JPH09319199A - 画像形成装置におけるトナー供給装置 - Google Patents
画像形成装置におけるトナー供給装置Info
- Publication number
- JPH09319199A JPH09319199A JP8131596A JP13159696A JPH09319199A JP H09319199 A JPH09319199 A JP H09319199A JP 8131596 A JP8131596 A JP 8131596A JP 13159696 A JP13159696 A JP 13159696A JP H09319199 A JPH09319199 A JP H09319199A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- toner
- toner supply
- developing
- developing roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
- G03G15/0808—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer supplying means, e.g. structure of developer supply roller
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ローラ軸体の剛性とローラ軸体の周囲に被覆
されるスポンジ材の剛性とのバランスをとりつつ、トナ
ー供給ローラのローラ径を小さくすることが可能である
とともに、トナー供給ローラから現像ローラへトナーを
過不足なく供給することが可能なトナー供給装置を提供
する。 【解決手段】 トナー供給ローラ20に関して、トナー
供給ローラ20の外径Lが10mm〜13mmの範囲
に、ローラ軸体20Bの外径Mが0.5mm〜0.6m
mの範囲に、並びに、トナー供給ローラ20の軸心E1
と現像ローラ19の軸心E2との距離とトナー供給ロー
ラ20の半径R1と現像ローラ19の半径R2との合計
との差、即ち、ローラ材20Cの圧縮量δが0.5mm
〜0.8mmの範囲に、それぞれ設定されており、ロー
ラ軸体20Bの剛性とローラ材20Cの剛性との間で良
好なバランスを保持するように構成する。
されるスポンジ材の剛性とのバランスをとりつつ、トナ
ー供給ローラのローラ径を小さくすることが可能である
とともに、トナー供給ローラから現像ローラへトナーを
過不足なく供給することが可能なトナー供給装置を提供
する。 【解決手段】 トナー供給ローラ20に関して、トナー
供給ローラ20の外径Lが10mm〜13mmの範囲
に、ローラ軸体20Bの外径Mが0.5mm〜0.6m
mの範囲に、並びに、トナー供給ローラ20の軸心E1
と現像ローラ19の軸心E2との距離とトナー供給ロー
ラ20の半径R1と現像ローラ19の半径R2との合計
との差、即ち、ローラ材20Cの圧縮量δが0.5mm
〜0.8mmの範囲に、それぞれ設定されており、ロー
ラ軸体20Bの剛性とローラ材20Cの剛性との間で良
好なバランスを保持するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体ドラム表面
に形成された静電潜像に対して現像ローラによりトナー
を供給して静電潜像のトナー現像を行うとともに、感光
体ドラム表面上でトナー現像された画像を用紙に転写し
て画像形成を行うレーザプリンタ等の画像形成装置に使
用されるトナー供給装置に関し、特に、トナー供給ロー
ラにおけるローラ軸体の剛性とローラ軸体の周囲に被覆
されるスポンジ材の剛性とのバランスをとりつつ、トナ
ー供給ローラのローラ径を小さくすることが可能である
とともに、トナー供給ローラから現像ローラへトナーを
過不足なく供給することが可能であり、もって良好な画
質を有する画像を長期に渡って形成可能な画像形成装置
におけるトナー供給装置に関するものである。
に形成された静電潜像に対して現像ローラによりトナー
を供給して静電潜像のトナー現像を行うとともに、感光
体ドラム表面上でトナー現像された画像を用紙に転写し
て画像形成を行うレーザプリンタ等の画像形成装置に使
用されるトナー供給装置に関し、特に、トナー供給ロー
ラにおけるローラ軸体の剛性とローラ軸体の周囲に被覆
されるスポンジ材の剛性とのバランスをとりつつ、トナ
ー供給ローラのローラ径を小さくすることが可能である
とともに、トナー供給ローラから現像ローラへトナーを
過不足なく供給することが可能であり、もって良好な画
質を有する画像を長期に渡って形成可能な画像形成装置
におけるトナー供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザプリンタ等の画像形成
装置に使用されるトナー供給装置については各種形式の
装置が提案されており、一般に、トナーカートリッジを
含むトナー貯留部、トナー貯留部からのトナーを供給す
るトナー供給ローラ、トナー供給ローラから供給された
トナーを感光体ドラムの静電潜像に供給してトナー現像
を行う現像ローラから構成されている。かかるトナー供
給装置の一例について図7に基づき説明する。図7は従
来のトナー供給装置の要部を模式的に示す説明図であ
る。
装置に使用されるトナー供給装置については各種形式の
装置が提案されており、一般に、トナーカートリッジを
含むトナー貯留部、トナー貯留部からのトナーを供給す
るトナー供給ローラ、トナー供給ローラから供給された
トナーを感光体ドラムの静電潜像に供給してトナー現像
を行う現像ローラから構成されている。かかるトナー供
給装置の一例について図7に基づき説明する。図7は従
来のトナー供給装置の要部を模式的に示す説明図であ
る。
【0003】図7において、トナー供給装置はトナーを
収納するとともに、幅方向のほぼ中央位置にトナー供給
口用の孔が形成されたトナーカートリッジ100を有
し、トナーカートリッジ100内には、トナーを攪拌し
てトナー供給口101からトナーを現像室102側に供
給するアジテータ103が設けられている。また、フレ
ームFには、トナーカートリッジ100のトナー供給用
孔に対応してトナー供給用孔が形成されており、2つの
トナー供給用孔によりトナー供給孔101が構成され
る。上フレームF1と下フレームF2とにより閉塞され
た現像室102内で下方位置にはトナー供給ローラ10
4が回転可能に配置されており、このトナー供給ローラ
104はトナー供給口101から供給されたトナーを現
像ローラ105に供給する。ここに、トナー供給ローラ
104は、金属製(例えば、各種鋼材から形成されてい
る)のローラ軸体104Aとローラ軸体104Aの周囲
を被覆するスポンジ材104Bとから構成されている。
また、現像ローラ105は一般にスポンジ材よりも硬い
材質で形成されており、従って、トナー供給ローラ10
4から現像ローラ105に対してトナーの供給が行われ
る際には、トナー供給ローラ104のスポンジ材104
Bがある程度圧縮された状態で現像ローラ105に当接
されている。
収納するとともに、幅方向のほぼ中央位置にトナー供給
口用の孔が形成されたトナーカートリッジ100を有
し、トナーカートリッジ100内には、トナーを攪拌し
てトナー供給口101からトナーを現像室102側に供
給するアジテータ103が設けられている。また、フレ
ームFには、トナーカートリッジ100のトナー供給用
孔に対応してトナー供給用孔が形成されており、2つの
トナー供給用孔によりトナー供給孔101が構成され
る。上フレームF1と下フレームF2とにより閉塞され
た現像室102内で下方位置にはトナー供給ローラ10
4が回転可能に配置されており、このトナー供給ローラ
104はトナー供給口101から供給されたトナーを現
像ローラ105に供給する。ここに、トナー供給ローラ
104は、金属製(例えば、各種鋼材から形成されてい
る)のローラ軸体104Aとローラ軸体104Aの周囲
を被覆するスポンジ材104Bとから構成されている。
また、現像ローラ105は一般にスポンジ材よりも硬い
材質で形成されており、従って、トナー供給ローラ10
4から現像ローラ105に対してトナーの供給が行われ
る際には、トナー供給ローラ104のスポンジ材104
Bがある程度圧縮された状態で現像ローラ105に当接
されている。
【0004】また、前記現像ローラ105の上方で上フ
レームF1の内壁には、固定部材106を介してブレー
ド107が固定されており、かかるブレード107は、
現像ローラ105の表面に供給されたトナー層の層厚を
規制する作用を行う。更に、現像ローラ105は感光体
ドラム108と接触するように配置されており、感光体
ドラム表面には、画像データに基づいてレーザ光をスキ
ャニングするレーザ発光装置(図示せず)により静電潜
像が形成される。現像ローラ105は、感光体ドラム1
08の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して画
像のトナー現像を行い、また、感光体ドラム108の表
面上でトナー現像された画像は、給紙部(図示せず)か
ら送給された用紙上に転写されて画像の形成が行われる
ものである。
レームF1の内壁には、固定部材106を介してブレー
ド107が固定されており、かかるブレード107は、
現像ローラ105の表面に供給されたトナー層の層厚を
規制する作用を行う。更に、現像ローラ105は感光体
ドラム108と接触するように配置されており、感光体
ドラム表面には、画像データに基づいてレーザ光をスキ
ャニングするレーザ発光装置(図示せず)により静電潜
