JPH10341247A - データ送信装置、データ受信装置、データ伝送システム及びデータ伝送方法 - Google Patents
データ送信装置、データ受信装置、データ伝送システム及びデータ伝送方法Info
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- JPH10341247A JPH10341247A JP9152677A JP15267797A JPH10341247A JP H10341247 A JPH10341247 A JP H10341247A JP 9152677 A JP9152677 A JP 9152677A JP 15267797 A JP15267797 A JP 15267797A JP H10341247 A JPH10341247 A JP H10341247A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F15/16—Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/40052—High-speed IEEE 1394 serial bus
- H04L12/40071—Packet processing; Packet format
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/40052—High-speed IEEE 1394 serial bus
- H04L12/40117—Interconnection of audio or video/imaging devices
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パケットによってやり取りする際に、コマン
ドの送受信だけでなく、1パケットに納まりきらないよ
うなデータの送受信も、コマンドの送受信に使用される
ものと同様なパケットによって効率良く行えるようにす
る。 【解決手段】 パケットに、パケット内のフレームのフ
ォーマットを示す情報が格納されるフィールドを設け
る。そして、このフィールドによって識別されるフォー
マットの一つとして、送信データを複数のパケットに分
割して送信する際にそれらのパケットの関係を示す情報
が格納されるパケットラベルフィールドと、送信先機器
に対するコマンド及び/又は任意のデータが格納される
データフィールドとを上記フレームが有するように規定
するフォーマットを設ける。
ドの送受信だけでなく、1パケットに納まりきらないよ
うなデータの送受信も、コマンドの送受信に使用される
ものと同様なパケットによって効率良く行えるようにす
る。 【解決手段】 パケットに、パケット内のフレームのフ
ォーマットを示す情報が格納されるフィールドを設け
る。そして、このフィールドによって識別されるフォー
マットの一つとして、送信データを複数のパケットに分
割して送信する際にそれらのパケットの関係を示す情報
が格納されるパケットラベルフィールドと、送信先機器
に対するコマンド及び/又は任意のデータが格納される
データフィールドとを上記フレームが有するように規定
するフォーマットを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケットによって
データの送受信を行うデータ送信装置、データ受信装
置、データ伝送システム及びデータ伝送方法に関し、特
にIEEE1394のAsynchronousパケットによるデー
タの送受信に好適なデータ送信装置、データ受信装置、
データ伝送システム及びデータ伝送方法に関する。
データの送受信を行うデータ送信装置、データ受信装
置、データ伝送システム及びデータ伝送方法に関し、特
にIEEE1394のAsynchronousパケットによるデー
タの送受信に好適なデータ送信装置、データ受信装置、
データ伝送システム及びデータ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータや、ハードディ
スク装置等の外部記憶装置や、プリンタ等の出力装置
や、デジタルビデオディスクプレーヤ又はデジタルスチ
ルカメラ等のAV機器などを相互に接続してデータの送
受信を行うバスとして、Institute of Electrical and
Electronics Engineers 1394(以下、IEEE13
94と称する。)によって規定されたIEEE1394
High Performance SerialBus(以下、IEEE139
4バスと称する。)がある。IEEE1394バスで
は、接続されている各ノードに対してID番号を割り付
け、それらのノード間において、パケットによってデー
タの送受信を行う。
スク装置等の外部記憶装置や、プリンタ等の出力装置
や、デジタルビデオディスクプレーヤ又はデジタルスチ
ルカメラ等のAV機器などを相互に接続してデータの送
受信を行うバスとして、Institute of Electrical and
Electronics Engineers 1394(以下、IEEE13
94と称する。)によって規定されたIEEE1394
High Performance SerialBus(以下、IEEE139
4バスと称する。)がある。IEEE1394バスで
は、接続されている各ノードに対してID番号を割り付
け、それらのノード間において、パケットによってデー
タの送受信を行う。
【0003】IEEE1394バスのモードには、周期
的にパケットの送受信を行うIsochronousモードと、周
期に関係なくパケットの送受信を行うAsynchronousモー
ドとがある。Isochronousモードは、125μs毎のデ
ータ転送を保証しており、画像データや音声データのよ
うに、一定時間毎に一定量のデータ転送を行う必要があ
るようなデータの転送に適している。一方、Asynchrono
usモードは、例えば、IEEE1394バスによって接
続された機器間でコマンドをやり取りする際に使用され
る。
的にパケットの送受信を行うIsochronousモードと、周
期に関係なくパケットの送受信を行うAsynchronousモー
ドとがある。Isochronousモードは、125μs毎のデ
ータ転送を保証しており、画像データや音声データのよ
うに、一定時間毎に一定量のデータ転送を行う必要があ
るようなデータの転送に適している。一方、Asynchrono
usモードは、例えば、IEEE1394バスによって接
続された機器間でコマンドをやり取りする際に使用され
る。
【0004】従来、Asynchronousモードでは、1コマン
ドパケットに対して1レスポンスパケットが対応するよ
うになされている。すなわち、ノードAからノードBに
コマンドを送信する際は、図19に示すように、先ず、
ノードAからノードBに、ノードBに対するコマンドを
含むコマンドパケットを送信する。そして、コマンドパ
ケットを受信したノードBは、コマンドパケットに対す
るレスポンスとして、ノードAへレスポンスパケットを
送信する。
ドパケットに対して1レスポンスパケットが対応するよ
うになされている。すなわち、ノードAからノードBに
コマンドを送信する際は、図19に示すように、先ず、
ノードAからノードBに、ノードBに対するコマンドを
含むコマンドパケットを送信する。そして、コマンドパ
ケットを受信したノードBは、コマンドパケットに対す
るレスポンスとして、ノードAへレスポンスパケットを
送信する。
【0005】具体的には、例えば、ノードAからノード
Bへデータを送る場合には、図20に示すように、先
ず、ノードAからノードBへ、データの送信を要求する
送信コマンドと、ノードBへ送信する送信データとを含
むコマンドパケットを送信する。そして、このコマンド
パケットを受信したノードBは、コマンドパケットに対
するレスポンスとして、コマンドパケットを正常に受信
したことを示す正常受信通知を含むレスポンスパケット
をノードAへ送信する。
Bへデータを送る場合には、図20に示すように、先
ず、ノードAからノードBへ、データの送信を要求する
送信コマンドと、ノードBへ送信する送信データとを含
むコマンドパケットを送信する。そして、このコマンド
パケットを受信したノードBは、コマンドパケットに対
するレスポンスとして、コマンドパケットを正常に受信
したことを示す正常受信通知を含むレスポンスパケット
をノードAへ送信する。
【0006】また、例えば、ノードAからの要求により
ノードBからノードAへデータを送る場合には、図21
に示すように、先ず、ノードAからノードBへ、データ
の受信を要求する受信コマンドを含むコマンドパケット
を送信する。そして、コマンドパケットを受信したノー
ドBは、コマンドパケットに対するレスポンスとして、
コマンドパケットを正常に受信したことを示す正常受信
通知と、受信コマンドによって要求された受信データと
を含むレスポンスパケットをノードAへ送信する。
ノードBからノードAへデータを送る場合には、図21
に示すように、先ず、ノードAからノードBへ、データ
の受信を要求する受信コマンドを含むコマンドパケット
を送信する。そして、コマンドパケットを受信したノー
ドBは、コマンドパケットに対するレスポンスとして、
コマンドパケットを正常に受信したことを示す正常受信
通知と、受信コマンドによって要求された受信データと
を含むレスポンスパケットをノードAへ送信する。
【0007】ところで、図20及び図21に示した例
は、コマンドパケット及びレスポンスパケットをそれぞ
れ1パケットで送れる場合の例であるが、送るデータ量
が1パケットの最大サイズを超える場合には、データを
複数のパケットに分割しなければならない。すなわち、
1つのパケットのサイズには限りがあり、1つの固まり
をなす大量のデータを送る場合には、データを伝送可能
なサイズに分割して送らなければならない。
は、コマンドパケット及びレスポンスパケットをそれぞ
れ1パケットで送れる場合の例であるが、送るデータ量
が1パケットの最大サイズを超える場合には、データを
複数のパケットに分割しなければならない。すなわち、
1つのパケットのサイズには限りがあり、1つの固まり
をなす大量のデータを送る場合には、データを伝送可能
なサイズに分割して送らなければならない。
【0008】例えば、ノードAからノードBへデータを
n個のパケットに分割して送る際は、図22に示すよう
に、先ず、ノードAからノードBへ、送信コマンドと1
/n送信データとを含むコマンドパケットc1を送信す
る。ここで、1/n送信データとは、ノードBへ送るデ
ータをn個に分割したうちの1つである。そして、この
コマンドパケットc1を受信したノードBは、コマンド
パケットc1に対するレスポンスとして、コマンドパケ
ットc1を正常に受信したことを示す正常受信通知を含
むレスポンスパケットr1をノードAへ送信する。そし
て、このやり取りをn回繰り返す。したがって、1回の
コマンドパケットとレスポンスパケットのやり取りに要
する時間をtとすると、データをn回に分割して送信す
る場合には、n×tの時間を要することになる。
n個のパケットに分割して送る際は、図22に示すよう
に、先ず、ノードAからノードBへ、送信コマンドと1
/n送信データとを含むコマンドパケットc1を送信す
る。ここで、1/n送信データとは、ノードBへ送るデ
ータをn個に分割したうちの1つである。そして、この
コマンドパケットc1を受信したノードBは、コマンド
パケットc1に対するレスポンスとして、コマンドパケ
ットc1を正常に受信したことを示す正常受信通知を含
むレスポンスパケットr1をノードAへ送信する。そし
て、このやり取りをn回繰り返す。したがって、1回の
コマンドパケットとレスポンスパケットのやり取りに要
する時間をtとすると、データをn回に分割して送信す
る場合には、n×tの時間を要することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のAsynchronousモ
ードでは、1コマンドパケットを送る毎に1レスポンス
パケットを受け取る必要があり、データを複数のパケッ
トに分割して連続的に送った場合には、データの連続性
を知る方法がない。このため、データを複数のパケット
に分割して連続的に送るようなことは出来なかった。ま
た、従来のAsynchronousモードでは、1コマンドパケッ
トを送る毎に1レスポンスパケットを受け取ることを想
定しており、送受信を行うノード間で複数のパケットに
わたるデータ伝送の手順を確立する方法がなかった。す
なわち、従来のAsynchronousモードでは、送受信ノード
間でデータ伝送を行う手順を確立して連続してデータの
送受信を行うというようなことは出来なかった。
ードでは、1コマンドパケットを送る毎に1レスポンス
パケットを受け取る必要があり、データを複数のパケッ
トに分割して連続的に送った場合には、データの連続性
を知る方法がない。このため、データを複数のパケット
に分割して連続的に送るようなことは出来なかった。ま
た、従来のAsynchronousモードでは、1コマンドパケッ
トを送る毎に1レスポンスパケットを受け取ることを想
定しており、送受信を行うノード間で複数のパケットに
わたるデータ伝送の手順を確立する方法がなかった。す
なわち、従来のAsynchronousモードでは、送受信ノード
間でデータ伝送を行う手順を確立して連続してデータの
送受信を行うというようなことは出来なかった。
【0010】すなわち、従来のAsynchronousモードにお
けるコマンドパケットとレスポンスパケットのやり取り
では、それぞれが1対1の場合においてのみ対応づけが
可能であり、複数のコマンドパケットや複数のレスポン
スパケットに対する対応づけを行う方法がなかった。こ
のため、従来のAsynchronousモードでは、1つの固まり
をなす大量のデータを伝送可能なサイズに分割して送る
場合にも、図22に示したように、1コマンドパケット
を送る毎に1レスポンスパケットを受け取る必要があ
り、データ伝送に非常に長い時間が必要となっていた。
換言すれば、従来のAsynchronousモードは、1パケット
に納まるようなコマンドの送受信には好適であるが、1
パケットに納まりきらないようなデータの送受信を行う
には、非常に不都合が多かった。
けるコマンドパケットとレスポンスパケットのやり取り
では、それぞれが1対1の場合においてのみ対応づけが
可能であり、複数のコマンドパケットや複数のレスポン
スパケットに対する対応づけを行う方法がなかった。こ
のため、従来のAsynchronousモードでは、1つの固まり
をなす大量のデータを伝送可能なサイズに分割して送る
場合にも、図22に示したように、1コマンドパケット
を送る毎に1レスポンスパケットを受け取る必要があ
り、データ伝送に非常に長い時間が必要となっていた。
換言すれば、従来のAsynchronousモードは、1パケット
に納まるようなコマンドの送受信には好適であるが、1
パケットに納まりきらないようなデータの送受信を行う
には、非常に不都合が多かった。
【0011】なお、ここではIEEE1394バスを例
に挙げたが、以上のような課題はIEEE1394バス
に限らない。一般に、コマンドを送ることを想定してい
るパケットでは、1コマンドパケットを送る毎に1レス
ポンスパケットを受け取るようになされている。上述の
課題は、このようなインターフェースに共通の課題であ
る。
に挙げたが、以上のような課題はIEEE1394バス
に限らない。一般に、コマンドを送ることを想定してい
るパケットでは、1コマンドパケットを送る毎に1レス
ポンスパケットを受け取るようになされている。上述の
課題は、このようなインターフェースに共通の課題であ
る。
【0012】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、コマンドの送受信だけでな
く、1パケットに納まりきらないようなデータの送受信
も、コマンドの送受信に使用されるものと同様なパケッ
トによって効率良く行うことが可能なデータ送信装置、
データ受信装置、データ伝送システム及びデータ伝送方
法を提供することを目的としている。
て提案されたものであり、コマンドの送受信だけでな
く、1パケットに納まりきらないようなデータの送受信
も、コマンドの送受信に使用されるものと同様なパケッ
トによって効率良く行うことが可能なデータ送信装置、
データ受信装置、データ伝送システム及びデータ伝送方
法を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ送信
装置は、所定のフォーマットのフレームを含むパケット
によってデータを送信するデータ送信装置である。そし
て、上記フレームは、当該フレームのフォーマットの種
別を示す情報が格納されるフィールドを有しており、こ
のフォーマットの一つとして、送信データを複数のパケ
ットに分割して送信する際にそれらのパケットの関係を
示す情報が格納されるパケットラベルフィールドと、送
信先機器に対するコマンド及び/又は任意のデータが格
納されるデータフィールドとを上記フレームが有するよ
うに規定するフォーマットを備えていることを特徴とす
る。
装置は、所定のフォーマットのフレームを含むパケット
によってデータを送信するデータ送信装置である。そし
て、上記フレームは、当該フレームのフォーマットの種
別を示す情報が格納されるフィールドを有しており、こ
のフォーマットの一つとして、送信データを複数のパケ
ットに分割して送信する際にそれらのパケットの関係を
示す情報が格納されるパケットラベルフィールドと、送
信先機器に対するコマンド及び/又は任意のデータが格
納されるデータフィールドとを上記フレームが有するよ
うに規定するフォーマットを備えていることを特徴とす
る。
【0014】また、本発明に係るデータ受信装置は、受
信したパケットに応じて、所定のフォーマットのフレー
ムを含むパケットによって返信データを返すデータ受信
装置である。そして、上記フレームは、当該フレームの
フォーマットの種別を示す情報が格納されるフィールド
を有しており、このフォーマットの一つとして、返信デ
ータを複数のパケットに分割して送信する際にそれらの
パケットの関係を示す情報が格納されるパケットラベル
フィールドと、受信したパケットに対するレスポンス及
び/又は任意のデータが格納されるデータフィールドと
を上記フレームが有するように規定するフォーマットを
備えていることを特徴とする。
信したパケットに応じて、所定のフォーマットのフレー
ムを含むパケットによって返信データを返すデータ受信
装置である。そして、上記フレームは、当該フレームの
