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JPH0921931A - 光モジュール接続装置 - Google Patents

光モジュール接続装置

Info

Publication number
JPH0921931A
JPH0921931A JP7169832A JP16983295A JPH0921931A JP H0921931 A JPH0921931 A JP H0921931A JP 7169832 A JP7169832 A JP 7169832A JP 16983295 A JP16983295 A JP 16983295A JP H0921931 A JPH0921931 A JP H0921931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon substrate
optical
optical fiber
photoelectric conversion
optical module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7169832A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Ochiai
良一 落合
Kazunori Miura
和則 三浦
Masami Sasaki
誠美 佐々木
Koji Nakagawa
剛二 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7169832A priority Critical patent/JPH0921931A/ja
Priority to US08/613,001 priority patent/US5647042A/en
Publication of JPH0921931A publication Critical patent/JPH0921931A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4292Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
    • GPHYSICS
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    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
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    • G02B6/421Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms the intermediate optical component consisting of a short length of fibre, e.g. fibre stub
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電変換を行う光モジュールを光ファイバに
接続するための光モジュール接続装置に関し、自動半田
付けを可能にして製造コストを低減し、また、光ファイ
バの長さを短縮して、製造現場で取扱い易くし、プリン
ト配線板の実装効率を向上させることを目的とする。 【構成】 接続手段5は、第2のフェルール5a、C形
スリーブ5b等からなり、C形スリーブ5b内に光電変
換手段3の第1のフェルール2が嵌入され、接続手段5
の第2のフェルール5aと接触し、その結果、第2の光
ファイバ4と第1の光ファイバ1との間で光伝達が行わ
れる。プリント配線板に対する光電変換手段3の半田付
けは、接続手段5を光電変換手段3に接続する前に行う
ようにする。すなわち、耐熱性の低い第2の光ファイバ
4は半田付けの際にはまだ実装されていないので、この
半田付けは自動半田付け工程において行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光モジュール接続装置
に関し、特に、光信号から電気信号への変換または電気
信号から光信号への変換を行う光モジュールを光ファイ
バに接続するための光モジュール接続装置に関する。
【0002】近年、米国では情報ハイウェイ構想が具体
化されつつある。同様な構想として日本では2010年
までに全加入者を対象とした光ファイバ網を整備しよう
という計画がある。本発明は、この計画に必要となる光
加入者回路の心臓部となる光電気変換装置に適用される
ものである。
【0003】一般に光モジュールと呼ばれる光電気変換
装置は現在、通信メーカ1社あたりの生産規模は10万
個/年程度であるが、全加入者を対象とした光ファイバ
網の整備のためには100万個/年以上の生産規模が必
要となり、またコストは現状比1/10以下まで低減す
る必要があると言われている。本発明は、こうした要請
に応える装置を提供しようとするものである。
【0004】
【従来の技術】光ファイバとの接続部を含んだ従来の光
モジュールを図38に示す。図38(A)は光モジュー
ル等の平面図であり、図38(B)は光モジュール等の
側面図である。この光モジュールはピグテイル型と呼ば
れ、光モジュール101に1〜2mの光ファイバ102
が接続され、その先に市販の標準光コネクタ103が設
けられている。標準光コネクタ103は、例えばSCタ
イプと呼ばれるものであり、他の光ファイバに設けられ
た標準光コネクタと接続して光ファイバ間の光伝達を行
うものである。
【0005】一方、通信装置に組み込まれるプリント配
線板においては、それに実装される部品が、表面実装形
の部品とスルーホール実装形の部品に分類される。表面
実装形部品の代表例はLSIであり、フラットパッケー
ジ型と言われる形状を成している。この部品はリフロ半
田付けという方法によって半田付けが行われる。すなわ
ち、ペースト状の半田をプリント配線板に印刷し、この
ペースト半田部分に表面実装形部品を粘着させ、半田の
表面温度が220°C以上となるコンベア炉の中で半田
付けを行う。また、スルーホール実装形部品の代表例
は、大容量コンデンサや端子数の多い(200端子以
上)LSIである。端子数の多いLSIはPGA(Pin G
rid Array)という端子形態を成している。これらのスル
ーホール実装形部品はフロー半田付けという方法によっ
て半田付けが行われる。すなわち、スルーホール実装形
部品の端子をプリント配線板のスルーホールに挿入し、
そのプリント配線板を、部品実装面側と反対の側から2
60°C程度の半田槽に入れ、半田付けを行う。フロー
半田付けでは、プリント配線板の部品実装面側には約1
50°Cの温度が加わる。
【0006】通信装置に組み込まれるプリント配線板に
は、表面実装形部品とスルーホール実装形部品とが混載
されているため、工場の自動半田付け工程は図39のよ
うになっている。すなわち、(A)から(E)方向へ工
程が順次進行し、まず(A)において半田ペーストの印
刷が行われ、(B)において表面実装形部品が所定位置
に粘着され、(C)においてリフロ半田付けが行われ
る。次に、(D)においてスルーホール実装形部品のリ
ードが所定のスルーホールに挿入され、(E)において
フロー半田付けが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に光モ
