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JPH09160869A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

電子機器及びその制御方法

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Publication number
JPH09160869A
JPH09160869A JP7344597A JP34459795A JPH09160869A JP H09160869 A JPH09160869 A JP H09160869A JP 7344597 A JP7344597 A JP 7344597A JP 34459795 A JP34459795 A JP 34459795A JP H09160869 A JPH09160869 A JP H09160869A
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JP
Japan
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information signal
format
packet
control
signal
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JP7344597A
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Yuko Iijima
祐子 飯島
Hisato Shima
久登 嶋
Harumi Kawamura
晴美 川村
Makoto Sato
真 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグから出力又はプラグへ入力できる情報
信号の種類の問い合わせ及び指定を、そのための専用の
制御信号を設けることなく可能にする。 【解決手段】 編集機12の制御によりCAM11の第
1の出力プラグ21からオーディオ/ビデオ信号を出力
させ、第1のVTR14の第1の入力プラグ25へ入力
させる場合を説明する。この場合、編集機12はCAM
11及び第1のVTR14との間で、第1の出力プラグ
21から出力できるオーディオ/ビデオ信号のフォーマ
ット及び第1の入力プラグ25から入力できるオーディ
オ/ビデオ信号のフォーマットについて問い合わせを行
うためのコマンドを送信し、そのレスポンスを受け取
る。このコマンドやレスポンスのフォーマットをオーデ
ィオ/ビデオ信号の伝送に用いるパケットのCIPヘッ
ダーと同じ構造にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE−
1394に準拠したシリアルバス(以下IEEE139
4シリアルバスという)のような、制御信号パケットと
情報信号パケットとを混在させて伝送できる通信制御バ
スで接続された複数の電子機器間で通信を行うシステム
に関し、詳細には電子機器が入出力する情報信号のフォ
ーマットを表す制御信号の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394シリアルバスのような
制御信号パケットと情報信号パケットとを混在させて伝
送できる通信制御バスによって複数の電子機器を接続
し、これらの電子機器間で情報信号及び制御信号を通信
するシステムが考えられている。
【0003】図16にこのようなシステムの例を示す。
このシステムは、カメラ一体型ビデオテープレコーダ
(以下CAMという)11と、編集機(編集コントロー
ラ)12と、テレビジョン受像機(以下TVという)1
3と、第1のビデオテープレコーダ(以下ビデオテープ
レコーダをVTRという)14と、第2のVTR15と
を備えている。そして、CAM11と編集機12との
間、編集機12と第1のVTR14との間、第1のVT
R14とTV13の間、及び第1のVTR14と第2の
VTR15との間は、IEEE1394シリアルバス1
6〜19により接続されている。ここで、#A〜#E
は、各々CAM11、編集機12、TV13、第1のV
TR14と、及び第2のVTR15のシステム内のノー
ドIDである。
【0004】システム内の各電子機器(以下「電子機
器」を「機器」という)における信号の伝送は、図17
に示すように、所定の通信サイクル(例えば125μs
ec)毎に時分割多重によって行なわれる。そして、こ
の信号の伝送はサイクルマスターと呼ばれる機器が通信
サイクルの開始時であることを示すサイクルスタートパ
ケットをバス上へ送出することにより開始される。な