像が形成される。現像ローラ105は、感光体ドラム1
08の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して画
像のトナー現像を行い、また、感光体ドラム108の表
面上でトナー現像された画像は、給紙部(図示せず)か
ら送給された用紙上に転写されて画像の形成が行われる
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
トナー供給装置が搭載される画像形成装置の小型化を図
ってコストの低減を実現するためには、トナー供給ロー
ラ104の長さと共にローラ径を小さくする必要があ
る。このとき、トナー供給ローラ104は、前記のよう
にローラ軸体104Aとスポンジ材104Bとから構成
されていることから、ローラ軸体104Aの剛性とスポ
ンジ材104Bの剛性とのバランスに留意する必要があ
り、このバランスが崩れると各種の問題が惹起される。
例えば、トナー供給ローラ104のローラ径が一定以下
の径(例えば、12mm以下)に設定されている場合に
おいて、ローラ軸体104Aの軸径が小さ過ぎるとその
剛性不足に起因して現像ローラ105へのトナー供給時
にローラ軸体104Aが撓んでしまい、これによりスポ
ンジ材104Bと現像ローラ105とが均一に当接しな
くなることから、スポンジ材104Bの中央部に保持さ
れたトナーの帯電不良を発生してしまってトナー詰まり
の原因となる。これに対して、ローラ軸体104Aの軸
径が大き過ぎるとその剛性としては充分であるから撓ん
でしまうことはないが、スポンジ材104Bの肉厚が小
さくなって充分にトナーを保持することができず、これ
により現像ローラ105に対するトナーの供給不足を惹
起してしまう。
トナー供給装置が搭載される画像形成装置の小型化を図
ってコストの低減を実現するためには、トナー供給ロー
ラ104の長さと共にローラ径を小さくする必要があ
る。このとき、トナー供給ローラ104は、前記のよう
にローラ軸体104Aとスポンジ材104Bとから構成
されていることから、ローラ軸体104Aの剛性とスポ
ンジ材104Bの剛性とのバランスに留意する必要があ
り、このバランスが崩れると各種の問題が惹起される。
例えば、トナー供給ローラ104のローラ径が一定以下
の径(例えば、12mm以下)に設定されている場合に
おいて、ローラ軸体104Aの軸径が小さ過ぎるとその
剛性不足に起因して現像ローラ105へのトナー供給時
にローラ軸体104Aが撓んでしまい、これによりスポ
ンジ材104Bと現像ローラ105とが均一に当接しな
くなることから、スポンジ材104Bの中央部に保持さ
れたトナーの帯電不良を発生してしまってトナー詰まり
の原因となる。これに対して、ローラ軸体104Aの軸
径が大き過ぎるとその剛性としては充分であるから撓ん
でしまうことはないが、スポンジ材104Bの肉厚が小
さくなって充分にトナーを保持することができず、これ
により現像ローラ105に対するトナーの供給不足を惹
起してしまう。
【0006】また、スポンジ材104Bの剛性が小さ過
ぎる場合には、現像ローラ105へのトナー供給時にス
ポンジ材104Bの圧縮量が過大となり、これによりト
ナー供給ローラ104の回転トルクが大きくなるととも
に、現像ローラ105を削ってしまう支障が発生し、ま
た、トナー詰まりの原因ともなる。これに対して、スポ
ンジ材104Bの剛性が大き過ぎる場合には、現像ロー
ラ105へのトナー供給時にスポンジ材104Bの圧縮
量が小さくなり、これによりスポンジ材104Bに保持
されたトナーの帯電不良を発生する問題がある。
ぎる場合には、現像ローラ105へのトナー供給時にス
ポンジ材104Bの圧縮量が過大となり、これによりト
ナー供給ローラ104の回転トルクが大きくなるととも
に、現像ローラ105を削ってしまう支障が発生し、ま
た、トナー詰まりの原因ともなる。これに対して、スポ
ンジ材104Bの剛性が大き過ぎる場合には、現像ロー
ラ105へのトナー供給時にスポンジ材104Bの圧縮
量が小さくなり、これによりスポンジ材104Bに保持
されたトナーの帯電不良を発生する問題がある。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、トナー供給ローラにおけるロー
ラ軸体の剛性とローラ軸体の周囲に被覆されるスポンジ
材の剛性とのバランスをとりつつ、トナー供給ローラの
ローラ径を小さくすることが可能であるとともに、トナ
ー供給ローラから現像ローラへトナーを過不足なく供給
することが可能であり、もって良好な画質を有する画像
を長期に渡って形成可能な画像形成装置におけるトナー
供給装置を提供することを目的とする。
になされたものであり、トナー供給ローラにおけるロー
ラ軸体の剛性とローラ軸体の周囲に被覆されるスポンジ
材の剛性とのバランスをとりつつ、トナー供給ローラの
ローラ径を小さくすることが可能であるとともに、トナ
ー供給ローラから現像ローラへトナーを過不足なく供給
することが可能であり、もって良好な画質を有する画像
を長期に渡って形成可能な画像形成装置におけるトナー
供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るトナー供給装置は、感光体ドラム表面に
形成された静電潜像に対してトナーを供給して静電潜像
をトナー現像するとともに、感光体ドラム表面上でトナ
ー現像された画像を用紙に転写して画像形成を行う画像
形成装置に使用されるトナー供給装置であって、トナー
貯留部と、トナー貯留部からのトナーを供給するととも
にローラ軸体の周囲にスポンジ材を被覆してなるトナー
供給ローラと、トナー供給ローラから供給されたトナー
を感光体ドラムの静電潜像に供給してトナー現像を行う
現像ローラとを有するトナー供給装置において、前記ト
ナー供給ローラの外径は10mm〜13mmの範囲に、
且つ、前記ローラ軸体の外径は4.5mm〜6.5mm
の範囲にあり、前記トナー供給ローラの軸心と現像ロー
ラの軸心との距離は、トナー供給ローラの半径と現像ロ
ーラの半径との合計よりも0.5mm〜0.8mm短い
ことを特徴とする。
請求項1に係るトナー供給装置は、感光体ドラム表面に
形成された静電潜像に対してトナーを供給して静電潜像
をトナー現像するとともに、感光体ドラム表面上でトナ
ー現像された画像を用紙に転写して画像形成を行う画像
形成装置に使用されるトナー供給装置であって、トナー
貯留部と、トナー貯留部からのトナーを供給するととも
にローラ軸体の周囲にスポンジ材を被覆してなるトナー
供給ローラと、トナー供給ローラから供給されたトナー
を感光体ドラムの静電潜像に供給してトナー現像を行う
現像ローラとを有するトナー供給装置において、前記ト
ナー供給ローラの外径は10mm〜13mmの範囲に、
且つ、前記ローラ軸体の外径は4.5mm〜6.5mm
の範囲にあり、前記トナー供給ローラの軸心と現像ロー
ラの軸心との距離は、トナー供給ローラの半径と現像ロ
ーラの半径との合計よりも0.5mm〜0.8mm短い
ことを特徴とする。
【0009】請求項1のトナー供給装置では、トナー供
給ローラに関して、トナー供給ローラの外径、ローラ軸
体の外径、並びに、トナー供給ローラの軸心と現像ロー
ラの軸心との距離及びトナー供給ローラの半径と現像ロ
ーラの半径との合計間の関係のそれぞれについて所定の
範囲を設定することにより、ローラ軸体の剛性とスポン
ジ材の剛性との間で良好なバランスを保持するように構
成したので、トナー供給ローラのローラ径を小さくして
トナー供給ローラから現像ローラへトナーを過不足なく
供給することが可能となり、良好な画質を有する画像を
長期に渡って形成することが可能となる。
給ローラに関して、トナー供給ローラの外径、ローラ軸
体の外径、並びに、トナー供給ローラの軸心と現像ロー
ラの軸心との距離及びトナー供給ローラの半径と現像ロ
ーラの半径との合計間の関係のそれぞれについて所定の
範囲を設定することにより、ローラ軸体の剛性とスポン
ジ材の剛性との間で良好なバランスを保持するように構
成したので、トナー供給ローラのローラ径を小さくして
トナー供給ローラから現像ローラへトナーを過不足なく
供給することが可能となり、良好な画質を有する画像を
長期に渡って形成することが可能となる。
【0010】また、請求項2に係るトナー供給装置は、
請求項1のトナー供給装置において、前記トナー供給ロ
ーラ及び前記現像ローラは同一方向に回転されることを
特徴とする。このように、トナー供給ローラ及び現像ロ
ーラが同一回転方向に回転されることに基づき、各トナ
ー供給ローラ、現像ローラの回転速度差を適正に設定す
ることによりトナー供給ローラから現像ローラへスムー
ズにトナーを供給することが可能となる。
請求項1のトナー供給装置において、前記トナー供給ロ
ーラ及び前記現像ローラは同一方向に回転されることを
特徴とする。このように、トナー供給ローラ及び現像ロ
ーラが同一回転方向に回転されることに基づき、各トナ
ー供給ローラ、現像ローラの回転速度差を適正に設定す
ることによりトナー供給ローラから現像ローラへスムー
ズにトナーを供給することが可能となる。
【0011】更に、請求項3に係るトナー供給装置は、
請求項1又は請求項2のトナー供給装置において、前記
現像ローラは、前記トナー供給ローラのスポンジ材より
も硬い硬質ゴムであることを特徴とする。請求項3のト
ナー供給装置では、現像ローラがスポンジ材よりも硬い
硬質ゴムより形成されていることから、トナー供給時に
トナー供給ローラと現像ローラとが接触した状態で、ス
ポンジ材が圧縮されることとなり、また、スポンジ材の
