JPH10124454A - 電子機器及びその内部の信号接続制御方法 - Google Patents
電子機器及びその内部の信号接続制御方法Info
- Publication number
- JPH10124454A JPH10124454A JP8298077A JP29807796A JPH10124454A JP H10124454 A JPH10124454 A JP H10124454A JP 8298077 A JP8298077 A JP 8298077A JP 29807796 A JP29807796 A JP 29807796A JP H10124454 A JPH10124454 A JP H10124454A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- plug
- electronic device
- command
- subunit
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- Information Transfer Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報信号及び制御信号を伝送することができ
るバスで接続された複数の機器の間で通信を行うシステ
ムにおいて、汎用性の高い接続制御コマンドを使用して
機器内部の信号接続を外部の機器から制御する際に、コ
マンドとレスポンスのやりとりを少なくする。 【解決手段】 チューナーサブユニット12はサブユニ
ット出力プラグ16,17を備えており、VCRサブユ
ニット13はサブユニット入力プラグ18とサブユニッ
ト出力プラグ19を備えている。チューナーユニット1
の内部の信号接続を外部の機器から制御する際に、サブ
ユニットプラグを含むチューナーユニット1の全てのプ
ラグについて、そこで扱える信号フォーマットを外部の
機器が問い合わせ、接続可能なプラグを調べた上でチュ
ーナーユニット1の内部の信号接続を行う。
るバスで接続された複数の機器の間で通信を行うシステ
ムにおいて、汎用性の高い接続制御コマンドを使用して
機器内部の信号接続を外部の機器から制御する際に、コ
マンドとレスポンスのやりとりを少なくする。 【解決手段】 チューナーサブユニット12はサブユニ
ット出力プラグ16,17を備えており、VCRサブユ
ニット13はサブユニット入力プラグ18とサブユニッ
ト出力プラグ19を備えている。チューナーユニット1
の内部の信号接続を外部の機器から制御する際に、サブ
ユニットプラグを含むチューナーユニット1の全てのプ
ラグについて、そこで扱える信号フォーマットを外部の
機器が問い合わせ、接続可能なプラグを調べた上でチュ
ーナーユニット1の内部の信号接続を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE1
394シリアルバス(以下1394シリアルバスとい
う)で複数の電子機器を接続し、これらの電子機器の間
で情報信号及び制御信号の通信を行うシステムに関し、
詳細には電子機器の内部の信号接続を外部の電子機器か
ら可能にする制御方法に関する。
394シリアルバス(以下1394シリアルバスとい
う)で複数の電子機器を接続し、これらの電子機器の間
で情報信号及び制御信号の通信を行うシステムに関し、
詳細には電子機器の内部の信号接続を外部の電子機器か
ら可能にする制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルビデオカセットレコーダ(以下
DVCRという)、デジタルチューナー、パーソナルコ
ンピュータ等の電子機器(以下単に機器という)を13
94シリアルバスで接続し、それらの機器間でデジタル
ビデオ信号やデジタルオーディオ信号等の情報信号と機
器の動作制御コマンドや接続制御コマンド等の制御信号
を送受信するシステムが考えられている。
DVCRという)、デジタルチューナー、パーソナルコ
ンピュータ等の電子機器(以下単に機器という)を13
94シリアルバスで接続し、それらの機器間でデジタル
ビデオ信号やデジタルオーディオ信号等の情報信号と機
器の動作制御コマンドや接続制御コマンド等の制御信号
を送受信するシステムが考えられている。
【0003】このようなシステムにおいて、DVCR等
のAV機器内で情報信号の経路を作るためには、情報信
号のソースとなる機能ブロック(サブユニット)あるい
は1394シリアルバスも含めた外部端子と、情報信号
のデスティネーションとなる機能ブロックあるいは外部
端子との間にその信号のストリームのコネクションを張
るというモデルが考えられている。
のAV機器内で情報信号の経路を作るためには、情報信
号のソースとなる機能ブロック(サブユニット)あるい
は1394シリアルバスも含めた外部端子と、情報信号
のデスティネーションとなる機能ブロックあるいは外部
端子との間にその信号のストリームのコネクションを張
るというモデルが考えられている。
【0004】1394シリアルバス上の機器制御コマン
ドセットとしてAV/C(Audio Video/C
ontrol)コマンドセットがある。このコマンドセ
ットには、AV機器の内部にコネクションを張るための
制御コマンド(CONNECT command:接続
制御コマンド)が定義されている。この接続制御コマン
ドには2種類のモデルが存在する。オーディオ/ビデオ
信号を扱うのに最適化された方法(CONNECT c
ommand for audio/video st
ream:オーディオ/ビデオストリームのための接続
制御コマンド)と、信号の種類をオーディオ/ビテオに
限定せずに汎用的に用いることのできる方法(CONN
ECT command for unspecifi
ed stream:特定されていない信号ストリーム
のための接続制御コマンド)である。
ドセットとしてAV/C(Audio Video/C
ontrol)コマンドセットがある。このコマンドセ
ットには、AV機器の内部にコネクションを張るための
制御コマンド(CONNECT command:接続
制御コマンド)が定義されている。この接続制御コマン
ドには2種類のモデルが存在する。オーディオ/ビデオ
信号を扱うのに最適化された方法(CONNECT c
ommand for audio/video st
ream:オーディオ/ビデオストリームのための接続
制御コマンド)と、信号の種類をオーディオ/ビテオに
限定せずに汎用的に用いることのできる方法(CONN
ECT command for unspecifi
ed stream:特定されていない信号ストリーム
のための接続制御コマンド)である。
【0005】図12に例示するように、オーディオ/ビ
デオストリームのための接続制御コマンドのモデルで
は、機器(ユニット)は各機能毎のサブユニットを持っ
ている。また、ユニットは1394シリアルバスに同時
に入出力可能な数のシリアルバスプラグ、及びアナログ
入出力などの外部プラグを持っている。オーディオ/ビ
デオストリームのための接続制御コマンドのコネクショ