ジュール101に接続されている光ファイバ102に
は、傷がつくことを防止するために、例えばナイロンの
被覆膜が設けられている。しかし、こうした被覆膜は耐
熱性が80°C程度しかないので、前述の工場における
自動半田付け工程では溶けてしまう。そこで、図40に
示すように、リフロ半田付けおよびフロー半田付けを終
了した後〔図40(A)〕に、光モジュール101をプ
リント配線板に手作業によって半田付けすることを行っ
ていた〔図40(B)〕。このため、こうした自動化で
きないことに起因して、製造コストが高くなってしまう
という問題があった。
【0008】また、光ファイバ102は、光モジュール
101に接続される際に光軸合わせが行われるが、この
光軸合わせが適切に出来ない時には、光ファイバ102
の端を所定長だけ切り落とし、再度光軸合わせが行われ
る。そうした再加工を考慮して光ファイバ102に余分
な長さが用意されているが、一方で光ファイバ102は
応力の点から曲げ半径を30mm以上必要とするという
事情があるために、結果的に光ファイバ102の長さを
1〜2mにして、プリント配線板には環状に束ねて収容
するようにしていた。しかし、この長さのためにかさば
り、製造現場において収容スペースや取扱いの点で難点
があった。
【0009】また、図41に示すように、光ファイバ1
02を環状に束ねてプリント配線板に収容するため、プ
リント配線板への他の部品の実装効率を著しく低下させ
ていた。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、自動半田付けを可能にして製造コストを低減
するようにした光モジュール接続装置を提供することを
第1の目的とする。
【0011】また、光ファイバの長さを短縮して、製造
現場での収容や取扱いの不具合を解消し、またプリント
配線板への他の部品の実装効率を向上させることを図っ
た光モジュール接続装置を提供することを第2の目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、第1の光ファイバ1
を内蔵した第1のフェルール2を備えるとともに、光電
変換を行う光電変換手段3と、第2の光ファイバ4の一
端に設けられ、第2の光ファイバ4を内蔵する第2のフ
ェルール5aを備え、第2のフェルール5aの端面を第
1のフェルール2の端面に対向させて第2の光ファイバ
4と第1の光ファイバ1との間で光伝達を行わせる接続
手段5と、第2の光ファイバ4の他端に設けられた標準
光コネクタ6とを有することを特徴とする光モジュール
接続装置が提供される。
【0013】また、図2に示すように、対向端面に第1
の光ファイバ7の端面が露出した光電変換を行う光電変
換手段8と、第2の光ファイバ9の一端に設けられ、光
電変換手段8に対向する端面に第2の光ファイバ9の端
面が露出するとともに、当該対向端面に、第2の光ファ
イバ9の端面を第1の光ファイバ7の端面に対向させる
位置決め手段10を有して第2の光ファイバ9と第1の
光ファイバ7との間で光伝達を行わせる接続手段11
と、第2の光ファイバ9の他端に設けられた標準光コネ
クタ12とを有することを特徴とする光モジュール接続
装置が提供される。
【0014】
【作用】図1の構成において、光電変換手段3内の光電
変換素子3aが光信号から電気信号へ、または電気信号
から光信号への信号変換を行う。また光信号が第1の光
ファイバ1によって伝送される。標準光コネクタ6は、
他の標準光コネクタ(図示せず)と接続されて他の光フ
ァイバと光結合する。接続手段5は、第2のフェルール
5a、C形スリーブ5b等からなり、C形スリーブ5b
内に光電変換手段3の第1のフェルール2が嵌入され、
接続手段5の第2のフェルール5aと接触し、その結
果、第2の光ファイバ4と第1の光ファイバ1との間で
光伝達が行われる。
【0015】プリント配線板に対する光電変換手段3の
半田付けは、接続手段5を光電変換手段3に接続する前
に行うようにする。すなわち、耐熱性の低い第2の光フ
ァイバ4は半田付けの際にはまだ実装されていないの
で、この半田付けは自動半田付け工程において行うこと
ができる。そして、半田付けが終了した後に接続手段5
を光電変換手段3に接続するようにする。なお、第1の
光ファイバ1には被覆が必要ないので、耐熱性は高い。
【0016】かくして、自動半田付けが可能になって製
造コストが低減される。また、従来、光ファイバを光モ
ジュールに接続する際にうまく光軸合わせが出来ない場
合に、光ファイバの端を切り落として再度接続すること
が行われ、こうしたことから、光ファイバは1〜2mの
余長を必要とした。しかし、本発明では、第2の光ファ
イバ4を光電変換素子3aに直接接続しなくなり、第2
の光ファイバ4を光電変換素子3aに光軸合わせする必
要がなくなったので、余長を必要としなくなった。
【0017】なお、接続手段5において第2の光ファイ
バ4の光軸合わせが必要であるが、この光軸合わせが不
正確な製品については、標準光コネクタ6を含めた接続
手段5および第2の光ファイバ4で一体となったその製
品を廃棄してしまうようにする。従来はこの製品に相当
する製品に高価な光モジュールが含まれていたために、
光ファイバの端を切り落として再加工することが行われ
ていたが、本発明の製品は光モジュールを含まず安価な
ために、廃棄してもコスト上の問題がない。これは、後
述の図2の構成の製品においても同様である。
【0018】その結果、製造現場での収容や取扱いの不
具合を解消し、またプリント配線板への他の部品の実装
効率を向上させることが可能となった。つぎに、図2の
構成において、ここでも、光電変換手段8内の光電変換
素子8aが光から電気へ、または電気から光への信号変
換を行い、また光信号が第1の光ファイバ7で伝送され
る。標準光コネクタ12は、他の標準光コネクタ(図示
せず)と接続されて他の光ファイバと光結合する。接続
手段11が光電変換手段8方向へ移動し、接続手段11
の位置決め手段10が、光電変換手段8側の対応位置に
係合することにより、接続手段11の第2の光ファイバ
9の端面と光電変換手段8の第1の光ファイバ7の端面
とが接触する。その結果、第2の光ファイバ9と第1の
光ファイバ7との間で光伝達が行われる。
【0019】図2の構成の場合も、光電変換手段8をプ
リント配線板に半田付けする際には、接続手段11を光
電変換手段8に接続する前に半田付けを行うようにす
る。すなわち、耐熱性の低い第2の光ファイバ9は半田
付けの際にはまだ実装されていないので、この半田付け
は自動半田付け工程において行うことができる。そし
て、半田付けが終了した後に接続手段11を光電変換手
段8に接続するようにする。なお、第1の光ファイバ7
には被覆が必要ないので、耐熱性は高い。
【0020】かくして、自動半田付けが可能になって製
造コストが低減される。また、第2の光ファイバ9を光
電変換素子8aに直接接続しなくなったので、余長を必
要としなくなり、その結果、製造現場での収容や取扱い
の不具合を解消し、またプリント配線板への他の部品の
実装効率を向上させることが可能となった。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、第1の実施例の原理構成を、図1を参照し
て説明する。第1の実施例は、主として、第1の光ファ
イバ1を内蔵した第1のフェルール2を備えるととも