圧縮量は、前記したトナー供給ローラの軸心と現像ロー
ラの軸心との距離及びトナー供給ローラの半径と現像ロ
ーラの半径との合計間の関係で決定される。このように
決定される圧縮量を有するスポンジ材の剛性は、前記の
ように設定される外径で決まるローラ軸体の剛性との間
で良好なバランスを保持することとなり、これよりトナ
ー供給ローラのローラ径を小さくしてトナー供給ローラ
から現像ローラへトナーを過不足なく供給することが可
能となる。
請求項1又は請求項2のトナー供給装置において、前記
現像ローラは、前記トナー供給ローラのスポンジ材より
も硬い硬質ゴムであることを特徴とする。請求項3のト
ナー供給装置では、現像ローラがスポンジ材よりも硬い
硬質ゴムより形成されていることから、トナー供給時に
トナー供給ローラと現像ローラとが接触した状態で、ス
ポンジ材が圧縮されることとなり、また、スポンジ材の
圧縮量は、前記したトナー供給ローラの軸心と現像ロー
ラの軸心との距離及びトナー供給ローラの半径と現像ロ
ーラの半径との合計間の関係で決定される。このように
決定される圧縮量を有するスポンジ材の剛性は、前記の
ように設定される外径で決まるローラ軸体の剛性との間
で良好なバランスを保持することとなり、これよりトナ
ー供給ローラのローラ径を小さくしてトナー供給ローラ
から現像ローラへトナーを過不足なく供給することが可
能となる。
【0012】また、請求項4に係るトナー供給装置は、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のトナー供給装
置において、前記トナー供給ローラのスポンジ材の幅は
200mm以上290mm以下であることを特徴とす
る。スポンジ材の幅がこのような範囲に設定されている
場合には、前記したようにスポンジ材の剛性がその圧縮
量に基づき設定されており、また、ローラ軸体の剛性が
その外径に基づき設定されていることとも相まって、ト
ナー供給ローラのローラ径を小さくしてトナー供給ロー
ラから現像ローラへトナーを過不足なく供給することが
可能となる。
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のトナー供給装
置において、前記トナー供給ローラのスポンジ材の幅は
200mm以上290mm以下であることを特徴とす
る。スポンジ材の幅がこのような範囲に設定されている
場合には、前記したようにスポンジ材の剛性がその圧縮
量に基づき設定されており、また、ローラ軸体の剛性が
その外径に基づき設定されていることとも相まって、ト
ナー供給ローラのローラ径を小さくしてトナー供給ロー
ラから現像ローラへトナーを過不足なく供給することが
可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
におけるトナー供給装置について、本発明をレーザプリ
ンタのトナー供給装置につき具体化した実施形態に基づ
き図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態
に係るレーザプリンタの概略構成について図1、図2に
基づき説明する。図1はレーザプリンタにおける主要構
成部品の分解斜視図、図2はレーザプリンタの側断面図
である。
におけるトナー供給装置について、本発明をレーザプリ
ンタのトナー供給装置につき具体化した実施形態に基づ
き図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態
に係るレーザプリンタの概略構成について図1、図2に
基づき説明する。図1はレーザプリンタにおける主要構
成部品の分解斜視図、図2はレーザプリンタの側断面図
である。
【0014】図1において、レーザプリンタPの本体ケ
ース1は、メインフレーム1aとメインカバー1bとを
一体的に射出成形等で形成されてなる。メインフレーム
1aには、スキャナユニット2、プロセスユニット3、
定着ユニット4、及び、給紙ユニット5が上面から装着
される。また、メインカバー1bは、かかるメインフレ
ーム1aの四周(前後及び左右両側)外面を覆うもので
ある。さらに、メインフレーム1aの外面とメインカバ
ー1bの内面とで形成される収納凹所33には、駆動モ
ータとギヤ列を含む駆動系ユニット6が、本体ケース1
の下方から挿入されて装着固定される。
ース1は、メインフレーム1aとメインカバー1bとを
一体的に射出成形等で形成されてなる。メインフレーム
1aには、スキャナユニット2、プロセスユニット3、
定着ユニット4、及び、給紙ユニット5が上面から装着
される。また、メインカバー1bは、かかるメインフレ
ーム1aの四周(前後及び左右両側)外面を覆うもので
ある。さらに、メインフレーム1aの外面とメインカバ
ー1bの内面とで形成される収納凹所33には、駆動モ
ータとギヤ列を含む駆動系ユニット6が、本体ケース1
の下方から挿入されて装着固定される。
【0015】また、メインフレーム1a及びメインカバ
ー1bの上面をトップカバー7で覆っており、かかるト
ップカバー7には、メインフレーム1aにて上向きに突
出形成された操作パネル部1cを貫通させるための孔7
a、及び、給紙ユニット5の基部を貫通させるための開
口部7bとが形成されている。更に、トップカバー7の
前部側(図1中、右方側)には、その両側にて内方に向
かって突設された支持軸9aを有する一対のブラケット
9(図1中には、その一方のみを示す)が設けられてお
り、各ブラケット9の支持軸9aには、排紙トレイ8の
両側に形成された各支持部8aの支持孔8bが支持され
ている。これにより、排紙トレイ8は、トップカバー7
に対して回動可能に支持される。また、トップカバー7
の上面において、その両側部7cの上面と中央部7dの
上面との間には段差7eが形成されており、かかる段差
7eは、排紙トレイ8の不使用時において排紙トレイ8
をトップカバー7の中央部7d上に収納するための収納
凹部7f(図2参照)を構成する。これにより、排紙ト
レイ8は、その不使用時にトップカバー7側に収納位置
まで回動させることにより収納凹部7fに収納され、ま
た、その使用時に収納位置から収納方向と反対方向に回
動させることにより定着ユニット4から排紙される用紙
を順次スタックするスタック位置(図2参照)にセット
されるものである。
ー1bの上面をトップカバー7で覆っており、かかるト
ップカバー7には、メインフレーム1aにて上向きに突
出形成された操作パネル部1cを貫通させるための孔7
a、及び、給紙ユニット5の基部を貫通させるための開
口部7bとが形成されている。更に、トップカバー7の
前部側(図1中、右方側)には、その両側にて内方に向
かって突設された支持軸9aを有する一対のブラケット
9(図1中には、その一方のみを示す)が設けられてお
り、各ブラケット9の支持軸9aには、排紙トレイ8の
両側に形成された各支持部8aの支持孔8bが支持され
ている。これにより、排紙トレイ8は、トップカバー7
に対して回動可能に支持される。また、トップカバー7
の上面において、その両側部7cの上面と中央部7dの
上面との間には段差7eが形成されており、かかる段差
7eは、排紙トレイ8の不使用時において排紙トレイ8
をトップカバー7の中央部7d上に収納するための収納
凹部7f(図2参照)を構成する。これにより、排紙ト
レイ8は、その不使用時にトップカバー7側に収納位置
まで回動させることにより収納凹部7fに収納され、ま
た、その使用時に収納位置から収納方向と反対方向に回
動させることにより定着ユニット4から排紙される用紙
を順次スタックするスタック位置(図2参照)にセット
されるものである。
【0016】次に、レーザプリンタPの内部における概
略構成について図2を参照して説明する。図2におい
て、給紙ユニット5におけるフィーダーケース5a内に
は用紙50が積層状態で収納されており、各用紙50の
先端は、フィーダーケース5a内に配設された付勢ばね
10aを備えた支持板10を介して給紙ローラ11に向
かって押圧されるとともに、駆動系ユニット6から動力
伝達されて回転する給紙ローラ11と用紙捌き部材62
とによって1枚ずつ分離される。分離された用紙50
は、上下一対のレジストローラ13、14にてプロセス
ユニット3に給送される。
略構成について図2を参照して説明する。図2におい
て、給紙ユニット5におけるフィーダーケース5a内に
は用紙50が積層状態で収納されており、各用紙50の
先端は、フィーダーケース5a内に配設された付勢ばね
10aを備えた支持板10を介して給紙ローラ11に向
かって押圧されるとともに、駆動系ユニット6から動力
伝達されて回転する給紙ローラ11と用紙捌き部材62
とによって1枚ずつ分離される。分離された用紙50
は、上下一対のレジストローラ13、14にてプロセス
ユニット3に給送される。
【0017】ここに、プロセスユニット3は、スキャナ
ユニット2に設けられた後述するレーザ光学系を介して
画像データに従って感光体ドラム12の表面に形成され
た静電潜像に対してトナーを供給することにより潜像の
トナー現像を行うためのユニットである。具体的に説明
すると、プロセスユニット3は、感光体ドラム12とそ
の上面に当接する転写ローラ17、感光体ドラム12の
下方に配置されたスコロトロン型等の帯電器18、給紙
方向において感光体ドラム12よりも上流側に配置され
た現像ローラ19及びトナー供給ローラ20を有する現
像装置、更にその上流側に配置されたトナー貯留部とし
ての着脱可能なトナーカートリッジ21、感光体ドラム
12よりも下流側に配置されたクリーニング装置22等
から構成されている。
ユニット2に設けられた後述するレーザ光学系を介して
