形状の改良が行なわれ、かなりの低騒音化
に成功しており、現在、さらなる低騒音化、すなわち超
低騒音化を目指して研究開発が行なわれているが、今の
ところ革新的な成果は報告されていない。
軸流形式と遠心形式とがある。軸流形式は大風量が出せ
るが低風圧であり、高い風圧を得ることができないの
で、軸流送風機は比較的低風圧で大風量を得る目的で広
く使われている。このような軸流送風機の低騒音化のた
めには主に翼形状の改良が行なわれ、かなりの低騒音化
に成功しており、現在、さらなる低騒音化、すなわち超
低騒音化を目指して研究開発が行なわれているが、今の
ところ革新的な成果は報告されていない。
【0003】一方、遠心形式は逆に送風流量は少ないが
高風圧が得られる。このような軸流、遠心形式とも騒音
低下のために多大の努力が払われてきたが、軸流形式と
遠心形式を個別に取り扱うことにほぼ限界がきている。
高風圧が得られる。このような軸流、遠心形式とも騒音
低下のために多大の努力が払われてきたが、軸流形式と
遠心形式を個別に取り扱うことにほぼ限界がきている。
【0004】そこで本発明の目的は、主に軸流送風機
と、遠心送風機とを組み合せる等により一段と低騒音化
することができる高性能の送風機を提供することにあ
る。
と、遠心送風機とを組み合せる等により一段と低騒音化
することができる高性能の送風機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
軸流送風機の回転軸に、その吹出側にて遠心送風機を取
り付けている。
軸流送風機の回転軸に、その吹出側にて遠心送風機を取
り付けている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、遠心送風機は、軸流送風機の回転軸に同心
状に取り付けられた円板と、この円板の一面上に環状に
配設された複数の矩形平板状の翼とを具備し、これら各
翼の円板への取付角を、円板中心と各翼の内側端とを結
ぶ基準線と、各翼の軸直角線とのなす角度が円板回転方
向と反対方向へ0〜60°の範囲に設定している。
明であって、遠心送風機は、軸流送風機の回転軸に同心
状に取り付けられた円板と、この円板の一面上に環状に
配設された複数の矩形平板状の翼とを具備し、これら各
翼の円板への取付角を、円板中心と各翼の内側端とを結
ぶ基準線と、各翼の軸直角線とのなす角度が円板回転方
向と反対方向へ0〜60°の範囲に設定している。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明であって、遠心送風機の矩形平板状の各翼を、台形平
板状の翼に置換している。
明であって、遠心送風機の矩形平板状の各翼を、台形平
板状の翼に置換している。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明であって、遠心送風機の矩形平板状の各翼を、回転方
向に向けて凸状に湾曲する円弧状の翼に置換している。
明であって、遠心送風機の矩形平板状の各翼を、回転方
向に向けて凸状に湾曲する円弧状の翼に置換している。
【0009】請求項5記載の発明は、軸流送風機の回転
軸に、その吹出側にて、円板を取り付け、この円板と上
記軸流送風機との間にて、この円板の遠心方向に吹出風
路を形成している。
軸に、その吹出側にて、円板を取り付け、この円板と上
記軸流送風機との間にて、この円板の遠心方向に吹出風
路を形成している。
【0010】請求項6記載の発明は、軸流送風機と、こ
の軸流送風機からの送風を受けて、その軸流送風機の遠
心方向外方へ送風させる風向手段と、を具備している。
の軸流送風機からの送風を受けて、その軸流送風機の遠
心方向外方へ送風させる風向手段と、を具備している。
【0011】そして、請求項1〜4の各発明において
は、送風圧は低いが、送風流量の大きい軸流送風機と、
送風圧は高いが送風流量の少ない遠心送風機とを1本の
回転軸により同軸に結合しているので、これら両者は同
時に同一方向かつ単位時間当り同一回転数で回転し、軸
流送風機からの送風を再び遠心送風機により昇圧して遠
心方向外方へ送風する。
は、送風圧は低いが、送風流量の大きい軸流送風機と、
送風圧は高いが送風流量の少ない遠心送風機とを1本の
回転軸により同軸に結合しているので、これら両者は同
時に同一方向かつ単位時間当り同一回転数で回転し、軸