に、光電変換を行う光電変換手段3と、第2の光ファイ
バ4の一端に設けられ、第2の光ファイバ4を内蔵する
第2のフェルール5aを備え、第2のフェルール5aの
端面を第1のフェルール2の端面に対向させて第2の光
ファイバ4と第1の光ファイバ1との間で光伝達を行わ
せる接続手段5と、第2の光ファイバ4の他端に設けら
れた標準光コネクタ6とから構成される。こうした各部
の具体的な構成を、以下、図3〜図15を参照して説明
する。
【0022】図3は、光電変換手段3の具体的な構成を
示す斜視図である。光電変換手段3は、例えば電気信号
を光信号に変換する光モジュール14、光モジュール1
4を収納するハウジング15、光モジュール14に設け
られるフェルール16等から構成される。光モジュール
14から出た端子20a,20b,20cはプリント配
線板(図示せず)に接続され、フェルール16には後述
の簡易コネクタが接続可能である。
【0023】図4および図5は、光モジュール14の構
成および組み立ての様子を示す。まず、図4を参照して
光モジュール14の構成を説明する。光モジュール14
は、シリコンを素材とする2枚のシリコン基板17,1
8と、それらのシリコン基板17,18の間に挟持され
るレーザダイオード(LD)19から成り、フェルール
16もシリコン基板17,18の間に挟持される。フェ
ルール16は中心軸部分に光ファイバ16aを内蔵す
る。フェルール16はセラミック、金属、またはガラス
を素材とする。レーザダイオード19は、図1の光電変
換素子3aに相当し、同様に、フェルール16は第1の
フェルール2に、光ファイバ16aは第1の光ファイバ
1に相当する。
【0024】光ファイバ16aは、フェルール16の一
端ではフェルール16から露出し、他端ではフェルール
16の端面と同一平面となる端面を備える。なお、この
光ファイバ16aには被覆膜は設けられていない。下側
のシリコン基板18には、フェルール16を収納するV
溝18a、露出した光ファイバ16aを収納するV溝1
8bが設けられ、上側のシリコン基板17にも、フェル
ール16を収納するV溝17a、露出した光ファイバ1
6aを収納するV溝17bが設けられる。上側のシリコ
ン基板17には、更にレーザダイオード19を収納する
空間17cが設けられる。
【0025】下側のシリコン基板18には、マイナス側
電極膜18cとプラス側電極膜18dとが形成され、レ
ーザダイオード19のマイナス側がリード線19aを介
してマイナス側電極膜18cに、プラス側がプラス側電
極膜18dに接続される。その後、図5に示すように、
電極20a,20b,20cが、マイナス側電極膜18
c、プラス側電極膜18d、マイナス側電極膜18cに
それぞれ接続される。そして、下側のシリコン基板18
の各V溝にフェルール16および光ファイバ16aを収
納して、光ファイバ16aの端部がレーザダイオード1
9の発光部分に対向するようにする。その後、下側のシ
リコン基板18の点線枠21の外側で、点線枠22の内
側の部分に熱硬化性樹脂の接着剤を塗布し、上側のシリ
コン基板17を被せて固定する。フェルール16とシリ
コン基板17,18との間にも接着剤を注入してフェル
ール16をシリコン基板17,18に固定する。このよ
うにして、レーザダイオード19の周辺が密閉され、フ
ェルール16が自身に固着された光モジュール14が作
成される。なお、光モジュール14の外側をモールド成
形するようにしてもよい。
【0026】図6および図7は、光モジュールの別の構
成および組み立ての様子を示す。図中、図4および図5
に示す構成と同じ構成の部分には同一の符号を付して説
明を省略する。この光モジュールでは、プラス側電極膜
18dの上に絶縁膜18gを設けた上で、マイナス側電
極膜18eを設けている。絶縁膜18gの一部には穴を
開け、レーザダイオード19および電極20bと接続で
きるようにする。そして、下側のシリコン基板18の各
V溝にフェルール16および光ファイバ16aを収納し
てから、図7に示すように半田シート18fを配置す
る。一方、上側のシリコン基板17には図6に示すよう
に半田17dを付着し、下側のシリコン基板18に上側
のシリコン基板17を被せて加熱圧着する。このように
して、レーザダイオード19の周辺が密閉され、フェル
ール16が自身に固着された光モジュールが作成され
る。
【0027】このように作成された光モジュール14に
対して、図8に示すように、一端に光ファイバ25を備
えた簡易コネクタ24を、フェルール16を介して接続
可能である。簡易コネクタ24は、図1の接続手段5に
相当し、光ファイバ25は図1の第2の光ファイバ4に
相当する。
【0028】図9は簡易コネクタ24の構成を示す図で
あり、(A)は断面図、(B)は内部のフェルール等の
斜視図である。簡易コネクタ24は、鋼製円筒状のハウ
ジング24a、モールド樹脂のスリーブ保持具24b、
燐青銅のC形スリーブ24c、フランジを備えたフェル
ール24d、コイルバネ24eから構成される。フェル
ール24dの中心軸には光ファイバ25が貫通される。
光ファイバ25は、フェルール24dの一端でフェルー
ル24dの端面と同一平面となる端面を備え、フェルー
ル24dの他端からは延びて標準光コネクタ(図示せ
ず)に接続される。フェルール24dの他端から延びた
光ファイバ25にはナイロンの被覆膜が設けられて保護
される。
【0029】C形スリーブ24cを保持したスリーブ保
持具24bがハウジング24aに固定され、フェルール
24dはコイルバネ24eにより図9の左方向へ付勢さ
れてフランジをスリーブ保持具24bへ当接させてい
る。光モジュール14側のフェルール16はC形スリー
ブ24c内に挿入され、フェルール24dを図9の右方
向へ少し寄せて停止する。したがって、フェルール16
とフェルール24dとはコイルバネ24eの付勢力によ
り常時接触できるようになっている。
【0030】図10はハウジング15の構成を示す斜視
図である。すなわち、ハウジング15は、光モジュール
14がシリコン接着剤により固定される固定部15a、
光モジュール14の位置決めを行う突き当て壁15b,
15c、後述の金属板バネが取り付けられる突起15
d,15e、簡易コネクタ24が挿入される案内部15
fから構成される。ハウジング15の素材は、例えば鋼
であり、ニッケルメッキが施される。案内部15fは、
簡易コネクタ24の円筒状のハウジング24aの形状に
合わせた溝が設けられている。さらに、図11に示すよ
うに、ハウジング15の底面には脚15g,15hが設
けられ、半田メッキされた上で脚15g,15hはプリ
ント配線板26に挿入されてフロー半田付けが行われる
ようになっている。
【0031】図12は金属板バネ27の構成図である。
金属板バネ27はステンレススチールを素材とし、ハウ
ジング15の突起15d,15eと係合する係合部27
a,27bと、簡易コネクタ24と係合する係合部27
cとを含む。金属板バネ27は係合部27a,27bを
軸にして回転でき、係合部27cは、簡易コネクタ24
と係合し、簡易コネクタ24がフェルール16から抜け
落ちることを防止する。
【0032】つぎに、こうした構成の各部品をプリント
配線板に実装し、部品どうしの接続を行う工程を説明す
る。まず、光モジュール14をハウジング15にシリコ
ン接着剤により固定し(図3)、ハウジング15をプリ
ント配線板26へ搭載してフロー半田付けする(図1
1)。光モジュール14内には光ファイバ16aの被覆