画像データに従って感光体ドラム12の表面に形成され
た静電潜像に対してトナーを供給することにより潜像の
トナー現像を行うためのユニットである。具体的に説明
すると、プロセスユニット3は、感光体ドラム12とそ
の上面に当接する転写ローラ17、感光体ドラム12の
下方に配置されたスコロトロン型等の帯電器18、給紙
方向において感光体ドラム12よりも上流側に配置され
た現像ローラ19及びトナー供給ローラ20を有する現
像装置、更にその上流側に配置されたトナー貯留部とし
ての着脱可能なトナーカートリッジ21、感光体ドラム
12よりも下流側に配置されたクリーニング装置22等
から構成されている。
【0018】また、現像装置の現像室内において、トナ
ー供給ローラ20の上方に一対の下オーガローラ34及
び上オーガローラ35が回転可能に配置されている。下
オーガローラ34は、トナーカートリッジ21からトナ
ー供給口21A(トナーカートリッジ21のほぼ中央位
置に形成された孔とユニットフレーム25に形成された
孔とで構成される)を経て現像室に供給されたトナー
を、トナー供給ローラ20の上方でトナー供給口21A
の両側方向に搬送する作用を行い、また、上オーガロー
ラ35は、トナー供給口21Aの両側からトナー供給口
21Aに向かってトナーを搬送する作用を行う。このよ
うに、各下オーガローラ34、上オーガローラ35を介
してトナー供給口21Aから現像室側に供給されたトナ
ーは、トナー供給ローラ20の上方でその両側方向に搬
送循環されるものであり、トナーは搬送循環されている
間にトナー供給ローラ20に被着しつつ供給されてい
く。かかる各下オーガローラ34、上オーガローラ35
の詳細な構成については後述する。
ー供給ローラ20の上方に一対の下オーガローラ34及
び上オーガローラ35が回転可能に配置されている。下
オーガローラ34は、トナーカートリッジ21からトナ
ー供給口21A(トナーカートリッジ21のほぼ中央位
置に形成された孔とユニットフレーム25に形成された
孔とで構成される)を経て現像室に供給されたトナー
を、トナー供給ローラ20の上方でトナー供給口21A
の両側方向に搬送する作用を行い、また、上オーガロー
ラ35は、トナー供給口21Aの両側からトナー供給口
21Aに向かってトナーを搬送する作用を行う。このよ
うに、各下オーガローラ34、上オーガローラ35を介
してトナー供給口21Aから現像室側に供給されたトナ
ーは、トナー供給ローラ20の上方でその両側方向に搬
送循環されるものであり、トナーは搬送循環されている
間にトナー供給ローラ20に被着しつつ供給されてい
く。かかる各下オーガローラ34、上オーガローラ35
の詳細な構成については後述する。
【0019】現像ローラ19の上方側でユニットフレー
ム25の下面には、L字状のブレード固定部材36によ
りブレード24が固定されている。かかるブレード24
は、トナー供給ローラ20から現像ローラ19上に供給
されたトナー層の層厚を所定厚に規制するためのもので
ある。
ム25の下面には、L字状のブレード固定部材36によ
りブレード24が固定されている。かかるブレード24
は、トナー供給ローラ20から現像ローラ19上に供給
されたトナー層の層厚を所定厚に規制するためのもので
ある。
【0020】更に、感光体ドラム12の外周面は、帯電
器18にて形成された帯電層にスキャナユニット2から
レーザービームを走査(スキャニング)することにより
静電潜像が形成される。トナーカートリッジ21内のト
ナーは、攪拌体23により攪拌されてトナー供給口21
Aから放出された後、トナー供給ローラ20を介して現
像ローラ19の外周面に担持され、ブレード24によっ
てトナー層の厚さが規制される。感光体ドラム12に形
成された静電潜像は、現像ローラ19からトナーが付着
することによって顕像化され、転写ローラ17と感光体
ドラム12の間を通る用紙50に転写される。そして、
感光体ドラム12上に残ったトナーはクリーニング装置
22で回収される。
器18にて形成された帯電層にスキャナユニット2から
レーザービームを走査(スキャニング)することにより
静電潜像が形成される。トナーカートリッジ21内のト
ナーは、攪拌体23により攪拌されてトナー供給口21
Aから放出された後、トナー供給ローラ20を介して現
像ローラ19の外周面に担持され、ブレード24によっ
てトナー層の厚さが規制される。感光体ドラム12に形
成された静電潜像は、現像ローラ19からトナーが付着
することによって顕像化され、転写ローラ17と感光体
ドラム12の間を通る用紙50に転写される。そして、
感光体ドラム12上に残ったトナーはクリーニング装置
22で回収される。
【0021】前記のように構成されるプロセスユニット
3は、合成樹脂製のユニットフレーム25に組み込むこ
とによりカートリッジ化されており、このカートリッジ
化したプロセスユニット3は前記メインフレーム1aに
対して着脱可能に装着される。
3は、合成樹脂製のユニットフレーム25に組み込むこ
とによりカートリッジ化されており、このカートリッジ
化したプロセスユニット3は前記メインフレーム1aに
対して着脱可能に装着される。
【0022】また、スキャナユニット2は公知のレーザ
光学系を備えており、所定の画像データに基づきレーザ
光学系のスキャニングを行って感光体ドラム12の表面
に静電潜像を形成するユニットである。具体的に説明す
ると、スキャナユニット2は前記プロセスユニット3の
下方に配置されており、スキャナユニット2の上面には
スキャナカバー26が取り付けられている。かかるスキ
ャナカバー26は、メインフレーム1aにおける底板部
27の上流側に開口部のほとんどを被覆して固定されて
いる。露光ユニットとしてのスキャナユニット2は、ス
キャナカバー26の下面側に、レーザ発光部28、ポリ
ゴンミラー29、レンズ30、反射鏡31等が配置され
てなり、レーザ光は、スキャナカバー26にて感光体ド
ラム12の軸線に沿って延びるように形成された横長の
スキャナ孔32に挿嵌されたガラス板33を通過してプ
ロセスユニット3における感光体ドラム12の外周面に
照射される。これにより、画像データに従って感光体ド
ラム12の外周面に静電潜像が露光形成される。このよ
うに、スキャナユニット2のレーザ光学系により感光体
ドラム12に形成された静電潜像に対しては、前記プロ
セスユニット3を介してトナーが供給され、静電潜像の
トナー現像が行われる。
光学系を備えており、所定の画像データに基づきレーザ
光学系のスキャニングを行って感光体ドラム12の表面
に静電潜像を形成するユニットである。具体的に説明す
ると、スキャナユニット2は前記プロセスユニット3の
下方に配置されており、スキャナユニット2の上面には
スキャナカバー26が取り付けられている。かかるスキ
ャナカバー26は、メインフレーム1aにおける底板部
27の上流側に開口部のほとんどを被覆して固定されて
いる。露光ユニットとしてのスキャナユニット2は、ス
キャナカバー26の下面側に、レーザ発光部28、ポリ
ゴンミラー29、レンズ30、反射鏡31等が配置され
てなり、レーザ光は、スキャナカバー26にて感光体ド
ラム12の軸線に沿って延びるように形成された横長の
スキャナ孔32に挿嵌されたガラス板33を通過してプ
ロセスユニット3における感光体ドラム12の外周面に
照射される。これにより、画像データに従って感光体ド
ラム12の外周面に静電潜像が露光形成される。このよ
うに、スキャナユニット2のレーザ光学系により感光体
ドラム12に形成された静電潜像に対しては、前記プロ
セスユニット3を介してトナーが供給され、静電潜像の
トナー現像が行われる。
【0023】前記のようにプロセスユニット3に送給さ
れた用紙50には、プロセスユニット3内で感光体ドラ
ム12に形成された静電潜像に基づくトナー画像が転写
され、この後、定着ユニット4に送給される。定着ユニ
ット4では、一対の加熱ローラ15と押圧ローラ16を
介して用紙50上に転写されたトナー画像の熱定着が行
われる。この後、画像形成された用紙50は、各ローラ
15、16によりスタック位置にある排紙トレイ8上に
順次スタックされつつ排紙される。ここで、図2におい
て、給紙ユニット5から排紙トレイ8まで送給される用
紙50の軌跡Rが二点鎖線にて示されている。
れた用紙50には、プロセスユニット3内で感光体ドラ
ム12に形成された静電潜像に基づくトナー画像が転写
され、この後、定着ユニット4に送給される。定着ユニ
ット4では、一対の加熱ローラ15と押圧ローラ16を
介して用紙50上に転写されたトナー画像の熱定着が行
われる。この後、画像形成された用紙50は、各ローラ
15、16によりスタック位置にある排紙トレイ8上に
順次スタックされつつ排紙される。ここで、図2におい
て、給紙ユニット5から排紙トレイ8まで送給される用
紙50の軌跡Rが二点鎖線にて示されている。
【0024】次に、プロセスユニット3における現像室
の詳細な構成について図3乃至図5に基づき説明する。
図3はプロセスユニット3の側断面図、図4はトナー供
給ローラ20と現像ローラ19との接触状態を模式的に
示す説明図、図5は現像室の内部を示す正面断面図であ
る。現像室Dは、ユニットフレーム25の上部フレーム
25Aの下面に配置された上シール部材37、ユニット
フレーム25の下部フレーム25B、及び、現像室Dの
両側に配置されスポンジ材から形成された一対のサイド
シール部材38(図5参照)により囲まれた空間で構成
されている。また、トナー供給ローラ20は、その両端
にローラ軸20Aが形成されたローラ軸体20Bの周囲
にスポンジ材からなるローラ材20Cを被覆することに