流送風機からの送風を再び遠心送風機により昇圧して遠
心方向外方へ送風する。
【0012】このために、軸流送風機又は遠心送風機の
みの場合に比してP(圧力)−Q(流量)特性を向上さ
せることができると共に、送風騒音を低減することがで
きる。
みの場合に比してP(圧力)−Q(流量)特性を向上さ
せることができると共に、送風騒音を低減することがで
きる。
【0013】請求項2の発明においては、遠心送風機の
各翼を矩形平板状に形成し、請求項3の発明において
は、遠心送風機の各翼を台形平板状に形成しており、翼
形状が共に単純であるので、翼の製作コストを低減する
ことができる。
各翼を矩形平板状に形成し、請求項3の発明において
は、遠心送風機の各翼を台形平板状に形成しており、翼
形状が共に単純であるので、翼の製作コストを低減する
ことができる。
【0014】請求項5の発明においては、軸流送風機と
円板とが同時に連動して、軸流送風機からの送風が円板
の遠心方向の吹出風路を通って外部へ送風される。
円板とが同時に連動して、軸流送風機からの送風が円板
の遠心方向の吹出風路を通って外部へ送風される。
【0015】これによっても、軸流送風機のみの場合に
比してP−Q特性を向上させることができると共に、送
風騒音を低減することができる。
比してP−Q特性を向上させることができると共に、送
風騒音を低減することができる。
【0016】請求項6の発明においては、軸流送風機か
らの送風を風向手段により遠心方向外方へ案内させて外
部へ送風させるが、これによっても、軸流送風機のみの
場合に比してP−Q特性の向上と送風騒音の低減とを共
に図ることができる。
らの送風を風向手段により遠心方向外方へ案内させて外
部へ送風させるが、これによっても、軸流送風機のみの
場合に比してP−Q特性の向上と送風騒音の低減とを共
に図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図12に基づいて説明する。なお、図1〜図12中、
同一または相当部分には同一符号を付している。
〜図12に基づいて説明する。なお、図1〜図12中、
同一または相当部分には同一符号を付している。
【0018】図1は本発明の第1の実施形態の要部側面
図であり、この図1において、送風機1は軸流送風機2
の回転軸3に、その吹出側4にて遠心送風機5のボス部
5aを接続しており、この回転軸3の先端部(図1では
右端部)には図示しないモータの出力軸を結合し、1本
の回転軸3により軸流ファン2と遠心送風機5とを同時
に同一方向へ、かつ単位時間当り同一回転数で回転させ
るようになっている。
図であり、この図1において、送風機1は軸流送風機2
の回転軸3に、その吹出側4にて遠心送風機5のボス部
5aを接続しており、この回転軸3の先端部(図1では
右端部)には図示しないモータの出力軸を結合し、1本
の回転軸3により軸流ファン2と遠心送風機5とを同時
に同一方向へ、かつ単位時間当り同一回転数で回転させ
るようになっている。
【0019】軸流送風機2は例えばプロペラファン等の
ように空気を軸方向に吸い込み、かつ送風する送風機で
あって、その外周側には空気流の吸い込みと送風方向と
を案内する釣鐘状のベルマウス6を設けている。
ように空気を軸方向に吸い込み、かつ送風する送風機で
あって、その外周側には空気流の吸い込みと送風方向と
を案内する釣鐘状のベルマウス6を設けている。
【0020】一方、遠心送風機5は例えばうず巻ファン
や多翼ファン(シロッコファン)等遠心力を利用した送
風機であって、ボス部5aを形成した環状、または円板
状の基板7の内側面(図1では左側面)に、矩形平板状
の多数の矩形翼8を周方向に所定のピッチを置いて環状
に配設し、遠心方向外方へ送風するようになっている。
や多翼ファン(シロッコファン)等遠心力を利用した送
風機であって、ボス部5aを形成した環状、または円板
状の基板7の内側面(図1では左側面)に、矩形平板状
の多数の矩形翼8を周方向に所定のピッチを置いて環状
に配設し、遠心方向外方へ送風するようになっている。
【0021】図2は各矩形翼8の基板7への取付角θを
示しており、この取付角θは、基板7の中心Oと各翼8
の内側端とを直線で結ぶ基準線Osに対して、各矩形翼
8の軸直角軸8aがなす角が基板7の回転方向に対して
反対方向へ0°〜60°の範囲に設定されている。
示しており、この取付角θは、基板7の中心Oと各翼8