膜が存在しないので、光モジュール14はフロー半田付
けによる熱に充分耐えられる。
【0033】フロー半田付けの終了した後、簡易コネク
タ24をハウジング15の案内部15fに沿って挿入
し、フェルール16を簡易コネクタ24内のフェルール
24dと接触させる(図13)。そして、金属板バネ2
7の係合部27a,27bをハウジング15の突起15
d,15eと係合し、同時に係合部27cを簡易コネク
タ24の端部に係合して簡易コネクタ24がフェルール
16から抜け落ちることを防止する(図14)。
【0034】以上のように、光モジュール14が固定さ
れたハウジング15がプリント配線板26にフロー半田
付けされ、その後に簡易コネクタ24が光モジュール1
4に接続される。すなわち、耐熱性の低い被覆膜が設け
られた光ファイバ25は半田付けの際にはまだ実装され
ていないので、この半田付けは自動半田付け工程におい
て行うことができる。かくして、自動半田付けが可能に
なって製造コストが低減される。
【0035】また、簡易コネクタ24は部品点数が少な
く、しかも簡易コネクタ24の各部品の殆どが、価格の
安い市販品を流用することで構成可能である。さらに、
簡易コネクタ24と光モジュール14との確実な結合を
1枚の金属板バネ27で可能にした単純な構成となって
いる。また、光モジュール14を低コストであるシリコ
ンから成るシリコン基板17,18で構成している。
【0036】こうしたことから、従来に比べて簡易コネ
クタが増えたにも拘らず、従来よりも低コストの光モジ
ュール接続装置を提供可能となった。また、従来、光フ
ァイバを光モジュールに接続する際にうまく光軸合わせ
が出来ない場合に、光ファイバの端を切り落として再度
接続することが行われ、こうしたことから、光ファイバ
は1〜2mの余長を必要とした。しかし、本実施例で
は、光ファイバ25をレーザダイオード19に直接接続
しなくなり、光ファイバ25をレーザダイオード19に
光軸合わせする必要がなくなったので、余長を必要とし
なくなった。
【0037】なお、簡易コネクタ24において光ファイ
バ25の光軸合わせが必要であるが、この光軸合わせが
不正確な製品については、標準光コネクタ6を含めた簡
易コネクタ24および光ファイバ25で一体となったそ
の製品を廃棄してしまうようにする。従来はこの製品に
相当する製品に高価な光モジュールが含まれていたため
に、光ファイバの端を切り落として再加工することが行
われていたが、本実施例の製品は光モジュールを含まず
安価なために、廃棄してもコスト上の問題がない。
【0038】その結果、光ファイバ25は例えば90m
mの長さに設定され、製造現場での収容や取扱いの不具
合を解消した。また、図15に示すように、プリント配
線板への他の部品の実装効率を向上させることが可能と
なった。
【0039】なお、上記実施例では、光電変換素子3a
としてレーザダイオード19を用いて電気信号から光信
号への変換を行う場合を説明したが、光電変換素子3a
としてフォトダイオードを用いて光信号から電気信号へ
の変換を行うようにしてもよい。
【0040】図16は、第1の実施例の光モジュール1
4のフェルール16とは異なる構造のフェルールの構成
を示す。なお、図中、第1の実施例と同じ構成部分には
同じ符号を付して説明を省略する。
【0041】このフェルール29は所定位置にフランジ
29aを備える。そしてフランジ29aを基準にした所
定長さの光ファイバ29bを設ける。フェルール29は
セラミックまたは金属で構成される。
【0042】フェルール29に対する簡易コネクタ24
からの押付力は1kg程度ある。こうした押付力が光モ
ジュール14へ加わるとシリコン基板17,18を損傷
してしまう恐れがあるが、フランジ29aがあれば分散
できる。また、組み立て時にフェルール29をシリコン
基板18に挿入して、光ファイバ29bの先端とレーザ
ダイオード19との間隔を例えば30μmに調整しなけ
ればならないが、調整したことを、フランジ29aがシ
リコン基板18に当接したことで感知することができ、
光ファイバ29bの先端をレーザダイオード19にぶつ
けて両者を損傷させることが無くなる。
【0043】図17は、第1の実施例の金属板バネ27
とは異なる構造の金属板バネの構成を示す。なお、図
中、第1の実施例と同じ構成部分には同じ符号を付して
説明を省略する。
【0044】この金属板バネ30の係合部30aに、内
側に出っ張った凸部を設け、簡易コネクタ24のハウジ
ング24fの端部24gには、この凸部に係合する凹部
を設ける。これにより、金属板バネ30による簡易コネ
クタ24の確実な締結が可能となる。
【0045】図18は、第1の実施例の金属板バネ27
とは異なる構造の金属板バネの構成を示す。(A)は平
面図、(B)は側面図である。なお、図中、第1の実施
例と同じ構成部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0046】この金属板バネ31にはリブ31a,31
bを設ける。このリブ31a,31bは金属板バネ31
の剛性を向上させるとともに、ハウジング15の案内部
15fと係合して、簡易コネクタ24の締結の安定化を
可能とする。
【0047】図19は、第1の実施例の金属板バネ27
とは異なる構造の金属板バネの構成を示す。(A)は平
面図、(B)は側面図である。なお、図中、第1の実施
例と同じ構成部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0048】この金属板バネ32には弾性合成樹脂片3
2aを設ける。また、ハウジング15の案内部15fに
突起15i,15jを設ける。金属板バネ32は突起1
5i,15jに沿って移動し、弾性合成樹脂片32aが
弾性力によって簡易コネクタ24を締結する。こうした
構成により、金属板バネ32の着脱が容易になり、簡易
コネクタ24の締結が安定化する。
【0049】図20は、第1の実施例の光モジュール1
4に金属枠を新たに設けた構成を示す。なお、図中、第
1の実施例と同じ構成部分には同じ符号を付して説明を
省略する。
【0050】ここでは光モジュール14の周囲を金属枠
33で囲み、金属枠33の底部にはダボ33a,33b
を設ける。ダボ33a,33bはハウジング15の固定
部15a(図10)へ溶接固定される。
【0051】これは、フェルール16が簡易コネクタ2
4から押付力約1kgを受けるので、光モジュール14
を構成するシリコン基板17,18が破損する恐れがあ
り、これの防止に有効な構成となっている。
【0052】つぎに、第2の実施例を説明する。まず、
第2の実施例の原理構成を、図2を参照して説明する。
第2の実施例は、主として、対向端面に第1の光ファイ
バ7の端面が露出した光電変換を行う光電変換手段8
と、第2の光ファイバ9の一端に設けられ、光電変換手
段8に対向する端面に第2の光ファイバ9の端面が露出
するとともに、当該対向端面に、第2の光ファイバ9の
端面を第1の光ファイバ7の端面に対向させる位置決め
手段10を有して第2の光ファイバ9と第1の光ファイ
バ7との間で光伝達を行わせる接続手段11と、第2の
光ファイバ9の他端に設けられた標準光コネクタ12と
から構成される。こうした各部の具体的な構成を、以
下、図21〜図32を参照して説明する。
【0053】図21は、光電変換手段8および接続手段
11の具体的な構成を示す図である。図2の光電変換手
段8は、図21では例えば電気信号を光信号に変換する