ンのモデルでは、オーディオストリーム、ビデオストリ
ームのそれぞれについてのソース、デスティネーション
を示すことで、コネクションを表している。問い合わせ
コマンドでは、例えばアナログビデオ出力端子にきてい
るビデオ信号のソースは何かということを問い、ソース
はVCRサブユニットであると返答する。
デオストリームのための接続制御コマンドのモデルで
は、機器(ユニット)は各機能毎のサブユニットを持っ
ている。また、ユニットは1394シリアルバスに同時
に入出力可能な数のシリアルバスプラグ、及びアナログ
入出力などの外部プラグを持っている。オーディオ/ビ
デオストリームのための接続制御コマンドのコネクショ
ンのモデルでは、オーディオストリーム、ビデオストリ
ームのそれぞれについてのソース、デスティネーション
を示すことで、コネクションを表している。問い合わせ
コマンドでは、例えばアナログビデオ出力端子にきてい
るビデオ信号のソースは何かということを問い、ソース
はVCRサブユニットであると返答する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のAV機器のよう
に情報信号としてオーディオ/ビデオ信号のみ扱うので
あれば、オーディオ/ビデオストリームのための接続制
御コマンドの方法を用いて機器内の信号の接続制御を行
うことができる。しかし、デジタル放送のチューナー
(セットトップボックス)のデータポート等、オーディ
オ/ビデオ信号以外のデータを扱う場合や、複数系統の
オーディオ/ビデオ信号を扱う場合などでは、オーディ
オ/ビデオストリームのための接続制御コマンドでは処
理できない。
に情報信号としてオーディオ/ビデオ信号のみ扱うので
あれば、オーディオ/ビデオストリームのための接続制
御コマンドの方法を用いて機器内の信号の接続制御を行
うことができる。しかし、デジタル放送のチューナー
(セットトップボックス)のデータポート等、オーディ
オ/ビデオ信号以外のデータを扱う場合や、複数系統の
オーディオ/ビデオ信号を扱う場合などでは、オーディ
オ/ビデオストリームのための接続制御コマンドでは処
理できない。
【0007】そこで汎用性の高い接続制御コマンドとし
て、特定されていない信号ストリームのための接続制御
コマンドを使用することが考えられる。図13にそのモ
デルの例を示す。ここではサブユニットにもプラグとい
う概念を導入している。そして、サブユニットのプラグ
とプラグを接続することにより内部のコネクションを確
立する。
て、特定されていない信号ストリームのための接続制御
コマンドを使用することが考えられる。図13にそのモ
デルの例を示す。ここではサブユニットにもプラグとい
う概念を導入している。そして、サブユニットのプラグ
とプラグを接続することにより内部のコネクションを確
立する。
【0008】しかしながら、単にサブユニットにプラグ
を設けただけでは、希望する信号処理を行うための機器
内コネクションを張るためには、どのプラグを使用すれ
ばよいかがわからない。したがって、コネクションを張
るためには、ソース、デスティネーションの組み合わせ
の、考えうる全てのパターンで接続制御コマンドを発行
してみて、コネクションが張れたら受諾(Accep
t)、張れなかったら拒絶(Reject)というレス
ポンスを見る以外に方法がなく、コマンドとレスポンス
をやりとりする回数が多くなってしまう。
を設けただけでは、希望する信号処理を行うための機器
内コネクションを張るためには、どのプラグを使用すれ
ばよいかがわからない。したがって、コネクションを張
るためには、ソース、デスティネーションの組み合わせ
の、考えうる全てのパターンで接続制御コマンドを発行
してみて、コネクションが張れたら受諾(Accep
t)、張れなかったら拒絶(Reject)というレス
ポンスを見る以外に方法がなく、コマンドとレスポンス
をやりとりする回数が多くなってしまう。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、情報信号及び制御信号を伝送すること
ができるバスで接続された複数の機器の間で情報信号及
び制御信号の通信を行うシステムにおいて、汎用性の高
い接続制御コマンドを使用して機器内部の信号接続を外
部の機器から制御する際に、コマンドとレスポンスのや
りとりを少なくすることを目的とする。
たものであって、情報信号及び制御信号を伝送すること
ができるバスで接続された複数の機器の間で情報信号及
び制御信号の通信を行うシステムにおいて、汎用性の高
い接続制御コマンドを使用して機器内部の信号接続を外
部の機器から制御する際に、コマンドとレスポンスのや
りとりを少なくすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報信号及び
制御信号を伝送することができるバスで接続された複数
の機器の間で情報信号及び制御信号の通信を行うシステ
ムにおいて、各機器は内部の各機能ブロックにサブユニ
ットプラグを具備し、機器の内部の信号接続をバスで接
続された他の機器から制御する際に、サブユニットプラ
グを含む機器の全てのプラグについて、そこで扱える信
号フォーマットを制御する側の機器が問い合わせ、接続
可能なプラグを調べた上で制御される側の機器の内部の
信号接続を行うことを特徴とするものである。
制御信号を伝送することができるバスで接続された複数
の機器の間で情報信号及び制御信号の通信を行うシステ
ムにおいて、各機器は内部の各機能ブロックにサブユニ
ットプラグを具備し、機器の内部の信号接続をバスで接
続された他の機器から制御する際に、サブユニットプラ
グを含む機器の全てのプラグについて、そこで扱える信
号フォーマットを制御する側の機器が問い合わせ、接続
可能なプラグを調べた上で制御される側の機器の内部の
信号接続を行うことを特徴とするものである。
【0011】各プラグがどの信号フォーマットに対応し
ているか調べる方法として2種類ある。その1つは、現
在ユニットコマンドとして定義されている、入力プラグ
信号フォーマットコマンドと出力プラグ信号フォーマッ
トコマンドをサブユニットコマンドとしても定義し、サ
ブユニットプラグの信号フォーマットを制御コマンドで
指定することによって信号フォーマットの切り換えを行
い、同ステータスコマンドで現在のサブユニットプラグ
が対応している信号フォーマットを問い合わせるという
ものである。
ているか調べる方法として2種類ある。その1つは、現
在ユニットコマンドとして定義されている、入力プラグ
信号フォーマットコマンドと出力プラグ信号フォーマッ
トコマンドをサブユニットコマンドとしても定義し、サ
ブユニットプラグの信号フォーマットを制御コマンドで
指定することによって信号フォーマットの切り換えを行
い、同ステータスコマンドで現在のサブユニットプラグ
が対応している信号フォーマットを問い合わせるという
ものである。
【0012】もう1つの方法は、サブユニットが自分の
プラグに関する情報をレジスタの一種であるデスクリプ
ターとして持つというものである。そして、他の機器か
ら信号フォーマットの切り換えをする際には、デスクリ