お、サイクルマスターは、各機器をIEEE1394シ
リアルバスのケーブルで接続した時に、IEEE−13
94で規定する手順により自動的に決定される。
【0005】1通信サイクル中における通信の形態は、
ビデオデータやオーディオデータなどの情報信号をアイ
ソクロナス(以下「アイソクロナス」を「Iso」とい
う)伝送するIso通信と、接続制御コマンド等の制御
信号をアシンクロナス(以下「アシンクロナス」を「A
sync」という)伝送するAsync通信の二種類で
ある。そして、IsoパケットがAsyncパケットよ
り先に伝送される。Isoパケットそれぞれにチャンネ
ル番号1,2,3 ,・・・nを付けることにより、複数
のIsoデータを区別することができる。Isoパケッ
トの送信が終了した後、次のサイクルスタートパケット
までの期間がAsyncパケットの伝送に使用される。
【0006】IEEE1394シリアルバスにIsoパ
ケットを送出しようとする機器は、まず情報信号の伝送
に必要な帯域とチャンネルとを確保する。このため、I
EEE1394シリアルバスのチャンネルと帯域を管理
する機器であるIRM(Isochronous Re
sorce Manager)に、チャンネル及び必要
とする帯域を申請する。
【0007】IRMは、図18に示すように、バスの各
チャンネルの使用状態を示すレジスタ(CHANNEL
S AVAILABLE REGISTER)REG1
と、バスの残りの容量を示すレジスタ(BANDWID
TH AVAILABLEREGISTER)REG2
とを備えている。
【0008】IEEE1394シリアルバスにIsoパ
ケットを送出しようとする機器は、これらのレジスタR
EG1,2に対して、Asyncパケットを用いて読み
出し命令を送り、REG1,2の内容を読み出す。そし
て、空きチャンネルと空き容量があれば、Asyncパ
ケットを用いて自分が使用したいチャンネルと帯域をR
EG1,2に書き込むための書き込み命令をIRMへ送
る。レジスタREG1,2への書き込みに成功すれば、
IEEE1394シリアルバスへの出力が可能となる。
【0009】例えば、チャンネルNに帯域Xで出力した
いノードは、REG1におけるチャンネルNのビットを
0にリセットし、かつREG2の値を帯域X分だけ減算
することによりIEEE1394シリアルバスへの出力
権を得る。また、IEEE1394シリアルバスへの出
力権を放棄する時は、上記と逆の手順、すなわち、確保
していた帯域値XをREG2に加算し、かつREG1の
チャンネルNのビットを1にセットする。これにより、
使用していたチャンネルと帯域を解放する。
【0010】なお、IRMは、複数の機器をIEEE1
394シリアルバスに接続してシステムを構成した時
に、IEEE−1394で規定する手法により自動的に
決定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように構成さ
れたシステムにおいて、例えば編集機12の制御によ
り、CAM11内のビデオカセットから再生したデジタ
ルビデオ信号及びデジタルオーディオ信号(以下ビデオ
とオーディオをまとめてAVという)を第1のVTR1
4内のビデオカセットにダビングする場合には、CAM
11の出力が第1のVTR14へ入力されるように接続
制御を行なうことが必要となる。
【0012】本願出願人は先にこのような入出力制御を
管理するために仮想的なプラグの概念を提案した。この
仮想的なプラグの実体は、機器内に設けられた例えばプ
ラグコントロールレジスタと呼ばれるレジスタであっ
て、機器が入出力する情報信号のチャンネル番号や帯域
等をこのレジスタに書き込むことにより、機器が入出力
する情報信号を管理する。そして、機器内部から仮想的
な出力プラグを経てIEEE1394シリアルバスへ情
報信号を出力し、IEEE1394シリアルバスから仮
想的な入力プラグを経て機器内部へ情報信号を入力する
と考えるものである。
【0013】本発明は、前述した仮想的なプラグからI
EEE1394シリアルバスへ出力できる、又はIEE
E1394シリアルバスから仮想的なプラグへ入力でき
る情報信号の種類の問い合わせ及び指定を、そのための
専用の制御信号を設けることなく可能にした機器及びそ
の制御方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る機器は、制御信号と情報信号とを混在
させることのできる通信制御バスによって複数の機器を
接続し、これらの機器間で情報信号及び制御信号を通信
するシステムに用いる機器であって、制御信号パケット
の送受信手段と、情報信号パケットの送受信手段とを備
え、通信制御バスに対して入出力する情報信号のフォー