フォーマットの種別を示す情報が格納されるフィールド
を有しており、このフォーマットの一つとして、返信デ
ータを複数のパケットに分割して送信する際にそれらの
パケットの関係を示す情報が格納されるパケットラベル
フィールドと、受信したパケットに対するレスポンス及
び/又は任意のデータが格納されるデータフィールドと
を上記フレームが有するように規定するフォーマットを
備えていることを特徴とする。
【0015】また、本発明に係るデータ送受信システム
は、所定のフォーマットのフレームを含む送信用パケッ
トによってデータを送信するデータ送信装置と、上記送
信用パケットを受信したときに、当該送信用パケットに
よって送信された送信データに応じた返信データを、所
定のフォーマットのフレームを含む返信用パケットによ
って上記データ送信装置へ送信するデータ受信装置とを
有している。そして、上記送信用パケットに含まれるフ
レームは、当該フレームのフォーマットの種別を示す情
報が格納されるフィールドを有しており、このフォーマ
ットの一つとして、送信データを複数のパケットに分割
して送信する際にそれらのパケットの関係を示す情報が
格納されるパケットラベルフィールドと、上記データ受
信装置に対するコマンド及び/又は任意のデータが格納
されるデータフィールドとを当該フレームが有するよう
に規定するフォーマットを備えていることを特徴とす
る。
は、所定のフォーマットのフレームを含む送信用パケッ
トによってデータを送信するデータ送信装置と、上記送
信用パケットを受信したときに、当該送信用パケットに
よって送信された送信データに応じた返信データを、所
定のフォーマットのフレームを含む返信用パケットによ
って上記データ送信装置へ送信するデータ受信装置とを
有している。そして、上記送信用パケットに含まれるフ
レームは、当該フレームのフォーマットの種別を示す情
報が格納されるフィールドを有しており、このフォーマ
ットの一つとして、送信データを複数のパケットに分割
して送信する際にそれらのパケットの関係を示す情報が
格納されるパケットラベルフィールドと、上記データ受
信装置に対するコマンド及び/又は任意のデータが格納
されるデータフィールドとを当該フレームが有するよう
に規定するフォーマットを備えていることを特徴とす
る。
【0016】また、本発明に係るデータ伝送方法は、所
定のフォーマットのフレームを含む送信用パケットによ
って送信側ノードから受信側ノードへ送信データを送る
とともに、上記送信用パケットを受信側ノードが受け取
ったら、所定のフォーマットのフレームを含む返信用パ
ケットによって受信側ノードから送信側ノードへ返信デ
ータを送ることにより、ノード間でデータの伝送を行う
データ伝送方法である。そして、上記送信用パケットに
含まれるフレームは、当該フレームのフォーマットの種
別を示す情報が格納されるフィールドを有しており、こ
のフォーマットの一つとして、送信データを複数のパケ
ットに分割して送信する際にそれらのパケットの関係を
示す情報が格納されるパケットラベルフィールドと、受
信側ノードに対するコマンド及び/又は任意のデータが
格納されるデータフィールドとを当該フレームが有する
ように規定するフォーマットを備えていることを特徴と
する。
定のフォーマットのフレームを含む送信用パケットによ
って送信側ノードから受信側ノードへ送信データを送る
とともに、上記送信用パケットを受信側ノードが受け取
ったら、所定のフォーマットのフレームを含む返信用パ
ケットによって受信側ノードから送信側ノードへ返信デ
ータを送ることにより、ノード間でデータの伝送を行う
データ伝送方法である。そして、上記送信用パケットに
含まれるフレームは、当該フレームのフォーマットの種
別を示す情報が格納されるフィールドを有しており、こ
のフォーマットの一つとして、送信データを複数のパケ
ットに分割して送信する際にそれらのパケットの関係を
示す情報が格納されるパケットラベルフィールドと、受
信側ノードに対するコマンド及び/又は任意のデータが
格納されるデータフィールドとを当該フレームが有する
ように規定するフォーマットを備えていることを特徴と
する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】図1に本発明の実施の形態の一例を示す。
図1は、パーソナルコンピュータ1と、プリンタ2、デ
ジタルスチルカメラ3と、セットトップボックス4とが
相互にIEEE1394バス5によって接続された状態
を示している。本発明は、図1に示すようにIEEE1
394バスによって接続されている機器間で、非同期な
パケット送信モードであるAsynchronousモードによりデ
ータの送受信を行うシステムに適用される。なお、Asyn
chronousモードでやり取りされるパケットは、Asynchro
nousパケットと称される。
図1は、パーソナルコンピュータ1と、プリンタ2、デ
ジタルスチルカメラ3と、セットトップボックス4とが
相互にIEEE1394バス5によって接続された状態
を示している。本発明は、図1に示すようにIEEE1
394バスによって接続されている機器間で、非同期な
パケット送信モードであるAsynchronousモードによりデ
ータの送受信を行うシステムに適用される。なお、Asyn
chronousモードでやり取りされるパケットは、Asynchro
nousパケットと称される。
【0019】Asynchronousパケットのやり取りを行う各
機器は、IEEE1394バスによって接続可能な機器
であればよい。このような機器としては、図1に示した
パーソナルコンピュータ1、プリンタ2、デジタルスチ
ルカメラ3及びセットトップボックス4の他にも、例え
ば、ハードディスク装置等の外部記憶装置や、プロッタ
等の出力装置や、デジタルビデオディスクプレーヤ等の
AV機器などが挙げられる。
機器は、IEEE1394バスによって接続可能な機器
であればよい。このような機器としては、図1に示した
パーソナルコンピュータ1、プリンタ2、デジタルスチ
ルカメラ3及びセットトップボックス4の他にも、例え
ば、ハードディスク装置等の外部記憶装置や、プロッタ
等の出力装置や、デジタルビデオディスクプレーヤ等の
AV機器などが挙げられる。
【0020】従来、各機器間でAsynchronousパケットを
やり取りする際は、1コマンドパケットに対して必ず1
レスポンスパケットが対応していた。これに対して、本
発明では、Asynchronousパケットをやり取りする際に
も、図2に示すように1つのコマンドパケットに対して
1つのレスポンスパケットが対応する場合と、図3に示
すように複数のコマンドパケットに対して1つのレスポ
ンスパケットが対応する場合と、図4に示すように1つ
のコマンドパケットに対して複数のレスポンスパケット
が対応する場合とが可能とされる。
やり取りする際は、1コマンドパケットに対して必ず1
レスポンスパケットが対応していた。これに対して、本
発明では、Asynchronousパケットをやり取りする際に
も、図2に示すように1つのコマンドパケットに対して
1つのレスポンスパケットが対応する場合と、図3に示
すように複数のコマンドパケットに対して1つのレスポ
ンスパケットが対応する場合と、図4に示すように1つ
のコマンドパケットに対して複数のレスポンスパケット
が対応する場合とが可能とされる。
【0021】複数のコマンドパケットに対して1つのレ
スポンスパケットが対応する場合の一例を図5に示す。
図5は、ノードBに書き込むデータをn個のパケットに
分割してノードAから送信するときのパケットのやり取
りの手順を示している。このときは、先ず、書き込みコ
マンドと1/nデータとを含むコマンドパケットを、ノ
ードAからノードBへ送信する。ここで、書き込みコマ
ンドとは、ノードBへのデータの書き込みを要求するコ
マンドであり、1/nデータとは、ノードBに書き込む
データをn個に分割したうちの一つである。次に、同様
に、書き込みコマンドと次の1/nデータとを含むコマ
ンドパケットを、ノードAからノードBへ送信する。そ
して、このようなコマンドパケットのノードAからノー
ドBへの送信をn回繰り返す。そして、ノードBは、n
個のコマンドパケットを正常に受信したら、それらのコ
マンドパケットに対するレスポンスとして、それらのコ
マンドパケットを正常に受信したことを示す正常受信通
知を含むレスポンスパケットをノードAへ送信する。以
上のようなパケットのやり取りにより、n個のパケット
に分割されてノードAから送信されたデータがノードB
に書き込まれることとなる。
スポンスパケットが対応する場合の一例を図5に示す。
図5は、ノードBに書き込むデータをn個のパケットに
分割してノードAから送信するときのパケットのやり取
りの手順を示している。このときは、先ず、書き込みコ
マンドと1/nデータとを含むコマンドパケットを、ノ
ードAからノードBへ送信する。ここで、書き込みコマ
ンドとは、ノードBへのデータの書き込みを要求するコ
マンドであり、1/nデータとは、ノードBに書き込む
データをn個に分割したうちの一つである。次に、同様
に、書き込みコマンドと次の1/nデータとを含むコマ
ンドパケットを、ノードAからノードBへ送信する。そ
して、このようなコマンドパケットのノードAからノー
ドBへの送信をn回繰り返す。そして、ノードBは、n
個のコマンドパケットを正常に受信したら、それらのコ
マンドパケットに対するレスポンスとして、それらのコ
マンドパケットを正常に受信したことを示す正常受信通
知を含むレスポンスパケットをノードAへ送信する。以
上のようなパケットのやり取りにより、n個のパケット
に分割されてノードAから送信されたデータがノードB
に書き込まれることとなる。
【0022】また、1つのコマンドパケットに対して複
数のレスポンスパケットが対応する場合の一例を図6に
示す。図6は、ノードBから読み出すデータをn個のパ
ケットに分割してノードAへ送信するときのパケットの
やり取りの手順を示している。このときは、先ず、読み
出しコマンドを含むコマンドパケットを、ノードAから
ノードBへ送信する。ここで、読み出しコマンドは、ノ
ードBからのデータの読み出しを要求するコマンドであ
る。そして、読み出しコマンドを含むコマンドパケット
を受け取ったノードBは、1/n読み出しデータを含む
レスポンスパケットをノードAへ送信する。ここで、1
/n読み出しデータとは、ノードBから読み出すデータ
をn個に分割したうちの一つである。そして、このよう
なレスポンスパケットのノードBからノードAへの送信
をn回繰り返す。以上のようなパケットのやり取りによ
り、ノードBから読み出されたデータがn個のパケット
に分割されて、ノードAへ送信されることとなる。
数のレスポンスパケットが対応する場合の一例を図6に
示す。図6は、ノードBから読み出すデータをn個のパ
ケットに分割してノードAへ送信するときのパケットの
やり取りの手順を示している。このときは、先ず、読み
出しコマンドを含むコマンドパケットを、ノードAから
ノードBへ送信する。ここで、読み出しコマンドは、ノ
ードBからのデータの読み出しを要求するコマンドであ
る。そして、読み出しコマンドを含むコマンドパケット
を受け取ったノードBは、1/n読み出しデータを含む
レスポンスパケットをノードAへ送信する。ここで、1
/n読み出しデータとは、ノードBから読み出すデータ
をn個に分割したうちの一つである。そして、このよう
なレスポンスパケットのノードBからノードAへの送信
をn回繰り返す。以上のようなパケットのやり取りによ
り、ノードBから読み出されたデータがn個のパケット
に分割されて、ノードAへ送信されることとなる。
【0023】本発明では、図5に示したように、複数の
コマンドパケットに対して1つのレスポンスパケットが
対応するようにしたり、或いは、図6に示したように、
1つのコマンドパケットに対して複数のレスポンスパケ
ットが対応するようにしたりすることを可能とする。こ
れにより、データを複数のパケットに分割して送信する
ようなときに、1コマンドパケットに対して必ず1レス
ポンスパケットを返すような方法に比べて、パケットの
やり取りを大幅に少なくすることができ、データ伝送に
要する時間を大幅に短縮することができる。
コマンドパケットに対して1つのレスポンスパケットが
対応するようにしたり、或いは、図6に示したように、
1つのコマンドパケットに対して複数のレスポンスパケ
ットが対応するようにしたりすることを可能とする。こ
れにより、データを複数のパケットに分割して送信する
ようなときに、1コマンドパケットに対して必ず1レス
ポンスパケットを返すような方法に比べて、パケットの
やり取りを大幅に少なくすることができ、データ伝送に
要する時間を大幅に短縮することができる。
【0024】つぎに、以上のような伝送方式を可能にす
るパケットのフレーム構造について説明する。
るパケットのフレーム構造について説明する。
【0025】IEEE1394で規定されているAsynch
ronousパケットは、図7に示すようなフレーム構造を持
つ。すなわち、Asynchronousパケットは、当該パケット
についての情報が記述されるパケットヘッダと、送信デ
ータがのせられるデータブロックとを有している。
ronousパケットは、図7に示すようなフレーム構造を持
つ。すなわち、Asynchronousパケットは、当該パケット
についての情報が記述されるパケットヘッダと、送信デ
ータがのせられるデータブロックとを有している。
【0026】パケットヘッダには、destination_ID、tl
(transact label)、rt(retry code)、tcode、pri(prior
ity)、source_ID、destination_offset、data_length、
extended_tcode及びheader_CRCの各フィールドがある。
(transact label)、rt(retry code)、tcode、pri(prior
ity)、source_ID、destination_offset、data_length、
extended_tcode及びheader_CRCの各フィールドがある。
【0027】ここで、destination_IDフィールドには、
パケット送信先のノードのID、具体的にはIEEE1
394バスで規定されたノードのID番号(NodeID)が
記述される。tlフィールドには、パケットの番号、具体
的には、パケットの送信先及び送信元のノードが自らに
関係するトランザクションであることを認識できるよう
にするための固有の値が記述される。rtフィールドに
は、ビジー時のリトライ方法に関する情報が記述され
る。tcodeフィールドには、コマンドレジスタ又はレス
ポンスレジスタにメッセージを書き込むことを指示する
コードが記述される。
パケット送信先のノードのID、具体的にはIEEE1
394バスで規定されたノードのID番号(NodeID)が
記述される。tlフィールドには、パケットの番号、具体
的には、パケットの送信先及び送信元のノードが自らに
関係するトランザクションであることを認識できるよう
にするための固有の値が記述される。rtフィールドに
は、ビジー時のリトライ方法に関する情報が記述され
る。tcodeフィールドには、コマンドレジスタ又はレス
ポンスレジスタにメッセージを書き込むことを指示する
コードが記述される。
【0028】また、priフィールドには、パケットの優
先順位が記述される。source_IDフィールドには、パケ
ット送信元のノードのID、具体的には、IEEE13
94バスで規定されたノードのID番号(NodeID)が記
述される。destination_offsetフィールドには、コマン
ドレジスタ又はレスポンスレジスタのアドレスが記述さ
れる。data_lengthフィールドには、パケットヘッダに
続くデータブロックのデータ長に関する情報が記述され
る。extended_tcodeフィールドは、tcodeを拡張する場
合に利用される。header_CRCフィールドには、パケット
ヘッダのチェックサムを行うCRC計算値が記述され
る。
先順位が記述される。source_IDフィールドには、パケ
ット送信元のノードのID、具体的には、IEEE13
94バスで規定されたノードのID番号(NodeID)が記
述される。destination_offsetフィールドには、コマン
ドレジスタ又はレスポンスレジスタのアドレスが記述さ
れる。data_lengthフィールドには、パケットヘッダに
続くデータブロックのデータ長に関する情報が記述され
る。extended_tcodeフィールドは、tcodeを拡張する場
合に利用される。header_CRCフィールドには、パケット
ヘッダのチェックサムを行うCRC計算値が記述され
る。
【0029】一方、データブロックには、cts(command
and Transaction Set)、FCPdata(Function Control Pro
tocol data)及びdata_CRCの各フィールドがある。ここ
で、ctsフィールド及びFCPdataフィールドの部分は、F
CPフレームと称される。また、data_CRCフィールドに
は、データブロックのチェックサムを行うCRC計算値
が記述される。
and Transaction Set)、FCPdata(Function Control Pro
tocol data)及びdata_CRCの各フィールドがある。ここ
で、ctsフィールド及びFCPdataフィールドの部分は、F
CPフレームと称される。また、data_CRCフィールドに
は、データブロックのチェックサムを行うCRC計算値
が記述される。
【0030】ctsフィールドは、FCPフレームのフォ
ーマットを定義する。すなわち、Asynchronousパケット
は、FCPフレームを含んでおり、FCPフレームは、
当該FCPフレームのフォーマットの種別を示す情報が
格納されるフィールドとして、ctsフィールドを有して
いる。
ーマットを定義する。すなわち、Asynchronousパケット
は、FCPフレームを含んでおり、FCPフレームは、
当該FCPフレームのフォーマットの種別を示す情報が
格納されるフィールドとして、ctsフィールドを有して
いる。
【0031】FCPフレームについては、IEC188
3(International Electrotechnical Commission 188
3)によって定義されている。そして、FCPフレーム
のフォーマットの種別は、ctsフィールドの値によって
分類される。例えば、送信されるパケットがコマンドパ
ケットのときに、ctsフィールドの値が0000なら
ば、そのコマンドパケットのFCPフレームは、IEE