プターに書き込みを行い、対応している信号フォーマッ
トを知りたい場合には、デスクリプターの読み出しを行
う。
プラグに関する情報をレジスタの一種であるデスクリプ
ターとして持つというものである。そして、他の機器か
ら信号フォーマットの切り換えをする際には、デスクリ
プターに書き込みを行い、対応している信号フォーマッ
トを知りたい場合には、デスクリプターの読み出しを行
う。
【0013】これらによって制御する側の機器は制御対
象となる相手の機器の内部のコネクションを張ることを
指示するコマンドを発行する前に、相手の機器のプラグ
が対応している信号フォーマットを調べることができ
る。つまり、制御する側の機器は相手の機器のコンフィ
ギュレーションを調べた上で、コネクションを張ること
ができる。
象となる相手の機器の内部のコネクションを張ることを
指示するコマンドを発行する前に、相手の機器のプラグ
が対応している信号フォーマットを調べることができ
る。つまり、制御する側の機器は相手の機器のコンフィ
ギュレーションを調べた上で、コネクションを張ること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用するチューナ
ーユニットの構成を示すブロック図である。このチュー
ナーユニット1は、デジタル放送チューナーブロック2
とアナログ地上波チューナーブロック3とを備えてい
る。デジタル放送チューナーブロック2の出力はスイッ
チSW1を介してVCRブロック5に接続され、スイッ
チSW2を介してアイソクロナス(以下Isoという)
信号処理ブロック8に接続されている。また、アナログ
地上波チューナーブロック3の出力はA/Dコンバータ
4とスイッチSW1を介してVCRブロック5に接続さ
れ、A/Dコンバータ4とスイッチSW2を介してIs
o信号処理ブロック8に接続されている。また、このチ
ューナーユニット1はアナログ入力端子6を備えてい
る。アナログ入力端子6にはA/D変換及び信号処理ブ
ロック7が接続されている。そして、A/D変換及び信
号処理ブロック7の出力はスイッチSW1を介してVC
Rブロック5に接続され、スイッチSW2を介してIs
o信号処理ブロック8に接続されている。また、VCR
ブロック5の出力はスイッチSW2を介してIso信号
処理ブロック8に接続されている。Iso信号処理ブロ
ック8は1394インターフェース(以下インターフェ
ースをI/Fという)ブロック9に接続され、1394
I/Fブロック9にはIso信号処理ブロック8と共に
アシンクロナス(以下Asyncという)信号処理・制
御ブロック10が接続されている。Async信号処理
・制御ブロック10はスイッチSW1及びSW2の切り
換え制御を行う。1394 I/Fブロック9は139
4シリアルバスに接続されており、この1394シリア
ルバスに接続されている他の機器(モニターユニット
等:図示せず)との間で、Iso信号及びAsync信
号の通信を行う。
ーユニットの構成を示すブロック図である。このチュー
ナーユニット1は、デジタル放送チューナーブロック2
とアナログ地上波チューナーブロック3とを備えてい
る。デジタル放送チューナーブロック2の出力はスイッ
チSW1を介してVCRブロック5に接続され、スイッ
チSW2を介してアイソクロナス(以下Isoという)
信号処理ブロック8に接続されている。また、アナログ
地上波チューナーブロック3の出力はA/Dコンバータ
4とスイッチSW1を介してVCRブロック5に接続さ
れ、A/Dコンバータ4とスイッチSW2を介してIs
o信号処理ブロック8に接続されている。また、このチ
ューナーユニット1はアナログ入力端子6を備えてい
る。アナログ入力端子6にはA/D変換及び信号処理ブ
ロック7が接続されている。そして、A/D変換及び信
号処理ブロック7の出力はスイッチSW1を介してVC
Rブロック5に接続され、スイッチSW2を介してIs
o信号処理ブロック8に接続されている。また、VCR
ブロック5の出力はスイッチSW2を介してIso信号
処理ブロック8に接続されている。Iso信号処理ブロ
ック8は1394インターフェース(以下インターフェ
ースをI/Fという)ブロック9に接続され、1394
I/Fブロック9にはIso信号処理ブロック8と共に
アシンクロナス(以下Asyncという)信号処理・制
御ブロック10が接続されている。Async信号処理
・制御ブロック10はスイッチSW1及びSW2の切り
換え制御を行う。1394 I/Fブロック9は139
4シリアルバスに接続されており、この1394シリア
ルバスに接続されている他の機器(モニターユニット
等:図示せず)との間で、Iso信号及びAsync信
号の通信を行う。
【0015】次に図1に示したチューナーユニットの動
作を説明する。ここでは、デジタル放送を受信して13
94シリアルバス11に出力すると共に、アナログ入力
端子6から入力されるアナログビデオ信号をデジタル化
し、データ圧縮を施してVCRブロック5で記録してい
るものとする。
作を説明する。ここでは、デジタル放送を受信して13
94シリアルバス11に出力すると共に、アナログ入力
端子6から入力されるアナログビデオ信号をデジタル化
し、データ圧縮を施してVCRブロック5で記録してい
るものとする。
【0016】衛星放送アンテナからのアンテナ入力はデ
ジタル放送チューナーブロック2に入力され、ここで所
望の1以上のプログラムのデータストリームが分離され
る。そして、分離されたデータストリームはスイッチS
W2を通ってIso信号処理ブロック8に送られる。な
お、スイッチSW2の切り換え制御は、例えば、ユーザ
ーがデジタル放送を受信してモニターテレビ等に表示す
ることを、モニターテレビ等の操作部から入力すると、
それをモニターテレビ等のマイクロコンピュータ(以下
マイコンという)が検出し、1394シリアルバス11
を介してチューナーユニット1内のAsync信号処理
・制御ブロック10に送ることで実行することができ
る。
ジタル放送チューナーブロック2に入力され、ここで所
望の1以上のプログラムのデータストリームが分離され
る。そして、分離されたデータストリームはスイッチS
W2を通ってIso信号処理ブロック8に送られる。な
お、スイッチSW2の切り換え制御は、例えば、ユーザ
ーがデジタル放送を受信してモニターテレビ等に表示す
ることを、モニターテレビ等の操作部から入力すると、
それをモニターテレビ等のマイクロコンピュータ(以下
マイコンという)が検出し、1394シリアルバス11
を介してチューナーユニット1内のAsync信号処理
・制御ブロック10に送ることで実行することができ
る。
【0017】Iso信号処理ブロック8はスイッチSW
2を通って入力されるデータストリームをパケット化
し、1394 I/Fブロック9を介して1394シリ
アルバス11へ送出する。1394シリアルバス11へ
送出されるパケットはこのバスに接続されたモニターユ
ニット等に入力され、その画面に表示される。
2を通って入力されるデータストリームをパケット化
し、1394 I/Fブロック9を介して1394シリ