の内側端とを直線で結ぶ基準線Osに対して、各矩形翼
8の軸直角軸8aがなす角が基板7の回転方向に対して
反対方向へ0°〜60°の範囲に設定されている。
【0022】なお、各矩形翼8は図2で示す円弧翼9に
置換してもよい。この円弧翼9はその軸直角断面形状が
基板7の回転方向に向かって凸状に湾曲する円弧形に形
成されているものである。
置換してもよい。この円弧翼9はその軸直角断面形状が
基板7の回転方向に向かって凸状に湾曲する円弧形に形
成されているものである。
【0023】したがって、このように構成された送風機
1においては、図示しないファンモータにより回転軸3
が回転すると、軸流送風機2と遠心送風機5とが同時に
連動して、同一方向に同一回転数で回転する。
1においては、図示しないファンモータにより回転軸3
が回転すると、軸流送風機2と遠心送風機5とが同時に
連動して、同一方向に同一回転数で回転する。
【0024】このために、外気がベルマウス6から内方
へ吸い込まれてから、軸流送風機2により、その軸方向
下流側へ圧送されて吹出側4へ所定風量と風圧で吹き出
される。さらに、この吹出風は遠心送風機5により、そ
の遠心方向外方へ所定風量と風圧で圧送されて、吹出風
路から外部へ送風される。
へ吸い込まれてから、軸流送風機2により、その軸方向
下流側へ圧送されて吹出側4へ所定風量と風圧で吹き出
される。さらに、この吹出風は遠心送風機5により、そ
の遠心方向外方へ所定風量と風圧で圧送されて、吹出風
路から外部へ送風される。
【0025】図3中a線はこのように矩形翼8を具備し
た送風機1の送風圧力Pと流量QとのP−Q特性を示
し、b線は従来の軸流ファン2のみの送風機を同一条件
で運転したときのP−Q特性を示している。したがって
本発明の送風機1のP−Q特性の方が従来の軸流ファン
2のみのP−Q特性よりも優れていることが判明した。
た送風機1の送風圧力Pと流量QとのP−Q特性を示
し、b線は従来の軸流ファン2のみの送風機を同一条件
で運転したときのP−Q特性を示している。したがって
本発明の送風機1のP−Q特性の方が従来の軸流ファン
2のみのP−Q特性よりも優れていることが判明した。
【0026】図4は上記送風機1の減音特性図であり、
これは送風機1の送風圧力上昇Pを例えば2.3mmAq
に固定すると共に、1分間当りの送風流量を12.0m
3 /minに固定し、遠心送風機5のボス部5aの中心か
ら矩形翼8の先端までの半径r2 および軸流送風機2の
ボス部2a中心から翼先端までの半径r1 の半径比r2
/r1 と、送風機1の減音量(dB)との関係を示して
いる。
これは送風機1の送風圧力上昇Pを例えば2.3mmAq
に固定すると共に、1分間当りの送風流量を12.0m
3 /minに固定し、遠心送風機5のボス部5aの中心か
ら矩形翼8の先端までの半径r2 および軸流送風機2の
ボス部2a中心から翼先端までの半径r1 の半径比r2
/r1 と、送風機1の減音量(dB)との関係を示して
いる。
【0027】ここで、減音量とは送風圧力Pと流量Qと
を同一にした場合に、軸流送風機2単独のときの騒音
と、この軸流送風機2と矩形翼遠心送風機5とを連結し
た送風機1の騒音との差をいう。図3に示すように本発
明の送風機1によれば、上記半径比r2 /r1 の増大に
比例して減音量(dB)を増大させることができる。ま
た、図1で示す軸流送風機2の吹出面と遠心送風機5の
基板7の内側面との間隔Lは減音をより効果的にするた
めには低圧に行くほど長くしなければならないことが判
明した。
を同一にした場合に、軸流送風機2単独のときの騒音
と、この軸流送風機2と矩形翼遠心送風機5とを連結し
た送風機1の騒音との差をいう。図3に示すように本発
明の送風機1によれば、上記半径比r2 /r1 の増大に
比例して減音量(dB)を増大させることができる。ま
た、図1で示す軸流送風機2の吹出面と遠心送風機5の
基板7の内側面との間隔Lは減音をより効果的にするた
めには低圧に行くほど長くしなければならないことが判
明した。
【0028】図5は本発明の第2の実施形態に係る送風
機1Aの要部側面図であり、この送風機1Aは上記遠心
送風機5の各矩形翼8を、台形平板状の台形翼10に置
換した点に特徴がある。これによっても、上記送風機1
Aとほぼ同様の作用効果を得ることができる。
機1Aの要部側面図であり、この送風機1Aは上記遠心