より構成されており、各ローラ軸20Aはサイドシール
部材38の軸孔に挿嵌されるとともに、その外側にて下
部フレーム25Bに対して回動可能に取り付けられた一
対の支持板39に支持されている(図5参照)。
の詳細な構成について図3乃至図5に基づき説明する。
図3はプロセスユニット3の側断面図、図4はトナー供
給ローラ20と現像ローラ19との接触状態を模式的に
示す説明図、図5は現像室の内部を示す正面断面図であ
る。現像室Dは、ユニットフレーム25の上部フレーム
25Aの下面に配置された上シール部材37、ユニット
フレーム25の下部フレーム25B、及び、現像室Dの
両側に配置されスポンジ材から形成された一対のサイド
シール部材38(図5参照)により囲まれた空間で構成
されている。また、トナー供給ローラ20は、その両端
にローラ軸20Aが形成されたローラ軸体20Bの周囲
にスポンジ材からなるローラ材20Cを被覆することに
より構成されており、各ローラ軸20Aはサイドシール
部材38の軸孔に挿嵌されるとともに、その外側にて下
部フレーム25Bに対して回動可能に取り付けられた一
対の支持板39に支持されている(図5参照)。
【0025】ここで、トナー供給ローラ20の詳細な構
成、及び、トナー供給ローラ20と現像ローラ19との
関係について図4に基づき説明する。図4において、ト
ナー供給ローラ20の外径Lは10mm〜13mmの範
囲に設定されている。外径Lをこの範囲に設定するの
は、レーザプリンタPの小型化を図るため可能な限りト
ナー供給ローラ20の外径Lを小さくする要請が存在す
るからである。また、ローラ軸体20Bの外径Mは、
4.5mm〜6.5mmの範囲に設定されている。外径
Mをこの範囲に設定するのは、ローラ軸体20Bは快削
鋼(必要に応じてニッケルメッキ等の処理が施される)
から形成されており、外径Mに基づき定まるローラ軸体
20Bの剛性は、スポンジ材からなるローラ材20Cの
圧縮量(後述する)により定まるローラ材20Cの剛性
との間で良好なバランスが保持されるからである。ま
た、ローラ材20Cの幅Hは、200mm〜290mm
の範囲に設定されている(図5参照)。スポンジ材の幅
がこのような範囲に設定されている場合には、前記した
ようにローラ軸体20Bの外径Mにより定められている
ローラ軸体20Bの剛性と圧縮量に基づき定められてい
るローラ材20Cの剛性との間に良好なバランスを具現
することができるからである。
成、及び、トナー供給ローラ20と現像ローラ19との
関係について図4に基づき説明する。図4において、ト
ナー供給ローラ20の外径Lは10mm〜13mmの範
囲に設定されている。外径Lをこの範囲に設定するの
は、レーザプリンタPの小型化を図るため可能な限りト
ナー供給ローラ20の外径Lを小さくする要請が存在す
るからである。また、ローラ軸体20Bの外径Mは、
4.5mm〜6.5mmの範囲に設定されている。外径
Mをこの範囲に設定するのは、ローラ軸体20Bは快削
鋼(必要に応じてニッケルメッキ等の処理が施される)
から形成されており、外径Mに基づき定まるローラ軸体
20Bの剛性は、スポンジ材からなるローラ材20Cの
圧縮量(後述する)により定まるローラ材20Cの剛性
との間で良好なバランスが保持されるからである。ま
た、ローラ材20Cの幅Hは、200mm〜290mm
の範囲に設定されている(図5参照)。スポンジ材の幅
がこのような範囲に設定されている場合には、前記した
ようにローラ軸体20Bの外径Mにより定められている
ローラ軸体20Bの剛性と圧縮量に基づき定められてい
るローラ材20Cの剛性との間に良好なバランスを具現
することができるからである。
【0026】また、現像ローラ19は、トナー供給ロー
ラ20のローラ材20Cよりも硬い硬質ゴムから形成さ
れており、これよりトナー供給ローラ20を介して現像
ローラ19にトナー供給する際に、トナー供給ローラ2
0は、図4に示すように、圧縮されつつ現像ローラ19
に対してトナーを供給することとなる。このとき、トナ
ー供給ローラ20の軸心E1と現像ローラ19の軸心E
2と間の距離は、トナー供給ローラ20の半径R1と現
像ローラ19の半径R2とを合計した値よりもδだけ短
くなるように設定されている。このδの値は、0.5m
m〜0.8mmの範囲に設定されている。換言すれば、
トナー供給時にトナー供給ロー20のローラ材20C
は、硬質ゴムからなる現像ローラ19に当接されて圧縮
され、その時の圧縮量はδで示される。ここに、圧縮量
δは、ローラ材20Cの剛性を示す指標となるものであ
る。
ラ20のローラ材20Cよりも硬い硬質ゴムから形成さ
れており、これよりトナー供給ローラ20を介して現像
ローラ19にトナー供給する際に、トナー供給ローラ2
0は、図4に示すように、圧縮されつつ現像ローラ19
に対してトナーを供給することとなる。このとき、トナ
ー供給ローラ20の軸心E1と現像ローラ19の軸心E
2と間の距離は、トナー供給ローラ20の半径R1と現
像ローラ19の半径R2とを合計した値よりもδだけ短
くなるように設定されている。このδの値は、0.5m
m〜0.8mmの範囲に設定されている。換言すれば、
トナー供給時にトナー供給ロー20のローラ材20C
は、硬質ゴムからなる現像ローラ19に当接されて圧縮
され、その時の圧縮量はδで示される。ここに、圧縮量
δは、ローラ材20Cの剛性を示す指標となるものであ
る。
【0027】更に、トナー供給ローラ20及び現像ロー
ラ19は、共に時計方向に回転される。このように、ト
ナー供給ローラ20及び現像ローラ19が時計方向(同
一回転方向)に回転されることに基づき、各トナー供給
ローラ20、現像ローラ19の回転速度差を適正に設定
することによりトナーの流れをスムーズにすることがで
きる。
ラ19は、共に時計方向に回転される。このように、ト
ナー供給ローラ20及び現像ローラ19が時計方向(同
一回転方向)に回転されることに基づき、各トナー供給
ローラ20、現像ローラ19の回転速度差を適正に設定
することによりトナーの流れをスムーズにすることがで
きる。
【0028】尚、各支持板39(図5)の回転中心は図
5中Cで示されている。また、各支持板39は、現像ロ
ーラ19をも回転可能に支持しており、付勢バネ(図示
せず)を介して図3中時計方向に付勢することにより各
支持板39はその回転中心Cの回りに時計方向に回動さ
れて現像ローラ19は感光体ドラム12に当接される。
このように、各支持板39には、トナー供給ローラ2
0、各下、上オーガローラ34、35、及び現像ローラ
19を一体に支持されることから、トナー供給ローラ2
0、各下、上オーガローラ34、35、及び現像ローラ
19の間における位置関係の調整をユニットとして容易
に行うことができるともに、メンテナンス等も簡単に行
うことができる。
5中Cで示されている。また、各支持板39は、現像ロ
ーラ19をも回転可能に支持しており、付勢バネ(図示
せず)を介して図3中時計方向に付勢することにより各
支持板39はその回転中心Cの回りに時計方向に回動さ
れて現像ローラ19は感光体ドラム12に当接される。
このように、各支持板39には、トナー供給ローラ2
0、各下、上オーガローラ34、35、及び現像ローラ
19を一体に支持されることから、トナー供給ローラ2
0、各下、上オーガローラ34、35、及び現像ローラ
19の間における位置関係の調整をユニットとして容易
に行うことができるともに、メンテナンス等も簡単に行
うことができる。
【0029】また、図5に示すように、下オーガローラ
34において、その中央位置34Cはトナー供給口21
Aの形成位置(トナー供給口21Aの中央位置)にほぼ
一致しており、中央位置34Cから両端に向かって螺旋
状に形成された螺旋歯34Aを有するとともに、そのロ
ーラ軸34Bは、トナー供給ローラ20と同様、各支持
板39に支持されている。これにより下オーガローラ3
4が図3中時計方向に回転された際には、トナー供給口
21Aから供給されたトナーは、トナー供給ローラ20
の上方にて螺旋歯34Aの螺旋方向に従って順次現像室
Dの両側方向(矢印A方向)に搬送される。また、上オ
ーガローラ35において、その中央位置35Cはトナー
供給口21Aの形成位置(トナー供給口21Aの中央位
置)にほぼ一致しており、その両端から中央位置35C
に向かって螺旋状に形成された螺旋歯35Aを有すると
ともに、そのローラ軸35Bは、前記と同様、各支持板
39に支持されている。これにより上オーガローラ35
が図3中時計方向に回転された際には、前記のように下
オーガローラ34により現像室Dの両側方向に搬送され
たトナーの量が増加して上オーガローラ35にまで達す
ると、かかるトナーが、螺旋歯35Aの螺旋方向に従っ
てトナー供給口21Aに向かって(矢印B方向に)順次
搬送される。このとき、トナーの一部は、トナー供給口
21Aからトナーカートリッジ21内に戻される。この
ように、画像の現像に使用されないトナーは、前記のよ
うに搬送循環されてトナー供給口21A内に戻されるこ
とから、トナーが現像室D内に長時間滞留することはな
く、従って、トナーカートリッジ21から常時新鮮なト
ナーが供給され得る。尚、トナーがトナー供給口21A
内に戻されない場合であっても、前記のように下オーガ
ローラ34と上オーガローラ35によりトナーの攪拌、
循環が行われていることから、現像室D内でトナーが固
まったりすることなくトナーの流動性は良好に保持され
得る。
34において、その中央位置34Cはトナー供給口21
Aの形成位置(トナー供給口21Aの中央位置)にほぼ
一致しており、中央位置34Cから両端に向かって螺旋