アルバス11へ送出する。1394シリアルバス11へ
送出されるパケットはこのバスに接続されたモニターユ
ニット等に入力され、その画面に表示される。
【0018】また、アナログ入力端子6から入力された
アナログビデオ信号はA/D変換及び信号処理ブロック
7によりデジタル化とデータ圧縮処理を施され、スイッ
チSW1を通ってVCRブロック5に入力され、記録さ
れる。なお、スイッチSW1の切り換え制御もスイッチ
SW2の切り換え制御と同様にして行うことができる。
アナログビデオ信号はA/D変換及び信号処理ブロック
7によりデジタル化とデータ圧縮処理を施され、スイッ
チSW1を通ってVCRブロック5に入力され、記録さ
れる。なお、スイッチSW1の切り換え制御もスイッチ
SW2の切り換え制御と同様にして行うことができる。
【0019】図2は図1を本発明に係る論理的なプラグ
の概念を用いて記述したものである。ここで図1と同一
の部分には図1と同一の番号が付してある。チューナー
サブユニット12は図1におけるデジタル放送チューナ
ーブロック2とアナログ地上波チューナーブロック3の
双方を含む論理的なブロックである。VCRサブユニッ
ト13は図1におけるVCRブロック5に対応する論理
的なブロックである。外部入力プラグ14は図1におけ
るアナログ入力端子6に対応する論理的な入力プラグで
ある。シリアルバス出力プラグ15は図1においてIs
o信号が1394シリアルバス11へ送出される出口を
示す論理的な出力プラグである。このシリアルバス出力
プラグは、1394シリアルバスのAVプロトコルの中
で接続管理(Connection Manageme
nt)プロトコルで定義されているPCR(プラグコン
トロールレジスタ)に対応する。サブユニット出力プラ
グ16は、図1のデジタル放送チューナーブロック2が
データストリーム出力する出口を示す論理的な出力プラ
グである。サブユニット出力プラグ17は、図1のアナ
ログ地上波チューナーブロック3が受信したアナログ放
送のビデオ信号を出力する出口を示す論理的な出力プラ
グである。サブユニット入力プラグ18は、図1のVC
Rブロック5に入力されるデジタルビテオ信号の入口を
示す論理的な入力プラグである。また、サブユニット出
力プラグ19は、図1のVCRブロック5から出力され
るデジタルビデオ信号の出口を示す論理的な出力プラグ
である。
の概念を用いて記述したものである。ここで図1と同一
の部分には図1と同一の番号が付してある。チューナー
サブユニット12は図1におけるデジタル放送チューナ
ーブロック2とアナログ地上波チューナーブロック3の
双方を含む論理的なブロックである。VCRサブユニッ
ト13は図1におけるVCRブロック5に対応する論理
的なブロックである。外部入力プラグ14は図1におけ
るアナログ入力端子6に対応する論理的な入力プラグで
ある。シリアルバス出力プラグ15は図1においてIs
o信号が1394シリアルバス11へ送出される出口を
示す論理的な出力プラグである。このシリアルバス出力
プラグは、1394シリアルバスのAVプロトコルの中
で接続管理(Connection Manageme
nt)プロトコルで定義されているPCR(プラグコン
トロールレジスタ)に対応する。サブユニット出力プラ
グ16は、図1のデジタル放送チューナーブロック2が
データストリーム出力する出口を示す論理的な出力プラ
グである。サブユニット出力プラグ17は、図1のアナ
ログ地上波チューナーブロック3が受信したアナログ放
送のビデオ信号を出力する出口を示す論理的な出力プラ
グである。サブユニット入力プラグ18は、図1のVC
Rブロック5に入力されるデジタルビテオ信号の入口を
示す論理的な入力プラグである。また、サブユニット出
力プラグ19は、図1のVCRブロック5から出力され
るデジタルビデオ信号の出口を示す論理的な出力プラグ
である。
【0020】そして、図2ではチューナーサブユニット
12のサブユニット出力プラグ16とチューナーユニッ
ト1のシリアルバス出力プラグ15が接続されているの
で、チューナーサブユニット12がデータストリームを
サブユニット出力プラグ16から出力し、これがシリア
ルバス出力プラグ15から外部の1394シリアルバス
に出力さていることを示している。また、チューナーユ
ニット1の外部入力プラグとVCRサブユニット13の
サブユニット入力プラグ18が接続されているので、外
部入力プラグ14から入力されたアナログビデオ信号が
デジタル化され、データ圧縮されてVCRサブユニット
13に入力されていることを示している。さらに、チュ
ーナーサブユニット12のサブユニット出力プラグ17
はどこにも接続されていないので、チューナーサブユニ
ット12はアナログビデオ信号を出力していないことを
示している。同様に、VCRサブユニット13のサブユ
ニット出力プラグ19はどこにも接続されていないの
で、VCRサブユニット13はビデオ信号を出力してい
ないことを示している。
12のサブユニット出力プラグ16とチューナーユニッ
ト1のシリアルバス出力プラグ15が接続されているの
で、チューナーサブユニット12がデータストリームを
サブユニット出力プラグ16から出力し、これがシリア
ルバス出力プラグ15から外部の1394シリアルバス
に出力さていることを示している。また、チューナーユ
ニット1の外部入力プラグとVCRサブユニット13の
サブユニット入力プラグ18が接続されているので、外
部入力プラグ14から入力されたアナログビデオ信号が
デジタル化され、データ圧縮されてVCRサブユニット
13に入力されていることを示している。さらに、チュ
ーナーサブユニット12のサブユニット出力プラグ17
はどこにも接続されていないので、チューナーサブユニ
ット12はアナログビデオ信号を出力していないことを
示している。同様に、VCRサブユニット13のサブユ
ニット出力プラグ19はどこにも接続されていないの
で、VCRサブユニット13はビデオ信号を出力してい
ないことを示している。
【0021】次に以上説明した論理的なプラグの概念を
用いて、1394シリアルバスで接続された機器が他の
機器内のコネクションを張る手順について説明する。本
発明に係る特定されていない信号ストリームのための接
続制御コマンドでは、1394シリアルバスのAVプロ
トコルの中で、接続管理(Connection Ma
nagement)プロトコルで定義されているPCR
(プラグコントロールレジスタ)に対応するシリアルバ
スプラグ、アナログ入出力端子や光デジタルオーディオ
端子などの外部プラグ、そしてサブユニットのプラグ、
それぞれの信号フォーマットを指定又は問い合わせをす
るためのコマンドを設けた。
用いて、1394シリアルバスで接続された機器が他の
機器内のコネクションを張る手順について説明する。本
発明に係る特定されていない信号ストリームのための接
続制御コマンドでは、1394シリアルバスのAVプロ
トコルの中で、接続管理(Connection Ma
nagement)プロトコルで定義されているPCR
(プラグコントロールレジスタ)に対応するシリアルバ