送風機5の各矩形翼8を、台形平板状の台形翼10に置
換した点に特徴がある。これによっても、上記送風機1
Aとほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0029】図6は本発明の第3の実施形態に係る送風
機1Bの要部側面図であり、この送風機1Bは上記遠心
送風機5の各矩形翼8または台形翼10を省略して、基
板5のみを、軸流送風機2と同一方向かつ同一回転数で
回転する回転円板5bに構成した点に特徴がある。
機1Bの要部側面図であり、この送風機1Bは上記遠心
送風機5の各矩形翼8または台形翼10を省略して、基
板5のみを、軸流送風機2と同一方向かつ同一回転数で
回転する回転円板5bに構成した点に特徴がある。
【0030】図7はこの送風機1BのP−Q特性を一点
鎖線cで示しており、この特性線cは図2でも示す従来
の軸流送風機2のみのP−Q特性線bと、上記第1の実
施形態のP−Q特性線aとのほぼ中間の性能を示してい
る。
鎖線cで示しており、この特性線cは図2でも示す従来
の軸流送風機2のみのP−Q特性線bと、上記第1の実
施形態のP−Q特性線aとのほぼ中間の性能を示してい
る。
【0031】図8は本発明の第4の実施形態に係る送風
機1Cの要部側面図であり、この送風機1Cは図6で示
す送風機1Bの回転円板5bを、断面形状がほぼ三角形
の回転しない風向板11に置換した点に特徴がある。
機1Cの要部側面図であり、この送風機1Cは図6で示
す送風機1Bの回転円板5bを、断面形状がほぼ三角形
の回転しない風向板11に置換した点に特徴がある。
【0032】風向板11は軸流送風機2の回転軸3を貫
通せしめる中心部を、軸流送風機2側へくの字状に突出
する頂部とする一方、外径方向に先細の三角形をなし、
その先細外端部外周に、図中白矢印で示す空気流の吹出
方向を案内する吹出風路12を形成している。風向板1
1の背面軸心部には回転軸3を回転駆動するファンモー
タ13を取り付けている。この送風機1Cによっても上
記送風機1,1A,1Bと同様にファン性能を従来例よ
りも向上させることができる。
通せしめる中心部を、軸流送風機2側へくの字状に突出
する頂部とする一方、外径方向に先細の三角形をなし、
その先細外端部外周に、図中白矢印で示す空気流の吹出
方向を案内する吹出風路12を形成している。風向板1
1の背面軸心部には回転軸3を回転駆動するファンモー
タ13を取り付けている。この送風機1Cによっても上
記送風機1,1A,1Bと同様にファン性能を従来例よ
りも向上させることができる。
【0033】図9は本発明の第5の実施形態に係る送風
機1Dの要部側面図であり、この送風機1Dは図8で示
す送風機1Cの風向板11を単なる平板の風向板11A
に置換すると共に、前面側の吹出側4にファンモータ1
3を配設した点に特徴がある。
機1Dの要部側面図であり、この送風機1Dは図8で示
す送風機1Cの風向板11を単なる平板の風向板11A
に置換すると共に、前面側の吹出側4にファンモータ1
3を配設した点に特徴がある。
【0034】この送風機1Dは軸流送風機2と平板風向
板11Aとの間隔Lを適宜選択することによりファン特
性を改善することができる。例えば高圧特性を改善する
ときは間隔Lを軸流送風機2の直径の例えば約6%程度
に設定し、中圧特性を改善するときは間隔Lを軸流送風
機2の直径の約15%位に設定するとよい。
板11Aとの間隔Lを適宜選択することによりファン特
性を改善することができる。例えば高圧特性を改善する
ときは間隔Lを軸流送風機2の直径の例えば約6%程度
に設定し、中圧特性を改善するときは間隔Lを軸流送風
機2の直径の約15%位に設定するとよい。
【0035】図10はこの送風機1DのP−Q特性を示
しており、図中eは軸流送風機2のみの従来例のP−Q
特性を示し、fは間隔Lを小さく設定し、gは間隔Lを
大きく設定したときのP−Q特性を示している。
しており、図中eは軸流送風機2のみの従来例のP−Q
特性を示し、fは間隔Lを小さく設定し、gは間隔Lを
大きく設定したときのP−Q特性を示している。
【0036】図11は本発明の第5の実施形態に係る空
気調和機の室外機15の一例の部分縦断面図であり、こ
の室外機15は図12で示す従来の遠心送風機14に代
えて図1で示す送風機1を室外ファンとして内蔵した点
に特徴がある。