状に形成された螺旋歯34Aを有するとともに、そのロ
ーラ軸34Bは、トナー供給ローラ20と同様、各支持
板39に支持されている。これにより下オーガローラ3
4が図3中時計方向に回転された際には、トナー供給口
21Aから供給されたトナーは、トナー供給ローラ20
の上方にて螺旋歯34Aの螺旋方向に従って順次現像室
Dの両側方向(矢印A方向)に搬送される。また、上オ
ーガローラ35において、その中央位置35Cはトナー
供給口21Aの形成位置(トナー供給口21Aの中央位
置)にほぼ一致しており、その両端から中央位置35C
に向かって螺旋状に形成された螺旋歯35Aを有すると
ともに、そのローラ軸35Bは、前記と同様、各支持板
39に支持されている。これにより上オーガローラ35
が図3中時計方向に回転された際には、前記のように下
オーガローラ34により現像室Dの両側方向に搬送され
たトナーの量が増加して上オーガローラ35にまで達す
ると、かかるトナーが、螺旋歯35Aの螺旋方向に従っ
てトナー供給口21Aに向かって(矢印B方向に)順次
搬送される。このとき、トナーの一部は、トナー供給口
21Aからトナーカートリッジ21内に戻される。この
ように、画像の現像に使用されないトナーは、前記のよ
うに搬送循環されてトナー供給口21A内に戻されるこ
とから、トナーが現像室D内に長時間滞留することはな
く、従って、トナーカートリッジ21から常時新鮮なト
ナーが供給され得る。尚、トナーがトナー供給口21A
内に戻されない場合であっても、前記のように下オーガ
ローラ34と上オーガローラ35によりトナーの攪拌、
循環が行われていることから、現像室D内でトナーが固
まったりすることなくトナーの流動性は良好に保持され
得る。
【0030】前記したように、各下オーガローラ34、
上オーガローラ35は、トナー供給口21Aから現像室
D内に供給されたトナーをトナー供給ローラ20の上方
で搬送循環する作用を行うものであり、これによりトナ
ーを局部的に滞留させることなくトナー供給ローラ20
の全体に渡って均一にトナーを供給して被着させること
ができる。また、各下オーガローラ34、上オーガロー
ラ35を介してトナーがトナー供給ローラ20の上方で
その両側方向に搬送循環させられることに基づき、トナ
ー供給ローラ20の全体に渡って常時新鮮なトナーを均
一に被着させることができ、これにより現像ローラ19
及び感光体ドラム12表面の静電潜像に対してもトナー
を均一に供給することが可能となって良好な画質を有す
る画像を長期に渡って形成することができるものであ
る。
上オーガローラ35は、トナー供給口21Aから現像室
D内に供給されたトナーをトナー供給ローラ20の上方
で搬送循環する作用を行うものであり、これによりトナ
ーを局部的に滞留させることなくトナー供給ローラ20
の全体に渡って均一にトナーを供給して被着させること
ができる。また、各下オーガローラ34、上オーガロー
ラ35を介してトナーがトナー供給ローラ20の上方で
その両側方向に搬送循環させられることに基づき、トナ
ー供給ローラ20の全体に渡って常時新鮮なトナーを均
一に被着させることができ、これにより現像ローラ19
及び感光体ドラム12表面の静電潜像に対してもトナー
を均一に供給することが可能となって良好な画質を有す
る画像を長期に渡って形成することができるものであ
る。
【0031】また、トナーカートリッジ21におけるト
ナー供給口21Aの形成位置(トナー供給口21Aの中
央位置)と各下オーガ部材34及び上オーガ部材35の
中央位置34C、35Cとがほぼ一致していることか
ら、トナー供給口21Aから排出されたトナーを各下オ
ーガ部材34及び上オーガ部材35を介してトナー供給
ローラ20の上方で効率的に搬送循環することができ
る。
ナー供給口21Aの形成位置(トナー供給口21Aの中
央位置)と各下オーガ部材34及び上オーガ部材35の
中央位置34C、35Cとがほぼ一致していることか
ら、トナー供給口21Aから排出されたトナーを各下オ
ーガ部材34及び上オーガ部材35を介してトナー供給
ローラ20の上方で効率的に搬送循環することができ
る。
【0032】次に、前記トナー供給ローラ20における
ローラ軸体20Bの外径M、及び、トナー供給時におけ
るローラ材20Cの圧縮量δを変化させながら、前記の
ように構成されたトナー供給装置を使用して画像形成を
行った場合に、各外径M、圧縮量δの変化が画像の画質
に与える影響について図6に基づき説明する。図6は各
外径M、圧縮量δを変化させた場合に外径M、圧縮量δ
と画像の画質との関係を示す表である。尚、図6におい
て、横軸は外径M(単位:mm)、縦軸は圧縮量δ(端
子:mm)を示す。また、「○」は所定枚数(例えば、
10000枚)以上の用紙に画像形成しても画像の全体
に渡って良好な画質が得られたことを示し、「△」は同
一の条件下で画像形成した場合に画像の一部に画質不良
が発生したことを示し、「×」は同一の条件下で画像形
成を行った場合に画像の全体に渡って画質不良が発生し
たことを示し、また、「□」は現像ローラ19へのトナ
ー供給不足が発生したことを示す。
ローラ軸体20Bの外径M、及び、トナー供給時におけ
るローラ材20Cの圧縮量δを変化させながら、前記の
ように構成されたトナー供給装置を使用して画像形成を
行った場合に、各外径M、圧縮量δの変化が画像の画質
に与える影響について図6に基づき説明する。図6は各
外径M、圧縮量δを変化させた場合に外径M、圧縮量δ
と画像の画質との関係を示す表である。尚、図6におい
て、横軸は外径M(単位:mm)、縦軸は圧縮量δ(端
子:mm)を示す。また、「○」は所定枚数(例えば、
10000枚)以上の用紙に画像形成しても画像の全体
に渡って良好な画質が得られたことを示し、「△」は同
一の条件下で画像形成した場合に画像の一部に画質不良
が発生したことを示し、「×」は同一の条件下で画像形
成を行った場合に画像の全体に渡って画質不良が発生し
たことを示し、また、「□」は現像ローラ19へのトナ
ー供給不足が発生したことを示す。
【0033】図6から明らかなように、ローラ軸体20
Bの外径Mが3mmの場合、ローラ材20Cの圧縮量δ
を0.4mm〜0.9mmの範囲で変化させても画像の
全体に画質不良が発生することが分かる。これは、ロー
ラ軸体20Bの外径Mが小さ過ぎその剛性不足に起因し
て現像ローラ19へのトナー供給時にローラ軸体20B
が撓んでしまい、これによりローラ材20Cと現像ロー
ラ19とが均一に当接しなくなることから、ローラ材2
0Cの中央部に保持されたトナーの帯電不良を発生して
しまうことに原因があるものと考えられる。
Bの外径Mが3mmの場合、ローラ材20Cの圧縮量δ
を0.4mm〜0.9mmの範囲で変化させても画像の
全体に画質不良が発生することが分かる。これは、ロー
ラ軸体20Bの外径Mが小さ過ぎその剛性不足に起因し
て現像ローラ19へのトナー供給時にローラ軸体20B
が撓んでしまい、これによりローラ材20Cと現像ロー
ラ19とが均一に当接しなくなることから、ローラ材2
0Cの中央部に保持されたトナーの帯電不良を発生して
しまうことに原因があるものと考えられる。
【0034】また、外径Mが4mmの場合にも、圧縮量
δが0.4mm〜0.5mmの範囲及び0.9mmでは
画像の全体に画質不良が発生し、圧縮量δが0.6mm
〜0.8mmの範囲では画像の一部に画質不良が発生す
ることが分かる。このような結果となったのは、ローラ
軸体20Bの剛性は若干増加したことからローラ軸体2
0Bの外径Mが3mmの場合に比して画像の画質は若干
向上するものの、ローラ軸体20Bの剛性とローラ材2
0Cの剛性(圧縮量δ)とのバランスがまだまだ良好に
保持されていないことに起因するものと考えられる。
δが0.4mm〜0.5mmの範囲及び0.9mmでは
画像の全体に画質不良が発生し、圧縮量δが0.6mm
〜0.8mmの範囲では画像の一部に画質不良が発生す
ることが分かる。このような結果となったのは、ローラ
軸体20Bの剛性は若干増加したことからローラ軸体2
0Bの外径Mが3mmの場合に比して画像の画質は若干
向上するものの、ローラ軸体20Bの剛性とローラ材2
0Cの剛性(圧縮量δ)とのバランスがまだまだ良好に
保持されていないことに起因するものと考えられる。
【0035】更に、外径Mが5mm及び6mmの場合に
は、圧縮量δが0.4mm及び0.9mmであると画像
の全体に画質不良が発生するが、一方、圧縮量δが0.
5mm〜0.8mmの範囲にあると画像の全体に渡って
良好な画質が得られることが分かる。かかる結果は次の
ように考えられる。即ち、ローラ材20Cの圧縮量δが
0.4mmと小さくて剛性が大き過ぎる場合、現像ロー
ラ19へのトナー供給時にローラ材20Cの圧縮量が小
さくなることに基づきローラ材20Cに保持されたトナ
ーの帯電不良を発生し、また、ローラ材20Cの圧縮量
δが0.9mmと大きくて剛性が小さ過ぎる場合には、
現像ローラ19へのトナー供給時にローラ材20Cの圧
縮量が過大となってトナー供給ローラ20の回転トルク
が大きくなることに基づきトナー詰まりが発生する。こ
の結果、圧縮量δが0.4mm及び0.9mmである場
合には画像の全体に画質不良が発生したものと考えられ
る。これに対して、圧縮量δが0.5mm〜0.8mm
の範囲にある場合には、ローラ軸体20Bの外径Mによ
り定まる剛性と圧縮量δにより定まるローラ材20Cの
剛性とが良好なバランスを保持することができ、この結
果、画像の全体に渡って良好な画質が得られたものと考
えられる。
は、圧縮量δが0.4mm及び0.9mmであると画像
の全体に画質不良が発生するが、一方、圧縮量δが0.