スプラグ、アナログ入出力端子や光デジタルオーディオ
端子などの外部プラグ、そしてサブユニットのプラグ、
それぞれの信号フォーマットを指定又は問い合わせをす
るためのコマンドを設けた。
【0022】図3は全体の手順を示すフローチャートで
あり、図4〜図9はその手順に使用するコマンド及びレ
スポンスのフォーマットである。
あり、図4〜図9はその手順に使用するコマンド及びレ
スポンスのフォーマットである。
【0023】まず図3のステップS1に示すように、ユ
ニットのプラグ数を調べる。図4(a)はこのステップ
で用いるコマンドであり、図4(b)はそのコマンドに
対するレスポンスである。コマンドとレスポンスの先頭
にあるCTS(コマンドトランザクションセット)の
“0”hは1394シリアルバスプロトコルに準拠した
AV/Cコマンドセットであることを意味する。CT/
RC(コマンドタイプ/レスポンスコード)は、コマン
ドでは要求の種類を表し、レスポンスでは返事の種類を
表す。HA(ヘッダーアドレス)はコマンドの場合は宛
先を表し、レスポンスの場合は発信元を示す。そして、
OPC(オペレーションコード)とOPR(オペラン
ド)でコマンドとそのパラメータを示す。
ニットのプラグ数を調べる。図4(a)はこのステップ
で用いるコマンドであり、図4(b)はそのコマンドに
対するレスポンスである。コマンドとレスポンスの先頭
にあるCTS(コマンドトランザクションセット)の
“0”hは1394シリアルバスプロトコルに準拠した
AV/Cコマンドセットであることを意味する。CT/
RC(コマンドタイプ/レスポンスコード)は、コマン
ドでは要求の種類を表し、レスポンスでは返事の種類を
表す。HA(ヘッダーアドレス)はコマンドの場合は宛
先を表し、レスポンスの場合は発信元を示す。そして、
OPC(オペレーションコード)とOPR(オペラン
ド)でコマンドとそのパラメータを示す。
【0024】例えば図1のチューナーユニット1に13
94シリアルバス11で接続されているモニターユニッ
ト(図示せず)が、チューナーユニット1のプラグ数を
調べる際には、モニターユニットは図4(a)に示すフ
ォーマットのコマンドをチューナーユニット1に送信
し、チューナーユニット1は図4(b)に示すフォーマ
ットのレスポンスをモニターユニットに返信する。この
時、図4(a)のHAはチューナーユニットとなる。そ
して、OPCでこのコマンドがプラグ情報を問い合わせ
るコマンドであることを示し、OPR1〜4には“F
F”hを入れ、シリアルバス入力プラグ、シリアルバス
出力プラグ、外部入力プラグ、及び外部出力プラグの個
数を問い合わせていることを示している。チューナーユ
ニット1は、このコマンドを受け取ると、OPR1〜4
にそれぞれのプラグの数を入れたレスポンスをモニター
ユニットに送る。モニターユニットはレスポンスを受け
取ることで、チューナーユニット1の各種プラグの数を
知ることができる。
94シリアルバス11で接続されているモニターユニッ
ト(図示せず)が、チューナーユニット1のプラグ数を
調べる際には、モニターユニットは図4(a)に示すフ
ォーマットのコマンドをチューナーユニット1に送信
し、チューナーユニット1は図4(b)に示すフォーマ
ットのレスポンスをモニターユニットに返信する。この
時、図4(a)のHAはチューナーユニットとなる。そ
して、OPCでこのコマンドがプラグ情報を問い合わせ
るコマンドであることを示し、OPR1〜4には“F
F”hを入れ、シリアルバス入力プラグ、シリアルバス
出力プラグ、外部入力プラグ、及び外部出力プラグの個
数を問い合わせていることを示している。チューナーユ
ニット1は、このコマンドを受け取ると、OPR1〜4
にそれぞれのプラグの数を入れたレスポンスをモニター
ユニットに送る。モニターユニットはレスポンスを受け
取ることで、チューナーユニット1の各種プラグの数を
知ることができる。
【0025】次に図3のステップS2に示すように、ユ
ニットの各プラグ毎に扱える信号のフォーマットを調べ
る。図5はこの手順で使用するコマンド及びレスポンス
のフォーマットを示す。ここで、図5(a)は入力プラ
グの信号フォーマットを問い合わせるコマンドであり、
図5(b)はそのコマンドに対するレスポンスである。
また、図5(c)は出力プラグの信号フォーマットを問
い合わせるコマンドであり、図5(d)はそのコマンド
に対するレスポンスである。各コマンド及びレスポンス
のOPR0で信号フォーマットを問い合わせるプラグを
個別に指定する。レスポンスのOPR1のfmtは例え
ばDVCRのフォーマットやMPEGのフォーマットを
示し、OPR2〜4のfdfは例えば525/60シス
テムや1125/60システムを示す。
ニットの各プラグ毎に扱える信号のフォーマットを調べ
る。図5はこの手順で使用するコマンド及びレスポンス
のフォーマットを示す。ここで、図5(a)は入力プラ
グの信号フォーマットを問い合わせるコマンドであり、
図5(b)はそのコマンドに対するレスポンスである。
また、図5(c)は出力プラグの信号フォーマットを問
い合わせるコマンドであり、図5(d)はそのコマンド
に対するレスポンスである。各コマンド及びレスポンス
のOPR0で信号フォーマットを問い合わせるプラグを
個別に指定する。レスポンスのOPR1のfmtは例え
ばDVCRのフォーマットやMPEGのフォーマットを
示し、OPR2〜4のfdfは例えば525/60シス
テムや1125/60システムを示す。
【0026】次に図3のステップS3に示すように、ユ
ニット内のサブユニットの種類と数を調べる。図6
(a)はこのステップで用いるコマンドであり、図6
(b)はそのコマンドに対するレスポンスである。OP
Cの「サブユニット情報」はこのコマンド及びレスポン
スがサブユニット情報の問い合わせと返答に関するもの
であることを示している。なお、OPR0の「ページ」
はこのコマンドとレスポンスを複数回やりとりする際の
番号を示す。
ニット内のサブユニットの種類と数を調べる。図6
(a)はこのステップで用いるコマンドであり、図6
(b)はそのコマンドに対するレスポンスである。OP
Cの「サブユニット情報」はこのコマンド及びレスポン
スがサブユニット情報の問い合わせと返答に関するもの
であることを示している。なお、OPR0の「ページ」
はこのコマンドとレスポンスを複数回やりとりする際の
番号を示す。
【0027】次に図3のステップS4に示すように、ユ
ニット内のサブユニット毎にプラグの数を調べる。図7
(a)はこのステップで用いるコマンドであり、図7
(b)はそのコマンドに対するレスポンスである。この
コマンド及びレスポンスにおいてHAはプラグを調べる
対象となるサブユニットとなる。すなわち、例えば図2
のチューナーサブユニット12のプラグを調べる際に
は、HAをチューナーサブユニットにする。また、レス
ポンスのOPR1 ,2におけるデスティネーションプラ
グ及びソースプラグは、それぞれサブユニットの入力プ
ラグ及び出力プラグに相当するものであるが、「入力プ
ラグ」、「出力プラグ」はユニットのプラグに対して使
用するので、デスティネーションプラグ及びソースプラ
