[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH09102059A - 会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込方法及び会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込が可能な銀行の現金自動取引装置 - Google Patents

会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込方法及び会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込が可能な銀行の現金自動取引装置

Info

Publication number
JPH09102059A
JPH09102059A JP25770595A JP25770595A JPH09102059A JP H09102059 A JPH09102059 A JP H09102059A JP 25770595 A JP25770595 A JP 25770595A JP 25770595 A JP25770595 A JP 25770595A JP H09102059 A JPH09102059 A JP H09102059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bank
membership card
company
transfer
cash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25770595A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Yano
優 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKUTEI KK
Original Assignee
AKUTEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AKUTEI KK filed Critical AKUTEI KK
Priority to JP25770595A priority Critical patent/JPH09102059A/ja
Publication of JPH09102059A publication Critical patent/JPH09102059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】会員カードを利用し、銀行の現金自動取引装置
を用いて、会員カードの発行元の指定口座に現金を振り
込む方法を提供する。 【解決手段】銀行Bの現金自動取引装置1に振込モード
7をガイド表示させ、その振込モード7が選択操作され
たときには、読み込んだ会員カードに予め発行元情報と
して記憶された会員カード発行元会社の指定口座に振込
を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行の現金自動取
引装置から会員カードを用いて、その会員カードの発行
された会社の指定口座に振込ができるようにした、会員
カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振
込方法及び会員カードを用いた会員カード発行元会社の
指定口座への振込が可能な銀行の現金自動取引装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、貸出機能を有する様々な会員カー
ドが発行されている。そのような会員カードとしては、
消費者金融会社が発行する会員(利用者)カードや、銀
行系カード会社、信販系カード会社等が発行するクレジ
ットカードや、百貨店、大手物品販売会社、一流ホテ
ル、ヘルスクラブ、航空会社等が発行する、いわゆる、
お得意様カード等がある。
【0003】従来、消費者金融会社から借入れを行う利
用者は、消費者金融会社の店舗へ出向き、そこで、必要
な書類を作成して、消費者金融会社の書類審査を受けた
後、お金を直接受領するか、利用者の指定する銀行口座
に振り込んでもらうか、または、貸付限度額まで引出し
可能な且つ借入金を返済する際に使用できる会員カード
を発行してもらい、そのカードを利用して引き出してい
る。
【0004】一方、返済は、利用者が、消費者金融会社
の店舗へ出向き、その店舗に設置された専用の現金自動
取引装置に会員(利用者)カードを挿入して、現金自動
取引装置の表示にしたがって手続きをして借入れ金を返
済するか、消費者金融会社との約定にしたがって、銀行
の引き落し口座等からの自動引き落しにしているか、銀
行の現金自動取引装置から消費者金融会社の指定する銀
行口座へ振込をしているか、または、銀行に設置されて
いる振込用紙に必要な事項を記入して、銀行の振込窓口
から消費者金融会社の指定する銀行口座へ振込をしてい
る。
【0005】また、銀行系カード会社、信販系カード会