光モジュール40、光モジュール40を収納するハウジ
ング41等から構成される。また、図2の接続手段11
は、図21の簡易コネクタ42に相当する。簡易コネク
タ42には光ファイバ43(図2の第2の光ファイバ9
に相当)を介して標準光コネクタ(図示せず)が接続さ
れる。簡易コネクタ42は光モジュール40に、ガイド
ピン44a,44bを介して接続される。ガイドピン4
4a,44bは、図2の位置決め手段10を構成する。
光モジュール40から出た端子49a,49b,49c
はプリント配線板(図示せず)に接続される。
【0054】図22〜図24は、光モジュール40の構
成および組み立ての様子を示す。まず、図22を参照し
て光モジュール40の構成を説明する。光モジュール4
0は、シリコンを素材とする2枚のシリコン基板45,
46と、それらのシリコン基板45,46の間に挟持さ
れるレーザダイオード(LD)47から成り、光ファイ
バ48もシリコン基板45,46の間に挟持される。光
ファイバ48には被覆膜が設けられていない。光ファイ
バ48は図2の第1の光ファイバ7に相当し、レーザダ
イオード47は、図2の光電変換素子8aに相当する。
【0055】下側のシリコン基板46には、光ファイバ
48を収納するV溝46a、およびガイドピン44a,
44bを収容するV溝46b,46cが設けられ、上側
のシリコン基板45にも、光ファイバ48を収納するV
溝45a、およびガイドピン44a,44bを収容する
V溝45b,45cが設けられる。上側のシリコン基板
45には、更にレーザダイオード47を収納する空間4
5dが設けられる。
【0056】下側のシリコン基板46には、マイナス側
電極膜46dとプラス側電極膜46eとが設けられ、レ
ーザダイオード47のマイナス側がリード線47aを介
してマイナス側電極膜46dに、プラス側がプラス側電
極膜46eに接続される。その後、図23に示すよう
に、電極49a,49b,49cが、マイナス側電極膜
46d、プラス側電極膜46e、マイナス側電極膜46
dにそれぞれ接続される。そして、下側のシリコン基板
46のV溝46aに光ファイバ48を収納して、光ファ
イバ48の端部がレーザダイオード47の発光部分に対
向するように調整する。その後、下側のシリコン基板4
6の点線枠50の外側で、点線枠51の内側の部分に熱
硬化性樹脂の接着剤を塗布し、上側のシリコン基板45
を被せて固定する。この接着剤を塗布する下側のシリコ
ン基板46の面や、その対応する上側のシリコン基板4
5の面をエッチングにより荒らして接着剤を付着し易く
するようにしてもよい。そして、光ファイバ48のう
ち、シリコン基板45,46から突出している部分を切
断して、その切断面をシリコン基板45,46の側面と
共に研磨する。なお、接着面を粗面にする方法は、第1
の実施例にも適用可能である。
【0057】このようにして、レーザダイオード47の
周辺を密閉した光モジュール40が作成される。さら
に、光モジュール40の外側をアルミホイルで封止して
から、図24に示すように、モールド成形して外側にモ
ールド部52を設ける。このモールド成形にはエポキ
シ、ウレタン、アクリル等の熱硬化性高分子化合物を用
いる。
【0058】図25は、光モジュールの別の構成および
組み立ての様子を示す。図中、図22〜図24に示す構
成と同じ構成の部分には同一の符号を付して説明を省略
する。
【0059】この光モジュールでは、プラス側電極膜4
6eの上に絶縁膜46fを設けた上で、金属コート膜4
6gを設けている。そして、上側のシリコン基板45に
は半田45eを付着し、下側のシリコン基板46に上側
のシリコン基板45を被せて加熱圧着する。このように
して、レーザダイオード47の周辺を密閉した光モジュ
ールが作成される。
【0060】こうして作成された光モジュール40に対
して、図26に示すように、一端に光ファイバ43が接
続された簡易コネクタ42が、ガイドピン44a,44
bを介して接続される。ガイドピン44aは光モジュー
ル40側に、ガイドピン44bは簡易コネクタ42側に
挿入されて接着剤で固定される。
【0061】図27は簡易コネクタ42の構成を示す図
であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。簡易
コネクタ42は、シリコンを素材とする2枚のシリコン
基板42a,42bおよびモールド部42fから構成さ
れる。シリコン基板42a,42bには双方にそれぞれ
3本のV溝42c,42d,42eが設けられ、そこに
光ファイバ43およびガイドピン44a,44bが収納
される。すなわち、光ファイバ43にはナイロンの被覆
膜が設けられて保護されており、その被覆膜を取り除い
た部分をV溝42cに収納し、シリコン基板42aとシ
リコン基板42bとを接着する。そして光ファイバ43
のうち、シリコン基板42a,42bから突出している
部分を切断して、その切断面をシリコン基板42a,4
2bの側面と共に研磨する。その後、モールド成形によ
りモールド部42fを形成し、ガイドピン44bをV溝
42dに挿入し接着固定する。
【0062】こうした構成の簡易コネクタ42を光モジ
ュール40に接続するには、光モジュール40側のガイ
ドピン44aを簡易コネクタ42側のV溝42eに挿入
するようにすると同時に、簡易コネクタ42側のガイド
ピン44bを光モジュール40側のV溝45cおよびV
溝46cに挿入するようにする。これにより、簡易コネ
クタ42の端面と光モジュール40の端面とが所定の位
置関係で接触し、その結果、簡易コネクタ42側の光フ
ァイバ43と光モジュール40側の光ファイバ48とが
光軸を一致させ、光信号の確実な伝送が実現する。
【0063】図28はハウジング41の構成を示す斜視
図である。すなわち、ハウジング41は、光モジュール
40の位置決めを行う突き当て壁41a,41b、後述
の金属板バネが取り付けられる突起41c,41d、光
モジュール40の位置決めを行うとともに簡易コネクタ
42の挿入を助ける案内部41e,41fから構成され
る。ハウジング41の素材は、例えば鋼であり、ニッケ
ルメッキが施される。さらに、図29に示すように、ハ
ウジング41の底面には脚41g,41hが設けられ、
半田メッキされた上で脚41g,41hはプリント配線
板に挿入されてフロー半田付けが行われるようになって
いる。また、ハウジング41の底面には穴41iが設け
られている。この穴41iには、光モジュール40の底
面に設けられた凸部40a(モールド部52の一部)が
挿入され、熱カシメにより、ハウジング41に対して光
モジュール40が固定される。
【0064】図30は金属板バネ53の構成図である。
金属板バネ53はステンレススチールを素材とし、ハウ
ジング41の突起41c,41dと係合する係合部53
a,53bと、簡易コネクタ42と係合する係合部53
cとを含む。金属板バネ53は係合部53a,53bを
軸にして回転でき、係合部53cは簡易コネクタ42と
係合して、簡易コネクタ42が光モジュール40との接
続から抜け落ちることを防止する。
【0065】つぎに、こうした構成の各部品をプリント
配線板に実装し、部品どうしの接続を行う工程を説明す
る。まず、光モジュール40をハウジング41に熱カシ
メにより固定し、ハウジング41をプリント配線板へフ
ロー半田付けする(図29)。光モジュール40内には
光ファイバ48の被覆膜が存在しないので、光モジュー