気調和機の室外機15の一例の部分縦断面図であり、こ
の室外機15は図12で示す従来の遠心送風機14に代
えて図1で示す送風機1を室外ファンとして内蔵した点
に特徴がある。
【0037】室外機15は送風機1と共に室外熱交換器
16や図示しない圧縮機等を内蔵し、送風機1により外
気を吸込口17から室外機15内へ吸い込むと共に、こ
の外気を室外熱交換器16へ送風することにより、この
室外熱交換器16内を通る冷媒と外気との熱交換を効率
的に行なうものである。なお、図11中、符号15aは
支持板であり、これはファンモータ13を取り付けると
共に、吹出風の吹出方向を案内するものである。
16や図示しない圧縮機等を内蔵し、送風機1により外
気を吸込口17から室外機15内へ吸い込むと共に、こ
の外気を室外熱交換器16へ送風することにより、この
室外熱交換器16内を通る冷媒と外気との熱交換を効率
的に行なうものである。なお、図11中、符号15aは
支持板であり、これはファンモータ13を取り付けると
共に、吹出風の吹出方向を案内するものである。
【0038】図12で示す従来の遠心送風機14は、図
示しないファンモータの回転軸が結合されるボス部18
aを突設している円板状の基板18の一面の外周部上
に、複数の翼19を周方向に所定のピッチで環状に配設
し、ベルマウス20の吸込口20aから空気を吸い込
み、図中矢印に示すように隣り合う各翼19同士間の間
隙から遠心方向外方へ送風するものである。
示しないファンモータの回転軸が結合されるボス部18
aを突設している円板状の基板18の一面の外周部上
に、複数の翼19を周方向に所定のピッチで環状に配設
し、ベルマウス20の吸込口20aから空気を吸い込
み、図中矢印に示すように隣り合う各翼19同士間の間
隙から遠心方向外方へ送風するものである。
【0039】一方、図1で示す送風機1はこの従来の遠
心送風機14よりも送風性能で優れているうえに低騒音
であるので、室外機15内の室外熱交換器16による熱
交換性能を向上させることができるうえに、静粛性を高
めることができる。
心送風機14よりも送風性能で優れているうえに低騒音
であるので、室外機15内の室外熱交換器16による熱
交換性能を向上させることができるうえに、静粛性を高
めることができる。
【0040】また、この送風機1を室外送風機として室
外機15内に内蔵する場合には、遠心送風機5の背後に
ファンモータ13を配置して、その半径方向に吹出風路
12を適宜形成することができるので、室外機15を、
その後板21が図示しない建屋等の外壁等に密着するよ
うに屋外に設置することができる。これにより、室外機
15の設置スペースの節約を図ることができる。
外機15内に内蔵する場合には、遠心送風機5の背後に
ファンモータ13を配置して、その半径方向に吹出風路
12を適宜形成することができるので、室外機15を、
その後板21が図示しない建屋等の外壁等に密着するよ
うに屋外に設置することができる。これにより、室外機
15の設置スペースの節約を図ることができる。
【0041】図13は本発明の第6の実施形態に係る空
気清浄機22の概略構成図であり、この空気清浄機22
は、その本体ケース23内に、空気をろ過するエアーフ
ィルタ24等と共に上記送風機1を内蔵しており、送風
機1の運転により外気を吸込口25から本体ケース23
内へ吸い込み、その吸込み空気をエアーフィルタ24内
に通風して浄化し、各吹出風路12から再び外部へ送風
することにより空気を浄化するようになっている。
気清浄機22の概略構成図であり、この空気清浄機22
は、その本体ケース23内に、空気をろ過するエアーフ
ィルタ24等と共に上記送風機1を内蔵しており、送風
機1の運転により外気を吸込口25から本体ケース23
内へ吸い込み、その吸込み空気をエアーフィルタ24内
に通風して浄化し、各吹出風路12から再び外部へ送風
することにより空気を浄化するようになっている。
【0042】従来のこの種の空気清浄機は送風機として
送風圧は高いが小送風量の例えばシロッコファン(多翼
遠心送風機)を使用している。このため、単位容積当り
の空気清浄に要する時間が長かった。
送風圧は高いが小送風量の例えばシロッコファン(多翼
遠心送風機)を使用している。このため、単位容積当り
の空気清浄に要する時間が長かった。
【0043】しかし、この空気清浄機22によれば、高