社等が発行するクレジットカードの場合は、利用者は、
クレジットカードを作る際に、銀行の引き落し口座等を
記入した書類を作成し、銀行系カード会社、信販系カー
ド会社等の書類審査を受けた後、貸付限度枠までお金の
借入れができるクレジットカードを発行してもらってい
る。そして、クレジットカードの利用者は、銀行系カー
ド会社、信販系カード会社等の専用の現金自動取引装
置、または、銀行系カード会社、信販系カード会社等が
提携している銀行の現金自動取引装置にクレジットカー
ドを挿入し、現金自動取引装置の表示にしたがって手続
きをすれば、貸付限度枠内での借入れができるようにな
っている。
【0006】一方、返済は、クレジットカード発行の際
の銀行系カード会社、信販系カード会社等との約定にし
たがって、銀行の引き落し口座等から自動的に引き落と
されるようにしているか、銀行系カード会社、信販系カ
ード会社が設置している専用の現金自動取引装置にクレ
ジットカードを挿入し、現金自動取引装置の表示にした
がって手続きをして、銀行系カード会社、信販系カード
会社等が指定する銀行口座へ振込をしているか、また
は、銀行に設置されている振込用紙に必要な事項を記入
して、銀行の振込窓口から銀行系カード会社、信販系カ
ード会社等が指定する指定する銀行口座へ振込をしてい
る。
【0007】また、お得意様カードやその他の会員カー
ドを使用して借入れが可能な場合には、会員カード発行
元会社が設置した専用の現金自動取引装置に、その会社
の会員カードを挿入し、その現金自動取引装置の表示に
したがって手続きをすれば、借入れ限度枠内での借入れ
が可能なようになっている 一方、返済は、会員カード発行元会社との約定にしたが
って、銀行の引き落し口座等から自動的に引き落とされ
るようにしているか、銀行の現金自動取引装置から会員
カード発行元会社の指定する銀行口座へ振込をしている
か、または、銀行に設置されている振込用紙に必要な事
項を記入して、銀行の振込窓口から会員カード発行元会
社の指定する銀行口座へ振込をしている。
【0008】ところで、消費者金融会社等の利用者にと
っては、お金の借入れる際には、消費者金融会社等の店
舗へ出向くことは致しかたないが、借入金を返済する際
には、より便利で、より簡単な手続きで、より迅速に、
借入金の返済をしたいという心理的感情が働く。かかる
心理的感情が働いた場合、消費者金融会社等の利用者
は、地理的に便利な最寄りの銀行へ行き、その銀行の現
金自動取引装置から消費者金融会社の指定する銀行口座
へ振込をするか、または、その銀行に設置されている振
込用紙に必要な事項を記入して、銀行の振込窓口から消
費者金融会社の指定する銀行口座へ振込をするかのいず
れかをするが、銀行に設置されている振込用紙に消費者
金融会社の指定する銀行口座を記入して、銀行の振込窓
口のテラーに手渡すのは、手続き的に煩雑であり、ま
た、銀行窓口で待たなければならない場合がある等、時
間がかかるという問題がある。
【0009】一方、銀行の現金自動取引装置から消費者
金融会社等の指定する銀行口座へ振込をする場合は、以
下の複雑な手順を踏む必要がある。図4は、銀行の現金
自動取引装置を用いて、消費者金融会社の指定する銀行
口座へ現金を振り込む手順を示すフローチャート図であ
る。まず、消費者金融会社から借入れを行った利用者
は、銀行の現金自動取引装置の案内画面に表示された、
振込モードを選択する(図4に示すステップ(1))。
【0010】すると、案内画面には、振込人の指示モー
ドが表示されるので、消費者金融会社から借入れを行っ
た利用者は、この指示モードに従って、本人名前を現金
自動取引装置に入力する(図4に示すステップ
(2))。銀行によっては、案内画面に振込人の電話番
号を入力させる指示モードがでることもあり、そのよう
な場合には、消費者金融会社から借入れを行った利用者
は、その指示モードに従って、自己の電話番号を入力す
る。又、銀行によっては、振込銀行の種別を入力させる
指示モードがでることもあるので、そのような場合に
は、その指示モードに従って、振込銀行の種別を入力す
る(図4に示すステップ(3)、(4))。
【0011】すると、案内画面に、振込先銀行の指示モ
ードが表示されるので、消費者金融会社から借入れを行
った利用者は、この指示モードに従って、消費者金融会
社の振込先銀行を入力する(図4に示すステップ
(5))。すると、案内画面に、振込先銀行の支店名の
指示モードが表示されるので、消費者金融会社から借入
れを行った利用者は、この指示モードに従って、振込先
銀行の支店名を入力する(図4に示すステップ
(6))。
【0012】すると、案内画面に、受取人の指示モード
が表示されるので、消費者金融会社から借入れを行った
利用者は、この指示モードに従って、受取人名(消費者
金融会社名、及びその店舗名等)を入力する(図4に示
すステップ(7))。すると、案内画面に、振込口座
(預金)の種別の指示モードが表示されるので、消費者
金融会社から借入れを行った利用者は、この指示モード
に従って、振込口座(預金)の種別を選択する(図4に
示すステップ(8))。