ル40はフロー半田付けによる熱に充分耐えられる。
【0066】フロー半田付けの終了した後、簡易コネク
タ42をハウジング41の案内部41e,41fに沿っ
て挿入し、光モジュール40の端面に簡易コネクタ42
の端面を接触させる(図31)。そして、金属板バネ5
3の係合部53a,53bをハウジング41の突起41
c,41dと係合し、同時に係合部53cを簡易コネク
タ42の端部に係合して簡易コネクタ42が光モジュー
ル40から抜け落ちることを防止する(図32)。
【0067】以上のように、光モジュール40が固定さ
れたハウジング41がプリント配線板にフロー半田付け
され、その後に簡易コネクタ42が光モジュール40に
接続される。すなわち、耐熱性の低い被覆膜を設けられ
た光ファイバ43は半田付けの際にはまだ実装されてい
ないので、この半田付けは自動半田付け工程において行
うことができる。かくして、自動半田付けが可能になっ
て製造コストが低減される。
【0068】また、簡易コネクタ42は部品点数が少な
く、しかも価格の安いシリコンを材料としている。さら
に、第1の実施例と同様に、1枚の金属板バネ53が、
簡易コネクタ42と光モジュール40との確実な結合を
可能にし、また、光モジュール40の筐体部分を低コス
トであるシリコンから構成している。
【0069】こうしたことから、従来に比べて簡易コネ
クタが増えたにも拘らず、従来よりも低コストの光モジ
ュール接続装置を提供可能となる。また、本実施例で
も、光ファイバ43をレーザダイオード47に直接接続
しなくなり、光ファイバ43をレーザダイオード47に
光軸合わせする必要がなくなったので、光ファイバ43
に余長を必要としなくなった。
【0070】なお、簡易コネクタ42において光ファイ
バ43の光軸合わせが必要であるが、この光軸合わせが
不正確な製品については、標準光コネクタ12を含めた
簡易コネクタ42および光ファイバ43で一体となった
その製品を廃棄してしまうようにする。従来はこの製品
に相当する製品に高価な光モジュールが含まれていたた
めに、光ファイバの端を切り落として再加工することが
行われていたが、本実施例の製品は光モジュールを含ま
ず安価なために、廃棄してもコスト上の問題がない。
【0071】その結果、光ファイバ43は例えば90m
mの長さに設定され、製造現場での収容や取扱いの不具
合を解消した。また、これによりプリント配線板への他
の部品の実装効率を向上させることが可能となった。
【0072】なお、第2の実施例でも、光電変換素子8
aとしてレーザダイオード47を用いて電気信号から光
信号への変換を行う場合を説明したが、光電変換素子8
aとしてフォトダイオードを用いて光信号から電気信号
への変換を行うようにしてもよい。
【0073】図33は、第2の実施例の光モジュール4
0のシリコン基板46とは異なる構造のシリコン基板の
構成を示す。なお、図中、第2の実施例と同じ構成部分
には同じ符号を付して説明を省略する。
【0074】まず、第2の実施例の図22において、光
ファイバ48をシリコン基板46のV溝46aに収納す
るとともに、光ファイバ48の先端をレーザダイオード
47へ近接させる必要があるが、その際、近接点付近の
シリコン基板46に、V溝46aと直角に交差する溝を
設けると、光ファイバ48とレーザダイオード47との
間隔を正確かつ確実に決めることができる。この溝を突
き当て溝というが、この突き当て溝の加工を次のように
行う。
【0075】すなわち、シリコン基板を10mm×10
mm以下の同一形状に設定し、そのシリコン基板をシリ
コンウェハから切り出すようにする。つまり、図33
(C)に示すシリコンウェハ58から、図33(A)に
示すように整列した多数のシリコン基板55,56を切
り出すようにする。その切り出しの前に、V溝や突き当
て溝の加工を行う。特に、突き当て溝57の加工を、図
33(B)に示すように、多数のシリコン基板55,5
6に対して横断的に一直線に行う。図33(B)は溝加
工刃物の移動を示す。このように突き当て溝57の加工
を行えば、レーザダイオード付近だけを溝加工する場合
に比べ、この加工工数が大幅に軽減される。その後、例
えばシリコン基板55に示すように、突き当て溝57に
接着剤シート55a,55bを付着して加熱すれば、レ
ーザダイオード付近にだけ突き当て溝が残り、水分等が
この溝を介してレーザダイオードへ侵入することを防止
できる。この後、多数のシリコン基板55,56を個々
に切り離す。
【0076】こうしてシリコンウェハ58から切り出さ
れたシリコン基板55,56に対しては、その後のアセ
ンブル工程において半導体プロセス用の汎用製造設備が
活用できる。
【0077】かくして、突き当て溝の加工の工数を低減
でき、また、シリコン基板を一般のLSIと同じよう
に、シリコンウェハから切り出し、汎用製造設備によっ
てアセンブルができることにより設備コストが大幅に低
減できる。したがって、非常に低コストな光モジュール
が提供可能となる。
【0078】こうしたシリコン基板の加工方法は、第1
の実施例にも適用可能である。図34は、第2の実施例
の光モジュール40のシリコン基板45,46に新たな
構成が加わった構造を示す。(A)は上側のシリコン基
板45の平面図、(B)は下側のシリコン基板46の平
面図である。なお、図中、第2の実施例と同じ構成部分
には同じ符号を付して説明を省略する。
【0079】この上側のシリコン基板45には、溝45
f〜45iを設ける。これらの溝は、シリコン基板4
5,46どうしを固定するための接着剤が溢れたときに
それを吸収するためのものであり、溝45f,45g
は、接着剤が空間45dへ流れ込むことを防止し、溝4
5h,45iは、接着剤がV溝45c,45bへそれぞ
れ流れ込むことを防止する。
【0080】同様に、下側のシリコン基板46には、溝
46h〜46kを設ける。これらの溝も、シリコン基板
45,46どうしを固定するための接着剤が溢れたとき
にそれを吸収するためのものであり、溝46h,46i
は、接着剤がレーザダイオード47へ流れ込むことを防
止し、溝46j,46kは、接着剤がV溝46c,46
bへそれぞれ流れ込むことを防止する。
【0081】なお、これらの接着剤を吸収するための溝
は、シリコン基板45,46の一方に設けられているだ
けでもよい。こうした接着剤を吸収するための溝をシリ
コン基板に設けることは、第1の実施例にも適用可能で
ある。
【0082】図35は、第2の実施例のハウジング41
とは異なる構造のハウジングの構成を示す平面図であ
る。なお、図中、第2の実施例と同じ構成部分には同じ
符号を付して説明を省略する。
【0083】このハウジング59には、案内壁59a,
59bおよび案内壁59c,59dを設ける。案内壁5
9a,59bについては、両者の間隔を光モジュール4
0の幅よりも僅か狭くし、案内壁59c,59dについ
ては、両者の間隔を簡易コネクタ42の幅よりも僅か広
くする。これにより、光モジュール40を案内壁59
a,59bの内側に押し込むことにより光モジュール4
0を圧着固定し、一方、簡易コネクタ42は案内壁59
c,59dに案内されて滑らかに光モジュール40に接
続される。
【0084】これにより、光モジュール40には、第2
の実施例のように裏側からの熱カシメが不要になり、上
側からのカシメ加工となるので、一方向組立が実現し、
組立性が向上する。
【0085】図36は、第2の実施例の光モジュール4
0およびハウジング41とは異なる構造の光モジュール