グと呼ぶことで区別している。チューナーユニット1
は、図7(a)に示すコマンドを受け取ると、図7
(b)のレスポンスのOPR1〜2にデスティネーショ
ンプラグ及びソースプラグの数を入れてモニターユニッ
トに送る。モニターユニットはレスポンスを受け取るこ
とで、チューナーユニット1内のサブユニット毎のプラ
グ数を知ることができる。
ニット内のサブユニット毎にプラグの数を調べる。図7
(a)はこのステップで用いるコマンドであり、図7
(b)はそのコマンドに対するレスポンスである。この
コマンド及びレスポンスにおいてHAはプラグを調べる
対象となるサブユニットとなる。すなわち、例えば図2
のチューナーサブユニット12のプラグを調べる際に
は、HAをチューナーサブユニットにする。また、レス
ポンスのOPR1 ,2におけるデスティネーションプラ
グ及びソースプラグは、それぞれサブユニットの入力プ
ラグ及び出力プラグに相当するものであるが、「入力プ
ラグ」、「出力プラグ」はユニットのプラグに対して使
用するので、デスティネーションプラグ及びソースプラ
グと呼ぶことで区別している。チューナーユニット1
は、図7(a)に示すコマンドを受け取ると、図7
(b)のレスポンスのOPR1〜2にデスティネーショ
ンプラグ及びソースプラグの数を入れてモニターユニッ
トに送る。モニターユニットはレスポンスを受け取るこ
とで、チューナーユニット1内のサブユニット毎のプラ
グ数を知ることができる。
【0028】次に図3のステップS5に示すように、サ
ブユニットの各プラグ毎に扱える信号のフォーマットを
調べる。図8はこの手順で使用するコマンド及びレスポ
ンスのフォーマットを示す。ここで、図8(a)は入力
プラグの信号フォーマットを問い合わせるコマンドであ
り、図8(b)はそのコマンドに対するレスポンスであ
る。また、図8(c)は出力プラグの信号フォーマット
を問い合わせるコマンドであり、図8(d)はそのコマ
ンドに対するレスポンスである。各コマンド及びレスポ
ンスのOPR0で信号フォーマットを問い合わせるプラ
グを個別に指定する。このコマンド及びレスポンスのフ
ォーマットは、HAがサブユニットになっていることを
除けば、図5に示した、ユニットのプラグ毎に扱える信
号のフォーマットを調べるコマンド及びレスポンスと同
じである。したがって、例えばモニターユニットはチュ
ーナーユニット1内のチューナーサブユニット12に対
して図8(a)に示すコマンドを送り、図8(b)に示
すレスポンスを受け取ることで、チューナーサブユニッ
ト12の入力プラグ毎に扱える信号のフォーマットを知
ることができる。同様に、図8(c)に示すコマンドを
送り、図8(d)に示すレスポンスを受け取ることで、
チューナーサブユニット12の出力プラグ毎に扱える信
号のフォーマットを知ることができる。
ブユニットの各プラグ毎に扱える信号のフォーマットを
調べる。図8はこの手順で使用するコマンド及びレスポ
ンスのフォーマットを示す。ここで、図8(a)は入力
プラグの信号フォーマットを問い合わせるコマンドであ
り、図8(b)はそのコマンドに対するレスポンスであ
る。また、図8(c)は出力プラグの信号フォーマット
を問い合わせるコマンドであり、図8(d)はそのコマ
ンドに対するレスポンスである。各コマンド及びレスポ
ンスのOPR0で信号フォーマットを問い合わせるプラ
グを個別に指定する。このコマンド及びレスポンスのフ
ォーマットは、HAがサブユニットになっていることを
除けば、図5に示した、ユニットのプラグ毎に扱える信
号のフォーマットを調べるコマンド及びレスポンスと同
じである。したがって、例えばモニターユニットはチュ
ーナーユニット1内のチューナーサブユニット12に対
して図8(a)に示すコマンドを送り、図8(b)に示
すレスポンスを受け取ることで、チューナーサブユニッ
ト12の入力プラグ毎に扱える信号のフォーマットを知
ることができる。同様に、図8(c)に示すコマンドを
送り、図8(d)に示すレスポンスを受け取ることで、
チューナーサブユニット12の出力プラグ毎に扱える信
号のフォーマットを知ることができる。
【0029】以上説明したステップS1〜S5の手順に
より、コネクションを張りたい相手のユニット毎のプラ
グ数と各プラグ毎の扱える信号フォーマットを知り、さ
らにユニット毎のサブユニットの数及び各サブユニット
毎のプラグ数と各プラグ毎の扱える信号フォーマットを
知ることができたら、次に図3のステップS6に示すよ
うに、ユニット内のコネクションを張る。図9はこの手
順に使用するコマンド及びレスポンスを示す。図9
(a)のコマンドはOPR1〜2で指定したサブユニッ
トのソースプラグからOPR3〜4で指定したサブユニ
ットのデスティネーションプラグまで、ユニット内部の
コネクションを張ることを指令するものである。ここ
で、例えばサブユニットからシリアルバス出力プラグま
でのコネクションを張ることを指令する場合には、OP
R3〜4でシリアルバス出力プラグとその番号を指定す
る。なお、サブユニットのプラグが複数の信号フォーマ
ットに対応している時は、サブユニットの信号フォーマ
ットを制御コマンドで指定することによってフォーマッ
トの切り換えを行うことができる。
より、コネクションを張りたい相手のユニット毎のプラ
グ数と各プラグ毎の扱える信号フォーマットを知り、さ
らにユニット毎のサブユニットの数及び各サブユニット
毎のプラグ数と各プラグ毎の扱える信号フォーマットを
知ることができたら、次に図3のステップS6に示すよ
うに、ユニット内のコネクションを張る。図9はこの手
順に使用するコマンド及びレスポンスを示す。図9
(a)のコマンドはOPR1〜2で指定したサブユニッ
トのソースプラグからOPR3〜4で指定したサブユニ
ットのデスティネーションプラグまで、ユニット内部の
コネクションを張ることを指令するものである。ここ
で、例えばサブユニットからシリアルバス出力プラグま
でのコネクションを張ることを指令する場合には、OP
R3〜4でシリアルバス出力プラグとその番号を指定す
る。なお、サブユニットのプラグが複数の信号フォーマ
ットに対応している時は、サブユニットの信号フォーマ
ットを制御コマンドで指定することによってフォーマッ
トの切り換えを行うことができる。
【0030】図10及び図11は図3とは異なる手順に
より、プラグが対応している信号フォーマットを調べる
方法を説明するものである。各機器はデスクリプターと
呼ばれるレジスタに、図10に示すような各サブユニッ
トのプラグ情報を保有している。デスクリプターには様
々な情報が書かれているので、データIDでその種類を
指定する。図10(a)は“xx”のデータIDにより
サブユニットのプラグ情報が指定されることを示してい
る。そして、データID毎に16ビットのアドレス空間
のテーブルを持っている。図10(b)は例えばアドレ
ス“0000h”にはソースプラグ#0の情報が書かれ
ていることを示している。
より、プラグが対応している信号フォーマットを調べる
方法を説明するものである。各機器はデスクリプターと
呼ばれるレジスタに、図10に示すような各サブユニッ
トのプラグ情報を保有している。デスクリプターには様
々な情報が書かれているので、データIDでその種類を
指定する。図10(a)は“xx”のデータIDにより
サブユニットのプラグ情報が指定されることを示してい
る。そして、データID毎に16ビットのアドレス空間
のテーブルを持っている。図10(b)は例えばアドレ
ス“0000h”にはソースプラグ#0の情報が書かれ
ていることを示している。
【0031】外部の機器からコネクションを張りたい場
合には、図11(a)に示すコマンドを送る。このコマ
ンドのOPCはデスクリプターの読み出しを指令するコ
マンドであることを意味する。また、OPR0とOPR
2〜3で図10に示したデータIDとアドレスを指定す
る。このコマンドを受け取った機器のサブユニットは、
データIDとアドレスで指定されたプラグの情報を読み
出し、レスポンスのOPR4に入れて外部の機器に送り
返す。外部の機器はこのレスポンスを受け取ることで、
サブユニットのプラグ毎に対応している信号フォーマッ
トを知ることができる。
合には、図11(a)に示すコマンドを送る。このコマ
ンドのOPCはデスクリプターの読み出しを指令するコ
マンドであることを意味する。また、OPR0とOPR
2〜3で図10に示したデータIDとアドレスを指定す
る。このコマンドを受け取った機器のサブユニットは、
データIDとアドレスで指定されたプラグの情報を読み
出し、レスポンスのOPR4に入れて外部の機器に送り
返す。外部の機器はこのレスポンスを受け取ることで、
サブユニットのプラグ毎に対応している信号フォーマッ
トを知ることができる。
【0032】また外部の機器は内部にコネクションを張
りたい相手の機器のサブユニットプラグの信号フォーマ
ットを切り換えたい場合には、図11(c)に示すコマ
ンドを送る。このコマンドのOPCはデスクリプターに
書き込みを指令するコマンドであることを意味する。こ
のコマンドを受け取った機器のサブユニットは、データ
IDとアドレスで指定されたプラグの情報を書き換え、
書き換えを受諾したことを示すレスポンスを外部の機器
に送り返す。
りたい相手の機器のサブユニットプラグの信号フォーマ
ットを切り換えたい場合には、図11(c)に示すコマ
ンドを送る。このコマンドのOPCはデスクリプターに
書き込みを指令するコマンドであることを意味する。こ
のコマンドを受け取った機器のサブユニットは、データ
IDとアドレスで指定されたプラグの情報を書き換え、
書き換えを受諾したことを示すレスポンスを外部の機器
に送り返す。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、情報信号及び制御信号を伝送することができるバ
スで接続された複数の機器の間で情報信号及び制御信号
の通信を行うシステムにおいて、汎用性の高い接続制御
コマンドを使用して機器内部の信号接続を外部の機器か
ら制御する際に、コマンドとレスポンスのやりとりを少
なくすることができる。
れば、情報信号及び制御信号を伝送することができるバ
スで接続された複数の機器の間で情報信号及び制御信号
の通信を行うシステムにおいて、汎用性の高い接続制御
コマンドを使用して機器内部の信号接続を外部の機器か
ら制御する際に、コマンドとレスポンスのやりとりを少
なくすることができる。
【図1】本発明を適用するチューナーユニットの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1を本発明に係る論理的なプラグの概念を用
いて記述した図である。
いて記述した図である。
【図3】1394シリアルバスで接続された機器が他の
機器内のコネクションを張る手順を示すフローチャート
である。
機器内のコネクションを張る手順を示すフローチャート
である。
【図4】ユニットのプラグ数を調べる手順に用いるコマ
ンドとレスポンスのフォーマットを示す図である。
ンドとレスポンスのフォーマットを示す図である。
【図5】ユニットの各プラグ毎に扱える信号のフォーマ
ットを調べる手順に用いるコマンドとレスポンスのフォ
ーマットを示す図である。
ットを調べる手順に用いるコマンドとレスポンスのフォ
ーマットを示す図である。
【図6】ユニット内のサブユニットの種類と数を調べる
手順に用いるコマンドとレスポンスのフォーマットを示
す図である。
手順に用いるコマンドとレスポンスのフォーマットを示
す図である。
【図7】ユニット内のサブユニット毎にプラグの数を調
べる手順に用いるコマンドとレスポンスのフォーマット
を示す図である。
べる手順に用いるコマンドとレスポンスのフォーマット
を示す図である。
【図8】サブユニットの各プラグ毎に扱える信号のフォ
ーマットを調べる手順に用いるコマンドとレスポンスの
フォーマットを示す図である。
ーマットを調べる手順に用いるコマンドとレスポンスの
フォーマットを示す図である。
【図9】ユニット内のコネクションを張る手順に用いる
コマンドとレスポンスのフォーマットを示す図である。
コマンドとレスポンスのフォーマットを示す図である。
【図10】デスクリプターに書かれている情報の一例を
示す図である。
示す図である。
【図11】デスクリプターの書き込み/読み出しに用い
るコマンドとレスポンスのフォーマットを示す図であ
る。
るコマンドとレスポンスのフォーマットを示す図であ
る。
【図12】オーディオ/ビデオストリームのための接続
制御コマンドのモデルの一例を示す図である。
制御コマンドのモデルの一例を示す図である。
【図13】特定されていない信号ストリームのための接
続制御コマンドのモデルの一例を示す図である。
続制御コマンドのモデルの一例を示す図である。
1…チューナーユニット、12…チューナーサブユニッ
ト、13…VCRサブユニット、14…外部入力プラ
グ、15…シリアルバス出力プラグ、16,17,19
…サブユニット出力プラグ、18…サブユニット入力プ
ラグ
ト、13…VCRサブユニット、14…外部入力プラ
グ、15…シリアルバス出力プラグ、16,17,19
…サブユニット出力プラグ、18…サブユニット入力プ
ラグ
Claims (6)
- 【請求項1】 情報信号及び制御信号を伝送することが
できるバスで接続された複数の電子機器の間で前記情報
信号及び制御信号の通信を行うシステムにおいて、 前記電子機器は内部の各機能ブロックにサブユニットプ
ラグを具備し、該電子機器の内部の信号接続を前記バス
で接続された他の電子機器から制御する際に、前記サブ
ユニットプラグを含む前記電子機器の全てのプラグにつ
いて、そこで扱える信号フォーマットを制御する側の電
子機器が問い合わせ、接続可能なプラグを調べた上で制
御される側の電子機器の内部の信号接続を行うことを特
徴とする電子機器の内部の信号接続制御方法。 - 【請求項2】 前記制御する側の電子機器は、前記制御
される側の電子機器の内部のサブユニットプラグが扱え
る信号フォーマットをステータスコマンドで問い合わせ
ることにより接続可能なプラグを調べる請求項1に記載
の電子機器の内部の信号接続制御方法。 - 【請求項3】 前記制御する側の電子機器は、前記制御
される側の電子機器の内部のサブユニットプラグの信号