【0013】すると、案内画面に、振込口座番号の指示
モードが表示されるので、消費者金融会社から借入れを
行った利用者は、この指示モードに従って、消費者金融
会社の指定する振込口座番号を入力する(図4に示すス
テップ(9))。すると、案内画面に、振込金額の指示
モードが表示されるので、消費者金融会社から借入れを
行った利用者は、この指示モードに従って、振込金額を
入力する(図4に示すステップ(10))。
【0014】すると、案内画面に、振込種別(電信扱
い、または、文書扱い)の指示モードが表示されるの
で、消費者金融会社から借入れを行った利用者は、この
指示モードに従って、振込種別を選択する(図4に示す
ステップ(11))。すると、案内画面に、現金自動取
引装置の現金投入口が開くので、消費者金融会社から借
入れを行った利用者は、消費者金融会社に返済する現金
を現金投入口に投入する(図4に示すステップ(1
2))。
【0015】すると、案内画面に読み取りモードが表示
される。読み取りキーを押すと、現金投入口が閉じら
れ、振り込む金額が確認のため、案内画面に表示される
とともに、実行モード、中止モードが表示される(図4
に示すステップ(13))。消費者金融会社から借入れ
を行った利用者が、案内画面に表示された金額を確認し
た後、実行モードを選択すると、現金投入口に投入した
現金が、消費者金融会社が指定する口座に振り込まれ
る。中止モードを押せば、現金自動取引装置は、振込モ
ードを終了し、現金投入口が開かれ、現金投入口に投入
した現金を取り出せるようにし、案内画面が初期画面に
戻るようになっている(図4に示すステップ(14)、
(15))。
【0016】そして、各々の入力項目において入力ミス
をした場合には、訂正キーを押して、画面表示にしたが
って、入力し直している。尚、上記した順序と異なる手
順を採用している銀行もあるが、操作項目は、概ね同様
である。以上、説明したように、銀行の現金自動取引装
置を用いて、消費者金融会社等が指定する口座に現金を
振り込む場合には、銀行の現金自動取引装置の案内画面
に表示されるガイド表示に従って、振込人、消費者金融
会社の指定する振込先銀行名、消費者金融会社の指定す
る振込先銀行の支店名、受取人名、口座の種目、口座番
号、振込金額等の多数の項目を、キーボードを操作し
て、入力するという複雑で、面倒な且つ時間を要する手
続きを踏む必要があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題を鑑みてなされたもので、銀行の現金自動取引装
置から、容易に、簡便に、より迅速に、しかも、正確
に、会員カード発行元会社の指定する口座に、借入れ金
を返済(送金)することのできる、会員カードを用いた
会員カード発行元会社の指定口座への振込方法及び会員
カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振
込が可能な銀行の現金自動取引装置を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の会員カ
ードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込
方法は、銀行の現金自動取引装置に振込モードをガイド
表示させ、その振込モードが選択操作されたときには、
読み込んだ会員カードに予め発行元情報として記憶され
た会員カード発行元会社の指定口座に振込を行うことを
特徴とする。
【0019】本明細書で用いる用語「読み込んだ会員カ
ードの発行元情報として記憶された会員カード発行元会
社の指定口座」は、現金自動取引装置の設置されている
銀行に設けられている会員カード発行元会社の指定口
座、現金自動取引装置の設置されている銀行と提携関係
にある銀行に設けられている会員カード発行元会社の指
定口座を意味する。
【0020】また、振込モードは、銀行の現金自動取引
装置に、会員カードを読み込める機能として付加すれば
良く、銀行の現金自動取引装置の現行の振込モードを利
用してもまた、新たに会員振込モードを設けるようにし
てもよい。請求項1に記載の会員カードを用いた会員カ
ード発行元会社の指定口座への振込方法では、会員カー
ドの磁気テープ等の記憶手段に会員カード発行元会社の
指定する受取口座等の情報が、予め記憶されており、且
つ、銀行の現金自動取引装置に会員カードに記憶された
情報を読み込ませるための振込モードをガイド表示させ
ているので、振込モードを選択し、会員カードを差し込
む、という簡単な操作をすれば、銀行の現金自動取引装
置が、会員カードの発行元情報を読み込んで、会員カー
ドの発行元情報として記憶された会員カード発行元会社
の指定口座に、投入された現金の振込(入金)ができ
る。
【0021】請求項2に記載の会員カードを用いた会員
カード発行元会社の指定口座への振込が可能な銀行の現
金自動取引装置は、表示画面に振込モードをガイド表示
させ、その振込モードが選択指定されたときには、読み
込んだ会員カードに予め発行元情報として記憶された会
員カード発行元会社の指定口座を含む取引情報を読み込