およびハウジングの構成を示す平面図である。この光モ
ジュール60には突起60a〜60dを設ける。また、
ハウジング61には案内壁61a,61bおよび案内壁
61c,61dを設ける。案内壁61a,61bの間隔
は案内壁61c,61dの間隔よりも少し広く設定す
る。
【0086】光モジュール60は案内壁61a,61b
の間に、突起60a〜60dの先端を変形させながら圧
着固定される。これにより、光モジュール60には、第
2の実施例のように裏側からの熱カシメが不要になり、
上側からのカシメ加工となるので、一方向組立が実現
し、組立性が向上する。
【0087】図37は、第2の実施例の金属板バネ41
とは異なる構造の金属板バネの構成を示す平面図であ
る。なお、図中、第2の実施例と同じ構成部分には同じ
符号を付して説明を省略する。
【0088】この金属板バネ62には、幅広部62a,
62bを設ける。これにより、金属板バネ62の簡易コ
ネクタ42に対する着脱が容易になる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、光モジ
ュールと光ファイバとの間に簡易コネクタを設けるよう
に構成する。これにより、光モジュール内に耐熱性の低
い被覆膜を備えた光ファイバが存在しなくなり、その結
果、自動半田付けが可能となり、製造コストが大幅に低
減される。
【0090】また、光モジュールにおいて光ファイバの
光軸合わせが不要になるので、光モジュールに接続され
る光ファイバの長さを短縮することが可能となり、その
結果、製造現場での光ファイバの収容や取扱いの不具合
が解消し、またプリント配線板への他の部品の実装効率
を向上させることができる。
【0091】なお、簡易コネクタにおいて光ファイバの
光軸合わせが必要であるが、この光軸合わせが不正確な
製品については、標準光コネクタを含めた簡易コネクタ
および光ファイバで一体となったその製品を廃棄してし
まうようにする。従来はこの製品に相当する製品に高価
な光モジュールが含まれていたために、光ファイバの端
を切り落として再加工することが行われていたが、本発
明の製品は光モジュールを含まず安価なために、廃棄し
てもコスト上の問題がない。
【0092】さらに、光モジュールの外装までを安価な
シリコン基板で行っているので、光モジュールの低コス
ト化が図られている。また、光モジュールや簡易コネク
タの加工が、シリコンウェハ状態で一括行えるプロセス
が多いため、量産性がよく、しかも半導体向けの汎用製
造装置の活用も可能であるので、設備コストの低減もで
きる。したがって、従来の光モジュール接続装置に比
べ、大幅にコストが低下した製品を提供可能となる。量
産が進むことにより、さらに、コストダウンが期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理説明図である。
【図2】本発明の第2の原理説明図である。
【図3】第1の実施例の光電変換手段の構成図である。
【図4】光モジュールの組立図(1)である。
【図5】光モジュールの組立図(2)である。
【図6】光モジュールの他の組立図(1)である。
【図7】光モジュールの他の組立図(2)である。
【図8】光モジュールと簡易コネクタとの接続図であ
る。
【図9】第1の実施例の接続手段である簡易コネクタの
構成図である。
【図10】ハウジングの構成図である。
【図11】ハウジングの側面図である。
【図12】金属板バネの構成図である。
【図13】光モジュールへ簡易コネクタを接続した状態
を示す図である。
【図14】金属板バネによる固定状態を示す図である。
【図15】光ファイバのプリント配線板引き回しを示す
図である。
【図16】他のフェルールを示す図である。
【図17】他の金属板バネの構成図である。
【図18】他の金属板バネの構成図である。
【図19】他の金属板バネの構成図である。
【図20】他の光モジュールの断面構成図である。
【図21】第2の実施例の構成図である。
【図22】光モジュールの組立図(1)である。
【図23】光モジュールの組立図(2)である。
【図24】光モジュールの組立図(3)である。
【図25】光モジュールの他の組立図である。
【図26】光モジュールと簡易コネクタとの接続図であ
る。
【図27】簡易コネクタの構成図である。
【図28】ハウジングの構成図である。
【図29】ハウジングの側面図である
【図30】金属板バネの構成図である。
【図31】光モジュールへ簡易コネクタを接続する状態
を示す図である。
【図32】金属板バネによる固定状態を示す図である。
【図33】シリコン基板の加工方法を示す図である。
【図34】他の光モジュールを示す図である。
【図35】他のハウジングを示す平面図である。
【図36】他の光モジュールを示す平面図である。
【図37】他の金属板バネを示す平面図である。
【図38】従来の光モジュールの構成図である。
【図39】半田付け工程を示す図である。
【図40】光モジュールの後付け工程を示す図である。
【図41】光モジュールに付属する光ファイバの引き回
しを示す図である。
【符号の説明】
1 第1の光ファイバ 2 第1のフェルール 3 光電変換手段 3a 光電変換素子 4 第2の光ファイバ 5 接続手段 5a 第2のフェルール 5b C形スリーブ 6 標準光コネクタ 7 第1の光ファイバ 8 光電変換手段 8a 光電変換素子 9 第2の光ファイバ 10 位置決め手段 11 接続手段 12 標準光コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 誠美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 中川 剛二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号から電気信号への変換または電気
    信号から光信号への変換を行う光モジュールを光ファイ
    バに接続するための光モジュール接続装置において、 第1の光ファイバを内蔵した第1のフェルールを備える
    とともに、光電変換を行う光電変換手段と、 第2の光ファイバの一端に設けられ、前記第2の光ファ
    イバを内蔵する第2のフェルールを備え、前記第2のフ
    ェルールの端面を前記第1のフェルールの端面に対向さ
    せて前記第2の光ファイバと前記第1の光ファイバとの
    間で光伝達を行わせる接続手段と、 前記第2の光ファイバの他端に設けられた標準光コネク
    タと、 を有することを特徴とする光モジュール接続装置。
  2. 【請求項2】 前記光電変換手段は、 少なくとも、光信号から電気信号への変換または電気信
    号から光信号への変換を行う光電変換素子および前記第
    1のフェルールを収容する空間が形成された第1のシリ
    コン基板と、 前記第1のシリコン基板との間に少なくとも前記光電変
    換素子および前記第1のフェルールを挟持して、前記第
    1のシリコン基板に熱硬化性樹脂により固着された第2
    のシリコン基板と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の光モジュール接
    続装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記第1のシリコン基板また
    は前記第2のシリコン基板は、前記熱硬化性樹脂の余分