E1394のAV/C DigitalInterface Command Setで規
定されたコマンドフレーム(以下、AV/Cコマンドフ
レームと称する。)である。また、送信されるパケット
がレスポンスパケットのときに、ctsフィールドの値が
0000ならば、そのレスポンスパケットのFCPフレ
ームは、IEEE1394のAV/C Digital Interface C
ommand Setで規定されたレスポンスフレーム(以下、A
V/Cレスポンスフレームと称する。)である。
3(International Electrotechnical Commission 188
3)によって定義されている。そして、FCPフレーム
のフォーマットの種別は、ctsフィールドの値によって
分類される。例えば、送信されるパケットがコマンドパ
ケットのときに、ctsフィールドの値が0000なら
ば、そのコマンドパケットのFCPフレームは、IEE
E1394のAV/C DigitalInterface Command Setで規
定されたコマンドフレーム(以下、AV/Cコマンドフ
レームと称する。)である。また、送信されるパケット
がレスポンスパケットのときに、ctsフィールドの値が
0000ならば、そのレスポンスパケットのFCPフレ
ームは、IEEE1394のAV/C Digital Interface C
ommand Setで規定されたレスポンスフレーム(以下、A
V/Cレスポンスフレームと称する。)である。
【0032】AV/Cコマンドフレームは、図8に示す
ようなフレーム構造とされる。すなわち、AV/Cコマ
ンドフレームには、cts、ctype、subunit_type、subuni
t_ID、opcode、operandの各フィールドがある。なお、A
synchronousパケットは32bits単位とされるので、A
V/Cコマンドフレームには、その合計が32bitsの整
数倍となるように、必要に応じて、operandフィールド
の後に0が付加される。
ようなフレーム構造とされる。すなわち、AV/Cコマ
ンドフレームには、cts、ctype、subunit_type、subuni
t_ID、opcode、operandの各フィールドがある。なお、A
synchronousパケットは32bits単位とされるので、A
V/Cコマンドフレームには、その合計が32bitsの整
数倍となるように、必要に応じて、operandフィールド
の後に0が付加される。
【0033】ctsフィールドは、上述したように、AV
/Cコマンドフレームのときには、0000とされる。
ctypeフィールドには、コマンドの種類が記述される。
例えば、ctypeの値が0000のときには、当該パケッ
トによるコマンドが、パケット送信先機器の制御を行う
コマンド、すなわちCONTROLコマンドであることを表
す。また、例えば、ctypeの値が0001のときには、
当該パケットによるコマンドが、パケット送信先機器の
状態を問い合わせるコマンド、すなわちSTATUSコマンド
であることを表す。
/Cコマンドフレームのときには、0000とされる。
ctypeフィールドには、コマンドの種類が記述される。
例えば、ctypeの値が0000のときには、当該パケッ
トによるコマンドが、パケット送信先機器の制御を行う
コマンド、すなわちCONTROLコマンドであることを表
す。また、例えば、ctypeの値が0001のときには、
当該パケットによるコマンドが、パケット送信先機器の
状態を問い合わせるコマンド、すなわちSTATUSコマンド
であることを表す。
【0034】subunit_typeフィールドには、コマンドが
適用されるノードのタイプが記述される。例えば、subu
nit_typeフィールドの値が00000のときには、コマ
ンドが適用されるノードがモニタであることを表す。ま
た、例えば、subunit_typeフィールドの値が00100
のときには、コマンドが適用されるノードがビデオカセ
ットレコーダであることを表す。subunit_IDフィールド
には、当該パケットによるコマンドが適用される機器の
ID番号が記述される。
適用されるノードのタイプが記述される。例えば、subu
nit_typeフィールドの値が00000のときには、コマ
ンドが適用されるノードがモニタであることを表す。ま
た、例えば、subunit_typeフィールドの値が00100
のときには、コマンドが適用されるノードがビデオカセ
ットレコーダであることを表す。subunit_IDフィールド
には、当該パケットによるコマンドが適用される機器の
ID番号が記述される。
【0035】opcodeフィールドには、subunit_typeフィ
ールドで示されたノードに対する具体的なコマンドのコ
ード、すなわちオペレーションコードが記述される。例
えば、subunit_typeフィールドの値が00100であ
り、opcodeフィールドの値がC3hのとき、当該パケッ
トによるコマンドは「ビデオカセットレコーダ」の「再
生」である。また、subunit_typeフィールドの値が00
100であり、opcodeフィールドの値がC2hのとき、
当該パケットによるコマンドは「ビデオカセットレコー
ダ」の「録画」である。
ールドで示されたノードに対する具体的なコマンドのコ
ード、すなわちオペレーションコードが記述される。例
えば、subunit_typeフィールドの値が00100であ
り、opcodeフィールドの値がC3hのとき、当該パケッ
トによるコマンドは「ビデオカセットレコーダ」の「再
生」である。また、subunit_typeフィールドの値が00
100であり、opcodeフィールドの値がC2hのとき、
当該パケットによるコマンドは「ビデオカセットレコー
ダ」の「録画」である。
【0036】operandフィールドは、Asynchronousパケ
ットの大きさが最大値を越えない範囲であれば、任意の
数のフィールドを設定することができる。そして、これ
らのフィールドoperand[0],operand[1], ,operand
[n]には、opcodeフィールドで設定されたオペレーショ
ンコードを実行する上で必要とする情報が、必要に応じ
て記述される。具体的には、例えば、再生の速度や方向
等についての情報が記述される。
ットの大きさが最大値を越えない範囲であれば、任意の
数のフィールドを設定することができる。そして、これ
らのフィールドoperand[0],operand[1], ,operand
[n]には、opcodeフィールドで設定されたオペレーショ
ンコードを実行する上で必要とする情報が、必要に応じ
て記述される。具体的には、例えば、再生の速度や方向
等についての情報が記述される。
【0037】一方、AV/Cレスポンスフレームは、図
9に示すようなフレーム構造とされる。図9に示すよう
に、AV/CレスポンスフレームはAV/Cコマンドフ
レームとほぼ同様なフレーム構造とされるが、AV/C
コマンドフレームにおけるctypeフィールドの部分が、r
esponseフィールドとされる。responseフィールドに
は、コマンドに対するレスポンスが記述される。すなわ
ち、responseフィールドには、例えば、コマンドの受信
が正常に完了したときに、受信が正常に完了したことを
示す値が記述される。
9に示すようなフレーム構造とされる。図9に示すよう
に、AV/CレスポンスフレームはAV/Cコマンドフ
レームとほぼ同様なフレーム構造とされるが、AV/C
コマンドフレームにおけるctypeフィールドの部分が、r
esponseフィールドとされる。responseフィールドに
は、コマンドに対するレスポンスが記述される。すなわ
ち、responseフィールドには、例えば、コマンドの受信
が正常に完了したときに、受信が正常に完了したことを
示す値が記述される。
【0038】以上、図7乃至図9に示したフレーム構造
は、本出願時にIEEE1394並びにIEC1883
で規定されている内容であり、その詳細については、そ
れらの規格を参照されたい。そして、本発明では、以上
のようなフレーム構造を拡張して、FCPフレームのフ
ォーマットの一つとして、図10及び図11に示すよう
なフォーマットを追加する。
は、本出願時にIEEE1394並びにIEC1883
で規定されている内容であり、その詳細については、そ
れらの規格を参照されたい。そして、本発明では、以上
のようなフレーム構造を拡張して、FCPフレームのフ
ォーマットの一つとして、図10及び図11に示すよう
なフォーマットを追加する。
【0039】図10は、本発明を適用する際に使用され
るコマンドフレーム(以下、新規コマンドフレームと称
する。)の一例を示している。すなわち、本発明をIE
EE1394バスに適用する際は、コマンドパケットの
ctsフィールドによって規定されるFCPフレームのフ
ォーマットの一つとして、図10に示すようなフレーム
構造を定義する。この新規コマンドフレームを採用する
ことにより、単にコマンドを送るだけでなく、任意の送
信データを複数のパケットに分割して送信することが可
能となる。
るコマンドフレーム(以下、新規コマンドフレームと称
する。)の一例を示している。すなわち、本発明をIE
EE1394バスに適用する際は、コマンドパケットの
ctsフィールドによって規定されるFCPフレームのフ
ォーマットの一つとして、図10に示すようなフレーム
構造を定義する。この新規コマンドフレームを採用する
ことにより、単にコマンドを送るだけでなく、任意の送
信データを複数のパケットに分割して送信することが可
能となる。
【0040】また、図11は、本発明を適用する際に使
用されるレスポンスフレーム(以下、新規レスポンスフ
レームと称する。)の一例を示している。すなわち、本
発明をIEEE1394バスに適用する際は、レスポン
スパケットのctsフィールドによって規定されるFCP
フレームのフォーマットの一つとして、図11に示すよ
うなフレーム構造を定義する。この新規レスポンスフレ
ームを採用することにより、単にレスポンスを返すだけ
でなく、任意の返信データを複数のパケットに分割して
送信することが可能となる。
用されるレスポンスフレーム(以下、新規レスポンスフ
レームと称する。)の一例を示している。すなわち、本
発明をIEEE1394バスに適用する際は、レスポン
スパケットのctsフィールドによって規定されるFCP
フレームのフォーマットの一つとして、図11に示すよ
うなフレーム構造を定義する。この新規レスポンスフレ
ームを採用することにより、単にレスポンスを返すだけ
でなく、任意の返信データを複数のパケットに分割して
送信することが可能となる。
【0041】なお、新規コマンドフレームや新規レスポ
ンスフレームを用いて送受信されるデータは任意である
が、あえて例示するならば、例えば、動画像データ、静
止画像データ、音声データ、文字データ、プログラムモ
ジュール等が挙げられる。
ンスフレームを用いて送受信されるデータは任意である
が、あえて例示するならば、例えば、動画像データ、静
止画像データ、音声データ、文字データ、プログラムモ
ジュール等が挙げられる。
【0042】図10に示す新規コマンドフレームは、A
V/Cコマンドフレームに対して、c(Continuity)、cl
(command label)及びsub-l(sub_label)の各フィールド
を追加したものであり、cフィールド、clフィールド及
びsub-lフィールド以外については、AV/Cコマンド
フレームと同様である。ただし、新規コマンドフレーム
は、ctsフィールドの値によってAV/Cコマンドフレ
ームとは別のフレームとして区別されるので、コマンド
とコードの対応等については、AV/Cコマンドフレー
ムの場合と同一でなくてもよい。
V/Cコマンドフレームに対して、c(Continuity)、cl
(command label)及びsub-l(sub_label)の各フィールド
を追加したものであり、cフィールド、clフィールド及
びsub-lフィールド以外については、AV/Cコマンド
フレームと同様である。ただし、新規コマンドフレーム
は、ctsフィールドの値によってAV/Cコマンドフレ
ームとは別のフレームとして区別されるので、コマンド
とコードの対応等については、AV/Cコマンドフレー
ムの場合と同一でなくてもよい。
【0043】新規コマンドフレームにおいて、clフィー
ルド及びsub-lフィールドには、送信データを複数のパ
ケットに分割して送信する際に、それらのパケットの関
係を示す情報が格納される。具体的には、clフィールド
には、送信データを複数のパケットに分割して送信する
際に、それらのパケットに共通の値が設定され、sub-l
フィールドには、送信データを複数のパケットに分割し
て送信する際に、それらのパケットの順序を示す情報が
格納される。また、clフィールドには、送信データを複
数のパケットに分割して送信する際に、最後のパケット
であるか否かを示す情報が格納される。
ルド及びsub-lフィールドには、送信データを複数のパ
ケットに分割して送信する際に、それらのパケットの関
係を示す情報が格納される。具体的には、clフィールド
には、送信データを複数のパケットに分割して送信する
際に、それらのパケットに共通の値が設定され、sub-l
フィールドには、送信データを複数のパケットに分割し
て送信する際に、それらのパケットの順序を示す情報が
格納される。また、clフィールドには、送信データを複
数のパケットに分割して送信する際に、最後のパケット
であるか否かを示す情報が格納される。
【0044】換言すれば、clフィールドは、各コマンド
パケットに対するラベル番号を示しており、sub-lフィ
ールドは、同一ラベル番号をもつ複数のコマンドパケッ
トに対するサブラベル番号を示しており、cフィールド
は、同一ラベル番号を持つ複数のコマンドパケットが続
けて送られるか否かを示している。
パケットに対するラベル番号を示しており、sub-lフィ
ールドは、同一ラベル番号をもつ複数のコマンドパケッ
トに対するサブラベル番号を示しており、cフィールド
は、同一ラベル番号を持つ複数のコマンドパケットが続
けて送られるか否かを示している。
【0045】コマンドパケットにclフィールドを設ける
ことにより、送信データを複数のコマンドパケットに分
割しても、それらのコマンドパケットを対応づけること
が可能となる。また、コマンドパケットにsub_lフィー
ルドを設けることにより、同一のラベル番号を持つコマ
ンドパケット、すなわちclフィールドの値が同じコマン
ドパケットの順序を知ることが可能となる。これによ
り、データが複数のコマンドパケットに分割されていて
も、それらのコマンドパケットの順序を知ることがで
き、更にそれら一連のコマンドパケットに抜けがないか
を確認することもできる。
ことにより、送信データを複数のコマンドパケットに分
割しても、それらのコマンドパケットを対応づけること
が可能となる。また、コマンドパケットにsub_lフィー
ルドを設けることにより、同一のラベル番号を持つコマ
ンドパケット、すなわちclフィールドの値が同じコマン
ドパケットの順序を知ることが可能となる。これによ
り、データが複数のコマンドパケットに分割されていて
も、それらのコマンドパケットの順序を知ることがで
き、更にそれら一連のコマンドパケットに抜けがないか
を確認することもできる。
【0046】以上のような新規コマンドフレームを用い
て、コマンドを送信する際、operandフィールドの使い
方は、AV/Cコマンドフレームのときと同様である。
一方、新規コマンドフレームで任意のデータを送信する
際は、AV/Cコマンドフレームにおけるoperandフィ
ールドに相当する部分に送信データをのせる。すなわ
ち、この新規コマンドフレームは、送信先ノードに対す
るコマンド及び/又は任意の送信データが格納されるデ
ータフィールドを備えている。したがって、この新規コ
マンドフレームを用いることにより、単にコマンドを送
るだけでなく、任意のデータを送ることも可能となる。
て、コマンドを送信する際、operandフィールドの使い
方は、AV/Cコマンドフレームのときと同様である。
一方、新規コマンドフレームで任意のデータを送信する
際は、AV/Cコマンドフレームにおけるoperandフィ
ールドに相当する部分に送信データをのせる。すなわ
ち、この新規コマンドフレームは、送信先ノードに対す
るコマンド及び/又は任意の送信データが格納されるデ
ータフィールドを備えている。したがって、この新規コ
マンドフレームを用いることにより、単にコマンドを送
るだけでなく、任意のデータを送ることも可能となる。
【0047】一方、図11に示す新規レスポンスフレー
ムは、AV/Cレスポンスフレームに対して、c(Contin
uity)、rl(response label)及びsub-l(sub_label)の各
フィールドを追加したものであり、cフィールド、rlフ
ィールド及びsub-lフィールド以外については、AV/
Cレスポンスフレームと同様である。ただし、新規レス
ポンスフレームは、ctsフィールドの値によってAV/
Cレスポンスフレームとは別のフレームとして区別され
るので、レスポンスとコードの対応等については、AV
/Cレスポンスフレームの場合と同一でなくてもよい。
ムは、AV/Cレスポンスフレームに対して、c(Contin
uity)、rl(response label)及びsub-l(sub_label)の各
フィールドを追加したものであり、cフィールド、rlフ
ィールド及びsub-lフィールド以外については、AV/
Cレスポンスフレームと同様である。ただし、新規レス
ポンスフレームは、ctsフィールドの値によってAV/
Cレスポンスフレームとは別のフレームとして区別され
るので、レスポンスとコードの対応等については、AV
/Cレスポンスフレームの場合と同一でなくてもよい。
【0048】新規レスポンスフレームにおいて、rlフィ
ールド及びsub-lフィールドには、返信データを複数の
パケットに分割して送信する際に、それらのパケットの
関係を示す情報が格納される。具体的には、rlフィール
ドには、返信データを複数のパケットに分割して送信す
る際に、それらのパケットに共通の値が設定され、sub-
lフィールドには、返信データを複数のパケットに分割
して送信する際に、それらのパケットの順序を示す情報
が格納される。また、rlフィールドには、返信データを
複数のパケットに分割して送信する際に、最後のパケッ
トであるか否かを示す情報が格納される。
ールド及びsub-lフィールドには、返信データを複数の
パケットに分割して送信する際に、それらのパケットの
関係を示す情報が格納される。具体的には、rlフィール