み、受け取った現金をその会員カード発行元会社の指定
口座に振込するようにしたことを特徴とする。
【0022】請求項2に記載の現金自動取引装置では、
振込モードを取引可能な種目として表示画面に加えてい
るので、この表示された振込モードを選択し、会員カー
ドを読み込ませれば、その会員カードに予め記憶されて
いる会員カード発行元会社の指定口座などの情報を自動
的に読み込んだ後、投入された現金を、会員カード発行
元会社の指定口座に振込する。このため、銀行の現金自
動取引装置の振込モードを選択操作し、会員カードを差
し込む、という簡単な操作をするだけで、会員カードの
発行元情報として会員カードに記憶された指定口座に、
投入された現金の振込(入金)ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明について、発明の
実施の形態に基づいて、更に、詳しく説明する。図1
は、本発明の実施の形態の一例を示すブロック図であ
る。この発明の実施の形態では、会員カード発行元会社
の指定口座がA銀行に開設されている例を示している。
【0024】図1中、1は銀行の現金自動取引装置、2
は案内画面、3は現金投入口、4はキャッシュカード投
入口、5はB銀行のホストコンピュータ、5aはB銀行
の顧客マスターファイル、6はA銀行のホストコンピュ
ータ、6aはA銀行の顧客マスターファイルであり、こ
の顧客マスターファイル6aには、A銀行名、A銀行の
支店名、預金の種目、A銀行に口座を開設したある会員
カード発行元会社の指定口座番号等の顧客情報が保持さ
れている。
【0025】また、8は、会員カード発行元会社が発行
した会員カードであり、この会員カード8の磁気テープ
には、会員カード発行元会社が振込先として指定するA
銀行、A銀行の支店名、受取人名、口座の種目、指定口
座番号等が、会員カードの会員名、会員コード等ととも
に、予め、記憶されている。また、図2は、B銀行の現
金自動取引装置1の案内画面2を拡大して示す図であ
り、案内画面2には、従来の取引可能な種目とともに、
振込モード7が設けられている。
【0026】B銀行の現金自動取引装置1には、図2に
示すように、振込モード7が設けられており、現金自動
取引装置1のキャッシュカード投入口4に、会員カード
8を挿入して、振込モード7を選択すれば、会員カード
8に記憶された会員カード発行元会社が指定するA銀行
名、A銀行の支店名、受取人名、口座の種目、指定口座
番号等の情報を自動的に読み取ることができるようにな
っている。
【0027】図3は、この実施の形態における会員カー
ド発行元会社から借入れを行った利用者が、会員カード
発行元会社に借入れ金の返済をする手順を示すフローチ
ャート図である。図1〜図3を参照しながら、会員カー
ドの会員が、会員カード発行元会社に借入金を返済する
場合を例にして、本発明に係る会員カードを用いた会員
カード発行元会社の指定口座への振込方法について説明
する。
【0028】まず、会員カードの会員が借入金を返済す
る場合には、B銀行の現金自動取引装置1の案内画面2
に表示された、振込モード7を選択する(図3に示すス
テップ(1))。次に、B銀行の発行したキャッシュカ
ードではなく、会員カード発行元会社が発行した会員カ
ード8を現金自動取引装置1のキャッシュカード投入口
4に差し込む。すると、現金自動取引装置1は、会員カ
ード8に予め記憶された会員名、会員コードを読み込ん
で、会員名を振込人として登録するとともに、会員カー
ド8に予め記憶された振込先となる、会員カード発行元
会社が振込先として指定するA銀行名、A銀行の支店
名、受取人名、口座の種目、指定口座番号を読み込む。
現金自動取引装置1が読み込んだこのような情報は、振
込モード7が選択された旨の情報とともに、B銀行のホ
ストコンピュータ5に送られる。B銀行のホストコンピ
ュータ5は、A銀行のホストコンピュータ6にアクセス
し、A銀行の顧客マスターファイル6aから、A銀行
名、A銀行の支店名、口座の種目、会員カード発行元会
社のA銀行の口座番号を検索し、会員カード発行元会社
のA銀行の指定口座番号を振込先口座として、登録する
(図3に示すステップ(2))。
【0029】次に、案内画面2に、振込金額の指示モー
ドが表示される(図3に示すステップ(3))。会員カ
ードの会員が、案内画面2のガイド表示に従って、振込
金額を入力すると、案内画面2に、振込み種別指示モー
ド(電信扱いモードまたは文書扱いモードの選択)が表
示される(図3に示すステップ(4))。
【0030】尚、この種の振込は、ほとんどの場合が電
信扱いである。このことを考慮して、電信扱いのみの利
用に統一すれば、図3に示すステップ(4)は、不要と
なる。会員カードの会員が、案内画面2のガイド表示に
従って、振込み種別指示モードを選択すると、現金自動
取引装置1の現金投入口3が開かれる。会員カードの会
員が、会員カード発行元会社の指定口座に振り込む現金
を現金投入口3に投入する(図3に示すステップ
(5))。
【0031】すると、案内画面2に、読み取りモードが