い送風圧で大流量かつ低騒音の送風機1を使用している
ので、空気清浄を短時間で効率よくかつ低騒音で行なう
ことができる。
い送風圧で大流量かつ低騒音の送風機1を使用している
ので、空気清浄を短時間で効率よくかつ低騒音で行なう
ことができる。
【0044】図13は本発明の第7の実施形態に係るO
A機器26の概略構成図であり、このOA機器26は複
写機やファクシミリ等であって、本体ケース27内に、
複数の電子電気部品28等と共に送風機1を冷却ファン
として内蔵し、通電時に発熱する電子電気部品28に、
送風機1により本体ケース27内に吸い込んだ外気を送
風して冷却するようになっている。
A機器26の概略構成図であり、このOA機器26は複
写機やファクシミリ等であって、本体ケース27内に、
複数の電子電気部品28等と共に送風機1を冷却ファン
として内蔵し、通電時に発熱する電子電気部品28に、
送風機1により本体ケース27内に吸い込んだ外気を送
風して冷却するようになっている。
【0045】このOA機器26によっても、高い送風圧
で大流量かつ低騒音の送風機1を使用しているので、各
電子電気部品28を高効率かつ低騒音で冷却することが
できるうえに、吹出風路12を本体ケース27の半径方
向に適宜形成することができる。このために、本体ケー
ス27の後板27aに図示しない吹出孔を必ず設ける必
要がなく、その吹出孔の配置の自由度を増大させること
ができるうえに、後板27aを例えば室内の内壁に密着
させて設置することができるので、その設置スペースを
節約することができる。
で大流量かつ低騒音の送風機1を使用しているので、各
電子電気部品28を高効率かつ低騒音で冷却することが
できるうえに、吹出風路12を本体ケース27の半径方
向に適宜形成することができる。このために、本体ケー
ス27の後板27aに図示しない吹出孔を必ず設ける必
要がなく、その吹出孔の配置の自由度を増大させること
ができるうえに、後板27aを例えば室内の内壁に密着
させて設置することができるので、その設置スペースを
節約することができる。
【0046】なお、上記実施形態では送風機として図1
で示す送風機1を空気調和機の室外機15や空気清浄機
22,OA機器26に適用する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら各
種機器に他の送風機1A〜1Dを使用してもよく、さら
に、これらの適用機器としては、換気扇やレンジファ
ン,パイプファンおよび工業用有圧ファン等送風機を組
み込む機器一般に適用することができる。
で示す送風機1を空気調和機の室外機15や空気清浄機
22,OA機器26に適用する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら各
種機器に他の送風機1A〜1Dを使用してもよく、さら
に、これらの適用機器としては、換気扇やレンジファ
ン,パイプファンおよび工業用有圧ファン等送風機を組
み込む機器一般に適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4の各
発明においては、送風圧は低いが、送風流量の大きい軸
流送風機と、送風圧は高いが送風流量の少ない遠心送風
機とを1本の回転軸により同軸に結合しているので、こ
れら両者は同時に同一方向かつ単位時間当り同一回転数
で回転し、軸流送風機からの送風を再び遠心送風機によ
り昇圧して遠心方向外方へ送風する。
発明においては、送風圧は低いが、送風流量の大きい軸
流送風機と、送風圧は高いが送風流量の少ない遠心送風
機とを1本の回転軸により同軸に結合しているので、こ
れら両者は同時に同一方向かつ単位時間当り同一回転数
で回転し、軸流送風機からの送風を再び遠心送風機によ
り昇圧して遠心方向外方へ送風する。
【0048】このために、軸流送風機又は遠心送風機の
みの場合に比してP(圧力)−Q(流量)特性を向上さ
せることができると共に、送風騒音を低減することがで
きる。
みの場合に比してP(圧力)−Q(流量)特性を向上さ
せることができると共に、送風騒音を低減することがで
きる。
【0049】請求項2の発明においては、遠心送風機の
各翼を矩形平板状に形成し、請求項3の発明において
は、遠心送風機の各翼を台形平板状に形成しており、翼
形状が共に単純であるので、翼の製作コストを低減する
ことができる。
各翼を矩形平板状に形成し、請求項3の発明において