5mm〜0.8mmの範囲にあると画像の全体に渡って
良好な画質が得られることが分かる。かかる結果は次の
ように考えられる。即ち、ローラ材20Cの圧縮量δが
0.4mmと小さくて剛性が大き過ぎる場合、現像ロー
ラ19へのトナー供給時にローラ材20Cの圧縮量が小
さくなることに基づきローラ材20Cに保持されたトナ
ーの帯電不良を発生し、また、ローラ材20Cの圧縮量
δが0.9mmと大きくて剛性が小さ過ぎる場合には、
現像ローラ19へのトナー供給時にローラ材20Cの圧
縮量が過大となってトナー供給ローラ20の回転トルク
が大きくなることに基づきトナー詰まりが発生する。こ
の結果、圧縮量δが0.4mm及び0.9mmである場
合には画像の全体に画質不良が発生したものと考えられ
る。これに対して、圧縮量δが0.5mm〜0.8mm
の範囲にある場合には、ローラ軸体20Bの外径Mによ
り定まる剛性と圧縮量δにより定まるローラ材20Cの
剛性とが良好なバランスを保持することができ、この結
果、画像の全体に渡って良好な画質が得られたものと考
えられる。
【0036】また、ローラ軸体20Bの外径Mが6mm
を越えて7mmになると、ローラ材20Cの圧縮量δが
0.4mm〜0.8mmの範囲で現像ローラ19へのト
ナー供給不足が発生することから良好な画質を得ること
ができず、更に、圧縮量δが0.9mmを越えると画像
の全体に渡って画質不良が発生することが分かる。これ
は、ローラ軸体20Bの外径Mが大き過ぎるとその剛性
としては充分であるから撓んでしまうことはないが、ロ
ーラ材20Cの肉厚が小さくなって充分にトナーを保持
することができず、これにより現像ローラ19に対する
トナーの供給不足を惹起してしまうことに起因するのと
考えられ、この結果、良好な画質の画像を得ることがで
きないものである。
を越えて7mmになると、ローラ材20Cの圧縮量δが
0.4mm〜0.8mmの範囲で現像ローラ19へのト
ナー供給不足が発生することから良好な画質を得ること
ができず、更に、圧縮量δが0.9mmを越えると画像
の全体に渡って画質不良が発生することが分かる。これ
は、ローラ軸体20Bの外径Mが大き過ぎるとその剛性
としては充分であるから撓んでしまうことはないが、ロ
ーラ材20Cの肉厚が小さくなって充分にトナーを保持
することができず、これにより現像ローラ19に対する
トナーの供給不足を惹起してしまうことに起因するのと
考えられ、この結果、良好な画質の画像を得ることがで
きないものである。
【0037】以上より明らかなように、ローラ軸体20
Bの外径Mにより定まる剛性とローラ材20Cの圧縮量
δにより定まる剛性との間に適正なバランスを保持して
画像の全体に渡って良好な画質をもって画像形成するた
めには、ローラ軸体20Bの外径Mが5mm〜6mmの
範囲に、且つ、ローラ材20Cの圧縮量δが0.5mm
〜0.8mmの範囲にあるのが望ましい。
Bの外径Mにより定まる剛性とローラ材20Cの圧縮量
δにより定まる剛性との間に適正なバランスを保持して
画像の全体に渡って良好な画質をもって画像形成するた
めには、ローラ軸体20Bの外径Mが5mm〜6mmの
範囲に、且つ、ローラ材20Cの圧縮量δが0.5mm
〜0.8mmの範囲にあるのが望ましい。
【0038】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
トナー供給装置では、トナー供給ローラ20に関して、
トナー供給ローラ20の外径Lが10mm〜13mmの
範囲に、ローラ軸体20Bの外径Mが0.5mm〜0.
6mmの範囲に、並びに、トナー供給ローラ20の軸心
E1と現像ローラ19の軸心E2との距離とトナー供給
ローラ20の半径R1と現像ローラ19の半径R2との
合計との差、即ち、ローラ材20Cの圧縮量δが0.5
mm〜0.8mmの範囲に、それぞれ設定されており、
ローラ軸体20Bの剛性とローラ材20Cの剛性との間
で良好なバランスを保持するように構成したので、トナ
ー供給ローラ20のローラ径Lを小さくしてトナー供給
ローラ20から現像ローラ19へトナーを過不足なく供
給することができる。これにより、良好な画質を有する
画像を長期に渡って形成することができるものである。
トナー供給装置では、トナー供給ローラ20に関して、
トナー供給ローラ20の外径Lが10mm〜13mmの
範囲に、ローラ軸体20Bの外径Mが0.5mm〜0.
6mmの範囲に、並びに、トナー供給ローラ20の軸心
E1と現像ローラ19の軸心E2との距離とトナー供給
ローラ20の半径R1と現像ローラ19の半径R2との
合計との差、即ち、ローラ材20Cの圧縮量δが0.5
mm〜0.8mmの範囲に、それぞれ設定されており、
ローラ軸体20Bの剛性とローラ材20Cの剛性との間
で良好なバランスを保持するように構成したので、トナ
ー供給ローラ20のローラ径Lを小さくしてトナー供給
ローラ20から現像ローラ19へトナーを過不足なく供
給することができる。これにより、良好な画質を有する
画像を長期に渡って形成することができるものである。
【0039】また、トナー供給ローラ20及び現像ロー
ラ19が共に同一回転方向に回転されることに基づき、
各トナー供給ローラ20、現像ローラ19の回転速度差
を適正に設定することによりトナー供給ローラ20から
現像ローラ19へスムーズにトナーを供給することがで
きる。
ラ19が共に同一回転方向に回転されることに基づき、
各トナー供給ローラ20、現像ローラ19の回転速度差
を適正に設定することによりトナー供給ローラ20から
現像ローラ19へスムーズにトナーを供給することがで
きる。
【0040】更に、現像ローラ19がローラ材20Cよ
りも硬い硬質ゴムより形成されていることから、トナー
供給時にトナー供給ローラ20と現像ローラ19とが接
触した状態で、ローラ材20Cが圧縮されることとな
り、また、ローラ材20Cの圧縮量δは、前記したトナ
ー供給ローラ20の軸心E1と現像ローラ19の軸心E
2との距離及びトナー供給ローラ20の半径R1と現像
ローラ19の半径R2との合計間の関係で決定される。
このように決定される圧縮量δを有するローラ材20C
の剛性は、外径Mで決まるローラ軸体20Bの剛性との
間で良好なバランスを保持することとなり、これよりト
ナー供給ローラ20のローラ径Lを小さくしてトナー供
給ローラ20から現像ローラ19へトナーを過不足なく
供給することができる。
りも硬い硬質ゴムより形成されていることから、トナー
供給時にトナー供給ローラ20と現像ローラ19とが接
触した状態で、ローラ材20Cが圧縮されることとな
り、また、ローラ材20Cの圧縮量δは、前記したトナ
ー供給ローラ20の軸心E1と現像ローラ19の軸心E
2との距離及びトナー供給ローラ20の半径R1と現像
ローラ19の半径R2との合計間の関係で決定される。
このように決定される圧縮量δを有するローラ材20C
の剛性は、外径Mで決まるローラ軸体20Bの剛性との
間で良好なバランスを保持することとなり、これよりト
ナー供給ローラ20のローラ径Lを小さくしてトナー供
給ローラ20から現像ローラ19へトナーを過不足なく
供給することができる。
【0041】また、トナー供給ローラ20のローラ材2
0Cの幅Hは200mm以上290mm以下設定されて
おり、かかる場合にはローラ材20Cの剛性がその圧縮
量δに基づき設定されており、また、ローラ軸体20B
の剛性がその外径Mに基づき設定されていることとも相
まって、トナー供給ローラ20のローラ径Lを小さくし
てトナー供給ローラ20から現像ローラ19へトナーを
過不足なく供給することができる。尚、本発明は前記実
施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿
論である。
0Cの幅Hは200mm以上290mm以下設定されて
おり、かかる場合にはローラ材20Cの剛性がその圧縮
量δに基づき設定されており、また、ローラ軸体20B
の剛性がその外径Mに基づき設定されていることとも相
まって、トナー供給ローラ20のローラ径Lを小さくし
てトナー供給ローラ20から現像ローラ19へトナーを
過不足なく供給することができる。尚、本発明は前記実
施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿
論である。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1のトナー供給
装置では、トナー供給ローラに関して、トナー供給ロー
ラの外径、ローラ軸体の外径、並びに、トナー供給ロー
ラの軸心と現像ローラの軸心との距離及びトナー供給ロ
ーラの半径と現像ローラの半径との合計間の関係のそれ
ぞれについて所定の範囲を設定することにより、ローラ
軸体の剛性とスポンジ材の剛性との間で良好なバランス
を保持するように構成したので、トナー供給ローラのロ
ーラ径を小さくしてトナー供給ローラから現像ローラへ
トナーを過不足なく供給することができ、これより良好
な画質を有する画像を長期に渡って形成することができ
るものである。
装置では、トナー供給ローラに関して、トナー供給ロー
ラの外径、ローラ軸体の外径、並びに、トナー供給ロー
ラの軸心と現像ローラの軸心との距離及びトナー供給ロ
ーラの半径と現像ローラの半径との合計間の関係のそれ
ぞれについて所定の範囲を設定することにより、ローラ
軸体の剛性とスポンジ材の剛性との間で良好なバランス
を保持するように構成したので、トナー供給ローラのロ
ーラ径を小さくしてトナー供給ローラから現像ローラへ
トナーを過不足なく供給することができ、これより良好
な画質を有する画像を長期に渡って形成することができ
るものである。
【0043】また、請求項2に係るトナー供給装置で
は、トナー供給ローラ及び現像ローラが同一回転方向に
回転されることに基づき、各トナー供給ローラ、現像ロ
ーラの回転速度差を適正に設定することによりトナー供
給ローラから現像ローラへスムーズにトナーを供給する
ことができる。
は、トナー供給ローラ及び現像ローラが同一回転方向に
回転されることに基づき、各トナー供給ローラ、現像ロ
ーラの回転速度差を適正に設定することによりトナー供
給ローラから現像ローラへスムーズにトナーを供給する
ことができる。
【0044】更に、請求項3に係るトナー供給装置で
は、現像ローラがスポンジ材よりも硬い硬質ゴムより形
成されていることから、トナー供給時にトナー供給ロー
ラと現像ローラとが接触した状態で、スポンジ材が圧縮
されることとなり、また、スポンジ材の圧縮量は、トナ
ー供給ローラの軸心と現像ローラの軸心との距離及びト
ナー供給ローラの半径と現像ローラの半径との合計間の
関係で決定される。このように決定される圧縮量を有す
るスポンジ材の剛性は、前記のように設定される外径で
決まるローラ軸体の剛性との間で良好なバランスを保持
することとなり、これよりトナー供給ローラのローラ径
を小さくしてトナー供給ローラから現像ローラへトナー
を過不足なく供給することができる。
は、現像ローラがスポンジ材よりも硬い硬質ゴムより形
成されていることから、トナー供給時にトナー供給ロー
ラと現像ローラとが接触した状態で、スポンジ材が圧縮
されることとなり、また、スポンジ材の圧縮量は、トナ
ー供給ローラの軸心と現像ローラの軸心との距離及びト
ナー供給ローラの半径と現像ローラの半径との合計間の
関係で決定される。このように決定される圧縮量を有す
るスポンジ材の剛性は、前記のように設定される外径で
決まるローラ軸体の剛性との間で良好なバランスを保持
することとなり、これよりトナー供給ローラのローラ径
を小さくしてトナー供給ローラから現像ローラへトナー
を過不足なく供給することができる。
【0045】また、請求項4に係るトナー供給装置で
は、トナー供給ローラのスポンジ材の幅は200mm以
上290mm以下に設定されおり、かかる場合には前記
したようにスポンジ材の剛性がその圧縮量に基づき設定
されており、また、ローラ軸体の剛性がその外径に基づ
き設定されていることとも相まって、トナー供給ローラ
のローラ径を小さくしてトナー供給ローラから現像ロー
ラへトナーを過不足なく供給することができる。
は、トナー供給ローラのスポンジ材の幅は200mm以
上290mm以下に設定されおり、かかる場合には前記
したようにスポンジ材の剛性がその圧縮量に基づき設定
されており、また、ローラ軸体の剛性がその外径に基づ
き設定されていることとも相まって、トナー供給ローラ
のローラ径を小さくしてトナー供給ローラから現像ロー
ラへトナーを過不足なく供給することができる。
【0046】以上説明した通り本発明は、トナー供給ロ
ーラにおけるローラ軸体の剛性とローラ軸体の周囲に被
覆されるスポンジ材の剛性とのバランスをとりつつ、ト
ナー供給ローラのローラ径を小さくすることが可能であ
るとともに、トナー供給ローラから現像ローラへトナー
を過不足なく供給することが可能であり、もって良好な
画質を有する画像を長期に渡って形成可能な画像形成装
置におけるトナー供給装置を提供することができる。
ーラにおけるローラ軸体の剛性とローラ軸体の周囲に被
覆されるスポンジ材の剛性とのバランスをとりつつ、ト
ナー供給ローラのローラ径を小さくすることが可能であ
るとともに、トナー供給ローラから現像ローラへトナー
を過不足なく供給することが可能であり、もって良好な
画質を有する画像を長期に渡って形成可能な画像形成装
置におけるトナー供給装置を提供することができる。