マットを表す制御信号の構造をそのフォーマットの情報
信号パケットの所定のヘッダーと同じ構造にしたことを
特徴とするものである。
【0015】また、本発明に係る機器の制御方法は、制
御信号と情報信号とを混在させることのできる通信制御
バスによって複数の機器を接続し、これらの機器間で情
報信号及び制御信号を通信するシステムにおいて、機器
が通信制御バスに対して入出力する情報信号のフォーマ
ットを表す制御信号の構造をそのフォーマットの情報信
号パケットの所定のヘッダーと同じ構造にしたことを特
徴とするものである。
【0016】本発明によれば、機器は、他の機器が入出
力をする情報信号のフォーマットを指定する際に、その
フォーマットの情報信号パケットの所定のヘッダーと同
じ構造の制御信号を入れた制御信号パケットを他の機器
へ送信する。
【0017】また、本発明によれば、機器は自分が入出
力できる情報信号のフォーマットを他の機器に知らせる
際に、自分が入出力できるフォーマットの情報信号パケ
ットの所定のヘッダーと同じ構造の制御信号を入れた制
御信号パケットを他の機器へ送信する。
【0018】なお、本発明において情報信号の入出力と
は、入力又は出力の少なくとも一方を意味する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明を適
用した機器の要部構成を示すブロック図である。この図
に示すように、本発明を適用した機器は、情報信号処理
ブロック1と、Isoパケットの送受信を行なうIso
パケット送受信ブロック2と、Asyncパケットの送
受信等を行なうバスコントロールブロック3とを備えて
いる。
【0020】情報信号処理ブロック1は、デジタルAV
信号等の情報信号を処理するブロックであって、機器が
デジタルVTRであればデッキ部に相当するものであ
る。そして、情報信号処理ブロック1はバスコントロー
ルブロック3に対して、現在処理中の情報信号の種類を
知らせる。
【0021】Isoパケット送受信ブロック2は、情報
信号処理ブロック1から送られてくる情報信号のソース
データをIsoパケットに入れてて、バスへ送出する。
また、バス上のIsoパケットから情報信号のソースデ
ータを取り出し、情報信号処理ブロック1へ送る。この
時、バスコントロールブロック3により、Isoパケッ
トの送受信がオン/オフ制御される。
【0022】バスコントロールブロック3は、通信シス
テムの構造の解析、情報信号処理ブロック1から送られ
てくる情報信号の種類の解析、伝送帯域の獲得、プラグ
コントロールレジスタの設定、及びIsoパケット送受
信ブロック2における送受信動作のオン/オフ制御等を
行なう。このとき、そのために必要な制御信号を入れた
Asyncパケットの送受信を行う。バスコントロール
ブロック3にはプラグコントロールレジスタ4が設けら
れている。
【0023】次に、図16における編集機12の制御に
より、CAM11内のビデオカセットから再生したデジ
タルAV信号を第1のVTR14内のビデオカセットに
ダビングする場合を例にして情報信号フォーマットの問
い合わせ及び指定の手順を説明する。
【0024】図2はCAMと第1のVTR内のプラグを
示す図である。ここで、図16と対応する部分には同一
の番号が付してある。この図に示すように、CAM11
には第1の出力プラグ21と第1の入力プラグ22が設
けられており、第1のVTR14には第1の出力プラグ
23、第2の出力プラグ24、第1の入力プラグ25、
及び第2の入力プラグ26が設けられている。ここで
は、デジタルAV信号をCAM11の第1の出力プラグ
21から出力させ第1のVTR14の第1の入力プラグ
25へ入力させるものとして説明する。
【0025】前述した情報信号フォーマットの問い合わ
せ及び指定の手順はAsyncパケットを用いて行なわ
れるので、まずAsync通信について説明する。
【0026】Async通信において、ある機器が他の
機器に何かを要求する制御信号をコマンドと呼び、この
コマンドをパケットに入れて送る側をコントローラと呼
ぶ。また、コマンドを受け取る側をターゲットと呼ぶ。
ターゲットは必要に応じてコマンドの実行結果を示す制
御信号(これをレスポンスと呼ぶ)を入れたパケット
を、コントローラへ返信する。
【0027】このコマンドとレスポンスとは、一つのコ
ントローラと一つのターゲットとの間で通信され、コマ
ンドの送信で開始しレスポンスの返信で終了する一連の
やりとりをコマンドトランザクションと呼ぶ。コントロ
ーラは、コマンドトランザクションによって、ターゲッ
トに特定の動作を行うように要求したり、ターゲットの
現在の状態を問い合わせることができる。システム内の