    を収容するために形成された溝を含むことを特徴とする
    請求項2記載の光モジュール接続装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記第1のシリコン基板また
    は前記第2のシリコン基板は、前記熱硬化性樹脂が塗布
    される部分に形成された粗面を含むことを特徴とする請
    求項2記載の光モジュール接続装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換手段は、 少なくとも、光信号から電気信号への変換または電気信
    号から光信号への変換を行う光電変換素子および前記第
    1のフェルールを収容する空間が形成された第1のシリ
    コン基板と、 前記第1のシリコン基板との間に少なくとも前記光電変
    換素子および前記第1のフェルールを挟持して、前記第
    1のシリコン基板に半田により固着された第2のシリコ
    ン基板と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の光モジュール接
    続装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のシリコン基板には、前記第1
    の光ファイバの軸方向の位置決めを行うためのファイバ
    付き当て溝が形成され、 前記第1のシリコン基板は、シリコンウェハから複数、
    同一形状で切り出されることにより得られ、 前記ファイバ付き当て溝は、前記シリコンウェハに整列
    された、切り出される前の複数の前記第1のシリコン基
    板に対して横断的に溝加工を施すことにより形成され
    る、 ことを特徴とする請求項2または請求項5記載の光モジ
    ュール接続装置。
  7. 【請求項7】 前記光電変換手段は、 少なくとも、光信号から電気信号への変換または電気信
    号から光信号への変換を行う光電変換素子および前記第
    1のフェルールを収容する空間が形成された第1のシリ
    コン基板と、 前記第1のシリコン基板との間に少なくとも前記光電変
    換素子および前記第1のフェルールを挟持して、前記第
    1のシリコン基板に固着された第2のシリコン基板と、 前記光電変換手段の第1のフェルールに設けられ、前記
    第1のシリコン基板の端部に当接するフランジと、 を含むことを特徴とする請求項1記載の光モジュール接
    続装置。
  8. 【請求項8】 前記接続手段は、 前記第2のフェルールの一端を覆うC形スリーブと、 前記第2のフェルールの他端に設けられた弾性手段と、 前記第2のフェルール、C形スリーブおよび弾性手段を
    収納する円筒状のハウジングと、 を含むことを特徴とする請求項1記載の光モジュール接
    続装置。
  9. 【請求項9】 前記光電変換手段は、 一端が回転支軸となり、他端に、前記光電変換手段に前
    記接続手段が接続されたときに、前記接続手段が前記光
    電変換手段から離脱する方向に移動することを防止する
    防止片を備えた金属板バネを含むことを特徴とする請求
    項1記載の光モジュール接続装置。
  10. 【請求項10】 光信号から電気信号への変換または電
    気信号から光信号への変換を行う光モジュール接続装置
    において、 対向端面に第1の光ファイバの端面が露出した光電変換
    を行う光電変換手段と、 第2の光ファイバの一端に設けられ、前記光電変換手段
    に対向する端面に前記第2の光ファイバの端面が露出す
    るとともに、当該対向端面に、前記第2の光ファイバの
    端面を前記第1の光ファイバの端面に対向させる位置決
    め手段を有して前記第2の光ファイバと前記第1の光フ
    ァイバとの間で光伝達を行わせる接続手段と、 前記第2の光ファイバの他端に設けられた標準光コネク
    タと、 を有することを特徴とする光モジュール接続装置。
  11. 【請求項11】 前記光電変換手段は、 少なくとも、光信号から電気信号への変換または電気信
    号から光信号への変換を行う光電変換素子および前記第
    1の光ファイバを収容する空間が形成された第1のシリ
    コン基板と、 前記第1のシリコン基板との間に少なくとも前記光電変
    換素子および前記第1の光ファイバを挟持して、前記第
    1のシリコン基板に熱硬化性樹脂により固着された第2
    のシリコン基板と、 を含むことを特徴とする請求項10記載の光モジュール
    接続装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも前記第1のシリコン基板ま
    たは前記第2のシリコン基板は、前記熱硬化性樹脂の余
    分を収容するために形成された溝を含むことを特徴とす
    る請求項11記載の光モジュール接続装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも前記第1のシリコン基板ま
    たは前記第2のシリコン基板は、前記熱硬化性樹脂が塗
    布される部分に形成された粗面を含むことを特徴とする
    請求項2記載の光モジュール接続装置。
  14. 【請求項14】 前記光電変換手段は、 少なくとも、光信号から電気信号への変換または電気信
    号から光信号への変換を行う光電変換素子および前記第
    1の光ファイバを収容する空間が形成された第1のシリ
    コン基板と、 前記第1のシリコン基板との間に少なくとも前記光電変
    換素子および前記第1の光ファイバを挟持して、前記第
    1のシリコン基板に半田により固着された第2のシリコ
    ン基板と、 を含むことを特徴とする請求項10記載の光モジュール
    接続装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のシリコン基板には、前記第
    1の光ファイバの軸方向の位置決めを行うためのファイ
    バ付き当て溝が形成され、 前記第1のシリコン基板は、シリコンウェハから複数、
    同一形状で切り出されることにより作成され、 前記ファイバ付き当て溝は、前記シリコンウェハに整列
    された切り出される前の複数の前記第1のシリコン基板
    に対して横断的に溝加工を施すことにより形成される、 ことを特徴とする請求項11または請求項14記載の光
    モジュール接続装置。
  16. 【請求項16】 前記接続手段は、 前記第2の光ファイバおよび前記位置決め手段を収容す
    る空間が形成された第3のシリコン基板と、 前記第3のシリコン基板との間に前記第2の光ファイバ
    および前記位置決め手段を挟持して、前記第3のシリコ
    ン基板に固着された第4のシリコン基板と、 を含むことを特徴とする請求項10記載の光モジュール
    接続装置。
  17. 【請求項17】 前記光電変換手段は、 一端が回転支軸となり、他端に、前記光電変換手段に前
    記接続手段が接続されたときに、前記接続手段が前記光
    電変換手段から離脱する方向に移動することを防止する
    防止片を備えた金属板バネを含むことを特徴とする請求
    項10記載の光モジュール接続装置。
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