表示される。会員カード発行元会社に借入金を返済する
者が、読み取りキーを押すと、現金投入口3が閉じら
れ、振り込む金額が確認のため、案内画面2に表示され
るとともに、実行モード、中止モード、再処理モードが
表示される(図3に示すステップ(6))。会員カード
の会員が、案内画面2に表示された金額を確認した後、
実行モードを選択すると、現金投入口3に投入した現金
が、B銀行経由で、A銀行の会員カード発行元会社の指
定口座に振り込まれ、キャッシュカード投入口4から会
員カード8が返却され、同時に、現金自動取引装置1
は、利用明細書を出力する。
【0032】そして、会員カード発行元会社の指定口座
には、振込人の名前、振込金額が記録されるようになっ
ている。尚、この例では、会員カードの会員の便宜を考
慮して、中止モードを押せば、現金自動取引装置1は、
振込モード7を終了し、現金投入口3が開かれ、現金投
入口3に投入した現金を取り出せるようにし、キャッシ
ュカード投入口4から会員カード8が返却され、案内画
面2が初期画面に戻るようになっている。また、会員カ
ードの会員が、再処理モードを選択すれば、現金投入口
3が開かれ、現金投入口3に投入した現金を取り出せる
ようにし、案内画面2が振込モード7を選択した状態に
待機されるようにしてある(図3に示すステップ
(7)、(8))。
【0033】以上、説明した通り、この例では、会員カ
ードの会員は、銀行Bの現金自動取引装置1の振込モー
ド7を選択し、キャッシュカード投入口4に、会員カー
ド8を差し込んで、B銀行の現金自動取引装置1の案内
画面2のガイド表示にしたがうだけで、会員カード発行
元会社が口座を開設したA銀行の指定口座に、現金を振
込むことができる。
【0034】また、この例においては、会員カードに予
め記憶させた会員コード、または、会員名についても現
金自動取引装置1に読み込ませるようにしたので、会員
カードの会員は、振込人の名前を現金自動取引装置1に
入力する必要が無い。なお、安全のため、現金自動取引
装置1のキャッシュカード投入口4に、会員カード8を
差し込んだ後に、正しい暗唱番号を入力しなければ、振
込モード7の操作ができないようにしてもよい。
【0035】また、会員カードに、本発明を実行するた
めの特有な情報を予め書き込んでおいても良い。また、
図3に示したフローチャートは、好ましい実施例を示し
たに過ぎず、操作手順、案内画面の案内表示の表示方法
や案内順序等に、種々の変形例があることは、言うまで
もない。
【0036】また、この具体例で示した振込モード7
は、会員カード振込モードとして別表示にしてもよい
が、従来の振込モードを利用するのが、操作の簡便性か
ら好ましいことを付記しておく。また、この例では、A
銀行に会員カード発行元会社の指定口座が開設されてい
る例を示したが、これは単に説明するためにのみ用いた
ものであって、会員カード発行元会社の指定口座がB銀
行に開設されている場合を除くことを意味するのではな
い。B銀行に会員カード発行元会社の指定口座が開設さ
れている場合は、B銀行の現金自動取引装置が、会員カ
ード8に予め記憶された振込先となるB銀行名、B銀行
の支店名、受取人名、口座の種目、口座番号等の必要な
情報を読み込み、現金自動取引装置1が読み込んだこの
ような情報は、振込モード7が選択された旨の情報とと
もに、B銀行のホストコンピュータ5に送られ、B銀行
のホストコンピュータ5の顧客マスターファイル5aか
ら、B銀行名、B銀行の支店名、口座の種目、会員カー
ド発行元会社のB銀行の口座番号を検索し、会員カード
発行元会社がB銀行の口座番号を振込先口座として、登
録し、以下、上記と同じ手順によりB銀行の指定口座
に、現金を振込むことができるようになっているのは言
うまでもない。
【0037】また、この例では、現金自動取引装置1の
キャッシュカード投入口4に、会員カード8を差し込む
例を示したが、これは、好ましい例を示したに過ぎず、
現金自動取引装置1に会員カード8を読み込ませる機能
を設ければよく、現金自動取引装置に、キャッシュカー
ド投入口とは別に、会員カード投入口を設ける構成とし
てもよいことを付記しておく。
【0038】尚、貸金業者には、支払いを受けた場合、
すみやかに、受領書を支払人に渡す義務があるが、現金
自動取引装置1の出力する利用明細書を受領書に変えれ
ば、この義務を容易に履行できる。また、この例では、
会員カード発行元会社の指定口座が銀行に開設されてい
る例を示したが、銀行のホストコンピュータと会員カー
ド発行元会社のホストコンピュータとをネットワークに
より接続し、銀行のホストコンピュータが会員カード発
行元会社のホストコンピュータを直接登録し、会員カー
ド発行元会社のホストコンピュータを指定振込先とし
て、現金を振り込めるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の会員カードを用いた会
員カード発行元会社の指定口座への振込方法では、銀行
の現金自動取引装置に振込モードをガイド表示させてお
り、振込モードを選択し、会員カードを差し込む、とい
う簡単な操作をすれば、銀行の現金自動取引装置が、会
員カードの発行元情報を読み込んで、会員カードの発行
元情報として記憶された会員カード発行元会社の指定口
座に、投入された現金の振込(入金)ができる。
【0040】請求項1に記載の方法を用いれば、最寄り
の銀行の現金自動取引装置の振込モードを選択操作し、
会員カードを差入れて、より容易に、より簡便に、より
迅速に、しかも、正確に、会員カード発行元会社の指定
口座に現金を振込む(返済する)ことができるので、会
員カードの利用者は、会員カード発行元会社の専用の現
金自動取引装置から現金を振込む(返済する)必要がな
く、会員カード発行元会社へ現金を振込む(返済する)
際の、労力(心理的苦痛を含む)の軽減が図れるという
利点がある。
【0041】請求項2に記載の現金自動取引装置では、
振込モードを取引可能な種目として表示画面に加えてい
るので、この表示された振込モードを選択し、会員カー
ドを読み込ませれば、その会員カードに予め記憶されて
いる会員カード発行元会社の指定口座などの情報を自動
的に読み込んだ後、投入された現金を、会員カード発行
元会社の指定口座に振込する。このため、会員カードの
利用者にとっては、最寄りの銀行の現金自動取引装置の
振込モードを選択操作し、会員カードを差し込む、とい
う簡単な操作をするだけで、会員カードの発行元情報と
して会員カードに記憶された指定口座に、投入された現
金の振込(返済)ができるという効果がある。
【0042】また、銀行の現金自動取引装置の設置台数
は、会員カード発行元会社の専用の現金自動取引装置の
設置台数より多く、且つ、銀行の現金自動取引装置は、
全国にのいたるところに設置されているので、本発明に
係る方法、装置を採用すれば、会員カードの利用者にと
っては、会員カードを所持するだけで、最寄りのどこの
銀行の現金自動取引装置からも会員カード発行元会社に
対し、借入れ金の返済ができるという点でメリットがあ
る。
【0043】また、会員カード発行元会社にとっては、
たとえ、銀行の現金自動取引装置の使用料を会員カード
発行元会社が支払ったとしても、銀行の現金自動取引装
置を利用できるということにより、会員に対するサービ
スが向上し、社会的地位が向上するというメリットや、
貸付金の回収率が向上する等々、計り知れない多大なる
メリットがある。
【0044】また、銀行にとっては、本願発明に係る方
法、装置を採用すれば、現金自動取引装置の稼働率がア
ップし、取扱手数料、振込手数料等による収入面が増加
し、会員カード発行元会社の預金の増加し、そして、会
員カード発行元会社との取り決めによっては、常時、低
金利の運用資金を確保できるというメリット等がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すブロック図で
ある。
【図2】B銀行の現金自動取引装置1の案内画面2を拡
大して示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例における会員カード
発行元会社の指定口座に現金を振り込む(返済する)手
順を示すフローチャート図である。
【図4】従来の銀行の現金自動取引装置を用いて、会員
カード発行元会社の指定口座に現金を振り込む(返済す
る)手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 現金自動取引装置 2 案内画面 3 現金投入口 4 キャッシュカード投入口 5、6 ホストコンピュータ 5a、6a 顧客マスターファイル 7 振込モード 8 会員カード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銀行の現金自動取引装置に振込モードをガ
    イド表示させ、その振込モードが選択操作されたときに
    は、読み込んだ会員カードに予め発行元情報として記憶
    された会員カード発行元会社の指定口座に振込を行うこ
    とを特徴とする、会員カードを用いた会員カード発行元
    会社の指定口座への振込方法。
  2. 【請求項2】表示画面に振込モードをガイド表示させ、
    その振込モードが選択指定されたときには、読み込んだ
    会員カードに予め発行元情報として記憶された会員カー
    ド発行元会社の指定口座を含む取引情報を読み込み、受
    け取った現金をその会員カード発行元会社の指定口座に
    振込するようにしたことを特徴とする、会員カードを用
    いた会員カード発行元会社の指定口座への振込が可能な
    銀行の現金自動取引装置。