ドには、返信データを複数のパケットに分割して送信す
る際に、それらのパケットに共通の値が設定され、sub-
lフィールドには、返信データを複数のパケットに分割
して送信する際に、それらのパケットの順序を示す情報
が格納される。また、rlフィールドには、返信データを
複数のパケットに分割して送信する際に、最後のパケッ
トであるか否かを示す情報が格納される。
【0049】換言すれば、rlフィールドは、各レスポン
スパケットに対するラベル番号を示しており、sub-lフ
ィールドは、同一ラベル番号をもつ複数のレスポンスパ
ケットに対するサブラベル番号を示しており、cフィー
ルドは、同一ラベル番号を持つ複数のレスポンスパケッ
トが続けて送られるか否かを示している。
スパケットに対するラベル番号を示しており、sub-lフ
ィールドは、同一ラベル番号をもつ複数のレスポンスパ
ケットに対するサブラベル番号を示しており、cフィー
ルドは、同一ラベル番号を持つ複数のレスポンスパケッ
トが続けて送られるか否かを示している。
【0050】レスポンスパケットにrlフィールドを設け
ることにより、返信データを複数のレスポンスパケット
に分割しても、それらのレスポンスパケットを対応づけ
ることが可能となる。また、レスポンスパケットにsub_
lフィールドを設けることにより、同一のラベル番号を
持つレスポンスパケット、すなわちrlフィールドの値が
同じレスポンスパケットの順序を知ることが可能とな
る。これにより、データが複数のレスポンスパケットに
分割されていても、それらのレスポンスパケットの順序
を知ることができ、更にそれら一連のレスポンスパケッ
トに抜けがないかを確認することもできる。
ることにより、返信データを複数のレスポンスパケット
に分割しても、それらのレスポンスパケットを対応づけ
ることが可能となる。また、レスポンスパケットにsub_
lフィールドを設けることにより、同一のラベル番号を
持つレスポンスパケット、すなわちrlフィールドの値が
同じレスポンスパケットの順序を知ることが可能とな
る。これにより、データが複数のレスポンスパケットに
分割されていても、それらのレスポンスパケットの順序
を知ることができ、更にそれら一連のレスポンスパケッ
トに抜けがないかを確認することもできる。
【0051】以上のような新規レスポンスフレームによ
って、単なるレスポンスを返すような場合、operandフ
ィールドの使い方は、AV/Cレスポンスフレームのと
きと同様である。一方、新規レスポンスフレームで単な
るレスポンスを返すだけでなく任意の返信データを送信
するような場合には、AV/Cレスポンスフレームにお
けるoperandフィールドに相当する部分に返信データを
のせる。すなわち、この新規レスポンスフレームは、受
信したパケットに対するレスポンス及び/又は任意の返
信データが格納されるデータフィールドを備えている。
したがって、この新規レスポンスフレームを用いること
により、受信したパケットに対して単なるレスポンスを
返すだけでなく、受信したパケットに応じて任意のデー
タを返すことも可能となる。
って、単なるレスポンスを返すような場合、operandフ
ィールドの使い方は、AV/Cレスポンスフレームのと
きと同様である。一方、新規レスポンスフレームで単な
るレスポンスを返すだけでなく任意の返信データを送信
するような場合には、AV/Cレスポンスフレームにお
けるoperandフィールドに相当する部分に返信データを
のせる。すなわち、この新規レスポンスフレームは、受
信したパケットに対するレスポンス及び/又は任意の返
信データが格納されるデータフィールドを備えている。
したがって、この新規レスポンスフレームを用いること
により、受信したパケットに対して単なるレスポンスを
返すだけでなく、受信したパケットに応じて任意のデー
タを返すことも可能となる。
【0052】ところで、図10に示した例では、AV/
Cコマンドフレームにフィールドを追加して新規コマン
ドフレームとした。また、図11に示した例では、AV
/Cレスポンスフレームにフィールドを追加して新規レ
スポンスフレームとした。しかし、本発明を適用するに
あたって新規に定義するコマンドフレームやレスポンス
フレームは、AV/CコマンドフレームやAV/Cレス
ポンスフレームで使用していたフィールドの全てが必要
であるとは限らない。
Cコマンドフレームにフィールドを追加して新規コマン
ドフレームとした。また、図11に示した例では、AV
/Cレスポンスフレームにフィールドを追加して新規レ
スポンスフレームとした。しかし、本発明を適用するに
あたって新規に定義するコマンドフレームやレスポンス
フレームは、AV/CコマンドフレームやAV/Cレス
ポンスフレームで使用していたフィールドの全てが必要
であるとは限らない。
【0053】すなわち、例えば図12に示すように、本
発明を適用するにあたって新規に定義するコマンドフレ
ームとして、subunit_typeフィールドやsubunit_IDフィ
ールドを持たないようなフレーム構造を定義するように
しても良いし、また、例えば図13に示すように、本発
明を適用するにあたって新規に定義するレスポンスフレ
ームとして、subunit_typeフィールドやsubunit_IDフィ
ールドを持たないようなフレーム構造を定義するように
しても良い。
発明を適用するにあたって新規に定義するコマンドフレ
ームとして、subunit_typeフィールドやsubunit_IDフィ
ールドを持たないようなフレーム構造を定義するように
しても良いし、また、例えば図13に示すように、本発
明を適用するにあたって新規に定義するレスポンスフレ
ームとして、subunit_typeフィールドやsubunit_IDフィ
ールドを持たないようなフレーム構造を定義するように
しても良い。
【0054】つぎに、図10に示した新規コマンドフレ
ームを有するコマンドパケットと、図11に示した新規
レスポンスフレームを有するレスポンスパケットとを用
いたときのパケットのやり取りについて、図14及び図
15を参照して説明する。
ームを有するコマンドパケットと、図11に示した新規
レスポンスフレームを有するレスポンスパケットとを用
いたときのパケットのやり取りについて、図14及び図
15を参照して説明する。
【0055】図14は、複数のコマンドパケットに対し
て1つのレスポンスパケットを返すときのパケットのや
り取りの一例として、送信データを3つに分割して、第
1乃至第3のコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3によって
ノードAからノードBへ送信する様子を示している。こ
のときは、ノードAからノードBへ3つのコマンドパケ
ットc1-1,c1-2,c1-3を送り、それらのコマンドパケット
c1-1,c1-2,c1-3に対して、ノードBからノードAへ1つ
のレスポンスパケットr1-1が返される。
て1つのレスポンスパケットを返すときのパケットのや
り取りの一例として、送信データを3つに分割して、第
1乃至第3のコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3によって
ノードAからノードBへ送信する様子を示している。こ
のときは、ノードAからノードBへ3つのコマンドパケ
ットc1-1,c1-2,c1-3を送り、それらのコマンドパケット
c1-1,c1-2,c1-3に対して、ノードBからノードAへ1つ
のレスポンスパケットr1-1が返される。
【0056】図14に示すように、送信データを3つの
コマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3に分割して送信する際
に、それらのコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3におい
て、clフィールドには、それらのコマンドパケットc1-
1,c1-2,c1-3に対するラベル番号が設定される。具体的
には、図14の例では、第1乃至第3のコマンドパケッ
トc1-1,c1-2,c1-3におけるclフィールドの値を全て
「1」としている。このように、clフィールドには、そ
れらの3つのコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3が一連の
コマンドパケットがあることを示すように、それらのパ
ケットに共通の値が設定される。
コマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3に分割して送信する際
に、それらのコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3におい
て、clフィールドには、それらのコマンドパケットc1-
1,c1-2,c1-3に対するラベル番号が設定される。具体的
には、図14の例では、第1乃至第3のコマンドパケッ
トc1-1,c1-2,c1-3におけるclフィールドの値を全て
「1」としている。このように、clフィールドには、そ
れらの3つのコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3が一連の
コマンドパケットがあることを示すように、それらのパ
ケットに共通の値が設定される。
【0057】また、sub_lフィールドには、それらの3
つのコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3の順序を示す情報
が格納される。具体的には、図14の例では、3つに分
割された送信データの最初の部分を含む第1のコマンド
パケットc1-1では、sub_lフィールドに、先頭のコマン
ドパケットであることを示す「0」が設定される。ま
た、送信データの次の部分を含む第2のコマンドパケッ
トc1-2では、sub_lフィールドに、2番目のコマンドパ
ケットであることを示す「1」が設定される。また、送
信データの最後の部分を含む第3のコマンドパケットc1
-3では、sub_lフィールドに、3番目のコマンドパケッ
トであることを示す「2」が設定される。
つのコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3の順序を示す情報
が格納される。具体的には、図14の例では、3つに分
割された送信データの最初の部分を含む第1のコマンド
パケットc1-1では、sub_lフィールドに、先頭のコマン
ドパケットであることを示す「0」が設定される。ま
た、送信データの次の部分を含む第2のコマンドパケッ
トc1-2では、sub_lフィールドに、2番目のコマンドパ
ケットであることを示す「1」が設定される。また、送
信データの最後の部分を含む第3のコマンドパケットc1
-3では、sub_lフィールドに、3番目のコマンドパケッ
トであることを示す「2」が設定される。
【0058】また、cフィールドには、最後のコマンド
パケットであるか否かを示す情報が格納される。具体的
には、図14の例では、第1及び第2のコマンドパケッ
トc1-1,c1-2では、同じラベル番号を持つコマンドパケ
ットが、これらのコマンドパケット以降に存在している
ことを示す「1」がcフィールドに設定される。一方、
第3のコマンドパケットc1-3では、同じラベル番号を持
つコマンドパケットが、このコマンドパケット以降に無
いことを示す「0」が設定される。
パケットであるか否かを示す情報が格納される。具体的
には、図14の例では、第1及び第2のコマンドパケッ
トc1-1,c1-2では、同じラベル番号を持つコマンドパケ
ットが、これらのコマンドパケット以降に存在している
ことを示す「1」がcフィールドに設定される。一方、
第3のコマンドパケットc1-3では、同じラベル番号を持
つコマンドパケットが、このコマンドパケット以降に無
いことを示す「0」が設定される。
【0059】これら3つのコマンドパケットc1-1,c1-2,
c1-3を受け取ったノードBは、clフィールド、sub_lフ
ィールド及びcフィールドに記述された内容に基づい
て、それらのコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3から、3
つに分割される前の送信データを復元する。
c1-3を受け取ったノードBは、clフィールド、sub_lフ
ィールド及びcフィールドに記述された内容に基づい
て、それらのコマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3から、3
つに分割される前の送信データを復元する。
【0060】そして、cフィールドに「0」が設定され
たコマンドパケット、すなわち最後のコマンドパケット
c1-3を受け取ったノードBは、レスポンスパケットr1-1
をノードAへ送信する。このときは、rlフィールドに
は、コマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3のclフィールドに
設定されていたものと同じラベル番号、すなわち「1」
が設定される。また、sub_lフィールドには、先頭のレ
スポンスパケットであることを示す「0」が設定され
る。また、cフィールドには、同じラベル番号を持つレ
スポンスパケットが、このレスポンスパケット以降に無
いことを示す「0」が設定される。
たコマンドパケット、すなわち最後のコマンドパケット
c1-3を受け取ったノードBは、レスポンスパケットr1-1
をノードAへ送信する。このときは、rlフィールドに
は、コマンドパケットc1-1,c1-2,c1-3のclフィールドに
設定されていたものと同じラベル番号、すなわち「1」
が設定される。また、sub_lフィールドには、先頭のレ
スポンスパケットであることを示す「0」が設定され
る。また、cフィールドには、同じラベル番号を持つレ
スポンスパケットが、このレスポンスパケット以降に無
いことを示す「0」が設定される。
【0061】以上のようにして、3つのコマンドパケッ
トc1-1,c1-2,c1-3によって、送信データがノードAから
ノードBへと送られる。
トc1-1,c1-2,c1-3によって、送信データがノードAから
ノードBへと送られる。
【0062】一方、図15は、1つのコマンドパケット
に対して複数のレスポンスパケットを返すときのパケッ
トのやり取りの一例として、ノードAからノードBへの
コマンドパケットに対する返信データを3つに分割し
て、第1乃至第3のレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2-3
によってノードBからノードAへ送信する様子を示して
いる。このときは、ノードAからノードBへ1つのコマ
ンドパケットc2-1を送り、そのコマンドパケットc2-1に
対してノードBからノードAへ3つのレスポンスパケッ
トr2-1,r2-2,r2-3が返される。
に対して複数のレスポンスパケットを返すときのパケッ
トのやり取りの一例として、ノードAからノードBへの
コマンドパケットに対する返信データを3つに分割し
て、第1乃至第3のレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2-3
によってノードBからノードAへ送信する様子を示して
いる。このときは、ノードAからノードBへ1つのコマ
ンドパケットc2-1を送り、そのコマンドパケットc2-1に
対してノードBからノードAへ3つのレスポンスパケッ
トr2-1,r2-2,r2-3が返される。
【0063】図15に示す例では、先ず、ノードAから
ノードBへコマンドパケットc2-1が送信される。このコ
マンドパケットc2-1において、clフィールドには、当該
コマンドパケットc2-1に対するラベル番号、例えば
「1」が設定される。また、sub_lフィールドには、先
頭のコマンドパケットであることを示す「0」が設定さ
れる。また、cフィールドには、同じラベル番号を持つ
コマンドパケットが、このコマンドパケット以降に無い
ことを示す「0」が設定される。そして、図15に示す
例では、このコマンドパケットc2-1に対する返信データ
を3つに分割して、ノードBからノードAへ送信してい
る。
ノードBへコマンドパケットc2-1が送信される。このコ
マンドパケットc2-1において、clフィールドには、当該
コマンドパケットc2-1に対するラベル番号、例えば
「1」が設定される。また、sub_lフィールドには、先
頭のコマンドパケットであることを示す「0」が設定さ
れる。また、cフィールドには、同じラベル番号を持つ
コマンドパケットが、このコマンドパケット以降に無い
ことを示す「0」が設定される。そして、図15に示す
例では、このコマンドパケットc2-1に対する返信データ
を3つに分割して、ノードBからノードAへ送信してい
る。
【0064】このように返信データを3つのレスポンス
パケットr2-1,r2-2,r2-3に分割して送信する際、それら
のレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2-3において、rlフィ
ールドには、コマンドパケットc2-1のclフィールドに設
定されていたものと同じラベル番号が設定される。具体
的には、図15の例では、第1乃至第3のレスポンスパ
ケットr2-1,r2-2,r2-3におけるrlフィールドの値が全て
「1」とされる。このように、rlフィールドには、それ
らの3つのレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2-3が一連の
レスポンスパケットがあることを示すように、それらの
パケットに共通の値が設定される。
パケットr2-1,r2-2,r2-3に分割して送信する際、それら
のレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2-3において、rlフィ
ールドには、コマンドパケットc2-1のclフィールドに設
定されていたものと同じラベル番号が設定される。具体
的には、図15の例では、第1乃至第3のレスポンスパ
ケットr2-1,r2-2,r2-3におけるrlフィールドの値が全て
「1」とされる。このように、rlフィールドには、それ
らの3つのレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2-3が一連の
レスポンスパケットがあることを示すように、それらの
パケットに共通の値が設定される。
【0065】また、sub_lフィールドには、それらの3
つのレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2-3の順序を示す情
報が格納される。具体的には、図15の例において、3
つに分割された返信データの最初の部分を含む第1のレ
スポンスパケットr2-1には、sub_lフィールドに、先頭
のレスポンスパケットであることを示す「0」が設定さ
れる。また、返信データの次の部分を含む第2のレスポ
ンスパケットr2-2には、sub_lフィールドに、2番目の
レスポンスパケットであることを示す「1」が設定され
る。また、返信データの最後の部分を含む第3のレスポ
ンスパケットr2-3には、sub_lフィールドに、3番目の
レスポンスパケットであることを示す「2」が設定され
る。
つのレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2-3の順序を示す情
報が格納される。具体的には、図15の例において、3
つに分割された返信データの最初の部分を含む第1のレ
スポンスパケットr2-1には、sub_lフィールドに、先頭
のレスポンスパケットであることを示す「0」が設定さ
れる。また、返信データの次の部分を含む第2のレスポ
ンスパケットr2-2には、sub_lフィールドに、2番目の
レスポンスパケットであることを示す「1」が設定され
る。また、返信データの最後の部分を含む第3のレスポ
ンスパケットr2-3には、sub_lフィールドに、3番目の
レスポンスパケットであることを示す「2」が設定され
る。
【0066】また、cフィールドには、最後のレスポン
スパケットであるか否かを示す情報が格納される。具体
的には、図15の例では、第1及び第2のレスポンスパ
ケットr2-1,r2-2では、同じラベル番号を持つレスポン
スパケットが、これらのレスポンスパケット以降に存在
していることを示す「1」がcフィールドに設定され
る。一方、第3のレスポンスパケットr2-3では、同じラ
ベル番号を持つレスポンスパケットが、このレスポンス
パケット以降に無いことを示す「0」が設定される。
スパケットであるか否かを示す情報が格納される。具体
的には、図15の例では、第1及び第2のレスポンスパ
ケットr2-1,r2-2では、同じラベル番号を持つレスポン
スパケットが、これらのレスポンスパケット以降に存在
していることを示す「1」がcフィールドに設定され
る。一方、第3のレスポンスパケットr2-3では、同じラ
ベル番号を持つレスポンスパケットが、このレスポンス
パケット以降に無いことを示す「0」が設定される。
【0067】そして、これら3つのレスポンスパケット
r2-1,r2-2,r2-3を受け取ったノードAは、rlフィール
ド、sub_lフィールド及びcフィールドに記述された内容
に基づいて、それらのレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2
-3から、3つに分割される前の返信データを復元する。
r2-1,r2-2,r2-3を受け取ったノードAは、rlフィール
ド、sub_lフィールド及びcフィールドに記述された内容
に基づいて、それらのレスポンスパケットr2-1,r2-2,r2
-3から、3つに分割される前の返信データを復元する。
【0068】以上のようにして、3つのレスポンスパケ
ットr2-1,r2-2,r2-3によって、返信データがノードBか
らノードAへと送られる。
ットr2-1,r2-2,r2-3によって、返信データがノードBか
らノードAへと送られる。
【0069】つぎに、新規コマンドフレームを有するコ
マンドパケット、及び新規レスポンスフレームを有する
レスポンスパケットを用いてデータ伝送を行う際の手順
の一例ついて、図16に示すデータ伝送概念モデルを参
照して詳細に説明する。
マンドパケット、及び新規レスポンスフレームを有する
レスポンスパケットを用いてデータ伝送を行う際の手順
の一例ついて、図16に示すデータ伝送概念モデルを参
照して詳細に説明する。
【0070】図16に示すように、新規コマンドフレー
ムを有するコマンドパケット、及び新規レスポンスフレ
ームを有するレスポンスパケットを用いてデータ伝送を
行う際は、先ず、シリアルバスでつながれた2つのノー
ドA,Bにおいて、相手先を特定するために仮想のコネ
クション10を張る。このとき、コネクション10には
ID番号が割り当てられる。このID番号のことをConn
ectIDと称する。そして、コネクション10を張った各
ノードA,Bは、ConnectIDによりコネクション10の
相手先を識別する。
ムを有するコマンドパケット、及び新規レスポンスフレ
ームを有するレスポンスパケットを用いてデータ伝送を
行う際は、先ず、シリアルバスでつながれた2つのノー
ドA,Bにおいて、相手先を特定するために仮想のコネ
クション10を張る。このとき、コネクション10には
ID番号が割り当てられる。このID番号のことをConn
ectIDと称する。そして、コネクション10を張った各
ノードA,Bは、ConnectIDによりコネクション10の
相手先を識別する。
【0071】なお、IEEE1394バスでは、各ノー
ドの識別のために各ノードにID番号(NodeID)を割り
当てるが、バスリセットが起こると、各ノードのID番
号が変わってしまうことがある。このようなときには、
ConnectIDをもとに再びコネクション10を張り直す。
すなわち、各コネクションにConnectIDを割り付けるこ
とにより、バスリセットによりノードのID番号が変わ
っても、再びコネクション10を張り直すことが可能と
なる。
ドの識別のために各ノードにID番号(NodeID)を割り
当てるが、バスリセットが起こると、各ノードのID番
号が変わってしまうことがある。このようなときには、
ConnectIDをもとに再びコネクション10を張り直す。
すなわち、各コネクションにConnectIDを割り付けるこ
とにより、バスリセットによりノードのID番号が変わ
っても、再びコネクション10を張り直すことが可能と
なる。
【0072】また、1つのコネクション10の中には、
更に仮想的なチャネル11,12を設け、それらのチャ
ネル11,12にID番号を割り当てる。このID番号
のことをChannelIDと称する。ここで、1つのコネクシ
ョン10の中には、必要に応じて複数のチャネルを設け
ることができる。
更に仮想的なチャネル11,12を設け、それらのチャ
ネル11,12にID番号を割り当てる。このID番号
のことをChannelIDと称する。ここで、1つのコネクシ
ョン10の中には、必要に応じて複数のチャネルを設け
ることができる。
【0073】そして、コネクション10に割り当てられ
たConnectIDと、各チャネル11,12に割り当てられ
たChannelIDとに基づいて、ノードAとノードBとの間
で各チャネル11,12ごとにコマンドやデータのやり
取りを行う。このように、1コネクション内に更に仮想
的なチャネルを設けることにより、1つのコネクション
で複数のコマンドやデータのやり取りが可能となる。
たConnectIDと、各チャネル11,12に割り当てられ
たChannelIDとに基づいて、ノードAとノードBとの間
で各チャネル11,12ごとにコマンドやデータのやり
取りを行う。このように、1コネクション内に更に仮想
的なチャネルを設けることにより、1つのコネクション
で複数のコマンドやデータのやり取りが可能となる。
【0074】つぎに、以上のようなデータ伝送に使用さ
れるコマンドについて説明する。本例では、以上のよう
なデータ伝送を実現するために、CONNECTコマンドと、D
ISCONNECTコマンドと、OPENコマンドと、CLOSEコマンド
と、READコマンドと、WRITEコマンドと、ABORTコマンド
とを規定する。
れるコマンドについて説明する。本例では、以上のよう
なデータ伝送を実現するために、CONNECTコマンドと、D
ISCONNECTコマンドと、OPENコマンドと、CLOSEコマンド
と、READコマンドと、WRITEコマンドと、ABORTコマンド
とを規定する。
【0075】CONNECTコマンド CONNECTコマンドは、あるノードが別のノードに対して
データやコマンドを伝送するための仮想的なコネクショ
ンを張るときに用いる。具体的には、あるノードから別
のノードに対してコネクションを張ろうとするときに、
ctypeフィールドにCONTROLコマンドを設定し、且つ、op
codeフィールドにCONNECTコマンドを設定したコマンド
パケットを、コネクションを張ろうとする相手先のノー
ドへ送信する。
データやコマンドを伝送するための仮想的なコネクショ
ンを張るときに用いる。具体的には、あるノードから別
のノードに対してコネクションを張ろうとするときに、
ctypeフィールドにCONTROLコマンドを設定し、且つ、op
codeフィールドにCONNECTコマンドを設定したコマンド
パケットを、コネクションを張ろうとする相手先のノー
ドへ送信する。
【0076】また、CONNECTコマンドは、相手先のノー
ドに対して既にコネクションを張られているかどうかを
知るようなときにも使用される。具体的には、相手先の
ノードのコネクションの状態を知りたいときに、ctype
フィールドにSTATUSコマンドを設定し、且つ、opcodeフ
ィールドにCONNECTコマンドを設定したコマンドパケッ
トを、相手先のノードへ送信する。
ドに対して既にコネクションを張られているかどうかを
知るようなときにも使用される。具体的には、相手先の
ノードのコネクションの状態を知りたいときに、ctype
フィールドにSTATUSコマンドを設定し、且つ、opcodeフ
ィールドにCONNECTコマンドを設定したコマンドパケッ
トを、相手先のノードへ送信する。
【0077】DISCONNECTコマンド DISCONNECTコマンドは、ノードとノードとの間で張られ
ていたコネクションを開放するときに用いる。具体的に
は、コネクションを開放するときに、ctypeフィールド
にCONTROLコマンドを設定し、且つ、opcodeフィールド
にDISCONNECTコマンドを設定したコマンドパケットを、
コネクションの相手先のノードへ送信する。
ていたコネクションを開放するときに用いる。具体的に
は、コネクションを開放するときに、ctypeフィールド
にCONTROLコマンドを設定し、且つ、opcodeフィールド
にDISCONNECTコマンドを設定したコマンドパケットを、
コネクションの相手先のノードへ送信する。
【0078】OPENコマンド OPENコマンドは、あるノードが別のノードに対して仮想
的なチャネルを確立するときに用いる。具体的には、あ
るノードから別のノードに対してチャネルを確立しよう
とするときに、ctypeフィールドにCONTROLコマンドを設
定し、且つ、opcodeフィールドにOPENコマンドを設定し
たコマンドパケットを、チャネルを確立しようとする相
手先のノードへ送信する。
的なチャネルを確立するときに用いる。具体的には、あ
るノードから別のノードに対してチャネルを確立しよう
とするときに、ctypeフィールドにCONTROLコマンドを設
定し、且つ、opcodeフィールドにOPENコマンドを設定し
たコマンドパケットを、チャネルを確立しようとする相
手先のノードへ送信する。
【0079】また、OPENコマンドは、既に確立されてい
るチャネルのChannelIDを問い合わせるときにも使用さ
れる。具体的には、既に確立されているチャネルのChan
nelIDを知りたいときには、ctypeフィールドにSTATUSコ
マンドを設定し、且つ、opcodeフィールドにOPENコマン
ドを設定したコマンドパケットを、相手先のノードへ送
信する。
るチャネルのChannelIDを問い合わせるときにも使用さ
れる。具体的には、既に確立されているチャネルのChan
nelIDを知りたいときには、ctypeフィールドにSTATUSコ
マンドを設定し、且つ、opcodeフィールドにOPENコマン
ドを設定したコマンドパケットを、相手先のノードへ送
信する。
【0080】CLOSEコマンド CLOSEコマンドは、ノードとノードとの間で確立してい
たチャネルを開放するときに用いる。具体的には、チャ
ネルを開放するときに、ctypeフィールドにCONTROLコマ
ンドを設定し、且つ、opcodeフィールドにCLOSEコマン
ドを設定したコマンドパケットを、開放しようとするチ
ャネルの相手先のノードへ送信する。
たチャネルを開放するときに用いる。具体的には、チャ
ネルを開放するときに、ctypeフィールドにCONTROLコマ
ンドを設定し、且つ、opcodeフィールドにCLOSEコマン
ドを設定したコマンドパケットを、開放しようとするチ
ャネルの相手先のノードへ送信する。
【0081】READコマンド READコマンドは、あるノードが別のノードの持つデータ
を読み出すときに用いる。具体的には、別のノードの持
つデータを読み出そうとするときに、ctypeフィールド
にCONTROLコマンドを設定し、且つ、opcodeフィールド
にREADコマンドを設定したコマンドパケットを、読み出
したいデータを持つノードへ送信する。
を読み出すときに用いる。具体的には、別のノードの持
つデータを読み出そうとするときに、ctypeフィールド
にCONTROLコマンドを設定し、且つ、opcodeフィールド
にREADコマンドを設定したコマンドパケットを、読み出
したいデータを持つノードへ送信する。
【0082】また、READコマンドは、相手先ノードのコ
ンテンツのうち読み出し可能なデータ量を問い合わせる
ときにも使用される。具体的には、読み出し可能なデー
タ量を問い合わせるときに、ctypeフィールドにSTATUS
コマンドを設定し、且つ、opcodeフィールドにREADコマ
ンドを設定したコマンドパケットを、問い合わせ先のノ
ードへ送信する。
ンテンツのうち読み出し可能なデータ量を問い合わせる
ときにも使用される。具体的には、読み出し可能なデー
タ量を問い合わせるときに、ctypeフィールドにSTATUS
コマンドを設定し、且つ、opcodeフィールドにREADコマ
ンドを設定したコマンドパケットを、問い合わせ先のノ
ードへ送信する。
【0083】WRITEコマンド WRITEコマンドは、あるノードが別のノードに対してあ
るコンテンツのデータを書き込むときに用いる。具体的
には、別のノードに対してデータを書き込もうとすると
きに、ctypeフィールドにCONTROLコマンドを設定し、且
つ、opcodeフィールドにWRITEコマンドを設定したコマ
ンドパケットを、データ書き込み先のノードへ送信す
る。
るコンテンツのデータを書き込むときに用いる。具体的
には、別のノードに対してデータを書き込もうとすると
きに、ctypeフィールドにCONTROLコマンドを設定し、且
つ、opcodeフィールドにWRITEコマンドを設定したコマ
ンドパケットを、データ書き込み先のノードへ送信す
る。
【0084】また、WRITEコマンドは、相手先ノードの
書き込み可能な空き領域量を問い合わせるときにも使用
される。具体的には、書き込み可能な空き領域量を問い
合わせるときに、ctypeフィールドにSTATUSコマンドを
設定し、且つ、opcodeフィールドにWRITEコマンドを設
定したコマンドパケットを、問い合わせ先のノードへ送
信する。
書き込み可能な空き領域量を問い合わせるときにも使用
される。具体的には、書き込み可能な空き領域量を問い
合わせるときに、ctypeフィールドにSTATUSコマンドを
設定し、且つ、opcodeフィールドにWRITEコマンドを設
定したコマンドパケットを、問い合わせ先のノードへ送
信する。
【0085】つぎに、上述のようなコマンドを用いて、
ノードAからノードBにデータを書き込む際の手順につ
いて、図17を参照して説明する。ここで、ノードBに
書き込むデータは、複数のパケットに分割してノードA
から送信するものとしている。
ノードAからノードBにデータを書き込む際の手順につ
いて、図17を参照して説明する。ここで、ノードBに
書き込むデータは、複数のパケットに分割してノードA
から送信するものとしている。
【0086】図17に示した手順では、先ず、ノードA
とノードBとの間でコネクションを張り、次に、そのコ
ネクションの中でチャネルを確立する。次いで、ノード
Bのデータ書き込み可能領域量を確認した上で、複数の
コマンドパケットを用いてノードBへのデータの書き込
みを行う。その後、チャネルを開放し、更に、ノードA
とノードBとの間のコネクションを開放する。以下、こ
の手順について、図17を参照して詳細に説明する。
とノードBとの間でコネクションを張り、次に、そのコ
ネクションの中でチャネルを確立する。次いで、ノード
Bのデータ書き込み可能領域量を確認した上で、複数の
コマンドパケットを用いてノードBへのデータの書き込
みを行う。その後、チャネルを開放し、更に、ノードA
とノードBとの間のコネクションを開放する。以下、こ
の手順について、図17を参照して詳細に説明する。
【0087】先ず、ノードAがノードBに対して、CONN
ECTコマンドを用いて、コネクションを要求する。この
とき、ノードAはノードBに対して、ノードAのID番
号NodeID(A)と、張ろうとするコネクションに対して割
り当てたConnectIDとをoperandフィールドに記述したコ
マンドパケット21を送る。具体的には、表1に示すよ
うに各フィールドが設定されたコマンドパケット21
を、ノードAからノードBへ送出する。
ECTコマンドを用いて、コネクションを要求する。この
とき、ノードAはノードBに対して、ノードAのID番
号NodeID(A)と、張ろうとするコネクションに対して割
り当てたConnectIDとをoperandフィールドに記述したコ
マンドパケット21を送る。具体的には、表1に示すよ
うに各フィールドが設定されたコマンドパケット21
を、ノードAからノードBへ送出する。
【0088】
【表1】
【0089】コマンドパケット21によりコネクション
が正しく張れたら、次に、ノードBは、コネクションが
正しく張れたことを示すレスポンスをノードAへ返す。
このとき、ノードBはノードAに対して、ノードBのI
D番号NodeID(B)と、割り当てられたConnectIDとをoper
andフィールドに記述したレスポンスパケット22を送
る。具体的には、表2に示すように各フィールドが設定
されたレスポンスパケット22が、ノードBからノード
Aへ返される。
が正しく張れたら、次に、ノードBは、コネクションが
正しく張れたことを示すレスポンスをノードAへ返す。
このとき、ノードBはノードAに対して、ノードBのI
D番号NodeID(B)と、割り当てられたConnectIDとをoper
andフィールドに記述したレスポンスパケット22を送