は、遠心送風機の各翼を台形平板状に形成しており、翼
形状が共に単純であるので、翼の製作コストを低減する
ことができる。
【0050】請求項5の発明においては、軸流送風機と
円板とが同時に連動して、軸流送風機からの送風が円板
の遠心方向の吹出風路を通って外部へ送風される。
円板とが同時に連動して、軸流送風機からの送風が円板
の遠心方向の吹出風路を通って外部へ送風される。
【0051】これによっても、軸流送風機のみの場合に
比してP−Q特性を向上させることができると共に、送
風騒音を低減することができる。
比してP−Q特性を向上させることができると共に、送
風騒音を低減することができる。
【0052】請求項6の発明においては、軸流送風機か
らの送風を風向手段により遠心方向外方へ案内させて外
部へ送風させるが、これによっても、軸流送風機のみの
場合に比してP−Q特性の向上と送風騒音の低減とを共
に図ることができる。
らの送風を風向手段により遠心方向外方へ案内させて外
部へ送風させるが、これによっても、軸流送風機のみの
場合に比してP−Q特性の向上と送風騒音の低減とを共
に図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る送風機の要部側
面図。
面図。
【図2】図1で示す遠心送風機の各翼の取付角を示す平
面図。
面図。
【図3】図1で示す送風機のP−Q特性図。
【図4】図1で示す送風機の減音特性図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る送風機の要部側
面図。
面図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る送風機の要部側
面図。
面図。
【図7】図6で示す送風機のP−Q特性図。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る送風機の要部側
面図。
面図。
【図9】本発明の第5の実施形態に係る送風機の要部側
面図。
面図。
【図10】図9で示す送風機のP−Q特性図。
【図11】図1で示す送風機を室外ファンとして組み込
む空気調和機の室外機の概略構成図。
む空気調和機の室外機の概略構成図。
【図12】従来の多翼遠心送風機の概略斜視図。
【図13】図1で示す送風機を内蔵する空気洗浄機の概
略構成図。
略構成図。
【図14】図1で示す送風機を内蔵するOA機器の概略
構成図。
構成図。
1,1A,1B,1C,1D 送風機 2 軸流送風機 3 回転軸 4 吹出側 5 遠心送風機 6 ベルマウス 7 基板 8 矩形平板翼 9 円弧翼 10 台形平板翼 11 風向板 12 吹出風路 13 ファンモータ 15 空気調和機の室外機 16 室外熱交換器 22 空気清浄機 26 OA機器
Claims (6)
- 【請求項1】 軸流送風機の回転軸に、その吹出側にて
遠心送風機を取り付けていることを特徴とする送風機。 - 【請求項2】 請求項1記載の送風機において、遠心送
風機は、軸流送風機の回転軸に同心状に取り付けられた
円板と、この円板の一面上に環状に配設された複数の矩
形平板状の翼とを具備し、これら各翼の円板への取付角
を、円板中心と各翼の内側端とを結ぶ基準線と、各翼の
軸直角線とのなす角度が円板回転方向と反対方向へ0〜
60°の範囲に設定していることを特徴とする送風機。 - 【請求項3】 請求項2記載の送風機において、遠心送
風機の矩形平板状の各翼を、台形平板状の翼に置換して
いることを特徴とする送風機。 - 【請求項4】 請求項2記載の送風機において、遠心送
風機の矩形平板状の各翼を、回転方向に向けて凸状に湾
曲する円弧状の翼に置換していることを特徴とする送風
機。 - 【請求項5】 軸流送風機の回転軸に、その吹出側に
て、円板を取り付け、この円板と上記軸流送風機との間
にて、この円板の遠心方向に吹出風路を形成しているこ
とを特徴とする送風機。 - 【請求項6】 軸流送風機と、この軸流送風機からの送
風を受けて、その軸流送風機の遠心方向外方へ送風させ
る風向手段と、を具備していることを特徴とする送風