どの機器もコマンドトランザクションを開始、終了する
ことができる。すなわち、どの機器もコントローラにも
ターゲットにもなることができる。
【0028】図3に制御信号を含んだAsyncパケッ
トの構造を示す。コマンドもレスポンスも同じ構造であ
る。この図において、パケットのデータは上から下へ、
かつ左から右へ順に伝送される。パケットは32ビット
(=1クアドレット)単位で表される。また、パケット
ヘッダーとデータブロックとから構成されている。そし
て、パケットヘッダーのソースIDが示す機器からディ
スティネーションIDが示す機器のディスティネーショ
ンオフセットに示すアドレスへ、データブロックの内容
を書き込む。
【0029】例えば、図16において編集機12から第
1のVTR14へコマンドを送る場合には、ソースID
は#B、ディスティネーションIDは#D、ディスティ
ネーションオフセットは第1のVTR14内においてコ
マンドを格納するエリアとして割り付けられたメモリ空
間である。
【0030】図3のデータブロックにおいて、CTS
(コマンドトランザクションセット)は、コマンド言語
の種類を示す。また、CT/RC(コマンドタイプ/レ
スポンスコード)は、コマンドの場合には要求の種類を
示し、レスポンスの場合には要求に対する返事の種類を
示す。HA(ヘッダーアドレス)はコマンドの場合には
要求する相手が機器全体なのか機器内のサブデバイス
(機能単位)なのかを示し、レスポンスの場合には、そ
の相手が返事をするという意味で対応するコマンドと同
じである。OPC(オペレーションコード)はコマンド
コード、すなわち具体的な要求を示し、それに続くOP
R(オペランド)でその要求に必要なパラメータを示
す。
【0031】図4に情報信号フォーマットの問い合わせ
及び指定の手順を示す。 (1)まず、編集機12は、CAM11に対して、第1
の出力プラグ21から出力できる情報信号フォーマット
の問い合わせをする。図5にこの問い合わせ手順に用い
る制御信号の構造を示す。図5において、CTSはAV
機器の制御に用いるAV/C(Audio Video
/Control)コマンドセットである。
【0032】(2)これに対して、CAM11は、現在
第1の出力プラグ21から出力することのできる情報信
号のフォーマットを示すデータを入れたレスポンスパケ
ットを編集機12へ送信する。図6にこのレスポンスパ
ケットに入れる制御信号の構造を示す。この場合は、
「SD(Standard Definition)−
DVCR(Digital Video Casset
e Recorder)525−60システム」である
ことを示す。
【0033】この制御信号の2クアドレット目の構造
は、IsoパケットのCIP(Common Isoc
hronous Packet)ヘッダーの2クアドレ
ット目の構造と等しい。CIPヘッダーとは、Isoパ
ケットのデータフィールドの先頭に、その情報信号の内
容を示すものとして付与するヘッダーのことである。
【0034】ここで、CIPヘッダーについてさらに詳
細に説明する。図7にIsoパケットを示す。この図に
おいても、図3と同様パケットのデータは上から下へ、
かつ左から右へ順に伝送される。タグ(tag)フィー
ルドの2ビットが012 のときに、データフィールドの
先頭に図8に示すような2クアドレットのCIPヘッダ
ーを挿入する。デジタルビデオ機器やデジタルオーディ
オ機器等のデジタルAV信号の実時間データを扱う目的
のために、タグの値を012 とする。
【0035】図8に示すように、CIPヘッダーの1番
目のクアドレットは、フォーマットによってビットのア
サインメントが変わらない。この1番目のクアドレット
の各ビットの意味の説明は省略する。CIPヘッダーの
2番目のクアドレットにおけるフォーマットIDフィー
ルド(以下FMTという)は、IEEE1394シリア
ルバスで伝送されるフォーマットの識別に使用される。
フォーマット依存フィールド(以下FDFという)はF
MTによりその仕様が決められる。
【0036】図9にCIPヘッダーのFMTのコード割
り付けを示す。この図に示すように、FMT=0000
002 でDVCR、1000002 でMPEG信号伝送
のフォーマットを指定している。
【0037】CAM11の第1の出力プラグ21から出
力できる情報信号が、DVCR信号である場合のFDF
の構造図を図10に示す。そしてこの場合の50/60
とSTYPE(Signal Type)のコード割り
付けを図11に示す。図10及び図11から明らかなよ
うに、50/60が02 、かつSTYPEが00000
2 であれば、図6に示したとおり525−60システム
であることを表す。
【0038】図12にSYT(Sync Time)の