【図1】レーザプリンタにおける主要構成部品の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】レーザプリンタの側断面図である。
【図3】プロセスユニットの側断面図である。
【図4】トナー供給ローラと現像ローラとの接触状態を
模式的に示す説明図である。
模式的に示す説明図である。
【図5】現像室の内部を示す正面断面図である。
【図6】外径M、圧縮量δを変化させた場合に外径M、
圧縮量δと画像の画質との関係を示す表である。
圧縮量δと画像の画質との関係を示す表である。
【図7】従来のトナー供給装置の要部を模式的に示す説
明図である。
明図である。
1 本体ケース 3 プロセスユニット 12 感光体ドラム 19 現像ローラ 20 トナー供給ローラ 20B ローラ軸体 20C ローラ材 21 トナーカートリッジ 21A トナー供給口 24 ブレード 25 ユニットフレーム D 現像室 E1 トナー供給ローラの軸心 E2 現像ローラの軸心 H トナー供給ローラの幅 L トナー供給ローラの外径 M ローラ軸体の外径 P レーザプリンタ R1 トナー供給ローラの半径 R2 現像ローラの半径 δ ローラ材の圧縮量
Claims (4)
- 【請求項1】 感光体ドラム表面に形成された静電潜
像に対してトナーを供給して静電潜像をトナー現像する
とともに、感光体ドラム表面上でトナー現像された画像
を用紙に転写して画像形成を行う画像形成装置に使用さ
れるトナー供給装置であって、トナー貯留部と、トナー
貯留部からのトナーを供給するとともにローラ軸体の周
囲にスポンジ材を被覆してなるトナー供給ローラと、ト
ナー供給ローラから供給されたトナーを感光体ドラムの
静電潜像に供給してトナー現像を行う現像ローラとを有
するトナー供給装置において、 前記トナー供給ローラの外径は10mm〜13mmの範
囲に、且つ、前記ローラ軸体の外径は4.5mm〜6.
5mmの範囲にあり、 前記トナー供給ローラの軸心と現像ローラの軸心との距
離は、トナー供給ローラの半径と現像ローラの半径との
合計よりも0.5mm〜0.8mm短いことを特徴とす
る画像形成装置におけるトナー供給装置。 - 【請求項2】 前記トナー供給ローラ及び前記現像ロ
ーラは同一方向に回転されることを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置におけるトナー供給装置。 - 【請求項3】 前記現像ローラは、前記トナー供給ロ
ーラのスポンジ材よりも硬い硬質ゴムであることを特徴
とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置におけ
るトナー供給装置。 - 【請求項4】 前記トナー供給ローラのスポンジ材の
幅は200mm以上290mm以下であることを特徴と
する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装
置におけるトナー供給装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131596A JPH09319199A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 画像形成装置におけるトナー供給装置 |
US08/862,705 US5781838A (en) | 1996-05-27 | 1997-05-23 | Toner supplying device for use in image forming appratus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8131596A JPH09319199A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 画像形成装置におけるトナー供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09319199A true JPH09319199A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15061764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8131596A Pending JPH09319199A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 画像形成装置におけるトナー供給装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5781838A (ja) |
JP (1) | JPH09319199A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009042566A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Canon Inc | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
US8781370B2 (en) | 2009-12-25 | 2014-07-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developer unit for an image forming apparatus |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6233419B1 (en) * | 1997-09-11 | 2001-05-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging device and image forming apparatus |
JP3436697B2 (ja) * | 1998-10-13 | 2003-08-11 | シャープ株式会社 | 一成分トナーの現像装置 |
US7373098B2 (en) * | 2003-10-20 | 2008-05-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Toner cartridge and electrophotographic printer employing the same |
KR101280042B1 (ko) * | 2006-08-23 | 2013-07-01 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치용 현상기의 공급롤러 및 그의 제조방법 |
JP2008070671A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法並びに装置およびプロセスカートリッジ |
JP4978689B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2012-07-18 | ブラザー工業株式会社 | 現像ユニット |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582853A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 静電像現像方法 |
GB2163371B (en) * | 1984-08-07 | 1988-04-07 | Ricoh Kk | Developing electrostatic latent images |
US5172169A (en) * | 1990-04-09 | 1992-12-15 | Ricoh Company, Ltd. | Developer carrier of a developing device and a method of producing the same |
KR970003014B1 (ko) * | 1992-02-16 | 1997-03-13 | 가부시끼가이샤 리코 | 다수의 마이크로필드를 형성할 수 있는 현상제 담체가 갖춰진 현상장치 |
JP3103704B2 (ja) * | 1992-06-02 | 2000-10-30 | セイコーエプソン株式会社 | 現像装置 |
JPH06175477A (ja) * | 1992-12-11 | 1994-06-24 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JPH0815990A (ja) * | 1994-04-28 | 1996-01-19 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP8131596A patent/JPH09319199A/ja active Pending
-
1997
- 1997-05-23 US US08/862,705 patent/US5781838A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009042566A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Canon Inc | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
US8781370B2 (en) | 2009-12-25 | 2014-07-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developer unit for an image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5781838A (en) | 1998-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100914799B1 (ko) | 현상제 용기, 현상장치 및 프로세스 카트리지 | |
US9274457B2 (en) | Developing cartridge | |
JP3090041B2 (ja) | 画像形成装置における現像装置 | |
JP4622830B2 (ja) | 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置 | |
US5867756A (en) | Developing device with an auger roller for providing a fresh and consistent stream of developer in an image forming apparatus | |
JP3598654B2 (ja) | 画像形成装置におけるプロセスユニット | |
EP2202589B1 (en) | Developing device | |
JP3598655B2 (ja) | 画像形成装置における現像装置 | |
JPH09319199A (ja) | 画像形成装置におけるトナー供給装置 | |
JP2008046549A (ja) | 画像形成装置 | |
US7248819B2 (en) | Developer driving device and image forming apparatus using the same | |
JPH0566621A (ja) | 画像形成装置 | |
US8107859B2 (en) | Configuration for an agitation system in a developing device and process cartridge | |
US7693446B2 (en) | Cleaning apparatus and image forming apparatus | |
JP4349346B2 (ja) | 現像カートリッジ及びプロセスユニット | |
JPH09319208A (ja) | 現像装置 | |
JP3680419B2 (ja) | 画像形成装置における現像装置 | |
JPH09319214A (ja) | 画像形成装置におけるトナー供給装置 | |
US7178664B2 (en) | Belt device, image forming apparatus and endless belt | |
US5907757A (en) | Toner supply device for use in image forming apparatus | |
JP3092514B2 (ja) | 現像装置及び現像装置を備える画像形成装置 | |
JP3543712B2 (ja) | 現像装置及び現像装置を備える画像形成装置 | |
JPH09292812A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JPH10239988A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JPH10239972A (ja) | 画像形成装置における現像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |