JPH09164363A - 塗装方法 - Google Patents
塗装方法Info
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- JPH09164363A JPH09164363A JP7328924A JP32892495A JPH09164363A JP H09164363 A JPH09164363 A JP H09164363A JP 7328924 A JP7328924 A JP 7328924A JP 32892495 A JP32892495 A JP 32892495A JP H09164363 A JPH09164363 A JP H09164363A
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- coating
- treatment
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】水性塗料を湿式塗装ブ−スを使用して被塗物に
スプレ−塗装し、該被塗物に塗着しなかった未塗着塗料
を水に捕集したのち、この捕集された液を膜による濾過
処理をおこなって未塗着塗料及び透過水に分離してこれ
らのものを回収再利用する塗装方法であって、上記膜に
よる濾過処理が該処理をおこなう捕集液固形分濃度が1
0〜30重量%及び該処理後の未塗着塗料固形分濃度が
31〜40重量%の条件で該処理をおこなうことを特徴
とする塗装方法。 【効果】未塗着スプレ−塗料の捕集、分離、回収を能率
的におこなうことができる。
スプレ−塗装し、該被塗物に塗着しなかった未塗着塗料
を水に捕集したのち、この捕集された液を膜による濾過
処理をおこなって未塗着塗料及び透過水に分離してこれ
らのものを回収再利用する塗装方法であって、上記膜に
よる濾過処理が該処理をおこなう捕集液固形分濃度が1
0〜30重量%及び該処理後の未塗着塗料固形分濃度が
31〜40重量%の条件で該処理をおこなうことを特徴
とする塗装方法。 【効果】未塗着スプレ−塗料の捕集、分離、回収を能率
的におこなうことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性塗料を湿式塗
装ブ−スでスプレ−塗装し被塗物に塗着しなかった未塗
着噴霧塗料を回収して再利用する塗装方法に関する。
装ブ−スでスプレ−塗装し被塗物に塗着しなかった未塗
着噴霧塗料を回収して再利用する塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来から、スプレ−塗装に
おいて、作業者に対する環境衛生の改善及び噴霧塗料の
飛散による周辺の汚染防止などから塗装ブ−スが使用さ
れている。
おいて、作業者に対する環境衛生の改善及び噴霧塗料の
飛散による周辺の汚染防止などから塗装ブ−スが使用さ
れている。
【0003】該塗装ブ−スは、スプレ−塗装によって被
塗物に塗着しなかった未塗着スプレ−塗料を捕集するた
めに使用される装置であり、水に捕集する装置として湿
式塗装ブ−スが一般的に知られている。
塗物に塗着しなかった未塗着スプレ−塗料を捕集するた
めに使用される装置であり、水に捕集する装置として湿
式塗装ブ−スが一般的に知られている。
【0004】湿式塗装ブ−スは、被塗物の背後に設けら
れた水流カ−テンによって未塗着塗料を水中に溶解、分
散させて水槽に捕集し、次いで捕集したものを水流カ−
テンとして循環させて使用するものである。水槽に捕集
された未塗着塗料は凝集剤を配合して塗料を分離、除去
しているが多量の水を使用するために塗料の分離、除去
が困難であり水処理負荷が大きい、未塗着塗料の回収再
利用が困難である、水の交換に手間が掛るといった欠点
がある。また、上記した以外に水槽に捕集された未塗着
塗料及び水を限外濾過処理又は逆浸透処理して高固形分
塗料及び透過水に分離する方法が特開昭49−5132
4号公報に提示されている。しかしながら該方法ではこ
れらの濾過処理で高固形分塗料を得るためには長時間濾
過を行う必要があり処理能率が悪いこと及びスプレ−塗
装頻度が高くなると更に濾過処理しきれなくなるといっ
た欠点がある。
れた水流カ−テンによって未塗着塗料を水中に溶解、分
散させて水槽に捕集し、次いで捕集したものを水流カ−
テンとして循環させて使用するものである。水槽に捕集
された未塗着塗料は凝集剤を配合して塗料を分離、除去
しているが多量の水を使用するために塗料の分離、除去
が困難であり水処理負荷が大きい、未塗着塗料の回収再
利用が困難である、水の交換に手間が掛るといった欠点
がある。また、上記した以外に水槽に捕集された未塗着
塗料及び水を限外濾過処理又は逆浸透処理して高固形分
塗料及び透過水に分離する方法が特開昭49−5132
4号公報に提示されている。しかしながら該方法ではこ
れらの濾過処理で高固形分塗料を得るためには長時間濾
過を行う必要があり処理能率が悪いこと及びスプレ−塗
装頻度が高くなると更に濾過処理しきれなくなるといっ
た欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明等は、スプレ−塗
装によって被塗物に塗着しなかった未塗着スプレ−塗料
を膜による濾過処理により回収再利用する方法であっ
て、従来からの欠点を解消することを目的としており、
その特徴とするところは、膜による濾過処理を行なって
未塗着塗料及び透過水に分離してこれらのものを回収再
利用する塗装方法において、膜による濾過処理をおこな
う前の捕集液の固形分濃度が10〜30重量%及び該処
理後の未塗着塗料の固形分濃度が31〜40重量%の条
件で濾過処理をおこなうことにある。
装によって被塗物に塗着しなかった未塗着スプレ−塗料
を膜による濾過処理により回収再利用する方法であっ
て、従来からの欠点を解消することを目的としており、
その特徴とするところは、膜による濾過処理を行なって
未塗着塗料及び透過水に分離してこれらのものを回収再
利用する塗装方法において、膜による濾過処理をおこな
う前の捕集液の固形分濃度が10〜30重量%及び該処
理後の未塗着塗料の固形分濃度が31〜40重量%の条
件で濾過処理をおこなうことにある。
【0006】即ち、本発明は水性塗料を湿式塗装ブ−ス
を使用して被塗物にスプレ−塗装し、該被塗物に塗着し
なかった未塗着塗料を水に捕集したのち、この捕集され
た液を膜による濾過処理をおこなって未塗着塗料及び透
過水に分離してこれらのものを回収再利用する塗装方法
であって、上記膜による濾過処理が該処理を行う前の捕
集液の固形分濃度が10〜30重量%及び該処理をおこ
なった後の未塗着塗料の固形分濃度が31〜40重量%
の濃度条件で該処理をおこなうことを特徴とする塗装方
法に係わる。
を使用して被塗物にスプレ−塗装し、該被塗物に塗着し
なかった未塗着塗料を水に捕集したのち、この捕集され
た液を膜による濾過処理をおこなって未塗着塗料及び透
過水に分離してこれらのものを回収再利用する塗装方法
であって、上記膜による濾過処理が該処理を行う前の捕
集液の固形分濃度が10〜30重量%及び該処理をおこ
なった後の未塗着塗料の固形分濃度が31〜40重量%
の濃度条件で該処理をおこなうことを特徴とする塗装方
法に係わる。
【0007】
【発明の実施の形態】スプレ−塗装できる水性塗料とし
ては、特に制限なしに従来から公知の加熱乾燥型及び常
温乾燥型の水性塗料が使用できるが特に低粘度のエマル
ション形の常温乾燥型水性塗料が好適である。
ては、特に制限なしに従来から公知の加熱乾燥型及び常
温乾燥型の水性塗料が使用できるが特に低粘度のエマル
ション形の常温乾燥型水性塗料が好適である。
【0008】湿式塗装ブ−スとしては、従来から公知で
ある、例えば被塗物の背後に設けられた水流カ−テンに
よって未塗着塗料を水中に溶解、分散させて水流カ−テ
ンの下部方向に設けられた水槽に捕集し、次いで捕集し
たものを水流カ−テンとして循環させるブ−スを挙げる
ことができる。
ある、例えば被塗物の背後に設けられた水流カ−テンに
よって未塗着塗料を水中に溶解、分散させて水流カ−テ
ンの下部方向に設けられた水槽に捕集し、次いで捕集し
たものを水流カ−テンとして循環させるブ−スを挙げる
ことができる。
【0009】被塗物にスプレ−塗装するには、例えばエ
ア−スプレ−、静電スプレ−等の従来から公知のスプレ
−塗装手段を使用しておこなうことができる。また、被
塗物としては、例えば金属、ガラス、プラスチック、木
材、紙及びこれらのものが組合わさった積層材等のいず
れのものも使用することができる。
ア−スプレ−、静電スプレ−等の従来から公知のスプレ
−塗装手段を使用しておこなうことができる。また、被
塗物としては、例えば金属、ガラス、プラスチック、木
材、紙及びこれらのものが組合わさった積層材等のいず
れのものも使用することができる。
【0010】膜による濾過処理は、未塗着塗料を水で捕
集した液を未塗着塗料及び透過水に分離処理するために
おこなわれるものであり、該処理としては、限外濾過処
理、逆浸透濾過処理及びこれらのものが組合わさった処
理が好適のものとして挙げられる。該限外濾過及び逆浸
透濾過処理は、従来から公知の方法であり、特に電着塗
料浴で使用されているものやその他の分野で使用されて
いるものが使用できる。該限外濾過法は、一般的に限外
濾過用の半透膜の片面に捕集液を接触させ、次いで該捕
集液に圧力を掛けることにより膜を通して水や低分子量
物質のみを透過させて、濃縮及び分離する方法である。
また、逆浸透濾過処理は、水が半透膜を通して逆方向に
流れるように浸透圧以上の大きい圧力を掛けることによ
りおこなわれる方法であり、その膜の形状は中空微繊維
体、らせん状、プレ−ト状、フレ−ム状等いずれの形状
であっても構わない。
集した液を未塗着塗料及び透過水に分離処理するために
おこなわれるものであり、該処理としては、限外濾過処
理、逆浸透濾過処理及びこれらのものが組合わさった処
理が好適のものとして挙げられる。該限外濾過及び逆浸
透濾過処理は、従来から公知の方法であり、特に電着塗
料浴で使用されているものやその他の分野で使用されて
いるものが使用できる。該限外濾過法は、一般的に限外
濾過用の半透膜の片面に捕集液を接触させ、次いで該捕
集液に圧力を掛けることにより膜を通して水や低分子量
物質のみを透過させて、濃縮及び分離する方法である。
また、逆浸透濾過処理は、水が半透膜を通して逆方向に
流れるように浸透圧以上の大きい圧力を掛けることによ
りおこなわれる方法であり、その膜の形状は中空微繊維
体、らせん状、プレ−ト状、フレ−ム状等いずれの形状
であっても構わない。
【0011】該濾過処理がおこなわれる捕集液の固形分
濃度は10〜30重量%の範囲のものである。該固形分
濃度が10重量%を下回ると処理量が多くなりその結果
として処理に掛かる時間が長くなるため塗料の回収能率
が悪くなる、一方、30重量%を上回ると濾過膜に掛か
る負荷が大きくなり濾過膜面積当たりの処理量が小さく
なるため塗料の回収能率が極端に悪くなるといった欠点
がある。また、捕集液の粘度は濾過処理能力の面から約
1〜100mPa・sの範囲が好ましい。
濃度は10〜30重量%の範囲のものである。該固形分
濃度が10重量%を下回ると処理量が多くなりその結果
として処理に掛かる時間が長くなるため塗料の回収能率
が悪くなる、一方、30重量%を上回ると濾過膜に掛か
る負荷が大きくなり濾過膜面積当たりの処理量が小さく
なるため塗料の回収能率が極端に悪くなるといった欠点
がある。また、捕集液の粘度は濾過処理能力の面から約
1〜100mPa・sの範囲が好ましい。
【0012】上記濾過処理により分離して得られた未塗
着塗料は固形分濃度が60重量%以上の原液塗料と混合
してスプレ−塗装用の塗料として使用することが好まし
い。このことにより未塗着塗料の回収及び再利用が完全
におこなわれる。該原液塗料として上記高濃度固形分の
ものを使用することによりスプレ−塗装用のハイソリッ
ド形塗料が得られる。また、透過水はそのままもしくは
イオン交換処理した後、湿式塗装用ブ−スの循環水とし
て再利用することができる。
着塗料は固形分濃度が60重量%以上の原液塗料と混合
してスプレ−塗装用の塗料として使用することが好まし
い。このことにより未塗着塗料の回収及び再利用が完全
におこなわれる。該原液塗料として上記高濃度固形分の
ものを使用することによりスプレ−塗装用のハイソリッ
ド形塗料が得られる。また、透過水はそのままもしくは
イオン交換処理した後、湿式塗装用ブ−スの循環水とし
て再利用することができる。
【0013】濾過処理設備は、塗装ブ−ス装置に設けら
れた水槽(例えば、水流カ−テンが落下して蓄えられる
循環水槽)に直接濾過処理装置を結合してもよいし、ま
た塗装ブ−ス装置とは別に濾過処理装置用に水槽を設置
してこのもに該濾過処理装置を結合してもどちらでもさ
しつかえない。
れた水槽(例えば、水流カ−テンが落下して蓄えられる
循環水槽)に直接濾過処理装置を結合してもよいし、ま
た塗装ブ−ス装置とは別に濾過処理装置用に水槽を設置
してこのもに該濾過処理装置を結合してもどちらでもさ
しつかえない。
【0014】
【実施例】本発明について詳細に説明する。なお、本発
明は該実施例に限定されるものではない。
明は該実施例に限定されるものではない。
【0015】実施例1 固形分濃度65重量%の酸化硬化型エマルション塗料
(酸化硬化型エポキシエステル基体樹脂“酸価40、数
平均分子量約8千”、ドライア−、カ−ボン及びバリタ
配合物)原液に水を添加して固形分濃度40重量%の初
期スプレ−塗装用水性塗料を得た。
(酸化硬化型エポキシエステル基体樹脂“酸価40、数
平均分子量約8千”、ドライア−、カ−ボン及びバリタ
配合物)原液に水を添加して固形分濃度40重量%の初
期スプレ−塗装用水性塗料を得た。
【0016】該水性塗料を湿式塗装ブ−スの循環水の固
形分濃度が25重量%になるまでオ−バ−スプレ−塗装
をおこなった。
形分濃度が25重量%になるまでオ−バ−スプレ−塗装
をおこなった。
【0017】次いで、得られた循環水1000リットル
を限外濾過装置(旭化成工業株式会社製、透過膜種類マ
イクロ−ザ−KCV−3010E、膜面積4.7m2 ×
2本)に入口圧2.5Kg/cm2 、出口圧0.5Kg
/cm2 、温度25℃で循環させて濃縮液と透過液とに
分離した。
を限外濾過装置(旭化成工業株式会社製、透過膜種類マ
イクロ−ザ−KCV−3010E、膜面積4.7m2 ×
2本)に入口圧2.5Kg/cm2 、出口圧0.5Kg
/cm2 、温度25℃で循環させて濃縮液と透過液とに
分離した。
【0018】その結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】表1の結果より、固形分25重量%の循環
水1000リットルを固形分40重量%のものを得るの
に180分間程度で達成することができ、水性塗料及び
透過液を効率良く分離回収することができた。
水1000リットルを固形分40重量%のものを得るの
に180分間程度で達成することができ、水性塗料及び
透過液を効率良く分離回収することができた。
【0021】また、得られた水性塗料と上記水性塗料の
原液とを混合してスプレ−塗装用塗料として使用するこ
とができる。
原液とを混合してスプレ−塗装用塗料として使用するこ
とができる。
【0022】比較例1 実施例1と同様の方法で循環水の限外濾過処理をおこな
った。その結果、固形分25重量%の循環水1000リ
ットルを固形分45重量%になるまで約400分間かか
り、濃縮した水性塗料及び透過液を分離回収するには非
常に効率が悪かった。
った。その結果、固形分25重量%の循環水1000リ
ットルを固形分45重量%になるまで約400分間かか
り、濃縮した水性塗料及び透過液を分離回収するには非
常に効率が悪かった。
【0023】比較例2 実施例1と同様の方法で循環水の限外濾過処理をおこな
った。なお、循環水の固形分は8重量%のものを使用し
た。その結果、固形分8重量%の循環水1000リット
ルを実施例1の循環水の固形分濃度と同じ固形分濃度
(25重量%)になるまで約220分間かかり、更にそ
のものを固形分40重量%になるまでには実施例1と同
じ処理時間180分間が必要になりト−タルで処理時間
400分間かかることになり、濃縮した水性塗料及び透
過液を分離回収するには非常に効率が悪かった。
った。なお、循環水の固形分は8重量%のものを使用し
た。その結果、固形分8重量%の循環水1000リット
ルを実施例1の循環水の固形分濃度と同じ固形分濃度
(25重量%)になるまで約220分間かかり、更にそ
のものを固形分40重量%になるまでには実施例1と同
じ処理時間180分間が必要になりト−タルで処理時間
400分間かかることになり、濃縮した水性塗料及び透
過液を分離回収するには非常に効率が悪かった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/24 301 B05D 7/24 301F C02F 1/44 C02F 1/44 K (72)発明者 一ノ瀬 浩 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号関西 ペイント株式会社内 (72)発明者 早瀬 徹 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号関西 ペイント株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】水性塗料を湿式塗装ブ−スを使用して被塗
物にスプレ−塗装し、該被塗物に塗着しなかった未塗着
塗料を水に捕集したのち、この捕集された液を膜による
濾過処理をおこなって未塗着塗料及び透過水に分離して
これらのものを回収再利用する塗装方法であって、上記
膜による濾過処理が該処理をおこなう捕集液の固形分濃
度が10〜30重量%及び該処理後の未塗着塗料の固形
分濃度が31〜40重量%の条件で濾過処理をおこなう
ことを特徴とする塗装方法。 - 【請求項2】膜による濾過処理が、限外濾過処理、逆浸
透濾過処理及びこれらのものを組合わせた処理であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の塗装方法。 - 【請求項3】スプレ−塗装に使用する水性塗料が、固形
分濃度60重量%以上の原液塗料と上記膜による濾過処
理で分離回収された未塗着塗料との混合物であることを
特徴とする請求項1又は2に記載の塗装方法。 - 【請求項4】スプレ−塗装に使用する水性塗料が、常温
乾燥型水性塗料であることを特徴とする請求項1、2又
は3に記載の塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7328924A JPH09164363A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7328924A JPH09164363A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164363A true JPH09164363A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18215624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7328924A Pending JPH09164363A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09164363A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0983799A2 (en) * | 1998-09-02 | 2000-03-08 | Nippon Paint Co., Ltd. | Recyclable cold curing aqueous coating composition and method for recycling it |
JP2001081398A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Tokyo Paint Kk | 回収・再利用が可能な防錆塗料組成物およびその回収方法 |
JP2009247977A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 膜濾過システム及び膜濾過システムの運転方法 |
JP2010069423A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Tokushu Denkyoku Kk | 脱臭システム、脱臭装置及び脱臭方法 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP7328924A patent/JPH09164363A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0983799A2 (en) * | 1998-09-02 | 2000-03-08 | Nippon Paint Co., Ltd. | Recyclable cold curing aqueous coating composition and method for recycling it |
JP2001081398A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Tokyo Paint Kk | 回収・再利用が可能な防錆塗料組成物およびその回収方法 |
JP2009247977A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 膜濾過システム及び膜濾過システムの運転方法 |
JP2010069423A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Tokushu Denkyoku Kk | 脱臭システム、脱臭装置及び脱臭方法 |
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