JP25770595A 1995-10-04 1995-10-04 会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込方法及び会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込が可能な銀行の現金自動取引装置 Pending JPH09102059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25770595A JPH09102059A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込方法及び会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込が可能な銀行の現金自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25770595A JPH09102059A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込方法及び会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込が可能な銀行の現金自動取引装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09102059A true JPH09102059A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17309973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25770595A Pending JPH09102059A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込方法及び会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込が可能な銀行の現金自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09102059A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8700412B2 (en) Methods and systems for coordinating pooled financial transactions
US8204829B2 (en) Systems and methods for money sharing
US20080052229A1 (en) Automated loan repayment system and method
US20140164192A1 (en) Franchise royalty and advertising fee collection
JP2001509629A (ja) 自動支払いシステムおよび方法
JP2008046950A (ja) 自動取引装置及び自動取引装置による振替予約方法
US20030074288A1 (en) System and method for electronically reconciling financial accounts
JP6738113B1 (ja) 金銭管理システム、金銭管理方法、寄付管理システム、寄付管理方法及びプログラム
JP7385897B2 (ja) 精算システム、両替システム
RU2413993C2 (ru) Система автоматического контроля легитимного обращения наличных денежных средств хозяйствующих субъектов и способ организации этого контроля
US20140006192A1 (en) Selective escrow of funds based on transaction receipts
JP4286505B2 (ja) 会計・eb統合システム及び会計・eb統合プログラム
JP2003051053A (ja) 販売装置及び自動預金システム及び資金移動装置
JP2003016155A (ja) 旅行業向け会計処理システム
KR0150790B1 (ko) 창구업무처리방법 및 장치
JPH09102059A (ja) 会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込方法及び会員カードを用いた会員カード発行元会社の指定口座への振込が可能な銀行の現金自動取引装置
JP3035979U (ja) 銀行の現金自動取引装置
CN112529549A (zh) 电子结算方法、装置以及存储介质
JP3035963U (ja) 現金自動取引装置
CN101377867A (zh) 一种分步处理现金和资金的交易方法和系统
JP4951198B2 (ja) 資金集中管理方法、資金集中管理システム及び資金集中管理システム用プログラム
MXPA04006531A (es) Sistemas y metodos de transferencia de dinero.
JP3044674B2 (ja) 自動取引装置
JPH09237306A (ja) 口座振込プログラム用の記憶媒体及び現金自動取引装置
JP3018299U (ja) 銀行のワンタッチ式振込みシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000815