る。具体的には、表2に示すように各フィールドが設定
されたレスポンスパケット22が、ノードBからノード
Aへ返される。
【0090】
【表2】
【0091】以上のやり取りにより、ノードAとノード
Bとの間でコネクションが張られる。なお、このやり取
りは、ノードAとノードBとの間で既にコネクションが
張られている場合には、改めて行う必要はない。
Bとの間でコネクションが張られる。なお、このやり取
りは、ノードAとノードBとの間で既にコネクションが
張られている場合には、改めて行う必要はない。
【0092】次に、ノードAはノードBに対して、OPEN
コマンドを用いてチャネルの確立を求める。このとき、
ノードAはノードBに対して、使用するコネクションの
ConnectIDと、確立しようとするチャネルに対して割り
当てたChannelIDとをoperandフィールドに記述したコマ
ンドパケット23を送る。具体的には、表3に示すよう
に各フィールドが設定されたコマンドパケット23を、
ノードAからノードBへ送出する。
コマンドを用いてチャネルの確立を求める。このとき、
ノードAはノードBに対して、使用するコネクションの
ConnectIDと、確立しようとするチャネルに対して割り
当てたChannelIDとをoperandフィールドに記述したコマ
ンドパケット23を送る。具体的には、表3に示すよう
に各フィールドが設定されたコマンドパケット23を、
ノードAからノードBへ送出する。
【0093】
【表3】
【0094】コマンドパケット23によりチャネルが確
立されたら、次に、ノードBは、チャネルが確立された
ことを示すレスポンスをノードAへ返す。このとき、ノ
ードBはノードAに対して、使用するコネクションのCo
nnectIDと、割り当てられたChannelIDとをoperandフィ
ールドに記述したレスポンスパケット24を送る。具体
的には、表4に示すように各フィールドが設定されたレ
スポンスパケット24が、ノードBからノードAへ返さ
れる。
立されたら、次に、ノードBは、チャネルが確立された
ことを示すレスポンスをノードAへ返す。このとき、ノ
ードBはノードAに対して、使用するコネクションのCo
nnectIDと、割り当てられたChannelIDとをoperandフィ
ールドに記述したレスポンスパケット24を送る。具体
的には、表4に示すように各フィールドが設定されたレ
スポンスパケット24が、ノードBからノードAへ返さ
れる。
【0095】
【表4】
【0096】以上のやり取りにより、ノードAとノード
Bとの間でチャネルが確立される。なお、このやり取り
は、ノードAとノードBとの間で既にチャネルが確立さ
れている場合には、改めて行う必要はない。
Bとの間でチャネルが確立される。なお、このやり取り
は、ノードAとノードBとの間で既にチャネルが確立さ
れている場合には、改めて行う必要はない。
【0097】次に、ノードAはノードBに対して、WRIT
Eコマンドを用いて、ノードBの書き込み可能な空き領
域量を問い合わせる。このとき、ノードAはノードBに
対して、使用するコネクションのConnectIDと、使用す
るチャネルのChannelIDとをoperandフィールドに記述し
たコマンドパケット25を送る。具体的には、表5に示
すように各フィールドが設定されたコマンドパケット2
5を、ノードAからノードBへ送出する。
Eコマンドを用いて、ノードBの書き込み可能な空き領
域量を問い合わせる。このとき、ノードAはノードBに
対して、使用するコネクションのConnectIDと、使用す
るチャネルのChannelIDとをoperandフィールドに記述し
たコマンドパケット25を送る。具体的には、表5に示
すように各フィールドが設定されたコマンドパケット2
5を、ノードAからノードBへ送出する。
【0098】
【表5】
【0099】次に、コマンドパケット25を受け取った
ノードBは、ノードBの書き込み可能な空き領域量をノ
ードAに知らせる。このとき、ノードBはノードAに対
して、使用するコネクションのConnectIDと、使用する
チャネルのChannelIDと、ノードBの書き込み可能な空
き領域量AvailableBufferSizeとをoperandフィールドに
記述したレスポンスパケット26を送る。具体的には、
表6に示すように各フィールドが設定されたレスポンス
パケット26を、ノードBからノードAへ送出する。
ノードBは、ノードBの書き込み可能な空き領域量をノ
ードAに知らせる。このとき、ノードBはノードAに対
して、使用するコネクションのConnectIDと、使用する
チャネルのChannelIDと、ノードBの書き込み可能な空
き領域量AvailableBufferSizeとをoperandフィールドに
記述したレスポンスパケット26を送る。具体的には、
表6に示すように各フィールドが設定されたレスポンス
パケット26を、ノードBからノードAへ送出する。
【0100】
【表6】
【0101】次に、ノードAはノードBに対して、WRIT
Eコマンドを用いて、ノードBにデータを書き込む。こ
こで、ノードBに書き込むデータは、n個に分割されて
おり、先ず、最初のデータであるWritingData1を送信す
る。このとき、ノードAはノードBに対して、使用する
コネクションのConnectIDと、使用するチャネルのChann
elIDとをoperandフィールドに記述するとともに、FCPda
taフィールドの残りの領域にWritingData1が記述された
コマンドパケット27−1を送る。具体的には、表7に
示すように各フィールドが設定されたコマンドパケット
27−1を、ノードAからノードBへ送出する。
Eコマンドを用いて、ノードBにデータを書き込む。こ
こで、ノードBに書き込むデータは、n個に分割されて
おり、先ず、最初のデータであるWritingData1を送信す
る。このとき、ノードAはノードBに対して、使用する
コネクションのConnectIDと、使用するチャネルのChann
elIDとをoperandフィールドに記述するとともに、FCPda
taフィールドの残りの領域にWritingData1が記述された
コマンドパケット27−1を送る。具体的には、表7に
示すように各フィールドが設定されたコマンドパケット
27−1を、ノードAからノードBへ送出する。
【0102】
【表7】
【0103】その後、同様に、ノードAはノードBに対
してn個に分割されたデータの送信を順次行う。このと
き、sub_lフィールドの値は、データを分割して送信す
る各コマンドパケットの順序を示すように、各コマンド
パケット毎に1ずつ増加される。
してn個に分割されたデータの送信を順次行う。このと
き、sub_lフィールドの値は、データを分割して送信す
る各コマンドパケットの順序を示すように、各コマンド
パケット毎に1ずつ増加される。
【0104】そして、最後に、n個に分割されたデータ
のうちの最後のデータであるWritingDataNを送信する。
このとき、ノードAはノードBに対して、使用するコネ
クションのConnectIDと、使用するチャネルのChannelID
とをoperandフィールドに記述するとともに、FCPdataフ
ィールドの残りの領域にWritingDataNを記述したコマン
ドパケットを送る。具体的には、表8に示すように各フ
ィールドが設定されたコマンドパケット27−nを、ノ
ードAからノードBへ送出する。このとき、cフィール
ドの値は、コマンドパケット27−nの前のコマンドパ
ケットまでは「1」とされるが、コマンドパケット27
−nでは、このコマンドパケット27−nがn個に分割
されたデータの送信を行うパケットうちの最後のパケッ
トであることを示すように「0」とされる。
のうちの最後のデータであるWritingDataNを送信する。
このとき、ノードAはノードBに対して、使用するコネ
クションのConnectIDと、使用するチャネルのChannelID
とをoperandフィールドに記述するとともに、FCPdataフ
ィールドの残りの領域にWritingDataNを記述したコマン
ドパケットを送る。具体的には、表8に示すように各フ
ィールドが設定されたコマンドパケット27−nを、ノ
ードAからノードBへ送出する。このとき、cフィール
ドの値は、コマンドパケット27−nの前のコマンドパ
ケットまでは「1」とされるが、コマンドパケット27
−nでは、このコマンドパケット27−nがn個に分割
されたデータの送信を行うパケットうちの最後のパケッ
トであることを示すように「0」とされる。
【0105】
【表8】
【0106】以上のコマンドパケット27−1〜27−
nによって送られてきたデータが、ノードBに正しく書
き込まれたら、次に、ノードBは、データが正しく書き
込まれたことを示すレスポンスをノードAへ返す。この
とき、ノードBはノードAに対して、使用するコネクシ
ョンのConnectIDと、使用するチャネルのChannelIDとを
operandフィールドに記述したレスポンスパケット28
を送る。具体的には、表9に示すように各フィールドが
設定されたレスポンスパケット28が、ノードBからノ
ードAへ返される。
nによって送られてきたデータが、ノードBに正しく書
き込まれたら、次に、ノードBは、データが正しく書き
込まれたことを示すレスポンスをノードAへ返す。この
とき、ノードBはノードAに対して、使用するコネクシ
ョンのConnectIDと、使用するチャネルのChannelIDとを
operandフィールドに記述したレスポンスパケット28
を送る。具体的には、表9に示すように各フィールドが
設定されたレスポンスパケット28が、ノードBからノ
ードAへ返される。
【0107】
【表9】
【0108】次に、ノードAはノードBに対して、CLOS
Eコマンドを用いて、チャネルの開放を要求する。この
とき、ノードAはノードBに対して、使用するコネクシ
ョンのConnectIDと、開放しようとするチャネルのChann
elIDとをoperandフィールドに記述したコマンドパケッ
ト29を送る。具体的には、表10に示すように各フィ
ールドが設定されたコマンドパケット29を、ノードA
からノードBへ送出する。
Eコマンドを用いて、チャネルの開放を要求する。この
とき、ノードAはノードBに対して、使用するコネクシ
ョンのConnectIDと、開放しようとするチャネルのChann
elIDとをoperandフィールドに記述したコマンドパケッ
ト29を送る。具体的には、表10に示すように各フィ
ールドが設定されたコマンドパケット29を、ノードA
からノードBへ送出する。
【0109】
【表10】
【0110】コマンドパケット29によりチャネルの開
放がなされたら、次に、ノードBは、チャネルが開放さ
れたことを示すレスポンスをノードAへ返す。このと
き、ノードBはノードAに対して、使用するコネクショ
ンのConnectIDと、開放されたチャネルのChannelIDとを
operandフィールドに記述したレスポンスパケット30
を送る。具体的には、表11に示すように各フィールド
が設定されたレスポンスパケット30が、ノードBから
ノードAへ返される。
放がなされたら、次に、ノードBは、チャネルが開放さ
れたことを示すレスポンスをノードAへ返す。このと
き、ノードBはノードAに対して、使用するコネクショ
ンのConnectIDと、開放されたチャネルのChannelIDとを
operandフィールドに記述したレスポンスパケット30
を送る。具体的には、表11に示すように各フィールド
が設定されたレスポンスパケット30が、ノードBから
ノードAへ返される。
【0111】
【表11】
【0112】コマンドパケット29及びレスポンスパケ
ット30のやり取りにより、ノードAとノードBとの間
で使用されていたチャネルが開放される。なお、チャネ
ルの開放を行うコマンドパケット29及びレスポンスパ
ケット30のやり取りは、チャネルを開放しなくてもい
い場合には、行う必要はない。
ット30のやり取りにより、ノードAとノードBとの間
で使用されていたチャネルが開放される。なお、チャネ
ルの開放を行うコマンドパケット29及びレスポンスパ
ケット30のやり取りは、チャネルを開放しなくてもい
い場合には、行う必要はない。
【0113】次に、ノードAはノードBに対して、DISC
ONNECTコマンドを用いて、コネクションの開放を要求す
る。このとき、ノードAはノードBに対して、開放しよ
うとするコネクションのConnectIDをoperandフィールド
に記述したコマンドパケット31を送る。具体的には、
表12に示すように各フィールドが設定されたコマンド
パケット31を、ノードAからノードBへ送出する。
ONNECTコマンドを用いて、コネクションの開放を要求す
る。このとき、ノードAはノードBに対して、開放しよ
うとするコネクションのConnectIDをoperandフィールド
に記述したコマンドパケット31を送る。具体的には、
表12に示すように各フィールドが設定されたコマンド
パケット31を、ノードAからノードBへ送出する。
【0114】
【表12】
【0115】コマンドパケット31によりコネクション
の開放がなされたら、次に、ノードBは、コネクション
が開放されたことを示すレスポンスをノードAへ返す。
このとき、ノードBはノードAに対して、開放されたコ
ネクションのConnectIDをoperandフィールドに記述した
レスポンスパケット32を送る。具体的には、表13に
示すように各フィールドが設定されたレスポンスパケッ
ト32が、ノードBからノードAへ返される。
の開放がなされたら、次に、ノードBは、コネクション
が開放されたことを示すレスポンスをノードAへ返す。
このとき、ノードBはノードAに対して、開放されたコ
ネクションのConnectIDをoperandフィールドに記述した
レスポンスパケット32を送る。具体的には、表13に
示すように各フィールドが設定されたレスポンスパケッ
ト32が、ノードBからノードAへ返される。
【0116】
【表13】
【0117】コマンドパケット31及びレスポンスパケ
ット32のやり取りにより、ノードAとノードBとの間
で使用されていたコネクションが開放される。なお、コ
ネクションの開放を行うコマンドパケット31及びレス
ポンスパケット32のやり取りは、コネクションを開放
しなくてもいい場合には、行う必要はない。
ット32のやり取りにより、ノードAとノードBとの間
で使用されていたコネクションが開放される。なお、コ
ネクションの開放を行うコマンドパケット31及びレス
ポンスパケット32のやり取りは、コネクションを開放
しなくてもいい場合には、行う必要はない。
【0118】以上がノードAからのデータを複数のコマ
ンドパケットに分割してノードBへ書き込む際の手順で
ある。
ンドパケットに分割してノードBへ書き込む際の手順で
ある。
【0119】つぎに、上述したコマンドを用いて、ノー
ドAによってノードBからデータを読み出す際の手順に
ついて、図18を参照して説明する。ここで、ノードB
から読み出すデータは、複数のパケットに分割してノー
ドBからノードAへ送信するものとしている。
ドAによってノードBからデータを読み出す際の手順に
ついて、図18を参照して説明する。ここで、ノードB
から読み出すデータは、複数のパケットに分割してノー
ドBからノードAへ送信するものとしている。
【0120】図18に示した手順では、先ず、ノードA
とノードBとの間でコネクションを張り、次に、そのコ
ネクションの中でチャネルを確立する。次いで、読み出
し可能なデータサイズを確認した上で、複数のコマンド
パケットを用いてノードBからデータの読み出しを行
う。その後、チャネルを開放し、更に、ノードAとノー
ドBとの間のコネクションを開放する。以下、この手順
について、図18を参照して詳細に説明する。
とノードBとの間でコネクションを張り、次に、そのコ
ネクションの中でチャネルを確立する。次いで、読み出
し可能なデータサイズを確認した上で、複数のコマンド
パケットを用いてノードBからデータの読み出しを行
う。その後、チャネルを開放し、更に、ノードAとノー
ドBとの間のコネクションを開放する。以下、この手順
について、図18を参照して詳細に説明する。
【0121】先ず、ノードAがノードBに対して、CONN
ECTコマンドを用いて、コネクションを要求する。この
とき、ノードAはノードBに対して、ノードAのID番
号NodeID(A)と、張ろうとするコネクションに対して割
り当てたConnectIDとをoperandフィールドに記述したコ
マンドパケット41を送る。具体的には、表14に示す
ように各フィールドが設定されたコマンドパケット41
を、ノードAからノードBへ送出する。
ECTコマンドを用いて、コネクションを要求する。この
とき、ノードAはノードBに対して、ノードAのID番
号NodeID(A)と、張ろうとするコネクションに対して割
り当てたConnectIDとをoperandフィールドに記述したコ
マンドパケット41を送る。具体的には、表14に示す
ように各フィールドが設定されたコマンドパケット41
を、ノードAからノードBへ送出する。
【0122】
【表14】
【0123】コマンドパケット41によりコネクション
が正しく張れたら、次に、ノードBは、コネクションが
正しく張れたことを示すレスポンスをノードAへ返す。
このとき、ノードBはノードAに対して、ノードBのI
D番号NodeID(B)と、割り当てられたConnectIDとをoper
andフィールドに記述したレスポンスパケット42を送
る。具体的には、表15に示すように各フィールドが設
定されたレスポンスパケット42が、ノードBからノー
ドAへ返される。
が正しく張れたら、次に、ノードBは、コネクションが
正しく張れたことを示すレスポンスをノードAへ返す。
このとき、ノードBはノードAに対して、ノードBのI
D番号NodeID(B)と、割り当てられたConnectIDとをoper
andフィールドに記述したレスポンスパケット42を送
る。具体的には、表15に示すように各フィールドが設
定されたレスポンスパケット42が、ノードBからノー
ドAへ返される。
【0124】
【表15】
【0125】以上のやり取りにより、ノードAとノード
Bとの間でコネクションが張られる。なお、このやり取
りは、ノードAとノードBとの間で既にコネクションが
張られている場合には、改めて行う必要はない。
Bとの間でコネクションが張られる。なお、このやり取
りは、ノードAとノードBとの間で既にコネクションが
張られている場合には、改めて行う必要はない。
【0126】次に、ノードAはノードBに対して、OPEN
コマンドを用いて、チャネルの確立を求める。このと
き、ノードAはノードBに対して、使用するコネクショ
ンのConnectIDと、確立しようとするチャネルに対して
割り当てたChannelIDとをoperandフィールドに記述した
コマンドパケット43を送る。具体的には、表16に示
すように各フィールドが設定されたコマンドパケット4
3を、ノードAからノードBへ送出する。
コマンドを用いて、チャネルの確立を求める。このと
き、ノードAはノードBに対して、使用するコネクショ
ンのConnectIDと、確立しようとするチャネルに対して
割り当てたChannelIDとをoperandフィールドに記述した
コマンドパケット43を送る。具体的には、表16に示
すように各フィールドが設定されたコマンドパケット4
3を、ノードAからノードBへ送出する。
【0127】
【表16】
【0128】コマンドパケット43によりチャネルが確
立されたら、次に、ノードBは、チャネルが確立された
ことを示すレスポンスをノードAへ返す。このとき、ノ
ードBはノードAに対して、使用するコネクションのCo
nnectIDと、割り当てられたChannelIDとをoperandフィ
ールドに記述したレスポンスパケット44を送る。具体
的には、表17に示すように各フィールドが設定された
レスポンスパケット44が、ノードBからノードAへ返
される。
立されたら、次に、ノードBは、チャネルが確立された
ことを示すレスポンスをノードAへ返す。このとき、ノ
ードBはノードAに対して、使用するコネクションのCo
nnectIDと、割り当てられたChannelIDとをoperandフィ
ールドに記述したレスポンスパケット44を送る。具体
的には、表17に示すように各フィールドが設定された
レスポンスパケット44が、ノードBからノードAへ返
される。
【0129】
【表17】
【0130】以上のやり取りにより、ノードAとノード
Bとの間でチャネルが確立される。なお、このやり取り
は、ノードAとノードBとの間で既にチャネルが確立さ
れている場合には、改めて行う必要はない。
Bとの間でチャネルが確立される。なお、このやり取り
は、ノードAとノードBとの間で既にチャネルが確立さ
れている場合には、改めて行う必要はない。
【0131】次に、ノードAはノードBに対して、READ
コマンドを用いて、ノードBから読み出しが可能なデー
タのデータサイズを問い合わせる。このとき、ノードA
はノードBに対して、使用するコネクションのConnectI
Dと、使用するチャネルのChannelIDとをoperandフィー
ルドに記述したコマンドパケット45を送る。具体的に
は、表18に示すように各フィールドが設定されたコマ
ンドパケット45を、ノードAからノードBへ送出す
る。
コマンドを用いて、ノードBから読み出しが可能なデー
タのデータサイズを問い合わせる。このとき、ノードA
はノードBに対して、使用するコネクションのConnectI
Dと、使用するチャネルのChannelIDとをoperandフィー
ルドに記述したコマンドパケット45を送る。具体的に
は、表18に示すように各フィールドが設定されたコマ
ンドパケット45を、ノードAからノードBへ送出す
る。
【0132】
【表18】
【0133】次に、コマンドパケット45を受け取った
ノードBは、ノードBから読み出しが可能なデータのデ
ータサイズをノードAに知らせる。このとき、ノードB
はノードAに対して、使用するコネクションのConnectI
Dと、使用するチャネルのChannelIDと、ノードBから読
み出しが可能なデータのデータサイズAvailableDataSiz
eとをoperandフィールドに記述したレスポンスパケット
46を送る。具体的には、表19に示すように各フィー
ルドが設定されたレスポンスパケット46を、ノードB
からノードAへ送出する。
ノードBは、ノードBから読み出しが可能なデータのデ
ータサイズをノードAに知らせる。このとき、ノードB
はノードAに対して、使用するコネクションのConnectI
Dと、使用するチャネルのChannelIDと、ノードBから読
み出しが可能なデータのデータサイズAvailableDataSiz
eとをoperandフィールドに記述したレスポンスパケット
46を送る。具体的には、表19に示すように各フィー
ルドが設定されたレスポンスパケット46を、ノードB
からノードAへ送出する。
【0134】
【表19】
【0135】次に、ノードAはノードBに対して、READ
コマンドを用いて、データの読み出しを要求する。この
とき、ノードAはノードBに対して、使用するコネクシ
ョンのConnectIDと、使用するチャネルのChannelIDとを
operandフィールドに記述したコマンドパケット47を
送る。具体的には、表20に示すように各フィールドが
設定されたコマンドパケット47を、ノードAからノー
ドBへ送出する。
コマンドを用いて、データの読み出しを要求する。この
とき、ノードAはノードBに対して、使用するコネクシ
ョンのConnectIDと、使用するチャネルのChannelIDとを
operandフィールドに記述したコマンドパケット47を
送る。具体的には、表20に示すように各フィールドが
設定されたコマンドパケット47を、ノードAからノー
ドBへ送出する。
【0136】
【表20】
【0137】次に、ノードBは、ノードAに要求された
データをノードAへ送信する。ここで、ノードBから読
み出されるデータは、n個に分割してノードAに送信さ
れるものとし、ここでは、最初のデータであるReadingD
ata1を送信する。このとき、ノードAはノードBに対し
て、使用するコネクションのConnectIDと、使用するチ
ャネルのChannelIDとをoperandフィールドに記述すると
ともに、FCPdataフィールドの残りの領域にReadingData
1を記述したレスポンスパケット48−1を送る。具体
的には、表21に示すように各フィールドが設定された
レスポンスパケット48−1を、ノードAからノードB
へ送出する。
データをノードAへ送信する。ここで、ノードBから読
み出されるデータは、n個に分割してノードAに送信さ
れるものとし、ここでは、最初のデータであるReadingD
ata1を送信する。このとき、ノードAはノードBに対し
て、使用するコネクションのConnectIDと、使用するチ
ャネルのChannelIDとをoperandフィールドに記述すると
ともに、FCPdataフィールドの残りの領域にReadingData
1を記述したレスポンスパケット48−1を送る。具体
的には、表21に示すように各フィールドが設定された
レスポンスパケット48−1を、ノードAからノードB
へ送出する。
【0138】
【表21】
【0139】その後、同様に、ノードBからノードAへ
n個に分割されたデータの送信が順次行われる。このと
き、sub_lフィールドの値は、データを分割して送信す
る各レスポンスパケットの順序を示すように、各コマン
ドパケット毎に1ずつ増加される。
n個に分割されたデータの送信が順次行われる。このと
き、sub_lフィールドの値は、データを分割して送信す
る各レスポンスパケットの順序を示すように、各コマン
ドパケット毎に1ずつ増加される。
【0140】そして、最後に、n個に分割されたデータ
のうちの最後のデータであるReadingDataNを送信する。
このとき、ノードBはノードAに対して、使用するコネ
クションのConnectIDと、使用するチャネルのChannelID
とをoperandフィールドに記述するとともに、FCPdataフ
ィールドの残りの領域にReadingDataNを記述したレスポ
ンスパケット48−nを送る。具体的には、表22に示
すように各フィールドが設定されたレスポンスパケット
48−nを、ノードBからノードAへ送出する。このと
き、cフィールドの値は、コマンドパケット48−nの
前のコマンドパケットまでは「1」とされるが、コマン
ドパケット48−nでは、このコマンドパケット48−
nがn個に分割されたデータの送信を行うパケットうち
の最後のパケットであることを示すように「0」とされ
る。
のうちの最後のデータであるReadingDataNを送信する。
このとき、ノードBはノードAに対して、使用するコネ
クションのConnectIDと、使用するチャネルのChannelID
とをoperandフィールドに記述するとともに、FCPdataフ
ィールドの残りの領域にReadingDataNを記述したレスポ
ンスパケット48−nを送る。具体的には、表22に示
すように各フィールドが設定されたレスポンスパケット
48−nを、ノードBからノードAへ送出する。このと
き、cフィールドの値は、コマンドパケット48−nの
前のコマンドパケットまでは「1」とされるが、コマン
ドパケット48−nでは、このコマンドパケット48−
nがn個に分割されたデータの送信を行うパケットうち
の最後のパケットであることを示すように「0」とされ
る。
【0141】
【表22】
【0142】そして、ノードBからのデータの読み出し
が完了したら、次に、ノードAはノードBに対して、CL
OSEコマンドを用いて、チャネルの開放を要求する。こ
のとき、ノードAはノードBに対して、使用するコネク
ションのConnectIDと、開放しようとするチャネルのCha
nnelIDとをoperandフィールドに記述したコマンドパケ
ット49を送る。具体的には、表23に示すように各フ
ィールドが設定されたコマンドパケット49を、ノード
AからノードBへ送出する。
が完了したら、次に、ノードAはノードBに対して、CL
OSEコマンドを用いて、チャネルの開放を要求する。こ
のとき、ノードAはノードBに対して、使用するコネク
ションのConnectIDと、開放しようとするチャネルのCha
nnelIDとをoperandフィールドに記述したコマンドパケ
ット49を送る。具体的には、表23に示すように各フ
ィールドが設定されたコマンドパケット49を、ノード
AからノードBへ送出する。
【0143】
【表23】
【0144】コマンドパケット49によりチャネルの開
放がなされたら、次に、ノードBは、チャネルが開放さ
れたことを示すレスポンスをノードAへ返す。このと
き、ノードBはノードAに対して、使用するコネクショ
ンのConnectIDと、開放されたチャネルのChannelIDとを
operandフィールドに記述したレスポンスパケット50
を送る。具体的には、表24に示すように各フィールド
が設定されたレスポンスパケット50が、ノードBから
ノードAへ返される。
放がなされたら、次に、ノードBは、チャネルが開放さ
れたことを示すレスポンスをノードAへ返す。このと
き、ノードBはノードAに対して、使用するコネクショ
ンのConnectIDと、開放されたチャネルのChannelIDとを
operandフィールドに記述したレスポンスパケット50
を送る。具体的には、表24に示すように各フィールド
が設定されたレスポンスパケット50が、ノードBから
ノードAへ返される。
【0145】
【表24】
【0146】コマンドパケット49及びレスポンスパケ
ット50のやり取りにより、ノードAとノードBとの間
で使用されていたチャネルが開放される。なお、チャネ
ルの開放を行うコマンドパケット49及びレスポンスパ
ケット50のやり取りは、チャネルを開放しなくてもい
い場合には、行う必要はない。
ット50のやり取りにより、ノードAとノードBとの間
で使用されていたチャネルが開放される。なお、チャネ
ルの開放を行うコマンドパケット49及びレスポンスパ
ケット50のやり取りは、チャネルを開放しなくてもい
い場合には、行う必要はない。
【0147】次に、ノードAはノードBに対して、DISC
ONNECTコマンドを用いて、コネクションの開放を要求す
る。このとき、ノードAはノードBに対して、開放しよ
うとするコネクションのConnectIDをoperandフィールド
に記述したコマンドパケット51を送る。具体的には、
表25に示すように各フィールドが設定されたコマンド
パケット51を、ノードAからノードBへ送出する。
ONNECTコマンドを用いて、コネクションの開放を要求す
る。このとき、ノードAはノードBに対して、開放しよ
うとするコネクションのConnectIDをoperandフィールド
に記述したコマンドパケット51を送る。具体的には、
表25に示すように各フィールドが設定されたコマンド
パケット51を、ノードAからノードBへ送出する。
【0148】
【表25】
【0149】コマンドパケット51によりコネクション
の開放がなされたら、次に、ノードBは、コネクション
が開放されたことを示すレスポンスをノードAへ返す。
このとき、ノードBはノードAに対して、開放されたコ
ネクションのConnectIDをoperandフィールドに記述した
レスポンスパケット52を送る。具体的には、表26に
示すように各フィールドが設定されたレスポンスパケッ
ト52が、ノードBからノードAへ返される。
の開放がなされたら、次に、ノードBは、コネクション
が開放されたことを示すレスポンスをノードAへ返す。
このとき、ノードBはノードAに対して、開放されたコ
ネクションのConnectIDをoperandフィールドに記述した
レスポンスパケット52を送る。具体的には、表26に
示すように各フィールドが設定されたレスポンスパケッ
ト52が、ノードBからノードAへ返される。
【0150】
【表26】
【0151】コマンドパケット51及びレスポンスパケ
ット52のやり取りにより、ノードAとノードBとの間
で使用されていたコネクションが開放される。なお、コ
ネクションの開放を行うコマンドパケット51及びレス
ポンスパケット52のやり取りは、コネクションを開放
しなくてもいい場合には、行う必要はない。
ット52のやり取りにより、ノードAとノードBとの間
で使用されていたコネクションが開放される。なお、コ
ネクションの開放を行うコマンドパケット51及びレス
ポンスパケット52のやり取りは、コネクションを開放
しなくてもいい場合には、行う必要はない。
【0152】以上がノードBからのデータを複数のコマ
ンドパケットに分割して読み出す際の手順である。
ンドパケットに分割して読み出す際の手順である。
【0153】なお、以上の説明では、IEEE1394
バスを例に挙げて、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明はIEEE1394バス以外にも適用可能で
ある。すなわち、本発明は、IEEE1394バスに限
らず、従来は1つのパケットでコマンドを送ることを想
定していたようなパケットで、コマンドの送受信だけで
なく、1パケットに納まりきらないようなデータの送受
信も行うようにしたいときに非常に有効である。
バスを例に挙げて、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明はIEEE1394バス以外にも適用可能で
ある。すなわち、本発明は、IEEE1394バスに限
らず、従来は1つのパケットでコマンドを送ることを想
定していたようなパケットで、コマンドの送受信だけで
なく、1パケットに納まりきらないようなデータの送受
信も行うようにしたいときに非常に有効である。
【0154】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コマンドの送受信だけでなく、1パケットに
納まりきらないようなデータの送受信も、コマンドの送
受信に使用されるものと同様なパケットによって効率良
く行うことが可能となる。
によれば、コマンドの送受信だけでなく、1パケットに
納まりきらないようなデータの送受信も、コマンドの送
受信に使用されるものと同様なパケットによって効率良
く行うことが可能となる。
【0155】特に、本発明をIEEE1394のAsynch
ronousパケットに適用したときには、Asynchronousパケ
ットを用いても、1パケットに納まりきらないような大
量のデータを、複数のパケットに分割して伝送すること
が可能となる。
ronousパケットに適用したときには、Asynchronousパケ
ットを用いても、1パケットに納まりきらないような大
量のデータを、複数のパケットに分割して伝送すること
が可能となる。
【図1】本発明を適用して各機器を接続した状態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】1つのコマンドパケットに対して1つのレスポ
ンスコマンドを返すときについて、コマンドパケットと
レスポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
ンスコマンドを返すときについて、コマンドパケットと
レスポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
【図3】複数のコマンドパケットに対して1つのレスポ
ンスコマンドを返すときについて、コマンドパケットと
レスポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
ンスコマンドを返すときについて、コマンドパケットと
レスポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
【図4】1つのコマンドパケットに対して複数のレスポ
ンスコマンドを返すときについて、コマンドパケットと
レスポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
ンスコマンドを返すときについて、コマンドパケットと
レスポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
【図5】書き込みデータを複数のコマンドパケットに分
割して送り出すときについて、コマンドパケットとレス
ポンスパケットのやり取りの様子を示す図である。
割して送り出すときについて、コマンドパケットとレス
ポンスパケットのやり取りの様子を示す図である。
【図6】読み出しデータを複数のコマンドパケットに分
割して受け取るときについて、コマンドパケットとレス
ポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
割して受け取るときについて、コマンドパケットとレス
ポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
【図7】Asynchronousパケットのフレーム構造を示す図
である。
である。
【図8】AV/Cコマンドフレームのフレーム構造を示
す図である。
す図である。
【図9】AV/Cレスポンスフレームのフレーム構造を
示す図である。
示す図である。
【図10】本発明で使用されるコマンドフレームの一例
について、そのフレーム構造を示す図である。
について、そのフレーム構造を示す図である。
【図11】本発明で使用されるレスポンスフレームの一
例について、そのフレーム構造を示す図である。
例について、そのフレーム構造を示す図である。
【図12】本発明で使用されるコマンドフレームの他の
例について、そのフレーム構造を示す図である。
例について、そのフレーム構造を示す図である。
【図13】本発明で使用されるレスポンスフレームの他
の例について、そのフレーム構造を示す図である。
の例について、そのフレーム構造を示す図である。
【図14】図10に示したコマンドフレームを含むコマ
ンドパケットの使い方の一例を示す図であり、3つのコ
マンドパケットに対して1つのレスポンスコマンドを返
す場合を示す図である。
ンドパケットの使い方の一例を示す図であり、3つのコ
マンドパケットに対して1つのレスポンスコマンドを返
す場合を示す図である。
【図15】図11に示したレスポンスフレームを含むレ
スポンスパケットの使い方の一例を示す図であり、1つ
のコマンドパケットに対して3つのレスポンスコマンド
を返す場合を示す図である。
スポンスパケットの使い方の一例を示す図であり、1つ
のコマンドパケットに対して3つのレスポンスコマンド
を返す場合を示す図である。
【図16】本発明を適用したデータ伝送の一例につい
て、データ伝送の概念をモデル化して示す図である。
て、データ伝送の概念をモデル化して示す図である。
【図17】本発明を適用したデータ伝送手順の一例を示
す図であり、データ書き込み時のコマンドパケットとレ
スポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
す図であり、データ書き込み時のコマンドパケットとレ
スポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
【図18】本発明を適用したデータ伝送手順の一例を示
す図であり、データ読み出し時のコマンドパケットとレ
スポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
す図であり、データ読み出し時のコマンドパケットとレ
スポンスパケットのやり取りの手順を示す図である。
【図19】従来のAsynchronousモードにおけるパケット
のやり取りを示す図であり、1つのコマンドパケットに
対して1つのレスポンスコマンドを返す様子を示す図で
ある。
のやり取りを示す図であり、1つのコマンドパケットに
対して1つのレスポンスコマンドを返す様子を示す図で
ある。
【図20】従来のAsynchronousモードにおけるパケット
のやり取りを示す図であり、データ送信時のパケットの
やり取りの手順を示す図である。
のやり取りを示す図であり、データ送信時のパケットの
やり取りの手順を示す図である。
【図21】従来のAsynchronousモードにおけるパケット
のやり取りを示す図であり、データ受信時のパケットの
やり取りの手順を示す図である。
のやり取りを示す図であり、データ受信時のパケットの
やり取りの手順を示す図である。
【図22】従来のAsynchronousモードで、送信データを
複数のコマンドパケットに分割して送信するときのパケ
ットのやり取りの手順を示す図である。
複数のコマンドパケットに分割して送信するときのパケ
ットのやり取りの手順を示す図である。
1 パーソナルコンピュータ、 2 プリンタ、 3
デジタルスチルカメラ、 4 セットトップボックス、
5 IEEE1394バス
デジタルスチルカメラ、 4 セットトップボックス、
5 IEEE1394バス
Claims (29)
- 【請求項1】 所定のフォーマットのフレームを含むパ
ケットによってデータを送信するデータ送信装置であっ
て、 上記フレームは、当該フレームのフォーマットの種別を
示す情報が格納されるフィールドを有し、 上記フォーマットの一つとして、送信データを複数のパ
ケットに分割して送信する際にそれらのパケットの関係
を示す情報が格納されるパケットラベルフィールドと、
送信先機器に対するコマンド及び/又は任意のデータが
格納されるデータフィールドとを上記フレームが有する
ように規定するフォーマットを備えていることを特徴と
するデータ送信装置。 - 【請求項2】 上記パケットラベルフィールドは、 送信データを複数のパケットに分割して送信する際に、
それらのパケットに共通の値が設定されるフィールドを
有することを特徴とする請求項1記載のデータ送信装
置。 - 【請求項3】 上記パケットラベルフィールドは、 送信データを複数のパケットに分割して送信する際に、
それらのパケットの順序を示す情報が格納されるフィー
ルドを有することを特徴とする請求項1記載のデータ送
信装置。 - 【請求項4】 上記パケットラベルフィールドは、 送信データを複数のパケットに分割して送信する際に、
最後のパケットであるか否かを示す情報が格納されるフ
ィールドを有することを特徴とする請求項1記載のデー
タ送信装置。 - 【請求項5】 上記パケットは、IEEE1394で規
定されたAsynchronousパケットであることを特徴とする
請求項1記載のデータ送信装置。 - 【請求項6】 上記フレームは、IEC1883で規定
されたFCPフレームであることを特徴とする請求項1
記載のデータ送信装置。 - 【請求項7】 受信したパケットに応じて、所定のフォ
ーマットのフレームを含むパケットによって返信データ
を返すデータ受信装置であって、 上記フレームは、当該フレームのフォーマットの種別を
示す情報が格納されるフィールドを有し、 上記フォーマットの一つとして、返信データを複数のパ
ケットに分割して送信する際にそれらのパケットの関係
を示す情報が格納されるパケットラベルフィールドと、
受信したパケットに対するレスポンス及び/又は任意の
データが格納されるデータフィールドとを上記フレーム
が有するように規定するフォーマットを備えていること
を特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項8】 上記パケットラベルフィールドは、 返信データを複数のパケットに分割して送信する際に、
それらのパケットに共通の値が設定されるフィールドを
有することを特徴とする請求項7記載のデータ受信装
置。 - 【請求項9】 上記パケットラベルフィールドは、 返信データを複数のパケットに分割して送信する際に、
それらのパケットの順序を示す情報が格納されるフィー
ルドを有することを特徴とする請求項7記載のデータ受
信装置。 - 【請求項10】 上記パケットラベルフィールドは、 返信データを複数のパケットに分割して送信する際に、
最後のパケットであるか否かを示す情報が格納されるフ
ィールドを有することを特徴とする請求項7記載のデー
タ受信装置。 - 【請求項11】 上記パケットは、IEEE1394で
規定されたAsynchronousパケットであることを特徴とす
る請求項7記載のデータ受信装置。 - 【請求項12】 上記フレームは、IEC1883で規
定されたFCPフレームであることを特徴とする請求項
7記載のデータ受信装置。 - 【請求項13】 所定のフォーマットのフレームを含む
送信用パケットによってデータを送信するデータ送信装
置と、 上記送信用パケットを受信したときに、当該送信用パケ
ットによって送信された送信データに応じた返信データ
を、所定のフォーマットのフレームを含む返信用パケッ
トによって、上記データ送信装置へ送信するデータ受信
装置とを有し、 上記送信用パケットに含まれるフレームは、当該フレー
ムのフォーマットの種別を示す情報が格納されるフィー
ルドを有し、 上記送信用パケットに含まれるフレームのフォーマット
の一つとして、送信データを複数のパケットに分割して
送信する際にそれらのパケットの関係を示す情報が格納
されるパケットラベルフィールドと、上記データ受信装
置に対するコマンド及び/又は任意のデータが格納され
るデータフィールドとを当該フレームが有するように規
定するフォーマットを備えていることを特徴とするデー
タ送受信システム。 - 【請求項14】 上記送信用パケットのパケットラベル
フィールドは、 送信データを複数の送信用パケットに分割して送信する
際に、それらの送信用パケットに共通の値が設定される
フィールドと、 送信データを複数の送信用パケットに分割して送信する
際に、それらの送信用パケットの順序を示す情報が格納
されるフィールドと、 送信データを複数の送信用パケットに分割して送信する
際に、最後の送信用パケットであるか否かを示す情報が
格納されるフィールドとを有することを特徴とする請求
項13記載のデータ送受信システム。 - 【請求項15】 上記返信用パケットに含まれるフレー
ムは、当該フレームのフォーマットの種別を示す情報が
格納されるフィールドを有し、 上記返信用パケットに含まれるフレームのフォーマット
の一つとして、返信データを複数のパケットに分割して
送信する際にそれらのパケットの関係を示す情報が格納
されるパケットラベルフィールドと、受信したパケット
に対するレスポンス及び/又は任意のデータが格納され
るデータフィールドとを当該フレームが有するように規
定するフォーマットを備えていることを特徴とする請求
項13記載のデータ送受信システム。 - 【請求項16】 上記返信用パケットのパケットラベル
フィールドは、 返信データを複数の返信用パケットに分割して送信する
際に、それらの返信用パケットに共通の値が設定される
フィールドと、 返信データを複数の返信用パケットに分割して送信する
際に、それらの返信用パケットの順序を示す情報が格納
されるフィールドと、 返信データを複数の返信用パケットに分割して送信する
際に、最後の返信用パケットであるか否かを示す情報が
格納されるフィールドとを有することを特徴とする請求
項15記載のデータ送受信システム。 - 【請求項17】 上記送信用パケットは、IEEE13
94で規定されたAsynchronousパケットであることを特
徴とする請求項13記載のデータ送受信システム。 - 【請求項18】 上記送信用パケットに含まれるフレー
ムは、IEC1883で規定されたFCPフレームであ
ることを特徴とする請求項13記載のデータ送受信シス
テム。 - 【請求項19】 上記返信用パケットは、IEEE13
94で規定されたAsynchronousパケットであることを特
徴とする請求項13記載のデータ送受信システム。 - 【請求項20】 上記返信用パケットに含まれるフレー
ムは、IEC1883で規定されたFCPフレームであ
ることを特徴とする請求項13記載のデータ送受信シス
テム。 - 【請求項21】 所定のフォーマットのフレームを含む
送信用パケットによって送信側ノードから受信側ノード
へ送信データを送るとともに、上記送信用パケットを受
信側ノードが受け取ったら、所定のフォーマットのフレ
ームを含む返信用パケットによって受信側ノードから送
信側ノードへ返信データを送ることにより、ノード間で
データの伝送を行うデータ伝送方法において、 上記送信用パケットに含まれるフレームは、当該フレー
ムのフォーマットの種別を示す情報が格納されるフィー
ルドを有し、 上記送信用パケットに含まれるフレームのフォーマット
の一つとして、送信データを複数のパケットに分割して
送信する際にそれらのパケットの関係を示す情報が格納
されるパケットラベルフィールドと、受信側ノードに対
するコマンド及び/又は任意のデータが格納されるデー
タフィールドとを当該フレームが有するように規定する
フォーマットを備えていることを特徴とするデータ伝送
方法。 - 【請求項22】 上記送信用パケットのパケットラベル
フィールドは、 送信データを複数の送信用パケットに分割して送信する
際に、それらの送信用パケットに共通の値が設定される
フィールドと、 送信データを複数の送信用パケットに分割して送信する
際に、それらの送信用パケットの順序を示す情報が格納
されるフィールドと、 送信データを複数の送信用パケットに分割して送信する
際に、最後の送信用パケットであるか否かを示す情報が
格納されるフィールドとを有することを特徴とする請求
項21記載のデータ伝送方法。 - 【請求項23】 上記返信用パケットに含まれるフレー
ムは、当該フレームのフォーマットの種別を示す情報が
格納されるフィールドを有し、 上記返信用パケットに含まれるフレームのフォーマット
の一つとして、返信データを複数のパケットに分割して
送信する際にそれらのパケットの関係を示す情報が格納
されるパケットラベルフィールドと、受信したパケット
に対するレスポンス及び/又は任意のデータが格納され
るデータフィールドとを当該フレームが有するように規
定するフォーマットを備えていることを特徴とする請求
項21記載のデータ伝送方法。 - 【請求項24】 上記返信用パケットのパケットラベル
フィールドは、 返信データを複数の返信用パケットに分割して送信する
際に、それらの返信用パケットに共通の値が設定される
フィールドと、 返信データを複数の返信用パケットに分割して送信する
際に、それらの返信用パケットの順序を示す情報が格納
されるフィールドと、 返信データを複数の返信用パケットに分割して送信する
際に、最後の返信用パケットであるか否かを示す情報が
格納されるフィールドとを有することを特徴とする請求
項23記載のデータ伝送方法。 - 【請求項25】 上記送信用パケットは、IEEE13
94で規定されたAsynchronousパケットであることを特
徴とする請求項21記載のデータ伝送方法。 - 【請求項26】 上記送信用パケットに含まれるフレー
ムは、IEC1883で規定されたFCPフレームであ
ることを特徴とする請求項21記載のデータ伝送方法。 - 【請求項27】 上記返信用パケットは、IEEE13
94で規定されたAsynchronousパケットであることを特
徴とする請求項21記載のデータ伝送方法。 - 【請求項28】 上記返信用パケットに含まれるフレー
ムは、IEC1883で規定されたFCPフレームであ
ることを特徴とする請求項21記載のデータ伝送方法。 - 【請求項29】 上記送信用パケット及び返信用パケッ
トをノード間でやり取りするに当たって、予めノード間
で論理的なコネクションを設定するとともに当該コネク
ションの中に論理的なチャネルを設定し、 送信データを送信用パケットによって受信側ノードへ送
る際は、使用するコネクション及びチャネルの識別情報
を送信用パケットに付加し、 返信データを返信用パケットによって送信側ノードへ送
る際は、使用するコネクション及びチャネルの識別情報
を返信用パケットに付加することを特徴とする請求項2
1記載のデータ伝送方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9152677A JPH10341247A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | データ送信装置、データ受信装置、データ伝送システム及びデータ伝送方法 |
TW087108547A TW455779B (en) | 1997-06-10 | 1998-06-01 | Data transmitting apparatus, data receiving apparatus, data transmitting system and data transmitting method |
KR1019980021151A KR19990006761A (ko) | 1997-06-10 | 1998-06-08 | 데이터 송신장치, 데이터 수신장치, 데이터 송신시스템 및 데이터 송신방법 |
IDP980844A ID20946A (id) | 1997-06-10 | 1998-06-08 | Peralatan pemindah data, peralatan penerima data, sistem pemindahan data dan metoda pemindahan data |
EP98304597A EP0884880A3 (en) | 1997-06-10 | 1998-06-10 | Data transmitting apparatus, data receiving apparatus, data transmitting system and data transmitting method |
CN98102934A CN1211764A (zh) | 1997-06-10 | 1998-06-10 | 数据传输装置、数据接收装置、数据传输系统和数据传输方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9152677A JPH10341247A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | データ送信装置、データ受信装置、データ伝送システム及びデータ伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10341247A true JPH10341247A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15545706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9152677A Withdrawn JPH10341247A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | データ送信装置、データ受信装置、データ伝送システム及びデータ伝送方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0884880A3 (ja) |
JP (1) | JPH10341247A (ja) |
KR (1) | KR19990006761A (ja) |
CN (1) | CN1211764A (ja) |
ID (1) | ID20946A (ja) |
TW (1) | TW455779B (ja) |
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WO2001041431A1 (fr) * | 1999-12-03 | 2001-06-07 | Sony Corporation | Transfert de donnees d'impression et de donnees d'image |
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