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18151095A JPH0932796A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18151095A JPH0932796A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0932796A true JPH0932796A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16102029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18151095A Pending JPH0932796A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0932796A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005163598A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Hitachi Ltd | パイプファン |
KR101222529B1 (ko) * | 2012-10-31 | 2013-01-15 | (주) 토네이도테크 | 벨 마우스를 구비하는 와류형 환풍기 |
CN104524879A (zh) * | 2015-01-14 | 2015-04-22 | 安徽德赫斯曼环保设备科技有限公司 | 空气净化装置 |
JP2015095361A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 富士重工業株式会社 | 温度調節装置 |
JP2015132174A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-23 | 株式会社デンソー | 流体流通装置 |
CN106971039A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-07-21 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种轴流式鼓风机的扩容改造方法 |
EP3199675A1 (de) * | 2016-01-29 | 2017-08-02 | Rieter Ingolstadt GmbH | Spinnmaschine mit absaugeinrichtung |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18151095A patent/JPH0932796A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005163598A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Hitachi Ltd | パイプファン |
JP4512352B2 (ja) * | 2003-12-02 | 2010-07-28 | 株式会社日立製作所 | パイプファン |
KR101222529B1 (ko) * | 2012-10-31 | 2013-01-15 | (주) 토네이도테크 | 벨 마우스를 구비하는 와류형 환풍기 |
JP2015095361A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 富士重工業株式会社 | 温度調節装置 |
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CN107119359A (zh) * | 2016-01-29 | 2017-09-01 | 立达英格尔施塔特有限公司 | 具有吸出设备的纺纱机 |
CN107119359B (zh) * | 2016-01-29 | 2022-03-15 | 立达英格尔施塔特有限公司 | 具有吸出设备的纺纱机 |
CN106971039A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-07-21 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种轴流式鼓风机的扩容改造方法 |
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