構造を示す。タイムスタンプの値が与えられるときは、
SYTの16ビットはサイクルカウントの4ビットと、
サイクルオフセットの12ビットに分ける。このサイク
ルカウントは、IEEE1394シリアルバス上のサイ
クルマスターに設けられているサイクルタイムレジスタ
ーのサイクルカウントの13ビットの下位4ビットの値
を用いる。また、サイクルオフセットの12ビットは、
サイクルタイムレジスターのサイクルオフセットの12
ビットの値をそのまま用いる。タイムスタンプの値が与
えられないときは、16ビットのすべてが1となる。
【0039】再び図4の説明に戻る。 (3)次に、編集機12は、第1のVTR14に対して
同様に、第1の入力プラグ25から入力できる情報信号
フォーマットの問い合わせをする。図13にこの問い合
わせ手順に用いる制御信号の構造を示す。
【0040】(4)このとき、第1のVTR14はこれ
に対して、図14に示す情報信号フォーマットを示すデ
ータをレスポンスパケットに乗せて送信する。ここで
は、「HD(High Definition) DV
CR 1125−60システム」であることを示すレス
ポンスを返したとする。
【0041】しかし、このままではCAM11の第1の
出力プラグ21と第1のVTR14の第1の入力プラグ
25が流せる信号フォーマットが異なるため、正しくダ
ビングすることができない。
【0042】(5)そこで、編集機12は、第1のVT
R14へ第1の入力プラグ25の対応する信号フォーマ
ットを、「SD−DVCR 525−60システム」に
変更するように、コントロールコマンドを送信する。こ
のときの制御信号の構造を図15に示す。
【0043】(6)第1のVTR14は指定されたプラ
グの信号フォーマット変更に対応できるならば、コント
ロールコマンドに対してacceptのレスポンスを返
し、第1の入力プラグ25に接続されている内部サブデ
バイスの対応信号フォーマットを「SD−DVCR 5
25−60」に切り換える。
【0044】(7)最後に、編集機12は、CAM11
の第1の出力プラグ21から情報信号を出力させ、第1
のVTR14の第1の入力プラグ25からその情報信号
を入力させることによって、CAM11→第1のVTR
14間のダビングが成功する。
【0045】なお、第1のVTR14の第2の入力プラ
グ26に対しても同様に信号フォーマットの問い合わせ
をして、レスポンスが「SD−DVCR 525−60
システム」であれば、CAM11の第1の出力プラグ2
1から出力させて第1のVTR14の第2の入力プラグ
26から入力させることによって、ダビングを行うこと
もできる。
【0046】このように、本実施の形態によれば、機器
のプラグから入出力できる情報信号フォーマットの問い
合わせ及びコントロールをする際に用いる制御信号の構
造をそのフォーマットの情報信号のCIPヘッダーと同
じ構造にしている。このため、情報信号フォーマットを
表すために新たにコード割り付け表を持たなくても、プ
ラグの信号フォーマットの問い合わせ及びコントロール
に関して、CIPヘッダーと同じフォーマットで制御信
号をやり取りすれば、Isoパケットを受け取れる機器
ならば、CIPヘッダーの中身も理解できるため、必
ず、何らかの対応をすることができる。
【0047】また、IEEE1394シリアルバス上に
流す情報信号のフォーマットが将来追加された場合で
も、CIPヘッダーさえ定義すればよく、情報信号のフ
ォーマットのコントロール及び問い合わせの命令自体の
追加、変更の必要はない。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、機器が通信制御バスに対して入出力する情報信号
のフォーマットを表す制御信号の構造をそのフォーマッ
トの情報信号パケットのヘッダーと同じ構造にしたの
で、情報信号フォーマットを表すために新たにコード割
り付け表を設ける必要がない。また、将来、情報信号フ
ォーマットが追加された場合でも、情報信号のフォーマ
ットのコントロール及び問い合わせの命令自体の追加、
変更の必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した機器の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】CAMと第1のVTR内のプラグを示す図であ
る。
【図3】制御信号を含んだAsyncパケットの構造を
示す図である。
【図4】情報信号フォーマットの問い合わせ及び指定の
手順を示す図である。
【図5】問い合わせ手順に用いる制御信号の構造の一例
を示す図である。
【図6】レスポンスパケットに入れる制御信号の構造の
一例を示す図である。