フォーマットを制御コマンドで指定することにより前記
サブユニットプラグが対応する信号フォーマットの切り
換えを行う請求項1に記載の電子機器の内部の信号接続
制御方法。 - 【請求項4】 前記制御する側の電子機器は、前記制御
される側の電子機器の内部に設けられた、前記サブユニ
ットプラグに関する情報の記憶手段を読み出すことによ
り該サブユニットプラグが扱える信号フォーマットを識
別する請求項1に記載の電子機器の内部の信号接続制御
方法。 - 【請求項5】 前記制御する側の電子機器は、前記制御
される側の電子機器の内部に設けられた、前記サブユニ
ットプラグに関する情報の記憶手段に書き込みを行うこ
とにより該サブユニットプラグが対応する信号のフォー
マットを設定する請求項1に記載の電子機器の内部の信
号接続制御方法。 - 【請求項6】 情報信号及び制御信号を伝送することが
できるバスで接続された複数の電子機器の間で前記情報
信号及び制御信号の通信を行うシステムにおける電子機
器であって、 内部の各機能ブロックはサブユニットプラグを備えると
共に、前記バスで接続された他の電子機器から該サブユ
ニットプラグが扱える信号のフォーマットを問い合わせ
るコマンド又は対応する信号フォーマットを設定するコ
マンドを受けた際に、該扱える信号フォーマットの応答
又は該対応する信号フォーマットの設定を行う手段を備
えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8298077A JPH10124454A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 電子機器及びその内部の信号接続制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8298077A JPH10124454A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 電子機器及びその内部の信号接続制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10124454A true JPH10124454A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17854861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8298077A Withdrawn JPH10124454A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 電子機器及びその内部の信号接続制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10124454A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000069122A1 (fr) * | 1999-05-11 | 2000-11-16 | Sony Corporation | Procede de reconnaissance a la connexion reseau, systeme de reseau et terminal a connexion reseau |
WO2000072521A1 (fr) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Sony Corporation | Procede de transmission de donnees d'appareils, dispositif de transmission et systeme de transmission |
WO2001003377A1 (fr) * | 1999-07-06 | 2001-01-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de commande de dispositif et support d'enregistrement de programme sur lequel ce procede est enregistre |
JP2002199046A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-12 | Yamaha Corp | ネットワークにおけるデータ送受信管理方法及び同データ送受信管理装置 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP8298077A patent/JPH10124454A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000069122A1 (fr) * | 1999-05-11 | 2000-11-16 | Sony Corporation | Procede de reconnaissance a la connexion reseau, systeme de reseau et terminal a connexion reseau |
WO2000072521A1 (fr) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Sony Corporation | Procede de transmission de donnees d'appareils, dispositif de transmission et systeme de transmission |
WO2001003377A1 (fr) * | 1999-07-06 | 2001-01-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de commande de dispositif et support d'enregistrement de programme sur lequel ce procede est enregistre |
US7668993B1 (en) | 1999-07-06 | 2010-02-23 | Panasonic Corporation | System and method for determining the connection state of devices connected to a bus |
JP2002199046A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-12 | Yamaha Corp | ネットワークにおけるデータ送受信管理方法及び同データ送受信管理装置 |
JP4586268B2 (ja) * | 2000-12-25 | 2010-11-24 | ヤマハ株式会社 | ネットワークにおけるデータ送受信管理方法及び同データ送受信管理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |