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JPH09193641A - 車両用懸架装置およびその減衰性能設定方法 - Google Patents

車両用懸架装置およびその減衰性能設定方法

Info

Publication number
JPH09193641A
JPH09193641A JP2597096A JP2597096A JPH09193641A JP H09193641 A JPH09193641 A JP H09193641A JP 2597096 A JP2597096 A JP 2597096A JP 2597096 A JP2597096 A JP 2597096A JP H09193641 A JPH09193641 A JP H09193641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheels
throttle member
damping force
vehicle
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2597096A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sakai
浩二 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2597096A priority Critical patent/JPH09193641A/ja
Publication of JPH09193641A publication Critical patent/JPH09193641A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用懸架装置において、車体の姿勢変化を
抑えるための減衰性能を、過度の姿勢変化の抑制と乗り
心地とを両立させるように設定する場合に、良好なセッ
ティングを得るまでの無駄な時間や労力を削減する。 【解決手段】 2つの車輪の間で相対ストロークスピー
ド差が生じた時にのみ減衰力を発生する絞り部材5が設
置されている車両用懸架装置1において、該両車輪のホ
イール端での相対ストロークスピード差が0.2〔m/
s〕の時に、該絞り部材によって発生する該ホイール端
で換算した減衰力をα〔N〕とし、該ストロークスピー
ド差が2.0〔m/s〕の時に、該絞り部材によって発
生する該ホイール端で換算した減衰力をβ〔N〕とし、
該両車輪の接地点でのそれぞれの重量の和をW〔N〕と
し、該両車輪の接地中心点間の距離をL〔m〕として、
β−α≦0.3・W/L となるように絞り部材5の
減衰性能を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のローリング
時やピッチング時での車体の過度の姿勢変化を抑えるこ
とができる連結ショックアブソーバを備えた車両用懸架
装置、および、そのような車両用懸架装置における減衰
性能の設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の懸架装置において、車両がロー
リングやピッチングした時の車体の姿勢変化を抑えるた
めの構造として、独立して上下動可能な左右あるいは前
後の2つの車輪のそれぞれに配置された各油圧シリンダ
を、各油圧経路を介してそれぞれ調圧装置に連通させる
と共に、各油圧経路同士或いは各油圧経路と接続する調
圧シリンダの各オイル室同士を、絞り部材を介して連通
させることにより、車輪に対して車体が相対的に傾斜し
た時にのみオイルが絞り部材を通過するようにして、該
絞り部材で発生する減衰力を、車体の過度の姿勢変化を
抑えるためにのみ使用するという構造が従来公知となっ
ている。(特開平6−72127号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような従来公知の
車両用懸架装置において、車両がローリングやピッチン
グした時の車体の過度の姿勢変化を抑えるためには、絞
り部材による減衰力を大きく設定すればよいのである
が、そうすると、片輪乗り越しやうねり路等での凹凸に
対する車輪の対応が悪くなって、乗り心地を悪化させて
しまう。
【0004】そこで、過度の姿勢変化を抑えるという操
縦安定性と乗り心地との両立をはかるためには、車体の
姿勢変化時に絞り部材で発生する減衰力を適正なものと
することが必要となるが、絞り部材の減衰性能をそのよ
うに設定するための一定の基準というようなものが従来
からある訳でもないため、車両毎に試行錯誤でセッティ
ングすることが必要となって、その作業に時間と労力を
要することとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、2つの車輪の間で相対ストロークスピード差が生じ
た時にのみ減衰力を発生する絞り部材が設置されている
車両用懸架装置において、該両車輪のホイール端での相
対ストロークスピード差が0.2〔m/s〕の時に、該
絞り部材によって発生する該ホイール端で換算した減衰
力をα〔N〕とし、該ストロークスピード差が2.0
〔m/s〕の時に、該絞り部材によって発生する該ホイ
ール端で換算した減衰力をβ〔N〕とし、該両車輪の接
地点でのそれぞれの重量の和をW〔N〕とし、該両車輪
の接地中心点間の距離をL〔m〕として、 β−α≦
0.3・W/L となるように絞り部材の減衰性能が設
定されていることを特徴とするものである。
【0006】また、上記の請求項2に記載したように、
2つの車輪の間で相対ストロークスピード差が生じた時
にのみ減衰力を発生する絞り部材が設置されている車両
用懸架装置に対する減衰性能設定方法おいて、該両車輪
のホイール端での相対ストロークスピード差が0.2
〔m/s〕の時に、該絞り部材によって発生する該ホイ
ール端で換算した減衰力をα〔N〕とし、該ストローク
スピード差が2.0〔m/s〕の時に、該絞り部材によ
って発生する該ホイール端で換算した減衰力をβ〔N〕
とし、該両車輪の接地点でのそれぞれの重量の和をW
〔N〕とし、該両車輪の接地中心点間の距離をL〔m〕
として、 β−α≦0.3・W/L となるように絞り
部材の減衰性能を設定することを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。
【0008】図1は、本発明が適用される従来公知の自
動車用懸架装置の一例について、各車輪を上下動自在に
支持するリンク機構やクッションばね等の他の構成部材
を省略した概略を示すもので、懸架装置1は、独立して
上下動可能な左右あるいは前後の車輪のうちの一方の車
輪側に装着される油圧シリンダ2と、他方の車輪側に装
着される油圧シリンダ2と、それぞれ油圧経路6,7に
よって各油圧シリンダ2,3と接続される調圧装置4
と、各油圧経路6,7を連通するように設置される絞り
部材5とを備えたものである。
【0009】懸架装置1の各油圧シリンダ2,3が装着
される四輪自動車の2つの車輪とは、前輪側の左右の車
輪、後輪側の左右の車輪、左側の前輪と後輪、右側の前
輪と後輪、左側の前輪と右側の後輪、右側の前輪と左側
の後輪等であって、一台の車両の一対の車輪に対して該
油圧シリンダ2,3が装着される(他の車輪に対しては
別の油圧シリンダが装着される)場合と、一台の車両の
二対の車輪に対してそれぞれ該油圧シリンダ2,3が装
着される場合とがある。
【0010】2つの車輪のそれぞれに装着される油圧シ
リンダ2,3は、同じ構造のものであって、以下、一方
の油圧シリンダ2について説明すると、油圧シリンダ2
のシリンダ本体21に対して、その一端からピストンロ
ッド22が出入自在に挿入されており、ピストンロッド
22のシリンダ本体内側の端部にはピストン23が固定
されている。
【0011】オイルで満たされたシリンダ本体21内
は、ピストン23によって上部オイル室24と下部オイ
ル室25とに画成されており、ピストン23には、上部
オイル室24と下部オイル室25とを連通する連通路2
3aが形成されていて、該連通路23a中には絞り26
が設けられている。
【0012】この油圧シリンダ2は、シリンダ本体21
の他端部21aと、ピストンロッド22のシリンダ本体
外側の端部22aとによって、その何れか一方が自動車
の車体側に連結され、他方が車体に対して車輪と共に上
下するサスペンションの部位に枢支されることにより、
車体側と車輪側との間に介装される。
【0013】各油圧シリンダ2,3とそれぞれ接続され
る調圧装置4は、2つの調圧シリンダ41a,41bを
並列的に配置してその下部で一体的に接合したシリンダ
本体41を有するもので、各調圧シリンダ41a,41
b内には、それぞれフリーピストン42a,42bが摺
動自在に内挿されている。
【0014】フリーピストン42a,42bによって仕
切られた各調圧シリンダ41a,41bの上方は、それ
ぞれオイルが充填されたオイル室43a,43bとされ
ており、各調圧シリンダ41a,41bの下方は、その
下部で一体的に連結されて高圧ガスが充填された高圧ガ
ス室44とされていて、各フリーピストン42a,42
bは、同時に同じ方向に互いに連動して移動するよう
に、高圧ガス室44内において連結部材45によって一
体的に連結されている。
【0015】調圧装置4の一方の調圧シリンダ41aの
オイル室43aは、油圧経路6により油圧シリンダ2の
上部オイル室24と連通され、他方の調圧シリンダ41
bのオイル室43bは、油圧経路7により油圧シリンダ
3の上部オイル室34と連通されていて、各油圧経路
6,7の間には、両油圧経路6,7を連通するように、
絞り51を設けた絞り部材5が設置されている。
【0016】なお、上記のような車両用懸架装置1にお
いては、調圧装置4の各オイル室43a,43bと連通
させる各油圧シリンダ2,3のオイル室を、図中に二点
鎖線で示すように、各下部オイル室25,35としても
良いし、また、絞り部材5は、各油圧経路6,7の間で
はなく、調圧装置4の各オイル室43a,43bの間
に、両オイル室43a,43bを連通するように設置し
ても良い。
【0017】上記のように構成された車両用懸架装置1
の作動状態について以下に説明すると、車両全体が同じ
ように上下動するバウンシング時には、各油圧シリンダ
2,3が同じように伸縮するのに応じて、各シリンダ本
体21,31での各ピストンロッド22,32の出入分
だけのオイルが、各油圧経路6,7を介して、各油圧シ
リンダ2,3と調圧装置4の各オイル室43a,43b
の間で出入し、それに応じて調圧装置4の各フリーピス
トン42a,42bがシリンダ本体41内で一体的に移
動する。
【0018】その際、それぞれの油圧シリンダ2,3か
ら略等しくオイルが出入するため、各油圧経路6,7を
流れるオイルの油圧は略等しく、そのため絞り部材5内
をオイルが移動せず、油圧シリンダ2,3を装着した各
車輪が車体に対して同じように上下動する動きは、絞り
部材5の減衰性能に関係なく、各油圧シリンダ2,3に
おけるピストン23,33の移動によりオイルが連通路
23a,33aの絞り26,36を通るときに生じる抵
抗によって減衰されることとなる。
【0019】そして、油圧シリンダ2,3を装着した各
車輪に対して車体が相対的に傾斜するローリング時やピ
ッチング時には、それぞれの油圧シリンダ2,3が異な
る状態で伸縮するのに応じて、油圧シリンダ2と調圧装
置4のオイル室43aの間でのオイルの出入と、油圧シ
リンダ3と調圧装置4のオイル室43bの間でのオイル
の出入とが異なる状態となる。
【0020】すなわち、例えば、一方の油圧シリンダ2
が圧縮し、他方の油圧シリンダ3が伸長した場合には、
図1に矢印で示すように、一方の油圧シリンダ2から調
圧装置4に向かって油圧経路6にオイルが流れ、調圧装
置4から他方の油圧シリンダ3に向かって油圧経路7に
オイルが流れる。
【0021】それにもかかわらず、調圧装置4の各フリ
ーピストン42a,42bはシリンダ本体41内で常に
一体的に移動する状態なっているため、各油圧経路6,
7を流れるオイルの油圧に圧力差が生じて、高圧側から
低圧側に絞り部材5を通ってオイルが流れることとな
る。
【0022】その際、絞り部材5の絞り51をオイルが
通過するときの抵抗によって減衰力が発生するため、油
圧シリンダ2,3を装着した各車輪が車体に対して傾斜
しようとする動きは、各油圧シリンダ2,3の絞り2
6,36による減衰力と共に、絞り部材5の絞り51に
よる減衰力によって抑えられることとなる。
【0023】以上に説明したような車両用懸架装置1で
は、絞り部材5の減衰性能を調整することにより、車両
がローリングやピッチングした時の車体の姿勢変化を抑
えるための減衰力を調整することができる。
【0024】ところで、そのような絞り部材5の減衰性
能を設定するに当たって、過度の姿勢変化を抑えて操縦
の安定性を増すためには、絞り部材5による減衰力を大
きく設定すればよいのであるが、そうすると、片輪乗り
越しやうねり路等での凹凸に対する車輪の対応が悪くな
って、乗り心地を悪化させてしまうこととなるため、減
衰力を適正な範囲に設定することが必要となる。
【0025】ところが、操縦安定性と乗り心地とを両立
させるように絞り部材5の減衰性能を設定するための一
定の基準というようなものが従来からある訳ではないた
め、車両毎に試行錯誤でセッティングすることが必要と
なって、その作業に時間と労力を要することとなる。
【0026】そこで、上記のような車両用懸架装置1の
絞り部材5の減衰性能を、操縦安定性と乗り心地とが両
立する範囲に容易に設定できるようにすべく、本発明者
は、各車輪に対する車体の相対的な傾斜動と、各車輪の
間隔と、各車輪にかかる車体重量との関係に着目して、
種々の車両に対し、絞り部材5の減衰性能のセッティン
グを変更して、乗り心地に関する実走評価を行った。
【0027】すなわち、各車輪に対して車体が傾斜する
時の減衰力は、車輪の位置にかかる荷重が大きい程大き
くすべきであり、荷重のかかる車輪の位置の間隔が大き
い程小さくすべきであると考えられることから、まず、
各車両について、図2の(A)あるいは(B)に示すよ
うに、油圧シリンダ2,3が装着される車輪A,Bの接
地点での車両の重量の和W〔N〕と、該車輪A,Bの接
地中心点間の距離L〔m〕を測定して、W/Lを求め
た。
【0028】また、各車輪に対する車体の相対的な傾斜
の動き、すなわち、両車輪A,Bのホイール端での相対
ストロークスピード差について、図3に示すように、該
ストロークスピード差が0.2〔m/s〕での絞り部材
5による車輪A,Bのホイール端での減衰力をα〔N〕
とし、該ストロークスピード差が2.0〔m/s〕での
絞り部材5による車輪A,Bのホイール端での減衰力を
β〔N〕とした。
【0029】そして、図4に示すように、W/Lの異な
る種々の車両(a〜h)について、絞り部材5のβ−α
〔N〕による減衰性能のセッティングを様々に変更し
て、それぞれに対して乗り心地に関する実走評価を行っ
た結果、β−αの値がW/Lの値に対するある比例値を
越えた場合には、他の条件に拘らず、必ず乗り心地不可
の評価を受けていることから、β−α≦0.3・W/L
の関係を満たすことが、良好な乗り心地を得るための必
要条件であることが判明した。
【0030】そして、そのような結果に基づき、車両の
ローリング時やピッチング時における車体の過度の姿勢
変化を抑えることができ、しかも、乗り心地を悪くする
ことのないように絞り部材5の減衰性能を設定するため
には、β−α≦0.3・W/Lという予め決まった関係
を満たすように絞り部材5の減衰性能を設定すればよい
という結論を導き出した。
【0031】なお、そのような結論に基づく本発明の車
両用懸架装置およびその減衰性能設定方法については、
実施形態として具体的に示した構造の車両用懸架装置1
に限らず、2つの車輪の間で相対ストロークスピード差
が生じた時にのみ減衰力を発生する絞り部材を備えたも
のであれば、他の構造を有する車両用懸架装置について
も適用可能なものであることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したような本発明の車両用懸架
装置およびその減衰性能設定方法によれば、何れにおい
ても、車体の姿勢変化を抑えるための減衰性能を、予め
決まった関係を満たすように設定するだけで、過度の姿
勢変化の抑制と乗り心地を両立させるようにできて、良
好なセッティングを得るまでの無駄な時間や労力を削減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される車両用懸架装置の一例を示
す概略説明図。
【図2】本発明において、予め決まった関係を求めると
きの、各車輪の接地点での車両重量の和(W)と、各車
輪の接地中心点間の距離(L)について、(A)左右の
車輪についての場合と、(B)前後の車輪についての場
合とのそれぞれを示す説明図。
【図3】本発明において、予め決まった関係を求めると
きの、両車輪のホイール端での相対ストロークスピード
差と、絞り部材による該ホイール端で換算した減衰力と
の関係を示す説明図。
【図4】各車輪の接地点での車両の重量の和(W)と、
各車輪の接地中心点間の距離(L)との割合(W/L)
が異なる種々の車両(a〜h)について、絞り部材の減
衰力(β−α)のセッティングを様々に変更して、その
乗り心地に関する実走評価を行った結果を示す説明図。
【符号の説明】
1 車両用懸架装置 2 油圧シリンダ 3 油圧シリンダ 4 調圧装置 5 絞り部材 6 油圧経路 7 油圧経路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの車輪の間で相対ストロークスピー
    ド差が生じた時にのみ減衰力を発生する絞り部材が設置
    されている車両用懸架装置において、 該両車輪のホイール端での相対ストロークスピード差が
    0.2〔m/s〕の時に、該絞り部材によって発生する
    該ホイール端で換算した減衰力をα〔N〕とし、該スト
    ロークスピード差が2.0〔m/s〕の時に、該絞り部
    材によって発生する該ホイール端で換算した減衰力をβ
    〔N〕とし、該両車輪の接地点でのそれぞれの重量の和
    をW〔N〕とし、該両車輪の接地中心点間の距離をL
    〔m〕として、 β−α≦0.3・W/L となるよう
    に絞り部材の減衰性能が設定されていることを特徴とす
    る車両用懸架装置。
  2. 【請求項2】 2つの車輪の間で相対ストロークスピー
    ド差が生じた時にのみ減衰力を発生する絞り部材が設置
    されている車両用懸架装置に対する減衰性能設定方法お
    いて、 該両車輪のホイール端での相対ストロークスピード差が
    0.2〔m/s〕の時に、該絞り部材によって発生する
    該ホイール端で換算した減衰力をα〔N〕とし、該スト
    ロークスピード差が2.0〔m/s〕の時に、該絞り部
    材によって発生する該ホイール端で換算した減衰力をβ
    〔N〕とし、該両車輪の接地点でのそれぞれの重量の和
    をW〔N〕とし、該両車輪の接地中心点間の距離をL
    〔m〕として、 β−α≦0.3・W/L となるよう
    に絞り部材の減衰性能を設定することを特徴とする車両
    用懸架装置の減衰性能設定方法。
JP2597096A 1996-01-19 1996-01-19 車両用懸架装置およびその減衰性能設定方法 Pending JPH09193641A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6556907B1 (en) 1999-11-11 2003-04-29 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle suspension system
EP1213218A3 (en) * 2000-12-06 2003-08-13 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Suspension device for two-wheeled vehicle
US7210688B2 (en) 2001-11-14 2007-05-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Suspension system for motor vehicle

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EP1213218A3 (en) * 2000-12-06 2003-08-13 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Suspension device for two-wheeled vehicle
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Effective date: 20040204

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