【図7】Isoパケットの構造を示す図である。
【図8】CIPヘッダーの構造を示す図である。
【図9】CIPヘッダーのFMTのコード割り付けを示
す図である。
【図10】FDFの構造の一例を示す図である。
【図11】STYPEのコード割り付けを示す図であ
る。
【図12】SYTの構造を示す図である。
【図13】問い合わせ手順に用いる制御信号の構造の他
の一例を示す図である。
【図14】レスポンスパケットに入れる制御信号の構造
の他の一例を示す図である。
【図15】指定手順に用いる制御信号の構造の一例を示
す図である。
【図16】IEEE1394シリアルバスによって複数
の機器を接続したシステムの一例を示す図である。
【図17】IEEE1394シリアルバス上におけるデ
ータ構造の一例を示すである。
【図18】帯域とチャンネルを獲得する方法を説明する
図である。
【符号の説明】
1…情報信号処理ブロック、2…Isoパケット送受信
ブロック、3…バスコントロールブロック、4…プラグ
コントロールレジスタ、11…CAM、12…編集機、
13…TV、14,15…VTR、16〜19…IEE
E1394シリアルバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号パケットと情報信号パケットと
    を混在させることのできる通信制御バスによって複数の
    電子機器を接続し、該電子機器間で情報信号及び制御信
    号を通信するシステムに用いる電子機器であって、 前記制御信号パケットの送受信手段と、 前記情報信号パケットの送受信手段と、 を備え、前記通信制御バスに対して入出力する情報信号
    のフォーマットを表す制御信号の構造を該フォーマット
    の情報信号パケットの所定のヘッダーと同じ構造にした
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 制御信号パケットと情報信号パケットと
    を混在させることのできる通信制御バスによって複数の
    電子機器を接続し、該電子機器間で情報信号及び制御信
    号を通信するシステムにおいて、 前記電子機器が前記通信制御バスに対して入出力する情
    報信号のフォーマットを表す制御信号の構造を該フォー
    マットの情報信号パケットの所定のヘッダーと同じ構造
    にしたことを特徴とする電子機器の制御方法。
  3. 【請求項3】 電子機器は、他の電子機器が入出力する
    情報信号のフォーマットを指定する際に、前記情報信号
    パケットの所定のヘッダーを入れた制御信号パケットを
    前記他の電子機器へ送信する請求項2に記載の電子機器
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 電子機器は自分が入出力できる情報信号
    のフォーマットを他の電子機器に知らせる際に、前記情
    報信号パケットの所定のヘッダーを入れた制御信号パケ
    ットを前記他の電子機器へ送信する請求項2に記載の電
    子機器の制御方法。
JP34459795A 1995-12-05 1995-12-05 電子機器及びその制御方法 Expired - Lifetime JP3704773B2 (ja)

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JPH09160869A true JPH09160869A (ja) 1997-06-20
JP3704773B2 JP3704773B2 (ja) 2005-10-12

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11339386A (ja) * 1998-05-21 1999-12-10 Kenwood Corp Ieee1394シリアルバス装備avシステム
WO2000072521A1 (fr) * 1999-05-24 2000-11-30 Sony Corporation Procede de transmission de donnees d'appareils, dispositif de transmission et systeme de transmission
JP2002507038A (ja) * 1998-03-09 2002-03-05 ソニー エレクトロニクス インク Av/cプロトコルにおいて記述データによって格納データのサーチを行う方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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